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宇宙ゴミを掃除するAstroscale、シリーズDのエクステンションラウンドで3,000万ドルを調達——米国に進出へ

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宇宙活動の⻑期的持続可能性を念頭に、宇宙ゴミの除去サービスを提供する Astroscale は、コロラド州デンバーに新しいオフィスを開設したと発表した。この戦略的なアメリカ拠点は、同社のシンガポール、日本、イギリス拠点に次ぐものだ。 新オフィスのオープニングと合わせ、Astroscale はシリーズ D のエクステンションラウンドで3,000万米ドルを追加調達した。このラウンドの投資家は、INCJ…

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Image credit: Astroscale

宇宙活動の⻑期的持続可能性を念頭に、宇宙ゴミの除去サービスを提供する Astroscale は、コロラド州デンバーに新しいオフィスを開設したと発表した。この戦略的なアメリカ拠点は、同社のシンガポール、日本、イギリス拠点に次ぐものだ。

新オフィスのオープニングと合わせ、Astroscale はシリーズ D のエクステンションラウンドで3,000万米ドルを追加調達した。このラウンドの投資家は、INCJ、ジャパンコインベスト投資事業有限責任組合2号(三井住友トラストインベストメント)、スペース・エースタート1号投資事業有限責任組合(エースタート)、協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(東大 IPC)、エンジェル投資家の平尾丈氏。

今回の追加調達により、Astroscale のシリーズ D ラウンドの調達合計額は8,000万米ドルに達し、累積調達額は1億3,200万米ドルに達した。

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Astroscale の創業者で CEO の岡田光信氏は、次のように述べている(以下、日本語原文ママ)

アストロスケールにとって、米国拠点の開設は、従業員や顧客にとっても多くの恩恵をもたらす、非常に重要なマイルストーンであると捉えています。米国はこれまで、宇宙交通管制(STM)や軌道上デブリの低減に積極的に取り組んできました。米国に拠点を構えることで、グローバル課題であるデブリ問題について、政策立案者や業界リーダーとの密なコミュニケーションが可能となり、持続的な解決策に向けて考察を深められると考えています。

Astroscale アメリカは事業開発と技術成長に特化し、マネージングディレクターの Ron Lopez 氏がリードする予定。Lopez 氏は、アメリカ空軍やボーイングで勤務するなど、宇宙航空分野で25年を超える政府および業界での実績があり、Honeywell Aerospace では防衛宇宙分野のアジア太平洋チームをリードしてきた。

同社のグローバル経営陣は、その他、NASA のワシントンで約15年の勤務経験のある GCOO(グローバル最高執行責任者)の Chris Blackerby 氏のほか、グローバルスタートアップ数社で金融・人事チームを率いた経験を持つCFAO(最高財務責任者兼最高総務責任者)の牧野愛氏、航空宇宙業界の専門家で、特にヨーロッパの宇宙業界に詳しい CCO(最高営業責任者)の John Auburn 氏らで構成されている。

【via e27】 @E27co

【原文】

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宇宙ゴミを掃除するAstroscale、シリーズDラウンドで5,000万米ドルを調達——産業革新機構、SBIインベストメント、三菱地所らから

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軌道上からの宇宙構造物デブリ除去に特化したスタートアップ Astroscale は、産業革新機構(INCJ)がリードし、SBI インベストメントや三菱地所によるファンドが参加したシリーズ D ラウンドで、5,000米万ドルを調達した。この調達を受けて、Astroscape の合計調達金額は1億200万米ドルに達した。 Astroscale は声明で次のように述べている。 打ち上げや衛星開発コストの…

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Image credit: Astroscale

軌道上からの宇宙構造物デブリ除去に特化したスタートアップ Astroscale は、産業革新機構(INCJ)がリードし、SBI インベストメントや三菱地所によるファンドが参加したシリーズ D ラウンドで、5,000米万ドルを調達した。この調達を受けて、Astroscape の合計調達金額は1億200万米ドルに達した。

Astroscale は声明で次のように述べている。

打ち上げや衛星開発コストの低下によって宇宙がよりアクセスしやすい存在となるにつれ、スペースデブリ関連リスクは非常に高まりつつある。世界の政府や産業はこの懸念に関心を高めつつあり、ソリューションを求めつつある。

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Astroscale は調達した資金を、日本での開発や設計業務の加速など、さまざまな目標に向けて使う予定だ。イギリスでのエンジニアリング、調達、ビジネス開発力や、地上制御センターの機能向上や拡大にも使われる。

Astroscale は、2019年にアメリカにも進出を計画している。現在、同社は最初のスペースデブリ捕獲ミッションに取り組んでいる。ELSA-d(End of Life Services by Astroscale)のデモは、2020年初頭の打ち上げが予定されている。この PoC では、ランデブーやドッキング、近接運用など、デブリ除去に必要な技術のデモが行われる見込みだ。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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宇宙ゴミを掃除するAstroscale、シリーズCラウンドでANAや切削工具メーカー大手OSGなどから2,500万ドルを調達

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シンガポールと東京を拠点に、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去技術を開発するスタートアップ Astroscale は13日、シリーズ C ラウンドで2,500万ドルを調達したことを発表した。このラウンドに参加したのは、既存投資家の産業革新機構(INCJ)、ジャフコ(東証:8595)、三菱 UFJ キャピタルのほか、ベンチャー投資会社のエースタート、ANA ホールディングス(東証:9202)、切削工具…

Image credit: Astroscale

シンガポールと東京を拠点に、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去技術を開発するスタートアップ Astroscale は13日、シリーズ C ラウンドで2,500万ドルを調達したことを発表した。このラウンドに参加したのは、既存投資家の産業革新機構(INCJ)、ジャフコ(東証:8595)、三菱 UFJ キャピタルのほか、ベンチャー投資会社のエースタートANA ホールディングス(東証:9202)、切削工具メーカーのオーエスジー(東証:6136)。Astroscale は今回調達した資金を使って、イギリス子会社の体制拡充と経営体制の強化を行うとしている。

今回の調達は Astroscale にとって、シリーズ A ラウンドでの770万ドルの調達シリーズ B ラウンドでの3,500万ドルの調達に続くものだ。今回新たに参加した投資家のうちオーエスジーとは、2015年に同社のスポンサードにより、微小デブリ計測衛星「IDEA OSG 1(イデアオーエスジーワン)」の開発に着手していた。Astroscale は来年初頭に IDEA OSG 1、2019年前半に磁石を備えたデブリ除去衛星実証機「ELSA-d」の打ち上げ、2020年の事業化を目指す。

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Image credit: Astroscale

Astroscale は、ANA からは安全運航や管制に関する知見や航空会社としての経験、OSG からは衛星製造に向けたツールの提供などを受けるとしている。ANA による宇宙事業への投資としては、2016年12月に実施した宇宙機開発スタートアップ PD エアロスペースへの出資(2,040万円)に続くものとなる。ANA は2016年4月、航空産業以外への事業着手を念頭に、グループ全体のイノベーション推進のためデジタルデザインラボを立ち上げ、クラウドファンディングサイト「WonderFLY」を運用している。

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宇宙ゴミを掃除するAstroscaleが、産業革新機構やジャフコらからシリーズBラウンドで3,500万ドルを調達

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シンガポールと東京を拠点に、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去技術を開発するスタートアップ Astroscale は1日、シリーズBラウンドで産業革新機構(INCJ)とジャフコ(東証:8595)から最大3,500万ドル(約39.4億円)を調達したと発表した。産業革新機構はこのうち最大3,000万ドルを引き受け、ジャフコは自社のファンドで500万ドルを引き受ける。ジャフコのファンドには LP が存在す…

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左から:産業革新機構 専務執行役員 土田誠行氏、宇宙飛行士 山崎直子氏、Astroscale CEO 岡田光信氏

シンガポールと東京を拠点に、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去技術を開発するスタートアップ Astroscale は1日、シリーズBラウンドで産業革新機構(INCJ)とジャフコ(東証:8595)から最大3,500万ドル(約39.4億円)を調達したと発表した。産業革新機構はこのうち最大3,000万ドルを引き受け、ジャフコは自社のファンドで500万ドルを引き受ける。ジャフコのファンドには LP が存在するため、間接的にはジャフコ以外の投資家も今回のラウンドに参加することになる。Astroscale は2015年2月に、ジャフコ、Mistletoe のほか、エンジェル投資家の山岸広太郎氏(GREE 共同創業者)、笠原健治氏(ミクシィ 共同創業者)、諸藤周平氏(エス・エム・エス 創業者)、西川潔氏(ネットエイジ 創業者)らからシリーズAラウンドで770万ドルを調達している(当時のレートで約9億円)。

会見の冒頭、宇宙飛行士の山崎直子氏が講演し、自身の「ディスカバリー号」のミッション(STS-131)でスペースデブリの危険にさらされた体験を披露。宇宙開発において、スペースデブリの除去が重要であることを訴えた。現在、10センチを超える大きさのスペースデブリは地上からのレーダー照射により検出し、スペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)では、軌道を変更してスペースデブリを避けるような対応がなされている。しかし、スペースデブリは秒速7.5kmと非常に高速で移動しているため、地上からのレーダー照射では検出できない1センチ以上10センチ未満のスペースデブリであっても、ロケット、人工衛星、国際宇宙ステーションにぶつかると被害は甚大なものになる。

Astroscale は昨年、切削工具メーカーのオーエスジー(東証:6136)のスポンサードを得て、地上からではなく衛星からスペースデブリを検出するしくみとして「IDEA OSG 1(イデアオーエスジーワン)」の開発に着手。また、スペースデブリを除去する方法としては、極めて軽量で宇宙で利用できる粘着剤を搭載した捕捉衛星「ADRAS 01(アドラスゼロワン)」を用い、比較的小さく高度が低いスペースデブリについては粘着剤でつかまえ、そのまま高度を下げて大気圏再突入させる。大きなものや高度が高いものについては、スペースデブリは回転しており、その移動には高エネルギーを必要とするため、危険度の高い軌道からの除去(decongestion)という形をとる。捕捉衛星には、超小型衛星ほどよしの技術が生かされ、推進系にはイオンエンジン、過酸化水素水を使った姿勢制御系スラスタ、固体スラスタの3つのしくみが搭載される。

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左から:スペースデブリ捕捉衛星の ADRAS 1、スペースデブリ検出衛星の IDEA OSG 1

Astroscale の CEO である岡田光信氏は、このプロジェクトの実現にあたり、9大学11研究室、高専2校、JAXA(宇宙航空研究開発機構)、精密備品製造の由紀精密をあじめ約50社からの協力を受けていると強調。関係者のチームを「Space Sweeper(宇宙のお掃除屋さん)」と名付け、チーム一丸となってこのプロジェクトを成功に導きたいと抱負を述べた。

Astroscale では2016年から2017年頭にかけて、スペースデブリ検出衛星である「IDEA OSG 1」をロシアから打ち上げ予定。スペースデブリ捕捉衛星の「ADRAS 01」を2018年前半に打ち上げ、実証実験を始めたい考え。人工衛星の小型化によって、Axelspace に代表されるように、衛星産業のトレンドが小型の衛星を低軌道で数多く打ち上げることで時間に縛られない観測ができる「constellation」中心になることから、彼らを顧客とすることで、故障衛星の除去や軌道安全性の確保を請け負うなどしてマネタイズしたい考えだ。

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Space Sweepers
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宇宙ゴミを掃除するスタートアップ「Astroscale」が、シリーズAラウンドで9億円を調達

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シンガポールを拠点に、地球軌道上のスペース・デブリ(宇宙ゴミ)を除去する人工衛星を開発するスタートアップ「Astroscale」は先週、シリーズAラウンドで770万ドルを調達したと発表した。 日本人起業家である岡田光信氏が設立した Astroscale は、今回のラウンドを通じて、日本のテック業界の有力者を投資家に迎えることになる。 JAFCO Mistletoe(孫泰蔵氏の投資会社) GREE …

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シンガポールを拠点に、地球軌道上のスペース・デブリ(宇宙ゴミ)を除去する人工衛星を開発するスタートアップ「Astroscale」は先週、シリーズAラウンドで770万ドルを調達したと発表した。

日本人起業家である岡田光信氏が設立した Astroscale は、今回のラウンドを通じて、日本のテック業界の有力者を投資家に迎えることになる。

  • JAFCO
  • Mistletoe(孫泰蔵氏の投資会社)
  • GREE 共同創業者 山岸広太郎氏
  • ミクシィ 共同創業者 笠原健治氏
  • エス・エム・エス 創業者 諸藤周平氏
  • ネットエイジ 創業者 西川潔氏

調達した資金は、小型衛星の開発を加速すべく、日本にオフィスを開設するのに使われる(編注:最近の岡田氏の Facebook 投稿に、オフィスの写真が掲載されている)。2017年末までに、宇宙ゴミを除去するシステムのデモを目指しているとのことだ。同社は2014年 Startup Asia Singapore でピッチし、ビジネスを続けるために他の収益源も確保する計画を発表している。これには、マーケティングの一環として、スポーツドリンクのポカリスエットやオリジナルのJ-POPソングを月に届ける計画などが含まれる。

Tech in Asia はこの投資の詳細について、現在 Astroscale にコメントを求めている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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