Google HomeやAmazonのEchoをはじめとして、スマートスピーカー市場は世界のコンシューマ向けテック製品の領域において、もっとも伸びている市場のひとつだ。分析調査会社 Canalysのリサーチによると、2018年の第一四半期には、これまでスマートスピーカー市場ではトップを走っていたAmazonをGoogleが初めて抜いたという。 Canalysの調査内容によれば、2018年第一四半期…
Google HomeやAmazonのEchoをはじめとして、スマートスピーカー市場は世界のコンシューマ向けテック製品の領域において、もっとも伸びている市場のひとつだ。分析調査会社 Canalysのリサーチによると、2018年の第一四半期には、これまでスマートスピーカー市場ではトップを走っていたAmazonをGoogleが初めて抜いたという。
世界の中でもこの市場が特に盛り上がっているのが中国で、アリババが開発したスマートスピーカー「Tmall Genie」は昨年7月にリリースされたばかりだが、既に200万台を売り上げており急速に伸びている。Xiaomiも同時期にスマートスピーカー Mi AIを、テンセントもTingtingをリリースしている。
本稿は、VR や音声インターフェイスなどの先端テクノロジーを活用した UX/UI 領域で事業展開している、WHITE の CEO 神谷憲司氏による寄稿である。 「AIスピーカーが私たち暮らしをどう変えるのか」をテーマに、主に海外先行事例やAIスピーカー界隈のスタートアップの紹介と、そこから予測される日本市場での活用方法などを解説していただく。 10月頭に Google Home が日本で発売され、…
本稿は、VR や音声インターフェイスなどの先端テクノロジーを活用した UX/UI 領域で事業展開している、WHITE の CEO 神谷憲司氏による寄稿である。
Google も、今年の4月にサードパーティー向けて Google Assistant SDK を公開した。家電・音響メーカーなど複数のサードパーティーが、Google Assistant を搭載する AI スピーカーを発表している。こちらも今後はスピーカーだけでなく、さまざまな家電・デバイスに組み込まれていくと考えるのが自然だろう。
そうすると今後、音声インターフェイスを使ったプロダクトを考える場合、「AI スピーカーの上で何をするか」ではなく、Alexa や Google Assistant などの音声認識エンジンをいかに使って、スピーカー以外のどんなプロダクトをつくるかが、一つのポイントになってくるのではないだろうか。