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Appleが「apple.Car」ドメインを取得

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Apple just registered the ‘Apple.Car’ web address Appleが新しく「apple.Car」「apple.auto」といったドメインを取得したことを、海外メディアが取り上げています。これは本格的にAppleが自動車開発に取り組む兆しなのではないか、と。 昨年9月には、 Wall Street JournalがAppleは201…

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<ピックアップ>Apple just registered the ‘Apple.Car’ web address

Appleが新しく「apple.Car」「apple.auto」といったドメインを取得したことを、海外メディアが取り上げています。これは本格的にAppleが自動車開発に取り組む兆しなのではないか、と。

昨年9月には、 Wall Street JournalがAppleは2019年の発売を目指して電気自動車の開発を進めているというスクープを報道していました

Appleの自動車開発プロジェクトのコードネームは「Titan(タイタン)」と呼ばれており、すでに数多くの人々が関わってきているそうです。Appleも自動車産業に入ってくるとしたら、2020年までに自動車産業の様子はかなり変化することになりそうですね。

via Business Insider

白熱する次世代型自動車市場——新しいデジタルエクスペリエンス VS 未来型バッテリー市場

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< ピックアップ>Morgan Stanley on Apple: This company will be competing in markets worth $3.4 trillion 大手IT企業が自動車市場への参入準備を着々と進めている模様です。 この記事ではAppleが開発を進めているであろうApple Carの話題を軸に、これからの自動車市場の動きを、ピックアップ記事の内…

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Image by Joe Wolf

< ピックアップ>Morgan Stanley on Apple: This company will be competing in markets worth $3.4 trillion

大手IT企業が自動車市場への参入準備を着々と進めている模様です。

この記事ではAppleが開発を進めているであろうApple Carの話題を軸に、これからの自動車市場の動きを、ピックアップ記事の内容を絡めつつ考察します。まずはAppleがなぜ自動車市場に参入を考えているかというトピックから触れていきましょう。

ピックアップでは参入の理由をシンプルに市場規模であると説明しています。

同社が参入しているスマートフォン市場では、年間で約15.35億台が出荷され、その価値は4.05億ドル。同様に、PC市場では2.96億台が出荷され、価値は1.92億ドルと示されています。一方で自動車市場は8000万台の出荷だけで16億ドルの市場価値。

比較すると自動車市場は、非常に単価が高く、スマートフォン市場の4倍、パソコン市場の8倍の規模を持つ巨大市場と言えます。

今後の参入市場規模についても触れられていました。

現在Appleがターゲットとしている市場規模は合計で8000億ドルに上るとのこと。ついに販売されたApple Watchの潜在市場は1500億ドル、Apple TVは8000億ドル、そしてApple Carは1.6兆ドルと積算されています。同社が今後進出する市場の合計額は3.4兆ドル。

つまり現在の4倍以上の市場を目指すということになります。その内、自動車市場の数値が半分を占めています。このことから、Appleが自動車市場に参入した理由がApple Carの持つ市場規模であることが伺い知れます。

さて、ここまで参入理由を述べてきましたが、Apple製品の中でApple Carはどのような位置づけになるのでしょうか。その答えは2001年にSteve Jobs氏が行ったスピーチの中にあります。

デジタルハブ構想と新たなエクスペリエンス

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このスピーチでJobs氏が提言したビジョンが「デジタルハブ構想」です。PCを中心に、音楽機器やテレビ、スマートフォンを含むあらゆるものが連携するという考えです。

そしてちょうどこのスピーチが行われた年に初代iPodをリリース、そして2007年には初代iPhoneとApple TVが発表されました。そして2015年にはApple Watchリリースへ漕ぎ着けています。

つまり、2001年を皮切りにハブを支える「スポーク」部分の強化に走っていると言えます。このスポーク強化の延長線上にあるのがApple Car開発と言えそうです。

そうなってくると、私たち買い手が一番注目すべきなのはApple Carが他のApple製デバイスと連携されるか否かでしょう。

前述の通りAppleは、数多くのデジタル製品を揃えています。あくまで憶測でしかありませんが、その全ての連携が可能となるのであれば、車内での音楽体験、通話、動画視聴、そしてSiriを使ったAI体験までもが利用できるということになります。

これまで私たちが親しんできた世界が全て車内へ持ち込まれるというのは、同業他社との差別化になるでしょう。このような、壮大な「デジタルハブ構想」から生まれる新しいデジタルエクスペリエンスを基本的な考えとして、自動車の「再発明」をしてくるのがAppleと言えそうです。

バッテリー企業としてのTesla Motors

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Image by Steve Jurvetson

さて、Appleの対抗馬となり得るのはやはりTesla Motorsです。

Teslaは2008年にロードスターを発売してから、次世代型電動自動車メーカーとして名を馳せてきました。これを可能とさせたのが自動車の各機能を全て可視化させたことであると言えるでしょう。

例えば専用のアプリを使うことで、バッテリーの管理や、もちろん冷暖房の調節、セキュリティ面までを一括で扱えます。

また、車のソフトウェアをアップデートすることで、最新機能の追加もできるようになりました。このように、スマホのように、アップデート可能な自動車へと進化させたのがTesla Motorsの功績と言えます。

ちなみに数ヶ月後には、最新のソフトウェアにアップデートすることでオートパイロット機能が追加されるとのことで、こちらも見逃せませんね。

ここまで聞くとTeslaは自動車に注力しているように思えますが、背景は全く異なっています。

Appleが今後発売するであろうApple Carの裏にデジタルハブの考えがあるように、Teslaが販売する電動自動車開発の裏には、バッテリー企業としての確固たる地位を得たいというビジョンが伺えます。

現にTesla Motors CEOのElon Mask氏は、「我々がいま最も解決しなければいけない問題はエネルギーだ。」と述べていました。

つまりElon氏による問題解決の考えを糧として行われる事業の先に、自動車事業というのが花咲いている形です。

どの乗り物にも原動力となるエネルギーは必要です。それを得るためのバッテリー網、そして充電のしやすさ等、自動車に関わるあらゆるバッテリー面の利便性を追求したものがTesla Motorsの強みと言えます。

まとめとしては、IT企業としてのバックグラウンドを基に、圧倒的に優れた車内体験を提供するAppleと、エネルギー問題解決というミッションを掲げつつ、最先端の形で自動車バッテリーのあり方を追求、提供するTesla Motors。この2つの対抗軸が今年、来年から注目されそうです。

Via Business Insider