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FacebookのヘイトスピーチはAIが削除する

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2020年第1四半期にFacebookに投稿されたヘイトスピーチが960万個も削除されたことが判明しているが、同社はこの事態を「一時的なもの」と考えているようだ。 FacebookのCommunity Standards Enforcement Report(CSER)によれば、同社はヘイトスピーチ全体の88.8%をAIで検出したとされる。この数値は前期の80.2%から増加していることが分かるが、…

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2020年第1四半期にFacebookに投稿されたヘイトスピーチが960万個も削除されたことが判明しているが、同社はこの事態を「一時的なもの」と考えているようだ。

FacebookのCommunity Standards Enforcement Report(CSER)によれば、同社はヘイトスピーチ全体の88.8%をAIで検出したとされる。この数値は前期の80.2%から増加していることが分かるが、AIモデルが正確性を向上させた結果とも言える。

FacebookのCTO、Mike Schroepfer氏は以下のように述べる。

AIは全ての問いに対する答えではありません。私たちは終わりのないループにいると考えるべきです。これらの問題は、生活やコミュニケーションに関する人間本来の根本的なものだと思います。特に私たちは問題が曖昧さを持っていると、私たちの手で最終的な決定をしたがる傾向にあります。しかし、AIが可能にすることは一般的なタスクや規模の大きいタスクを効率的に解消することのみなのです。

Facebook AIリサーチは、米国の公開されているFacebookグループからスクレイピングした1万件のデータセット「Hateful Memes」を公開している。Hateful Memesチャレンジは、12月に開催される著名なAIカンファレンス「NeurIPS」で最終選考が行われ、上位者には10万ドルの賞金が提供される。これは、昨年Facebookによって開催されたDeepfake Detection Challengeに続くものだ。

Hateful Memesのデータセットは、ヘイトスピーチを検出し取り除くモデル性能を評価する役割を担う。加えて、マルチモーダルな学習モデルの微調整やテストを実行するため複数のメディアからインプットを受け取る役割も担う。最も正確性の高いAI成智モーダルモデルであるVisual BERT COCOでは64.7%の精度を記録した。しかし、人間の場合では85%の精度を示したため、まだ課題が多く残っていると言えるだろう。

FacebookはCOVID-19に関わるミスインフォメーションに対し、どのようにAIを活用し対処しているかについても発表している。同社が長期間にわたって開発しているSimSearchNetではニューラルネットワークを利用し、重複コンテンツや信頼度の低い投稿に対し警告ラベルを適用する仕組みを取っている。こうした警告ラベルは今年4月に5000件のユーザーに対しつけられたという。また、同月にて警告ラベルが張られたコンテンツをクリックしたのは平均してわずか5%に過ぎないという。

マルチモーダルラーニング

Google AIチーフのJeff Dean氏のような機械学習の専門家は2020年がマルチモーダルモデルのトレンドとなるだろうと発言している。既に、マルチモーダルモデルは動画に自動コメントを挿入したり、画像キャプションを付けたりするなど多岐に渡り利用されている。MIT-IBM Watson LabのCLEVRERのようなモデルも、NLPやコンピュータービジョンを付け加え視覚的推論機能の向上に取り組んでいる。

Hateful Memesデータセットでは、Facebookが認証するバックグラウンドに表示される画像変化に基づいて意味が変化するミームを用いて学習されている。よくミームが抱えるライセンス問題については、GettyイメージAPIを利用し背景画像として代替することで新しくミームを生成している。

Hateful Memesのデータセットで求められている視覚的推論の変化は、AIによるヘイトスピーチ検知の正確性、またポリシー違反の判断に役立つとされる。ヘイトスピーチを取り除くことは認められるべきことだが、早急なヘイトスピーチ検出は同社の経済的利益にもつながることとなる。EUの規制当局は同社にヘイトスピーチに対して厳しく取り締まりを行う注意喚起を促し、その後ドイツでは100万人以上のユーザーを抱えるSNSはヘイトスピーチを迅速に削除することを義務化した。これに違反した場合、5000万ユーロの罰金が科せられることとなる。

また、ケンブリッジアナリティカ事件以降、各国政府はFacebookに対しテロリストのプロパガンダや選挙妨害行為など、コンテンツの監視を要求しており、同社はAIを利用し対応することを明言している。

※本稿は提携するVentureBeat記事の抄訳になります

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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Facebookの子供向けメッセ「Messenger Kids」拡大に垣間見える真の狙い

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Facebookは本日(原文掲載日:4月22日)より、十数の新市場でMessenger Kidsをローンチし、かつ親による直接的なコントロールなしでも、子供が簡単に友人や家族と接続できるようないくつかの新機能を追加した。 今回のリリースは、新型コロナウイルスによってほとんどの学校が閉鎖し、世界中の何百万人もの子供たちが自宅待機を余儀なくされている現在の状況に対して講じられた措置である。 Faceb…

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Messenger Kids ウェブサイト

Facebookは本日(原文掲載日:4月22日)より、十数の新市場でMessenger Kidsをローンチし、かつ親による直接的なコントロールなしでも、子供が簡単に友人や家族と接続できるようないくつかの新機能を追加した。

今回のリリースは、新型コロナウイルスによってほとんどの学校が閉鎖し、世界中の何百万人もの子供たちが自宅待機を余儀なくされている現在の状況に対して講じられた措置である。

Facebookは、メインとなるFacebookアプリの危険性を排した上で、子供達がSNSを楽しむ方法として(同アプリは13歳以上であれば利用することができる)、2017年に初めてMessenger Kidsをローンチした。 親は子供の持つデバイスにMessenger Kidsをインストールして、自分のFacebookアカウントから全てをコントロールすることができる。

ただし当時は、Facebookが子供のSNS利用を加速させようとしているとして、疑念の声を浴びせられていたのも事実である。あるレポートは、当時Messenger Kidsアプリの安全性に関わる調査・点検を任されていた専門家の多くが、Facebookによって暗黙に報酬を受け取っていたと報告している。

何はともあれ、Messenger Kidsは着実に拡大し続けており、2018年にはメキシコとタイに続いて、カナダとペルーへの進出を果たした。そして現在、Messenger Kidsは、インド、オーストラリア、インドネシア、アルゼンチン、ブラジル、コロンビアを含むラテンアメリカとアジア太平洋地域の74カ国で利用できるようになっている。

コントロール

Facebookはまた、アプリ内におけるユーザー同士の繋がりに関して、親のコントロール権を弱めるような変更を施した。例えば同社が「supervised friending(監督付きの交友)」と呼ぶ機能は、子供がMessenger Kidsアプリを介して連絡先を承認、拒否、および削除することを可能にした。これまでは親自身が全ての連絡先を追加及び承認する必要があったが、今後は親の意向次第で、この新機能を使うことができるようになる。

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Facebook’s Messenger Kidsアプリの「Supervised Friending」,  Image Credit : Venture Beat

ただし、依然として親にはフレンド追加・申請の通知を受けることができ、かつダッシュボードを通してそれらの処理を取り消すこともできるという。この新機能は、今日から米国で最初に利用可能となり、今後数カ月間で他の市場にも展開されていく予定だ。

Facebookはまた、親の同意によって、その他の親や組織がグループチャットを通して子供同士を繋ぐことが可能になる機能を加えることで、学校のクラスやクラブでの体験をデジタル上で再現しようと試みている。同社によれば、この新機能は現実世界のおいて、先生やスポーツスクールのコーチが子供の交友関係構築をサポートするのに役立つという。

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Messenger Kidsが他の親を承認するプロセス ,  Image Credit : Venture Beat

同機能によって承認された大人は、その子供の親が承認した子供だけを接続することができ、また子供が新しい連絡先が追加した際は、全ての親が通知を受ける仕組みだ。この新しいグループチャット承認プロセス機能は、初めは米国だけで利用可能だとされている。

他の場所では、Messenger Kidsアプリはまた、ある子供の名前とプロフィール写真が、子供の友人の友人やその子供の両親、さらにはその子供の両親のFacebookフレンドの子供に対しても表示されるオプションを追加した。これにより、より多くの人が自分のプロフィールに新しい連絡先を簡単に追加できるようになる。

これらの新機能は、自宅隔離を義務化されている現在のような状況下において、アプリのユーザー拡大に大きく寄与するだろう。そして、Messenger Kidsを利用する子供たちがFacebookのメインアプリを使える年齢になったときには、より多くの人数がプラットフォームを利用し続けてるかもしれない。何を隠そう、それこそがFacebookの最終的な狙いである。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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Facebookのウェブインターフェースが刷新、メッセンジャーはデスクトップアプリも

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ピックアップ:Facebook Messenger is coming to the desktop ニュースサマリ:Facebookはサンノゼで開催した開発者向けカンファレンス「F8」において、モバイルアプリのリニューアルを公表した。これらは今後、数カ月内に反映される予定で、その他、運営するアプリ類のアップデートも公表している。 話題のポイント:F8で発表された新しいFacebookのウェブイン…

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ピックアップ:Facebook Messenger is coming to the desktop

ニュースサマリ:Facebookはサンノゼで開催した開発者向けカンファレンス「F8」において、モバイルアプリのリニューアルを公表した。これらは今後、数カ月内に反映される予定で、その他、運営するアプリ類のアップデートも公表している。

話題のポイント:F8で発表された新しいFacebookのウェブインターフェースですが、これまでの青っぽいトーンから白を基調にした明るい印象に変わっています。メニューについてもスマホアプリの方に寄せてきた感じで、普段モバイル中心の人であれば特に使い勝手は変わらずかなと。

個人的に気になったアップデートは次の通り。

  • ウェブでもストーリーズ、グループ投稿が画面のトップ、中心に出てきた
  • プライバシー問題については特に何かというより今後も継続して改善すると約束
  • FacebookメッセンジャーはMacとWindowsのデスクトップアプリを投入
  • Instagramのカメラがアップデート。ショッピングもできるように

特にストーリーズ、グループとメッセンジャーについては、ウェブ版でも画面中心に据えられてますから、今後、これらのサービスがFacebookにおけるコミュニケーションの中心になるのでしょうね。

タイムラインには相互の繋がりが増えすぎてアップデートを気楽に投稿しづらくなりつつある分、こういった時限メッセージやセミクローズ、プライベートメッセージングの方にシフトさせるのはTwitterとの使い分けを考える上でも重要かもしれません。

こちらThe Vergeが編集したF8ワンポイント動画です。全体的に驚きの発表が!というよりは無難にアップデートをこなしてきた感はあります。使いやすくなりそうで何よりです。

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なぜFacebookのアクセス障害でTelegramに300万人も集まったのか

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ピックアップ:Telegram gained three million new users during Facebook outage ニュースサマリー:メッセージングアプリ「Telegram」のユーザー数がたった24時間で約300万人も増えたそうだ。同社CEOのPavel Durov 氏がTwitterで公表しているもので、増加したのは13日から14日の24時間で新規登録されたユーザー数。背…

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Photo by Tracy Le Blanc on Pexels.com

ピックアップTelegram gained three million new users during Facebook outage

ニュースサマリー:メッセージングアプリ「Telegram」のユーザー数がたった24時間で約300万人も増えたそうだ。同社CEOのPavel Durov 氏がTwitterで公表しているもので、増加したのは13日から14日の24時間で新規登録されたユーザー数。背景には、Facebook MessengerやWhatsAppにアクセス障害が生じた件があるようだ。

Telegramはその通信速度とセキュリティーの高さにおいて定評がある。メッセージは常に暗号化されており秘匿性が高い。また、「Self-Distruction」と呼ばれる機能を使えば自動でメッセージの完全な削除を指定時間後に実行できる。THE VERGEが伝える記事によれば、ちょうど1年前に当たる昨年3月には、公式ブログにて月間アクティブユーザー数が200万人を突破したことを発表している。

話題のポイント:以下は、2017年におけるGoogle Play Storeにおけるアプリランキングです。Hootsuite, We are Social, Similarwebなどの情報を元にMessenger Peopleが導き出した、各国で最も利用されているメッセージングアプリを色別に表したものになります。

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Credit: Messenger People

この図を見る限り、Telegramは中東・アフリカの一部(エチオピア)を中心に利用者が多いことが伺えます。その背景には、インターネット通信環境を考慮したTelegramの通信費の安さや、政府にメッセージを傍受されないためなどの理由があるといわれています。

さて、globalwebindexが取り組んだリサーチによれば、Telegramのユーザー層は他に比べ最もアプリ内での「送金」機能を望んでいる(全体の89%)という結果を導き出しています。上記のマップデータと結び付けると、潜在的に中東・アフリカには送金をしたいユーザーが高いということなのかも知れません。

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Credit: globalwebindex

今回、なぜ300万人もの新規ユーザーがTelegramに集まったのかについては実際のところ、同社自身もデータを取っていないため理由は不明です。

ただ、同社CEO、Pavel Durov氏のコメントに「We have true privacy and unlimited space for everyone(あらゆる方々に真のプライバシーを提供する)」とあるように、メッセージングに対する安定性はもちろん、プライバシーに関する重要性、選択肢が求められていることが予想できそうです。

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Facebookメッセンジャーに「送信取り消し」機能がそろそろ追加される

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ピックアップ:Facebook prototypes Unsend 6 months after Zuckerberg retracted messages via TechCrunch ニュースサマリ:Facebookがメッセンジャーで送信したメッセージの取り消し機能をテスト中のようだ。送信した相手側への内容も取り下げる機能で、FacebookやInstagramに関するTipsを発信しているJ…

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ピックアップ:Facebook prototypes Unsend 6 months after Zuckerberg retracted messages via TechCrunch

ニュースサマリ:Facebookがメッセンジャーで送信したメッセージの取り消し機能をテスト中のようだ。送信した相手側への内容も取り下げる機能で、FacebookやInstagramに関するTipsを発信しているJane Manchun Wong氏がスクリーンショットをツイートしている。TechCrunchの取材に対しFacebookの広報担当は公開前の機能として内部テストを実施している、と回答している。

話題のポイント:Facebookメッセンジャーは送信した内容を削除することはできますが、相手側の履歴は残るような仕様になっています。現状でも削除ボタンは用意されていますが「あ、ヤベ、変なの送っちゃった」と慌ててそれを使っても消えるのは自分のメッセージのみで、相手側には履歴として残る、あまり意味のない機能です。

今回、明らかになったのはGMailにある「送信取り消し」に近い機能のようです。発見したJane氏が公開しているスクショを見ると、削除ボタンの上に「送信取り消し(Unsend)」が追加されているのがわかります。

GMailでは送信取り消しは送信後、数秒間の猶予内に実施するような仕様ですので、もしかしたらこちらのメッセンジャーもそのルールがあるかもしれません。

なお、この機能は今年はじめに噂されていたもので、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏は既にプロトタイプとして取り消し機能を使っている、という報道もあります。

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チャットでお金が送れる、Facebook MessengerがPayPal経由での個人間送金に対応

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Facebook Messenger経由のPayPalのピアツーピア(P2P)送金が可能になった。PayPalのCOO、Bill Ready氏が、米国時間午後のブログ記事でこのサービスが本日から米国ユーザーに提供されると発表している。これは今年の初頭にMessengerに付け加えられたFacebookのチャット拡張機能で送金ができるようになったもの。 「友人やグループと一緒にMessengerでメ…

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Image Credit : PayPal

Facebook Messenger経由のPayPalのピアツーピア(P2P)送金が可能になった。PayPalのCOO、Bill Ready氏が、米国時間午後のブログ記事でこのサービスが本日から米国ユーザーに提供されると発表している。これは今年の初頭にMessengerに付け加えられたFacebookのチャット拡張機能で送金ができるようになったもの。

「友人やグループと一緒にMessengerでメッセージを作成する際、青いプラスのアイコンをタップして、緑の送金ボタンを選択すれば、すぐにお金を送ったりリクエストできるようになりました。Messengerの連絡先とP2P送金をする際にPayPalをウォレットとして選択可能になっています」。

PayPalはまた本日からユーザー向けのMessengerボットを開始し、ユーザーのアカウントや送金、操作に関するヘルプサービスも開始している。

ちなみにPayPalは本年からMastercard、Visa、Vodafone、Alibabaとの間でパートナーシップを締結し、Slack上でP2P送金が可能となるボットを開始させている。今日のニュースはこれに続くもので、月間13億人のアクティブユーザーを持つチャットアプリ「Facebook Messenger」は同社のP2P送金をさらに拡大させるものになるだろう。

Messenger自体のP2P送金サービスが最初に発表されたのは2015年で、2017年4月にはグループでの送金に対応している。また、2016年春に発表されたMessengerプラットフォームのボット機能では、TransferWiseWestern UnionMastercard、MoneyGramなどの金融サービスが対応し、送金のハードルをぐっと下げることとなった。

開発者に対しては約1年ほど前からメッセンジャー内でPayPalなどを含む送金サービスのベータ版が開放されていた。

【原文】

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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チャットボット開発のOctane AIが、50セント、KISS、エアロスミスなど有名アーティストボットの制作プロジェクトをローンチ

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Octane AI は本日(11月2日)、ボット作成プラットフォームのローンチを行い、まず50 Cent や Aerosmith、Kiss、Magic Mike、そして SPiN のボットを作成することを発表した。同社はまた、Phil Libin 氏と General Catalyst Partners がリードしたラウンドで150万米ドルを調達したことも明らかにした。 Octane AI では、…

Above: Screenshots left to right of Facebook Messenger bots for Aerosmith, 50 Cent, and KISS.
Facebook Messengerボットのスクリーンショット.(左から)Aerosmith、50 Cent、KISS.

Octane AI は本日(11月2日)、ボット作成プラットフォームのローンチを行い、まず50 Cent や Aerosmith、Kiss、Magic Mike、そして SPiN のボットを作成することを発表した。同社はまた、Phil Libin 氏と General Catalyst Partners がリードしたラウンドで150万米ドルを調達したことも明らかにした。

Octane AI では、コンテンツや商品の展示、製品またはコンテンツキャンペーンのローンチ、フォーム作成、あるいは企業がカスタマーサービスに使える Facebook Messenger 用のボットの作成が可能だ。

Octane のボットには YouTube、Medium、Facebook などのアプリを統合できるため、例えば新しい動画を YouTube に投稿する度にボット購読している全員にメッセージを送信させることが可能だ。

Facebook Messenger は8月、販売促進メッセージや広報を送信できる API のベータ版をマーケター向けにローンチした。

Octane AI は Matt Schlicht 氏によって設立された。彼はウェブサイト「Chatbot Magazine」や、ボット制作に関心のあるユーザ1万7,000人以上を約6ヶ月で集めた Facebook グループ「Bots」の作成者としてもっとも良く知られる存在だ。共同設立者でありアーリーステージスタートアップ投資家かつ Mashable の元編集者である Ben Parr 氏、そして匿名チャットサービスである omegle.com を始めた Leif K-Brooks 氏も Octane AI 設立後すぐに加わっている。

Parr 氏は次のように語る。

私たちの狙いは、ボット制作と管理に関するバリアを取り払うことに尽きます。そうすれはユーザはデザインもプログラミングもしなくて構わないし、ボット制作や会話デザインのエキスパートである必要もありません。たった3分か4分でボットを、大企業を立ち上げるというよりは家族経営のお店を作るような感覚で完成・稼働させられます。99%の人々がプログラミング方法なんて知りませんが、それでもボットを作って動かせるのです。

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人工知能(AI)は Octane の名前にも入っているほどだが、Octane のボットからそこまでの知能を期待してはいけない。

例えば Aerosmith の大ファンだとして、Aerosmith のボットにアプローチするとしても多くを望みすぎてはいけない。長い会話ができたり、すべての質問に答えてくれるたりするボットではないからだ。

Octane のボットのデザインはとても単純で、KISS や Aerosmith の例で言えば、人々をファンクラブに招待したり物品販売をしたり、また対人カスタマーサービスを提供したりなど非常に特殊なタスクをこなすようになっている。

KISS や Aerosmith といったアーティストの Facebook ページの多くには、すでにユーザからのメッセージが毎日のように送られてくるけれど誰も反応していないという状態で、チャンスをかなり無駄にしていると言えます。そこでこうしたボットを立ち上げれば、飛びぬけて素晴らしいものではないにせよ、何もないよりはマシです。(Schlicht 氏)

今日、ボット作成プラットフォームを行っているスタートアップは10社以上あり、そのうちほとんどは設立から1年もたっていない。そしてそうしたスタートアップの中でも、特にボットを5分くらいで作れるプラットフォームを制作しているとするものの多くが、ボット界の Wix または SquareSpace になるべく競い合っている状態だ。

Octane もボットを5分またはそれ以下で作れるという公言を守り、ボットをシンプルにしていると Schlicht 氏は話した。見込み客との会話により、人が自分でもボットに何を求めているか理解できていないという点が明らかになったからだ。また、Octane Al の過去数ヶ月にわたるボット実験により、全種類のボットに改善の余地があることも明らかになった。

Schlicht 氏はこう語る。

すごく面白いボットというものは現状では少ないと思いますし、だからこそ本当にシンプルな状態で始めるのだと思っています。そしてこの問題に対してシンプルにアプローチし、もし今ボットを持っていなければ、思っているよりも質の高いシンプルなボットをうちで作れる、と伝えたいだけなのです。

Octane AI の今回のラウンドは Phil Libin 氏と General Catalyst Partners がリードし、他にも Boost VC、Dimension 6、Ustream の設立者 Brad Hunstable 氏、Talkable 設立者 Allan Grant 氏らも追加投資を行った。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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FacebookがMessenger上で遊べる「Instant Games」を計画中——HTML5ゲームデベロッパへの高まる期待感

本稿は、パリと東京を拠点に世界各地のスタートアップへの投資を行っているベンチャー・キャピタリスト Mark Bivens によるものだ。英語によるオリジナル原稿は、THE BRIDGE 英語版に掲載している。(過去の寄稿) This guest post is authored by Paris- / Tokyo-based venture capitalist Mark Bivens. The …

mark-bivens_portrait本稿は、パリと東京を拠点に世界各地のスタートアップへの投資を行っているベンチャー・キャピタリスト Mark Bivens によるものだ。英語によるオリジナル原稿は、THE BRIDGE 英語版に掲載している。(過去の寄稿

This guest post is authored by Paris- / Tokyo-based venture capitalist Mark Bivens. The original English article is available here on The Bridge English edition.


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購読型メディアサービスの「The Information」は先週金曜日、Facebook Messenger がプラットフォーム上に HTML5 ゲームを導入し、チャットフィード上でインスタントゲームが楽しめるように計画しているらしいとの記事を掲載した。

この報道が正しいとすれば、私はこの開発が、多くの理由で極めて興味深いと考えている。

第一に、これはゲームにおける HTML5 の終焉の噂だけが誇張されてきたことの、さらなる確認となるだろう(私は、ここここでその理由について、長らくにわたって言及してきた)。

第二に、この機能は間違いなくエンゲージメントを加速させ、消費者が Facebook Messenger のプラットフォーム上で時間を費やす割合を伸ばすことになるだろう。Instagram、Oculus、Facebook 自体もまとめれば、Facebook はいったい週に何時間をユーザから Messenger を通じて捕捉することになるだろうか。

さらに言えば、マネタイゼーションできる機会が増大することになるだろう。Facebook は、ユーザ習慣についてより深い情報を集めることで、広告のターゲティング・プロファイルを充実させることができるようになる。Facebook は、ゲーム内課金や「ねこあつめ」のような HTML5 を使ったプレイアブル広告から、多くの売上を稼ぎ出せるようになるだろう。Instant Games は、Facebook 版アプリストアへの新たな入り口になるだろうか?

最後に、Facebook Messenger がメッセージアプリとして上位に入っていないいくつかの市場において、Instant Games が Messenger の位置付けを強化できるのではないかと考えている。私は、Facebook Messenger が中国の WeChat(微信) を失脚させるとは思っていないが、Kakao の韓国、LINE が人気の日本・台湾・タイがこの流れに参戦してくるかもしれない。私は、Facebook の Messenger 担当チームがどのようにゲームを選ぶか、例えば、市場のニーズに応じたゲーム選定を行うのか、あるいは、アメリカ集約型のコンテンツ戦略をとるのかについて興味津々だ。

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Facebook Messenger、アメリカ国内向けに投票機能とP2P決済の機械学習機能を追加

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Facebook の人気メッセージングアプリに2つの新しい機能が追加される。ユーザはチャット内での投票が可能となり、また送金のタイミングを見つけるスマート機能も試験的に開始される。最新機能は今週(原文掲載日:9月22日)iOS と Android で使用可能となるが、今のところアメリカ国内に限定されている。 メッセージングアプリの便利な機能のひとつは、グループ会話だ。しかし、人数が増えればその内容…

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9月21日、Facebook Messenger に投票機能が追加、アメリカ国内で利用可能に
Image Credit: Facebook

Facebook の人気メッセージングアプリに2つの新しい機能が追加される。ユーザはチャット内での投票が可能となり、また送金のタイミングを見つけるスマート機能も試験的に開始される。最新機能は今週(原文掲載日:9月22日)iOS と Android で使用可能となるが、今のところアメリカ国内に限定されている。

メッセージングアプリの便利な機能のひとつは、グループ会話だ。しかし、人数が増えればその内容は複雑極まりない。ここで登場するのが投票機能だ。Facebook は、次のように説明している。

どの映画を観るか、どのレストランで食事をするか、お茶会の日取り、次の家族旅行の行き先など、グループを取りまとめて何かを決めたり計画したりするのは大変です。

この機能は2人以上のグループ会話でのみ使用できる。グループの誰でもチャット画面の投票アイコンをタップするか、その他のアイコンをタップして投票機能を選択できる。そして、質問内容と答えの選択肢を入力する。Facebook によると、投票に期限は設けられていないので、投票可能となっていればいつでも回答できるという。

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Facebook Messenger – KLM
Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat

同社は Facebook Messenger のグループ会話数は明らかにしなかったが、こういった会話タイプ機能には「積極的な参加者が多い」という。

アプリ内投票は Twitter がプラットフォームにアンケート機能を追加してから1年弱の後れを取っている。しかし、Facebook に投票機能が追加されるのはこれが初めてではない。過去にこのソーシャルネットワークには投票機能が存在していた

投票内容の作成はアメリカ国内のユーザに限られる。現在、この機能は数パーセントの国内ユーザに限定されている。今のところ、アメリカ国外から投票は閲覧できても参加はできない。

2つ目の新しい機能は、以前 Messenger が Uber や KLM に組み込まれた際に使用された、Facebook のチャットアシスト機能と関連するものだ。機械学習テクノロジーが会話で使用される言葉の意味と意図を分析する。現在、同社はこの機能で Messenger 内の送金額が増えるか実験を行っている。

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Messenger でユーザ同士の送金を可能にするため、チャットアシスト機能が使われている。
Image Credit: Facebook

例えば会話で「IOU(I owe you:君にお金借りているよね)」というフレーズを使った場合、Facebook のチャットアシスト機能は、タップすればチャット相手と送金を行えるリンクをメッセージの下に表示してくれる。同社は3月に P2P 決済を導入しており、アプリは取引のタイミングを正しく見計らうことができるまでになっている。ユーザはアプリを閉じることなく手早く決済を完了できるのだ。

このシステムは1つのフレーズにとどまらず、「66ドル返すよ」「チケット代30ドル払わないとね」といった内容でも決済機能が起動する。

会話の分析は以前 Facebook をめぐる論争となったが、チャットアシストはコンピュータが行うものであり、人為的なものではない。同社は Messenger で決済を行っている人数は明らかにしていないものの、この新しい機能はその数を増やすことが目的だと思われる。現在決済手数料は無料で、アプリ内決済は日常的にアプリが使用されるようになったことの証でもある。

投票機能と同様、Facebook の決済トライアルはアメリカ国内に限定されている。

2つの機能はFacebook Messengerの最新版で利用可能だ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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Facebook MessengerのWeChat(微信)化計画がソースコードに隠されていた?

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Facebook Messenger にまもなく新しいグループチャット機能が追加されるかもしれない。 Rooms という新機能が実現されると「自分の興味のあるトピックやイベントについて」の部屋をユーザが作れるようになる。 Messenger のソースコードには「Rooms はテーマや興味について開かれた会話をするためのものです。各部屋には Messenger にいる誰でも会話に加われるようシェアで…

Image Credit: Mirror Daily
Image Credit: Mirror Daily

Facebook Messenger にまもなく新しいグループチャット機能が追加されるかもしれない。

Rooms という新機能が実現されると「自分の興味のあるトピックやイベントについて」の部屋をユーザが作れるようになる。

Messenger のソースコードには「Rooms はテーマや興味について開かれた会話をするためのものです。各部屋には Messenger にいる誰でも会話に加われるようシェアできるリンクがあります」とある。

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これが事実であれば、Messenger は中国のライバルである WeChat(微信)にみられるような会話型コマースの台頭に必要不可欠な機能を取り入れることになる。Tencent(騰訊)によって2010年にリリースされた WeChat は7億人のユーザ数を誇り、その多くはグループチャットを楽しんだり、また買い物の支払いや情報へのアクセスに QR コードを日常的に使用したりしている。

「私の最大の疑問点は、Facebook はグループスレッドのボットをどうやってサポートするのかということです」と言うのは VentureBeat に v87のソースコードを提供してくれた Chris Messina 氏だ。

Rooms がボットを使うのかどうかわかりませんが、Groups はかなりデスクトップでの使用に縛られているようなので、Rooms はプライバシーのハードルが下がるグループ会話でボットを走らせるための真新しいキャンバスなのかもしれません。(Messina 氏)

Rooms は Twitter や Telegram と競合するだろうと Messina氏。

ソースコードにあった Rooms の特徴は、Facebook が以前作った同名のアプリとほとんど同じであるように思える。Facebook 内に以前存在した Creative Labs の製品だった Rooms は、各公開フォーラムやチャットルームごとにモデレーターを置くスタイルのグループチャットだった。

Creative Lab の閉鎖直後の2015年12月23日、Facebook は Rooms を終了した

Facebook の広報担当者は、新しい Rooms が以前の Rooms の特徴を引き継いでいるのか、また Messenger ユーザがいつからグループのボットとチャットできるのかなど新しい Rooms の機能の実現性に関するコメントは明らかにしていない。

Rooms が少数の参加者で会話できるシステムになることは容易に想像できるが、ある日ボットが加わるかもしれないし、Reddit がやっているようなモデレーター形式の公開フォーラムになることもできる。

VentureBeat が先月行ったインタビューで Messenger のプロダクトマネージャーである Seth Rosenberg 氏は、プラットフォームにグループチャットを加えることを考えている、と語っている。

現在見受けられる多くの使用事例では、ボットがかなり上手く機能しています。しかし、ニュースの定期購読やフライトのカスタマーサービス、写真にフィルタをかけるといった経験の多くが、ボットのおかげで非常に上手く使えるようになります。そういうものを目指しているのです。(Rosenberg 氏)

Messenger は、特に Messenger API を4月に公開してから大きく進歩した。

  • ボットを利用しての支払い機能が月曜(9月12日)、Messenger に追加された。ボットのプラットフォームが公表される前の4月には、P2P 支払い機能が Messenger に追加された。
  • カルーセルやボタン、メニューもこの夏に追加された。デベロッパーが Messenger ボットをカスタマイズする新しい方法が今週初頭(9月12日)のアップデートで追加された。
  • Messenger を利用するビジネスでは、Messenger 内でマーケティングやプロモーションを実施することができる。これは、先月のボットプラットフォーム β 版の登場までは禁止されていたことだ。

これらすべてのことが備わっていても、Messenger はある一点において他のチャットプラットフォームと区別される。ボットとのグループチャットオプションがないということだ。Skype や Kik は今年初めグループチャットにボットを追加したし、Slack や Telegram にとってグループチャットは初期からの機能だ。

Messenger でボットとグループチャットできないことで、動きが鈍くなっているボット開発スタートアップもある。

コマースプラットフォームの Kip は Messenger、Slack、Telegram、Kik で利用できる。現在 Slack ではボットで商品の共同購入ができるが、Kip 側は家族や同僚と一緒に商品を共同購入するために e コマースボットを使えないか、Messenger でグループチャットができるようになるのを待っている状態だ。

<関連記事>

スポーツチャット会社 GameOn の CEO である Alex Beckman 氏は、同社と Sports Illustrated で連携して複数のチャットチャネルで一連のボットを使えるようにしている、と語った。

GameOn によると、ボットがグループチャットに参加できるプラットフォームではボットの参加率も稼働率も高いという。リオオリンピック中継の最初の1時間で使われた GameOn の Skype ボットのうち90%がグループ間での利用であった。

Beckman 氏は VentureBeat にこう話してくれた。

Facebook がグループチャット機能を追加してくれるよう期待しています。Facebook は本当に強いプラットフォームで、彼らとぜひ仕事をしたいと思っています。(中略)私たちと協業している他のどのプラットフォームでもグループ機能が備わっているのですから。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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