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中国のソーシャルコマースをディスラプトしつつある〝WeChat(微信)版LINE@〟「WeChat Work(企業微信)」とは?

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Aurelien Rigart 氏は、デジタルプロダクション IT Consultis の共同創業者兼副社長だ。本稿で説明しているように、同社は「WeChat Work(企業微信)」で戦略および技術ソリューションを提供している。 Tencent(騰訊)は、「WeChat(微信)」の姉妹アプリ「WeChat Work(企業微信)」を活用し、ソーシャルコマースの世界を再びディスラプトする態勢を整えてい…

Aurelien Rigart 氏は、デジタルプロダクション IT Consultis の共同創業者兼副社長だ。本稿で説明しているように、同社は「WeChat Work(企業微信)」で戦略および技術ソリューションを提供している。


Tencent(騰訊)は、「WeChat(微信)」の姉妹アプリ「WeChat Work(企業微信)」を活用し、ソーシャルコマースの世界を再びディスラプトする態勢を整えている。 WeChat Work は、ここ数ヶ月間にわたり絶え間なくアップグレードを続けている。12月23日の最新の更新で、WeChat Work は待望の機能「Moments(モーメンツ/客戸朋友圈)」を公開した。Moments は、WeChat Work 上で同僚だけでなく、一般 の WeChat ユーザーともメッセージをシェアできる。そして、これこそがとても強力な理由だ。

WeChat Work(企業微信)のログインページ
Image credit: TechNode / Shi Jiayi

Tencent は2016年、ビジネスコミュニケーションの専用ツールとして WeChat Work を公開した。時間の経過とともに、このアプリはソーシャルコマースにより良いサービスを提供しようと進化してきた。

WeChat Work は、Slack に似た社内インスタントメッセージング機能を提供、他の非ビジネス用のチャットアプリともシームレスに接続する。 Tencent は、WeChat Work を WeChat に接続し、相互作用を最大化し、摩擦を最小限に抑え、さらに重要なことに、ソーシャルコマースのチャンピオンを作り出す。WeChat Work を使って、従業員は日常の WeChat ユーザと関わることができ、一方、アドミニストレータは、ユーザとの構築する関係性を高度に制御できる。WeChat Work はソーシャルコマースの理想的なツールなのだ。

WeChat Work ユーザを WeChat ユーザにつなぐためのゲートウェイ

顧客は知り合いに推薦された製品を好んで買うため、中国での販売にとってソーシャルメディアの重要度は増している。我々がソーシャルコマースと呼ぶものには、ライブストリーマー、「Little Red Book(小紅書)」のようなブランド特化ネットワーク、売上促進目的でソーシャルメディアに参加するブランドなどがある。消費者にリーチする最良の方法の一つは、顧客に WeChat の友達として自分を追加してもらうことだ。

「WeChat Work Moments」が重要な理由

直近のアップデート以前、Moments が無かったことは、WeChat Work に関してブランド各社が抱えていた最大の不満の一つだった。営業担当者は、WeChat の Moments(微信朋友圈)に写真や会社のコンテンツを共有し、顧客に最新情報を提供してきた。また、多くの場合、彼らは顧客と製品購入後の関係性を確立するため、顧客の WeChat 連絡先にプライベートでより人間的な側面をしばしば共有した。新しい WeChat Work を使えば、ブランド各社は求めてきた機能に加え、営業担当者に代わって投稿内容を準備し、複数の連絡チャネルで一貫性を維持することができる。この更新により、WeChat Work と WeChat 間のギャップが解消される。

ソーシャルコマースには、WeChat ではなく WeChat Work が最適な理由

ソーシャルコマースでのエンゲージメントに関して、WeChat Work は WeChat が持っていた機能を改善している。ブランド一部の従業員に顧客と直接会話させるか、顧客を割引やニュースが共有されるをグループに追加することで、WeChat を使ったソーシャルコマースを活用してきた。この方法は成功する可能性があるが欠点がある。

  • 顧客との関係性を管理しているのは、ブランドではなく営業担当者だからだ。担当者が退社すると、ブランドは顧客データベースと紐づいた収入を失うことになる。
  • ブランドは、顧客と従業員との会話を可視化できない。

WeChat Work をソーシャルコマースに活用する

WeChat Work を使うとブランドは顧客との関係を管理できる。ブランドは、主に3つの方法で WeChat Work を活用できる。

顧客の獲得と接続

WeChat Work はブランドに営業担当者の活動に関するインサイトを提供し、営業担当者の退職後も顧客データを保持する機能を提供する。顧客は自分の WeChat を使って営業担当者の WeChat Work QR コードをスキャンしすぐに接続できるが、WeChat Work でのすべての営業スタッフのアクティビティはマネージャーが簡単に追跡できる。営業担当者が退職する際は、ブランドが従業員の離職に備え、顧客を新しい営業担当者に簡単に再割り当てできる。

ソーシャル CRM

営業担当者とブランドは、アプリを使ってソーシャル CRM を連携し顧客に対する完全な知識を得ることができるため、適切なコンテンツを顧客とエンゲージするタイミングを理解でき、一元化された KPI ダッシュボードから販売進捗を追跡できる。営業チームは、KPI システムに直接接続し、進行状況をリアルタイムで追跡できるようになった。これにより、モチベーション、つまりは売上が大幅に向上する。

主要顧客との長期的な関係づくり

WeChat Work により360度顧客プロファイルを作成できるため、ブランドは営業担当者向けに行動ベースのタスクを作成し、コンバージョン率を向上させることができる。さらに、セールスマネージャーは、チャット数や応答時間を追跡することで、マクロレベルで販売の進捗状況を監視できる。

ソーシャルセールスから最も利益を得る業界は?

どの業界でもソーシャルコマースを活用できる。最も注目すべき例の一つは、ラグジュアリー業界だ。WeChat Work の機能を活用し、長期的な関係とパーソナライズされた体験を作り出せる。小売業者は WeChat Work の O2O 機能の恩恵を受けることもできる。WeChat Work のエコシステムの柔軟性とスケーラビリティのおかげで、他の業界も恩恵を受けることができるだろう。ブランドは、カスタマイズされたアプリとミニプログラム(小程序)を構築してアプリに連携し、顧客体験を向上させ、販売プロセスを合理化できる。また、B2B 業界は、これらの分野で今後数ヶ月に大幅な成長が見られるだろう。

WeChat Work の目標

WeChat Work の最終目標は、ブランドに「チーム全体による販売」という概念を達成するためのツールを提供することだ。チーム全体を一つのプラットフォームに統合し、マーケティング戦略を連携することで、ブランドの販売を増やすことができる。これを実現するために、Tencent はブランドのオムニチャネルエコシステムの中心で細かく調整されたツールを企業に提供することにより、再びソーシャルコマースをディスラプトしつつある。こうして、Tencent はより多くのトラフィックをマーケットプレイスからプライベートトラフィックチャネルに誘導し、ブランドは収益を最大化し、顧客との関係を育み、長期的な成長を確保できるようになるわけだ。

【via TechNode】 @technodechina

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2019年投資額は1250億円規模、中国がブロックチェーンファイナンスでトップ市場に

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1月16日に発表された報告書によると、2019年のブロックチェーン関連ファイナンスは中国と米国で活発であり、業界の取引全体の約60%を占めていたと発表された。 重視すべき理由: 昨年のグローバル市場におけるブロックチェーン関連ファイナンスの傾向は、中国市場の変化に大きく影響された。 詳細: メディアおよびコンサルタント会社「PANews」のレポートによると、昨年には653件のブロックチェーン関連の…

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Photo by Launchpresso on Pexels.com

1月16日に発表された報告書によると、2019年のブロックチェーン関連ファイナンスは中国と米国で活発であり、業界の取引全体の約60%を占めていたと発表された。

重視すべき理由: 昨年のグローバル市場におけるブロックチェーン関連ファイナンスの傾向は、中国市場の変化に大きく影響された。

詳細: メディアおよびコンサルタント会社「PANews」のレポートによると、昨年には653件のブロックチェーン関連の調達取引が行われ、約47億ドル相当の価値が新たに市場へ流れ込んだ。

  • 中国では合計191件の調達取引が発生し、ブロックチェーン関連事業への投資は11億5,000万ドル以上を占めた。なかでも中国・北京周辺の渤海地域では、96件の取引が発生し、最も多くの資金を集めた。北京は取引数が最も多く、調達規模でチャートを上回った。
  • シンガポールでは47件、インドでは19件、韓国では9件、日本では3件のブロックチェーン関連の資金調達が発生している。
  • しかし10月以降、中国当局はデジタル通貨交換を対象とした業界動向の監視を強化。これにより、同セクターへの資本増加が抑制され、2019年の第4四半期に資金の凍結が発生したと報告書は述べている。
  • 2019年後半に中国中央銀行が独自のデジタル通貨の開発を強化することを発表すると、関連企業は勢いを増した。

背景:中国・習近平国家主席は10月、ブロックチェーン開発の重要性について発言し、即座に多数の企業がブロックチェーン市場へ参入。ビットコインが増加した。 ところが、市場の急成長は、ブロックチェーン関連の違法および詐欺活動の取り締まり強化につながった。

  • 中国政府は全国的に人材採用を積極化するための政策を展開。 最近の調査では、4つの主要なブロックチェーンハブとして、渤海地域、長江デルタ地域、湖南-貴州-重慶地域、珠江デルタ地域を挙げた。

【via TechNode】 @technodechina

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電子タバコ「Relx(悦刻)」、上海と北京に旗艦店を開設——ネット販売禁止でリアル店舗が増加、未成年者を自動排除する仕組みを実装へ

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電子タバコ「RELX(悦刻)」を展開する中国スタートアップ RELX Tech(雾芯)は11日、上海と北京に2つの旗艦店を開設した。昨年11月、中国で電子タバコ製品のオンライン販売が禁止されたのを受けてのものだ。 重要視すべき理由:電子タバコ産業は、オンライン販売への厳格な規制や未成年者への販売を禁止するルールを受けて、売上を維持するためのオフライン販売への移行、コンプライアンスの遵守を行なってい…

RELX の上海旗艦店で E リキッドを調合するロボットアーム
Image credit: Relx

電子タバコ「RELX(悦刻)」を展開する中国スタートアップ RELX Tech(雾芯)は11日、上海と北京に2つの旗艦店を開設した。昨年11月、中国で電子タバコ製品のオンライン販売が禁止されたのを受けてのものだ。

重要視すべき理由:電子タバコ産業は、オンライン販売への厳格な規制や未成年者への販売を禁止するルールを受けて、売上を維持するためのオフライン販売への移行、コンプライアンスの遵守を行なっている。

詳細情報:RELX Tech は3年以内に世界で1万店舗を開設すべく6億人民元を投資する計画だと、Techode への e メールで明らかにした。

  • 旗艦店は18歳超の成人にのみ開放される。プレスリリースで、RELX Tech は「入店や購入時には、全ての顧客に厳格な年齢確認手順を求める可能性がある」と述べている。
  • プレスリリースによれば、旗艦店では、ブランド体験エリア、消費者啓蒙エリア、インタラクティブゾーン、喫煙具彫刻サービスが提供される。
  • RELX Tech のスポークスパーソンによれば、店舗ではそれぞれ2台のロボットを使って、喫煙具の彫刻サービスや E リキッドの調合サービスが提供される。
  • プレスリリースによれば、未成年者を自動的に排除するため、旗艦店では顔認識技術が採用されている。「Project Sunflower(向陽花系統)」というコードネームがついたこのプロジェクトは旗艦店で本格導入となる。小売事業者は、最初の違反時にに最大2万元(約32万円)の罰金が科され、違反が続いた場合は店舗の閉鎖を求められる。
  • RELX Tech は、Project Sunflower を今後3ヶ月以内に中国国内100店舗で展開予定。
  • RELX Tech によれば、同社は2019年1月に開設した1号店舗を筆頭に、中国全土300都市で1,400軒のリアル店舗を展開している。

背景:2018年1月に設立された RELX Tech は、中国市場で60%を超える市場シェアを有するとしている。投資家には、Sequoia Capital China(紅杉資本)、Source Code Capital(源碼資本)、IDG Capital といった有名テック VC が名前を連ねる。

  • 昨年12月、RELX Tech は未成年者の入店や電子タバコ製品購入を防ぐ顔認識プロジェクトを立ち上げた。この際のプレスリリースで、同社は店内カメラが顧客と ID データをマッチさせ、年齢を決定するとしていた。
  • 顧客は製品購入時、顔認識のために再び ID を提示する必要があり、その情報は ID データベースとの突合に使われる。
  • 中国政府は活況を呈する電子タバコ業界での規制を厳格化しており、未成年者への販売については、とりわけ厳しいものとなっている。

【via TechNode】 @technodechina

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出会い系も短尺動画の時代、「Momo(陌陌)」が「Duiyan(多閃)」公開

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中国の出会い系サービス「Momo(陌陌)」は1月8日、Tencent(騰訊)やBytedance(字節跳動)が参入する競争激しい短尺動画アプリ市場にて、新サービス「Duiyan(多閃)」をリリースしたとTechPlanet(Tech星球)が報じた。 重視すべき理由:中国最大のオンラインデートプラットフォームとしてNasdaqに上場しているMomoは、2019年から減退気味であるユーザー増加率を後押…

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Screenshot of Apple’s App Store page for Momo short video app “Duiyan.” (Image credit: TechNode)

中国の出会い系サービス「Momo(陌陌)」は1月8日、Tencent(騰訊)やBytedance(字節跳動)が参入する競争激しい短尺動画アプリ市場にて、新サービス「Duiyan(多閃)」をリリースしたとTechPlanet(Tech星球)が報じた

重視すべき理由:中国最大のオンラインデートプラットフォームとしてNasdaqに上場しているMomoは、2019年から減退気味であるユーザー増加率を後押しするために製品ラインを拡大した。

  • 同社がリリースしたディープフェイクAI顔替えアプリ「Zao(顔技)」は、2019年9月に中国で流行しましたが、過剰なデータ収集と不十分なプライバシー保護のために規制当局から非難を受けた

詳細大半の競合短尺動画アプリと同様に、Duiyanではユーザーは短いビデオを撮影してアップロードしたり、他のユーザーが作成した動画が流れてくるフィードを閲覧したりできる。なお、Douyin(抖音)やKuaishou(快手)とは異なり、Duiyanのユーザーフィード内容は現在カスタマイズされていない状態。

  • フィードでは、ハンドル名、性別、年齢、地理的距離、最終アクティブ時間などのユーザー情報が画面の上部に表示される。
  • アプリのユーザーは、動画下部に配置されたチャットバーを通して、コンテンツ作成者にプライベートメッセージを送ることができる。
  • ユーザーが自分のコメントを他の人に見せたい場合は、中国のライブストリーミングプラットフォームでよく見られる機能のように、動画をオーバーレイするブレットチャットの形式でコメントを投稿できる。
  • Duiyanは現在、iOSデバイスでのみ利用可能。

背景2019年第3四半期に前年比で18%増の堅調な売上成長を記録したにもかかわらず、Momoのユーザーベースの成長は前年比3%増の1億1,410万人に留まった。

  • 同社の収益4分の3近くが、第3四半期のライブストリーミングサービスによるものであった。
  • 関連サービスからの収益は、同社のバーチャルギフト事業の成長に牽引され、期間中にほぼ倍増。
  • Momoは2018年2月に競合の出会い系アプリ「Tantan(探探)」を6億ドルで買収している。
  • Iimedia Researchによると、中国の短尺動画ストリーミング業界は2020年に380億人民元(約54.6億ドル)を超えると予想されている。

【via TechNode】 @technodechina

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中国の自転車レンタル市場で一抜け「Hello Global(哈囉出行)」3億ユーザー突破

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Ant Financial(螞蟻金服)が支援する中国の自転車レンタルプラットフォーム「Hello Global(哈囉出行)」は1月6日、発表された2019年の年次報告書にて、3億人以上の登録ユーザーを抱える中国最大の自転車アプリになったと発表した。 重視すべき理由:中国の自転車レンタルブームが冷え込む中、後発企業であるHello Globalは、低所得者層地域への注力、自転車レンタル以外のビジネス…

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A Hellobike rider waits for traffic on the streets of Shanghai on March 22, 2019. (Image credit: TechNode/Eugene Tang)

Ant Financial(螞蟻金服)が支援する中国の自転車レンタルプラットフォーム「Hello Global(哈囉出行)」は1月6日、発表された2019年の年次報告書にて、3億人以上の登録ユーザーを抱える中国最大の自転車アプリになったと発表した。

重視すべき理由:中国の自転車レンタルブームが冷え込む中、後発企業であるHello Globalは、低所得者層地域への注力、自転車レンタル以外のビジネス拡大、Alibaba(阿里巴巴)のフィンテック部門である Ant Financialの支援により、競合企業「Mobike(摩拜単車)」と「Ofo(小黄車)」を追い越している。

  • データインテリジェンスプラットフォーム「Quest Mobile(貴士移動)」のデータによると、Hello Globalは2019年6月にアプリの月間アクティブユーザー(MAU)が2190万、Alipay(支付宝)上のミニプログラムでMAUが4160万で月間アプリランキング1位になった。なお、 Mobikeは同期間に1,318万MAU、Alipayミニプログラム(支付宝小程序)で3,580万MAUを記録した。
  • Hello GlobalやMobikeを含む中国の自転車レンタル企業は、持続可能なビジネスモデルへの移行を目指して、レンタル料金を引き上げている。

詳細:Hello Globalは中国内360の都市で事業運営をしており、電動自転車のレンタルサービスは全国260の都市で利用できる。 2019年1月に開始されたHello Globalのカープールサービスは300以上の都市で運営されている。

  • Hello Globalのユーザー層の約70%は1980年および1990年以降に生まれた、インターネットに精通したセグメントで構成されている。ただ、報告によると他の年齢層のユーザーが増加傾向にあるとのこと。 1960年および1970年以降に生まれたユーザーの割合は20%を超え、2000年以降のユーザーセグメントは10%に近づいている。
  • 2019年時点で合計475件の特許を登録。170件以上が発明特許であり、130件以上が出願特許であると述べた。
  • 設立以来3万を超える運用業務の職業を生み出しており、全従業員の15%は40〜50歳である。
  • 広報担当者によれば、“Hello Bike”および“Hello Transtech”の名前を利用していたが、モビリティ業界全体に拡大する2019年から“Hello Global”の名前を使用し始めたという。

背景:MobikeとOfoが登場したその2年後の2016年に立ち上がったHello Globalは、中国の小規模都市に事業を集中させた最初の自転車シェア事業者として急速に注目を集めた。

  • Hello Globalは、2017年10月に上海市場に上場した競合企業「Youon Bike(永安)」と合併した。
  • Ant FinancialはHello Globalが実施した7つの資金調達ラウンドのうち4つに参加。合計で18億ドルを調達した。
  • 中国の自転車レンタル市場は2018年に108億人民元(約1億5500万ドル)の規模があったという。分析機関のデータによると、低所得者層都市の成長と自転車レンタルサービスの市場理解浸透により、前年比73%の成長を果たしたという。ただ、レポートによると、2019年の市場成長率は前年比33%にまで減少すると予想されている。

【via TechNode】 @technodechina

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Tencent(騰訊)ら、Universal Music Groupの株式10%を取得へ

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Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。 中国のインターネット大手 Tencent(騰訊)が率いるコンソーシアムは、フランスの Vivendi から Universal Music Group(UMG)の株式10%を購入する…

Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから


中国のインターネット大手 Tencent(騰訊)が率いるコンソーシアムは、フランスの Vivendi から Universal Music Group(UMG)の株式10%を購入することで合意した。UMG の時価総額は300億ユーロ(約3.6兆円)。

Image credit: Masaru Ikeda

Tencent が率いたコンソーシアムは Tencent Music Entertainment(騰訊音楽娯楽集団)や世界的な金融投資家らで構成され、Vivendi の声明によれば、コンソーシアムはこの買収を2021年1月まで、UMG 株式を同一価格で最大20%獲得できる選択肢を保持している。この取引は、Tencent Music Entertainment が中華圏で事業を展開する UMG の子会社の小数株式資本の取得を可能にする二次合意によっても補完されている。

この取引に先立ち、Tencent は Sony Music Entertainment、Warner Music Group、Blackpink や Big Bang など K-POP アーティストをマネージメントする韓国の YG Entertainment などと音楽配信契約を結んだ。Vivendi は、Tencent からの資金をアジア市場でプレゼンスを拡大するのに使う予定だと語っている。一方、この取引は Tencent が U2、Drake、Taylor Swift といった欧米の音楽アーティストにアクセスするのを可能にするだろう。

声明によれば、この取引は2020年上半期末までに完了する見込み。加えて、Vivendi は Tencent コンソーシアムと「少なくとも今回と同一の価格」で少数株を追加売却する可能性について交渉を開始したとも述べている。

数週間前、Bloomberg は Tencent の競合である Bytedance(字節跳動)がインドとインドネシアで、新音楽アプリ「Resso( Android / iOS )」をテストし始めたと報道した。その報道によれば、Bytedance は既にインドのレーベル「T-Series」「Times Music」の配信権を獲得しておいるが、世界三大音楽企業である Warner Music Group、UMG、Sony Music Entertainment とは契約未締結だ。

【via Tech in Asia】 @techinasia

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Xiaomi(小米)がリード、Huawei(華為)が躍進ーー中国ウェアラブル出荷は前年度比45%の堅調成長

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市場調査会社「International Data Corporation(IDC)」のレポートによると、中国ウェアラブルデバイス市場は、2019年第3四半期の出荷台数が2,715万台に達し、前年同期の2,097万台から45.2%増加、2023年には2億台に達すると予測されている。 重視すべき理由:レポートでは、中国ウェアラブルデバイス市場の急成長と、この分野で最大のプレーヤーである中国企業につい…

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市場調査会社「International Data Corporation(IDC)」のレポートによると、中国ウェアラブルデバイス市場は、2019年第3四半期の出荷台数が2,715万台に達し、前年同期の2,097万台から45.2%増加、2023年には2億台に達すると予測されている。

重視すべき理由:レポートでは、中国ウェアラブルデバイス市場の急成長と、この分野で最大のプレーヤーである中国企業について説明している。

Screen Shot 2019-12-27 at 12.24.13 AM

詳細:Xiaomi(小米)は全出荷数の4分の1を占め、市場をリードしている。一方、Huawei(華為)は出荷台数の増加率で過去最大を記録。深センを拠点とする大手通信会社らは、昨年の出荷がほぼ2倍になり、市場シェアは2018年第3四半期の10.7%から2019年第3四半期の20.7%に倍増しました。

  • 企業統合などもあり、上位5社のシェア合計値が59.8%から70.2%に増加。
  • Oppo(欧珀)の親会社であるBBK Electronicsは、トップ5の市場シェアが9.8%から7.7%に減少した唯一の企業です。

背景:Xiaomiは2018年に中国のウェアラブルデバイスの最大手としてAppleを抜いた

【via TechNode】 @technodechina

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Ant Financial(螞蟻金融)、ベトナムの決済会社eMonkeyに出資【報道】

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中国の EC 大手 Alibaba(阿里巴巴)のフィンテック関連会社 Ant Financial(螞蟻金融)が、夏に交渉した取引でベトナムのデジタル決済会社 eMonkey 株式の重大持分を獲得したと、ロイターが19日に報じた。 重要視すべき理由:Ant Financial は、よりグローバルな機会を獲得するための取り組みを強化している。 同社は先週、Eric Jing(井賢棟)氏に代えて Sim…

Image credit: Ant Financial / M-pay

中国の EC 大手 Alibaba(阿里巴巴)のフィンテック関連会社 Ant Financial(螞蟻金融)が、夏に交渉した取引でベトナムのデジタル決済会社 eMonkey 株式の重大持分を獲得したと、ロイターが19日に報じた。

重要視すべき理由:Ant Financial は、よりグローバルな機会を獲得するための取り組みを強化している。

  • 同社は先週、Eric Jing(井賢棟)氏に代えて Simon Hu(胡曉明)氏を新しい CEO に任命するなど、いくつかのリーダーシップの変更を発表した。
  • 現在、同社の会長を務める Jing 氏は、発表の中で、同社の「将来の市場の可能性」と「グローバル化戦略」により多くの時間を費やす必要があると述べた。

詳細情報:ロイターによると、Ant Financial は eMonkey に対して過半数支配権は持たないものの大きな影響力を持ち、e ウォレットに技術的な専門知識を提供することが期待されている。

  • 夏に交渉されたこの取引は、抵抗を受ける可能性があるため、ベトナムでは公表されていないと伝えられている。ベトナムでは新政府の政策により中国の投資家が特別経済圏を支配するとの懸念から、昨年以来、反中国の感情が醸成されているからだ。
  • Ant Financial の投資は、eMonkey が既にベトナム国立銀行から全ての営業ライセンスを取得しているため、賢明な動きだと言われている。
  • 報道によると、ベトナムには潜在ユーザ約1億人がいる市場で大きな成長機会を示しており、その4分の1は25歳未満だ。
  • Ant Financial のスポークスマンは20日、「市場の噂」についてコメントすることを拒否した。
  • 情報筋は、取引の規模に関する詳細を提供することを拒否した。

背景:Ant Financial は中国の主要なモバイル決済プロバイダであり、他の新興市場、特に東南アジアの市場への拡大を模索している。

【via TechNode】 @technodechina

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中国のフードデリバリー産業の成長率が4年ぶりの低水準に【レポート】

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モバイルインテリジェンス・プラットフォーム「Trustdata」のレポートによると、中国における2019年のオンラインフードデリバリー市場の取引量が4年ぶりに低い成長率になる見込みだという。 重視すべき理由:2015年に爆発的に伸びた中国のフードデリバリー市場は、その後テック大手のMeituanやEle.meが登場し、急成長を遂げた。 しかし市場が成熟するにつれ、成長率は次第に低下している。 今年…

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A delivery driver picks up an order in Shanghai on March 22, 2019. (Image credit: TechNode/Cassidy McDonald)

モバイルインテリジェンス・プラットフォーム「Trustdata」のレポートによると、中国における2019年のオンラインフードデリバリー市場の取引量が4年ぶりに低い成長率になる見込みだという。

重視すべき理由:2015年に爆発的に伸びた中国のフードデリバリー市場は、その後テック大手のMeituanやEle.meが登場し、急成長を遂げた。 しかし市場が成熟するにつれ、成長率は次第に低下している。

  • 今年の年間伸び率は約30%で健全な状態ではあるが、2018年の55.4%および2017年の65.7%と比べるとはるかに低い。
  • フードデリバリー産業が成長を続けるに伴い、食の安全や使い捨て包装材の使用に端を発する環境問題に焦点を当てるよう、同業界に求める声が高まっている。

詳細情報:レポートによると、2019年の同部門の取引量は、前年比で30.8%拡大し、6,035億人民元(862億米ドル)に達すると予想されている。

  • 今年の取引量に関して、第1四半期は1,200億人民元、第2四半期は1,430億人民元、第3四半期は1,790億人民元に達した。
  • Trustdataの調査レポートによると、オンラインフードデリバリーサービスの市場浸透率は、2018年の10.8%よりも上昇し、2019年は14.2%に達すると予想されている。
  • 中国のオンラインフードデリバリー利用者は若い年齢層が圧倒的に多く、80年代と90年代以降の世代が3分の2近くを占める。
  • オンラインデリバリーの大半をフード関係が占め、これに続くデザート・ドリンク部門は、第3四半期で成長率前年比88%上昇した。
  • レポートによると、男性利用者の注文はフード関連が多く、一方で女性利用者の注文は異なるカテゴリーにまたがっているという。

背景:何年にもわたり市場シェアを拡大するために資金が投入されてきたが、中国のオンラインフードデリバリー市場の明らかな勝者は2社となった。

  • リサーチ研究所Analysysのレポートによると、Meituanの市場シェアは65.1%、Ele.meの市場シェアは32.8%、そして残りの2.1%はそれ以外を合わせたものだという。

【via TechNode】 @technodechina

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中国人民銀行、主要都市でデジタル通貨のテスト運用をまもなく開始【報道】

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中国の中央銀行である中国人民銀行(PBOC)は、待望のデジタル通貨電子決済システム「DC / EP」をまもなく主要都市でテストを開始する、と中国の金融ニュースメディア「Caijin(財経)」が報じた。 重要視すべき理由:中国の DC / EP 計画は5年間運用されており、中国人民銀行は世界で最初に大規模な採用を想定したデジタル通貨システムを発行する可能性がある。 これはデジタル通貨の最初のテストで…

中国人民銀行
Image credit: 中国政府網

中国の中央銀行である中国人民銀行(PBOC)は、待望のデジタル通貨電子決済システム「DC / EP」をまもなく主要都市でテストを開始する、と中国の金融ニュースメディア「Caijin(財経)」が報じた。

重要視すべき理由:中国の DC / EP 計画は5年間運用されており、中国人民銀行は世界で最初に大規模な採用を想定したデジタル通貨システムを発行する可能性がある。

  • これはデジタル通貨の最初のテストではない。中国は約3年前、中国産業貿易銀行(ICBC)、中国銀行、Tencent(騰訊)のインターネット銀行「WeBank (微衆銀行)」などの商業銀行と共同で試験運用を開始している

詳細情報:Caijing によると、このテストには、輸送、教育、商業、医療などのアプリケーションでの実際のシナリオの使用が含まれる。国有企業各社は、広東省・深圳や江蘇省・蘇州などの主要都市でパイロットを運営する。

  • 中国の4大国営商業銀行(ICBC=中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国農業銀行)と3大ネットワーク事業者(China Telecom=中国電信、China Mobile=中国移動、China Unicom=中国聯通)がテストを実施。
  • 参加するパートナー銀行には、独自のパイロットシナリオを選択する自由がある。
  • 深圳のパイロットプログラムは2つのフェーズで実施される。今年末の小規模なテスト期間と、2020年の全都市規模のパイロットテストだ。

背景:中国はデジタル通貨計画の推進に熱心だ。

  • 8月、中国は深圳経済特区のために新しくリリースされたガイドラインに、仮想通貨と中国のデジタル法定通貨の調査とプロモーションを含めた。
  • 11月、中国メディアは、中国人民銀行の Digital Currency Research Institute(数字貨幣研究院)が設立した、フィンテック企業 Yangtze River Delta Financial Technology(長三角金融科技)が、蘇州でブロックチェーンと暗号化の専門家を募集していると報じた。同社は、DC / EP の開発とテストのサポートを提供している。
  • 同月に、Digital Currency Research Institute は中国の通信機器メーカー Huawei(華為)と提携した

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