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Chinaccelerator(中国加速)のアクセラレーションプログラム第13期から生まれた、ブロックチェーンスタートアップ3社をご紹介

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速いスピードで動くテックの世界では、イノベーションを継続し最新トレンドに追いつくことがスタートアップには欠かせない。ブロックチェーンの熱狂はまだ冷めやらないが、起業家らがこの分野に注力するという新しい方向性が生まれるのは必然的である。 市場で人気のある分野に向かうというのが一般的な傾向であることに加え、ブロックチェーンは分散化という本質によって熱を帯び、信頼が重要なところに事業機会が見出されている…

Chinaccelerator 第13期デモデイに参加した13チームと、メンターやスタッフの人々
Image credit: Chinaccelerator(中国加速)

速いスピードで動くテックの世界では、イノベーションを継続し最新トレンドに追いつくことがスタートアップには欠かせない。ブロックチェーンの熱狂はまだ冷めやらないが、起業家らがこの分野に注力するという新しい方向性が生まれるのは必然的である。

市場で人気のある分野に向かうというのが一般的な傾向であることに加え、ブロックチェーンは分散化という本質によって熱を帯び、信頼が重要なところに事業機会が見出されている。数年に及ぶ技術的なイノベーションを経て、デベロッパーたちは様々なセクターの力となるべくアプリケーションのスケールを目指している。

共有された台帳によりユーザがデジタル上の関係を確保できるという考え方は、ファイナンスやレンタルエコノミーといったありふれたものから、家禽育種歯の治療など想像範囲がさらに広がった。上海を拠点とする Chinaccelerator(中国加速)は13期のバッチを送り出し、技術の優れたアプリケーションを提供している。

Dream —— フリーランサー採用

人材の国際化に伴い、多くのスタートアップがフリーランサーを頼りにするようになっている。Dream ではプロジェクト成果のリアルタイムデータに対し、ブロックチェーンをベースとする認証、職歴、専門家ネットワークを活用し、プロジェクトの範囲を定めて既存のチームに適切な人材を組み合わせている。過去のプロジェクトの成果から学び、適切なスキルを持ち上手くフィットするフリーランスのチームを構築している。

CEO の Richard Foster 氏は起業家で、金融規制を受ける決済スタートアップを設立し、資金調達にも成功してきた。彼はロンドンの金融とエネルギーセクターでネットワーク構築者として10年に及ぶコンサルの経験があり、2014年以降、ビットコイン、ブロックチェーン、アルトコインをフォローし投資してきた。

LiqEase —— 中小企業の流動性

世界的にみると、中小企業の67%超に流動性に対するニーズがあるという。LiqEase はブロックチェーン技術を活用して資産をデジタル化、中小企業に対してはB2B取引での決済要件を緩和するほか、投資家に対してはそのような新しい資産から利益が得られるようにしている。

売り手と買い手は手動もしくは自動で、請求、契約などプロジェクト関連の情報をアップロードできる。両者とも、個人用のプライベート鍵を使ってブロックチェーンのノード上で取引への署名が必要になる。その後にトークンが自動で発行され、市場に上場される。売り手は投資家から現預金という流動性を獲得し、投資家に提供するトークンに対応する売掛債権に移転させる。トークンの償還期間が来るまで、投資家は買い手ではなく別の投資家に権利を取引することも、そのまま保持しておくこともできる。買い手は償還日時点で取引を決済することが必要になる。

LiqEase の CEO で設立者の Tobias Pfutze 氏は、mediaman Shanghai でビジネスコンサルタントとして勤務していた。経営学の学位を持ち、フィンテックへの造詣も深い。

Nusic —— デジタルライツ

Nusic CEO の Adam Place 氏
Image credit: Chinaccelerator(中国加速)

中国では DJ 音楽への需要が高まっているが、DJになるための訓練費用や洗練されたソフトウェアを入手するのに多額の資金がかかる。Nusic のアプリは、誰であれ音楽のオリジナルコンテンツを制作し、それを友人とシェアすることができる。同社のマッシュアップ技術では、ドラム、メロディーなど複数のチャンネルを持つ音声をリアルタイムで処理し、ユーザが素晴らしいサウンドミックスやマッシュアップを作ることができる。アプリは社内テスト中で、今年終盤にはローンチされる予定。

CEO の Adam Place 氏は TechNode(動点科技)にこう語っている。

まずは、デジタル権利を確保するためにブロックチェーン技術を活用します。私は学生のときメディア技術を勉強していました。ブロックチェーンのことを聞いた時、デジタルの権利が記録を保持できるという洗練された手段だと思いました。さらに、ゲーム内エコノミーがあります。ゲームの中でクレジットや通貨を提供しようと考えています。ユーザはプラットフォーム内外で使用や取引ができます。

同氏はイギリス出身のシリアルエントレプレナー、ミュージシャン、タレントエージェントで、音楽と技術関連の仕事をしている。

以下で、Chinaccelerator アクセラレーションプログラム第13期に登壇した、10チームすべてのピッチをご覧になれます。

【原文】

【via Technode】

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Chinaccelerator(中国加速)の第12期デモデイから、従来のビジネスを魅力的なものに変えるスタートアップをご紹介

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まだ知らない人のために念のために言うが、テクノロジーこそが今非常に魅力的である。 最新テクノロジーの開発と採用が急速に進んでいる。伝統のある多くの企業はこれを活用して、自社に有利になるよう提供サービスをますます便利で効率的なものにしている。上海を拠点とする Chinaccelerator(中国加速)の最新バッチでは、このトレンドにイノベーションを加える取り組みがみられた。そこでは、展示会、ホスピタ…

Image credit: Chinaccelerator(中国加速)

まだ知らない人のために念のために言うが、テクノロジーこそが今非常に魅力的である。

最新テクノロジーの開発と採用が急速に進んでいる。伝統のある多くの企業はこれを活用して、自社に有利になるよう提供サービスをますます便利で効率的なものにしている。上海を拠点とする Chinaccelerator(中国加速)の最新バッチでは、このトレンドにイノベーションを加える取り組みがみられた。そこでは、展示会、ホスピタリティ、ケータリングといった従来の(ときには面白味のない)業界が抱える問題への対処がなされている。

ここ4年間 Chinaccelerator による取り組みの動向をつぶさにみてきたところ、全体的に一連のプロジェクト選考では企業が直面する、もしくは企業向けサービス(-2B)というトレンドがあることがわかった。投資家や起業家で埋め尽くされた会場で先週行われたピッチに登壇した12チームのうちの8チームは企業向けサービスで、それぞれが業界特有の問題解決に注力していた。

ExpoPromoter——展示会

ExpoPromoter
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中国において展示会は100億米ドルの市場規模がある。中国の展示会で成功の鍵を握るのは展示されている製品の購入された金額であるが、現地の運営者は、国外から関連するバイヤーを惹き付ける手法を理解していない。ロシア人チームにより起業された ExpoPromoter では、ターゲットとされたデジタル企業や自社のアフィリエイトパートナーのネットワークを通じてブースの売買がオンラインで可能となる。

中国部門責任者を務める Simon Zagaynov 氏によると、同社は800の展示会と提携し、これまでに100万人の参加者を集めたという。

Portier——ホスピタリティ

Portier
Image credit: Chinaccelerator(中国加速)

既存のホテル業界の損失は Airbnb によるものだけで120億米ドルにのぼるほか、旅行代理店の進出により収益が圧迫されている。Portier はホテルに対し、完全に統合されたホテルマーケティングプラットフォームを提供している。これには携帯電話にあるサービスプラットフォームもあり、ホテルのスパの予約や食事の注文などのサービスで宿泊客からの収入を増加させることを目指している。

設立者の Deniz Tekerek 氏は次のように述べた。

ホテルと宿泊客間のコミュニケーションの大半は基本的にホテル内で行われますが、ホテルがこの機会をもっと活用したいのなら、宿泊客1人1人と強固な関係を築く必要があります。現在この関係はフロントデスクやコンシェルジュデスクで成り立っているものの、それだけでは不十分です。

Freshchefs——企業イベントでのケータリング

Freshchefs
Image credit: Chinaccelerator(中国加速)

中国ではオンラインの出前サービスが本格始動しているが、大がかりな企業イベントでの高品質なケータリングサービスはほとんど提供されていない。高級なレストランやシェフには大規模なレベルで商品を届ける能力や物流ネットワークがないからだ。上海にある Freshchefs のキッチンネットワークでは、街中の多くのレストランから配達できる美味しい料理を提供している。このプラットフォームは1回の注文で多くのレストランからの出前の手配が可能。特に優れている点は、イベントを運営する側が受け取る支払いレシートは1枚で済むことだ。

CEO の Clement Lee 氏は次のように述べた。

時間通りにそれぞれの注文品をお届けするために、当社では注文サイズを配送ドライバーやレストランの能力に合わせる配送と能力適合のアルゴリズムを活用しています。

Hi-In(海英)——キャリアプランニング

Hi-In(海英)
Image credit: Chinaccelerator(中国加速)

現在、130万人以上の中国人学生が国外に留学している。2015年以降でみると、帰国するという中国語「海帰」をもじって「ウミガメ」と言われる留学生の約80%は中国に帰国し、その90%は希望の仕事を見つけられないでいる。

Hi-In(海英)では、こうした学生がインテリジェントな形でオンラインおよび対個人の授業やインターンを受けられるよう個人仕様のキャリア行動計画を作成してくれるAI技術を活用している。同社プラットフォームにいる経験豊富なメンターにより、学生は希望する職業が見つかるまで行動計画の指導を受けられる。履歴書と質問に対する回答をアップロードすると、このプラットフォームは過去と未来のキャリアを視覚化し、そのユーザに欠けている要素を教えてくれる。

同社設立者でケンブリッジ大学卒の Carter Zhou 氏は、テック系の業界からクリエイティブ系まで様々な起業家としての経験を持つ。同氏はそれ以外にも、アジアの有名人によるイベントや学生のエンタメ系イベントを主催する Air Media の設立者でもある。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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Chinaccelerator(中国加速)第11期スタートアップから、KOLマーケティングでマネタイズを試みるスタートアップ3社を紹介

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Chinaccelerator(中国加速)は6月14日に上海で行われたデモデイで、第11バッチのスタートアップを発表した。 Chinaccelerator がこれまでに輩出してきた卒業生の例は、次の通りだ。 Shopal …… 小売業者と中国の投資家をつなぐ企業。 BitMEX …… ビットコインを利用することで、中国の人々が世界中の投資商品に投資を行うことを可能にした。取引高が7,000万米ドル…

Chinaccelerator(中国加速)は6月14日に上海で行われたデモデイで、第11バッチのスタートアップを発表した。

Chinaccelerator がこれまでに輩出してきた卒業生の例は、次の通りだ。

  • Shopal …… 小売業者と中国の投資家をつなぐ企業。
  • BitMEX …… ビットコインを利用することで、中国の人々が世界中の投資商品に投資を行うことを可能にした。取引高が7,000万米ドルを記録し、商業的に成功した企業。
  • Chozun …… 海外からの旅行客が中国で簡単にサービスを受けられるようにサポートする企業。
  • Fashory …… 東南アジアのトップ5に入るファッションアプリ。中国でグロースハッキングに成功し、1週間で20万人民元(約325.6億円)の売上げを記録した企業。

アーリーステージのスタートアップ専門のシード投資家としてもグロースハッカーとしても、Chinaccelerator は WeChat(微信)、ソーシャルメディア、コンテンツ、企業をグロースハッキングして顧客やユーザを獲得するお手本を示してきた。

今回の第11バッチを見ると、スタートアップが KOL(キーオピニオンリーダー)を活用してどのようにマネタイズしているかが見えてくる。北京を拠点とする調査機関 Analysis によると、中国ネットセレブの市場規模は2018年に1,000億人民元(約1.6兆円)を突破することが予想されている。

eFanswer CEO の Mattia Baldassare 氏は TechNode(動点科技)に対し、このように語っている。

中国では機会こそ増えますが、海外のセレブにはデジタルでの存在感はありません。 私たちは WeChat、Baidu(百度)、Weibo(微博)を活用し、彼らがソーシャルメディア上で伝記を作成して、ファンから収益を得るサポートをしています。

音楽、エンターテインメント、スポーツなど様々な業界のスーパースターたちは中国市場で大きなファン基盤を獲得しており、中国はこうしたスターたちがファンから収益を得る可能性を秘めた巨大な市場だ。しかし、収益化に成功した者はほとんどいない。それは、言語障壁のせいであったり、セレブたちが中国のファンを理解していないためだ。そこで、上述したようなスタートアップが登場し、伝記、ゲーム、チャットボットなど様々な方法を使ってセレブが中国でより大きなチャンスを掴めるように支援を行っている。

1. eFanswer:サッカー選手の伝記からマネタイズするスタートアップ

eFanswer のウェブサイト

Mattia Baldassare 氏は、以前はオランダのサッカー選手の弁護士をしていた。ある日、Alessandro Del Piero 氏が自分の伝記を出版したいのだと彼に言ってきた。 後になって Mattia 氏は、伝記を書く新しい方法を思いついた。ファンは大好きなサッカー選手に質問することができ、選手はファンからの300の質問に対して音声やテキストで答えていくというもので、これにより選手は簡単に伝記を出版することができる。

2015年にはオランダで5万部の伝記を販売し、売上は30万米ドルを記録した。この結果に刺激を受けた Mattia 氏は、サッカーのスター選手とファンがつながるプラットフォームを構築した。

「書籍のNetflix」というタグラインを持つ eFanswer は、オンラインとオフラインの両方のソーシャルプラットフォームで、テキスト、音声、動画を通して、セレブが自身のライフストーリーをファンと共有することを可能にしている。2016年にはサッカーのスター選手6人の伝記を出版して18万部以上を販売し、30万米ドルの売上と12億回以上の動画視聴回数を記録した。彼らの次のターゲットは、英プレミアリーグのファンが3億人以上存在する中国市場だ。

プラットフォーム上では現在、Claudio Marchisio 氏、Alessandro Del Piero 氏、Giorgio Chiellini 氏、モーターGPチャンピオンの Jorge Lorenzo 氏や Samuel Etoo 氏、NBAプレイヤーの Danilo Gallinari 氏を含む10人のセレブをフィーチャーしている。ローマ法王も近々、フォロワーから300の質問を受け、自身の伝記を出版する予定だ。

2. ゲーミフィケーションや賞品を活用してKOLからマネタイズする Lihaoma(礼好嗎)

Lihaom(礼好嗎)CBO の Rachel Daydou 氏

Lihaoma(礼好嗎)はソーシャル広告や KOL による広告をゲーム化することで、フォロワーを楽しませつつ、彼らにブランド全体の認知度を高める役割を担ってもらっている。フォロワーは簡単で直感的なゲームをプレイして商品を獲得したり、ソーシャルコマースのディスカウントクーポンを手に入れることができ、これが Taobao(淘宝)や Weidian(微店)の売上を伸ばすことにつながっている。

Lihaoma の CEO である Benjamin Claeys 氏は TechNode に対し、このように語っている。

ゲームを利用した場合、フォロワーのエンゲージメントは3倍にもなります。 クイズ形式のゲームを取り入れた際には、ブランドのウェブサイトのトラフィックは30%増加し、WeChat コンテンツではエンゲージメントや会話が30%増えました。消費者は答えを見つけるためにブランドのウェブサイト上を探す必要があるからです。

3. 海外ミュージシャンが中国でKOLになるのをサポートする B2 Talent Asia

B2 Talent Asia の CEO Jonathan Serbin 氏

チャットボットを利用することにより、KOL は大勢のファンを管理しやすくなる。さらに、Q&A やゲーム、セレブのホログラムを組み合わせたチャットボット戦略によって、KOL のより大きな成長をサポートすることができる。

B2 Talent Asia CEO の Jonathan Serbin 氏は TechNode に対し、次のように語っている。

中国は、世界で最も急成長している音楽市場であり、楽曲のデジタルダウンロード数は2,000万にも上ります。欧米のスーパースターたちは中国の KOL 市場に参入すること自体は可能ですが、それを実現するためのツールとチームを持っていません。

B2 Talent Asia は、アジア全体を意識したマネージメントサービスとソーシャルメディアサービスを海外ミュージシャンに提供することにより、彼らが中国で KOL として活動することを可能にしている。具体的には、ミュージシャンがソーシャルメディアのフォロワー数を増やしたり、グッズ販売によってファンから収益を得るためのサポートを行っている。過去には、東南アジアのスター、Jannie Weigel 氏や Dome Pakora Lam 氏をサポートして、中国で5億人のフォロワー基盤を築いた。

【via Technode】 @technodechina

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外国人起業家の評判で比べてみた、中国のスタートアップアクセラレータ5選

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スタートアップを中国に進出させたり、中国でビジネスを立ち上げたりするのは容易なことではない。特に、中国語を話さない外国人であるか、中国でのビジネス経験を持たない人の場合はさらに難しくなる。現地のスタートアップアクセラレータが支援を行っており、スタートアップの株と引き換えにある程度の資金と無料のオフィスは提供してくれるが、必要なのはそれだけではないはずだ。どのアクセラレータが自分のスタートアップに最…

スタートアップを中国に進出させたり、中国でビジネスを立ち上げたりするのは容易なことではない。特に、中国語を話さない外国人であるか、中国でのビジネス経験を持たない人の場合はさらに難しくなる。現地のスタートアップアクセラレータが支援を行っており、スタートアップの株と引き換えにある程度の資金と無料のオフィスは提供してくれるが、必要なのはそれだけではないはずだ。どのアクセラレータが自分のスタートアップに最適なのかを知るにはどうすればよいのか? そして、アクセラレータは貴重なコネクションやメンタリングのような付加価値を本当に提供してくれるのだろうか?

TechNode(動点科技)は、中国で3ヶ月間のアクセラレータプログラムに参加した韓国スタートアップ5社にインタビューを行った。そして、彼らがアクセラレータプログラムについて話してくれた内容を以下に挙げていく。

中国国外にいる人の場合だと、住む街をまず決めてから、そこでスタートアップアクセラレータを探そうと考えるだろう。Chuangyebang(創業邦)とFeimalv(飛馬旅)は北京と上海の両方に拠点を持っており、Innospace(創智天地)、Chinaccelerator(中国加速)、XNODE(創極無限)、Suhehui(蘇河匯)iStart(起点創業営)などの他のアクセラレータは上海のみに拠点を置いている。HAX は深圳でハードウェアスタートアップに人気のアクセラレータで、111日間のアクセラレーションプログラムを提供している。 NodeSpace(動点加速器)のように杭州や成都などの二級都市をターゲットにしたアクセラレータもある。

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1.Chuangyebang(創業邦):メディア出身のアクセラレータ(中国スタートアップ多数)

Membersheep(曼舶羊)共同創業者 Changyong Cha (車昌龍)氏と CEO Jinsung Kim(金真成)氏
Image Credit: Membersheep(曼舶羊)

中国のオンラインおよび印刷出版企業Chuangyebang(創業邦)は、ビジネスネットワークを活用してアクセラレータプログラムを独自で運営している。Chuangyebang のアクセラレータプログラムは北京に本部を置き、主にそこに力を入れているが、他にも上海の閔行周辺に広いオフィススペースを持ち、その存在感を一層高めている。

2014年春、Membersheep(曼舶羊)の CEO を務めるJinsung Kim(金真成)氏と中国人の共同設立者Changyong Cha(車昌龍)氏は、北京で Chuangyebang のアクセラレータプログラムに3ヶ月間参加した。Membersheep は米国や欧州のブランド品を扱う B2B の e コマーススタートアップで、Alibaba(阿里巴巴)など中国の小売業者に商品を卸している。CEO の Jinsung Kim 氏によると、 Membersheep の中国における今年4月の受注額はおよそ260万米ドルにものぼり、月平均170%もの成長を見せている。

共同設立者の Changyong Cha 氏は TechNode に次のように語ってくれた。

Chuangyebang のおかげで本当に助かりました。最初のオリエンテーションディナーでは、スタートアップが同じバッチのスタートアップや先輩スタートアップとコミュニケーションがとれるように、WeChat(微信)上にチャットルームを作ってくれました。そのチャットルームで私たちは互いのスタートアップを紹介し、そこで互いに協力できるようなスタートアップがあれば、すぐにプライベートメッセージを送りました。北京でもトップの企業が勢揃いしていて、とてもクールでした。

法的な事柄に関する質問があったり、アドバイスが必要なときにはミーティングルームに入れてもらい、そこで WeChat のビデオチャットを使って弁護士やメンターが一対一で相談に乗ってくれました。ビデオチャットの後には彼らのサービスについてフィードバックを行うこともできます。

Chuangyebang の雑誌では、その月の最新でホットなスタートアップに関する記事を掲載しています。私はどの VC が O2O 部門やコマース部門のどの企業に投資しているか把握していますし、自分の競合も全てチェックしています。そうしたスタートアップは資金調達したばかりで様々なキャンペーンを行っているので、彼らのアプリを少し使ってみるだけで、食事の無料・割引サービスなどの特別サービスを受けることができました。

私たちのビルには同じバッチのスタートアップが30社と、Chuangyebang の従業員が10名ほどいました。中国スタートアップでなくても Chuangyebang のプログラムに応募することができます。ピッチする時も中国語か英語のどちらかで大丈夫です。

2. Feimalv(飛馬旅):コンサルタントグループ出身のアクセラレータ(中国スタートアップ多数)

中央が Thinkthink Kids School(想象楽)の CEO Heejong Kim(金熙縱)氏
Thinkthink Kids School(想象楽)

Feimalv(飛馬旅、意味は「ペガサスの旅」)は、2011年に Horizon Research Consultancy Group(零点研究諮詢集団)の社長であるYuan Yue(袁岳)氏によって設立された。

上海と北京を含む中国の9つのスタートアップ都市を拠点としている。P2P ローンプラットフォームの Chenengdai(車能貸)Yiwai11(意外芸術)、Yitiao(一条)、Yiboyo 、Chelaile(車来了)といった中国スタートアップが Feimalv から輩出されている。

Thinkthink Kids School(想象楽)は創造性教育を専門とした企業で、中国全土に物理的なオフラインの教育センターを45箇所構えている。

Thinkthink Kids School は2012年、Yacai 氏が司会を務めるテレビ番組「第一財経」でスタートアップ企業トップ10に選ばれた。その番組を見た Feimalv が Thinkthink Kids School に連絡を取り、2013年に上海で行われた Feimalv のアクセラレータプログラムの第3バッチに同社を招待した。

Thinkthink Kids School の CEO、Heejong Kim(金熙縱)氏は次のように語った。

Feimalv がやってくれたことで一番有り難かったのは、ネットワークを提供してくれたことです。

教育業界の人はお互いのことをよく知っています。Feimalv には様々な分野の企業がありましたが、私たちは今も WeChat グループの300名と情報交換を行っています。自分が必要としているモノを言うだけで、必要なリソースや連絡先を簡単に見つけることができます。

2013年には、物理的な商品を扱うスタートアップではなく、O2O 部門のスタートアップを中心に3,000のチームを選出しました。現在は年に15〜20のチームが選出されていて、それらの企業はだいたい流行の業界に集中しています。

3.Chinaccelerator(中国加速):SOSVが運営するアクセラレータ(国際的なスタートアップ多数)

VREX の CEO Ruby Lee 氏
Image credit: TechNode

Chinaccelerator(中国加速)は、WeChat の公式アカウントや中国のソーシャルネットワークを活用して、外国人スタートアップのビジネスを中国式にローカライズするための実践的なスタートアップのメンタリングで知られている。ベンチャーファンドの SOSV によって運営される同アクセラレータでは、3ヶ月間のプログラム中に収益を上げて大手ブランドとの協力関係を構築するためにスタートアップらが活発に活動している。VREX の CEO である Rudy 氏によると、第10バッチのスタートアップ11社のうち10社が昨年12月のデモデイ以降、必要資金の調達に成功したという。

VREX は、K-pop の ファンとスターが物理的な場所でデジタル通信できる AR ベースのアプリ Rush を提供している。同社は SOSV でマネージングディレクターを務める William Bao Bea n氏が選んだフレッシュなスタートアップで、2016年に Chinaccelerator の3ヶ月間のアクセラレータプログラム第10バッチに参加した。

Rudy Lee 氏は、次のように語ってくれた。

Chinaccelerator が他のアクセラレータより優れているのは、コミュニケーション、メンター、そして習慣の3つです。

まずは、彼らのコミュニケーションスタイル。彼らは、例えば『Geeks On A Train』のような、できるだけ多くの人が互いにコミュニケーションできるオープンな環境を提供しようとしています。多くのイベントを運営し、そこに卒業生を招待しています。継続的な関係を築いているのです。

次に、Chinaccelerator は240人の公認メンターとアドバイザーを含む巨大なネットワークを持っており、その中には大企業や VC の幹部クラス、さらに中国やアジア太平洋地域への事業拡大で成功を収めた連続起業家もいます。彼らは法律や投資の専門家など、あらゆる業界の人々とのコネクションを持っています。

例えば、あなたの WeChat 公式アカウントが突然閉鎖されてしまった場合は、彼らがすぐに担当者に連絡して問題を解決してくれます。WeChat を活用してグロースハックに成功した企業から話を聞きたい場合にも、彼らがあなたと企業の間を取り持ってくれます。そのネットワークの深さと広さは桁外れです。

最後に、彼らは良い習慣の形成を支援してくれます。まるでジムのパーソナルトレーナーのようです。やらなくてはいけないけども、面倒くさいことってありますよね。例えばアプリの数字のチェックだとか投資家への連絡などがそうで、そうしたものは無視してしまいたかったり、とにかく気が進みません。彼らは強制的にそれをあなたにやらせます。そうしていくうちに、それがあなたの習慣になり、それを自然とできるようになります。こうした習慣を形成するために、お尻を叩いてくれるのです。

4. Innospace+(創智天地):不動産企業出身のアクセラレータ(中国語圏のスタートアップ多数)

CREATIVE BOMB CEO の Yup Ma(馬命叶、마명엽)氏
Image Credit: CREATIVE BOMB

不動産デベロッパーが設立した Innospace(創智天地)は、上海の復旦大学の目の前に Innospace+という新たなスペースをローンチした。Innospac eは香港の Cyberport(数碼港)、日本の DMM、韓国の CCCC(문화창조융합센터、文化創造融合センター)N15と強いコネクションを持っている。彼らは自分たちのスタートアップを中国に進出させることの必要性を感じており、それに応えるかたちでアクセラレータプログラムを行っている。

例えば2015年秋のバッチは、韓国スタートアップ育成のための韓国政府系ファンドである KISED が全額を出資し、子供の教育ゲームスタートアップ CREATIVE BOMB などがそれに参加した。Innospace はメンターシップなどの組織的なコースの他に、物理的な作業スペースも提供している。

CREATIVE BOMB で CEOを務める Yup Ma(馬命叶、마명엽 )氏は、次のように語ってくれた。

Innospace には中国を拠点とするアクセラレータとしての確かな強みがあります。

Innospace は Dazhong Dianping(大衆点評)などのシリーズAかBの段階にある企業を招き、中国でのスタートアップを拡大させる方法についてレクチャーしてくれました。私たちが質問すると、彼らは中国ビジネス界の実例を使って答えてくれました。

次に、Innospace は、つながりを持ちたいと思っていた企業に私たちを引き合わせてくれました。特定の企業名を伝えると、彼らが何らかの方法でその企業に連絡を取り、私たちとのつながりを作ってくれました。

さらに、スタッフが私たちのビジネスモデルをチェックし、中国市場でどのように事業を展開していくべきかアドバイスをしてくれました。例えば、私のビジネスは子供の教育に関するものなので、共同でコンテンツ制作を行える現地のパートナーを探した方が良いというアドバイスをもらいました。

オフィスにいるのは基本的に全て中国のスタートアップでしたが、香港や台湾のスタートアップもありました。しかし、私たち以外の海外スタートアップは見かけませんでした。6月のデモデイで私たちは中国スタートアップ5社と一緒にピッチを行いました。

5.XNODE(創極無限):日本や欧州スタートアップ多数

SmartStudy のビジネス開発担当者 Ryan Lee 氏
Image Credit: SmartStudy

2015年設立のXNODE(創極無限)は、日本や中国のスタートアップと、オーストラリア貿易促進庁の Landing Pads(海外進出支援拠点)とを結ぶ Takumi Innovators(匠新)のようなスタートアップアクセラレータを運営しており、オーストラリア政府の支援を受けてプログラムを提供している。なんと、XNODE は参加企業から株を受け取っていない。

<関連記事>

XNODE で CEO を務める Zhou Wei氏(周煒)は、次のように語ってくれた。

7月には、大手多国籍企業2社に合わせたオーダーメイドのアクセラレータプログラムを初めてローンチしました。

SmartStudy は教育スタートアップで、キツネのキャラクターの PINKFONG を使った英語学習アプリを多数提供している。昨年同社はIPビジネスを活用して1,550万米ドルの売上を記録した。

XNODE の CEO である Zhou Wei 氏はかつては不動産業界で働いていたのですが、XNODE という素晴らしい場所を選んだのです。環境はとても良く、XNODE に参加するスタートアップは非常に国際的で、様々な国から参加しています。

【via Technode】 @technodechina

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Chinaccelerator(中国加速)のアクセラレーションバッチ第10回、ニッチな越境eコマーススタートアップらを輩出

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e コマースと言えば、Alibaba(阿里巴巴)、JD(京東商城)、Xiaohongshu(小紅書)、Ymatou(洋碼頭)などを思い浮かべることだろう。しかし、これらの大手も油断できない。越境 e コマースのマーケットを震撼させるような新興スタートアップが列をなしている。 SOSV のゼネラルパートナーで、Chinaccelerator(中国加速)マネージングディレクターの William Ba…

Image Credit: TechNode
Image Credit: TechNode

e コマースと言えば、Alibaba(阿里巴巴)、JD(京東商城)、Xiaohongshu(小紅書)、Ymatou(洋碼頭)などを思い浮かべることだろう。しかし、これらの大手も油断できない。越境 e コマースのマーケットを震撼させるような新興スタートアップが列をなしている。

SOSV のゼネラルパートナーで、Chinaccelerator(中国加速)マネージングディレクターの William Bao Bean 氏は TechNode(動点科技)に次のように語っている。

中国の消費者は長いこと海外製品を購入していましたが、それには実際に海外で買うか、daigou(買い物代行業者)を使うしかありませんでした。どこなら一番安く買えるかはわからなかったのです。

William Bao Bean, managing director of Chinaccelerator
Chinaccelerator の William Bao Bean 氏

Chinaccelerator バッチ10の主役は越境 e コマースだ。バッチ10を修了した11の企業のうち5社が、越境 e コマースを提供している。LUXSENS、Fashory、CoolHobo、TrustLuxe、Groupmall である。

これらの企業はそれぞれ独自の強みを活用して e コマースに挑戦している。LUXSENS はデータマイニングとアナリティクスを用いてブランドごと、製品ごと、国ごとに最安値を探し出している。Fashory はキーオピニオンリーダー(KOL)を使って安売りアイテムを見つけ、CoolHobo は VR を用いてユーザをひきつけようとしている。

特定の製品カテゴリに注力するのもニッチ戦略として優れている。TrustLuxe は欧米デザイナーによるハンドメイドジュエリー、Groupmall は輸入食料品の大量購入に注力している。

5社の越境 e コマーススタートアップ

LUXSENS

Kenny Au, CEO of LUXSENS
LUXSENS  CEO Kenny Au 氏

LUXSENS は世界のラグジュアリーブランドのグローバルな価格データベースおよび購入ガイドであり、ラグジュアリー製品の価格を透明化している。中国人はラグジュアリーブランドに貪欲だ。しかし、同国は高額なぜいたく税を課しているため、70%の消費者は海外で賢く買い物をする方法を探している。そこで疑問になるのが、彼らが払っているのは適正な価格なのか?ということだ。同社は、新着商品があるごとに自動でそのデータをマイニングする。ラグジュアリーバッグで世界一の価格インデックスとなるべく、同社は商品ごとに価格を比較し、実店舗でそれを予約する方法をガイドしている。オンラインで購入する場合は LUXSENS が商品を認証し、品質保証をつけて商品を顧客に発送する。コミッションからマネタイズしており、店舗はオンライン購入にあたり10%、商品が予約されて店舗で購入された場合は5%を支払う。LUXSENS の CEO、Kenny Au 氏は19年の販売の経験を持ち、同社は100万米ドルの資金を調達中だ。

CoolHobo

Coolhobo brings food products from Europe, coupled with a VR experience
Coolhobo は VR 体験と組み合わせてヨーロッパの食品を配送する

CoolHobo は、ヨーロッパのユニークな食品に加えライフスタイルや考え方まで示し、没入型のキッチン体験を中国の消費者に提供している。中国の e コマースウェブサイトは商品を提供して値引きを行ってはくれるが、インスパイアしてくれるわけではない。CoolHobo は VR を通してヨーロッパの旅に誘ってくれる。消費者は地方の村を訪問したり、すばらしい農夫と会ったり、地元の食品市場に行ったり、ミシュランのシェフの料理教室に参加したりすることができる。サービスの料金はすべて VR を通して支払い可能だ。298人民元の会費で、VR 体験で触れた食品を家庭に配送してもらえる。

今年のローンチ以降ユーザ数は2倍になり、リピーター顧客が同社の売上の30%を占めている。CoolHobo は取引からコミッションを得て、配送を取り扱う。同社は2月までに上海の70店舗に VR ブースを開設すべく、50万米ドルを調達しているところだ。Ole や BLT といった小売業、またその他40の国際的な食料品ブランドと提携している。

Fashory

CEO of Fashory, Emmy Teo
Fashory  CEO Emmy Teo 氏

Fashory はモバイル向けアプリで、ユーザは簡単なタップだけで世界中のデザイナーからお気に入りの服を見つけることができる。同社は200以上のブランドを扱っており、セレブリティや KOL にフォーカスしている。例えば、韓国ドラマの主人公が着ていたセーターに中国の視聴者が大きな関心を寄せたとしても、どんなブランドなのかはわからない。

同社は、デザイナーが手がけたその商品を見つけ出し、30%、およそ100~500人民元相当のマージンを課している。また、ファンと KOL を Douban(豆瓣)、Zhihu(知乎)、Tieba(百度貼吧)といったサイトで無料で結びつけている。CEO の Emmy Teo 氏はデジタルマーケティングと製品マネジメントで8年の経験を持ち、直前の所属は NHN(Naver および LINE)だ。同社は150万米ドルを調達中である。

Groupmall

Groupmall team
Groupmall のチーム

Groupmall はコミュニティベースの WeChat ショップで、輸入食料品の大量購入で割引価格を提供している。海外を旅行する1億2,000万人の中国人が欧米文化を体験し、中国の2億5,000万世帯は、食品スキャンダル以降、より多くの輸入食料品を購入している。しかし、これらの商品は中国国内では原産国と比べてほぼ6倍の高価格になっている。

この問題を解決するため、Groupmall は5つ星ホテルに納入する卸売業者と提携し、高級食材を安価で提携している。高級食材市場は2020年までに1,800億米ドルにまで成長するとみられている。中国の商取引の26%が WeChat 上で行われているが、WeChat ストアの中で食品、飲料品関連ストアは3%にすぎない。同社は8万人民元を売り上げ、ChinaAccelerator に参加してから売上を9倍に伸ばした。中国市場でさらに成長すべく、50万米ドルを調達している。

TrustLuxe

CEO of TrustLuxe, Ricardo Ferrer
TrustLuxe CEO Ricardo Ferrer氏

TrustLuxe は超ハイエンドブランドを同社の e コマースプラットフォーム、ソーシャルメディア、ショールームを通して、欧米から中国の消費者に直接提供している。ブランドの大きいロゴやモールブランドに飽きた中国の消費者は、91%がデザイナーブランドを欲しているとされている。一方、海外ブランドは多くの障壁により中国への進出を恐れている。信頼不足、知的財産の保護、輸入の障壁、法的な問題、言語の障壁、そして他国と異なるソーシャルメディア販路である。

同社は2人の共同設立者、Net-a-Porter を共同設立した Carmen Busquets 氏と、中国に1993年から居住してファッション業界で活躍した Ricardo Ferrer 氏により確固たる信頼を得ている。重要なのは、同社がアメリカやヨーロッパと同価格で販売することができ、また在庫を持たず、60%の粗利を確保していることだ。欧米のブランド認定のハンドメイドアクセサリーのみに注力し、商品バリエーションが少ないことで物流をシンプルにしている。中国のオンラインでのラグジュアリー品売上は欧米よりはるかに高く、2020年までにオンライン売上の50%に届くと考えられている。CEO は、コンテンツ読者の20%が同社のショップを訪問し、0.3%の購入率につながっているとしている。ベータ版の期間で20万米ドルを超える売上を達成し、Chinaccelerator への参加後はユーザベースを460%成長させた。現在50万米ドルを調達中である。

その他の分野

Trainersvault/フィットネス

CEO of Trainersvault, Cortney Woodruff
Trainersvault CEO Cortney Woodruff 氏

Trainersvault はセレブリティのトレーナーに向けた顧客管理およびマーケティングのプラットフォームで、3.000億米ドルの健康およびウェルネス産業のグローバル市場に挑もうとしている。中国でもフィットネスが大ブームになっているが、お金はジムや消費者向けアプリに流れている。同社は個人トレーナーが自分のビジネスを立ち上げて、個人ブランドでマネタイズする手助けをしている。20ヶ月の間に100万米ドルの売上と20万人のユーザベースを獲得した。Classpass、Guavapass、Dailyburn、Cody と比較すると、Trainersvault はトレーナーに重きを置いており、安価である。同社は100万米ドルを調達中である。

TheCareVoice/ヘルスケア

TheCareVoice はトップクラスのヘルスケアサービスについて、個人や企業ユーザに信頼のおける評価とおすすめを提供するモバイルソーシャルプラットフォームである。中国人は自国のヘルスケアサービスに大きな不満を持っており、満足なサービスを受けるために海外に出ることもある。現在、病院の半分は民間経営で何千もの施設と医療チームを抱えているが、10%に満たない患者しかそれを利用できていない。高い医療費に加えて、知識不足、不透明な医療の質、そして信頼できる情報がないことなどが挙げられる。保険会社と雇用主はユーザごとの年会費を払うことで、被保険者や職員を TheCareVoice の VIP 会員に招待することができる。ユーザは、トップクラスのヘルスケアサービス提供会社の中からおすすめを知り、ヘルスケアに関するクーポン、相談予約、他者の評価やレビュー、健康啓発コンテンツやイベントなどのサービスを受けられる。同社は現在ポジティブキャッシュフローに転じ、300万米ドルを調達中である。

Bonzun/マタニティサービス

CEO of Bonzun, Bonnie Roupe
Bonzun CEO Bonnie Roupe 氏

今後5年間で中国には1億人の妊婦がいることになると推計されており、毎年17%の成長を見せている。Bonzun はバーチャル助産師として機能し、経過のトラッキングやテスト結果の説明、さまざまな症状を理解する助けとなり、妊婦が安心と安全を感じられるようにしている。Bonzun は言わばポケットに入る産婦人科である、妊娠期間中の自分と胎児の健康をモニターすることができる。

妊婦は安定したユーザ層で、世帯収入の11%は子どもに消費されるので、小売業にとって妊婦は神聖な顧客とされている。車や安全な食品のトップ企業の広告をこのプラットフォームで打つことができる。ユーザ数は過去4週間で480%の成長を見せており、CEO の Bonnie Roupe 氏によると、中国の他の既存マタニティ向けアプリよりパーソナライズされ、医療に重きを置いたサービスを提供するとしている。

VREX/AR

CEO of VREX, Rudy Lee
VREX CEO Rudy Lee 氏

Tiele(中国以外では「Rush」と呼ばれている)は、ロケーションベースの AR メッセンジャーアプリで、モール、レストラン、小売店などでユーザと K-POP セレブリティがつながることができる。ファンが自分だけの特別な方法でお気に入りのスターとつながれるよう、VREX は「Tiele」というアプリを開発し、ファンとスターを結びつけている。

ファンが特定の場所を訪れると、スターからの AR メッセージが浮かんでいるのが見え、ビジュアルとともに自撮り写真を撮ることができ、K-POP ステッカーを買って、自分のメッセージに貼り付けることができる。同社は現在、2人の K-POP スター、5,000万人のフォロワーを持つ EXO の Zhang Yixing 氏と BTS のステッカーを提供している。また、LOEN エンターテインメントと提携している。

China Admissions/教育

CEO of China Admissions, Richard Coward and co-founder, Qiong Wang
China Admissions CEO Richard Coward 氏と、共同設立者 Qiong Wang 氏

China Admissions は海外の生徒が中国のトップクラス大学を探して受験するための優れたオンラインプラットフォームである。海外の生徒はコンサルタントとのビデオ会議を予約して、ウェブサイトから直接登録することができる。

同社は資金提供を受けていないブートストラップスタートアップで、これまで20万米ドルの収益を上げている。1.3を超える紹介率を誇り、世界中の生徒から1日に100件以上の問い合わせを受けているという。

247 Tickets/ライフスタイル

247 Tickets はエンターテイメントや旅行チケットのワンストップショップで、地元や慣れない土地、旅行先でも効率よく計画を立てられるようにしている。この中国発プラットフォームではすべての映画館やライブパフォーマンスの予約が可能である。ユーザは WeChat 上の AI チャットボットとやり取りしておすすめを知ることができる。Wepiao、Gewara、Smart ticket のような大企業がすでにあるが、247の CEO である Greig Charlton 氏によると、同社はさらにパーソナライズされたサービスを提供できるとしている。

【via Technode】 @technodechina

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Chinaccelerator(中国加速)のディレクターが語る、外国人が中国でスタートアップを成功させるための極意〜 #ASIABEAT 2016 アモイから

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本稿は、ASIABEAT 2016(亜洲創業大賽)の取材の一部である。 中国のスタートアップ・アクセラレータ Chinaccelerator(中国加速)でプログラムディレクターを務める Todd Embley 氏によると、中国におけるスタートアップの失敗率は95%にも上るという。これは、一般的なスタートアップで予想される失敗率よりもずいぶん高い数値だ。 Embley 氏は ASIABEAT で、次…

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本稿は、ASIABEAT 2016(亜洲創業大賽)の取材の一部である。

中国のスタートアップ・アクセラレータ Chinaccelerator(中国加速)でプログラムディレクターを務める Todd Embley 氏によると、中国におけるスタートアップの失敗率は95%にも上るという。これは、一般的なスタートアップで予想される失敗率よりもずいぶん高い数値だ。

Embley 氏は ASIABEAT で、次のように語った。ASIABEAT は、アジアの起業家や投資家のために毎年行われるスタートアップのコンペティションだ。

人々はアジアで事業を開始する方法さえわかっていない場合が多いのです。中国を特に恐れています。多くの企業が中国進出に失敗しているからです。もちろん、Google以上の大企業が進出したことはありませんが。

(Chinaccelerator が)スムーズな市場進出と現地エコシステムを理解するための支援をし、スタートアップが良い環境からスタートできても中国に進出するのは勇気が必要です。

中国では企業がどんどん生まれている。これらの企業は、中国でベンチャービジネスを始め、規模を拡大し、事業を進めていきたいと考えている外国人が、スムーズに進出できるようなサービスを提供しようとしている。ハードウェアを専門にしている深圳の HAX は、中国のハードウェアスタートアップが集まる中心地に世界中から起業家を呼び込んでいる。他にも、北京に拠点を置くハードウェアアクセラレータの HaxAsia や、2012年にローンチした Microsoft Ventures Beijing などがある。また、起業家が中国の厳しい市場でも生き残れるよう国からの後押しもある。例えば、フランスのスタートアップエコシステムで投資家、起業家、他のプレイヤーなどの世界的なネットワークを有する La French Tech が、今年初めに上海でローンチした。

しかし、自分の国を離れ中国に来た起業家は、言葉の壁、文化的な相違や中国の一般的な消費者行動を直感する上でEmbley 氏が間違った「本能的直感」と呼ぶものなどにいまだ苦しんでいる。ASIABEAT では、Chinaccelerator や中国における外国人のスタートアップ環境について、Empley 氏にインタビューすることができた。

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1. 中国に来てからの7年間で、中国のスタートアップシーンはどう変化しましたか?

スタートアップによるイノベーションには大きな関心が寄せられています。信じられないほどです。私はいつも、シリコンバレーのスタートアップエコシステムのイメージを、政府がイノベーションに対して重い腰をなかなか上げられずにいる感じに捉えています。しかし、中国ではこれは逆なのです。政府は非常に前向きで、起こる必要のあることをわかっており、起こるべきことが起こるように進んであらゆる手段を講じています。市場に資金とメディアを注ぎ込んでいますし、コワーキングスペースやアクセラレータ、インキュベータ、ITパークなどを推進しています。

(政府は)よく次のように発言をしています。

この国には起業家が必要です。革新的なことを生み出す若い人が必要です。製造現場から、イノベーションやテックのリーダーを輩出するよう目指すべきなのです。

これは見ていて素晴らしいことです。

2. 現在の中国のスタートアップエコシステムは、昔よりも海外のスタートアップに対してオープンですか?

昔よりも情報があるからでしょうね。5年前に進出した時は、情報があまりなかったために非常に苦労しました。人にコンタクトを取りたくてもイエローページさえありませんでした。インターネットで情報を得ることもできませんでした。情報を見つけるのは難しく、あらゆることが本当に難しかったです。

現在は、多くのスタートアップが失敗し、多くの人が中国へ渡り、エコシステムにも十分な関心が寄せられています。こうしたことで、中国で成功する秘訣が明かされてきたのです。中国国内外に資金が流入し、海外の収益も上がっています。現在は、中国進出がずっと容易になりました。

3. 中国政府の支援は、スタートアップのエコシステムにどのような影響を与えていますか? アクセラレータとして、政府方針から影響を受けたことがありますか?

(近い)将来には、良い影響と悪い影響の両方があると思います。私たちの意見としては、起業家は失敗して学ぶ必要があります。今、資金調達ができすぎると、その道のりが長くなってしまいます。スタートアップは背水の陣でいるべきなのにも関わらず、資金があり過ぎるのです。製品を市場に出荷し、継続的にその製品を見直し、修正し、市場に合ったものにしていく必要があります。

資金があり過ぎると、オフィスにこもって商品を作ってばかりになり、資金が潤沢であるために収益を追求する必要がなくなります。投資家は投資にあまりリスクを取りませんから、資金はいくらか自由になります。これでは、市場経済が正しく機能しているとはいえません。

良い点としては、これはすごいことだと思います。中国政府が何を考えているかはわかりませんが、重要な点のひとつとして、中国の親に子供を起業家にするよう勧めている点があります。お金を多く稼げることやニュースやメディアで取り上げられている会社を創業して成功した人物、例えば Jack Ma(馬雲)氏や Lei Jun(雷軍)氏など多くのケースを親世代に示すことができます。「聞いてよ、スタートアップで働こうと思うんだ」と言っても、親がパニックになることはありません。

4. Chinaccelerator を設立し、中国スタートアップの現状に関するデータを利用できるようにした経緯を詳しく教えてください。

(Chinaccelerator の設立者が)、中国に投資したいと考えました。しかし中国は、特にGoogleなどの企業が失敗した経緯などがわかっていれば、外国人にとって非常に危険な場所です。そこで「どうすれば賢く投資できるか。データが無いなら、どうすればあまりわかっていない文化に賢く投資できるか」と考えたわけです。

こうして、アクセラレータという考えが生まれました。初期の段階にあるスタートアップを呼び込んで、3ヶ月間一緒に仕事をするのです。そうして、データができてきます。相手がいったいどんな人たちなのか、どういう働き方をするか、何をしているのか、成功できると思うかどうかなどがわかってきます。

現在、初期段階のスタートアップに関するデータはそれほど多くありません。データは、起こったことの歴史的証拠からできます。新しいスタートアップに関しては、歴史的なデータがそれほどありません。そしてもちろん、私たちは自分が「外国人」である中国のような国にいますし、取引相手に関する本能的直感がありません。私たちは、中国の技術に初期段階で投資する会社になりたいと考えています。これが、私たちにとって最良の方法でした。

5. 中国市場に適応した外国企業の例(Embley氏の話から)

どちらかといえば、私は LinkedIn が気に入っています。LinkedIn は私たちが「SEAL Team 6手法」と呼んでいる手法を取り入れているからです。この SEAL Team 6 では、まず優秀なエリートチームを集める必要があります。そして、彼らに成功するのに必要な訓練をすべて受けさせます。さらに、成功に必要なリソースを全て与えます。その後、それぞれの環境へ送り込み、シリコンバレーから遠隔で指示を与えることなく、必要なことをさせます。この方法がここに来るほとんどのスタートアップを驚かせ、ここへ来る企業を驚かせるのです。

成功したいなら、中国では素早く判断し、身を粉にして働く必要があります。遠隔から指示を飛ばそうとすると、それは時間がかかりすぎます。中国人以外の人で中国にいない人を意思決定者にするというのは、良い考えではありません。ですから、LinkedInは、完全自律式の製品をここ中国で作りました。LinkedIn.cn(領英)は、中国のコードから作られ、中国で管理され、中国人が中国人のために作った完全に新しい製品です。この製品は LinkedIn.com とシームレスに繋がって動き、統合されているようですが、完全に独立した製品なのです。非常に良くできていると思います。

【via Technode】 @technodechina

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中国で不要となった衣類や布をアメリカに売り込むスタートアップthe Squirrelz(松鼠)

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上海を拠点とするスタートアップ the Squirrelz(松鼠)は本日(原文掲載日:2月22日)、新しい「繊維」プラットフォームをローンチした。品質に問題があったり余ってしまったりした繊維を工場から入手し、それを世界中のデザイナー、クラフト愛好家、環境を意識しているブランド企業に売り込む。 the Squirrelz マーケティング・コミュニケーション部門のヘッドである Ryan J. King…

Image credit: the Squirrelz
Image credit: the Squirrelz

上海を拠点とするスタートアップ the Squirrelz(松鼠)は本日(原文掲載日:2月22日)、新しい「繊維」プラットフォームをローンチした。品質に問題があったり余ってしまったりした繊維を工場から入手し、それを世界中のデザイナー、クラフト愛好家、環境を意識しているブランド企業に売り込む。

the Squirrelz マーケティング・コミュニケーション部門のヘッドである Ryan J. King 氏は次のように述べている。

新品なのに捨ててしまうのは愚かな考えで、何とかしたいと思っていました。まったく新品なのです。まだ使えますし、品質も何ら問題ありません。

同社は中国の工場と協力することで「工場とクリエイティブな人たちの架け橋」になりたいと考え、工場にある欠陥製品、過剰在庫の問題を緩和したいとしている。工場からすると製品を the Squirrelz に販売することで、ゴミ処理場に運んだりリサイクルに回す手間と費用を削減できる。the Squirrelz は素材を低価格で再販できる。

「グアンシー(=関係)のようなものですが、発想は単純です」と King 氏は、中国語で「ネットワーキング」や「つながり」を意味する言葉を使って語った。

難しい販売方法ではありません。工場であれば、要らないものはきっと山ほどあるでしょう。

「インスピレーションパック」の一例。
「インスピレーションパック」の一例。

現在、顧客は同社プラットフォームでニットや加工繊維をヤード単位で、さらにはボタンなども購入することができる。同プラットフォームが「トリミング」とカテゴリー分類している繊維やボタンは卸売価格での購入が可能だ。

このプラットフォームは少量の製品を一回限りで売り出す「インスピレーションパック」というコンセプトを新たに打ち出した。ここでは、デザイナーがいろいろ試しに使えそうな繊維やアクセサリーのサンプルが利用できる。繊維製品を作る時にできた切れ端など、卸売に回せない残り物の繊維を再販するというのは賢いやり方だ。

私たちの競争上の強みはセレクション、品揃え、そして価格です。北米の繊維メーカーはここにいる業者ほど大きくありません。私たちは幅広い製品を取り揃えています。(King 氏)

この素材プラットフォームが主にターゲットとしているのは、持続的な成長を続けるファッション業界のあるアメリカ。Overstock.comといった企業とは異なり、彼らはデザイナーや趣味愛好家がより完成された製品を目指して使ったり加工したりできる原素材の販売に特化している。

Bunny Yan 氏によって2013年に設立された the Squirrelz は当初、従来型の店舗を持つ企業であったが、「環境に優しく、プラスの社会的影響力を持つ」製品のオンラインマーケットプレイスに進化した。今やこのプラットフォームは環境に優しい素材の卸売も行っている。同スタートアップは2015年に Chinaccelerator(中国加速)の3ヶ月プログラムに参加し、シードラウンドで50万米ドルを調達した。

同社は将来、かぎホックなど繊維やアクセサリーの種類を増やしたいと考えている。その他、デザイナーが自由に加工できる無地のTシャツなどの「完成品」衣類の種類も増やす予定だ。

更新情報(2016年2月22日、19:15): 事実誤認を訂正。スタートアップ企業名を「Squirrelz」から「the Squirrelz」へ。

更新情報(2016年2月22日、19:16): 販売されている繊維のユニット名を訂正。

【via Technode】 @technodechina

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Chinaccelerator(中国加速)を運営するSOSVが、世界の〝次の40億人〟市場をターゲットにするモバイル専門アクセラレータ「MOX」を台湾に設立

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Chinaccelerator(中国加速)を支援するベンチャーキャピタル SOSV(旧称:SOS Ventures)は本日(原文掲載日:12月16日)Mox を発表した。Mox は台北を拠点とする新たなアクセラレータプログラムで、南・東南アジア、南アメリカ、アフリカ、東ヨーロッパでプレゼンスを拡大しようとしているスタートアップ向けに作られたものだ。 このアクセラレータは〝次の40億人〟市場、つまり…

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Chinaccelerator(中国加速)を支援するベンチャーキャピタル SOSV(旧称:SOS Ventures)は本日(原文掲載日:12月16日)Mox を発表した。Mox は台北を拠点とする新たなアクセラレータプログラムで、南・東南アジア、南アメリカ、アフリカ、東ヨーロッパでプレゼンスを拡大しようとしているスタートアップ向けに作られたものだ。

このアクセラレータは〝次の40億人〟市場、つまり世界でいまだインターネットに接続できていないオフラインの状況にある人々をターゲットとしている。プログラムに参加が認められるスタートアップは、モバイルのみのビジネスを展開していることが求められる。

SOSV の投資パートナーで Mox のマネージングディレクターでもある William Bao Bean 氏は Tech in Asia に次のように語った。

タイやインド、南アメリカには多くのローカルプレーヤーがいます。私たちは彼らに国内市場から世界を目指す機会をもたらしたいと考えています。私たちは次の40億人〟にリーチできていない欧米の企業にもワンストップサービスを提供しています。

ローカルパートナーシップ

Mox をローンチをするにあたって、SOSV は台湾のモバイル広告およびインターネットサービスプラットフォーム GMobi と提携した。このプログラムに参加するスタートアップは、GMobi の広告インフラだけでなくモバイル決済 SDK も利用できる。

これらの地域は断片的なので、ターゲットにするにはこれまでかなり困難でしたし、決済インフラを整備するのも難しいことです。私たちの決済SDKは50ヶ国以上で利用できます。(Bean 氏)

Mox ネットワークにはパートナーと投資家が豊富にそろっており、300人以上のメンターもいる。その中には前 Mozilla アジア参画部門のリーダー金井玄氏もいる。彼は Chinaccelerator と 500 Startups でメンターを務めていた。

Mox に参加が認められたすべての企業は、最初の無料広告プロモーションに50万米ドルを受け取り、ターゲット国でのマネタイズに活用できる。引き換えに、Mox は各スタートアップの普通株6%を取得する。

8週間のアクセラレータは1月4日に1回目のバッチを開始予定で、3月3日が最初のデモデイだ。第1回目のプログラムは8社がローンチ予定だ。

世界中からスタートアップの参加申し込みがありました。アメリカ、ヨーロッパ、イスラエルからです。しかし、まだ数社分の空きがあります。

訂正:本稿では当初、金井玄氏を Mox のメンターというよりはむしろ投資家としていた。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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Chinaccelerator(中国加速)が第8期デモデイを開催、WeChat(微信)を使ったマーケティングが主流に

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どんなに慎重なスタートアップでも、中国のような厳しいエコシステムの中ではマーケティング資金を使い切ってしまう可能性はある。しかし現地のインキュベータChinaccelerator(中国加速)によれば、WeChat(微信)を使うことですぐにでもコスト削減が可能になるかもしれないという。 Chinaccelerator 代表取締役兼 SOSV(旧SOS Ventures)共同経営者 William B…

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どんなに慎重なスタートアップでも、中国のような厳しいエコシステムの中ではマーケティング資金を使い切ってしまう可能性はある。しかし現地のインキュベータChinaccelerator(中国加速)によれば、WeChat(微信)を使うことですぐにでもコスト削減が可能になるかもしれないという。

Chinaccelerator 代表取締役兼 SOSV(旧SOS Ventures)共同経営者 William Bao Bean 氏は言う。

私たちはローコストで顧客を獲得できるプラットフォームとして、WeChatに注目しています。

Chinacceleratorは今週、90日間の集中プログラムを終え審査を受けることとなった最新バッチ12社のスタートアップを 紹介し、また会場ではBean氏が、WeChatがいまや創業間もない会社にとってなくてはならないマーケティングツールとなっていることを指摘した。

このバッチ企業の中にはウェブサイトやアプリのないところもあります。(Bean 氏)

その代わりにこうした企業はWeChatでローンチすることで、WeChat 自体の決済モデルと統合された豊富なコンテンツで多くのユーザを惹きつけている。

Bean氏は、以前の中国企業はマーケティングでの支出をするために資金を調達していたが、米国の企業は優れたエンジニアを雇うために資金を調達するという。今では、創業間もない企業のマーケティング費用削減にWeChatが役立つと考えている。

これらの企業はここ3ヶ月間、マーケティングに一切支出していません。(Bean 氏)

バッチ8社のうち6社は WeChat をマーケティングに活用し、1社はすでに利益をあげている。Urbemは同社のWeChatアカウントで1万米ドルを稼いでいる。

SOSVが今年投資した34社のうち、20社がWeChatのコンテンツ主導型コマースを活用した。このバッチのうちアドテク系スタートアップ3社は 、中国でメディアエージェンシーとしての地位を確固たるものにすべくスポンサーを獲得するためのOMD Innovation Fund(OIF)プログラムに選定された

OIFプログラムに選ばれたアドテク系スタートアップ3社

Magnet(這里)

magnet_logoリアルな場所で、eコマースに力を発揮させることを目指す Magnet は、ロケーション・ベースの顧客エンゲージメントツールで、eコマースの機能をオフラインの店舗に提供している。多くのオフライン店舗は顧客を十分には理解できていない場合が多く、結果として冴えない顧客体験、収益機会の喪失につながっている。 Wi-Fi、QRコード、ビーコンといったロケーションを認知するテクノロジーを活用することにより、Magnetは顧客をロケーションに結びつけ、有用なオンデマンドサービスを提供する。顧客の体験が改善される一方で、オフライン店舗は収益が増加しアナリティクスも向上する。設立者兼CEOの Hank Horkoff 氏はかつて2014年に ChinesePod をイグジットさせた人物だ。

Face8(臉吧)

face8_logoモバイル広告プラットフォームの Face8 は、無料の Wi-Fi、写真印刷、超高速の動画ダウンロード、広告主が支払う空港客向けの充電サービスを提供している。同社は搭乗前の乗客の退屈を紛らわせる一方で、ブランド企業には電話の画面という世界で最も価値ある広告チャネルへのダイレクトなアクセスを提供している。

Oz Content

oz-content_logo以前、スタートアップはバナー、検索広告、ソーシャルメディア広告にマーケティングの予算を使用していた。しかし最近では顧客との良好なエンゲージメントを求めて多くの予算がコンテンツマーケティングに使われるようになっている。Oz のソフトウェアはコンテンツマーケターやライターにリサーチしたりユニークなアイデアを膨らませるための統合ダッシュボードを提供している。彼らが集中しているのはコンテンツ製作プロセスの最初の段階である。そこではリサーチとアイデア生成を1つにまとめ、外見上別々のトピックスの間のつながりを示し、補助的なリサーチを添えてアイデアの保存をしやすくしている。上海とニューヨークを拠点とする同社は、B2B顧客向けにSaaSモデルを採用している。Ozは設立者兼 CEO の Matt Lovett 氏による4番目のデジタルコンテンツスタートアップだ。

WeChat でマーケティングするスタートアップ

Urbem(品味全城)

urbem_logoUrbem Media は2つのミッションをもって設立された。中級・高級レストランの集客を支援すること、そして、食事をする人に素晴らしいバリューとお勧めを提供することである。Urbem の主力サービスである Urbem VIP Club では、都市部にある最高級レストランで最高のVIP特典が受けられる。ユーザがWeChat をベースとするアプリに食事の希望を入力するか話しかけると、アプリが要望に合うメニューとともに対応するレストラン情報を返してくれる。「当社のクラブに入会してベーシックプランのメンバーになるのは無料です。ベーシックのメンバーがVIPにアップグレードするとさらにお得なサービスや特典を楽しんでいただけます」と、CEO兼設立者の Steven Chen 氏は述べている。VIPメンバーシップは99人民元(15米ドル)で6ヶ月を対象としており、同社は2週間前のローンチ以降1万米ドルの収益をあげた。

Uparenting(優媽帮)

uparenting_logo中国の今の世代は子育てでこれまでにない課題を抱えており、手助けをしてくれて迅速かつ信頼できるサービスを必要としている。Uparenting は こうした親とプロフェッショナルな子育て実践者をつなぐモバイルプラットフォームを提供しており、信頼でき、カスタマイズされたリアルタイムのソリューションが日々の子育てで利用できる。このWeChatアカウントは今や1万1,000ユーザ、386の有料ユーザを数える一方、同社の動画プログラムはYouku、Tencent Video、Sohuで1000万回超も視聴されている。設立者兼CEOの Hong Cheng(程虹)氏は中国で子育てに関する書籍を執筆した。

Artable

artable_logo自作を披露する機会を求めている独立系デザイナーは数え切れないくらいいるものだ。Artable はオンラインのクラウドファンディングプラットフォームで、中国及び世界の独立系アーティストやデザイナーの資金調達や宣伝の支援をしている。Artable のプラットフォームを使えば、消費者、コレクター、企業は作品を作る初期段階から廉価で支援・参画することができる。

Bestaurant

bestaurant_logo質の良いレストランを見つけるのに見知らぬ人のレビューを頼りにしなくてはいけないYelpとは異なり、Bestaurant は信頼の置ける友人が勧める最高のレストラン情報を提供している。Bestaurant は、食事をする場所を探している人に最適のレストランのリストをリアルタイムで提示するモバイルアプリだ。11月にベータ版がリリースされており、これまでにユーザの11%が5人以上の友人を招待した。同社はBestaurantユーザにクレジットを提供するUber Eatsと提携している。マネタイズはロイヤリティの高い顧客からの提案、企業アカウント、提携手数料からなされる。Bestaurant設立者である Dominic Penaloza 氏は、UshiやWorldFriendsなど3社の消費者向けソーシャルスタートアップを設立した。

BitMEX

bitmex_logoBitMEX では誰でも Bitcoin を通貨として用いてあらゆる種類の金融資産に投資することができる。BitMEX は独自のトレーディングプラットフォームを通して投資家が Bitcoin を使って世界中の市場へとアクセスできるようにしている。CEOの Arthur Heyes 氏は元株式デリバティブのトレーダーだった。香港を拠点とし、トレードから取引料を受け取る形で、プラットフォームでは現時点で2億5000万米ドルの取引量がある。

PartnerGo

partnergo_logoPartnerGo は、海外の不動産取引において物件の調達、交渉そして協力し合うために、国際的に通用する専門家を見極め紹介している。同社は効率を上げるために中途半端な仲介業者とは関係を断っている。また、中国で開催され300社が参加した Innohub Competition で優勝し、起業家向けにGoogleが主催したStartupNextコンペで選ばれたアジアのスタートアップ2社のうちの1社である。CEOで設立者の Tanya Cheng 氏は、イギリスの投資銀行業界出身である。

Tongdao(同道)

tongdao_logo多くの企業はユーザ獲得のために何十億米ドルも使っている。Tongdao はユーザをもっと理解し、またユーザと柔軟にスマートな方法で個別に関わっていけるよう、中国でモバイルに特化した企業向けに開発された顧客エンゲージメントプラットフォームである。現在ウェブ、iOS、Android 向けに提供されているが、同社によるとこのプラットフォームは顧客に関心を抱き続けてもらうために、顧客の行動データと関与度を組み合わせて専用マシンでアルゴリズムの学習を行う中国唯一のプラットフォームである。

TongJuBao(同聚保)

tongjubao_logoTongJuBao の P2P Protect は、顧客が体験する満足度が予想とは大きく違い期待外れになっている保険業界の弱点を解決するため P2P 型や拡散型のソーシャル形態を活用している。Guevara やFriendsurance のような国際的な競合が存在するものの、中国では保険の分野にP2P方式を本当に採用するのはTongJuBaoだけである。同社は料金の25%を受け取る仕組みだが従来の保険会社よりはかなり料金が抑えられており、ローンチから1週間で600名の会員が2万人民元(3,100米ドル)を支払っている。

Snapask

snapask_logo「ポケットに入った家庭教師」というキャッチフレーズを掲げた Snapask のモバイル向けアプリは、マンツーマンのオンラインセッションですぐに学習できるよう、生徒の質問をクラウドソーシングで一流大学出身の家庭教師につなげるオンデマンド型の学習支援サービスを提供している。高校生向けサービスは、質問30件に対し200人民元(31米ドル)と質問1件に付き4人民元(0.6米ドル)になっている。ユーザ数は台湾、香港そしてシンガポールで1万5000人以上に達し、現在ユーザはサービス対象地域のセブンイレブンで Snapask のプリペイドカードを購入することができる。香港を拠点としており、エンジェル投資で180万米ドル、シリーズAの投資ラウンドで250万米ドル調達している。

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中国のインキュベータChinaccelerator(中国加速)が、第7期デモデイで多様なスタートアップ10社を披露

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2017年5月20日更新:原文からの School Match CEO の名前削除に伴い、訳文から名前を削除。 90日間の指導、訓練を経て、スタートアップ10社が今日、上海の Chinaccelerator (中国加速)を卒業した。2009年に本プログラムが始まり、今回が7期生となる。 最近設立された上海科技大学の講堂に大勢が集まったデモデイにて、Chinaccelerator の取締役兼SOS …

Chinaccelerator-shows-off-a-diverse-batch-of-10-new-startups-at-demo-day-photo-1

2017年5月20日更新:原文からの School Match CEO の名前削除に伴い、訳文から名前を削除。

90日間の指導、訓練を経て、スタートアップ10社が今日、上海の Chinaccelerator (中国加速)を卒業した。2009年に本プログラムが始まり、今回が7期生となる。

最近設立された上海科技大学の講堂に大勢が集まったデモデイにて、Chinaccelerator の取締役兼SOS VenturesのパートナーWilliam Bao Bean氏(下画像)が称賛したのは、今期は女性のCEOが50%、女性の創業者が43%を占めているということだ。

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では、以下に投資家、仲間の起業家、興味を持った学生達にビジネスを披露した、各国混成の10チームを紹介する。

School Match

School Matchは、これから学生になる人がマンツーマン指導を受けられるアプリだ。CEO によると、自身がメキシコからアメリカのバークレーに転入した際、初めは環境に慣れるのに苦労したとのことで、このようなサービスを利用できたらよかったと話している。こうした不安により学生が落第することもある、と説明している。

School Matchでは世界中のトップスクールから指導者(メンター)を探すことが可能で、子供と親が、進路の負荷から一番住みやすい場所と学外に及ぶあらゆる質問もぶつけることができる。既に200人のメンターが登録されている。

School Matchは海外に行く中国の学生を対象としている。1年に約500万人の学生が海外でより高いレベルの教育を受けに行くための準備をしており、約46万人が実際に入学している。

同社は指導料金の15%を利益として得ている。アプリのスクリーンショット(画面)を見てみると、指導の料金は原則1時間に200人民元(32米ドル)で、中国で英語の個人指導を受けるのと同等の料金だ。

iCE Angel

iCE Angel の創設者 Richard Law 氏は、自分の母親の写真と共にピッチ(投資家へのプレゼン)を始めた。彼は、母親が突然交通事故で亡くなり、最後を看取れなかったのは、救急サービスが自分に連絡してくれなかったためだと説明した。同サービスが回避する手助けをしたいと望んでいるのは、こういった状況である。

このサービスは緊急対応アプリを通じて、最初に対応した人がアプリにアクセスすることを想定し、ユーザーに直接提供される(ただ電話がロックされていたらという問題もある―また、救急隊員や医師が電話を見つけられない場合もあるだろう)。iCE Angelの他のアプローチは、旅行会社や自宅から離れたときに関わるビジネス等との提携だ。そして同社は顧客にiCE Angel IDブレスレットまたはカードを渡し、事故が発生したときの緊急連絡手段として利用できるようにする。

他の収益源は保険や高齢者介護等のサービスである。

このアプリの主要サービスは無料で受けることができるが、提供されている他の要素は有料であるという。

Meet Boutique/漫酒店

Meet Boutique は、中国国内のブティックホテルに焦点を当てている。ブティックホテルはQunar(去哪児)やCtrip(携程)といった、中国で人気のある旅行予約サイトの中に埋もれてしまう傾向があると、Han Dong氏は言う。だが同スタートアップのアプリを使えば、通常の高級ホテルチェーンの代わりとなる、特徴的で異彩を放つブティックホテルを選択肢に加えることができる。

そのようなビジネスは注目の的であるだけでなく、趣味の良い客をホテルにもたらすことを十分に理解しているため、自分のアプリはブティックホテルにしては安めの金額を顧客に提供できるとHan氏は主張した。

GeiLi Giving/給力

GeiLi Givingは中国人がチャリティへの寄付を行う方法を活性化し、チャリティ活動やKickstarterのような活動をより知ってもらえるようにし、ゲーミフィケーションとソーシャルメディアバイラリティーを活用し寄付を推進する狙いだ。

現在の問題は、中国はチャリティ寄付の割合が世界で一番低い国の1つだということだ、と共同創立者兼CEOのElyse Ribbons氏がデモデイで説明していた。GeiLi Givingは「中国の寄付ポテンシャルを開放する」ことが狙いだと同氏は熱弁する。

GeiLi GivingはWeChatの公式アカウントとして働き、WeChatのウォレットを通じて電子マネーを利用しやすくする。

同社は事前検査を受けたチャリティやNGO向けに、クラウドファンディングのスタイルをとった寄付サービスを展開し、各プロジェクトにどれだけの額を寄付すればいいかをわかりやすくしている。少額寄付(マイクロドネーション)も可能で、できるだけ利用しやすいように最低10人民元(1.6米ドル)から寄付ができる。

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合計5万米ドル相当の2枚の小切手を手にするGeiLi GivingのElyse Ribbons氏(左)。メディア機関OMDは、10社のスタートアップのうち3社に2万5000米ドルを贈り、Chinacceleratorからもそれぞれに同額を贈った。他の2社はRobin8とXiao Dian Bao(小店宝)である。

寄付や活動情報をWeChat仲間に伝えることで、バイラル(ソーシャルメディアによる口コミの広がり)要素が加わる、とRibbons氏は説明する。さらに人々に活動に対する「当事者意識を感じ」てもらうことも狙いだと同氏は話す。

GeiLi GivingはKickstarterのような手法で、集めた総額から利益を得ていく。

Ribbons 氏は、アメリカ出身で流暢な中国語を操り、Beijing TV(北京電視)のレギュラー出演で知り合った有名人を通じ、WeChat でチャリティ活動を推進するため沢山の有名人を集めている。

Robin8

Robin8はブランド企業とブロガーやインフルエンサーをつなぐデータドリブンプラットフォームである。中国市場を狙っており、同社CEOのMiranda Tan氏は「中国のコンテンツマーケティングは信頼面が阻害要因になっています。『キーオピニオンリーダー(KOL)』を明確にレーティングする手段がないのです。」と語る。

Robin8のアイデアは、KOLをデータ化し、ブランドマネージャーが最も効果的なブロガーやレポーターを通じてマーケティング資料を展開できるようにすることだ。Tan氏はプレゼンテーションでAirbnbを引き合いに出して「KOLのマーケットプレイス」となぞらえてみせた。

もし「レポーター」が直接ブランド企業からコンテンツマーケティング的な記事を受け取り、再配信するのであれば、倫理的に問題があるように思われるが、実際にそうなるかはまだ分からない。同様に、最も関連性のあるブロガーやジャーナリストに向けてプレスリリースを発行する効果的な方法になるだろう。

Robin8のプラットフォームは毎日膨大な数のニュース記事をスキャンしており、特定の分野において誰がインフルエンサーなのかを判断しているとTan氏は語った。

Specifiko

Specifiko のCEOであるMark McIntyre氏は、国際企業は英語力不足により多くの損失を受けていると考えている。

このスタートアップはヘルスケアおよび製薬業界という、一つの業界においてこの問題を解決しようとしている。同社は日本と中国に特化し、医師と臨床科学者向けに、業界および日々の仕事を細かくカバーする英語講座を提供する。テキストと動画の両方が使用される。現在のところ、英語による2,000の動画と82,000の記事、および人手による中国語訳と日本語訳があり、人々が目下の課題を理解する手助けをしている。

このサービスは企業が負担し、企業側が従業員の英語学習の進捗に関するいくらかのデータを受け取る。これにより昇進や昇給などの判断に役立てることができる。

同社はNovartisやPfizerといった大手の製薬企業と提携する予定である。

SXT Learning/随訓通

SXT LearningのRyan J King CEOは企業で7年間教育講師の経験がある。同氏はプレゼンテーションの冒頭で「問題は、企業の教育システムは機能不全に陥っているのです」と述べた。トレーニングセッションでは一度に多くの情報を詰め込みすぎで、受講者は居眠りしてしまいがちである。会社員はぼーっとしてしまい授業中に居眠りしてしまうのだ。彼自身も居眠りしてしまったことがあると認めており、その様子の写真をだして見せた。

デロイトの調査によれば、授業内容の90%は5分以内に忘れられてしまい、年間1600億米ドルにのぼると見られる企業の教育予算のかなりの部分が無駄になっているとのことだ。

SXTのソリューションは、企業のトレーニングをアプリ化し、情報過多だった教育を扱いやすいまとまりに分割できるようにします、とKing CEOは説明する。社員の観点では、アプリはクイズがあってモチベーションが続くようになっており、上司の観点では、分析ツールで部下の進捗をチャートで確認できる。

アプリベースのモデルの意味するところが、勤務時間外の自習でないことを望みたいが、King CEOのプレゼンテーションはその点には触れていなかった。

同氏によれば、既に30社がSXTを利用しているとのことだ。

The Squirrelz

面白い名前のスタートアップのための賞はないが、もしあればThe Squirrelzにあげるべきだろう。これは一種のアップサイクル(廃品に価値を見いだし、新しい活用法を見いだすこと)商品専用のEtsyみたいなものなのだが、巨大な、Alibaba(阿里巴巴)並みのひねりが効いている。

The Squirrelzは2つのレベルで運営している。一般の買い物客に対しては、廃物から作られたファンキーな商品(写真下)のマーケットプレイスであり、作家に対しては、その材料を大量に調達できる場所なのだ。このスタートアップにとっての朗報は、両サイドにコミッションが発生するということだ。

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CEOで共同創立者のBunny Yanは、色がよくないからと捨てられた大量の医療用スクラブの束を例に挙げた。The Squirrelzで、誰かがこれをメッセンジャーバッグとして生まれ変わらせたのだ。

大手メーカーには、本来なら捨てられるような材料を売り払うことができるという利点がある。

このスタートアップは、ほんの10米ドルしかしないような1kgもの廃物の山を、1000米ドルの価値がある、人々が買いたいと思うような商品に変える手助けをすることができる、とYan氏は主張している。

今のところ、The Squirrelzには40名以上ものデザイナーがおり、600以上の商品を作り出している。中国に焦点を当てることから動き始めそうだ。

BitNexo

多くのスタートアップが国際送金を改善しようと試みている。銀行やWestern Unionが法外な手数料を取っているからだ。BitNexo はそうしたスタートアップの一社だが、中国と中南米の企業間の国際送金に特化している。

設立者のDarren Camas氏(中国とチリを往復する生活をしている)はプレゼンテーションの中で、送金はビットコインで行われるが、送金の際に利用者がビットコインを意識することはない、と説明した。つまり、この送金は厳密にはビットコインの送金ではない。これは中国市場では重要なポイントとなる。なぜなら中国では銀行による顧客のビットコイン取り扱いは禁止されているからである。

Xiao Dian Bao/小店宝

Xiao Dian Baoは電子商業取引の業者とその顧客間だけの、ある種個人的な情報交換の場を提供し、それをオフラインのお店と連携させたい。

その宣伝文句には少し悩まされた。なぜなら小さなショップのオーナーだけがソーシャルメディアで顧客と取引するかのように聞こえるが、しかしプレゼンテーションでは大型チェーン店とパートナーになると言及していた。

この新規事業は英語の名前「Shopal」を宣伝文句に使っていたが、それは既に日本の企業が使っている名前だ。私たちは混乱を招かぬよう中国語名を採用した。


概して、Chinacceleratorは見事に多様で非常に的の得た新規事業を打ち出した。それはありがたいことにアイディアコンテストで見飽きているものとは異なっている。(顧客忠誠心をはかるアプリなんてどうでしょう? だれか?)

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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