designclue は、場所や国籍に関係なく、フリーランスデザイナーにロゴ作成をアウトソースできるサービスだ。東京を拠点とするスタートアップ Purple Cow が運営しており、最近、シードラウンドで Incubate Fund と East Ventures から1,470万円(約15.7万ドル)を資金調達した。同社の全メンバー3人、柴田憲佑 氏(CEO)、手島恭平氏(Chief Global Officer)、工藤陽氏(ウェブ開発者)にインタビューする機会を得た。
手島氏と私は DeNA でインターンとして仕事しているときに出会いました。私たちは Thomas Friedman が書いたベストセラー本「フラット化する世界」の考え方に刺激され、世界市場を変えられるかもしれない革新的なアイデアを求めて動き始めました。言語や文化の違いを考えずにプロジェクト・シェアリングできるプラットフォームのアイデアで、スカイライト・コンサルティング社の起業家コンテストで優勝し300万円(約3.2万ドル)を獲得しました。このコンテストの機会に、同僚の工藤陽氏がチームに加わることになりました。
数あるインキュベーションプログラムのうちのひとつ、「インキュベイトキャンプ」の第4期が先月終了した。インキュベイトキャンプとは、ネットビジネスに特化した個人のキャピタリスト4名が、2010年に創設したベンチャーキャピタル「インキュベイトファンド」が提供しているプログラムだ。インキュベイトファンドは、「First round and Lead position」の投資哲学を持ち、数多くの起業家と経営パートナーとして事業開発を行ってきている。
インキュベイトキャンプには、毎回インキュベイトファンドの4人に加えゲストキャピタリスト4名参加する。今回は、Samurai Incubate榊原氏、insprout三根氏、GLOBIS CAPITAL PARTNERS高宮氏、mixi小泉氏が参加し、起業家とチームを組んだ。インキュベイトキャンプの第4期で決勝トーナメントを勝ち抜いたのは、乾夏衣氏の「Taxbird」、柴田健祐氏の「desginclue」、秋貞雄大氏の「Cu-hacker」の3つ。