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実は210%の高成長の「Facebook Gaming」、Twitchの背中を追いかける

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ライブストリーミング市場では激しい競争が繰り広げれている。同市場のなかでも「Facebook Gaming」は最も注目すべき成長率を叩き出している。同社ライブゲームサービスでは視聴時間が大幅に増加。また、「StreamElements」と「Arsenal.gg」のデータによると、他の多くの主要な指標に関しても大きな成長度合いを示しているという。 Facebook Gamingの視聴時間は、2018…

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Facebook Gaming hosts a variety of livestreams.
Image Credit: GamesBeat

ライブストリーミング市場では激しい競争が繰り広げれている。同市場のなかでも「Facebook Gaming」は最も注目すべき成長率を叩き出している。同社ライブゲームサービスでは視聴時間が大幅に増加。また、「StreamElements」と「Arsenal.gg」のデータによると、他の多くの主要な指標に関しても大きな成長度合いを示しているという。

Facebook Gamingの視聴時間は、2018年12月と比較して2019年12月に210%増加した。これは市場における視聴時間シェアの8.5%相当に値する。昨年同期の3.1%から大きく成長増加している。加えてビデオサービスでは、1時間あたりの平均視聴者数が78%増加した。

大幅な成長はFacebook Gamingが新規の大型ストリーマーと契約したことが背景にある。11月、Hearthstoneを配信するDisguiseToastと契約。12月にはZeRoを配信するインフルエンサーのCorrina KopfとSuper Smash Bros.と契約合意を果たした。ただ、こうした契約だけではなく、Facebookの既存配信者がより一貫してサービスを使用し始めたことも成長背景として挙げられる。

「最も重要な調査結果の1つとして、Facebook Gamingが市場シェアを前年比で約3%から9%に増やし、強力な市場牽引力を獲得していることです」と、StreamElementsのCEO Dornor Nir氏は語る。続けて 「ストリーマーの絶対数を拡大することと今回の成長指標に大きな関係性はないと思われます。既存ストリーマーの視聴者囲い込みと、彼らにとって有名なゲームタイトルを取り扱うことで数字を伸ばしたと考えられます。2020年にこの勢いを維持するならば、市場を先行する企業と直接競合することになるでしょう」と述べた。

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成長を続けるライブストリーミングプラットフォームはFacebook Gamingだけではない。 YouTube GamingMixerTwitchは総じて視聴時間の面で前年比増加を示した。4つの主要なサイトの合計視聴時間は、10億7000万から11.9億時間へ、12%増加した。

YouTube Gamingは、Twitch配信者であったJack“ CouRage” Dunlopと契約。一方、MixerはTyler“ Ninja” BlevinsMichael“ Shroud” Grzesiek、およびCory “King Gothalion” Michaelとの契約を勝ち取った。

Facebook Gamingは急速成長、Twitchの勢いも衰え知らず

YouTube GamingとMixerは合計視聴時間を成長させた。どちらも市場シェア前年比で着実な成長を見せた。一方、Twitchは市場シェア67.1%から61%に減少。ただ、Twitchの市場シェアは低下しているが、12月の視聴時間は改善。他プラットフォームは、既存配信者を囲い込み続け、新しい視聴者を獲得することで視聴時間を確保した。

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Above: Livestreaming is growing overall.
Image Credit: StreamElements/Arsenal.gg

「全てのプラットフォームが技術上のパフォーマンス面で同等のレベルに達したため、新しい配信者を獲得または育成し、サードパーティの開発者と協力、ストリーマーに視聴者の収益化を還元し、エンゲージメントを維持する手段を講じる必要がある」とNir氏は述べる。

これはTwitchにとって、Mixer、YouTube Gaming、およびFacebook Gamingの配信者を奪い続ける必要があることを意味する。 少なくともこれまでのところ、AmazonのライブストリーミングサービスTwitchは、こうした競合サービスからの引き抜きに耐えられることを証明している。

「現在のライブストリーミングプラットフォーム市場においてはコンテンツが全てであり、Twitchが獲得したトップストリーマーの動向と競合他社によるストリーマーの買収劇は、複数のプラットフォームが市場に生き残れるほどの才能あるストリーマーが市場にいることを示している」とLightstream CEOのStu Grubbs氏は語った。

「現在の課題はステークホルダーごとに異なります。 プラットフォームは誰と契約すべきかを知る必要があります。 ストリーマーはコンテンツのパフォーマンスが最高になる時間を判断する必要があります。 そして、ブランドは誰をサポートするかを把握する必要があります。これらの方程式を解決するための分析に各者が重点を置くべきでしょう」

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】