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フィリピンのSignet Properties、不動産クラウドファンディングプラットフォーム「Flint」をローンチ——古い商慣習の中、投資回収の手間を改善

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フィリピンの不動産テックスタートアップ Signet Properties は、不動産クラウドファンディングプラットフォーム「Flint」の正式ローンチを発表した。東南アジアのビジネス金融プラットフォーム SeedIn PH が輩出した Flint は、フィリピン人、外国人、外国生まれの投資家がフィリピンの不動産物件に投資できるようにするプラットフォームだ。 この最新のイノベーションにワクワクして…

Image credit: Signet Properties

フィリピンの不動産テックスタートアップ Signet Properties は、不動産クラウドファンディングプラットフォーム「Flint」の正式ローンチを発表した。東南アジアのビジネス金融プラットフォーム SeedIn PH が輩出した Flint は、フィリピン人、外国人、外国生まれの投資家がフィリピンの不動産物件に投資できるようにするプラットフォームだ。

この最新のイノベーションにワクワクしている。Flint は最終的に、フィリピンの不動産への投資手順にためらいを感じていたり、圧倒されたりしている人に機会を提供することになるからだ。(Signet Properties CEO の Andre Mercado 氏)

フィリピンでは、伝統的な不動産投資は一定の手順を踏むことになる。購入者が不動産物件をオンラインで見つけ、販売者または仲介者となる不動産業者を見つける。購入者は、仲介者とやりとりを繰り返し、数百万ペソに及ぶ合計契約額に合意することになる。その後、不動産所有の用件を満たすため退屈な手順を踏むことになるが、これには契約調印までに多くの費用と時間を要する。

そして、ほとんどのフィリピン人にとって、契約調印は実際の所有権移転を伴わない。契約調印は、所有権移転の意思を示すのに必要な頭金支払の開始のみを示している場合がある。そのため、不動産投資の回収には長い時間がかかるのだ。

Image credit: Signet Properties

Flint を介した不動産クラウドファンディングにより、不動産投資の回収に要する時間が大幅に短縮された、と同社は記者会見で述べている。従来の方法では、クラウドファンディングプラットフォームでは、すべての投資家は不動産物件に資金供給するために総額を達成する必要がある。Flint では、投資に利用できるすべての不動産物件に事前資金が提供されている。

これが意味するのは、Flint による投資総額の割合に関係なく、ユーザは例えば1,000ペソ(約2,160円)という低い金額でも、持分を素早く購入できるということだ。不動産物件への事前資金供給により Flint はより高い金利を確保して投資のクロージングを加速でき、ユーザは従来の業界平均よりも遥かに迅速に投資を回収できる。

物件仲介は、RE/MAX International が提携するブローカーフランチャイズ RE/MAX Premier Manila が担当する。

2018年に設立された Signet Properties は、オンラインによる不動産物件探しと投資体験を改善している。物件の360度航空写真、3D モデルビュー、ウェブやモバイルサービスの「Sakay.ph」と連携した通勤マップなど、これまでにイノベーティブなソリューションを届けてきたとしている。

【via e27】 @e27co

【原文】