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CES 2019: 2016年以降、Indiegogoで中国の起業家が調達した累計額は1.5億米ドル超に

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2008年のサンダンス映画祭で誕生したクラウドファンディングプラットフォームの Indiegogo は、今月で11周年を迎える。Indiegogo はこれまでに ニコラ・テスラ博物館、テーブルソルトをショットガンのようにまき散らすプラスチック銃、バス乗務員が取得するに値するバケーションなどに対しシードファンドを提供してきた。現在では毎月1,500万人が同社サイトを訪問し、世界で80万人以上が総計約…

CES 2018 の Eureka Park で撮影に応じた Indiegogo CEO の David Mandelbrot 氏。この10年間で、スタートアップのために13億米ドルを調達している。
Image Credit: Dean Takahashi

2008年のサンダンス映画祭で誕生したクラウドファンディングプラットフォームの Indiegogo は、今月で11周年を迎える。Indiegogo はこれまでに ニコラ・テスラ博物館、テーブルソルトをショットガンのようにまき散らすプラスチック銃、バス乗務員が取得するに値するバケーションなどに対しシードファンドを提供してきた。現在では毎月1,500万人が同社サイトを訪問し、世界で80万人以上が総計約16億米ドルを調達してきた。

ただし、2016年以降、このプラットフォームの急成長による恩恵を最も受けた起業家は、中国を本拠とする起業家たちだろう。それには理由がある。Indiegogo は当時、中国の起業家の支援に特化したサービスをローンチした。中国を本拠とする現地言語のチーム、深圳にいる別働チーム、ブランディング、マーケティング、マネジメントに関するアドバイスを提供するコンサルタントなどだ。

Indiegogo は15日、CES 2019 でこれまでの取り組みの成果を発表した。

それによると、2016年以降で3,500を超える中国のイノベーターたちが1億5,000万米ドル以上を調達したという。35の製品が100万米ドル超を調達し、中国を本拠とする多くのスタートアップが、このプラットフォームで2回以上のクラウドファンディングキャンペーンをローンチした。

以下は、これまでに実施された主要プロジェクト概要の抜粋だ。

  • GamPad Digital(GPD)- ミニチュアポケット PC で500万米ドル超を調達
  • Omnicharge – ノートパソコン、カメラ、小型機器用充電器2つのプロジェクトで500万米ドル超を調達
  • Padmate による PaMu Scroll – ワイヤレス充電レシーバー付き bluetooth ワイヤレスイヤホンで300万米ドル超を調達
  • TicPods – インタラクティブなワイヤレスイヤホンで280万米ドル超を調達
  • Vinpok Split – 屋外タッチスクリーンモニターで約280万米ドルを調達
  • Segway Ninebot – 2秒で時速12マイルの走行ができる電動ゴーカートで約150万米ドルを調達
  • Crazybaby による Mars – ハイファイサウンド付きの空中ワイヤレススピーカーで83万米ドル超を調達

Indiegogo CEO  の David Mandelbrot 氏は次のように話している。

Indiegogo は中国の起業家に対し、アーリーオーディエンスを構築することで消費者に直結する世界的な事業をローンチするのに最も革新的なソリューションを提供しています。

中国から驚異的なイノベーションとハードウェア製品が誕生するのを見ると心が躍ります。中国の起業家が Indiegogo を通して、素晴らしい製品を世界の市場に提供する支援ができるのは嬉しいことです。」

非上場企業の Indiegogo は第3四半期に利益を計上した。昨年には Fast Company に対し、2017年の収入は前年比50%増だったと伝えていた。こうした実績は、部分的であれ、抜け目のない経営判断の改善に寄与している。

中小チームが早期にスケールアップできるよう手助けをする取り組みの一環として、Indiegogo は2017年終盤に Concierge をローンチした。これは、50万米ドル以上を調達したクラウドファンディングのプロジェクトに対し、スタッフ協力サービスを提供するものだ。Kickstarter の Hardware Studio のように、誕生したばかりの企業と、Arrow Electronics や Ingram Micro といった Indiegogo のパートナー企業をつないでいる。

2015年1月には、Indiegogo(もしくは競合プラットフォーム)で調達目標を達成した企業が「成長を維持する」ために追加資金を求めてキャンペーンを実行できる機能を持つ InDemand を導入した。最近では8月に、235か国にいる1,000万超の投資家がブロックチェーン対応のセキュリティトークンを購入できるようにした。

先のインタビューでMandelbrot氏はVentureBeatに次のように語っていた。

実に興味深いことですが、全体の40%が国境を超えた取引です。

当社では、世界中にいるあらゆる人と、世界の顧客や支援者と関わるプラットフォームを必要としている他国の起業家をつないでいるのです。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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CES 2019: イベント直前プレビュー〜AR/VR、AIとロボティクス、健康ウェルネス分野は、出展社数・出展エリア面積ともに大幅増

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私はラスベガスで開催される CES 2019 でテクノロジーの取材に集中するため、毎年恒例ではあるがゲーム取材から一時的に離れることになる。CES を主催する全米民生技術協会(CTA)CEO の Gary Shapiro 氏が私に語ったところでは、今年は参加者18万人、出展社4,500社に上る見込みだという。展示面積は280万平方フィート(約26万平方メートル)、Eureka Park のセクショ…

Sands Expo の CES 2018 サイン
Image Credit: Dean Takahashi

私はラスベガスで開催される CES 2019 でテクノロジーの取材に集中するため、毎年恒例ではあるがゲーム取材から一時的に離れることになる。CES を主催する全米民生技術協会(CTA)CEO の Gary Shapiro 氏が私に語ったところでは、今年は参加者18万人、出展社4,500社に上る見込みだという。展示面積は280万平方フィート(約26万平方メートル)、Eureka Park のセクションにはスタートアップ1,160社が集まる予定だ。

ビッグトレンドが見られることも楽しみにしている。そう、そのうちのいくつかは言うまでもないが、イベントのあちらこちらで人工知能がみられるだろうし、スマートセンサーや自動運転車もそうだ。高齢者介護のほか、発作の警告を誤報を発することなく教えてくれるヘルスウエアラブルなど、AI を実世界の問題解決に適用した事例も見てみたい。

今年は、ブロードバンドデータ通信を変えるかもしれない新モバイル通信技術 5G の実世界版デモを見られるだろう。Verizon や SK Telecom などの企業は、ユーザにギガビット/秒のデータ通信を提供すべく 5G の実装を始めている。5G の計画は壮大なものになるが、CES 2019 ではそれの展示より議論の方が白熱しそうだ。5G の一般実装は2020年までに計画に乗る公算だ。

テキサス州ヒューストンは、Verizon が 5G サービスを提供する3番目の都市となった。
Image Credit: Verizon

ラスベガス・コンベンションセンターの北ホールは、運転支援や自動運転をするクルマを開発するメーカーのモデル車が多く展示され、さながらモーターショーのようになるだろう。この1年間、ビットコインのような仮想通貨を扱っていた投資家が多かったことを考えると、ブロックチェーンスタートアップは注意を引こうとするものの、それは困難を極めるだろう。

エナジーハーベスティング(環境に優しい発電)は、バッテリーが改良されるゆっくりとした進歩に我々の注意を呼び戻すだろう。しかし、Cypress Semiconductor のような企業は、Internet of Things デバイスに電源を供給するソリューションを紹介、ベイエリアのスタートアップ Matrix Industries は、体温と太陽電池を使って動くスマートウォッチ「PowerWatch 2」を披露する予定。このスマートウォッチは全く充電する必要がない。

Samsung は CES 2019 で最も注目を集める企業の一つとなるだろう。同社は7日午後2時のプレスイベントで、一連の技術を披露する予定だ。最近開かれた Samsung Developer Conference で事前告知された折りたたみ可能なスマートフォンを見てみたいと考えているが、これは Mobile World Congress までお預けになるかもしれない。個人的な意見だが、折りたたみ可能なディスプレイは、4K や 8K TV の新モデル群よりも興味深いものになるだろう。人工知能チップやゲームに関連して、Nvidia の Jensen Huang 氏が6日夜に公表する内容についても楽しみにしている。ゲームや VR は CES の焦点ではないが、いくつかゲームのピッチのほか、e スポーツや VR アーケードイベントへの招待も受け取っている。

Ocean Medallion は、クルーズ船でインタラクティブディスプレイを実現
Image Credit: Carnival

CES 出展者の部門エリア別構成についても、CTA からいくつかのデータが明らかになっている。AR/VR やゲームは出展数で25.3%増、正味面積で9.3%増。AI とロボティクスは出展数で27%増、正味面積で45%増だ。Eureka Park には、1年前の1,108社から増加し1,160社が出展する。健康ウェルネスは出展数で24.5%増、正味面積で15.3%増だ(今年は117社、昨年は94社)。

新しいエリアも開設される。5,000平方フィート(約460平方メートル)の Resilence には11社が出展、8,000平方フィート(約740平方メートル) のエンタープライズソリューションのエリアには32社が出展の予定。スマートシティの出展数は19%減ったが(今年は67社、昨年は83社)、正味面積は78%となり以前より長いブースを確保することになる。スマートホームは出展数で2.4%減(今年244社、昨年250社)、正味面積は5.4%増。

確かに、私はすべての答えを持っているわけではない。Intel は Qualcomm、Advanced Micro Devices、Nvidia、ARM とどう戦うのかなど疑問もある。7日に開催される Intel のプレスイベントに 永続的 CEO は姿を現さない。Intel には、データセンター、PC 市場、ゲームで守るべき分野が多いものの、スマートフォン、人工知能、IoT プロセッサの分野で大きなシェアを確保できていない。同社のチップデザイナーたちは、ムーアの法則が減速する中で以前のアークテクチャが復活し、昔ながらのチップ開発技術を未来のチップ開発に応用する必要性を確信している

テクノロジーに対する私のいつもの希望の一つであるが、世界最大のクルーズ会社 Carnival Cruses の CEO Arnold Donald 氏のような面白い話にも期待したい。彼は2年前、ウエアラブルデバイス「Ocean Medallion」をローンチしたと語った。これはテクノロジーが、非テクノロジーな業種に浸透していった事例として大変面白い。テクノロジー自体が業務に取り込まれて姿を消し、そして業務そのものがスマートになっていくからだ。

Moen のスマートシャワーは最適な水温を覚えてくれ、ボタンを一つ押すだけでその温度に戻してくれる。
Image Credit: Moen

この話は、Internet of Things が浸透する一例だ。ソフトバンク CEO の孫正義氏は、1兆個の IoT デバイスが備わった未来が来ることを期待している。Gartner は、IoT デバイスが2020年までに現在の倍以上の204億個になると試算している。これら初期製品の多くは、最適な水温を覚えてくれる Moen の1,225米ドルスマートシャワー「U」のように、クレイジーリッチな人々のためのものだ。このデバイスの広告はセクシーだが、CES ではもっと実用的なものを見つけたいと考えている。ユーザセキュリティやプライバシーを守ってくれる技術にも出会いたい。

そのうちのいくつかは、人々を生き生きと生活させ、健康を保たせてくれるものになるだろう。テックは若い人々のために作られることが極めて多いが、高齢者の生活を向上させられる技術にも焦点を当てたい。年末休暇、私は年老いた母のために Vayyar Imaging が開発した49ドルの転倒検知センサー「Walabot Home」を購入した。私はそれをセットした初日に、母が転倒した可能性があるとの警告を12回受け取った。それらはすべて誤報だった(Vayyar Imaging は修正版を送ってくれたので、以降、誤報が来ることはなくなった。彼らは私に代金を25%返金してくれた)。Walabot Home は素晴らしい考えだが、こういったデバイスはよりスマートになる必要があると思う。

一方、健康関連のさまざまなウエアラブルで大きな進展があるだろう。私は最近、睡眠の質をモニターする SleepScore Labs の iOS アプリを使った。浅い睡眠やレム睡眠の長さ、睡眠中に何度起きたかなど、非常にきめ細かい結果を教えてくれる。SleepScore Labs はこれまでに何百時間もの睡眠データを収集することができた。うまくいけば、〝睡眠データの海〟の中で、明確なトレンドを見つけることができるだろう。

SleepScore は、眠りの質をスコアで表示
Image Credit: SleepScore Labs

手首で心電図を記録し、生命を脅かす状態の時に警告を発する機能を備えた「Apple Watch Series 4」のようなテクノロジーも目にしたい。オムロンなどはしばらく完全な健康ウエアラブルを追いかけていたが、昨年、寝ている間に安静時の血圧を計測できるウォッチをもたらした。

とてもクールな拡張現実(AR)、仮装現実(VR)、ロボティクス、ドローン、ゲームなどにも出会えるだろう。AR テクノロジーは、驚くほど軽量なスマートグラスや、クルマ用のヘッドアップディスプレイに、さまざまな可能性を提供するだろう。

5G から自動運転車まで、これら新しいテクノロジーに関する政府の視点についても必要になるだろうから、アメリカの連邦通信委員会委員長 Ajit Pai 氏や、運輸長官 Elaine Chao 氏の話も楽しみにしたい。

気味の悪いヒューマノイドロボットやスマートスクーターは取り扱わないかもしれないが、それは私だけだろう。

繰り返しになるが、私は、ユーザを追いかけてくる1,100ドルのスーツケースを見つけたいとは思わない。テックのためのテックではなく、「テクノロジーを売っている」とは見られていない企業が消費者用途にテックを取り入れた、役に立つ製品を探すことになるだろう。

今でも過去から素晴らしいアイデアを持って戻ってきた企業に会えることを望んでいる。それは、改善しただけ、安いだけ、より実用的にしただけであっても十分だ。テックはある時点で我々の日常生活の一部となり、我々はそこにテックが存在していることさえ認識しなくなる。これからの数日間、CES 2019 に関連する多くの記事に期待してほしい。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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CES 2018: Cerevo、誰でもソードアート・オンラインのキリトになれる「エリュシデータ」、バッテリー内蔵小型自動販売機「Qvie」などを公開

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東京を拠点にインテリジェント家電を開発するスタートアップ Cerevo は9日(現地時間)、ラスベガスで開催されている Consumer Electronics Show(CES)で3つの新しいプロダクトを公開した。「1/1 エリュシデータ」「Qvie(キューヴィー)」「Taclim」だ。 「1/1 エリュシデータ」は、アニメ「ソードアート・オンライン」の主人公キリトが使用する片手剣を再現したスマ…

1/1 Elucidator
©2017 REKI KAWAHARA/KADOKAWA CORPORATION AMW/SAO-A Project
©Cerevo

東京を拠点にインテリジェント家電を開発するスタートアップ Cerevo は9日(現地時間)、ラスベガスで開催されている Consumer Electronics Show(CES)で3つの新しいプロダクトを公開した。「1/1 エリュシデータ」「Qvie(キューヴィー)」「Taclim」だ。

「1/1 エリュシデータ」は、アニメ「ソードアート・オンライン」の主人公キリトが使用する片手剣を再現したスマート・トイ。2,000個以上の LED や6軸センサーでアクションに合わせて音と光を発するだけでなく、「スターバースト・ストリーム」と作中のソードスキル名を発声すると特定のアクションが始まる音声認識機能も搭載している。販売想定価格は6~9万円程度。

Qvie
Image credit: Cerevo

「Qvie」は、3G/4G やバッテリーを内蔵した小型の自動販売機。電子ペーパーのディスプレイから QR コードを読み取るか、NFC 対応のスマートフォンをかざして現金不要で決済でき、Airbnb といったシェアリングエコノミーで誰でも無人販売ができるようになる。販売想定価格は3~4万円程度。

Taclim
Image credit: Cerevo

「Taclim」は昨年発表時からコンセプトを一新し、グローブ部を小型のモジュールへと仕様変更することで、手だけでなく全身に触感をフィードバックできるだけでなく、簡単に VR コントローラを開発できるようになった。シューズ部も他社製トラッカーへの対応といったデザインリニューアルを行った。シューズ1足、通信ユニット1個、触感ユニット2個がついて、10~15万円程度の販売想定価格を想定している。

Cerevo では12日までこれらの製品を CES で展示している(Sands, Halls A-D – 43307)。販売開始時期については未定。

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CES 2018: パナソニック、従来比20倍高速な航空機内Wi-Fiを発表——一部航空会社で今四半期から導入開始、ビデオストリーミングも可能に

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航空機内で Wi-Fi を使ったことがある人にとっては、それは長時間におよぶフライトでは神の贈り物と感じるかもしれない。しかし、スピードが遅ければ、イライラさせられるだろう。 パナソニックは、第3世代の人工衛星を使った航空機向け接続技術を発表した。この技術では、これまで飛行中にインターネット接続を提供していた技術に比べ、20倍高速な接続を提供する。 北米パナソニック CEO の Tom Gebha…

北米パナソニックの Tom Gebhardt 氏が、新型航空機 Wi-Fi を紹介
Image credit: Dean Takahashi

航空機内で Wi-Fi を使ったことがある人にとっては、それは長時間におよぶフライトでは神の贈り物と感じるかもしれない。しかし、スピードが遅ければ、イライラさせられるだろう。

パナソニックは、第3世代の人工衛星を使った航空機向け接続技術を発表した。この技術では、これまで飛行中にインターネット接続を提供していた技術に比べ、20倍高速な接続を提供する。

北米パナソニック CEO の Tom Gebhardt 氏が、今週ラスベガスで開催されている大テックトレードショー CES 2018 で開かれた同社のイベントで発表した。

我々の第3世代通信ネットワークは、機能を大胆に変えます。(Gebhardt 氏)

サウスウエスト航空やユナイテッド航空は、今四半期から新システムの導入を始める。

接続性が大幅に改善され、飛行中もビデオストリーミングが見られるようになります。(Gebhardt 氏)

したがって、航空機搭乗中は睡眠したり、読者したりするのは忘れよう。27番A席で旅の様子を友人にライブストリームしたり、機内ムービーの代わりに Netflix をストリーミング再生したりすることも可能になるわけだ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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CES 2018: トヨタ、未来の多目的ミニバス「e-Palette」を公開

もし、トヨタがその方法を手にしたら、バーニングマンの将来は、自動運転車と電気ミニバスの海と化すだろう。同社は今年の CES で新しいコンセプトカーを発表した。これは車輪のついた丸い輸送コンテナのように見え、自律走行タクシーから食品トラックまでのすべてになるように設計されている。 「e-Palette」という多機能車は、電動の自律走行車が都市インフラの重要な部分である未来のビジョンに合っているはずだ…

トヨタ CEO 豊田章男氏は1月8日、CES でコンセプトカー「e-Palette」を公開
Image credit: Blair Hanley Frank / VentureBeat

もし、トヨタがその方法を手にしたら、バーニングマンの将来は、自動運転車と電気ミニバスの海と化すだろう。同社は今年の CES で新しいコンセプトカーを発表した。これは車輪のついた丸い輸送コンテナのように見え、自律走行タクシーから食品トラックまでのすべてになるように設計されている。

「e-Palette」という多機能車は、電動の自律走行車が都市インフラの重要な部分である未来のビジョンに合っているはずだ。CEO の豊田章男氏は、市街地であれ、砂漠の中の祭りの場所であれ、e-Pallete を使ってオンデマンドの小売スペースやレストランを必要な場所に運べると考えている。

e-Palette を使えば、バーニングマンでどんなものになるか想像してください。

(テック界の著名人たちが、ブラックロック・シティー(バーニングマンの開催地)に豪華な設備を持って行くことを考えれば、この光り輝く自走電動バスが到着したときの、バーニングマンに参加している人々の反応は想像がつきそう。)

このビジョンをサポートするために、トヨタは e-Palette Alliance にパートナーを募集し、この車のビジョンを実現させた。豊田氏は、Amazon、Didi(滴滴出行)、Pizza Hut、Uber、Mazda などと協業を始めていると語った。

しかし、消費者はすぐに道路をクルージングできると期待すべきではない。トヨタは2020年のオリンピックにこれらの車を持ち込む計画だが、商用リリースへの直接的な道はないと思われる。

トヨタの発表は、荒々しい自動車市場で勝ち抜く手段として、技術を搭載した車を増やす方向への幅広い動きの一つだ。豊田氏は、自動車分野で Apple や Google のようなテック大手の作品に予断を許せない、と語った。

昨年と同じく、今年の CES は、最新の技術革新を見せようとする自動車メーカーが多数参加している。昨日、Byton がコンセプトカーを紹介したが、Hyundai、Ford、Kia などの企業はまだ作品を発表していない。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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CES 2018の1週間を生き抜くための、VentureBeat版サバイバルガイド

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CES(Consumer Electronics Show)に何度足を運んだかは忘れてしまったが、今回で初めて来てから30年目に突入だ。来週ラスベガスで開催される巨大テックトレードショー CES 2018 で、私は再び展示ブースを往来することになる。毎年の通り、初めて参加される人々が〝ラスベガスでの悪夢や二日酔い〟を避けられるよう、この記事をお届けしたい。 昨年と同様、サバイバルのヒントは、すべて…

CES 2017 の氷の彫刻
Image Credit: Dean Takahashi

CES(Consumer Electronics Show)に何度足を運んだかは忘れてしまったが、今回で初めて来てから30年目に突入だ。来週ラスベガスで開催される巨大テックトレードショー CES 2018 で、私は再び展示ブースを往来することになる。毎年の通り、初めて参加される人々が〝ラスベガスでの悪夢や二日酔い〟を避けられるよう、この記事をお届けしたい。

昨年と同様、サバイバルのヒントは、すべての大型会場で持込荷物の制限と入口検査を受けることに影響を受ける。以前にも述べたが、特にマンダレイ・ベイでの銃乱射事件の観点から、テロに対する不安は、CES に持ち込めるものに影響を与えている。小さなラップトップサイズのバッグ2つしか持ち込むことができない。

そうだ、もはや私は自分のトレードマークとも言えるバックパックロラー(同僚はこれまで、私のシークレットウェポンだと言っていた)は、持ち込むことができない(メディアはこのルールの例外となるが、本当に例外となるかは保証できない)。

CES 2018 では、イベント全体およびすべての会場で、警備の存在感が際立っていることに気づくでしょう。(警察官や保安官などの)法執行官と K9(警察犬)のユニットが、会場入口とショウフロアに配置されます。我々はイベント会場で、ランダムにセキュリティチェックを実施します。

51回目を迎える CES は1月7日(日)、約6,500人の報道陣向けに公開される。プレスイベントは8日(月)も続くが、260万平方フィート(編注:東京ドーム約5個分に相当)の展示スペースは、9日(火)午前10時にオープンする。VentureBeat のライター Stephanie Chan 氏 と Blair Hanley Frank 氏は私に加わるが、自宅で快適にライブストリームを楽しむ同僚もいることだろう。

CES を開催する CTA(全米家電協会)CEO の Gary Shapiro 氏は、先月の私とのインタビューで、今年の CES には260万平方フィートの展示スペースに4,000社超の展示企業が参加する見込みであると語った。

今年は昨年よりも、ドローン、ロボット、AR(拡張現実感)、AI(人工知能)製品を展示する企業が多い。

また、ウエアラブル、VR(拡張現実感)、ロボット、スマートカー、ヘルスガジェット、3D プリンター、IoT 製品も多く見られるだろう。昨年は、一昨年の参加者17万7,000人より増え、公称18万4,498人の参加者を集めた CES。Shapiro 氏は今年も昨年と同程度の人数を期待しているが、今でも不適格な人の参加を抑制しようとしている。

CES のように全テクノロジー界を網羅するイベントは存在しないため、ここに示した数字はある種、テック経済において一番先頭を行くものだ。企業は自らがクールだという確信を持って CES に参加し、私もまた参加することで、最新技術についていくことができる。ベネチアンホテル内に開設されるスタートアップエリア「Eureka Park」では、900社超のスタートアップに会うことができるだろう。昨年の600社から大幅に増加した。政府リーダーも少なくとも118人が参加し、間違いなく、彼らの多くはネット中立性の崩壊について話を交わすだろう。しかし、昨日(3日)のイベントには、アメリカ連邦通信委員会委員長の Ajit Pai 氏が姿を現した

Apple は CES に参加しないが、他のテック大手たちは参加する。まさに来週、ここにテック業界が一堂に会するわけだが、最近はゲームイベントでもこういう機会はそう多く無い。昨年の CES について興味があれば、ここから読んでほしい。

サバイバルヒント

CES 2017 でのインテルの展示ブース
Image Credit: Dean Takahashi

CES におけるサバイバルヒントの多くのは長年の使い回しだが、新しい荷物持込ルールと警備の強化によって、すべての行動により時間がかかることになるだろう。したがって、荷物を少なくして来訪すべきだ。荷物は内容検査の対象となる可能性がある。我々はその面倒を1年前に経験しているが、スケジュールを計画する際には、遅れが生じる可能性があることを忘れずに考慮に入れてほしい。

Shapiro 氏は、次のように語っている。

私がセキュリティの導入を始めて以来、それは常に世界の状況に合わせて進化しています。セキュリティの問題に関わって来た30年間に、我々は長い道のりを歩んで来ました。物理的なセキュリティ問題に、我々は多くの時間を費やしています。そして、常に最善を尽くそうと努力しています。我々は地元の警察官、FBI、アメリカ国土安全保障省らと、慎重に取り組んでいます。

今回変化したことの一つとして、バッジに写真が入り、個人確認がやりやすくなり、他の人々とバッジをシェアをしづらくなることが挙げられる。荷物は2つまで、3辺が12×17×6インチ(30×43×15センチメートル)未満である必要がある。CES バッチと政府が発行する写真入り ID が必要。可能であれば、バッジは空港か、これらのロケーションのいずれかでピックアップした方が望ましい。

混雑するフライトでは、荷物を少なくした方がいい。サウスウエスト航空を使うとき、私はいつもきっちり搭乗24時間前にチェックインするようにしている。素早く移動する必要がなければ、荷物は預けた方がいい。タクシー待ちやレンタカーのチェックインには、長い列ができていることを覚悟しよう(駐車場が十分には無いため、昨年の CES では Uber や Lyft のようなサービスが便利だった。)

CES 2016 での、マイクロソフト主催のパーティー
Image Credit: Dean Takahashi

歩きやすい靴を準備し、よく寝るようにしよう。パーティーがきになるなら、Karennet のパーティーリストをチェックしよう。多くは招待制だ。会おうとする人とは電話番号を交換するのを忘れずに。ドライブと食事の時間をカレンダーに追加しておくか、それを自動的にやってくれるカレンダーを使おう(私はまだ、そのようなカレンダーを探しているところ)。

スマートフォンの受信感度は以前よりもよくなっているが、それでもなお干渉しあう傾向がある。同僚とやりとりする上では、テキストメッセージを使うのが適切だ。我々は常に、プレスルルームでもどこでも、Wi-Fi が使える場所を探している。しかし、可能なら、MyFi を使うか、パーソナルホットスポットを起動することをお勧めする。イベント期間中は、ホテルのインターネット速度さえ、ストレスを感じるほどに遅くなることが多いからだ。動画のアップロードを担当している皆さん、幸運を祈る。

お土産品をたくさん集めるなら、飛行機で持って帰るのではなく、発送サービスで家に直送することもできる。ショウフロアのマップをプリントするか、イベントガイドを一部持っておこう。チケット、スケジュール、イベントの参加確認書もプリントしておこう。ラップトップやスマートフォン用の補助バッテリーは多めに、また、手の消毒液、高性能カメラ、イブプロフェン、ビタミン剤も持って行こう。今年はたとえ、ホテルルームにこれらの物品を置いておくにせよ、すべての予備を持って出ることをお勧めする。

十分な量の名刺を準備しよう。展示ブースに立つなら、会社のブランドが入ったシャツを着よう。携帯電話は絶対に無くさないように。私の場合は、電話と財布が入れられるジッパーポケットのついたジャケットを着るようにしている。

ショウフロアを歩く時間を確保しよう。タクシー待ちが長くイライラしても、近くのホテルまで歩こうとはしないほうがいい。タクシーが来るのが遅いのはたまたまだが、目的地のホテルは大変大きいので近くにあるように錯覚してしまう。レンタカーに乗る場合は、10階建駐車場で交通渋滞に巻き込まれないようにしよう。

誰かと会う場合は、互いに近い場所で会うように約束しよう。キーボートは待ち行列が長くなるため、早めに会場に到着するように。水は多めに飲むこと。よく眠ること。毎晩、パーティーに参加する必要はない。朝食や昼食待ちの行列に陥らずにすむように、あらかじめスナック菓子をたくさん荷物に入れておこう。ラスベガスで起きることをインターネットでシェアするために、よいカメラを使おう。

今週のスケジュール

Merge VR は、CES 2017 でヘッドセットを披露
Image Credit: Dean Takahashi

今週、期待されるニュースを以下に記しておく。

7日(日)

テック企業は早めのタイミングでバズらせようとするので、日曜日から木曜日に多くの公開日時指定のニュースがもたらされるだろう。CTA のアナリストは、2018年の販売統計やトレンド予測のプレス限定セッションを開催する。公式には、CES は日曜日午後のプレス限定非公開レセプションで幕を開け、イノベーションアワードを受賞した企業が最初に表彰される。日曜夜には、パーティーで臨席しているすべてのテックジャーナリストたちから、そのクールな模様が投稿されるだろう。これはキーノートではないのだが、Nvidia が参加者を出し抜こうとしているようだ。

8日(月)

CTA(全米家電協会)の Gary Shapiro 氏によれば、CES 2017 には約16.5万人が参加したという。
Image Credit: Dean Takahashi

CES のメディアデイは、1日半にわたって開かれることになった。日曜日の午後1時に開始、月曜日は午前8時から夕刻までだ。LG が午前8時のプレスイベントのトップを飾る。今年は、CoinAgenda Summit という、ビットコインやデジタル通貨への投資を語るパラレルイベントが開催される。Samsung は月曜日午後2時にプレスイベントを開催し、ソニーは午後5時に開催。もし中に入れなかったとしても、ライブストリームを探してみるとよい。

プレスイベントの大半はマンダレイ・ベイで開かれるが、ソニーはラスベガス・コンベンションセンターでイベントを開催する。これらのイベントはプレス以外の参加者には開放されていないが、我々も多くのこれらのイベントについて記事を書くつもりだ。

Brian Krzanich 氏が、モンテカルロ・パークシアターで月曜日午後6時30分に、CES 公式オープニングキーノートを司会する(そう、ベネチアンに行ったら、それは間違い)。キーノートでは、CTA の Shapiro 氏が早番到着の参加者を歓迎する。私は、ミラージュホテルで開催されるプライベートパーティ「Pepcom Digital Experience」の夜のクロージングを担当する予定。CES のパーティーで人に会うと、最もよくされる質問は「今日、何を見ましたか?」というものだ。彼らはたいていの場合、見ておくべき、あるいは、友人に伝えるべき記事のネタやガジェットを探しているので少々迷惑ではあるが、その日に見たものについての考えを研ぎ澄ましてくれるので私は気にしない。悲しいことではあるが、たいていの場合、本当に重要なものは何もに無い。

9日(火)

CES 2017 には、260万平方フィートの展示会場に、推定18.4万人を集めた。
Image Credit: Dean Takahashi

午前10時、大規模会場でショウフロアが正式にオープンする。イベントが開催される11会場は、ラスベガス・コンベンションセンター、ワールドトレードセンター、サンズ・エキスポ、ベネチアン、アリア、モンテカルロ、ヴィダラ、パラッツォ・スイーツ、ウィン・ラスベガス、アンコール・アット・ウイン、ウエストゲート・ラスベガス、ルネッサンス・ラスベガス。キーノートスピーカーは、CTA の Gary Shapiro 氏、フォード CEO Jim Hackett 氏、Huawei(華為)コンシューマビジネスグループ責任者 Richard Yu 氏ほか。デルのプレスイベントは火曜日朝に開かれる。

我々は、ウィン・ラスベガスで開かれる招待制パーティー「Showstoppers」で、多くの新製品公開を取材する予定だ。

ショウフロアを歩き回る人に、アドバイスをいくつか。ラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)の中は入り組んでいる。LVCC は、多くの自動車メーカーやスピーカーメーカーが集まる北ホールから、広大な中央ホール、複数階ある南ホールまで広がっている。端から端までは数マイル離れているので、約束をする場合は時間に余裕を設けること。どこを歩き、どれくらい時間がかかるかを考えるのに、時間をかけるべきだ。

イベント開催中のラッシュに LVCC からサンズ・エキスポに行くのは簡単ではないが、CTA がシャトルバスを運行する。駐車場は少なく、1日に20ドル以上支払うことになる。

展示フロアが午後6時にクローズすると、タクシー待ち、主要ホテルへのシャトルバス待ち、駐車場、モノレールは激しく渋滞する。Las Vegas Strip やコンベンションセンターの近くでは、渋滞に巻き込まれないよう注意しよう。コーヒーハウスやホテルのバーで、ラッシュが過ぎるのを待てばいいだろう。

10日(水)

まだ、トークを聞きたいなら、クアルコム社長 Cristiano Amon 氏が、午前10時から11時までベネチアンのパラッツォ・ボールルームで講演する。他にも、ベライゾンの Hans Vestberg 氏、Baidu(百度)の Qi Lu(陸奇)氏、SDxCentral の Sue Marek 氏などが講演。他の時間帯には、他にも多くの人々が講演予定。ショウフロアは午前9時にオープンする。

11日(木)

Hisense の展示ブースでは、大きなモニターとドライビングポッドで、レースも体験できた。
Image Credit: Dean Takahashi

この日、私はサンズのショウフロアを歩き、ベネチアンでミーティングを開いているだろう。この日は、サンズやコンベンションセンターなど、メジャーな会場を訪れることを強くお勧めする。何があっても会場を離れないように。

12日(金)

人混みが嫌いなら、この日こそ姿を現わすべき日かもしれない。VentureBeat のクルーはこの日までに現場を離れているが、それぞれ自宅に戻って CES のトップトレンド、最高のプロダクトやサービス、素晴らしい写真を選ぶのに注力しているだろう。しかし、ショウフロアは午前9時から午後4時までオープンしている。

あなたがスマートなら、この日は鎮痛剤を飲んで、仕事に戻る前に休みをとるとよいだろう。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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CES 2018: Travelmate Robotics、人の後ろをついてまわるロボットスーツケースを公開へ

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私は、ラスベガスで開催される大トレードショー CES 2018 に向かうところだ。かねてから欲しいと思っていたガジェットがある。Travelmate Robotics は自走するスーツケースを展示する予定だ。このスーツケースは、ユーザをついてまわる車輪を備えたロボットだ。 Travelmate Robotics は、サンフランシスコでこのスーツケースを開発し、1年前に Indiegogo でのクラ…

人をついてまわるロボットスーツケース「Travelmate」
Image Credit: Travelmate

私は、ラスベガスで開催される大トレードショー CES 2018 に向かうところだ。かねてから欲しいと思っていたガジェットがある。Travelmate Robotics は自走するスーツケースを展示する予定だ。このスーツケースは、ユーザをついてまわる車輪を備えたロボットだ。

Travelmate Robotics は、サンフランシスコでこのスーツケースを開発し、1年前に Indiegogo でのクラウドファンディングで793,538米ドルを調達した。このスーツケースはさまざまなパターンで点灯し、ジェスチャーと音声コマンドの両方に反応する。名前をつけるなら、「Terminator T-1000」とでも呼ぶべきか、まさにそのように動作し反応する。同社は CES 2018 で Travelmate を披露する予定だ。

価格は1,100米ドル以上。高価に聞こえるかもしれないが、よいスーツケースはお金がかかるものだ。Travelmate にはデバイス充電用に USB ポートが2つ、人間工学に基づいたハンドル、スマートロック、スピーカー、バッテリー、人混みの中を正しく誘導するセンサーが備わっている。私は飛行機に乗ろうとするとき、手にはコーヒー、背中にはバックパック、もう一つの手ではローラーバッグを引いているなど、完全に手がふさがっていることがある。このような製品は、非常に便利かもしれない。

人混みの中でこの製品をテストする上で、CES は絶好の場所だ。もちろん、このスーツケースを拾い上げたり、どこかへ持ち去ったりする人を止める方法は無い。しかし、現在地を追いかける機能が備わっており、Travelmate のアプリを使えば現在地がわかり、また、後を追っているのが正規ユーザではないとセンサーが認識すれば、車輪にロックがかけることが可能だ。

Travelmate には、あらゆる方向に回転することができるオムニホイールが使われている。複数の Travelmate をチェーンすることができ、それらに後ろをついて来させることも可能だ。互いに衝突することもない。Travelmate は内容物の重さを計測することもでき、(飛行機等での)重量超過の心配も必要なくなる。

Travelmate Robotics は、音声認識機能の完全実装をローンチする計画しており、チケット予約などもできるようになる予定。将来は、他のデベロッパも Travelmate 向けのアプリケーションを開発できるようになる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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CES 2017のベストガジェット、トレンド、出来事のまとめ

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テック業界のリーダーたちが壇上にのぼるコンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES)では、多くを学ぶことができる。筆者はラスベガスの巨大な CES 会場の現場を直接取材することで、より多くの知見が今でも得られると感じている。本記事では、筆者が会場で得た知見を並べ、テクノロジーの将来を占うのに最適な手がかりとして、2017年 CES におけるトレンドを読み解いてみたい。 16万5,000人の参加者…

左から:全米民生技術協会会長の Gary Shapiro 氏、Nvidia CEO Jen-Hsun Huang 氏。CES 2017 のオープニングの基調講演で。
Image Credit: Dean Takahashi

テック業界のリーダーたちが壇上にのぼるコンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES)では、多くを学ぶことができる。筆者はラスベガスの巨大な CES 会場の現場を直接取材することで、より多くの知見が今でも得られると感じている。本記事では、筆者が会場で得た知見を並べ、テクノロジーの将来を占うのに最適な手がかりとして、2017年 CES におけるトレンドを読み解いてみたい。

16万5,000人の参加者に埋もれて見るべきものを見逃すことはよくあり、また、24万平米の展示スペースをすべて見て回れる人はいない。しかし、この手の展示会に20回以上参加した筆者は、あるパターンを見つけることに慣れている。以下に挙げるのは、ショーにおいて考えさせられた、10個にわたる思い出深い出来事、ガジェット、アイデア、トレンドなどである。

AI の普及が始まる

Nvidia が人工知能カーでアウディと提携
Image credit: Dean Takahashi

アクセンチュアのマネージングディレクター John Curran 氏は、AI が今回のショーの主役となりうると予想していた。彼は正しかった。数百社がAIとクラウドを用いてより正確な音声認識を実現する2大技術、Amazon Alexa や Google Assistant の組み込みを発表し、より自然なマンマシンインターフェースの実現を目指していた。

1995年には、音声認識の誤認識率は100%、つまり正解率はゼロだったが、2013年までに誤認識が23%に改善した。そして2017年の今、人間とコンピュータの音声認識の実力は同等に達したと、全米民生技術協会(Consumer Technology Association)のアナリスト Shawn Dubravac 氏は CES の講演で述べていた。

Nvidia CEO の Jen-Hsun Huang 氏は、数十年にわたる失敗ののち、画像処理プロセッサ(GPU)を用いた AI と音声認識に優位があるとした。プログラマブル GPU が(1999年に)登場するまでは、中央演算ユニット(CPU)がスポーツカーのようなもので、多数の命令を処理することに長けていたと彼は述べている。

しかし CPU は AI の問題を処理することには向いていなかった。GPU の普及とともに、Nvidia はグラフィックスに必要なタスクを処理するため、GPU をプログラマブルな設計にした。GPU は今やトラックのようなもので、膨大な量のデータを一度に処理することができる。マシンラーニングソフトウェアの技術者はこれに着目し、ニューラルネットワークが学習するのに必要な大量のデータを処理するのに GPU を利用した。この「トラック」は、ニューラルネットワークが音声認識のようなタスクを処理する性能を改善することに大いに貢献した。

Huang 氏は少人数のプレス会見で次のように述べた。

一部は必然でした。そして一部はセレンディピティ(幸運な偶然)でした。ディープニューラルネットワークは、コンピュータに当てはめれば、ブルートフォース(総当たり攻撃)のソリューションです。シンプルで美しいですが、膨大なデータを使わなければ効果はありません。GPU とディープラーニングが出会ったのは、セレンディピティでした。

Huang 氏は小規模のプレス会見において、同社が1,500を超える AI のスタートアップと協業していると述べた。これらのスタートアップは、パワフルな GPU 技術とマシンラーニングソフトウェアを活用し、多くの種類のパターン認識タスクを多彩なアプリケーションで実行してニューラルネットワークをトレーニングすることができるので、成功の可能性が高い。問題一つごとに AI は改良を重ねていき、Nvidia のスマートShield TV セットトップボックスから自動運転車に進化していく。

音声コントロールは新しいインターフェースの決め手

Synpatics の CEO Rock Bergman 氏
Image credit: Dean Takahashi

音声コントロールの成功こそが、人間と機械のやりとりを改善する唯一の手段である。タッチスクリーンセンサーメーカー Synaptics の CEO であるRick Bergman 氏は、同社のより遠大な使命が、マンマシンインターフェースのビジョナリーとなることだと考えている。そして、安価で実用的なソリューションを求めるコンスーマの課題を解決すべく、各社が最適な技術を探求するにつれて大きな進歩が達成されると彼は予見している。

簡単なことである。たとえば、ノートPCのタッチパッドの価値を評価することだ。タッチパッドをスワイプして、カーソルを動かすことは誰でもできる。しかし、2本指で下にスワイプすることで、ページを下にスクロールすることができることを何人が知っているだろうか?タッチパッドの基本的な価値は誰もが認識しているが、すべての価値を使いこなす努力をしている人は本当に少ない。

消費者に新しいことを学んでもらうのはとても難しいことがわかりました。(Bergman 氏)

筆者は、Tobii のアイトラッキング技術を組み込んだ新型PC製品群で、視線でカーソルをコントロールしてターゲットした経験を思い出した。これはシューティングゲームで複数のゾンビにターゲットを定めるのには素晴らしい技術だ。しかし、コンピュータを使いこなすのに、手の代わりに視線を使うように習慣を変えることはとても難しい。

一方、Synaptics はタッチスクリーンを用いて指紋を検出し、ユーザを認証する新しい技術を持っている。つまり、iPhone のホームボタンを押す代わりにタッチスクリーンの任意の場所を押すことで、スマートフォンでユーザ認証が可能になる。この技術があれば、Appleはホームボタンをなくすことが可能になり、私たちはスマートフォンをこれまでとは少し違った方法で使いこなすことができるだろう。

非テック企業が技術を大衆化する

Carnival のウエアラブルデバイス「Ocean Medallion」を装着すると、クルーズ船での乗客体験を特別なものにしてくれる
Image Credit: Carnival

AIはだれにでも使えるツールであり、それが CES に非テック企業が参加していた一つの理由である。自動車会社が最初の参加者だった。家電メーカーは勢い込んでIoT製品を披露している。そして今回、世界最大のクルーズ船企業 Carnival のCEO、Arnold Donald 氏がキーノートスピーチを行った。

Donald 氏はウェアラブルデバイス「Ocean Medallion」を CES で披露し、客室ドアの解錠、船上での買い物の支払い、子供の見守りといったあらゆることに使えるプラットフォームだとした。Doland 氏はテック企業出身ではないが、CES での彼の存在感は、テクノロジーがあらゆるビジネスに浸透しているかを示していた。テック企業が基礎を築き上げれば、あとはそれが主流となり、何十億人もの消費者の生活を変えるために用いられるかどうかは非テック企業にかかっている、と CTA の CEO であるGary Shapiro 氏は VentureBeat のインタビューで語っている。

(任意の形容詞をつけられる)IoT

「Samsung Family Hub 2.0」は、どこにでも置けるスマートな冷蔵庫
Image Credit: Dean Takahashi

IoT はもはや避けがたいトレンドで、企業はプロセッサ、センサー、コネクティビティ技術を活用し、日用品をよりスマートに使いやすくしていくしかないと、筆者は考えるようになった。しかし、すべてのものが使いやすくなるというわけではない。Samsung や LG が新型の洗濯乾燥機を紹介したのをみて、これらのコネクテッド家電が、洗濯が終わった時や洗剤を追加すべき時に知らせてくれるという機能をとても気に入った。

しかし筆者はまた、これらの機器を当分の間は買わないだろうとも思っている。今の現実は、これが高価な IoT だからだ。企業がこれらの製品に価格プレミアムをつけるのは仕方ないとしても、何百ドルもの追加コストを払うことはないだろう。5ドルのペット用のボウルに対して200ドルもしているようであれば、スマートペット給餌器がほしいとは思わない。

IoT ベンダーが解決しようとしている多くのことにおいて、消費者の意識との乖離があるだろうことは想像に難くない。「ハッキングの恐れのある IoT」や「ばかばかしい IoT」は必要とされていない。

チップの競争は2017年も続いていく

2017年の第1四半期には、AMD の「Ryzen」がデスクトップ向けにデビュー
Image Credit: AMD

チップの競争力を高めるには、より進化した製造プロセス(それにより、チップを小さく、早く、安くできる)か、より進化したアーキテクチャ(それによりチップは一度に多くの処理を効率よく行える)が必要である。この2つのルールは覚えておくと便利で、ある企業が上記のいずれかについて語ったり、語らなかったりすることには大きな意味がある。

Advanced Micro Devices(AMD)CEO の Lisa Su 氏は、CPU と GPU 両方で新アーキテクチャをローンチする2017年は、同社にとって競争を制する貴重な機会だと考えている。Nvidia は自社を AI 企業に変革している最中であり、自動運転車向けプロセッサなどの新たな戦場で、Intel に対する優位を保つことに腐心している。そんな中で、Nvidia がグラフィックスチップ市場に目を向けるだろうか? この市場では Nvidia は AMD と競合しており、AMD は CES で Vega グラフィックスアーキテクチャを公開している。

Vega ベースの GPU は数ヶ月以内に発売されるが、Nvidia の Huang 氏は、新チップや昨年の Pascal アーキテクチャの次の一手について、CES の基調講演では触れなかった。Huang 氏は Nvidia の競争力は依然有意にあると考えているようだが、Su 氏はAMD が GPU 市場のシェアを取り返すチャンスがあると考えている。

そして、AMD の電力効率に優れた新たな Zen アーキテクチャに基づいた Ryzen プロセッサは、第1四半期にローンチされるとした。Intel は Kaby Lake プロセッサをCESで公開したが、これは昨年の Silver Lake プロセッサに対して若干速いだけである。Intel の CEO の Brian Krzanich 氏は、プレスイベントで新アーキテクチャについて何も触れなかった。そして彼は、Intel が10nm製造プロセスを2017年末までに導入すると述べている。これは遅い。Qualcomm は CES において、同社と契約する製造パートナー(Samsungとみられる)がすでに10nmプロセスの Snapdragon 835 プロセッサの製造を始めていると述べている。

これが意味するのは、モバイルプロセッサ製造会社が、もしかしたら初めて Intel に先行して新製造プロセスにスイッチするかもしれないということだ。その結果は? Intel が今年、AMD に対してプロセスで先行して優位に立つことができないということになる。Su 氏と同社社員は、CES のディナーにおいて、このまたとない機会への希望を語っていたが、筆者はこれはありうると思う。そして全体を通して、CPU と GPU の市場は2017年はより激しい競争になるということだ。

VR は CES の主役に

Intel CEO の Brian Krzanich 氏が「Project Alloy」を披露
Image Credit: Dean Takahashi

昨年は、HTC や Facebook が買収した Oculus のようなベンダーが VR を先導していた。今年はVR技術が主流となった。3,800を超える CES 出展者の中で、70の VRベ ンダーがショーに参加していた。多くはヘッドセットを展示し、また多くが360度カメラも展示していた。Giroptic は iPhone のカメラを VR カメラに変換することができる超小型の360度カメラを製作した。

出展者には、Samsung、Sony、Haier、Qualcomm などの大手とその他多数の企業があった。しかし、VR が最大のお墨付きを得たのは、Intel の Krzanich 氏が CES プレス向け基調講演をVRで行った時だったろう。

世界最大のチップメーカーである Intel の CEO は、260を超えるVRヘッドセットとノートPCを用意し、プレスに VR 旅行を体験させ(パラシュートジャンプやベトナムの滝を訪問したり)、NCAA の試合をライブ体験させたりした。

VR にはまだやるべきことが多い。Krzanich 氏は Project Alloy を披露し、PCとの接続をなくしてすべての演算処理をスタンドアロンのVRヘッドセットに集約し、ユーザの動きを妨げるワイヤーをなくしたのを紹介した時にそう認めた。Project Alloy は開発中で、2017年の第4四半期に発売されるとみられている。つまり、現在のヘッドセットは、マスマーケットに向けての通過点に過ぎないということだ。

すなわち、70社のうち多数が生き残れないということになる。それは悪いこととは限らない。1990年代に、70社のグラフィックスチップ企業があったことを思い出す。最終的に生き残ったのは、Intel、AMD、Nvidia である。しかし、だからといってグラフィックスチップが悪い発想だったわけではない。それは全く違う。ダーウィンの進化論的なこの流れは、最良のコンスーマプロダクトが残るための過程である。VR はまだその道半ばであり、CES では多くの参加者がその先の道も続くと考えたことだろう。

控えめな謝罪は、道半ば

CES 2017 で登壇した Samsung の Tim Baxter 氏
Image Credit: Dean Takahashi

Samsung 北米法人社長の Tim Baxter 氏は、バッテリに爆発や発火の危険性があった同社 Galaxy Note 7 の惨状について、直接の謝罪はしなかった。しかし、同社の CES プレスイベントの冒頭で、Baxter 氏は部屋の中の象を示した。

昨年は Samsung にとって厳しい年でした。多くの方が、Note 7 がメディアに取り上げられたのを目にしたでしょう。当社はサードパーティとの協業を続け、何が起きたのかを突き止め、再発防止を確実にしなければなりません。近日中に Note 7 の問題の根本原因を公表します。私たちはイノベーションを止めたわけでもなく、将来も止めることは絶対にありません。

私たちは反省しており、皆さんの声を聞いています。

それは謝罪のしすぎでもなく、足りないわけでもなかった。筆者はその率直さを評価し、問題が収まった時には、この事故がテック企業すべてにとっての学びとなるだろうと思う。

イノベーションはすぐそばに隠れている

Changhong のスマートフォン「H2」は、甘いリンゴ、偽物のバイアグラを見極めることができる
Image Credit: Dean Takahashi

CES を注意深く見て回りたくさん歩いて回れば、隠れた宝石を見つけることができる。イノベーションとはそういうものであり、予想もしないところで見つかるものだ。

筆者は中国エレクトロニクス大手で、多くの後追い製品を販売している Changhong(長虹)のブースを訪問した。しかしその一角で、他のどこにもないものを発見した。Consumer Physics のSCiO センサーを組み込んだH2スマートフォンである。このセンサーはどんなものでもスキャンし、その構成分子を検出することができる。

SCiO は H2 スマートフォンを用いて、2つのリンゴのうちどちらがより甘いかを検出してみせた。また、2つの錠剤のうちどちらが本物のバイアグラで、どちらが偽物かを判別した。Diet Sensor は、H2(および付属の重量センサー)で、今から食べるものが何カロリーなのかを表示した。この新しいセンサーとアプリは、Changhong、Consumer Physics、Analog Devices、Diet Sensor 各社によって世に出るものだが、ほとんど無限の応用可能性を秘めている。

Shapiro 氏は、フランスの Aryballe Technologies による匂い検出デバイスに感銘を受けたと述べている。NeOse はポータブルの匂い検出器で、光技術で匂いを判別し、それが危険かそうでないかを検出できる。

これらのセンサーは、最も面白い技術が必ずしも大企業から生まれてくるわけではないということを再認識させてくれる。

ポルノは常にテクノロジーの一部

CES 2017 に参加していた、Naughty America の Ian Paul 氏
Image Credit: Dean Takahashi

Naughty America は、CES 出展を許された唯一のポルノ企業だった。以前 CES に多数のポルノ企業が出展して注目を奪い、多くの人を不快にさせたことについて非常に敏感になっているため、同社の展示には多くの制約が課せられた。同社は、仕事中に見られないような VR ビデオをデモしていたミーティングルームをアピールすることは許されなかったと、CIO の Ian Paul 氏が述べた。しかし、同社の CES への参加は、テクノロジーとポルノがお互いの需要を高め合うということを再認識させてくれた。

Paul 氏は、100タイトル以上をリリースしたことで、Naughty America が VR ポルノを適切に撮影する方法を学ぶことができたと述べている。また、同社がユーザについても多くを学んだとしている。VR ポルノが最も人気の州は、カリフォルニア、ニューヨーク、ミズーリ、ユタ州である。

ゲーマーとは常にイカれているものだ

壁にゲームを投影できる Razer の「Project Ariana」
Image Credit: Dean Takahashi

Razer は、ハードコアゲーマー向けの技術を生み出すことでその名を上げてきた。同社製品とその極端なアイデアは、究極のハードコア層にアピールし、その努力は功を奏している。

CES において、Razer はゲーム画面を部屋の壁全体に映写する Project Ariana と、3画面ノートPCの Project Valerie を披露した。外側の2画面は内側に折れ曲がり、ゲームのアクションに没入するような視覚が得られる。両社とも現状は実験的プロジェクトだが、素晴らしくクレイジーなアイデアだ。

3つの画面からなるゲームラップトップ、Razer の [ Project Valerie」
Image Credit: Dean Takahashi
【via VentureBeat】 @VentureBeat

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CES 2017で見つけた、興味深いスマートガジェット9選

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ラスベガスには、こんなことわざがある。 ラスベガスで起きることは、それ以外の街では起きない。 しかし、年に一度開催される、世界で最も大きく有名なエレクトロニクスショー Consumer Electronics Show(CES)で披露される電化製品は、世界中の家電業界に永遠のインパクトをもたらす。言うまでもなく、その数多くの中の少しだけがヒット商品となり、そのほかはポシャってしまう。 今日、e27…

las_vegas

ラスベガスには、こんなことわざがある。

ラスベガスで起きることは、それ以外の街では起きない。

しかし、年に一度開催される、世界で最も大きく有名なエレクトロニクスショー Consumer Electronics Show(CES)で披露される電化製品は、世界中の家電業界に永遠のインパクトをもたらす。言うまでもなく、その数多くの中の少しだけがヒット商品となり、そのほかはポシャってしまう。

今日、e27 は CES2017 が正式にオープンする2日前に家電の将来を垣間見ることができた。今年のテーマは、スマートデバイスのすべてだ。本稿では、e27 の目に留まった9つの興味深いガジェットを紹介したい。手の込んだものもあれば、シンプルなものもある。今後数日のうちに、より多くが公開されるだろう。

VR を体感できる「Hypersuit」(フランス)

hypersuit

Hypersuit は、地面に足をついていながら、宙を飛んでいるような感覚を覚えさせてくれる外骨格だ。リアルで墜落死するような心配をせず、無限に広がるバーチャルな空を飛ぶことができる。

しかも、Hypersuit の用途はエンターテイメントだけではない。このプロダクトを開発したメーカーは、理学療法やリハビリ目的にも使えると説明している。また、軍事目的でも使えるだろう。ウインドスーツを着用しなければならない兵士は、まず Hypersuit で訓練を始められる。

Hypersuit は、この外骨格製品のレンタル/サブスクプション・プログラムを始める計画だ。同社によれば、将来的にはモーターバイクに乗るなど、他の似たような動作にも使えるだろうとのこと。

氷上のバーチャルツアーが楽しめる、Cerevo の「Taclim」(日本)

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氷上を実際には歩いていないのに、どんな風に感じるか知りたくないだろうか? 日本の Cerevo は、感触が得られるフットウェア「Taclim」を開発した。歩いた反応が感覚として得られるので、草原、砂漠、水の中など、さまざまな地形の形状を再現できる。

Unity と連携できるので、デベロッパは自らカスタマイズした地形の形状を作成し、Taclim にインストールすることができる。

指輪を使ったスマートトラッカー「Motiv Ring」(アメリカ)

motiv_ring

市場には、睡眠の状態や心拍数を補足するデバイスが多数出回っている。しかし、「Motiv Ring」は、より効果的に値を捕捉でき、ユーザフレンドリーなのだそうだ。まず、小さく、軽く(外側はチタン製)、指に入りやすい。そして、もちろん防水だ。

しかし、着け心地がいいのに加え、このトラッカーを指に入れると、より実用的な機能が使えるようになる。正確な心拍数計測が可能になるのだ。その正確さは、病院で医師が患者の指に装着したパルスオキシメーター(血中酸素飽和度数計)で心拍数を計測していることからも明らかだ。

どこへでも連れってくれる電気スクーター「Immotor GO」(アメリカ)

mobilescooter

Immotor GO は本格的なスマート電気スクーターだ。GPS トラッキング、Bluetooth スピーカー、カメラ、デジタル操作によるロック、事故が起きそうな時には警報が鳴るなどの機能が備わっている。

この三輪スクーターには面白い装置がついている。独自開発の着脱可能なスマートバッテリーだ。

オーバーヒートなど、故障時には電源を自動で遮断する機能も備わっている。悪天候の中でも使え、他のデバイスに充電することも可能だ。

Immotor Go は時速20マイル(32キロ)までスピードを出すことができ、折り畳んで狭い場所に収納することもできる。

伸縮自在の高さ調節可能なハンドルバーがついているので、持ち運びも容易だ。

まるで第二の皮膚のように機能する衣料「e-skin」(日本)

motioncapture

映画やゲームの特殊効果は、来ている服とカメラを使って俳優の動きを捕捉し、それをバーチャルキャラクターに置き換えることで制作している。スマートアパレル・スタートアップの Xenoma のソリューションで必要なのは服だけだ。

服の中には伸び縮み可能なワイヤーと14個のセンサーが入っている。Printed Circuit Fabric(PCF=プリント回路衣料)というものだ。「e-skin」はスポーツ、睡眠習慣などの活動を捕捉するのにも使える。

一台ですべてを制御できるリモコン「Sevenhugs」(フランス)

smart_remote

Sevenhugs は、スマートフォンへの依存度を下げてくれるスマートリモコンだ。アプリやセンサーと共に動作する。ユーザがあるアプリをセンサーに割り当てると、リモコンをセンサーに向けるだけでアプリを起動させることができる。

例えば、フロントドアにセンサーをつけておいて、そのセンサーを Uber のアプリに割り当てておく、というような具合だ。センサーがまく動作しないときは、ユーザがメニューをスクロールしてアプリを見つけることができる。

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あらゆるシャツをスマートに Mevics の IoT(ウクライナ)

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Mevics の IoT デバイスは控えめながら、慢性的な不愉快からユーザを解放してくれる。ユーザが来ているシャツの前部に貼れば、前かがみなどの不適切な姿勢を検知してくれる。警告は振動で伝えられる。さらに、何歩あるいたか、何カロリー消費したかなどの値を計測することも可能だ。

ヘアブラシさえもスマートに「Kerastase Hair Coach」(フランス)

smart_hairbrush

今日、すべてのものがスマートになりゆくなかで、ヘアブラシとて例外ではない。ヘアケア企業の Ketrastase は家電メーカーの Withings と提携、ヘアケアを捕捉する世界初のスマートヘアブラシを開発した。

Kerastase Hair Coach には、ちぢれ、乾燥、枝毛、断毛、といった髪の状態を検出するために、ブラッシングする音を披露マイクが備わっている。また、ブラッシングのパターンを検出するアクセラレータとジャイロスコープが備わっており、力を入れすぎている際にはユーザに知らせてくれる。髪が湿っているか、乾いているかも検出可能だ。

これらの情報はアプリに記録・保存され、天気などの外部情報と組み合わせることで、正確な毛髪の管理や質の捕捉が可能になる。

眠りを誘うだけではなく、眠りの質を向上する「Sensorwake Oria」(フランス)

smart_scent

Sensorwake のデバイス「Oria」は簡単に説明ができる。2つの着脱可能な香りのカプセルで眠りへと誘う。一つの香りはユーザを眠りへと呼び込み、その約40分後には、もう一つの香りが眠りをより深いものにしてくれる。

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【via e27】 @E27co

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CES 2017で披露された、興味深かったニュース・プロダクトを一挙総ざらい

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一年で最も贅沢で重要なテックトレードイベント CES がラスベガスで開催されている。想像されたように、イベントからは非常に多くのニュースがもたらされた。 でも、恐れることはない。CES 2017 からもたらされた大ニュースを以下にまとめた。 1日目 Acer が、価格9,000ドルの21インチ・カーブスクリーンゲームラップトップを発表 Acer は2つの新しいゲームラップトップを発表した。Acer…

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一年で最も贅沢で重要なテックトレードイベント CES がラスベガスで開催されている。想像されたように、イベントからは非常に多くのニュースがもたらされた。

でも、恐れることはない。CES 2017 からもたらされた大ニュースを以下にまとめた。

1日目

Acer が、価格9,000ドルの21インチ・カーブスクリーンゲームラップトップを発表

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Acer は2つの新しいゲームラップトップを発表した。Acer Predator 21 X Notebook と Acer Predator 17 X だ。

21インチの Predator 21 X ゲームラップにはカーブスクリーンが備わっており、2月に9,000ドルで発売される予定。

詳細記事(英語)

Lenovo が新しいコンピュータ・ラインアップをローンチ

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CES 1日目の中央ステージでは、Lenovo が同社の ThinkPad X1 ラインの新しいデバイスを披露した。Ultrabook、コンバーチブル・ラップトップ、タブレットで、いずれも Windows 10 が搭載されている。

第2世代の ThinkPad X1 Yoga は1,500ドルで販売される予定で、一方新しい第5世代の ThinkPad X1 Carbon の価格は1,350ドルから。

詳細記事(英語)

Lenovo が Smart Assistant をローンチ

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Lenovo も自らスマートアシスタントの競争に足を踏み入れた。Smart Assistant という名前のこのデバイスは130ドルで、Lenovo 版の Amazon Echo であり、Alexa が動作する。このプロダクトは5月に店頭に並ぶ予定だ。

詳細記事(英語)

足でゲームやアプリをコントロールできるデバイス「3dRubber Wireless」

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ニューヨークを拠点とするスタートアップ 3d Rudder は、PC ゲーム、モバイルアプリ、VR ヘッドセット用の足で操作できるコントローラをローンチした。我らが VentureBeat の Dean Takahashi は、「CES 2017 で、最も不思議なプロダクトかもしれない」と言っている。

詳細記事(英語)

個人が VR 放送できる Hubblo のポータブル360カメラ

ces-2017-hubblo

香港を拠点とする Hubblo は、4K で 3Dライブストリーミングができる Hubblo VR Camera を発表。4K 撮影できる、全部入りカメラは 1,000 ドルで発売される見込み。

詳細記事(英語)

Mayfield Robotics が700ドルのホームロボット「Kuri」をローンチ

ces-2017-kuri_speaks_robot

Mayfield Robotics は同社初となるロボット「Kuri」を紹介した。アメリカで、100ドルの預かり金を入れることで、700ドルで予約注文ができる。何かに気付いたり、移動したりする機能だけでなく、家を明るくするよう設計された個性を持っているとされている。

詳細記事(英語)

Keyshare Technology を自撮りができるドローンを発表

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KeyShare の Kimon は、簡単に使えるポータブル・ドローンで、バッテリー交換可能で高品質の写真が撮影できる。4K で毎秒25フレームの動画録画可能な16メガピクセルをはじめ、すべての機能は、素晴らしい自撮り体験ができるよう最適化されている。

詳細記事(英語)

Polar が、心拍数モニター内蔵のコネクティッド・スポーツシャツを披露

ces-2017-polar-connected-shirt

アクティビティ・トラッカーや WiFi スケールなど、多岐にわたるスポーツ・トレーニング・コンピュータで知られる Polar は、健康トラッキング機能を内臓した新しいコネクティッド・スポーツシャツを発表。Polar Team Pro Shirt は、同社が既に提供している、Polar Team Pro の胸部に着用するストラップを含む、アスリート向け心拍数モニタリングハードウェア上に作られており、費やした体力や体力回復の速度など、アスリートのパフォーマンスをコーチにリアルタイムデータとして届ける。

詳細記事(英語)

2日目

Samsung が、アーリーステージのテックスタートアップに1.5億ドルを投資へ

ces-2017-samsung

Samsung は4日(水)、最先端技術に特化したアーリーステージのスタートアップを支援する用意があると発表した。同社は、社内の世界的なイノベーショングループを通じて、仮想現実(VR)、人工知能(AI)、IoT、および、他の新領域技術に特化したビジネスを対象とした、1.5億ドルのファンドを創設した。

詳細記事(英語)

Nvidia が、人工知能カーの開発でアウディと提携

ces-2017-nvidia-car

Nvidia はアウディと提携し、新世代の自動運転車用の人工知能の開発に着手する。両社は、先進的な自動車アプリケーションに向けた Nvidia の最新技術を商用化を目指している。

詳細記事(英語)

トヨタの最新コンセプトカーは、人工知能を使って運転習慣を認識

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トヨタは自動運転車に参入し、ハンズフリーで目的地へたどり着けるだけでなく、ルート、運転パターン、スケジュール、感情、他のデータポイントを学習するシステムを創造している。

この未来を彷彿させる車に興奮するのはまだ早い。このような車が市場に出てユーザの手に届くようになるまでには、まだ少し時間がかかりそうだ。

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HoloLamp は、メガネをかけない拡張現実(AR)を提供

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HoloLamp は、同社の拡張現実(AR)投影システムを CES 2017 で発表した。この投影システムにより、実際に存在する物体と AR が相互作用することが可能になり、動く映像を見るのに特別なメガネやスマートフォンが不要である。

HoloLamp 投影システムは、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」に出てくる 3D チェスのような、動くチェスゲームとともに出荷される予定で、同社によれば、今年の第一四半期に購入できるようになるとのことだ。

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子供にコーディングを教え、生活に創造力をもたらすロボット「Lego Boost」

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Lego Mindstorms は、ロボットのプログラム方法を多数の10代の子供達に教えてきた。そして、今回 Lego Group は、子供達にコーディングの方法を教えるロボット「Lego Boost」をローンチする。

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ペットの歩き回った軌跡を捕捉する「Whistle 3」

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ペットの軌跡記録デバイスを開発する Whistle は、CES 2017 で Whistle 3 を発表。迷子になったペットの位置をs早く検出し、毎日の運動量を記録することもできる。最新のプロダクトでは、活動モニタリング機能がアップグレードされ、継続的に位置を捕捉をできるようになった。

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3日目

電気自動車の充電速度を8倍にする ChargePoint

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ChargePoint は、電気自動車の充電プラットフォーム「ChargePoint Express Plus」をローンチ、充電速度を8倍にまで高速化する。同社によれば、10〜15分の充電で数百マイルの移動が可能になるという。

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Ford は、数百万台の自動車に Amazon Alexa を搭載予定

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Ford は、同社のサービス「Ford Sync3」に Amazon Alexa を組み込もうとしており、運転者が車やスマートフォームデバイスを制御できるようにする。

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Lumus は、視野の広いスマートグラス向けの AR ディスプレイを披露

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最近4,500万ドルを調達したイスラエルのスタートアップ Lumus は、今までより広い視野を提供するスマートグラス向け AR ディスプレイを披露。

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Coros は、骨伝導スピーカーを内蔵した、スマートサイクリング・ヘルメット「Linx」を発表

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Coros Wearables は、スマートサイクリング・ヘルメット「Linx」を紹介。このプロダクトには、耳を塞がない骨伝導スピーカーを採用した興味深い技術が採用されている。

音楽再生、電話での通話、他の自転車走者との会話を、頭部横からの骨伝導により可能にする。

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Kodak、Kodakit で「未来の写真エコシステム」を創造へ

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以前はカメラ企業大手として知られた Kodak だが、写真家をブランドとつなぐ新しいオンデマンド写真サービス「Kodakit」の世界ローンチとあわせ、同社が「未来の写真エコシステム」と呼ぶ構想を発表した。Kodakit は現在37カ国で利用可能で、ニューヨーク、サンフランシスコ、パリ、ロンドン、デリーなどの大都市圏をカバーしている。

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【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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