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VRやモバイル360°コンテンツ向け広告配信プラットフォームのImmersv、1,050万ドルを調達——gumi國光氏がボードに参加、日本からEast Vやメタップスらが出資し、Supershipやユナイテッドとも提携

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Immersv は、VR(仮想現実)や360°モバイルアプリやゲーム向け広告プロバイダとしての位置付けを強化するため、1,050万ドルを調達した。 今回の新ラウンドは、VR 市場とその類似市場である(モバイルデバイスを使って、人々が360°画像を見られる)モバイル360°への、激励の表明だ。VR 企業の中には資金が枯渇してしまったところもある中で、Immersv の調達は、この新興市場で売上をあげ…

Image credit: Immersv

Immersv は、VR(仮想現実)や360°モバイルアプリやゲーム向け広告プロバイダとしての位置付けを強化するため、1,050万ドルを調達した。

今回の新ラウンドは、VR 市場とその類似市場である(モバイルデバイスを使って、人々が360°画像を見られる)モバイル360°への、激励の表明だ。VR 企業の中には資金が枯渇してしまったところもある中で、Immersv の調達は、この新興市場で売上をあげている企業に対しては、投資家が喜んで資金を提供しようとしていることがわかる。

カリフォルニア州エメリービルに拠点を置く Immersv の CEO Mihir Shah 氏は、GamesBeat とのインタビューで、現時点ではモバイル360°コンテンツが広告売上を伸ばしつつあるが、VR や AR(拡張現実)のもたらす可能性は大きいと答えている。

我々は実際に売上を上げているが、純粋に VR だけにフォーカスしようというわけではない。VR は、我々が資金調達をしやすくしてくれた。

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今回の投資ラウンドは Rogers Venture Partners がリードインベスターを務め、Foundation Capital、The Venture Reality Fund、Initial Capital、East Ventures、HTC Vive、MCJ、グリー、i-mobile、メタップス、Gigi Levy 氏が参加した。Rogers Venture Partners のゼネラルパートナー Paul Sestili 氏と、gumi の創業者で CEO の國光宏尚氏が Immersv のボードに加わった。

Immersv がインタラクティブな360°広告と自動リアルタイム入札機能を組み合わせた同社のプラットフォームに、新たな勢いを見出す中で、この調達はもたらされた。(Shah 氏によると、このプラットフォームを使えば、VR アプリや VR ゲームに加え、AR やモバイル360°コンテンツに広告を簡単に提供することができる。)

Immersv のチームメンバー
Image credit: Immersv

Shah 氏は、Immersv が最近、同社の新しいプラットフォームに広告を提供してもらうため、世界最大の DSP や SSP 15社と契約したと語った。現時点でのパートナーは、Tremor Video(アメリカ)、YuMe(アメリカ)、Bidswitch(アメリカ)、 ironSource(イスラエル)、Supership(日本)、ユナイテッド(日本)など。日産、ハワイ観光局、(炭酸飲料の)マウンテンデューといったメジャーブランドが、VRやモバイル360°でキャンペーンを成功させている。

Rogers Venture Partners の Paul Sestili 氏は、声明の中で次のようにコメントしている。

Immersv は、インタラクティブデジタル広告の次の波のリーダーだ。

モバイル360°や VR 広告では、広告を最後まで見てもらえる率が高く、クリックスルーレートや包括的なエンゲージメントレートが、ブランドにとってもパフォーマンス広告にとっても高い。こういった新しい広告フォーマットの中心的マーケットプレイスとして、Immersv は広告主のコンテンツパブリッシャの両者に対して、重要な価値を提供していける良い状況にある。」

Immersv は調達した資金を使って、プロダクト開発を加速し、パートナーとの連携を通じて広告の利用可能在庫を拡大し、世界的なブランドやパフォーマンスマーケターをモバイル360°や VR の世界に引き入れる。Immersv の現在の社員数は15人だ。

VR の成長がまだ遅い点について、Shah 氏は次のように語った。

私の見解では、人々は VR に過度に高い成長を予想しているというものだった。そのギャップは成長率についてのものであって、成長していないというわけではない。ヘッドセットの普及やコンテンツの供給も十分では無い。しかし、我々は長期的に強気でやるつもりだ。

Shah 氏は、その目新しさからも、VR 広告が確実にユーザの注目を集めていくだろうと語った。

私が今までに見てきた中で、(VR 広告は)マーケティングをする上で最高の場所だ。我々は毎日、売上を上げている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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仮想現実(VR)を広告でマネタイズするImmersvのモデルとは

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<ピックアップ> Immersv enables virtual reality developers to advertise their games in other VR apps 仮想現実(この市場を語るには拡張現実をセットにすべきですが)世界がPC、スマホモバイルの次と言われる中、「ビジネスモデルはどうなるの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。特にインターネット世界で…

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Image Credit: Jeffrey Grubb/GamesBeat

<ピックアップ> Immersv enables virtual reality developers to advertise their games in other VR apps

仮想現実(この市場を語るには拡張現実をセットにすべきですが)世界がPC、スマホモバイルの次と言われる中、「ビジネスモデルはどうなるの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。特にインターネット世界でも主要なモデルである広告はこの新しいユーザーインターフェースの世界観でどのように変化するか興味深いところです。

この一つの答えを用意しているのがImmersv。アプリ紹介によるリワードモデルを構築したTapjoyのCEOを務めていたMIHIR SHAH氏が共同操業したサービスで、主にVR向けのゲームメーカーに対して提供される広告プラットフォームだそうです。

Re/codeの方でもうちょっと詳しく書かれた内容によると、YouTubeのプレロール広告(動画が再生される前に挿入される広告)をVRデバイスに最適化したものだそうで、GoogleのCardboardとSamsungのGear VRに対応するところから始まるとのこと。

Immersvのパートナーパブリッシャの無料のゲームをやったら中央に広告が出てきて、別のゲームを紹介するという、まあいわゆるTapjoyのVR版なんでしょうね。同社いわく、テスト段階では79パーセントのユーザーがゲームが始まる前のコマーシャルビデオを最後まで見ていたということで、なかなか体験性はよさそうです。

映画館で見る予告映像がありますがあんな感じなんでしょうかね。ゲームやりたい人が別のゲームの広告を見るのはある意味理にかなってますし。

と、あれこれ書きましたがとにかく情報がまだ少なく、VRみたいな体験性の塊のような事例を文字で説明するのは本当に難しいので、早く世に出てきて体験してみたいです。

via VentureBeat

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