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実績の積み上げが行政とのプロジェクトにつながるーー共創プラットフォーム「Blabo!」が今年も鳥取県と共同で特産品開発を開始

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共創プラットフォーム「Blabo!」を運営するBlaboは、鳥取から業務委託を受け、全国の生活者と共同で特産品開発をおこなう「とっとり『と』プロジェクト2016」を開始した。 同プロジェクトは2014年にスタート。鳥取県にある資源を活かすべく、全国に広がるBlabo!ユーザのアイデアを取り入れながら、特産品の開発を行ってきた。 生活者との接点をリデザインする、共創プラットフォーム Blabo! が…

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共創プラットフォーム「Blabo!」を運営するBlaboは、鳥取から業務委託を受け、全国の生活者と共同で特産品開発をおこなう「とっとり『と』プロジェクト2016」を開始した。

同プロジェクトは2014年にスタート。鳥取県にある資源を活かすべく、全国に広がるBlabo!ユーザのアイデアを取り入れながら、特産品の開発を行ってきた。

生活者との接点をリデザインする、共創プラットフォーム Blabo! が鳥取県と行う地域商品開発「とっとりとプロジェクト」

2016年で3年目を迎える同プロジェクトは、累計で2600を超える数のアイデアが寄せられ、2015年までに鳥取県内13社の商品開発支援に結びついた。

こうした実績が評価され、「とっとり『と』プロジェクト」はグットデザイン賞2015や全国知事会先進政策大賞を受賞している。

行政とベンチャーの距離を縮めようとする動きが見られるが、なかなかすぐには実現しない。鳥取県との取り組みで成果を出し、他の行政機関とのプロジェクトもスタートしているBlabo代表取締役CEOの坂田直樹氏は、「実績の積み重ねが重要」だと語る。

「Blabo!では、過去に大手企業とのプロジェクトをいくつも実現してきました。実績になっていることはもちろん、その過程でセキュリティなどシステム面での安定性が強固なものとなりました。これが信頼につながり、行政とのプロジェクトがスムーズに始まったきっかけにもなっています」

実績があり、システムも強固なものになっていたからこそ、始まった行政とのプロジェクト。それも小さく始めることが重要だという。

「いきなり大きく始めようとしても、なかなかうまくいきません。まずは、小さくプロジェクトをスタートさせること。そして、1年目、2年目と実績を上げていくことでプロジェクトを大きくしていくことが重要です」

Blabo!ではプロジェクトのスコープには含まれていなかった商品開発にも積極的に着手。販路の開拓やマーケティングなどを行った結果、商品の売上が伸び、実績につながったという。

「実績を積み上げるフェーズでは、仕事には含まれていないことにも積極的に挑戦していくことが必要です。その挑戦が実績となれば、次につながっていきますから」

実績を積み上げてきたBlaboと、鳥取県との共同プロジェクト「とっとり『と』プロジェクト」は、今年で3年目。行政とベンチャーのコラボレーション事例として、引き続き注目したい。

Blabo!とリクルートキャリアが共同でビジネスパーソンの企画力を重視した転職サイト「PLAN」をスタート

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アイデア共創プラットフォーム「Blabo(ブラボ)」とリクルートキャリアが協働で、企画力を重視した転職サイト「PLAN」をリリースした。 ビジネスモデルの寿命が短くなり、外部環境の変化が激しい現代では、企業において発想力を活かして新しい取り組みを行う企画力の高い人材が求められるようになってきている。 だが、企画力が求められるようになる一方で、企画力の高い人材は、従来のように職務経歴書だけでは適性を…

planアイデア共創プラットフォーム「Blabo(ブラボ)」とリクルートキャリアが協働で、企画力を重視した転職サイト「PLAN」をリリースした。

ビジネスモデルの寿命が短くなり、外部環境の変化が激しい現代では、企業において発想力を活かして新しい取り組みを行う企画力の高い人材が求められるようになってきている。

だが、企画力が求められるようになる一方で、企画力の高い人材は、従来のように職務経歴書だけでは適性を判断することが難しい。そこで、企画力の高い人材を見つけたいという企業の声と、企画職を希望していながらも「企画の実績がなくて転職のチャンスがない」というビジネスパーソンのニーズに応えて、「PLAN」が誕生した。

企画力重視の転職サイト

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「PLAN」では、企画力の高い人材を求めている企業が課題を掲載。自らの企画力を試したいと考える人々は、その課題に対して「企画概要」と「実現させる方法」をそれぞれ約400文字ずつで回答していく。投稿されたアイデアのうち秀逸なものは「PLAN」運営チームによってノミネートアイデアとして選ばれる。アイデアがノミネートされた投稿者は、「PLAN」掲載求人の閲覧・応募資格が得られる。

Blabo!代表の坂田直樹氏によれば、アイデアは以下の4つの点で評価されるという。

  • 課題に沿ったものかどうか
  • クリエイティブであるかどうか
  • 伝達力はあるか
  • 実現可能性はあるか

求人への応募資格を得たユーザは、「PLAN」掲載求人からアイデアに「リクナビNEXT」の経歴情報をつけて応募できる。企業によるアイデアの選考後、アイデアについてのディスカッションを行う場に招待され、応募だけではなく面接でも企画力を見られ、採用合否が判断されるという流れだ。

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リリースのタイミングで参加している企業は、カヤック、チームラボ、G.U.、リクルートキャリア、リクルートマーケティングパートナーズの5社。それぞれがお題を出しており、このお題は1ヶ月間掲載される。

求人には表面上は企画職を募集していても、その実態は企画からは遠く離れたものだった、という話も耳にする。この点について「PLAN」を担当するリクルートキャリアの西村創一朗氏は、

西村氏「「PLAN」ではミスマッチが起きないよう、掲載企業が本当に企画力のある人材を求めているかどうかのチェックを行います。掲載される求人の質を厳選しながら、今後20、30社と掲載数を増やしていく予定です。」

とコメントしている。

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アイデアのポートフォリオに

転職サービスのいくつかは、転職をするタイミングだけ利用するものではなく、日常的に接触するようなサービスを目指す傾向がある。「PLAN」も、企画職で転職したいタイミングだけアイデアを投稿する場所ではなく、日常的に訪問され、アイデアが投稿される場所を目指しているという。

坂田氏「ここに来ればおもしろい課題があり、自分のアイデアが試すことができて、投稿したアイデアが誰かに評価される。転職したいときはノミネートされたアイデアで求人に応募してもいいですし、企業側から見て声がかかることもあるかもしれません。

企画力のあるビジネスパーソンにとって、企画力を可視化し、アイデアのポートフォリオを作ることができる場所にしていきたいと思います。アイデア豊富な人々が利用する、プランナーがプールされているような場所を目指しています。」

西村氏「企業から「企画力のある人材がほしい」という相談を受けることが多く、そうしたニーズに応えるために「PLAN」はスタートしました。今後は、大きな企業以外にも、スタートアップやNPOの求人情報を掲載するも可能性はあります。」

と今後の可能性についても語ってくれた。

転職に対する考え方や転職サイトのあり方は徐々に変化してきている。転職したいタイミングにだけ活動するのではなく、日常的に活動可能な仕組みが登場してきている。近々で転職を考えている人でなくとも、今後企画力で自身のキャリアを組み立てていきたいと考えている人は、「PLAN」を訪れてみてもいいのではないだろうか。

生活者との接点をリデザインする、共創プラットフォーム Blabo! が鳥取県と行う地域商品開発「とっとりとプロジェクト」

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クラウドソーシングで商品企画をおこなう共創プラットフォーム「Blabo!」を運営するBlaboは、本日より生活者と共同で、鳥取県の商品開発をおこなう「とっとりとプロジェクト」を開始した。 このプロジェクトでは鳥取県の中小企業の持つ商品や技術を活かして新たな商品を作るために、コンセプト、ネーミング、プロモーションプランを募集する。アイデアが投稿された商品は実際にパッケージ化され、商品として発売される…

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クラウドソーシングで商品企画をおこなう共創プラットフォーム「Blabo!」を運営するBlaboは、本日より生活者と共同で、鳥取県の商品開発をおこなう「とっとりとプロジェクト」を開始した。

このプロジェクトでは鳥取県の中小企業の持つ商品や技術を活かして新たな商品を作るために、コンセプト、ネーミング、プロモーションプランを募集する。アイデアが投稿された商品は実際にパッケージ化され、商品として発売される予定。

アイデアを募集するのは餅屋、お茶屋、天然水販売会社など食品業者からユニークな技術を持つ町工場など。この取り組みにより、商品開発に参加してみたいユーザはもちろん、鳥取県の地域活性化に協力したいと考えている生活者も遠隔地から参加することが可能となる。

クリエイティブソーシング

Blabo!は生活者のアイデアや要望を取り入れることで、生活者視点が入ったキャッチコピー、商品開発、プロモーションプランを開発できる共創プラットフォームを提供してきた。

「とっとりとプロジェクト」ではこれまでよりさらにアイデアを出す領域の幅が広くなっている。このことについてBlabo代表の坂田直樹氏は、

坂田氏「これまでBlabo!ではコンセプト、プロモーション案、キャッチコピーなどの募集を行ってきました。ロゴやパッケージデザインまで広げることで、一気通貫して商品づくりが可能になります。

Blaboは企画力とディレクションによって、「クリエイティブソーシング」とでも呼ぶべき領域に進みます。これにより、1人のクリエイターが商品を開発するよりも、多様で多くの量の商品を開発することができると考えています。」

と今回の取り組みについて語っている。

接点のリデザイン

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「とっとりとプロジェクト」は、鳥取県庁とBlabo!が組んで行うもの。県庁が地元にあるポテンシャルはあるものの売れていないなど悩みを抱えている中小企業を把握しており、Blabo!がその悩みを問いに変換してBlabo!ユーザへと投げかける。この仕組は「Quirky」などがイメージに近い。

坂田氏「私たちは「問い」を設定するプロフェッショナルです。鳥取県の中小企業が抱えている悩みを聞き、課題を抽出する。それをユーザへ投げかけるお題へと変えることで商品を作っていきます。中小企業は接点がないため、生活者がほしいものが把握できていないことが多い。このミスマッチを埋めていく、接点のリデザインをBlabo!で行えればと思います。」

今回、「とっとりとプロジェクト」でアイデアを募集するのは7社の商品。アイデアの募集期間は2014年8月25日~2014年12月末を予定している。

「機能追加が進化とは限らない、サービスの本質にこだわる改善の秘訣」- 坂田直樹氏が語るBlabo!の軌跡

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今日ではオープンイノベーションやクラウドソーシングなど、離れた場所にいる人の協力を得たり、会社外の人のアイデアを参考にすることは当たり前のことになってきた。だが、この動きはここ数年で広まってきたもの。 筆者は2010年からこの領域に取り組み続けているサービスを知っている。「みんなの企画会議室」というコンセプトでスタートした「Blabo!」だ。Blabo!は、企業や行政が、商品•サービス開発やまちづ…

今日ではオープンイノベーションやクラウドソーシングなど、離れた場所にいる人の協力を得たり、会社外の人のアイデアを参考にすることは当たり前のことになってきた。だが、この動きはここ数年で広まってきたもの。

筆者は2010年からこの領域に取り組み続けているサービスを知っている。「みんなの企画会議室」というコンセプトでスタートした「Blabo!」だ。Blabo!は、企業や行政が、商品•サービス開発やまちづくりのプロセスに、ユーザを巻き込んでしまう仕組み。

だれでも参加できるオンライン企画会議をひらくことができ、ユーザーからアイデアを募ることができる。ユーザがプランナーになりきって、アイデアを提案することで、ユーザ視点を取り入れたモノづくりが可能となる。

Blabo!は、今年の春でサービスを開始して5年目に突入し、三井不動産レジデンシャル、アサヒビール、ロッテをはじめとする大企業が活用するサービスに成長中だ。いかにして人々からアイデアを出してもらい、ビジネスとしても軌道に乗せたのか、チャレンジし続けてきた5年を振り返って、Blabo!代表の坂田直樹氏に話を伺った。

Blabo!代表の坂田直樹氏
Blabo!代表の坂田直樹氏

めぐりめぐって一番最初につくったコンセプトが、一番よかった。

坂田氏「Blabo!は最初に設定したコンセプト、「みんなの企画会議室」からブレなかったんですよ。普通、ウェブサービスと言えば、ピポットなど変化し続けることが成長することのように捉えられがちですが、そんなウェブサービスの中にあって、根幹の部分は変化しませんでした。」

長く続くサービスは、その根底にあるコンセプトは変わらず、存続し続けることが多い。Blabo!も最初に設定したコンセプトが変わることはなかったようだ。だが、それでもすべてが順調だったわけでない。

坂田氏「サービスを立ち上げたのが26歳の頃。開始から3年ほどが経過したときに、時代に合わせようとしすぎてしまったことがあったんです。」

と当時のことを振り返る坂田氏。そのころは、サービスの呼び方を「ソーシャル◯◯」にするなど、枝葉の部分を変えて対応しようとしたが、結果は出なかったという。

創業時の事業計画書を見直したとき、はじめにつくった「みんなの企画会議室」というコンセプトを見て、坂田氏は我に返ったそうだ。

坂田氏「そこには、問題意識、そして企業と生活者の関係をフラットにし、話し合いながらモノづくりをする状態をつくりたいという想いが書かれていました。

それなのに「ソーシャル◯◯」が流行りそうなんていう安直な考えでぶれそうになっていた自分が恥ずかしかったです。もう一度「みんなの企画会議室」を軸においてサービス開発をしたところ、機能も整理され、ユーザからもわかりやすくなったと評価してもらえるようになりました。」

坂田氏はブレずに原点回帰することで、「サービスを成長させられた」という。

変化が必ずしも進化につながるとは限らない

長く社会に受け入れられているものは、自分の強みを保ちながら、時代に合わせて変容している。サービスを存続させていくためには自社のサービスも、時代にうまく擦り合わせていく必要がある。

「明石家さんまさんなんて、天才的ですよね。30年以上、自分の強みを理解した上で、時代とさりげなく合わせつづけてますから。」と、坂田氏は語る。

坂田氏「コンセプトって語源をたどると妊娠という意味があるんです。つまり、相手がいて初めて成り立つんですよね。だから自社サービスと時代のニーズを擦り合わせ続ける必要があります。ただ重要なのは自分たちの変えない部分を持った上で、合わせていくバランスを取りつづけないといけないなあって思っています。」

三井不動産レジデンシャル株式会社の企画会議室
三井不動産レジデンシャル株式会社の企画会議室

坂田氏は元々外資系消費材メーカーでマーケターとして商品開発していた。Blabo!を始めるまではウェブサービスの素人。サービスを立ち上げた当初は、知識も技術もあったわけではなかった。ただ、解決すべき「問題」はとことん考え抜き、クリアだった。

技術から入るのではなく、「問題意識」からはじめたことが余計なものを削ぎ落としたコンセプトとなり、サービスのシステムにもなった、と坂田氏は振り返る。

坂田氏「機能を増やしていく、というやり方が一番簡単です。ですが、機能を増やすことは成長と同義ではないですから。一方で同じ場所にとどまってサービスを改善し続けることは難しい。少しずつ変える部分がなくなってきちゃいますから。」

機能追加ではない改善を考え続ける構想力、安易な道には走らない忍耐力が必要だった、と坂田氏はコメントしている。

アイデアをパッケージデザインしたい

以前、Blabo!に投稿されるアイデアは、そのままTwitterにもシェアできるように、ただテキストで書かれるだけのものとなっていた。長くサービスのコンセプトについて考える中で、Blabo!はアイデアを投稿してもらうための、さらに良いあり方を模索してきた。

Twitterがテキストを140文字に、Instagramが写真をスクエア型に限定したように、投稿されるアイデアにも型を設けることが重要だということに行き着いた。

坂田氏「アイデアには適切な単位でパッケージしてあげることが重要だと思っています。アイデアとして使いやすい最小の単位を設定するというか。アイデアは細かすぎては使うことが難しくて、パッケージするのにちょうどよいサイズがあります。

カレーを作ろうと思って、スーパーにいったら人参がみじん切りでしか売っていなかったら困りますよね。一本単位で売られていたら、好きな形にカットして、いろんな料理に利用できる。同じでもアイデアにおける適切なサイズを試行錯誤しながら見つけ出しました。」

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アイデアの「タイトル」と「解説」という型

「企画を一言で表すと?」と「その心は?」というアイデアを投稿するためのフォーマットを設けたことで、ユーザの投稿に変化が生まれたという。このフォーマットを用意してからユーザが自分のアイデアのポイントがどこなのかを、整理してから投稿するようになった。

坂田氏「最初は、ツイート時のテキストのように「タイトル」はなかったのですが、タイトルを入れる仕組みにしたらユーザも自分のアイデアのエッセンスは何かを考えるようになり、アイデアの精度もあがりました。その結果、投稿されるアイデアがとても見やすくなり、ストックもしやすくなったんです。アイデアを投稿してもらうことには変わりないのですが、これが小さいけれど大きな変化なんです。」

オープンにアイデアを募る上ではどういったことが重要なのかを試行錯誤し続けてきたことこそが、他のサービスとの差別化要因になる、と坂田氏は考えている。

坂田氏「ユーザの動機に関しても同じです。なぜユーザーはアイデアを投稿するのかをひたすらユーザと対話を繰り返し、データからも検証しつづけました。なんでこんなにアイデアが投稿されるか外から見ただけではわからないと思います。

ユーザインサイトを理解して開発ができていることが強みになっています。ただ賞金でインセンティブを用意したらアイデアがでるというほどユーザは単純な動機で動くわけではありません。ユーザの行動動機を理解することが、いいサービスづくりをする上で欠かせません。」

明らかになったユーザ像

当初、Blabo!はクリエイターにアイデアを投稿してもらうことを考えていた。だが、今では普段の仕事は全く企画職などとは異なる一般の人が活躍している。

坂田氏「今のBlabo!のユーザには地方の方も多くいます。本当は面白いことを考えているのに、それを活かす場がない人達がいる。

すごいクリエイターがすごいアイデアを出せるのは当たり前なんです。僕たちは普通の主婦や学生が、Blabo!があったからこそアイデアを出せる設計を心がけています。だれもが「わたしだったらこうするのになあ」と思いつく瞬間があります。だけど出力先がないから消えていく。そのアイデアを企業に届ける仕組みを目指しています。」

こうしたユーザに参加してもらうためには、企画会議を主催する企業担当者からの返信、アイデアの実現など、自分が出したアイデアが誰かの役に立っているなどの実感が大切になる。Blabo!では1つ1つのアイデアを丁寧に扱うようになり、無理な規模の成長を求めなくなったという。

インタラクションがあること、アイデアの実現に注力すること。ウェブ上への多くの投稿が瞬間的に過去のものになっていく中で、こうしたアプローチは時代に逆行しているとも言えるのかもしれない。

Blabo!ではアイデアを実現し、一つ一つを積み重ねていくことを重視している。これは最近開催された「アイデアの展示会」にも現れている。

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三井不動産レジデンシャル パークホームズ イマジネーションミュージアムにて
三井不動産レジデンシャル パークホームズ イマジネーションミュージアムにて

展示会には全国各地からBlabo!ユーザが集まり、自分が投稿したアイデアが実際に形になっているのを目にしていた。

「Cross Over」するということ

実現したアイデアを展示したイベントのコンセプトは「Cross Over」。これはジャンルの垣根を乗り越え、互いの音楽性を融合させるスタイルを指す音楽用語だ。この言葉のように、Blabo!で行われているのは、異なる領域にいる人々がジャンルの垣根を乗り越えての企画会議だ。

この展示会も三井不動産レジデンシャルとBlabo!というスタートアップのクロスオーバーさせることで実現した。ユーザの生み出したアイデアを、企業が実現するというジャンルを超えた融合を図ることによって新しい価値を生み出している。

坂田氏「普段なら絶対に交わらないような2つのものがクロスオーバーするほうが化学反応が大きいと思っています。そのためには企業もユーザも、互いの違いを受け入れることが大切です。

ソーシャルテクノロジーが発達しても、ユーザや企業のマインドが変わらないとクロスオーバーは実現できません。このように三井不動産レジデンシャルのような大企業が生活者の発想を取り入れ、マンションを開発する取り組みをはじめていることに非常に可能性を感じています。」

みんなの公園プロジェクト

様々なジャンルをクロスオーバーさせ、アイデアを生み出すことを追求していくBlabo!の取り組みに終わりはない。本日からは公園や遊具を製造するコトブキとクロスオーバーし、生活者と公園をつくるプロジェクトをスタートさせた。ユーザのアイデアが遊具として実現したり、著名なイラストレーターによって冊子化される予定。

次回、アイデアの展示会が開催されるまでに、どれだけのアイデアが生まれているのか、楽しみだ。

ユーザーと一緒にサービスを作るために、Blabo!がユーザーコミュニティ開設機能の提供をスタート

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アイデアクラウドソーシングサービスを運営する株式会社Blaboは、企業に向けて新たにユーザーコミュニティ機能の提供を開始することを本日8月29日に発表した。同機能を使うことで、企業はユーザーからの要望を直接ヒアリングして、自社のサービスや商品開発に活かすことが可能になる。 Blabo!は、2010 年4月に企業がオンライン上で企画会議室を開設できるサービスとしてスタートした。これまで株式会社ロッテ…

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アイデアクラウドソーシングサービスを運営する株式会社Blaboは、企業に向けて新たにユーザーコミュニティ機能の提供を開始することを本日8月29日に発表した。同機能を使うことで、企業はユーザーからの要望を直接ヒアリングして、自社のサービスや商品開発に活かすことが可能になる。

Blabo!は、2010 年4月に企業がオンライン上で企画会議室を開設できるサービスとしてスタートした。これまで株式会社ロッテ、アサヒビール株式会社、株式会社ガリバーインターナショナル、三井不動産株式会社など、10社以上が会議室を開設し、オンライン企画会議を実施してきた実績を持つ。Blabo!は今年の2月にサービスリニューアルを実施し、アイデアクラウドソーシングサービスとして、新たなスタートを切っていた。

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Blabo!が新しく導入する機能「ユーザーコミュニティ」を利用すると、企業はいつでもユーザーからフィードバックやアイデアを募ることが可能になる。

これによりBlabo!はユーザーと企業が、共にサービス・商品を成長させ、パートナーのような関係性を構築することを目指す。

この機能の導入を決定した背景には、多くのサービス提供者がほとんど顧客の声に耳を傾けることができていないのではないか、というBlabo!代表の坂田氏の考えがある。

ユーザーコミュニティでは、企業はユーザーに問いを投げることができる。この問いを作成するにあたって、これまでBlabo!がサービスを運営してきたことによって蓄積されてきた良質な問いのテンプレートを用いることが可能となっている。問いを投げかけながら、企業はユーザーとディスカッションを実施していくことになる。

これまでのBlabo!でも備わっていた、ユーザーがアイデアを評価する「Blabo!ボタン」も変わらず存在している。企業側は投稿されたコメントのどれにBlabo!ボタンが押されるかをチェックすることで、どの意見が他のユーザーに指示されているのかが可視化される。

最近では、行動データの分析が注目を集め、多くの企業が取り組みをスタートさせている。数字上からわかる改善点に取り組むのもいいが、直接ヒアリングして得ることができる情報をサービス開発に活かしていく手法にも注目したい。

アイデアクラウドソーシングサービス「Blabo!」は、アイデア力の可視化と共創型モノづくりに挑戦する

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アイデアのクラウドソーシングサービスを運営する株式会社Blaboは、本日よりスモールビジネスの事業者、個人ユーザー向けのサービスを開始した。 Blabo!は、2010年4月に『みんなのアイデア会議室Blabo!』としてスタート。当初は、企業がオンライン上で企画会議室を開設し、生活者に参加してもらう企業向けサービスだった。これまでに株式会社ロッテ、アサヒビール株式会社、株式会社ガリバーインターナショ…

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アイデアのクラウドソーシングサービスを運営する株式会社Blaboは、本日よりスモールビジネスの事業者、個人ユーザー向けのサービスを開始した。

Blabo!は、2010年4月に『みんなのアイデア会議室Blabo!』としてスタート。当初は、企業がオンライン上で企画会議室を開設し、生活者に参加してもらう企業向けサービスだった。これまでに株式会社ロッテ、アサヒビール株式会社、株式会社ガリバーインターナショナル、三井不動産レジデンシャル株式会社をはじめとする、10社を超える大手企業の商品・サービス開発、キャッチコピーの提案に至るまで、多岐に渡るアイデア会議を開催してきた。

今回、商品開発の現場における変化から、サービスのリニューアルを実施した。

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参加型のモノづくり

ここ最近、ユーザの声をヒアリングし、商品やサービスの開発段階からフィードバックを取り入れながら実施する、オープンコラボレーションなモノづくりが注目を集めている。ユーザのアイデアを取り入れたい、という声が、大手企業以外からも寄せられるようになり、この要望に応えるべく、企業のみならずスモールビジネスや、個人ユーザーも「アイデア会議」を開くことが可能なサービスへと変化。

新しくなったBlabo!は、いつでも、どこでも、誰でもアイデア会議をひらくことができることを目的としている。オンラインでのアイデア会議には、日本全国から参加可能。新しくなったBlabo!について、代表の坂田氏はこのように語っている。

昨今、ロゴ、デザインなどの制作物を一斉発注するコンペを中心とするクラウドソーシングサービスが日本でも活況です。しかし、アイデアを生み出すためには、コンペ(競争)型よりも、対話を通じてアイデアを膨らませるコ・クリエーション(共創)型が適しています。

そのため、金銭的なインセンティブだけではなく、優れたアイデアが評価される独自の「Blabo!」ボタンを設計しました。まるで顔を合わせて会話をしているかのような独自のコミュニケーションインターフェースを開発しました。

Blabo!は、職歴でも学歴でもなく「アイデア歴」で評価されるプラットフォームを目指します。2013年4月からはユーザーのアイデア歴と、ユーザー同士が評価し合うシステム「Blabo!」ボタンによって、ユーザからの評価が高いアイデアマンを可視化していく予定です。

そのアイデアマンが、企業の商品開発などのクローズドな企画会議に招待されたり、個別のアイデア依頼がくるご指名機能などを追加する予定です。Blabo!は将来的に、アイデアマンが活躍できるクラウドソーシングプラットフォームとして展開していく予定です。

アイデアという数値化して評価することが困難なものを可視化し、より多くの課題の解決を目指すプラットフォームへと変貌をとげたBlabo!から、どんなアイデアが生まれてくるのか楽しみだ。

オンラインアイデアボード「Blabo!」が正式リリース、多様なユーザとのブレスト体験を提供する

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Blabo! は、アイデアボードにあなたのアイデアを貼って共有するサービスだ。2010年4月にβ版をローンチし、小さなリニューアルを繰り返しながら改善を重ねてきた。 そのBlabo!が今回、企業と生活者の共創のプラットフォーム、つまり企業と生活者が協力しながら商品開発やサービス開発を行なっていく場として正式にオープンした。 ユーザは、Blabo!上で「テーマや課題を書いたアイデアボード」を作成し、…

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Blabo! は、アイデアボードにあなたのアイデアを貼って共有するサービスだ。2010年4月にβ版をローンチし、小さなリニューアルを繰り返しながら改善を重ねてきた。

そのBlabo!が今回、企業と生活者の共創のプラットフォーム、つまり企業と生活者が協力しながら商品開発やサービス開発を行なっていく場として正式にオープンした。

ユーザは、Blabo!上で「テーマや課題を書いたアイデアボード」を作成し、Facebook、Twitter、Blabo!のユーザからアイデアを集めることができる仕組みとなっている。

これまでにもアサヒビール株式会社、株式会社ガリバーインターナショナル、三井不動産レジデンシャル株式会社、株式会社リクルート、ライフネット生命保険株式会社など大手企業が共創の場としてBlabo!を活用し、プロジェクトを進めてきた。正式リリースにともなって、より多くのユーザがアイデアを集められるようになり、自由にプロジェクトを立ち上げることが可能となった。

Blabo!は自分たちのサービスをQ&Aサービスではなく、C&Iサービスであると言っている。C&Iとは、Challangeと、Ideaを指す。抱えている課題を投稿し、その解決策としてアイデアを投稿するためのサービスだと主張している。

運営チームは、外部の人間の視点から見てアイデアを出してもらうことの価値を重要視しており、プロジェクトの実行者が異なった視点を取り入れることでブレイクスルーが起きやすくなるとしている。TwitterやFacebookでは時間経過とともに流れていってしまう書き込みが、Blabo!上では付箋を貼ったような画面表示とともに、ストックされる仕組みになっている。

現在アイデアボードには、「これからの働く場所をつくろう!」「防災対策しようと思った時にあると嬉しいウェブコンテンツって?」「「コドモ視点」で作り直したい社会の問題や商品・サービスって?」「日本の図書館がもっともっと楽しくなるにはどうしたらいいんだろう?」など、様々なプロジェクトが掲載されており、すでに多くのアイデアを集めているものもある。

外部のアイデアを参考にしてみたい企業や、より多くの人から意見を聞きたいスタートアップはぜひアイデアボードを作成してみてはいかがだろうか。もちろんボードを作成しなくても、アイデアを投稿することはできるので、ぜひこのサービスを試しに利用してみてほしい。