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愛される起業家であるべきだ−−コムニコ林氏が語る「経営者に必要な素質」

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起業家へと進む道は人それぞれだ。どんな道であれ、起業家である限り出資者やユーザに対して利益をだし、自社を成長させることが求められる。 コムニコの代表取締役社長であり、インバウンドマーケティングの手法を日本に取り入れているマーケティングエンジン取締役の林雅之氏は、大手銀行からメーカー勤務を経て、マーケティングの世界に入った人物だ。 大企業からベンチャーへと進み、現在2つ目のスタートアップを実践してい…

起業家へと進む道は人それぞれだ。どんな道であれ、起業家である限り出資者やユーザに対して利益をだし、自社を成長させることが求められる。

コムニコの代表取締役社長であり、インバウンドマーケティングの手法を日本に取り入れているマーケティングエンジン取締役の林雅之氏は、大手銀行からメーカー勤務を経て、マーケティングの世界に入った人物だ。

大企業からベンチャーへと進み、現在2つ目のスタートアップを実践している林氏が、MOVIDA SCHOOLで語った経営者に必要な素質についてまとめた。

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大企業とベンチャーの違い

大企業とベンチャーを両方経験して感じたのは、大企業は基礎能力が高い人が多い。大企業だからこそチームとしての協働意識を強く持っており、組織としても優秀な人材を採用するノウハウがある。また、大企業の経験がベンチャーで役立つこともある。営業職出身の人は、様々な経験を積んでおり業種が変わってもその経験を活かす機会を作りやすい。スタートアップで大企業の営業出身が多いのもそのためだろう。時には、大企業独自の慣習もあるが、多くの経験は起業や組織運営の中でいきてくる。

創業メンバーは仲良しでなくてよい

創業メンバーは、必ずしも仲良しでなくてよい。大事なのは、いかに価値観を共有できるかだ。そのためには、育った環境や何に対して怒りを覚えるか、お金に対する考え方といった価値観が合っているほうがよい。

また、メンバーそれぞれが自分に足りない何かを持っており、互いに補える関係であることは大事だ。価値観を共通しつつ、互いに違った能力を持っていることで、柔軟な対応ができる組織となる。

リーダーシップを持てる人がリーダーになる

スタートアップは、スピーディーに決まる組織づくりが必要だ。創業メンバーだからといって、合議制で進めていてはスピード感はない。自然に話をリードし、決定の一言が言える人がリーダーになるべきだ。そうではない人がリーダーになると、意見の集約と決定が生まれにくい。リーダーシップが持てる人をリーダーにたてよう。

言い切る自信を持つ

自信はとても大切だ。「今日よりも明日が良いものになる」という考えをリーダーは持とう。言い切る自信を持たなければ、組織は従いてこない。自信家であり、言い切る自身を持つことでまわりの人を巻き込み、結果として考えを実現できるようになっていく。

経営者がすべての責任を持つ

経営者は、投資家や社員への責任を強く意識しなければいけない。企業の成長がなによりも優先であり、そのためには自分にとってやりたくないことでも積極的にやる覚悟を持ち、利益を出していく。企業に関するあらゆることは、経営者の責任であることを忘れてはいけない。

知名度と優秀さは違う

有名であることと、経営者として優れていることは比例しないことがある。特に、インターネット上で有名な人には注意だ。有名でなくても、優秀な経営者は多く存在する。経営者としてしっかりと仕事をしている人を見極め、そこから学ぶ意識を持とう。

愛される起業家であること

インバウンドマーケティングは、いかに見込み顧客へリーチし、よりよい関係性を築くためのリレーションを醸成していくかが大事だ。その根底には「Lovableマーケティング」、つまり愛されるマーケティングをしようという精神がある。コンテンツを作り、知りたい情報がネット上に存在するためにみんなに惜しまず情報をだしていく。ウェブが有益であると感じてもらえる環境を作り出し、誰かの問題解決を図っていくことがインバウンドマーケティングの要素として必要不可欠だ。

起業家も誰かの問題解決を図る存在であり、社会からリスペクトされる状況になることで、起業家を目指したいと思う人が増えてくる。愛されるマーケティングのみならず、「愛される起業家」を目指して欲しい。愛される起業家が増えることは、自身にとってもまわりにとっても意味があるのだ。

U-NOTEリンク】:スクール当日にライブで記録されたU-NOTEです。合わせてご参照ください。

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