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【TokyoMeetup2012】セッション3 – 個人やスタートアップにとって大切な場の活かし方

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七夕、7月7日に開催されたミートアップイベント最後のセッションでは、「場の活かし方」をテーマにトークが行われた。 スタートアップにとって、仲間を見つけ、また情報を交換するために人が集まる「場」の存在は大きな意味を持つ。スタートアップの人々はこの場と、どのように関わっていけばよいのか。このセッションではコワーキングなどの新しい場所作りを手がける面々にお集まり頂き、単なる場所に留まらない「場」の活用方…

七夕、7月7日に開催されたミートアップイベント最後のセッションでは、「場の活かし方」をテーマにトークが行われた。

スタートアップにとって、仲間を見つけ、また情報を交換するために人が集まる「場」の存在は大きな意味を持つ。スタートアップの人々はこの場と、どのように関わっていけばよいのか。このセッションではコワーキングなどの新しい場所作りを手がける面々にお集まり頂き、単なる場所に留まらない「場」の活用方法について話を伺った。

登壇していただいたのは、魅力的な場を運営しているゲストの方々。「awabar」及び「NOMAD NEW’S BASE」オーナー、小笠原 治氏。シェアードワークプレイス「co-ba」を運営する株式会社ツクルバCEOの村上 浩輝氏。CoWorkingスタイルのカフェとシェアオフィス「GuildCafe Costa」を運営するCostaLink株式会社CEOの青木 亮介氏の3名。モデレーターはStartupDatingの江口がつとめた。

「場」ではどんなことが起きているのか

どの場所もWeb関連の職業の人が多いそうだが、Costaには、デザイナー、エンジニアなど、多様なスキルを持った人が出入りしている。中には営業が得意だが、自分では制作はできない、という人もおり、そうした人が外からとってきた仕事を、Costa内で回すといったことも起きている。こうしたプロジェクトベースで仕事が回ることも珍しいことではないそうだ。

co-baでは月一で会員の交流イベントを開催するなど、メンバー同士の交流の機会を設けており、そこで意気投合したデザイナーとエンジニアの間で「Cinematch」というサービスも生まれている。ただそこの場を利用しているだけでは、積極的なコミュニケーションが行われるわけではなく、ある程度イベントなど交流の機会を設けることを意識しているという。

人と時間を共有することでわかること

コワーキングスペースに行くと、すぐにつながりや何か新しいことが生まれるという都市伝説のようなものが言われているが、その場所に行けば勝手に何かが手に入るわけではないと、運営側のゲストの方々は語った。村上氏は以下のようにco-ba内での人間関係について語ってくれた。

普段、co-ba内で行われているコミュニケーションは、隣にたまたま座った人と軽く挨拶を交わす程度です。私たちはこれを高校生時代の同級生のような感覚のように捉えています。高校の同級生で、たまたま席が隣になった人と一生の親友になったりしますよね。

co-ba内でのたまたまの出会いから、段々とその人の人柄を知りながら仕事へとつながっていく。仕事ではないつながりから、人間関係を構築していって、自分と相性の良い人と一緒に仕事をするというのもいいのではないでしょうか。

目の前にいる人がどういう人であるかを知るには時間がかかる。一回や二回あっただけではわからないことが数多くある。その人のことを知っていくためには、セッティングされすぎた場ではなく、日常に近い自然な場が必要であると小笠原氏は語った。

「場」をセッティングしすぎてしまうと、ただ声をかけられるのを待つだけの人がでてきてしまったり、コミュニケーションをとらなくてはいけない、といった圧力のようなものを感じてしまう人も出てきてしまいます。それは自然なコミュニケーションではないと思います。もっと日常の中で会話を行い、その人のことを知る。そうすることで、仕事をしたい相手なのか、そうでないのかが自然にわかっていくと思います。

どのように「場」に関わればいいのか

スタートアップの人々にとって必要なのは、一緒にサービスを作ってくれる仲間と、サービスに対してフィードバックをくれて、宣伝してくれるエバンジェリストのような人たちだ。そうした人たちに出会うにはどうすればよいのだろうか。小笠原氏はこのようなアドバイスをくれた。

何か新しいことを始めるときには、周囲の人と小さなコミュニケーションをとることが大事です。自分がやっていることをその人に伝え、しゃべって伝えることで自分が考えていることが明確になっていきます。イベントでのピッチなど、大きなコミュニケーションもいいですが、それよりも身近な人とのコミュニケーションを大切にしてほしいですね。

自分にとっての普通が、誰かにとっては普通のことではない、そう村上氏は語る。co-baから生まれたWebサービス、Coffee Meetingは、会社員として企業につとめていたco-baメンバーの人が他のメンバーにヒアリングを繰り返した結果生まれたもの。これも小さなコミュニケーションを重ねたから可能になったことだろう。

自分が魅力的に思う場に足を運び、そこにいる人たちと小さなコミュニケーションをとってみる。そうすることが、将来のパートナーや自分のサービスの未来のエバンジェリストと出会うことにつながるかもしれない。

以上が、StartupDatingとPUXが7月7日(土)に共催した七夕ミートアップイベント「Tokyo Meetup 2012」におけるセッションの一部だ。このイベントの詳細はこちらで報告していくのでチェックしてほしい。

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