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学校をコンセプトにしたサービス設計で、ゼロからの友達づくりを経験できるアプリ「Class」がいよいよリリース

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多くの人がそのリリースを期待していたアプリ「Class」がついにローンチした。 長い間ティザーサイトの状態だったClassはクローズドSNSの一種だ。Classでは、会ったことはないが同じ地域・同い年という属性のユーザ6人で15日間限定のクラスをつくり、コミュニケーションを行うアプリ。以下はサービスのイメージ映像。 Classを運営するwe-b代表の真子就有氏は、 私は当初、ほぼひとりの状態で起業…

ティザーページ

多くの人がそのリリースを期待していたアプリ「Class」がついにローンチした。

長い間ティザーサイトの状態だったClassはクローズドSNSの一種だ。Classでは、会ったことはないが同じ地域・同い年という属性のユーザ6人で15日間限定のクラスをつくり、コミュニケーションを行うアプリ。以下はサービスのイメージ映像。


Classを運営するwe-b代表の真子就有氏は、

私は当初、ほぼひとりの状態で起業、友達がほしいなぁと思っていました。社会人になり、仕事が忙しくなると新たな友達をつくる機会に出会うのが難しくなります。そんな人々のために、友達を作る機会を提供できたら、と考えたのがアプリを開発したきっかけです。

学校なら友達はできます。そして、学校の教室は年齢と地域は共通していますが、生徒はランダムで集まっている。この学校という誰もが経験したことのある体験をコンセプトに、友達を作ることができる環境をデジタルで実現したいと考えました。

と、Classを開発したきっかけについて語ってくれた。

単に、友人とコミュニケーションをとるためのサービスであれば、Line、Path、facebookといった、チャットアプリやクローズドSNSなど、数多くのアプリ・サービスが登場している。一見、Classもこうしたサービスと競合するように映るが、これらのサービスは「友達とさらに仲を深める代表的なサービス」だと述べる。

ゼロから友情を育む代表的なサービスはまだ生まれていません。Classは友達を0から作る代表的なSNSを目指します。

と従来のサービスとの違いを語った。

学校をモチーフにしたコミュニケーションの仕掛け

Class キャプチャーイメージ

ひとつのクラスは「入学」から2週間で「卒業」となっており、卒業後はまた次の新しいクラスに入ることになる。学校生活を2週間という期間で擬似追体験する。

Classでは、コミュニケーションを活発にするために、いくつかの仕掛けも用意されている。チャット画面に登場しコミュニケーションを加速させる先生のキャラクター。ランチ後に写真を共有してもらうような仕掛け、質問をユーザ同士が交換しあう、といった、初対面の人たちが仲良くなるためのプロセスを実現しようとしている。

同サービスはFacebookのアカウントをログインに利用しているが、実名制ではなく匿名性で利用するアプリとなっている。真子氏は匿名性のほうが、人は実生活での人間関係などを意識する必要もなく、初対面であっても仲良くなりやすいのではと考えているという。Classは学校というコンセプトや、こうした仕組みによって、友達を作りやすい環境を実現しようとしている。

Classは、リリース後最初は無料で提供する予定だが、ゆくゆくは新しいクラスに参加するごとに課金するモデルを考えているという。また、Classで知り合った人同士でオフ会に行くなどリアルイベントにも繋げていき、そこでもマネタイズをしていきたいと語っている。

Classはまずは半年で10万ユーザ。1年後、2014年の年末には100万人のユーザ数を目指す。Classのダウンロードはこちらから。

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KDDIとシナジーを生み出すことが期待される「KDDI ∞ Labo 4th DemoDay」で発表された5つのスタートアップ

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昨日、「KDDI ∞ Labo 4th DemoDay」が開催された。渋谷ヒカリエホールにて、第4期プログラムに参加していた5つのチームによる発表がおこなわれ、卒業チームによる発表等も行われた。 第4期のプログラムに参加していたのは、TRAPRO (トラプロ) 、SmartCanvas (スマートキャンバス) 、mygrow (マイグロウ)、KawaiiMuseum (カワイイミュージアム) 、C…

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昨日、「KDDI ∞ Labo 4th DemoDay」が開催された。渋谷ヒカリエホールにて、第4期プログラムに参加していた5つのチームによる発表がおこなわれ、卒業チームによる発表等も行われた。

第4期のプログラムに参加していたのは、TRAPRO (トラプロ) 、SmartCanvas (スマートキャンバス) 、mygrow (マイグロウ)、KawaiiMuseum (カワイイミュージアム) 、Class (クラス) の5チーム。今期から通常のプログラムに加えて、「学生枠」と「HTML5枠」が設置されており、TRAPROが学生枠、SmartCanvasがHTML5枠で参加している。

発表の後、「最優秀賞」とDemo Dayに参加している人々による人気投票「オーディエンス賞」のほか、各チームにそれぞれに賞が与えられていた。

TRAPRO

TRAPRO:最優秀賞、ソーシャルアントレプレナー賞

学生枠で今回のプログラムに参加したのは、TRAPROを運営する一般財団法人リディラバ、株式会社Ridilover。安部敏樹氏によるプレゼンテーションを行った。

TRAPRO(トラプロ)は個人が課題(イシュー)を発信するプラットフォームサイト。イシューを集め、人と共有することで、人々の行動を促すことで、イシューの解決を目指している。

このサービスを立ち上げた安部氏によると、世の中に存在する社会問題の多くが解決されないままなのは、その問題の存在が十分に可視化されておらず、身近に感じられないことが原因だと考えたことがTRAPROの立ち上げ理由となっている。

TRAPROでは、社会問題をサイト上で知ることに留まらず、問題の現場を見るスタディツアーへの参加を促すことで、社会問題の現場を知り、解決までつなげることを目的とするサービスだ。

TRAPROは、ソーシャルアントレプレナー賞と最優秀賞を受賞した。

sc_logoSmartCanvas:ベストエンジニア賞

SmartCanvasを運営する株式会社ヒトクセは、HTML5枠での参加。宮崎航氏によるプレゼンテーションが行われた。

SmartCanvasは、プログラミングスキルを持っていない人でも簡単にスマートフォンサイトやアプリを作成できるサービス。SmartCanvasで公開されたアプリには広告が挿入され、この広告による売上はアプリ開発者とヒトクセで分け合うことになっている。

同サービスは現在はβ版として提供されており、9月中旬に正式版をリリース予定。

mygrowmygrow:Create the future賞

Life is Tech(ライフイズテック)株式会社の水野雄介氏は、mygrowについてプレゼンテーションを行った。

Life is Techは、中学生、高校生のためのプログラミング・ITキャンプ等も開催しており、メディアにも多く取り上げられている。そんな同社が開発している「mygrow」は、中高生を対象とした学習を楽しくするためのアプリケーションだ。

学習を始めるきっかけ、成果を出したとき褒めてもらえる仕掛け、学習の成果が記録が残る仕組み、そして一緒に頑張っている仲間がいるコミュニティ機能を持ったアプリとなっており、中高生に頑張ることの楽しさを感じてもらいたいという思いからこのアプリを開発しているという。

注目の「Ed Tech」領域に挑戦する同社の取り組みはチェックしたい。KDDIとLife is Techは共同で今週末の7月25日、26日に中高生向けに「∞ Jr. ハッカソン&アイデアソン」を開催する。

kawaiimuseumKawaiiMuseum:Japanese Pop Culture賞

株式会社Eunoの田中丈登氏が発表したのは、日本の”カワイイ”をテーマにした「KawaiiMuseum」。Facebookページの運営からスタートした同サービスは、これまでに約390万のいいね数を集めている。サービスは先月リリースし、現在のユーザー数は3万人ほど。今後はキャラクター別のコミュニティと、各国のユーザーに最適化したEC機能の提供を行なっていく方針だという。

Facebookページのいいね数を集め、そこからキャラクターコンテンツに特化したサービスにつなげていくという流れは、Tokyo Otaku Modeに似ている。最近では、博報堂が日本の”カワイイ”を欧米やアジアのファンに向けて発信する情報サイト「Tokyo Girls’ Update」をオープンしたばかり。それぞれ”カワイイ”の定義は異なりそうだが、日本の”カワイイ”情報の発信を、いかに売上につなげていくのかは興味深いトピックだ。

classClass:Cool Design賞、オーディエンス賞

最後にプレゼンテーションを実施したのは、クローズドSNS「Class」の開発を行なっている株式会社we-bの真子就有氏。we-bは、個人のインタレストをシェアするサービス「log」の運営も行なっている。

Classは、同い年のユーザーと2週間限定の「クラス」を作ってコミュニケーションをするウェブサービス。今年の1月に事前登録の募集を開始していた。9月中旬ごろにサービスの提供を予定している。

Classを分類するとするなら、クローズドSNSのひとつということになるだろう。近しいサービスでは、9人限定のSNS「Close」が先日ミクシィから約7000万円の資金調達を実施した。KDDIとClassが生み出すシナジーがどのようなものになるのか、今後に注目したい。

以上が、第4期のプログラムに参加したスタートアップたちだ。Demo Dayでは、卒業生であるgifteeによる発表や、最近KDDIと資本提携したMonoco、nanapiとのトークセッションも開催された。

現在、KDDI ∞ laboは第5期メンバーを募集している。KDDI ∞ laboの参加者はKDDIから事業開発の支援やプロモーションの支援をうけることができる。構想している、もしくは開発中のサービスが、KDDIとシナジーを生み出せそうなものであれば、ぜひとも応募してみてはいかがだろうか。第5期プログラムへの応募はこちらから。

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Pathが本格的に日本に進出、盛り上がりをみせるクローズドSNSのこれからの行方

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先日、筆者はあるイベントに参加した。それは、クローズドSNSのPathのミートアップイベント。同サービスのコアユーザーが招待され、来日しているPath副社長のMatt Van Horn氏を囲んで、同氏からこれからのpathの戦略や今後についての話を聞くことができた。 Pathは、2010年11月にローンチしたSNS。当初は、50人の友達のみを登録するSNSとして誕生。その後2011年の秋に大幅なリ…

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先日、筆者はあるイベントに参加した。それは、クローズドSNSのPathのミートアップイベント。同サービスのコアユーザーが招待され、来日しているPath副社長のMatt Van Horn氏を囲んで、同氏からこれからのpathの戦略や今後についての話を聞くことができた。

Pathは、2010年11月にローンチしたSNS。当初は、50人の友達のみを登録するSNSとして誕生。その後2011年の秋に大幅なリニューアルを図り、UIの改善や50人から150人への人数変更などの改善を図った。現在では、世界で600万人以上ものユーザが使っており、世界19ヶ国でローカライズされている。50%以上がアメリカ以外のユーザで占められており、日本でも人気の高いアプリだ。

今回のミートアップでは、Pathの本格的な日本進出について話された。日本戦略の担当として、かつてAppleで働いていた元リアルネットワークス代表取締役の進藤公彦氏が就任。アジア進出の大きな拠点として、スマートフォンの利用の高さや市場としての魅力から、日本を大きな市場として見据えている。

来日しているMatt氏の経歴も一部話されていたが、その経歴も面白い。学生時代には、Appleのスチューデントキャンペーンとして、大学生たちに対する活動を展開し、その後Lyftと呼ばれれる個人ハイヤーサービスのベンチャーに関わる。Uberなどの個人タクシーサービスがいままさに盛り上がっている市場だ。

Lyftはピンク色の髭をつけたハイヤーと、利用料金の安さで人気を博しているサービスだ。その後はソーシャルニュースサイトのDiggにも関わり、2010年8月にPathのビジネス戦略を開発するために副社長に就任。サンフランシスコを舞台に活動するビジネスディベロッパーだ。

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Pathが誕生した経緯には2つの理由がある。1つは、2014年までにデスクトップからモバイルが主流になるとMatt氏は語る。

現在、モバイルユーザは加速度的に伸びてきています。統計から推測するに2014年には、モバイルユーザがデスクトップユーザの人数を追い抜くと予測しています。新興国を含めて、誰もがモバイルをもち、いつでもどこでもインターネットが使える時代がすぐそこにきているのです。

モバイルを主にしているからこそ、Pathはデスクトップアプリをリリースする予定はなく、モバイルのみのプラットフォームとして開発を進めている。二つ目の理由として挙げられたのは、ソーシャルであることに対するユーザの疲労。Facebookなどの誰とでもつながっている状況が作り出す「ソーシャル疲れ」が、アメリカでは現在起きている。

FacebookやTwitterなどのようなパブリックなものだと、落ち着いて会話する機会を作ることが困難になっています。より個人的なもの、例えば家族や友人、恋人と何気ない会話を楽しむ場所が少なくなっているのです。だからこそ、本当に気が許せる人たち同士とのつながりを作り出すことが、Pathが目指すところです。

既に、アメリカではFacebookの投稿数や接触時間が次第に減少傾向にあるとニュースでも報じられている反面、Pathの投稿頻度はFacebookの10倍にものぼる、というニュースもある。気心のしれた人たちと会話を作る機会を提供し、より日々の生活を充実させることが目的だと同氏は語る。

また、今回の日本への本格的な進出と並行して、もうじきPathがリニューアルを実施する、という話も。さらにライフログにも特化した機能がつくと話しており、すでに米国では導入をしていると語った。アプリのマネタイズに関しても注目だ。クローズドSNSがどのようにしてマネタイズを図っていくか。それも明らかになることが予測される。

盛り上がるクローズドSNSの行方

海外のサービスのみならず、日本国内でもにわかにクローズドSNSは盛り上がりをみせている。

恋人限定のスマートフォンのPairyCouple(旧:pair)Betweenなど、国内外のサービスが昨年リリースされ、注目を浴びている。また、Pathなどのような限定人数でのクローズドSNSとして、9人限定SNSのCloseや、1ヶ月限定で男女10人がクラスをつくるClassなどが先日リリースしたばかり。

PathのMatt氏が語るように、日本でもFacebook疲れやソーシャル疲れなどの言葉もで始めており、パブリックなものから、よりパーソナルやコミュニティを意識したサービスのニーズが高まってくる兆しがある。ソーシャルで誰とでもつながることを楽しむ方向から、お互いに顔が見え、信頼関係が構築されている人たち同士と会話することを楽しむ方向にユーザが向かうのかどうか。これからのSNSとの付き合いも変わってくるのかもしれない。

これらのサービスで気になるのは、サービスの認知とマネタイズ。クローズドであるがゆえに、相手に対してサービスを使ってるかどうかを聞いたり、TwitterやFacebookなどのようにユーザが増えていくことで楽しさが増していくものではないため、大きな拡散も見込めない。マネタイズ方法についても、それぞれのサービスが試行錯誤を繰り返していると考えられる。事業を安定させ、サービスの満足度を高めるために、ユーザ数の増加と課金などのマネタイズとの関係は切っても切れないもの。各サービスがこうした課題とどのように向き合っていくのかにも注目していきたい。

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