タグ cafy

「DeNA+iemo+MERY」連合の新サービスは「食」まとめーーCAFYの勝算は?

SHARE:

ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は12月19日、食に関するキュレーションプラットフォーム「CAFY(カフィー)」を提供開始したと発表した。CAFYはレシピ情報やテーブルセッティング、レストランやカフェといった店舗情報など、食にまつわる様々な切り口のコンテンツを集めた雑誌感覚のキュレーションサイト。 記事はキュレーターとして登録したユーザーによるまとめと、編集部によって作成されたものが配信される…

cafy

ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は12月19日、食に関するキュレーションプラットフォーム「CAFY(カフィー)」を提供開始したと発表した。CAFYはレシピ情報やテーブルセッティング、レストランやカフェといった店舗情報など、食にまつわる様々な切り口のコンテンツを集めた雑誌感覚のキュレーションサイト。

記事はキュレーターとして登録したユーザーによるまとめと、編集部によって作成されたものが配信される。また、まとめの元となるコンテンツはパートナーから提供され、開始当初に連携するサービスはレシピブログ、E・レシピ、SnapDish、ミイル、美肌レシピの5つとなっている。

DeNAによるとこの事業は9月に子会社化したiemoおよびペロリとの共同運営で、10月に開始したキュレーションプラットフォーム事業として提供する第一弾サービスとなる。iemoが住居、ペロリが運営するMERYがファッションなので、 CAFYの食と合わせて「衣食住」のライフスタイル領域をカバーすることになるという。

さて、噂というか、先月京都で開催された招待制カンファレンスでのインタビューでも少し話題になっていた新規サービスがお披露目となった。大企業が社内やグループ企業ではなく、外部からスタートアップを積極的買収して新規事業を立ち上げる事例なので、私たちは買収後の動向、という視点でこのCAFYおよびDeNAのプラットフォーム事業を注目したい。

IMGP0892
写真左から:iemo共同代表取締役の鈴木裕斗氏とペロリ代表取締役の中川綾太郎氏、創業者の村田マリ氏、DeNA執行役員の赤川隼一氏

本件についてDeNA執行役員、iemo代表取締役の村田マリ氏と、今回のCAFYを担当するDeNAキュレーションプラットフォーム推進室の牛尾正人氏にショートインタビューを実施したのでこちらに掲載しておく。(太字の質問はすべて筆者)

まず、食というテーマを選んだ理由から教えてください。

牛尾:キュレーションプラットフォームという事業が、MERY、iemoの領域だけでなく、他領域でも付加価値を出せるのではないか?ということは買収前より考えていました。

リアル産業として、規模の大きい衣食住の領域(家計に対する割合も大きい)のうち、衣はMERY、住はiemoでチャレンジしており、食についても当然チャレンジすべき、というのが理由です。

よく理解できる一方で、食関連には食べログ、ぐるなびといったレストラン検索を始め、大変多くの事業者がひしめき合っています。ここでユーザーの選択肢となり得るのは難しいのではないでしょうか。

牛尾:確かに内食領域のサービスは数多くありますが、キュレーションプラットフォームと言う意味(検索メインではなく、読物)では、まだ圧倒的に強いプレイヤーは台頭していないという認識です。

なるほど、雑誌としての食情報、ですね。確かに既存サービスはレシピやレストラン検索が主ですね。

牛尾:内食領域でもレシピだけでなく、キッチンインテリア・テーブルコーディネートなど食のスタイルまで包括しているものは多くないのですよ。

iemoは初期にHouzzをモデルに急成長しましたが、何か参考になったサービスはありますか?

牛尾:iemoやMERYは参考にしましたが、サービスのコンセプトに照らし合わせると、類似サービスはありませんね。

では、ビジネスモデルについて。単純な広告モデルでは大きな売上インパクトは期待しづらい状況が想像されるのですが、何か秘策のようなアイデアはあるのでしょうか。

牛尾:複数検討中で、CAFYの規模が一定以上になった段階で実際にユーザーのフィードバックなども得つつ最終的な方向性を決める予定です。

具体例は現時点では出すのを控えさせていただきたいのですが、MERYでのファッション領域EC、iemoのリフォームマッチングのように、「内食」の領域でもキュレーションプラットフォーム発のリアル産業構造変革は起こり得ると考えています。

最後に村田さんからもコメントお願いします。

村田:大企業から人材と資金を、スタートアップからナレッジを提供しあうことで、お互いにスピーディな立ち上がりを目指したいです!

数年内にキュレーション事業全体で5000万人の利用を目指すということですので、今後も成長スピードについては注目させていただきます。取材対応ありがとうございました。

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録