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顧客の小型衛星を宇宙に送り出すロケットスタートアップGilmour Space Technologies、シリーズAラウンドで370万米ドル相当を資金調達

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Gilmour Space Technologies はアジア太平洋地域において、宇宙を近い存在にするという使命を負っている。このロケットスタートアップは本日(5月30日)、370万米ドル相当のシリーズ A ラウンドを終えたと発表し、小さな一歩を踏み出した。 このラウンドをリードしたのはオーストラリアのベンチャーキャピタル企業 Blackbird Ventures。他にも500 Startups …

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Gilmour Space の CEO Adam Gilmour 氏と Eris rocket
Photo credit: Gilmour Space.

Gilmour Space Technologies はアジア太平洋地域において、宇宙を近い存在にするという使命を負っている。このロケットスタートアップは本日(5月30日)、370万米ドル相当のシリーズ A ラウンドを終えたと発表し、小さな一歩を踏み出した。

このラウンドをリードしたのはオーストラリアのベンチャーキャピタル企業 Blackbird Ventures。他にも500 Startups などが参加した。

シンガポールとオーストラリアで事業運営している Gilmour Space が設立されたのは2013年。2014年後半にはロケット製造プロジェクトの取り組みを始めた。設立者兼 CEO の Adam Gilmour 氏のビジョンは、マイクロ衛星を軌道に打ち上げたい中小企業を対象に、アクセスしやすく価格の手頃な打ち上げ機を提供することだった。

現在利用できる手段は高価で、さらに打ち上げ機のキャパも十分ではない。そのため自社製品を宇宙に送り出したい各社が列をなして順番待ちをしている状態だ。

1kg あたり3万~6万米ドルの打ち上げ費用、複数年もかかる順番待ちリスト、 二次的な実験装置になるという不確定要素に対処しなくてはいけません。これら全てが、新たな技術の活用を求める企業が直面する課題に重くのしかかるのです。(Gilmour 氏)

Gilmour Space は昨年、試験的な打ち上げに成功し、高度5km の地点までロケットを発射した。同社は費用を抑えつつ、性能維持のために複数の異なる燃料を使用するハイブリッドエンジン技術を採用している。さらに、3D プリントされた燃料という独自の燃料形態を開発した。

Gilmour 氏は次のように述べている。

当社が開発した複数の物質で作られる3D プリント専用燃料を使うと、これまでの数分の1のわずかな費用でロケットを打ち上げられます。このメリットを顧客にも共有する予定です。

今回新たに獲得した資金により、同社は引き続きロケットと燃料技術の開発が可能となり、現在20人いるエンジニアも増やすことができる。2018年末までに Ariel という名前のついた初の弾道ロケットを打ち上げる計画だ。より大型の発射台である Eris は2020年に地球低軌道に到達する予定。このエリアは地上160~2,000km のところにあり、ほとんどの衛星はここで地球を周回している。

その他、同社はシンガポールで3D プリントの製造技術を向上させるための政府構想「National Additive Manufacturing Innovation Cluster」からも資金を獲得しており、航空宇宙関係の3D プリントプロジェクトにおいてシンガポール工科デザイン大学(SUTD)とも協力していく予定。

世界における小型衛星業界の市場規模は2022年までに72億米ドルに達するだろうと Allied Market Research のレポートは伝えている。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

モバイル広告を手がける注目のオーストラリア発スタートアップUnlockd、アジア進出に向け2,300万米ドルを調達

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メルボルンに拠点を置くモバイル広告のスタートアップ Unlockd が、2,300万米ドル相当のシリーズ B 資金調達ラウンドを完了した。Unlockd は獲得した資金を利用し、同社がアジア市場に見出す巨大な可能性に挑む。 Unlockd は昨年、Tech in Asia のコミュニティポストで、最も成長が早く資金調達額が最大のオーストラリア発スタートアップ5社の1社に挙げられている。同社はモバイ…

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Phone security via Flickr by Ervins Strauhmanis

メルボルンに拠点を置くモバイル広告のスタートアップ Unlockd が、2,300万米ドル相当のシリーズ B 資金調達ラウンドを完了した。Unlockd は獲得した資金を利用し、同社がアジア市場に見出す巨大な可能性に挑む。

Unlockd は昨年、Tech in Asia のコミュニティポストで、最も成長が早く資金調達額が最大のオーストラリア発スタートアップ5社の1社に挙げられている。同社はモバイルユーザがデバイスのロックを解除すると画面上に表示される広告や、広告を見ると入手できる電話料金の割引、プレミアムコンテンツ、データ通信量の追加といった特典など、新たなアプローチを採用しモバイル広告分野で様々な工夫を凝らしている。

今回のシリーズ B 完了を詳細に記したプレスリリースの中で、同社は事業を拡大する上でアジア太平洋地域が鍵となるとしている。GSM アソシエーションのデータを引用し、現在のユニークモバイル加入者数は同地域全体で25億人を超えるという。その数は2020年までに31億人へと増加し、普及率は74%に達すると予想されている。

さらに、市場調査会社 eMarketer の予想では、その成長の大部分は中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムで期待されるとし、同地域のスマートフォン総普及率は人口の3分の1ほどにまで達するだろうとされている。

今回の資金調達ラウンドには、マレーシアの通信会社 Axiata の関連会社 Axiata Digital といった投資家が参加している。同社は近年、同地域におけるベンチャーキャピタル分野で影響力を拡大しつつある。Axiata Digital は Unlockd を資金面で支えるだけでなく、同スタートアップのアジア進出を後押しするために戦略的パートナーシップも結ぶ。

Unlockd はこの協力関係により、マレーシア、バングラデシュ、カンボジア、インド、インドネシア、ネパール、シンガポール、スリランカを網羅し3億2,000万人近くの顧客を抱える Axiata の携帯電話事業に直接アクセスできるようになる。

2014年に設立された Unlockd は、英国では Tesco Mobile、アラブ首長国連邦では Etisalat、米国では Sprint の Boost Mobile、またカリブ海地域では Digicel との取引実績があり、すでに国内市場の枠を超えて成長している。

Internet DealBook のデータを引用した Unlockd のプレスリリースによると、今回同社が調達した2,300万米ドルは、2017年のオーストラリア発テック企業による資金調達の中では現在のところ2番目に規模の大きい額であり、過去12ヶ月の資金調達の中では6番目の規模だという。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

オーストラリア政府が導入、相手の感情を読み取り人間に間違えるほどリアルな表情を持ったカスタマーサービスのチャットボット

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<ピックアップ>  Customer service chatbots are about to become frighteningly realistic 銀行のカスタマーサポート担当者と、電話ではなく目を見て話せるとしたら、きっと顧客体験は向上する。 こう考えるのは、ニュージーランドのオークランド大学で助教授をしながら、Soul Machinesというスタートアップを起業した。Mark Sa…

via. Soul Machines

<ピックアップ>  Customer service chatbots are about to become frighteningly realistic

銀行のカスタマーサポート担当者と、電話ではなく目を見て話せるとしたら、きっと顧客体験は向上する。

こう考えるのは、ニュージーランドのオークランド大学で助教授をしながら、Soul Machinesというスタートアップを起業した。Mark Sagar氏だ。

同氏は、AvatarやKing Kongなどの映画におけるデジタルアニメーション技術でアカデミー賞を受賞している。

Soul Machinesは、カスタマーサービスのチャットボットに特化して、デジタルながら表現豊かな表情を開発。電話越しより対面で会ったほうが話が弾むように、チャットボットに表情を加えることで同じ効果が期待できると考えている。

すでに、オーストラリア政府のためにNadiaというアシスタントアバターを開発。IBMのワトソンを使い、また音声は女優のケイト・ブランシェットが担当した。このアバターは、体が不自由な人に対して政府が提供するサービスを案内する。

アバター自体に人間と間違えるほどリアルな表情があるだけでなく、彼らはデバイスのフロントカメラを使うことで、相手の表情を読み取ることもできるという。

オーストラリアの考古学スタートアップLithodomos VR、シードラウンドで67.9万米ドルを調達——VRで古代遺跡を再現

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考古学は簡単な分野ではないが、あたかもその場にいるように古代の建築物の中を歩き回れる仮想現実(VR)があれば、大きな助けになる。 オーストラリアの考古学 VR スタートアップ Lithodomos VR はこのことをよく理解しており、今回シードラウンドで90万豪ドル(67万9,000米ドル)を調達した。 メルボルンに拠点を置く Lithodomos VR は、彼らの言葉を借りると、観光、教育、エン…

パリにある古代円形競技場「アレーヌ・ド・リュテス」の再現
Image Credit: Lithodomos VR

考古学は簡単な分野ではないが、あたかもその場にいるように古代の建築物の中を歩き回れる仮想現実(VR)があれば、大きな助けになる。

オーストラリアの考古学 VR スタートアップ Lithodomos VR はこのことをよく理解しており、今回シードラウンドで90万豪ドル(67万9,000米ドル)を調達した。

メルボルンに拠点を置く Lithodomos VR は、彼らの言葉を借りると、観光、教育、エンターテイメント業界用の VR で考古学的に正確で目を見張るような古代世界を再現している。同社は、スペインのコンテンツやさまざまな博物館の展示、ベルリン映画祭(VR 部門)の動画、エルサレムのアプリなどを始め多くの契約を結んでいる。

Image Credit: Lithodomos VR

2016年に Simon Young 氏が Lithodomos VR を設立し、同社は Mktplace Ventures のインキュベーションプログラムに参加した。Young 氏は最近メルボルン大学に考古学の博士論文を提出したばかりである。

同社は考古学者、コンピューターモデリング専門家、コンテンツディストリビューターのチームで構成されており、同社の製品はいくつかの古代遺跡についてすでに利用可能で、トップレベルの教育機関、グローバルなハードウェア・ソフトウェア企業、そして世界中の考古学者たちの間で高いレベルの議論を巻き起こしている。

今回の資金調達ラウンドにより Lithodomos VR は考古学 VR 企業としての立場をさらに固めることが可能になる。同社は既にヨーロッパに進出中だ。

設立者で CEO を務める Simon Young 氏は声明で次のように述べている。

考古学的な正確さへのこだわりが当社の強みです。わずか数ヶ月間でアイデアの段階から9人のチームメンバーを抱える VR コンテンツ制作・配信企業として稼働するまでに成長しました。

彼はさらにこう続ける。

当初から当社の目的はただ一つです。VR を使ってすべての人々に古代世界を体験してもらうこと。今回の資金は次のステップにつながることでしょう。

無料アプリの Ancient World in VR は現在 Google Play で入手可能だ。また有料アプリの Ancient Jerusalem in VR(Google PlayApp Store)もある。

Lithodomos VR は2000年前のローマ時代に建てられたパリのアレーヌ・ド・リュテスを忠実に再現する VR を制作した。ユーザは好みのハードウェアを使って自宅内外を問わず体験することができる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

グローバルアクセラレータのTechstars、アジア太平洋地域初の活動拠点をオーストラリア・アデレードに開設

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グローバルアクセラレータプログラムの Techstars は本日(1月10日)、Techstars Adelaide アクセラレータプログラムをローンチすると発表した。 これにより、オーストラリアからアジア太平洋デビューを果たす。 このプログラムは、IoT、ビッグデータ、センサー、ロボティクスを中心とするアーリーステージのスタートアップを支援しており、防衛やセキュリティセクターに関連したテクノロジ…

Techstars 共同設立者兼共同 CEO David Cohen 氏

グローバルアクセラレータプログラムの Techstars は本日(1月10日)、Techstars Adelaide アクセラレータプログラムをローンチすると発表した。 これにより、オーストラリアからアジア太平洋デビューを果たす。

このプログラムは、IoT、ビッグデータ、センサー、ロボティクスを中心とするアーリーステージのスタートアップを支援しており、防衛やセキュリティセクターに関連したテクノロジーを開発・商用化できる可能性を模索している。

Techstars の共同設立者で共同 CEO を務める David Cohen 氏は、報道発表の場で次のように述べた。

防衛関係の研究はこれまで、インターネットや GPS から瞬間接着剤、デジタル写真に至るまで、最も変革的なイノベーションを消費者にもたらしてきました。防衛産業と協力して、最新製品の開発・商用化の手助けをするこのプログラムに起業家の方々をお招きできるのを楽しみにしています。

参加したスタートアップは、BAE、Thales、Austal、SAAB、ASC、Rheinmetall、DCNS など業界内にいる Techstars のパートナー企業から生まれた「最先端」のテクノロジーや研究に触れることができ、これら業界の大手企業と共同で作業する機会もある。

2017年7月に開始予定のプログラムは現在受付中だ。Techstars は世界から10社のスタートアップを求めており、またオーストラリアを拠点として勤務するマネージングディレクターも募集している。

Techstars が南オーストラリア州都アデレードをアジア太平洋の拠点としたのには、いくつか理由がある。

まずは、最近オーストラリア連邦政府が2億3,000万豪ドル(1億6,800万米ドル)相当の投資を、同市にある Centre for Defence Industry Capability(防衛産業機能センター)に行ったところにある。

Techstars によると、アデレードは「1,000億豪ドル(730億米ドル)規模の産業プロジェクトが進行中の防衛セクターを有する、世界でも卓越した拠点になる」としている。

また、Cohen 氏によると、アデレードは「Techstarsで成功を収められるホスト都市としてのお墨付き」が得られたという。

アデレードは条件にぴったり合う都市です。エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)により世界で5番目に住みやすい都市に選ばれただけでなく、起業家に調和のとれたサポートを提供する都市であると G20が認めています。ここは、スタートアップ向けの洗練されたインフラを構築しつつある、テクノロジー志向の都市です。昨年はオーストラリア初の国際的「GigCity(超高速ブロードバンドを活用したスマートシティを構築するプロジェクトに参加する都市)」になり、同国で唯一、イノベーションのための「Lighthouse City」として Cisco に認められました。

これより前、Techstars は米国、英国、ドイツ、イスラエル、南アフリカにも拠点を設けている。このプログラムは Cohen 氏、David Brown 氏、Brad Feld 氏により共同で設立された。初ローンチは、米国コロラド州ボルダー。

Techstars が輩出した有名企業には、Uber、Timehop、Sphero、Digital Ocean、Localistic、ClassPass、Twilio、Ginger.io などがある。

【via e27】 @E27co

【原文】

アプリと連動、キーボードの文字表示を動的に変化させる電子インク技術のSonder Design——Appleによる買収は有るや無しや?

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Apple が新しいテックスタートアップの買収に踏み切ろうとしているという噂が流れている。買収対象となっているのはオーストラリア企業の Sonder Design で、これによりアプリケーションごとにさまざまなインターフェイス間の切り替えが可能な E インク搭載のダイナミックキーボードが、次世代の Mac 製品に組み込まれるのではないか、という期待と予想が高まっている。 Kindle にも使用され…

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Apple が新しいテックスタートアップの買収に踏み切ろうとしているという噂が流れている。買収対象となっているのはオーストラリア企業の Sonder Design で、これによりアプリケーションごとにさまざまなインターフェイス間の切り替えが可能な E インク搭載のダイナミックキーボードが、次世代の Mac 製品に組み込まれるのではないか、という期待と予想が高まっている。

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Kindle にも使用されている E インクディスプレイは、モバイルスクリーン上で言語切り替えをするときと同じような感覚で、言語間だけでなく Photoshop のショートカットや絵文字、ゲームコントロール、他にも求められているものなら何でもキーボードから切り替えることができる優れものだ。

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Sonder 設立者の Fransisco Serra-Martins 氏は、E インク技術はページをめくるときに白黒反転する Kingle とは異なり、タイミングコントロールデバイスを搭載、キーボードインターフェイス間での切り替え時に時間差が全くないか、またはほとんどないと胸を張る。「動画を再生できるほどスムーズです」と同氏は話す。

これはなかなかの技術ではないだろうか。もちろん、次にはこれが次世代 Mac 製品に本当に搭載されるのかという疑問が生じる。The Guardian が報じた Apple の Tim Cook 氏と Sonder との協議については Sonder が声明で否定したものの、Fransisco Serra-Martins 氏の Technode とのインタビュー内での指摘によれば、報じられた協議内容に誤りがあったというだけであり、実際には協議が行われたことは否定しなかった。

Sonder のようなシード段階のスタートアップにとっては当然のことだが、Apple に買収される見込みというのはスリリングかつ恐ろしくもある。

製品のプロモーションクリップ(以下)には、2007年に故 Steve Jobs 氏が次のように語ったビジョンが引用されている。

これらのキーボードやコントロールボタンはすべて、固定されたプラスチック製です。すべてのアプリにはそれぞれ、微妙に異なるユーザインターフェイス、すなわちそのアプリ専用にオプティマイズされたボタンセットというものが必要なのです。

これを見ると、キーボードそのものが Apple からの買収を期待して作られたのではないか、という様相さえある。デザイン的には、洗練されたクリーンな見た目のカスタマイズ可能なキーボードは Apple のスタイルにぴったり合っていて、Apple の Magic Keyboard のいとこといった感じだ。

Apple の子会社になるということは、個人ビジネス実現の道のりが縮まって資金の心配がすべてなくなり、そして自分のアイデアが世界でもっとも愛される PC の1つによって実現されるのを見られるという達成感が期待できるということ、という点は想像に難しくない。

しかし、上に挙げたすべてを実現できるハードウェア界最大手の勢力下に入るということは、飲み込まれた中小企業の存在感が目立たなくなるか、あるいは全く忘れられるということにもなる。

Fransisco 氏は Apple が Sonder に言い寄っていることをうっかり暴露したという買収話題について言葉を選びながら話した。

たとえば Siri 開発チームである Viv を見てみると、まだ同社は存在していますが、自分たちの名のもとに自分たちの技術として出すことはかなっていません。

Apple は基本的にスタートアップ買収についてはあまり目立たないように動いている。「Apple は時々中小のテック企業を買収していますが、通常はその目的や計画を説明することはありません」というのが、Cupertino に本社を置く Apple からいつも返ってくる回答だ。2015年、Apple は15社の買収を発表したが、そのうち6社の名前や素性が公に明かされることはなかった。そのため、Sonder の取引がうまくいっていたとしても、新型 Mac にカスタマイズ可能なキーボードが搭載されたと Tim Cook 氏が発表するまで、Apple からの公式なコメントを聞くことは決してないだろう。

Apple は平均で年に10から20社のスタートアップを買収しており、中には iTunes や iPhone に吸収された Beats Electronics のヘッドフォンのように目立つものもある。他は既存製品に完全に統合されてしまい、その元の名前を再び耳にすることはほとんどなくなってしまった。例えば、Final Cut Studio 強化につながった Silicon Color や iOS App Store の改善に用いられた検索エンジン OttoCat、Siri のユーザからのリクエスト解析効率改善に役立っている VocalIQ、そして iPhone からのスローモーションクリップ撮影を可能にした Snappy Labs などだ。

しかしそれでも、Apple がその技術の上に陣取っているだけの会社は数えきれないほどある。そうした企業の持つ技術力だけが欲しかったか、それとも将来どのような製品開発をするかわからないからとりあえずその技術をストックしておこうと思っているかのどちらかだ。

Sonder の優先事項はどんな手段が必要になってもキーボードを実現化させることだ。

Apple が何を考えているのか、Apple の意志が当社のビジョンと合致しているかですべてが決まります。もし合っていないのなら、追求できる選択肢は他にもあります。(Fransisco 氏)

ノート PC のデザイン競争が激化している今、サプライチェーンを合理化しながらのスマートキーボード開発はマーケティングポイントとして魅力的であり、製品差別化にとって間違いのない機会である。Fransisco 氏によると現在 Apple のサプライチェーンには32種類の言語キーボードがあり、つまり需要に応えるためには各地域の売り上げを予想しなくてはならないという。

もしかしたら、E インクの実際の価値は若干誇張されているのかもしれない。結局のところ、Dota ゲームのプレイヤーや CAD デザイナーは現時点でコントロール方法を記憶しているし、バイリンガルまたはポリグロットユーザはさまざまなキーボードの準備がなくても入力方法をマスターしているものだ。しかし、ノート PC メーカーが大勢の顧客へのアピールに熱心で、Sonder の成功例をさらに革新できると見せられれば、最終的には私たちだってその恩恵を受けることになるのである。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

4人のオーストリア人女性起業家による「成功するスタートアップ」とは

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image via. TechWorld <Pick Up> Women entrepreneurs offer 4 tips to startup success 大学主催の起業家フォーラムに参加した4人のオーストラリア人の女性起業家。それぞれ、OneShift、Expert 360、Her Fashion Box、The Best Dayのファウンダー。 彼女達がそれぞれ強調したの…

women-entrepreneursimage via. TechWorld

<Pick Up> Women entrepreneurs offer 4 tips to startup success

大学主催の起業家フォーラムに参加した4人のオーストラリア人の女性起業家。それぞれ、OneShiftExpert 360Her Fashion BoxThe Best Dayのファウンダー。

彼女達がそれぞれ強調したのは以下の4点。

  1. 女性であることの障壁はない
  2. 1日の終わりに勝つのは「情熱」
  3. 失敗を恐れない
  4. エグジットの戦略を立てる

たしかに、今でも女性は起業家の10人に1人かもしれないけれど、それは逆にマイノリティであるというユニークさであり、差別化しやすいという利点にもなる。

自社プロダクトに向けた情熱に関してはチームの誰より勝ると話すThe Best Dayのファウンダー。絶え間ない情熱があるからこそ、自分より優秀な人材がチームに参画してくれる。起業家に求められるのは、寝ても起きても同じ情熱を持ち続けること。

日本でも、こういうパネルディスカッションの候補選びに困るくらいに女性起業家が増えていくといいね。

via. TechWorld 【Google翻訳

オーストラリアのシニア層向けアプリを開発するTapestryが米西海岸発のアクティブシニア向けSNSを買収

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オーストラリアのアプリ開発スタートアップが、カリフォルニアを拠点とし、活動的に暮らす退職者向けのソーシャルネットワークConnectAroundを非公開額で買収した。 Tapestryは、シニア層向けにアプリを開発しているオーストラリアのスタートアップで、カリフォルニアを拠点とするConnectAroundを買収した。ConnectAroundはアクティブに暮らす退職者向けに開発されたソーシャルネ…

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オーストラリアのアプリ開発スタートアップが、カリフォルニアを拠点とし、活動的に暮らす退職者向けのソーシャルネットワークConnectAroundを非公開額で買収した。

Tapestryは、シニア層向けにアプリを開発しているオーストラリアのスタートアップで、カリフォルニアを拠点とするConnectAroundを買収した。ConnectAroundはアクティブに暮らす退職者向けに開発されたソーシャルネットワークで、その買収額は明らかにされていない。

ConnectAroundの共同設立者Marcie Rogo氏は、買収後にアメリカでTapestryのオペレーションの責任者に就任する予定だ。

TapestryのCEOであるAndrew Dowling氏は次のように述べた。

「ConnectAroundとの統合により、私たちは退職者コミュニティのニーズを特によく理解できるというメリットが得られるほか、今後アメリカ市場でTapestryのプラットフォームを展開していくことができるようになりました。」

買収によって、Tapestryはアメリカ市場での対象を個人のシニアユーザから老人介護の分野まで広げている。一方ConnectAroundは、Tapestryアプリを活用することができる。

「この買収は、アメリカでアクティブに暮らす大人のコミュニティへのサービス強化に繋がっただけではなく、急速に増えている55才以上の人達のマーケットにまで対象を広げることができました。」

ConnectAroundは、活動的に生きるリタイア層が住む地域のコミュニティを繋ぐ初のソーシャルネットワークとして2011年に設立され、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ベイエリアにおいてユーザベースがしっかり確立している。

「TapestryとConnectAroundは、方向性として私たちと同じ目標を持っています。私たちはともに、シニア層に使いやすい技術を提供し、彼らがコミュニティとの接点を保ち、この世代にありがちな孤独や寂しさといった感情を減らせるよう支援していくことにコミットしているのです。」

とConnectAroundのRogo氏は語った。

TapestryがiOSやAndroid携帯、タブレットで利用できることは、ConnectAroundの見やすさのおかげだ。彼は、

「私はこの両者の統合によってTapestryがアメリカやグローバル市場で成功することを確信しています。」

とも述べた。

【原文】

オーストラリアのCoinJarが45.5万米ドルを調達、Bitcoinウォレットと取引所を構築

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オーストラリアで1万人の登録ユーザを持つBitcoinウォレットをローンチしたスタートアップCoinJarが、シードラウンドで50万豪ドル(45万5000米ドル)を調達した。このラウンドは22万8000米ドルを投資したオーストラリアのベンチャーキャピタル Blackbird Ventures がリードした。 複数のエンジェル投資家もこのラウンドに参加しており、その中には起業家のTorsten Ho…

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オーストラリアで1万人の登録ユーザを持つBitcoinウォレットをローンチしたスタートアップCoinJarが、シードラウンドで50万豪ドル(45万5000米ドル)を調達した。このラウンドは22万8000米ドルを投資したオーストラリアのベンチャーキャピタル Blackbird Ventures がリードした。

複数のエンジェル投資家もこのラウンドに参加しており、その中には起業家のTorsten Hoffman氏、RetailMeNot設立者のGuy King氏とBevan Clark氏、ゲーム開発者のRob Murray氏、およびテクノロジー投資家のChris Hitchen氏が含まれる。

iPhoneで利用可能なCoinJarのウォレットにはユニークな機能がいくつかある。このウォレットは「管理ウォレット」で、ブロックチェーンをダウンロードする必要がない。10GB以上もあるブロックチェーンはパブリック台帳で、Bitcoin取引の履歴全てが記録されている。

セキュリティ面においては、CoinJarはSSLで暗号化されていて、2要素認証方式を取っている。

ウォレットと関連して、同スタートアップはCoinJar FillerというBitcoin取引所も運営している。現在はオーストラリアでしか利用できないが、買いに2%、売りに1.1%の一定料金で取引できる仕組みだ。また、「CoinJar Fair Rate」というBitcoinの真の価格を反映した専用換金レートも提供している。

同社によると、これによりSpendBitcoins、Omnicoins、Buy Bitcoin Australiaなどの他のオーストラリアの取引所よりも低い価格と手数料でBitcoinを提供できるという。5月のローンチ以降、同取引所は182万米ドル以上の取引を行ったとされる。

さらに、CoinJarは、販売店が取引レートやBitcoinアドレスの取り扱いを気にせずにBitcoinによる決済に対応できるよう、決済ゲートウェイを運用している。オンライン企業は手数料1%を課されるが、これはPayPalが課している水準より2~4倍低い。

同社はメルボルンのスタートアップアクセラレータAngelCube出身で、以前はマーケットアナリストを行っていたCEOのAsher Tan氏と、Bitcoin取引サービスのBitcoinicaを設立し売却したRyan Zhou氏によって設立された。Bitcoinicaは、一連のハッキング事件に合い、40万米ドル以上に相当するBitcoinが流用され、後に閉鎖された。

クリプト通貨は今は主に投資家の投機対象になっているが、Tan氏は、企業や消費者がBitcoinを電子決済の手段としてフルに活用し始めるのも時間の問題だと見ている。

Tech in Asiaの取材に対しTan氏は、Bitcoinは「裁定機会と投機につながるまだ非効率的な市場」と認めながらも、「取引所、証券業者、ウォレット」の成長が取引量と流動性をもたらしていく一方で、投機行動に対するマージンは低下すると見ている。

CoinJarはオーストラリアの販売店に対する決済手段としてのBitcoinを普及するために、商品・サービス販売者とのパートナーシップを確保することでその役割を果たしてきた。その結果、クラウドファンディングサイトのPozibleと実用車製造会社のTomcarが、CoinJarの決済ゲートウェイを利用してBitcoinの受け入れを開始した。

Tomcarの場合、Bitcoin価格はリアルタイムに計算され、為替レートに準じてCoinJarにより調整される。これはBitcoinが暴落した際、製品が底値価格で販売されるのを防ぐためだ。

Bitcoinは最近勢いづいており、Bitcoin1つ当たり1100米ドルにまで高騰している。Bitcoincharts.comによれば、全Bitcoinの価値は現在120億米ドル以上になるという。

これにより、初期からの投資家の多くが裕福になっている一方で、うっかり数百万ドル相当の価値のものを捨てて悲嘆に暮れているBitcoinマイナーたちもいる。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

5万着以上のスーツがユーザによってデザインされているシドニーのオンラインテーラーサービス「InStitchu」

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シドニー拠点のテーラースタートアップであるInStitchuは、Aura Capital Groupのテクノロジー部門であるDisruptive Capitalからベンチャーキャピタル資金を調達したことを発表した。InStitchuの設立者Robin McGowan氏は、調達した資金によって同社はさらなる勢いで成長し海外に進出していく予定だと述べている。実店舗も同様に増やしていく予定だという。 実…

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シドニー拠点のテーラースタートアップであるInStitchuは、Aura Capital Groupのテクノロジー部門であるDisruptive Capitalからベンチャーキャピタル資金を調達したことを発表した。InStitchuの設立者Robin McGowan氏は、調達した資金によって同社はさらなる勢いで成長し海外に進出していく予定だと述べている。実店舗も同様に増やしていく予定だという。

実際の資金調達額は非公開だが、少数株主は250万豪ドル(237万米ドル)であると見積もっている。

2012年に起業家のRobin McGowan氏とJames Wakefield氏によって設立されたInStitchuは、顧客があつらえのスーツ、シャツ、アクセサリーをデザインできるサービスを提供している。 同社はこれまでに同オンラインサービスを使用して5万着以上のスーツが顧客によってデザインされたとしている。

Robin McGowan氏によると、資金は国内外でのサービス拡張に使われる予定だという。

「InStitchuは2013年の飛躍的な急成長を含め、大きな成長を遂げました。オンラインビジネスを拡張するという素晴らしい経験を持ち合わせていることを考慮し、提携先にDisruptive Capitalを選びました。

Calvin Ng氏、Adir Shiffman氏ほかDisruptiveチームとともに、InStitchuを手頃なテーラースーツ、ビジネス服のナンバーワンショップにできる日を楽しみにしています。自力で歩み始めていた頃はエキサイティングでありましたが、今では現地チームの成長、イノベーションの継続、戦略的な買収、そして国際的な展開に向け資本と経験を有するのを楽しみにしています。」

と共同設立者のRobin McGowan氏は語る。Institchuは元々オンラインストアだが、シドニーにはコンサルテーションを兼ねた実店舗もある。新たな資金注入により、同チームが主要都市に実店舗を検討することができるだろう。

「私たちにとって、オンラインとオフラインという2つの非常に明確なチャネルが存在します。メルボルンやブリスベン、そして将来的には全国に実店舗を開設することを視野に入れています。国際的には、店舗を含め、国内でしてきたことを継続して行っていく予定です。」

とWakefield氏はStartupSmartに語った。

しかしながら、アイデアは新しくも立派なものでもない。ちょうど1年前、1枚99米ドルでシャツをカスタマイズ・配送してくれるよく似たスタートアップ、Bleu Flammeを記事で取り上げた。テーラードスーツとシャツの両方を扱うInStitchuと異なり、Bleu Flammeはテーラードシャツのみに特化しており、体重、身長、ウエストサイズに基づいてサイズを自動的に割り出してくれる「Auto Size Me」機能がある。

【原文】