ZEALS 創業者で CEO の清水正大氏は最近公開した note の中で、同社のチーム体制が新型コロナウイルス感染拡大前から3倍となる約300名に、うち、エンジニアが約100名で8割が外国人エンジニアで占められていることを明らかにしている。今後、プロダクト開発、NLG(自然言語生成)開発、海外展開に注力し、2030年にに MAU 1億人にチャットコマースを届けることを目指すとしている。
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ホテル・レンタカー等の各業界向けにダイナミックプライシングや DX(デジタルトランスフォーメーション)支援を提供するメトロエンジンは11日、シリーズ C ラウンドで約4億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、博報堂 DY ベンチャーズ、東急不動産ホールディングス(東証:3289)の CVC、BEENOS など。BEENOS は、メトロエンジンが2019年5月に実施したラウンド(シリー…
「メトロエンジン」 Image credit: Metroengines
ホテル・レンタカー等の各業界向けにダイナミックプライシングや DX(デジタルトランスフォーメーション)支援を提供するメトロエンジンは11日、シリーズ C ラウンドで約4億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、博報堂 DY ベンチャーズ、東急不動産ホールディングス(東証:3289)の CVC、BEENOS など。BEENOS は、メトロエンジンが2019年5月に実施したラウンド(シリーズ B ラウンドと推定)に続くフォローオンでの参加。今回ラウンドを受け、メトロエンジンの創業以来の累積調達金額は約21億円に達した。
メトロエンジンは、同社はリアルタイムのビックデータから人工知能・機械学習を活用し、ホテルの客室単価を算出する「メトロエンジン」をはじめ、7泊以上の長期滞在を安価に予約できる「マンスリーホテル」、レンタカー事業者向けの在庫・価格管理の DX サービス 「メトロコンダクター」、Google Hotel Ads に掲載が可能になるホテル事業者向けの予約エンジン「メトロブッキング」などを展開している。
JR 東日本スタートアップのインキュベーション/アクセラレーションプログラム第2期デモデイで表彰を受ける田中良介氏。 Image credit: Masaru Ikeda
メトロエンジン代表取締役 CEO の田中良介氏によれば、新型コロナウイルスの感染拡大で、ホテルやレンタカーなど観光・宿泊産業は大きな痛手を負い、メトロエンジンもその影響を間接的に受けることとなったが、売上の成長率は一時鈍化を見せたものの上がり続けており、コロナ禍のピークを脱しつつある今期(2022年9月期)は前期(2021年9月期)の2倍以上を達成できそうだという。売上の約半分をホテルが支えていて、最近ではワーケーション需要を狙って、マンスリーホテルへの掲載数が増えているそうだ。
今回資金調達した、博報堂 DY ベンチャーズや東急不動産ホールディングスとは何らかの協業が行われるとみられるが、田中氏は具体的な内容については明言を避けたものの、「共通の課題を解決していく株主の参画が多いと思う」と語った。メトロエンジンは2018年 JR 東日本スタートアップのインキュベーション/アクセラレーションプログラムの第2期に採択され、新幹線や列車の需要予測、駅ナカコンビニ「NewDays」とコーヒーショップ「BECK’S COFFEE SHOP」でも売上予測の実験を行ったことがある。
法人カードを提供する UPSIDER がシリーズ C ラウンドで資金調達した。調達金額は、エクイティで約54億円、デットで約100億円となる見込み。今回の調達は約7ヶ月前のシリーズ B ラウンド(B1 および B2)に続くもので、累積調達額は約200億円となる。今回のシリーズ C ラウンドは DST Global と WiL(World Innovation Lab)が共同リードし、Arena H…
創業者で代表取締役の宮城徹氏 Image credit: Upsider
法人カードを提供する UPSIDER がシリーズ C ラウンドで資金調達した。調達金額は、エクイティで約54億円、デットで約100億円となる見込み。今回の調達は約7ヶ月前のシリーズ B ラウンド(B1 および B2)に続くもので、累積調達額は約200億円となる。今回のシリーズ C ラウンドは DST Global と WiL(World Innovation Lab)が共同リードし、Arena Holdings、Tyboune Capital Management、三菱 UFJ キャピタル、セゾン・ベンチャーズ、ANRI、グローバル・ブレインが参加した。
営業組織図作成の自動化と決裁情報を簡単に整理できる SaaS 「ulu(ウル)」を開発・運営する moja は、DNX Ventures や mint から1.35億円を調達したことを明らかにした。ラウンドステージは不明。moja は2020年2月、リクルート出身で、東大発製造業スタートアップで2年間にわたりセールスマネジャーを務めた吉木敬祐氏(現 CEO)により創業。 ulu を使えば名刺管理サ…
「ulu」 Image credit: moja
営業組織図作成の自動化と決裁情報を簡単に整理できる SaaS 「ulu(ウル)」を開発・運営する moja は、DNX Ventures や mint から1.35億円を調達したことを明らかにした。ラウンドステージは不明。moja は2020年2月、リクルート出身で、東大発製造業スタートアップで2年間にわたりセールスマネジャーを務めた吉木敬祐氏(現 CEO)により創業。
ulu を使えば名刺管理サービス「Sansan」との連携や CSV データをインポートするだけで、自動で特定企業の組織図が作成できる。また、物件・案件ごとの決裁ルートの作成にも対応予定で、エンタープライズセールスのような、煩雑な案件の決裁ルートを簡単に整理できる。取締役を始めとした部署構成を弊社独自技術で明確にするほか、まだ会えていないキーマンや決裁者の攻略が可能だ。
moja では10日、ulu がβローンチしたのにあわせ、先行予約のうち Sansan を利用する先着10社に、ulu の初期費用と1年間利用料を無料で提供するキャンペーンを展開する。moja では今回調達した資金を使って、AI による購買予測機能、Salesforce 連携、案件・物件ごとの組織図整理などの機能を開発し実装する予定だ。
Minto は10日、カカオピッコマ、三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、オー・エル・エム・ベンチャーズ(IMAGICA GROUP の投資子会社)から約6.6億円を調達したと発表した。三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、オー・エル・エム・ベンチャーズは、2019年2月に実施したラウンド(シリーズ B ラウンド相当と推定)に続くものだ。今回のラウンドを受けて、累計調達額は約14.6億円に達したことになる。
新会社が生まれた時、読者の中には、Minto という新社名から同社が Web3 事業に進出する可能性を感じた人もいたはずだ。今年2月には、Web3 関連の事業に複数携わる箭内実氏が Minto に事業開発担当として入社している。Minto はカカオピッコマからの資本を受け入れたことで、ウェブトゥーンだけでなく、Web3 プロトコル「BORA」を開発する Meta Bora や、ブロックチェーン「Klaytn」を開発した Ground X など、韓国 Kakao 関連企業と Web3 事業でも連携する可能性が高まるだろう。
看護師向けメンタルサポートサービス「Nurse-be(ナースビー)」を開発する Plusbase は9日、シードラウンドで資金調達したことを明らかにした。調達金額は非開示。このラウンドに参加したのは、Yazawa Ventures と西木隆氏(Stream Capital Partners Japan 取締役会長)。