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500 Startups、「女性との不適切な対話」を理由にDave McClure氏を除名

500 Startups は内部調査に基づき今日(原文掲載日:6月30日)、過去数ヶ月間において、共同創業者の Dave McClure 氏が本来の能力に達しない状況で活動していたことを発表した。このニュースは、McClure 氏が数名の女性に対し不適切な対応をしたと New York Times 紙が報道した後、まもなくもたらされた。 このブログ投稿によれば、500 Startups の創業者 …

500 Startups の共同創業者 Dave McClure 氏

500 Startups は内部調査に基づき今日(原文掲載日:6月30日)、過去数ヶ月間において、共同創業者の Dave McClure 氏が本来の能力に達しない状況で活動していたことを発表した。このニュースは、McClure 氏が数名の女性に対し不適切な対応をしたと New York Times 紙が報道した後、まもなくもたらされた。

このブログ投稿によれば、500 Startups の創業者 Christine Tsai 氏がこの数ヶ月、CEO の役割を担っていたとされる。McClure 氏に関する本件について、500 Startups が言及したのはこれが初めてのことだ。

Tsai 氏は、次のようにコメントしている。

ここ数ヶ月、我々は共同創業者である Dave McClure 氏が、テックコミュニティの複数の女性と不適切な対話をしていたと了解しました。彼の振る舞いは受け入れがたいもので、500 Startups の分野や価値を反映したものではありません。彼の選択と、そこから生じた関係者への痛みやストレスに対し、真摯にお詫びします。しかし、お詫びは、意味のある行動や変化を伴わなければ十分ではありません。

このことから、我々は数ヶ月前、500 Startups におけるリーダーシップのストラクチャーを変更する決断をしました。私が CEO の役割を担い、経営チームと毎日のオペレーションを監督します。

今日、VentureBeat は投資を望むときに女性起業家が直面する困難について報道したばかりだ。セクシャルハラスメントと戦う Uber や、汚らわしい「公然の秘密」を扱う Binary Capital など、シリコンバレーでセクシャルハラスメントに関連する話題は勢いを増している。

Dave McClure 氏に関しては、New York Times 紙に女性起業家に対する不適切な行動について発言を引用された投資家の Chris Sacca 氏が昨日、お詫びの言葉を発表している

私のシリコンバレーでの駆け出しの頃を考えると、私が女性らを不愉快にさせ、落胆させるようなことを言ったこと、そのような行動したのは間違いない。多くの人が居る場所で、ジョークを言ったり、仲良くふざけあったりしている状況を装い、私が女性たちに、自問自答させ、孤独だと感じさせ、本来の自分ではないと思わせさせてしまったことは疑う余地もない。私はからかい、おしゃべりし、飲みに行こうと誘うような雰囲気を醸し出したことで、何人かの女性を自意識過剰にさせ、不安にさせ、真面目に扱われていないと感じさせてしまったかもしれない。大変申し訳ない。

500 Startups に対してはコメントを要望しているが、今のところ回答が得られていない。

アメリカ太平洋標準時午後6時27分訂正:Dave McClure 氏は、500 Startups の CEO を名乗ったことはなく、彼の肩書きはこれまでも共同創業者だった。Christine Tsai 氏が、CEO の肩書きを初めて名乗る共同創業者となる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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500 Startupsが3号ファンドを組成して8500万ドルを調達、ヤフージャパンや電通も参加

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<ピックアップ>Dave McClure’s 500 Startups Closes Fund III With $85M アジア圏や日本で開催されるテクノロジー系カンファレンス等で見ないことはない、ぐらい言ってもよいほどのアジア通・ベンチャーキャピタリストと言えばDave McClure氏の運営する500Startups(以下、500)です。その名の通り、500のスタートアップを作る…

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Image Credit : Dave McClure – Ignite Seattle 4 / stewtopia

<ピックアップ>Dave McClure’s 500 Startups Closes Fund III With $85M

アジア圏や日本で開催されるテクノロジー系カンファレンス等で見ないことはない、ぐらい言ってもよいほどのアジア通・ベンチャーキャピタリストと言えばDave McClure氏の運営する500Startups(以下、500)です。その名の通り、500のスタートアップを作るという理念で2010年4月に設立され、現在は500社どころか1200社もの企業に出資、支援をする巨大アクセラレーターになっています。国内でも有名なTwilioや、国産パーソナルモビリティのWHILLなどが500出身企業として挙げられます。

そんな500が新しいファンドを組成しました。サイズは8500万ドルで、電通やヤフー(ジャパン)といった国内企業も参加。マレーシア政府が支援しているキャピタルも参加していることから、アジア重視な方針なのかなと思いつつ、特にそういう記述は見当たりませんでした。

さすがに今年中に350社から400社への投資を予定しているということですから、特別どこをという話ではなく、グローバル全体で優れた企業を支援する、ということになるのかもしれません。ちなみに今回のファンドは1億ドルを目標にファンドレイズしたようですが、結果的に目標には到達せず、Dave氏のコメントにもある通り非常に厳しい道のりだったようです。

via WSJ

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投資先50カ国1,000社を超えた500 Startups、2015年の注目市場と日本への期待感をDave McClureに訊く

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筆者は比較的海外に出ることが多い方で、旅程を管理するために TripIt というサービスを長年使っている。TripIt には、自分とつながりがある人が、どれだけ移動しているかをもとにランキング表示してくれる機能が備わっているのだが、筆者のソーシャル・グラフでは常に最上位にいる人物が居る。Dave McClure だ。 500 Starups の設立パートナーであり、いわゆるペイパル・マフィアの一人…

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筆者は比較的海外に出ることが多い方で、旅程を管理するために TripIt というサービスを長年使っている。TripIt には、自分とつながりがある人が、どれだけ移動しているかをもとにランキング表示してくれる機能が備わっているのだが、筆者のソーシャル・グラフでは常に最上位にいる人物が居る。Dave McClure だ。

500 Starups の設立パートナーであり、いわゆるペイパル・マフィアの一人でもある彼は、世界のあらゆるスタートアップ・シーンで目撃されている。忙しい人物なので、なかなか面と向かって話を聞く機会は無いのだが、東京の投資家や起業家と会うことを目的に来日中で、500 Startups の近況や最近のスタートアップ・シーンの動向についての彼の洞察を聞くことができた。

<関連記事>

(本稿における引用は、いずれも Dave McClure の発言を翻訳したもの)

ファンド成績は好調

500 Startups は2010年7月の設立以来、500 Startups Global Funds として3つのファンドを組成している。現在は、2013年10月にスタートした第3号ファンドを運用中で、今回の Dave の来日はその追加資金を調達する意図が大きいようだ。ファンドの運用成績は順調とのことで、日本の企業からもさらなる資金を募って投資活動を強化したい、と鼻息は荒い。

これまでに50カ国1,000社以上投資してイグジットは40社ほど。IPO はまだ無いけど、その可能性を伺っている会社はいくつかある。大きなイグジットで言えば、4億ドルで買収された MakebotGoogle が買収した Wildfire楽天が買収した Viki などだ。

日本にいると、アジアやアメリカにおける投資活動ばかりが目立つが、500 Startups のファンドは常にグローバル・フォーカスだとのこと。中東やラテンアメリカなどにも投資範囲を広げている。

投資以外のインキュベーションやメンタリングという点では、基本的に各地域の既存の投資家らと協力している。ただ例外として、メキシコだけは自前で活動を行っている。シリーズA前のスタートアップに、グロースハッキングを促すようなプログラムだ。

アジアでも、マレーシアではスタートアップ数社に小さなプログラムをやってうまくいった。今後は、他の地域でも、このような活動は広げていけるだろう。ベイエリア(=シリコンバレー)でも、シードのポートフォリオ企業を支援する活動を行っている。

メキシコやマレーシアでは、500 Startups 自らがスタートアップ支援の活動を行えるのは、彼らのパートナーが現地にいるからだろう。投資という点では世界中にネットワークを張り巡らせた 500 Startups だが、今後は世界各地で資金注入以外のスタートアップとの関わりも強化していくようだ。

日本と韓国の体制強化が今後の課題か?

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Yahoo Japan で要職を務めた経験を買われ、約2年にわたり 500 Startups のマネージング・ディレクターを務めた George Kellerman が昨年、ワシントン DC の Crystal Tech Fund に移籍した。日本人以上に日本を知る George をボードから失ったのは、日本企業からの資金調達や日本のスタートアップへの投資を強化したい 500 Startups にとって大きな痛手だっただろう。

500 Startups のアジアでの体制を見てみると、東南アジアはマネージング・パートナーの Khailee Ng が統括しており、中国や台湾など大中華圏はパートナーの Rui Ma(馬睿)が見ている。Makeleaps のように、日本にも 500 Startups から資金提供を受けているスタートアップは存在がいるものの、いかんせん、日本や韓国市場における手薄感は否めない。

<関連記事>

そのあたりを Dave に聞いたところ、どうやら、近いうちに、日本や韓国にもそれぞれの市場に特化した、パートナーかそれに似た人事の配置を考えているようだ。Makeleaps の Jason Winder は、事あるごとに日本からスタートアップ・シーンの現況を Dave に伝えているようだし、Cubie Messenger の共同創業者 Cjin Cheng(程希瑾)は 500 Startups の EIR (Entrepreneur-in-Residence) となって、500 Startups の台湾における活動をバックアップしている。

彼らの世界に拡がる起業家ネットワークをもってすれば、敏腕の適任者が発表される日もそう遠くないだろう。

インドと韓国に注目

世界を飛び回り、数々のカンファレンスで威勢のいいコメントを放つ Dave なので、「世界のスタートアップ・シーンを知る立場から聞きたいのだが…」と話を向けてみたところ、彼は謙虚にも自分がわかる範囲でと断った上で、注目している市場について共有してくれた。

インドは、この1年くらいで躍進してきた。選挙で新しい首相が選ばれてからだ。ソフトバンクもインドに100億ドルの投資を表明している。数年前からは状態が大きく変わった。

東南アジアもそうだ。インドネシアを皮切りに、タイなど。Rocket Internet や Sequoia などの投資も台頭してきている。韓国は政府の実践的な投資やサポートが功を奏している。

中国はにぎやかだが、シリーズA のスタートアップらのバリュエーションが高い。90年代後半のアメリカを見ているようだ。

ソフトバンク以外にも日本からは Beenos などが、インドのスタートアップへの投資を強化している。以前から拠点を持つサイバーエージェント・ベンチャーズに加え、グローバル・ブレインもソウル・オフィスの開設を発表するなど、韓国のスタートアップ・シーンへの注目は急激に高まりつつあるようだ。

しかし、Dave は日本のより多くのスタートアップに投資し、500 Startups の活動に参加してほしいとも考えている。今回の東京滞在中には、都内でイベントが企画されている(動画中継も有り)ようなので、これらの機会に自らのスタートアップの可能性を売り込んでみてもいいかもしれない。

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Dave McClureと赤嶺新哉氏の対談「シリコンバレーのベンチャーキャピタリストに挑め!」 #IVS

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これは、札幌で開催されている Infinity Ventures Summit 2013 の取材の一部である。このイベントについて、さらなるレポートはこのリンクから読むことができる。 札幌で開催されている Infinity Ventures Summit 2013 の1日目、「シリコンバレーVCからの話」と題したパネルで、我々は500Startups の創業パートナー Dave McClure と…

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500Startups の Dave McClure

これは、札幌で開催されている Infinity Ventures Summit 2013 の取材の一部である。このイベントについて、さらなるレポートはこのリンクから読むことができる。


札幌で開催されている Infinity Ventures Summit 2013 の1日目、「シリコンバレーVCからの話」と題したパネルで、我々は500Startups の創業パートナー Dave McClure と Core Ventres Group の赤嶺新哉氏の対談を聞くことができた。モデレータは、ベンチャーキャピタリストの伊佐山元氏が務めた。

Dave は増え続けるイノベーションについて話を始め、人々がシリコンバレーを祭り上げ、多くは失敗するのに、セクシーで難しいことをコピーしたがると語った。

日本に Steve Jobs や Mark Zuckerberg に相当する人物が居ないと言っているのではない。何人かはいるけれども(Dave は楽天の三木谷氏などの名を上げた)、既に存在するモデルの99%をコピーし、残りの1%だけをイノベーションすれば、もっとやりやすいだろう。

彼は 500Startups が投資した、料理の客席注文デバイスについて話をした。彼は、誰もが毎日経験するレストランでの料理の注文には、大きな問題があると指摘した。ウェイターを呼ぶための呼び鈴デバイスには、解決されるべき大きな問題がある。「宇宙船を作ろうと言うのではない。極めて単純なことだが、そこには大きな市場がある。」彼によれば、この領域に挑戦しているスタートアップは多くなく、特に日本ではその傾向が顕著だということだ。「真のイノベーションを起こすことは、極めて難しいことだ。既に存在する問題をとらえ、それを改善する方がずっとやりやすい。」

誰もが食事をする。しかし、レストランは顧客リストをもっていない。(再訪問を促す)リテンション・マーケティングが最も簡単なのに、ほとんどのレストランはそれをやっていない。もっとビジネスを改善できるのに。

500Startups は既に約30社に上る飲食関連ビジネスに投資をしている。

彼はインターネット・マーケティングについて、大きなイノベーションが見られると指摘した。この分野には驚くべき技術が存在し、今日における最大のチャンスは、誰もがオンラインになっているということだ。しかし、多くのビジネスは万人にアプローチできているわけではない。

既存の企業は、自分たちのビジネスモデルで経営を続けている。彼らはインターネット・マーケティングに強くないのに、高い投下コストを強いられていており、この短所を攻めることはチャンスだ。誰しも、利益は上げられているものの、どうしようもないような、つまらないビジネスには見覚えがあるだろう。彼らのビジネスモデルをコピーし、かかるコストを下げ、マーケティングを改善してやればいい。

Dave のスライドを以下に掲げておく。彼は「意図的にダメな事例」として説明したので、ぜひ覚えておきたい。(我々がダメな事例だと思っているわけではない)

創業者 対 プロダクト

Dave のプレゼンテーションに引き続き、赤嶺氏が Core Ventures Group について紹介をした。彼のファンドの第一フォーカスはシードステージへの投資であり、最新技術を開発している人々に興味があると語った。また、プロダクトを他の企業に販売する B2B企業についても注目している。

彼は、創業者の多くとは、彼らが新しいスタートアップをローンチすべく前職を離れる以前から、知り合っているという。優秀な創業者を持つ企業として、彼は Feed.fm の事例を引き合いに出した。

スタートアップにとって、最も影響を与える要素は、創業者の質だろう。私はシード・インベスターなので、優秀な創業者を見つけ、彼らと共に仕事し、彼らの力を解き放ちたい。もちろん、多くのVCはそのような姿勢を持っていて、これは私だけに限った話はないけれども。

赤嶺氏の話を聞いた Dave は、500Startups の場合、最初は創業者が素晴らしいかどうかはわからず、それが判明するには、共に仕事をし始めてから6ヶ月位はかかるので、創業者が創り出すプロダクトに注目するようにしている、と説明した。

プロダクトを見て判断するようにしている。私にとっては、プロダクトは、そのチームの魂が反映されたものだ。我々が見るのは、エンジニアリング、デザイン、マーケティングの3つのポイント。この3つがあれば、チームはうまく立ち上がる。この3つが備わっているかどうかを見るようにしている。

赤嶺氏は、日本の多くの起業家が世界レベルの起業家になろうとしていることを頼もしく思っており、彼らの存在によって、VC も教わるところがあると述べた。彼は、世界のどの国のエコシステムへ行ってもトップに位置づけられるスタートアップとして、Gengo や Peatix の名前を挙げた。彼らは世界レベルの投資家を魅了するだけでなく、日本の投資家をも巻き込んでいる。

Dave は、これらのロールモデルが、エコシステムの形成には重要だとの考えに賛成した。楽天、GREE、DeNA のようなサクセスストーリーに啓蒙され、リスクテイクする起業家がさらに多く生まれるだろう。

【原文】


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「遅咲きは敗者ではない」— Dave McClure、46歳の誕生日を前に思うこと

世界中には、19歳とか若いうちから起業をしたり、ベンチャーキャピタリストになったりという例があるけれど、僕がスタートアップの世界に飛び込んだのは30歳になる直前だった。知らないことばかりで大変だったけれど、Open Network Labでご縁を頂いてずっと僕のスタートアップを応援してくれているNils Johnson氏など、沢山の素晴らしい先輩や友人達のお陰で(あと家族も)、僕はなんとかアリーナ…

世界中には、19歳とか若いうちから起業をしたりベンチャーキャピタリストになったりという例があるけれど、僕がスタートアップの世界に飛び込んだのは30歳になる直前だった。知らないことばかりで大変だったけれど、Open Network Labでご縁を頂いてずっと僕のスタートアップを応援してくれているNils Johnson氏など、沢山の素晴らしい先輩や友人達のお陰で(あと家族も)、僕はなんとかアリーナに立ち続けさせてもらえているのだと思っている。

Dave McClure
Dave McClure氏

つい先日500 StartupsDave McClureが素晴らしいブログ記事を書いているのを見つけた。彼の思いと、彼を取り巻くシリコンバレーのカルチャーにとても勇気づけられたので、この素晴らしい記事を日本にいるみんなにも共有したいと思った。僕も、シリコンバレーの、こういう思いを持った人やカルチャーに沢山救けられてきたからだ。

そんな矢先、今年の夏に、500 StartupsののBatch programに参加していたTokyo Otaku ModeTomo Kameiくんが「社内で日本語に翻訳してあるよ」と日本語訳を送ってくれたので、(すでに原文を読んでいる人もいるかもれないけれど)ここで紹介したいと思う(Tomoくん、あと日本語訳の掲載を快諾してくれたDave、ありがとう!)。

(さらに…)

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