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従業員のメンタルを24時間365日ケアする方法ーーMIT発「Ginger」が3,500万ドルを調達

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ピックアップ:Ginger, an MIT spin-out providing app-based mental health coaching to workers, raises $35M ニュースサマリ:9月4日、メンタルヘルスケアアプリ「Ginger」がシリーズCラウンドにて3,500万ドルを調達した。従業員に対してアプリを通じたカウンセラーやセラピストとのコーチング提供する。 同社はM…

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ピックアップ:Ginger, an MIT spin-out providing app-based mental health coaching to workers, raises $35M

ニュースサマリ:9月4日、メンタルヘルスケアアプリ「Ginger」がシリーズCラウンドにて3,500万ドルを調達した。従業員に対してアプリを通じたカウンセラーやセラピストとのコーチング提供する。

同社はMIT Media Labより10年前にスピンアウトしており、元々はスマートフォンの使用状況を監視し、潜在的なメンタルヘルス課題を分析・解決するサービスであった。累計6,300万ドルを調達しており、20万人以上がサービスを使っている。

顧客にはCBS、Netflix、Yelp、Buzzfeedなどの企業がおり、英国や日本、インドを含む米国外の25カ国で展開する。

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話題のポイント:今回取り上げたGingerは遠隔かつオンデマンド精神医療を行うサービスです。今回、本サービスの事例を基にメンタルヘルス分野における遠隔医療やオンデマンドのケアについて考察したいと思います。

従来、医療機関を通じたメンタルヘルスケアの医療費は高い印象がありました。そこで低コストで済むGingerのようなアプリ需要が高まっています。

メンタルヘルスケアが求められる背景には、企業にとって精神科医によるサービス提供を福利厚生として含めるにはコストが高すぎる一方、5人に1人が抱えているメンタルヘルスの問題により離職する人が増えてきているジレンマが背景にあります。

Gingerの類似アプリは多数登場しています。しかし、対面でのケアがこれまでの常識であったにも関わらず、遠隔であったりテキストベースなど簡易なタッチポイントであったりすると、問題が見過ごされたり解決されないまま放置されたりするリスクが起きていました。

そこでGingerでは24時間365日いつでもテキストメッセージを通してカウンセラーやセラピストにアクセスするオペレーションを構築。精神病の重症化を防ぐために重要なスピード医療を提供することに成功しています。

事実、対面でカウンセリングやセラピーを受けるまでに最大で25日ほどかかる実情を考えると非常に有効な手段になっています。

テキストのやり取りの後のプロセスとして、ビデオセラピーなどより高度なケアが用意されていますが、Gingerによればこうしたプロセスに進むのは全体の8%ほどとのこと。残りはテキストベースのケアを通して問題解決が行われているとのことです。メンタルヘルスケアの分野ではより簡易なタッチポイントを作るだけで有効だということが証明されています。

こういった従業員に対する遠隔のメンタルヘルスケアの可能性への期待は大きく、Lyra HealthUnmindPacifica、など多くのスタートアップがサービスを提供しています。(執筆:矢部立也

期待される韓国の人工知能スタートアップ5選

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人工知能代表 の AlphaGo が、人間代表のイ・セドル氏に勝つ イ・セドル(李世乭/이세돌)九段のアルファとの対決が話題になった。対局中にはイ・セドル九段の勝利を予想した専門家たちも多かったが、結果は最初の3戦を相次いで勝った AlphaGo の勝利となった。 3月13日に行われた4局目のイ・セドル九段の勝利で雰囲気がやや好転したものの、予期せぬ AlphaGo の勝利に多くの人が当惑し、中に…

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出典:Google DeepMind

人工知能代表 の AlphaGo が、人間代表のイ・セドル氏に勝つ

イ・セドル(李世乭/이세돌)九段のアルファとの対決が話題になった。対局中にはイ・セドル九段の勝利を予想した専門家たちも多かったが、結果は最初の3戦を相次いで勝った AlphaGo の勝利となった。

3月13日に行われた4局目のイ・セドル九段の勝利で雰囲気がやや好転したものの、予期せぬ AlphaGo の勝利に多くの人が当惑し、中には人工知能やコンピュータが支配する未来への不安を訴える人もいる。

果たして公正なゲームだったのか?

純粋に、人間的な観点から、今回のゲームをもう一度振り返ってみよう。AlphaGo とイ・セドル氏の勝負を分けた最大の違いは何だったのか。もし両方の「能力」が同じか、イ・セドル九段の能力が一枚上だったとしても、勝負で十分 AlphaGo が勝つことができるだろう。

1)経験の差: 人間には数ヶ月されていない短い時間だったが、毎日3万局を対戦する AlphaGo を一日平均3回対局するプロを比べてみると、AlphaGo の一日がプロの35.7年に相当する。AlphaGo は、人間の基準に比べれば、すでに千年前から「現在の中国式囲碁」を置いてきたことと変わらないのだ。秀才も千年ほどの努力を続ければ、30年ほど努力した天才に勝つことができる。

2)記憶力の差: 記憶力も人間と違いがある。AlphaGo は千年間にわたって置いた自分の棋譜をすべてを覚えている。この記憶力の差は、実際に囲碁を打つ状況でも差を発生させるが、次の一手を決める前の AlphaGo の計算は、人間の思考とは次元が違う。AlphaGo を人間の価値観で見れば、実際に碁を打ってみて、その中で最も合理的な選択をするのと同じである。表面上は、AlphaGo とイ・セドル氏との間の一局だけが見えているが、実際には「打ってみて試す」という演算を複数回した後に、次の一手を決めているのである。しかし、イ・セドル氏は一度しか打つことができない。

3)負担の違い: AlphaGo は、プログラムの一種であるだけに、心理的な動揺がない。しかし、イ・セドル九段の負担は相当なものだ。 対局の終わりが近づくほど、このような傾向はさらに目立ち現れる。プロ野球に例えるなら、まるで相手チームにソン・ドンヨルやリュ・ヒョンジン級の仕上げがあって7回前に勝たなければ、その試合はあきらめなければならないのと同じ状況である。イ・セドル九段は、人類の代表というプレッシャーを背負って勝負しなければならない。

技術の進歩とカルチャーショック

だが、実際に公正の問題は、「AlphaGo 事件」の本質ではない。 大衆としては遠い将来でも可能であると思われた突然の AlphaGo の勝利に、文化的な影響を感じたと期待する。 今までは「スマートフォンの登場」などと人間がメリットを得るだけだったテクノロジーが、将来、映画の「ターミネーター」のような暗い未来へと導くのはないかという恐怖が、その原因である。

しかし、AlphaGo のような人工知能は、人間の敵ではなく、人間の創造物である。最終的には、AlphaGo のような人工知能は、以下にに紹介するスタートアップだけでなく、医学、生物学を含む日常生活に関連する様々な分野で、人間をより幸せにして、人類が夢見る未来をより迅速に実現するのを助けてくれるはずだ。

未来技術に対する認識の機会

AlphaGo の事件は、これを目の前で体験した韓国社会、そして人工知能の分野に関連するスタートアップ業界全体にかなり肯定的な効果があると思う。今後、AlphaGo のような単純人工知能に関する関心だけでなく、その基盤であるビッグデータの重要性を改めて強調することになるきっかけになるだろう。また、Boston Dynamics のロボット技術など、様々な未来技術に対する韓国社会の関心が喚起されると予想する。

私たちが認識していない間に、既に Google や IBM、ソフトバンク、OSRF(Open Source Robotics Foundation)のようなグローバル企業や関連機関が、人工知能技術の開発を主導している。 コンピュータが最初に勝利したチェスの有望株だった Demis Hassabis 氏が、今日の AlphaGo を作ったように、AlphaGo との勝利による韓国社会への衝撃が、将来の人工知能技術の発展を導く韓国のリーダーシップにつながらないだろうか、と期待したい。

Konolabs

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多くの人が集まってスケジュールを決定することは、容易ではない。 テーマが決まった後に、まず参加者を決定し、会う時間を決定し、場所を決定しなければならない。ほとんどの場合、電話や電子メールなどでおおよその場所を決めた後に、さまざまな方法でスケジュールを調整する。デスクトップでの Outlookの招待機能を利用する人もいれば、スマートフォンでの Google や Apple のカレンダーに入力する人もいる。

ミーティングの参加者のうち、二人だけ忙しい人が含まれていても時間を決定することは容易ではない。時間が空いていると思い違いして、後始末をしなければならない場合もある。どのようにすれば、ミーティングそのものよりも難しいスケジューリングを簡単に解決できるだろうか?

Konolabs の Kono は、機械学習ベースのスケジューラアプリにより、これらの問題を解決しようと試みている。 スマートフォンに含まれている場所・位置などの情報、カレンダーに含まれている過去のイベント、Yelp、Twitter、Google Map などを活用して、個人の状況に合わせた時間と場所を推薦してくれるサービスを提供してくれる。今後はサブスクリプションや場所のレコメンドなどによる有料モデルも検討しており、カカオトークなどのメッセージングサービスとの連動も念頭に置いている。

スケジューラアプリの性質上、メッセンジャーアプリのように、ある程度以上のユーザが確保される必要がある。ビジネス用アプリという側面を考慮して、B2C と B2B マーケティングを同時に進める必要がある。またはB2B顧客を対象とするアプリとのコラボレーションを推進することもよいだろう。企業の顧客を確保し、これにより、ユーザ経験が反映されていることが必要になるだろう。

Lunit

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医療診断分野では、昨年「Theranos」による騒動があった。従来の1000分の1の分量の血液だけで、数百種類の病気かどうかを判断することができるとして、2014年 Fortune 誌のカバーストーリーにも登場し、企業価値90億ドルにまで評価されるスタートアップだったが、実際にはさほどの技術力がない疑惑が提起された。

Theranos の失敗をよそに、医療用画像の分野でビッグデータを筆頭にしたスタートアップの医療分野への進出は、持続して行われている。 「Lunit」は、画像認識の分野の国際大会である「Image Net」で2年連続10位以内にランク入りした深層学習の技術力をベースに、既存の医療画像読取ソフトウェアよりも高い精度で画像を分析するサービスを提供している。現在は、乳房撮影術と乳房病理組織検査に関連するサービスを開発している。

Lunit 重要な成功要因は、評価対象の映像の確保し、分析結果の提供と医療スタッフとのコラボレーションを通じた継続的な検証である。 既存の映像判読ソフトウェアの精度が問題となる分野を選び、分析可能なデータと医療スタッフとのコラボレーションが、容易に市場を先取りして商用化を進めていく戦略が必要である。Lunit のパク・スンウク(백승욱)代表はこれと関連し、ヨーロッパや発展途上国や地域にまず進出する計画を明らかにした。

Standigm

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人工知能によって、新薬開発に必要な日数が圧倒的に短縮できた場合、どのような変化が起こるだろうか? まず、開発費の負担が減った製薬会社としては、従来よりも多くの新薬を開発することで、開発が終わった後も、後続の薬品を継続改善していくことができるだろう。新しい病気が出現したときにも、それに対応する薬を開発する日数が短縮され、それに対するより迅速な対応が可能になるだろう。

Standigm」は、人工知能とシステム生物学の成果を製薬分野に適用し、大規模な医療・生物学情報により、薬物効果を予測するモデリング技術を開発中である。 これにより、新薬開発の過程で薬物候補群を決定したり、臨床患者を選別する上で最適化レベルを向上させることができるようになる。その結果、これまで10年以上の期間と、8億ドル以上の費用がかかっていた薬の開発期間とコストを大幅に削減できるようになる。

現在 Standigm は、「薬物の組み合わせの有効性予測」をテーマに、世界十大製薬会社である AstraZeneca の主催で開かれた Dream Challenge に参加している。

Fluenty

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外国語の勉強をしてみると、最も多く接する本のタイトルは、「よく使う文例500選」のようなものである。実際に、私たちが毎日使う言葉は、個人により偏りはあるものの、あまり多くの文章にはならない。特に個人間の簡単な挨拶は、ほとんどのパターンが決まっている。このような日​​常的な言葉はあえていちいち入力しなくても、いくつかの推奨される選択肢から選ぶことはできないだろうか?

このような考えから始まったスタートアップが「Fluenty」だ。 同社が開発したテキスト深層学習ベースの「Talky」は、4億件以上の会話データに基づいて、スマートウォッチとスマートフォンユーザーのメッセージングの利便性を向上させることができるようにするアプリである。代表のキム・カンハク(김강학)氏は、今後のユーザ行動を予測することでメッセージングを提供する、「予測型サービス」として開発していく計画だという。

個人が使用する表現の多くは反復的な表現ではあるが、気分・状況に応じて表現する方法が個人ごとに少しずつ異なることも事実だ。Talky のようなサービスは、個人間の微妙な表現の違いを反映していなければ、相手には当惑するようなテキストが送信されることもある。 特に日常的に繰り返される会話を最も多くする相手が、親しい友人や同僚などであることを考えれば、そのような危険性は少なくないだろう。Fluenty も、このようなユーザ個人に依存する問題に挑戦し続けることになるだろう。

Scatter Lab

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今年の初め、Appleは人の表情を分析し、感情を読み取ることができる人工知能の分野スタートアップ Emotient を買収した。Emotient は、1日10万個の表情を収集し、分類して表情認識能力を向上させることができる技術の特許を保有しており、1970年代には、すでに感情に基づいて顔の筋肉の動きが生じるかどうかの研究していた、心理学者 Paul Ekman 氏のアドバイスを受けている。 これにより、Facial Action Coding System と呼ばれる感情の読み取り技術を開発している。Wall Street Journal は、Apple がこの技術を何に利用するかは明らかではないと伝えている。

韓国にも感情分析に関連するスタートアップがある。 Scatter Lab は、GingerTEXTAT というアプリを通じて、カップル間のコミュニケーションのパターンを分析し、それに関連する情報を継続的に教えてくれる。Ginger はカップル専用アプリ「Between」と、TEXTAT は「カカオトーク」の会話の内容を分析することができる。話し方の変化や返信にかかった時間、応答の長さなどから、ユーザの気分や生活パターンを認知して、それに対する分析と対応策を提案してくれるのだ。今後は Ginger と TEXTAT で収集されたカップルのデータに基づいてユーザを拡大し、状況や雰囲気に合わせてデータをガイド形式で提供することもできるだろう。

ただし、Ginger と TEXTAT は、行き過ぎた有料化により、最初にアプリを使ってもらうのが容易ではない点を改善する必要がある。 最初に提供される〝ニンジン1本〟では提供されているレポートのいずれかしか見ることができない。Scatter Lab のサービスが素晴らしいとしても、体験ができないサービスに顧客は対価を払わない。各レポートの一部を無料で開放してみてはどうだろうか?

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【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

チャットを分析する人工知能スタートアップ、韓国のScatter Labが約1.4億円を調達——日英版の開発に着手

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チャットを用いた、ビッグデータによる感情分析スタートアップ Scatter Lab が、Softbank Ventures Korea などから、シリーズAラウンドで13億ウォンを資金調達した。調達の内訳は、Softbank Ventures Korea と KTB Network から、それぞれ6億5千万ずつである。 Scatter Labは、チャットが持っている価値をより多くの人々に提供するこ…

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チャットを用いた、ビッグデータによる感情分析スタートアップ Scatter Lab が、Softbank Ventures Korea などから、シリーズAラウンドで13億ウォンを資金調達した。調達の内訳は、Softbank Ventures Korea と KTB Network から、それぞれ6億5千万ずつである。

Scatter Labは、チャットが持っている価値をより多くの人々に提供することを目的として、2011年に設立された感情分析の専門スタートアップである。チャットの内容を分析し、状況を認知して感情情報を生成する人工知能アプリ「Ginger」をサービスしている。 Ginger は、VCNC のカップル専用アプリ「Between」とコラボレーションしており、話し方や、返事をやりとりするのにかかった時間を分析、ユーザの気分や生活パターンを認知して、相手に送信すべき適切な情報をアドバイスしてくれる。

Ginger のユーザは、「最近、否定的な表現が多くなった」とか「相手の就寝時間がますます遅くなっている」などの情報をプッシュメッセージとして受け取ることができる。また、相手が会話中に話した「◯◯に行きたい」あるいは「××をしたい」などのメッセージが自動的に認識され、ウィッシュリストに保存されていく。チャットに基づいて相手の心理状況を分析し、それに合った対応案を提案してくれるのだ。

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今回の投資をリードした Softbank Ventures Korea 審査役のチェ・ジヒョン(최지현)氏は、投資に至った背景を次のように説明した。

チャット分析を介して、メッセージをやりとりしている相手のの心理状況を認知し、興味深いコンテンツを提供するサービスに対する需要は、様々な分野で増加し続けるだろう。テキストチャットを扱う他サービスへの拡張が容易であるという観点から、チャットサービス市場では成長が期待できるだろう。

Scatter Lab の代表を務めるキム・ジュンユン(김종윤)氏は、次のようにコメントしている。

人工知能との愛を扱った映画「Her」を見て、友人のように相談もしてくれ話し相手にもなってくれるアプリ Ginger のインスピレーションを得た。今回の調達を通じて、英語と日本語に言語を拡張して、様々なメッセンジャーとのコラボレーションを通じて、愛好家のためのサービスを越えて、様々な人間関係にビジネスを展開していく予定だ。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】

【インタビュー】スマホのキーボードを置き換えてネイティブな英語が習得できる「Ginger」のモバイルアプリ [後編]

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[インタビュー前編はこちら]      英文の修正と、表現の候補を提案してくれるリフレーズ機能を搭載したGinger   ネイティブにとっては生産性ツール、日本では学習ツール では、ユーザーはどんな風にGingerを活用しているのか。面白いことに、Gingerの最大のユーザーグループは米国、次いでイギリスとどちらも英語を母国語とする国だ。ネイティブスピーカーも英語を間違えるし、…

[インタビュー前編はこちら]

 

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英文の修正と、表現の候補を提案してくれるリフレーズ機能を搭載したGinger

 

ネイティブにとっては生産性ツール、日本では学習ツール

では、ユーザーはどんな風にGingerを活用しているのか。面白いことに、Gingerの最大のユーザーグループは米国、次いでイギリスとどちらも英語を母国語とする国だ。ネイティブスピーカーも英語を間違えるし、特にモバイルでは“typo”(打ち間違い)も発生しやすい。英語圏では英文を書く際の一種の生産性ツールとして利用されているのだ。また、ビジネスシーンより、FacebookやTwitterなどのSNSに投稿する際の活用が目立つという。

一方の日本ではどうか。デスクトップとブラウザのユーザーを対象にアンケートを実施したところ、単なるスペルチェックのツールではなく、英語上達ツールとして捉える人が多いことがわかった。ビジネスの現場で使われることが多く、他国に比べてビジネスシーンが男性主導であるためか、利用者の90%が男性でその多くは30〜49歳だ。

「Gingerはさまざまな理由で活用されているけれど、日本では仕事で活用する人が多い。ユーザー数でみると日本は世界で4〜5位、売り上げでみるとGingerにとって第3位の国だ。今回のAndroid向けキーボードアプリのリリースが日本ユーザーの増加に貢献することを願ってる。日本人は英語学習に意識が高いし、すごくハングリーだからね」。

イスラエルと日本の協業にあるポテンシャル

Gingerのチームは全員、イスラエルの経済・文化の中心地であるテルアビブにいる。次々イノベーションが生まれるイスラエルはまさにスタートアップにもってこいの場所だという。リスクに対する考え方が保守的だと言われる日本に比べて、イスラエルはその真逆。自分で何かを始められのに、なんで人のために働くんだ?という考え方が一般的。良くも悪くもルールを壊すし、固定概念で考えることをしない。その結果、たくさんのイノベーションやプロダクトが生まれている。現に、国民1人当たりの特許取得数は世界2位だ。

その一方で、日本のSONYやTOSHIBAのような巨大テクノロジー企業も生まれていないのだという。みんなリスクを取り続けるため、スケールしにくいのかもしれない。異なる点も多い日本とイスラエルだが、共通点もあるとDuduは話す。

「日本とイスラエルの相性は素晴らしいと思う。お互いにない部分を補うことができる。また、テクノロジーやイノベーションへの愛やパッションは共通して持っている。Gingerも日本で適切なパートナーと協業できればいいと思っているよ」。

恥ずかしがらずにまず書けばGingerが教えてくれる

今後、ますますモバイルとアジアにフォーカスしていくGinger。その中でも、英語学習市場でNO.1規模の日本には一層力を入れていくという。次の大きなマイルストーンは、クロスブラウザーのiPhone版のキーボードアプリ。また今後、アプリの上で機能する類義語や翻訳といった機能も提供していく予定だ。

Gingerという製品を、GoogleのスペルチェッカーやマイクロソフトのWordと比べる人もいる。でも、実際に使ってみると単なるスペルチェッカーにとどまらず、英語の学習ツールであることがわかる。Gingerが敢えて英文をオートコレクトしないのは、ユーザー自身に自分のミスを認識してもらうためだ。

「日本人には完璧主義者が多い印象を受ける。でも、それは語学の学習に関しては邪魔なハードルになってしまう。たくさん間違わなければ上達しない。恥ずかしがらずに、とにかく書いてみてほしい。書き始めてみれば、Gingerがコレクトしてくれるから」。

Gingerの「Spell Check & Grammar Keyboard」は、Google Playでダウンロードできる。

【インタビュー】スマホのキーボードを置き換えてネイティブな英語が習得できる「Ginger」のモバイルアプリ [前編]

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昨年4月の日本正式ローンチで大きな反響を呼んだ「Ginger」。フリーミアムモデルの本格英文チェッカーを使うことで、よりネイティブで自然な英文を書くことができる。これまでブラウザとデスクトップに対応していたGingerだが、この度Android向けキーボードアプリ「Spell Check & Grammar Keyboard」をリリースした。2週間利用できる無料のトライアル版と、買い切り9…

昨年4月の日本正式ローンチで大きな反響を呼んだ「Ginger」。フリーミアムモデルの本格英文チェッカーを使うことで、よりネイティブで自然な英文を書くことができる。これまでブラウザとデスクトップに対応していたGingerだが、この度Android向けキーボードアプリ「Spell Check & Grammar Keyboard」をリリースした。2週間利用できる無料のトライアル版と、買い切り990円のプロ版がある。プロ版へのコンバージョンが5%ほどのGingerだが、日本語キーボードアプリに関しては最初からプロ版をダウンロードするユーザーが多いという。CMOであるDudu Noy氏に原宿のカフェで話を聞いてみた。

スマホのキーボードを置き換えて機能する英文チェッカー

Androidではスマートフォンのキーボードを置き換えることができるため、Eメール、FacebookやTwitterのなどSNS、またブラウザを閲覧する際などいつでもGingerのキーボードを活用できる。日本語と英語の切り替えにも対応しており、日本語テンキーやフルキーボードもある。例えば、日本人がやってしまいがちな「I will go more faster」と入力する。すると、修正内容が表示され、タップすることで修正が文章に反映される。

また、文章のコンテキストも加味してくれるのがGingerの素晴らしさ。「Hello world」と入力したいのに、誤って「Hello word」と入力してしまったとしよう。Wordという単語自体は存在するものの、Gingerはコンテキストを読み取ってwordをworldに正しく置き換えてくれる。さらに、キーボードのスペースキーの左横にある赤いマークがリフレーズ機能だ。一つのことを表現するためのさまざまなバリエーション候補を提示してくれる。実際の表現を見ることで初めて、そうそうそれが言いたかった!とスッキリする。

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ユーザーが書く場所すべてで提供するUX

プロダクトに着手し始めた2008年から5年が経つGinger。その独自性や特許などは自然言語理解のテクノロジーにある。自然言語を解析し、エンドレスな改善を繰り返すことでプロダクトは洗練され続けている。今回日本語版がリリースされたキーボードアプリは、既に60ヶ国語で提供されている。Android向けキーボードアプリのリリースは、Gingerの根幹にあるフィロソフィーを反映したものだという。

「私たちのフィロソフィーは、“Be wherever the user writes as they write”なんだ。だから、既存のデスクトップとブラウザーのユーザーエクスペリエンスを、モバイルでも提供したかった。今はみんながモバイルで書いているからね。iPhoneにも対応したクロスブラウザーのアプリケーションもリリースする予定だ」

コンテキストを加味した辞書のパーソナライゼーション

アプリの重要なポイントの一つは、パーソナライゼーションだ。アカウントを一度作成すると、それはデスクトップ、ブラウザ、モバイルでクロスプラットフォームに機能する。Gingerのパーソナライゼーションの鍵はその辞書。特有の単語を辞書に追加できる他、辞書をコンテキストから修正してくれる。例えば、GingerのCMOの名前はDudu。通常の辞書であれば何かの間違いと認識されるかもしれないが、連絡先にDuduという相手がいれば正しいと判断される。

また、Gingerの目玉機能でもあるリフレーズは、アプリでは以下のようなシンプルな手順で活用できる。他にも、アプリの見た目をテーマとレイアウト設定で自分好みに変更することもできる。

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[インタビュー後編につづく]

人気本格英文チェッカー「Ginger」が予想する、認識技術に基づいたプラットフォームの成熟

※本稿は、The Bridgeでも紹介した英文チェッカー「Ginger」のCMOであるDudu Noy氏による寄稿記事だ。Gingerについては、「恥ずかしい英語におさらばできる無料の本格英文チェッカー「Ginger」が日本で正式ローンチ」を読んでみてほしい。2013年12月には、Androidに対応した英文入力アプリ “Ginger Keyboard” の日本語版をリリースしている。 2014年…

Dudu Noy※本稿は、The Bridgeでも紹介した英文チェッカー「Ginger」のCMOであるDudu Noy氏による寄稿記事だ。Gingerについては、「恥ずかしい英語におさらばできる無料の本格英文チェッカー「Ginger」が日本で正式ローンチ」を読んでみてほしい。2013年12月には、Androidに対応した英文入力アプリ “Ginger Keyboard” の日本語版をリリースしている。


2014年はCaaSの年と記憶される、あるいは  「Cognition-as-a-Service(サービスとしての認識(技術))」がプラットフォームとして成熟する年になる − Ginger Softwareは、こう予想する。「認識力」は歴史的にも生物における非常に複雑な特質とされている。判断、問題解決、学習、論理的思考、作業記憶を司り、言語だけでなくその能力は、コンピュータサイエンスの多角的な視点から少しずつ解き明かされてきている。

メインフレームからPC、インターネット、クラウド、SaaS、さらにはユビキタスなスマートモバイルまで、過去30年間のコンピューティングの主要な進化過程を見ると、新領域においては大きな転換はないが、拡張はされていることがわかる。同様にCaaSが描く未来は、アプリやサービスをより知的に直感的に動作させ、さらに会話や質問、指令を可能にし、高い効率性と利便性をもってタスクを完了できるようになるだろう。

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AppleのSiriは、日常的に使われる認識技術として最も有名であるが、Googleが最近行っている会話の文脈を考慮したモバイル向け検索サービスは、拡張的な認識技術領域においてSiriに迫りつつある。双方ともに利用するデバイス自体はユーザーの手の中にあるものの、クラウドサービスではあるので、インターネット接続環境下で動作する。Googleの検索は必ず接続が必要であるが、Siriはスマートフォンのアプリで利用される場合はその限りではない。

音声入力を有効にするための2つの要因である音声認識と自然言語処理(NLP)を行うためには、膨大な量の情報を処理するアルゴリズムを動作させる環境が必要であり、それは手で持って操作できるテクノロジーの域を超えているのだ。

NLPとは、無限に広がる言語の多様性を意味し、ひいては人類を意味し、ゆえに壮大なチャレンジと解釈できる。従来のNLPは、インプットされる情報を既知のインプット情報のリストから探すという柔軟性のないソリューションであった。リストは言語処理を行うために十分な長さになることはなく、凝り固まったルールは新しい言語に適用できなくなるため、恐らくユーザーにおける スマートアシスタントとの会話は、多くストレスを感じるものだったのではないだろうか。

ユーザーが真に必要としているのは、日常使われるような文章を簡単に理解してくれるアプリなのである。例えば、 「ゆうこはりんごが食べたい」という文章を 「ゆうこは欲望を持ち、食べる能力がある何か」 であり、「りんごとは食べられる何か」であると認識できるアプリなのである。想像するのはたやすいが、そのアプリには高度な技術が必要となる。しかしながらGingerをはじめ、数社がそれを可能にしつつあるのだ。

AppleとGoogleだけがその領域に注目しているわけではない。IBMという技術界の巨人が、アメリカの人気クイズ番組 「This is JEOPARDY!(ジョパディ!)」を制したあの 「ワトソン」と同等のレベルというソフトウェアで参入を果たした。たった数ヶ月で医学大に通う2年生と同じ能力を習得できると診断されたそのソフトが、APIとツールキットによってアプリ開発者に提供されるのである。この出来事は、認識技術を搭載するアプリが ワトソン をクラウド上でホスティングされるようになるということだ。IBMのホスティングビジネスにとっても明らかに良いニュースである。

技術ビジネスにとって、プラットフォームモデル は無論新しいものではない。IBMでは近年、数千にものぼる開発者が所属するソフトウェアコミュニティの内部プロジェクトから発足させた 「Websphere application server」というサービスを自身で手がけている。Salesforce.com は、Force cloudというアプリ開発のプラットフォームをもっており、同様にAmazonも、Amazon Web Servicesという独自のストレージおよびサーバー構築のレンタルサービスを行っている。

それらのサービスとCaaSのプラットフォームとでは、一体何が異なっているのか。それは、認識技術はオペレーティングシステムの裏側で稼働しているということだ。アプリはプラットフォーム上で開発され、次々と入力される未知の文脈へ習得した知性を適用していくのである。

GingerはまだAPI機能を公開していないが、近い将来我々のもつ高度な認識技術を世界中の人へ提供していく予定だ。Gingerの技術は、自然言語習得を応用した認識における統計的なアルゴリズムを用いており、ウェブにある何兆という英語の文章データベースを参照している。これにより、ユーザーがアプリを通じてどんなコミュニケーションを試みているのかを理解し、MS OfficeのアプリケーションやGmail、Facebook上などどこでも英文のミスとよりよい表現を提示できるのである。

ひとつだけ確かなことは、認識技術領域を手がけるのはとても面白く、認識技術に基づいたコンピューターが2014年にどう進化するのか今後目が離せない、ということである。

無料の本格英文チェッカー「Ginger」が、入力候補を提案する英文予測機能を追加

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今年4月に正式リリースされた無料の本格英文チェッカー「Ginger(ジンジャー)」から、新機能「Rephraser(リフレイザー)」がリリースされた。1.5兆を越える英文のビッグデータ統計分析によって、自然な英語表現を予測し、入力候補を提案してくれるというものだ。 Gingerは2008年にイスラエルで立ち上げられたスタートアップで、そのユーザ数は月間100万人を超える。日本では、正式リリースから…

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今年4月に正式リリースされた無料の本格英文チェッカー「Ginger(ジンジャー)」から、新機能「Rephraser(リフレイザー)」がリリースされた。1.5兆を越える英文のビッグデータ統計分析によって、自然な英語表現を予測し、入力候補を提案してくれるというものだ。

Gingerは2008年にイスラエルで立ち上げられたスタートアップで、そのユーザ数は月間100万人を超える。日本では、正式リリースから10週間で7万人のユーザが活用している。何十億にもおよぶ英語のフレーズを解析し、独自のアルゴリズムで文脈にあった単語や表現を提示してくれる優れたサービスだ。FacebookやEメールにも対応しているため、ビジネスはもちろん、友人などとの英語のやり取りにも重宝する。

今回新たにリリースされたRephraser機能は、前回のプレス発表会の際に開発中、として言及があったものだ。英語の文章を入力しながら、その文章に含まれる単語や構文を解析することで、その後に続く文章を予測してくれる。また英語のフレーズをまるごと置き換える提案もしてくれて、より自然で完成度の高い英文を書くことができる。

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英語で文章を書くと、語彙の少なさからどうしても同じような言葉を使ってしまいがちだ。例えば、loveやhateといったありがちな言葉を、より豊かな表現に置き換えるようなレコメンデーションをしてくれる。上記の例では、”Please accept my apology”という謝りの文章を、より丁寧二する候補を挙げている。

Gingerの基本機能である英文チェッカーは無料だ。自分が繰り返ししているミスを特定し、それに応じて学習できる学習機能付き英文チェッカーは、月額4.9ドル、もしくは3年プラン59ドルで用意されている。学習機能付き英文チェッカーに文章読み上げ機能がついたプランは、3年間149ドルだ。

対応OSはWindowsで、マイクロソフトのWordやOutlook、PowerPointなどでも使える。ブラウザでの利用は、IE、Firefox、またGoogle Chrome、Safariの最新版。GingerのRephraser機能は、デモページから試すことができる。基本機能の英文チェッカーも、公式サイトで試してみてほしい。

恥ずかしい英語におさらばできる無料の本格英文チェッカー「Ginger」が日本で正式ローンチ

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イスラエル発の英語学習アプリ付き英文チェッカー「Ginger(ジンジャー)」が、日本で正式にリリースされた。ブラウザにインストールもしくは専用ソフト(Microsoft Office対応)をダウンロードすることで、書いている英文に対して自然なネイティブの英語をレコメンドしてくれる。2008年のリリース以降、月間アクティブユーザは100万人を超え、ダウンロード数は200万を突破した。英文が、Ging…

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イスラエル発の英語学習アプリ付き英文チェッカー「Ginger(ジンジャー)」が、日本で正式にリリースされた。ブラウザにインストールもしくは専用ソフト(Microsoft Office対応)をダウンロードすることで、書いている英文に対して自然なネイティブの英語をレコメンドしてくれる。2008年のリリース以降、月間アクティブユーザは100万人を超え、ダウンロード数は200万を突破した。英文が、Gingerが提案する候補に訂正される数は、月間1,100万件以上に及ぶ。

今回の正式ローンチに際して、イスラエルからプロダクトマーケティングの責任者であるDavid Noy氏が来日した。プレスカンファレンスでは、500 Startupsのメンターでもあり、東京を拠点とするエイリアン・アイのJames Hollow氏が通訳として登場。同社は日本のグローバル競争力を高めるために最適な製品やサービスを海外から持ち込み、その普及を支援している。

Gingerを一言で表すなら、「ネイティブみたいな英語が使えるようになる」サービスだ。既存の英語ツールに見られる単純なスペルチェックだけでなく、文法チェックや文脈に基づいた表現までも教えてくれるのだ。ビジネス文書やメールはもちろんのこと、Facebookに投稿する際にも使える。インターネット上にある何十億もの英単語やフレーズを言語解析および統計解析するコアテクノロジーが、高いレコメンドの精度を実現している。

Gingerには2つのモードがある。スペル・文法チェックをしてくれる「英文チェッカー」と、「学習アプリ」。文法チェックでは、前置詞の間違いから過去形にすべきところを現在形にしているといった細かいチェックに対応。現在はMicrosoft Office版として提供される学習アプリは、訂正された英語表現や文法を正しく覚えるためのモードだ。自分が頻繁にしているミスを特定できるため、苦手なポイントを集中的に克服することができる。またイギリスとアメリカ英語で発音もしてくれる。

英文チェッカーは完全無料、学習アプリは月額4.9ドルもしくは3年プランで59ドルだ。また、今回世界で初めてお披露目されたのが、リフレーズ機能。正式リリースはまだ少し先だというが、ただ間違いを修正するだけでなく、以下の写真のようにより良い表現の選択肢を提供する。

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現在はアメリカ、イギリス、東アジアにユーザが多いGingerだが、今回の正式ローンチからもわかるように日本市場を非常に重要視している。世界で英語を第二言語として利用する人数は10億人以上で、グローバル化が進むについれて英語を習得するニーズは高まる一方だ。世界の603億ドルといわれる英語市場の、実に10%を日本が占める。また日本市場では、デジタル学習が占める割合も21%と他国に比べて大きい。Noy氏はこう説明する。

よく、Gingerはなぜシリコンバレーではなくイスラエルから生まれたのか、と聞かれる。確かにシリコンバレーはテクノロジーのメッカで、かつ英語を母国語としている。でもGingerは、英語を母国語にしていないイスラエルだからこそ誕生したサービスだ。イスラエルは厳密には島国ではないものの、ヘブライ語を話す世界唯一の国。そのため、より一層英語を話すニーズを感じる。ここは日本人とイスラエル人にある共通点だと思う。

また今回のプレスカンファレンスでは、イスラエルがスタートアップ国家であるということにも言及があった。1948年に生まれた歴史の短い国家で、人口はわずか700万人。だが、国を挙げてITやテクノロジー業界の繁栄に取り組んでおり、世界一を誇るイノベーションメトリクスがあるという。米国以外の企業でNASDAQに上場する企業数は最も多く、また人口比率でのハイテクスタートアップ起業率も高い。

そんな小さなテクノロジー大国から生まれた注目のサービスであるGingerは、45人のチームから成る。そのほとんどが開発者とR&Dだ。これまでに、エンジェル投資家やベンチャーキャピタルら2100万ドルを調達しており、筆頭出資者は香港のHorizon Venture Capitalだ。BtoCプラットフォームのGingerだが、今後は教育機関や企業への導入なども検討しているという。3ヶ月ほど前にリリースしたAndroid版についても、近いうち日本でリリースされる予定だ。