タグ Freee

「経理専任のメンバーはいないんですよ」ーー隠れたキーマンを調べるお・freee、東後氏インタビュー

SHARE:

編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。 IVS Launch pad 2013 Springでの優勝をきっかけに界隈の注目を浴び続けている「クラウド会計ソフト freee」。 ニュースレターの購読 注目すべ…

編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。

togo1

IVS Launch pad 2013 Springでの優勝をきっかけに界隈の注目を浴び続けている「クラウド会計ソフト freee」。

期待値だけではなく、ソフトのクオリティに関しても既に高い評価を受けています。そんなfreeeと言えば代表取締役の佐々木大輔氏がよく知られていますが、その佐々木氏を起業当時からサポートし続けて2013年7月にfreeeにジョイン、取締役COOに就いてビジネス面を一手に担っている東後澄人氏にインタビューしてみました。

人生を変えたコンサルティング企業での5日間のインターン

大柴:はじめまして。佐々木さんのブログを拝見して「あぁこの方はまさにキーマンだなぁ」と感じまして(笑)。

東後:キーマンですか(笑)。よろしくお願いします!

大柴:まずはざっくりと経歴を伺っていきたいと思います。大学は東京大学ですね。

東後:はい。東大の工学部でロケット関連の研究をしていました。

大柴:ロケットですか?

東後:大学院で次世代ハイブリッドロケット推進薬の研究開発をしてたんです。ロケット用の新しい燃料の研究ですね。

大柴:なんだか凄いですね…。そうなると研究者の道に進むケースが多いと思うのですが?

東後:そう思ってたんですよね。でもとあるコンサルティングファームのインターンをやってみたんです。たった5日間ですけど。でもその5日間で得られたものがあまりに多くて、衝撃を受けたんです。ずっと研究ばかりやっていたのですが、全く違う世界を見ることができました。

大柴:なるほど。

東後:それでマッキンゼーに入ったんです。研究者になって技術で日本に貢献しようと考えていましたが、これまで考えていたものとは違う貢献をすることができるかなぁと思いまして。別のところから大きな貢献をしていきたいと。

大柴:なるほど。マッキンゼーには5年ほど在籍されていましたが、どうでしたか?

東後:マッキンゼーでの5年間は得たものがとても多かったです。物事の考え方、現在の自分のベースになっているのはこのマッキンゼーでの5年間です。大学卒業からの10年間は自分への投資と決めていたのですが、この最初の5年はとても大きかったです。企業のトップや現場の考え方、様々な知識を得ることができました。出会った人達のクオリティも高く、成長できたと実感することができましたね。

togo2

スモールビジネスにおける課題を実感したGoogle時代

大柴:マッキンゼーを辞めた後、Googleに転職されます。

東後:事業会社側の立場でビジネスをしたくなったんです。第一人称でのビジネス。いくつか候補があったのですが、わりと即決でGoogleへの転職を決めました。Googleが生み出すプロダクトは面白かったし、どういう仕組みか知りたかった。イノベーションを生み出し続けてる仕組みです。あとは出会った人達が面白い人が多かったのも決め手の一つですね。

大柴:その中の一人が佐々木さんだったわけですね。

東後:転職した時には既に佐々木がいまして、一緒のチームで働くことになりました。取り組んでいたのが、スモールビジネス向けのサービスです。ただ、すぐに佐々木はアジアパシフィックの担当になってしまい、チームを移ってしまったんです。私は引き続き日本担当という事で。チームが離れた後も連携して業務はしていました。

大柴:しかし、佐々木さんは起業をしてしまいます。

東後:最初に聞いた時はちょっとびっくりしました(笑)。でもGoogleで取り組んでいたスモールビジネスに関わる事業でしたし、良いチャレンジなんじゃないかと思いました。

大柴:freeeの最初のアイデアを聞いた時、どう感じましたか?

東後:日本には素晴らしい事業をされているスモールビジネスがたくさんありますが、一方で課題を抱えていることも多いんです。当時話してた一例ですが、インターネットには8割の人が接続しているのに、スモールビジネスのWebサイト保有率が当時25%前後しかなかったり。

そういったズレのようなものが存在すると感じていました。あとはバックオフィス。煩雑な作業をしなくてはならず、無駄が多くなってしまいます。何らかのツールを入れればすぐに効率化し、空いた時間をもっと有効に使う事ができるのになぁと思っていたので。

大柴:なるほど。まさにfreeeはそういう課題を解決するツールですね。

東後:そうです。弊社でもfreeeを導入しているのですが、経理専任のメンバーはいません。他の業務をしている人が2割程度のリソースを注ぐだけでまかなえています。

大柴:え!?経理担当者いないんですか?

東後:そうなんです。freeeのおかげでリソースが空き、他の仕事をすることができるんです。

大柴:これは凄い。Google時代に感じていた課題の一つをfreeeによって佐々木さんは解決したんですね。

togo3

freeeに自分が関わる事で会社にも社会にも貢献できると感じた

大柴:ところで佐々木さんの起業直後から個人的に事業の相談などに乗っていたということですが?

東後:そうですね。休みの日とか夜とかによく佐々木とディスカッションしていました。

大柴:「Google辞めてウチに来ない?」なんて誘われなかったですか?(笑)

東後:無かったですね(笑)。純粋に前職からの流れで相談に乗っていた感じです。会社は違うけど同じ課題に立ち向かっていましたし。プロダクトができて、しばらくはその改善に佐々木は全力を注いでいました。やがてちょっと落ち着いてプロモーションなどのビジネス寄りの相談が増えてきて。だんだん「佐々木と一緒に取り組むことで世界を変えられるかもしれない」と思うようになり、ジョインを決めました。

大柴:Googleを辞める事に迷いは無かったですか?

東後:無かったです。freeeに自分が関わる事で会社にも社会にも貢献できると感じたので。

大柴:東後さんがfreeeに加わる事で佐々木さんにはどんな事に集中してもらいたいですか?

東後:細かいオペレーションではなく、シンボルとしての活動をしてもらいたいです。あとはロングタームのビジョン構築ですかね。でも基本はプロダクトサイドに集中してもらいたいです。そしてスモールビジネスに一番詳しい経営者になってもらいたいです。

大柴:なるほど。東後さんから見て、佐々木さんってどんな人ですか?

togo4

東後:そうですね(笑)。うーん、一言で言うと「おもしろい」人ですかね。他人にはできない事ができる。既存の枠にとらわれずに、イノベーションを起こすことができる。ただ、それが思いつきではなく、ロジカルなんですよね。

大柴:なるほど。

東後:あと、リーダーシップがあるんです。親しみやすいリーダー。わりと誰とでもカジュアルに親しくなる。Googleの時も社内の有名人でした。人柄でしょうかね。ロジカルな側面とフレンドリーな側面を合わせ持っている人です。魅力的なリーダーです。

大柴:冒頭に「最初の10年は自分への投資」と仰ってましたが、もうすぐ10年。どうですか?

東後:3社とも全く違う経験をすることができて、とても充実した良い10年だったと想います。

大柴:freeeもこれから10年、20年・・・と続くサービスとなっていきそうです。応援してます!

東後::ありがとうございます。

大柴:ところでfreeeと言えば卓球ですが(笑)。

東後:卓球台を置こうと提案したのは僕なんです(笑)。最初は強かったんですが、上手い人がどんどん入ってきて・・・。

大柴:今度対決しましょう!今日はありがとうございました。

クラウド会計のfreeeが消費税8%に対応、大型出資と今後の展望とは

SHARE:

クラウド会計サービスのfreee(フリー)は5月2日、消費税8%に対応した申告書の出力が可能になったと発表している。2014年4月1日以降に対応が必要となる税区分の処理はサービス側が自動的に消費税8%に個別選択し、手作業での入力や集計作業は不要となっている。また、納税に必要な申告書も消費税8%に対応したものが自動的に出力されるようになっている。 従来、クライアントインストール型の会計ソフトを使った…

クラウド会計サービスのfreee(フリー)は5月2日、消費税8%に対応した申告書の出力が可能になったと発表している。2014年4月1日以降に対応が必要となる税区分の処理はサービス側が自動的に消費税8%に個別選択し、手作業での入力や集計作業は不要となっている。また、納税に必要な申告書も消費税8%に対応したものが自動的に出力されるようになっている。

消費税集計表

従来、クライアントインストール型の会計ソフトを使ったことがある人であれば、この消費税変更が「ソフトの買い替え」を意味していたことを理解できるはずだ。

細かい税制変更の度に高い料金を支払ってアップデートを経験した事業者にとって、何もせずにこの対応が可能なオンラインサービスはやはり使い勝手、費用的効率共に高い価値を感じられることだろう。

大型調達が続くクラウド会計の展望

そういった利用ユーザーの好反応を背景に「利用社数を7万事業所に拡大させている」(freee代表取締役の佐々木大輔氏)というfreeeだが、先月大型の資金調達を実施した。

金額にして8億円、これまでの調達額(公開されているもの)は総額で11億3000万円と、昨年10月に調達をしているマネーフォワード5億円と合わせ、クラウド会計サービスへの積極的な資本注入が続いている。

佐々木氏にも話を聞いたのだが、市場のクラウド会計への理解を背景に「とにかく今は先行投資してアカウントを獲得する」と、至ってシンプルな戦略のようだ。大型の調達資金は主にカスタマーサポート、マーケティング、開発に注がれるという。

しかし、このクラウド会計の需要はどこに天井があるのだろうか?

ひとつはスモールビジネスの事業所の数だ。統計局の発行しているデータによれば国内事業所の数はざっくりと600万ほど。この8割から9割近くがいわゆる「スモールビジネス」に該当するので、国内だけでもそれだけの「面」があることになる。佐々木氏はさらにこの先に海外展開、北米では大手のインテュイットが大きく占めている先行事例もあり、アジア方面には特に注目していると話していた。

さらに提供するサービスの「深さ」も興味深い。佐々木氏が狙うバックオフィスの自動化は、会計だけでなく給与や請求などの処理、さらに営業管理と徐々に企業経営の基幹部分に近づいていく。

さらにオンラインならではのネットワークも重要なポイントだ。例えば、事業者間でfreeeをベースにしたネットワークが成立していれば、受発注などが同一フォーマットでやりやすくなる。

佐々木氏との会話で、既にこの分野でクライアントソフトとして先行している弥生などは、既存顧客との兼ね合いからなかなかクラウド会計に手を出せないという話もあり、しばらくはfreeeとマネーフォワードというクラウド会計2強の躍進は続きそうだ。

中小企業を「経理地獄」から救った起業家、freeeの佐々木大輔氏

SHARE:

See the original story on Tech in Asia. freeeは会計業務をスピーディーに簡単にする目的で、代表取締役の佐々木大輔氏と取締役の横路隆氏によって2012年7月に設立された。アイデアは単純なようだが、これまで使いやすい(編集部注:オンラインの)会計ソフトを日本市場向けに誰も開発してこなかったようだ。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシ…

スクリーンショット 2014-04-24 12.06.48

See the original story on Tech in Asia.

freeeは会計業務をスピーディーに簡単にする目的で、代表取締役の佐々木大輔氏と取締役の横路隆氏によって2012年7月に設立された。アイデアは単純なようだが、これまで使いやすい(編集部注:オンラインの)会計ソフトを日本市場向けに誰も開発してこなかったようだ。

「日本では長らく『弥生』が会計ソフト市場シェアの60%以上を占めていたのです」と佐々木氏は語る。

「『弥生』は、多くのスモールビジネスにとって使い方が難しい上、小規模事業者にはあまり必要のない複式簿記を使っています。機能的には問題ありませんが請求書や銀行口座の集計まではできません。(小規模事業者にとって会計サービスは)エクセルをアップグレードした程度のもので十分なんです」(佐々木氏)。

比べるとfreeeはずっと魅力的に思える。freeeはクラウドベースで、どのウェブブラウザからでもアクセスできる。経理入力は高度に自動化されており、例えばソフトバンクに支払いをした場合、freeeはそれを自動的に仕訳伝票に変換し、支出を電話会社からの請求として分類する。会計士は支払いを承認するだけで済むのだ。

会計ソフト「freee_フリー_」|全自動のクラウド会計ソフト

また、freeeを使うと中小企業は数回のクリックで法人税の申告書を準備できる。自動化が可能なのは、freeeが日本の1,600以上の銀行と統合されているからだ。

「銀行口座の統合はすでに長年にわたって実施されていますが、ビジネス用に利用するのは当社が最初でした。中小企業は支出と請求書を気にするだけでよく、経理の仕事はソフトウェアに任せられるようにしたかったのです」(佐々木氏)。

佐々木氏は中小企業担当のGoogle社員だったが、日本の中小企業における技術リテラシーがかなり低いことを実感したという。今でも多くの中小企業が経理業務にペンと紙、ファックスを使用している。

「日本の中小企業市場は何かがおかしい。私は本当にこの問題を解決したいのです。市場には手頃な価格で中小企業を支援するテクノロジー製品がないんです」(佐々木氏)。

2013年3月の公式サービス開始以降、現在6万7,000社以上の中小企業がfreeeを利用している。 佐々木氏は有料ユーザ数については語らなかったが、freeeの利用料は個人事業主は月間980円、事業法人は月間1980円となっている。

スクリーンショット 2014-04-24 12.06.59

前途多難なスタート

会社設立当時、佐々木氏は2つの問題に直面した。まず、彼のチームが製品に情熱を傾けすぎて、見栄えばかりにこだわってしまったという。

「私たちは製品の見栄えについてとことん議論しました。しかしやりすぎてしまいました。最初の2カ月はまったく進展がなかったのです。そこで見栄えについての議論をやめ、意思決定を高速化したところ、いろいろ動き始めました」(佐々木氏)。

開発チームはローンチに向け、1日あたり15時間もコーディングし続けたこともあったそうだ。しかし、プロトタイプが仕上がった段階で佐々木氏は第2の壁に直面した。それは、市場からの否定的な反応だ。

「ローンチする前に一部の方々に製品を見ていただいたのですが、彼らは従来の経理の考え方で製品をみてしまい、当社が会計業界を席巻するのは不可能と思ったようです」(佐々木氏)。

否定的な声も多かったが、freeeは昨年3月にサービスを始め、これまで多くの反響を得ている。佐々木氏は、freeeに満足しているユーザがさらに他のユーザを呼び込んでくれているという。例えばあるユーザは、彼らの会計サービスにいたく感銘し、freeeを利用した税申告に関する本まで執筆したほどだ。

「当社が学んだこと。それは最初の反響が良好でなくても、とにかくサービスを開始し、実際のユーザが何と言うかを見極めることの重要性です。当社は好運に恵まれています。アーリーアダプターがインターネットで高い評価を与えてくれたので、他の人々も後に続いてくれました」(佐々木氏)。

Amazon_co_jp:_全自動_青色申告ソフト_freee(フリー)_個人事業主向け_一般/不動産__Mac(マック)・Windows・新消費税に対応__ソフトウェア

佐々木氏は非常にクリエイティブな方法でfreeeを広めている。クーポンをアマゾンで販売したのだ。佐々木氏によれば理由は単純、「アマゾンで会計ソフトを探している人たちがいるから」なのだそうだ。

また、freeeを使えばクレジットカードの利用履歴は自動でfreeeに取り込まれて全て記録される。つまり、クレジットカード利用の処理が楽になることになる。さらに利用を促進させようと、クレジットカード会社は積極的にfreeeをオススメしてくれる、ということに繋がっている。

別の方法としては、Squareのようなポイントオブセールス(POS)サービスやPOSソフトウェアを搭載したiPadと提携する方法があるという。 また、freeeはこれまでに300名もの税務アドバイザーと提携している。 「税務アドバイザーがfreeeは良いと言ってくれれば、その言葉が広まってビジネスにとってプラスの効果があります」と佐々木氏は語る。またfreeeは、アプリケーションやPOSがfreeeと統合しやすいようAPIを提供している。

freee_API_v1_0

「私たちは中小企業100万社に当社製品を利用してもらい、freeeネットワーク内で簡単に取引ができる中小企業ネットワークを構築することを目指しています。また、当社の製品をグローバル化したいとも考えています。現在freeeは日本だけですが、製品がより安定すれば、可能であれば来年から他のアジア市場に参入したいと考えています」(佐々木氏)。

See the original story on Tech in Asia.

クラウド会計のfreeeが8億円の資金調達、DCMなど2社から

SHARE:

クラウド会計のfreeeは4月23日、DCMなど2社から資金調達を実施したと日経が報じている。調達金額は総額約8億円で、詳細は不明。freeeは2013年3月19日にシードラウンドで5000万円をDCMから、またそれに続いて2013年7月24日にシリーズAラウンドでDCM、インフィニティ・ベンチャーパートナーズから総額2億7000万円を調達している。freeeはこれで2012年7月の創業以来約1年…

会計ソフト「freee_フリー_」|全自動のクラウド会計ソフト

クラウド会計のfreeeは4月23日、DCMなど2社から資金調達を実施したと日経が報じている。調達金額は総額約8億円で、詳細は不明。freeeは2013年3月19日にシードラウンドで5000万円をDCMから、またそれに続いて2013年7月24日にシリーズAラウンドでDCM、インフィニティ・ベンチャーパートナーズから総額2億7000万円を調達している。freeeはこれで2012年7月の創業以来約1年半で総額11億2000万円を調達したことになる。

クラウド会計ではライバルとなるマネー・フォワードがジャフコから2013年10月に総額5億円の資金調達を実施しており、投資家の熱視線が伺える状況になっている。

追記:正式なリリースによると、今回第三者割当増資を引き受けたのはDCMとインフィニティ・ベンチャーズLLPの2社とのことだった。補足として追記しておく。

クラウド会計のfreeeがAirレジと連携、データの自動入力を実現 【ピックアップ】

SHARE:

【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします リクルートの「Air レジ」で売上データの入力自動化–クラウド会計「freee」と連携 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRIDGE 主催のイベントに関する情報をお届けします! Sign Up 夕方はアジア圏のピックアップですので、カバーしきれなかった気…

image

【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします

リクルートの「Air レジ」で売上データの入力自動化–クラウド会計「freee」と連携

夕方はアジア圏のピックアップですので、カバーしきれなかった気になるニュースをこちらで追いかけます。

クラウド会計の外部連携といえばマネーフォワードが2月に発表した3社連携が記憶に新しいですが、ライバルでもあるfreeeが 発表したのは連携の大本命、レジとの連携でした。

Airレジはリクルートが強力に推進していて、私の環境でよく広告もみることから露出かなり増やしてるんですね。現在3万5000アカウントということなので、リリース後、6万アカウントを獲得しているfreeeの数字の伸びに注目したいところです。

via CNET Japan

〈東京スタートアップ・オフィスツアー〉ピッチコンテスト獲得賞品であふれる、クラウド会計freeeの新オフィス

SHARE:

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 本稿は、「東京スタートアップ・オフィスツアー」シリーズの一部だ。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRIDGE 主催のイベントに関する情報をお届けします! Sign Up freee は、クラウドベースの会計ソリューションを提供する東京のスタートアップだ。昨年12月には5,00…

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

本稿は、「東京スタートアップ・オフィスツアー」シリーズの一部だ。

freee は、クラウドベースの会計ソリューションを提供する東京のスタートアップだ。昨年12月には5,000万円、7月にはシリーズAラウンドで2.7億円を資金調達したのを取り上げた。同社は最近オフィスを移転したので、今後の計画について、CEOの佐々木大輔氏とCOOの東後澄人氏に話を聞いて来た。

freee は今月初め、東京のスタートアップであるユビレジと提携し、freee の会計プラットフォームをユビレジのクラウドベースの POS システムに連携した。今回の連携により、小売業やレストランオーナーは、日々の締め処理から会計まで、一連のバックオフィス業務を自動化できる。このようなサービスの活用により、事業をしている人々は時間を節約し、お客によい体験を与えることに注力できるようになる。

日本では、大企業のみならず、中小企業でもクラウドサービスの普及率が高くありません。クラウドサービスを使えば、ユーザは簡単に最新のソリューションを手に入れることができます。日本のビジネスシーンのパラダイムを変えるには、我々は単なるクラウドサービス以上のものを提供する必要があります。日本市場で特別な何かを作ることができれば、それは世界市場の頂点に立てることを意味します。

従来、中小企業のオーナーは、バックオフィス業務のためにソフトウェアを購入する際、高いライセンス料を払えないので廉価版の購入を余儀なくされました。つまり、大企業では利用できているソフトウェアの全機能を、利用できない会社が多く存在したのです。これはバカげた話で、私たちは中小企業をルーチンワークから解放し、よりクリエイティブな仕事に時間が使えるようなソリューションを作りたかったのです。

freee のチームは追加機能を開発中だが、会計に詳しくない人でもサービスを使い続けられるよう、シンプルさを保つことに注意を払っている。将来的には、所得税申告や給与計算の自動化など、複数の機能を追加する予定だ。

freee の12人のチームのうち7人はフルスタック・エンジニアだが、モバイル開発からサーバメンテナンスまで、多くの問題に充実できるエンジニアを募集している。興味のいる読者が居れば、同社の人材募集ページから連絡してみるといいだろう。

FREEE-japan-02

FREEE-japan-03

FREEE-japan-04

FREEE-japan-05

FREEE-japan-06

FREEE-japan-07

FREEE-japan-10

FREEE-japan-01

ユビレジとfreeeが業務提携、クラウドサービスの連動で店舗のレジ締めがストレスフリーに

SHARE:

iPad を使ったクラウドレジサービスを提供するユビレジと、クラウド会計サービスの freee(フリー)は今日業務提携を発表し、相互のクラウドサービスの連動を開始した。これにより、店舗のレジ担当者は、毎日のレジ締め業務をほぼ自動化することができ、業務終了後の煩雑なルーティンワークから解放される。 今回の発表は、ユビレジと freee の両サービスを利用する、東京・渋谷のカフェ factory を借…

sasaki-kido
(左から)freee 株式会社 代表取締役 佐々木大輔氏、株式会社ユビレジ 代表取締役 木戸啓太氏

iPad を使ったクラウドレジサービスを提供するユビレジと、クラウド会計サービスの freee(フリー)は今日業務提携を発表し、相互のクラウドサービスの連動を開始した。これにより、店舗のレジ担当者は、毎日のレジ締め業務をほぼ自動化することができ、業務終了後の煩雑なルーティンワークから解放される。

今回の発表は、ユビレジと freee の両サービスを利用する、東京・渋谷のカフェ factory を借り切り、freee 株式会社代表取締役の佐々木大輔氏、株式会社ユビレジ代表取締役の木戸啓太氏が合同会見する形で行われた。この日、freee は外部デベロッパへのサービス連携を促すべくAPIも公開したが、freee のAPIとユビレジAPIを連携させることで、ユビレジに取り込まれている売上データが freee に転送され、会計データとして取り込めるようになる。

ユーザの立場から、実際にこれら両サービスを使うカフェ factory 代表の西原典夫氏がメリットを説明してくれた。

norio-nishihara
factory 西原典夫氏

自分が以前務めていた飲食店も含め、レジ締め作業〜帳簿付けは紙ベースでやっているところが非常に多い。独立して factory を創業した直後から、いい会計ソフトを探していて、freee を使い始め、いいものが出て来たと感じた。freee がレジと連携してくれないものかと思っていたところ、ユビレジと freee が連携するようになってうれしい。一店舗で経営している間はよいが、仮に複数店舗を経営するようになると、従来の方法であれば、日報のやりとりや、そのための数字の転記作業などで間違いが発生する。ユビレジと freee を連携させて使えば、ミスを無くし事務作業を省力化できるだろう。

小売業で言えば、レジ業務はフロントエンド、会計業務はバックエンド、ただし、個人運営の店舗では、このフロントとバックを経営者が一人でこなさなくてはならない。クラウドサービスの活用によって、経営者はより本来の店舗業務に集中できるようになり、多店舗展開などの可能性も高めることができるだろう。

ubiregi-freee
ユビレジと freee の連携事例の展示

日本の会計スタートアップFreeeが、Infinity Venture PartnersとDCMから2.7億円を調達

SHARE:

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 東京に拠点を置くクラウド・スタートアップのFreeeは今日、Infinity Venture Partners と DCM からシリーズAラウンドで2.7億円を調達したと発表した。これは以前、12月に DCMから5,000万円をシード資金調達したのに続くものだ。今回の資金調達にあわせ、同社は社名をCFO株式会社からF…

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

freee_new_logo-c3970ad3866dd25fda6b1c27779b6173-620x241

東京に拠点を置くクラウド・スタートアップのFreeeは今日、Infinity Venture PartnersDCM からシリーズAラウンドで2.7億円を調達したと発表した。これは以前、12月に DCMから5,000万円をシード資金調達したのに続くものだ。今回の資金調達にあわせ、同社は社名をCFO株式会社からFreeeに変更する。

3月にローンチしたとき、CEO の佐々木大輔氏は初年にユーザ1万人獲得を目標にすると話していた。驚くべきことにユーザ獲得のペースは早く、この4ヶ月半で6,500人のユーザを獲得しており、これは当初の予想より1.7倍速いスピードだ。当初シリーズA資金調達を今年末に予定していたが、サービス拡大とユーザ成長を後押しすべく、時期を早めることにした。

調達した資金の用途は、新たなスタッフを雇用し開発体制を強化することにある。佐々木氏によれば、彼らのユーザは多くのフィードバックを寄せており、それに応じて、機能追加やユーザインターフェースの改善を行って来ている。このような努力が新規ユーザ獲得につながっていると考えられ、反応の速いチームを作ることが彼の最優先課題だ。

同社は今後のビジネスの方向性について、3つのトピックを掲げている。サードパーティー・サービスへのオープン化、コラボレーティヴ・ワーク、よりよいユーザ・エクスペリエンスの提供だ。

daisuke_sasaki
Freee の CEO 佐々木大輔氏

サードパーティー・デベロッパに接続を促すべくAPIを開発する計画で、サードパーティのプラットフォームと力を合わせることで可能になる機能強化につながるだろう。ユーザ・エクスペリエンスの改善のためには、タブレット・デバイス向けのネイティヴアプリの開発を検討している。これを使えば、ユーザは居場所に関係なく、売上や経費の記録や整理ができるようになるだろう。

読者の中には、Freee が5月、日本の Infinity Ventures Partners が主催するカンファレンス Infinity Ventures Summit で優勝したのを覚えている人もいるだろう。日本のスタートアップ・シーンでは、非常に多くの卓越したファイナンス・アプリが見受けられ、Freee はその中でもベストと考えてよいだろう。

フリーランサー/中小企業向け会計SaaSのfreeeが、サービスローンチから3ヶ月でユーザ数5,000社を突破

SHARE:

会計SaaS の Freee がローンチしてから、早くも3ヶ月の期間が経過した。freee は2012年7月に元Google社員の佐々木大輔氏らによって設立されたスタートアップで、2012年12月には、アメリカのVC大手DCMから5,000万円を資金調達している。 freee は本日、獲得した事業者ユーザの件数が5,000社に達したと発表した。ユーザ増加の加速を無視して単純計算しても、1日に概ね5…

freee_new_logo-c3970ad3866dd25fda6b1c27779b6173-620x241会計SaaS の Freee がローンチしてから、早くも3ヶ月の期間が経過した。freee は2012年7月に元Google社員の佐々木大輔氏らによって設立されたスタートアップで、2012年12月には、アメリカのVC大手DCMから5,000万円を資金調達している。

freee は本日、獲得した事業者ユーザの件数が5,000社に達したと発表した。ユーザ増加の加速を無視して単純計算しても、1日に概ね50社以上の新規ユーザを獲得していることになり、確定申告の期限を迎える年度末に向かって、この数は劇的に成長を見せるだろう。

先月には、従来からの銀行口座からの入金情報取込、仕訳などに加え、請求書管理機能が追加された。この機能を使えば、顧客に請求書さえ作成・発行してしまえば、記帳や入金確認(突き合わせ)の作業がほぼ自動化される。

IMGP7160
先月、札幌で開催された IVS Spring で優勝を果たした freee の佐々木大輔氏

この分野では10日程前、会計ソリューションの A-SaaS が資金調達と共に、セールスフォース・ドットコムとの提携を発表、2017年末までに全国5,000社の会計事務所への導入を目標に掲げている。A-Saas と freee では、ターゲットとしているユーザの市場が異なるが、共に会計の分野にディスラプティブなコンセプトを持ち込もうとするスタートアップとして期待されている。会計事務所に求められる仕事の内容は、仕訳や申告書の作成のようなアウトソース的要素の強いものから、経営に対するアドバイスや事業支援等といった、コンサルティング的要素の強いものに移行していくだろう。

また、フリーランサー/中小企業向けの請求書発行サービスの分野では、昨年8月に MakeLeaps が同業の Noroshi を買収・サービス統合している。実現可能なサービス内容が比較的定型化されていること(=デューデリがやりやすい)、また、ユーザ獲得のスピードを加速化させる意味から、会計 SaaS の分野で同様の M&A が生じる可能性は想像に難くない。