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タグ Infinity Ventures Summit 2018 Spring

ZOZOSUITは世界的先行事例ーーD2Cアパレル「FABRIC TOKYO」森氏が語る、ファッションテックが扉を開く「サイズ以外の可能性」 #IVS

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本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。 招待制カンファレンス「IVS」で台湾を訪れた。同カンファレンス初の海外開催ということで、セッション内容もディープな日本人向け経営課題の共有というよりはよりグローバルな話題が多く、また、恒例のスタートアップ・ピッチステージ「Launchpad」も半分が台湾ス…

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FABLIC TOKYO代表取締役、森雄一郎氏

本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。

招待制カンファレンス「IVS」で台湾を訪れた。同カンファレンス初の海外開催ということで、セッション内容もディープな日本人向け経営課題の共有というよりはよりグローバルな話題が多く、また、恒例のスタートアップ・ピッチステージ「Launchpad」も半分が台湾スタートアップと普段とは異なる課題に触れることができた。主催運営は大変そうだが、いい意味で国内との違いを感じられる機会になりそうだ。

さて、そんな会場で私は今回も経営者諸兄の話題に耳を傾けたのだが、多く語られていたのは「個人を力づける」時代の到来だ。大きな会社、資本から個人、信用の世界へ。所有よりも共有、お金よりも共感という世界観について問いを投げると、多くのアイデアを語ってくれた。

なかでも面白かったのがファッションテックに関する話題だ。センセーショナルなデビューを果たした「ZOZOSUIT」はこれまでなかった「ヌード寸」というビッグデータをクラウドに上げることに成功した。

人々のサイズがデータ化される世界で何が起こるか。

今年1月に社名とブランドを統一した2012年創業のD2CアパレルFABRIC TOKYO(旧ブランドはLaFabric)」の代表取締役、森雄一郎氏に今、ファッションテクノロジーで起こっている興味深い話を聞けたのでみなさんに共有したい。(太字の質問は筆者、回答は全て森氏)

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今、ファッションテックではZOZOSUITが話題だ。以前の取材でもテクノロジーによる採寸アイデアを聞いたことがあったが、森さんはその辺りの事情に詳しい。そもそもあの手法を採用したようなスタートアップ事例を知っているか

「(知る限り)全身採寸をあの手法でやったのは初めて見ました。以前のモデルについては、イスラエルでもセンサーを埋め込んだタイツをユーザーに着てもらって採寸し、ジーンズを作るという例はありました。また、体重計スタイル(※ShapeScale)についてはようやくクラウドファンディングに進んだかどうかというステージ。立ち上がりがいいとは言えないですね」。

ボディスキャンして採寸データを集めるという事例は世界的にも珍しい事例になる

「世界的に見てもすごく早いです。私も各国にファッションテック系のスタートアップと繋がりがありますが、メッセージがいくつも届きましたよ。あれってどうなってるの?って(笑」。

FABRIC TOKYOでも実店舗やポップアップを使ってユーザーの採寸をしている。ZOZOSUITで驚いた点は

「無料で配布した点です。これで自宅で手軽に誰でも採寸ができる。多くの事業者が想像はしていたけど、それをやってのけた。戦略と資金力ですね」。

逆にまだ物足りない点は

「レビューされた方が多く意見していたように、ヌード寸(※裸のサイズ)ではぴったりになるけど、それが自分の好みかどうかは別の問題になる点ですね。普段はダボダボなシルエットが好きな場合があるように、フィット感と定性的な趣味は異なる場合があります」。

どうやってその違和感を埋めるのか

「やはり好みのビッグデータ化は必要でしょうね。例えばファッションサブスクリプションのスティッチフィックス、ラクサス、エアークローゼットのようなモデルは多くのユーザーフィードバックを持っています。私たちもリアル店舗でこういった「主観のデータ」を集めて体のサイズ以外の情報収集を進めていますね」。

FABRIC TOKYOではこれまでもユーザーの採寸データを使ってファッションサービスを提供してきた。顧客のニーズはどのあたりにあるか

「お客さんからは洋服の買い方が変わった、と言っていただけてます。私たちは彼らのサイズはもちろん、好みも把握しています。それがワンタップで買える。利便性も含めての全体のユーザー体験がよくなった結果、おおよそ50日ぐらいの周期でお客さんがまた戻って(再購入して)くれるようになりました」。

サイズが合わないとか趣味に合わないという余計な心配がないから気持ちよくなってまた買いたくなる。もともと森さんはファッションのD2Cソリューションが強みだった。ZOZO効果もあり、今後、ファッションに関するデータをより集めやすくなる時代がきたとして、何がさらに強みとして積み上がるのか

「これまでのアパレルは製造過程が把握できませんでした。私たちも中間流通をすっ飛ばして安く、ではなく、自分たちがお金を支払って購入するファッションがどうやって出来ているか、知ることで共感してもらうという取り組みを進めています。結果的にオリジナル商品であってもウェブだけでヒットが生まれる」。

海外でもユーザーが製品を深く知ることで共感し、ミレニアル世代を中心に輪が広がる仕組みを作ろうとしている事例もみられる

「アパレルはトレンドから個人に向かってると感じてます。オーダーメイドをひとりひとりに提供できるサプライチェーンが可能になり、その人に似合うアパレルはなんだろう、1点1点作り込めるようになったんです」。

あなたのことを知って『これはいかが』と丁寧に提案してくれる体験がファッションに新しい世界を生み出すのは想像がつくとして、そこでの課題は

「生産面はまだまだアナログです。私たちも工場に対してシステムの導入をするまで時間がかかりましたね」。

ありがとうございました

彼らがロンチした4、5年前、ファッションテクノロジーはひとつのカテゴリを作れるほどのボリューム感はなかった。しかし、ZOZOの放った衝撃でこの分野が大きく動こうとしている。先行者たちが今後、ファッションテックの分野でどのようなポジションを取るのか、大変興味深い。

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IVS 2018 Spring in 台北のピッチコンペティション「LaunchPad」は、リアクション動画のオールインワンアプリ「ReCactus」が優勝 #ivs18

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本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。 8日午前、 Infinity Ventures Summit(IVS)では恒例となっているスタートアップ・ピッチコンペティション「LaunchPad」が実施され、リアクション動画の撮影・編集・投稿ができるモバイルアプリ「ReCactus(楽傑科創)」が優勝…

Image credit: Masaru Ikeda

本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。

8日午前、 Infinity Ventures Summit(IVS)では恒例となっているスタートアップ・ピッチコンペティション「LaunchPad」が実施され、リアクション動画の撮影・編集・投稿ができるモバイルアプリ「ReCactus(楽傑科創)」が優勝を獲得した。

Infinity Venture Partners の創業者でマネージングパートナーの田中章雄氏によれば、過去10年間で LaunchPad から輩出されたスタートアップ300チームのうち、約20チームが IPO、約20チームが M&A、約20チームが大型資金調達に到達しており、5チームに1チームが大きな成長を遂げているのだという。

Infinity Ventures Summit 2018 Spring の LaunchPad には、日本から7チーム、台湾から7チームの合計14チームが登壇した。LaunchPad の審査員を務めたのは次の方々。

Image credit: Masaru Ikeda
  • Joseph Chan/詹德弘氏(AppWorks/之初創投)
  • Josephine Cheng 氏(KKBOX)
  • Yvonne Chen/陳儀雪氏(WI Harper/中経合)
  • Brian Hsu/許家碩氏(Mediatek/聯発)
  • 山岸広太郎氏(慶応イノベーション・イニシアティブ)
  • 徳生裕人氏(Google)
  • 川田尚吾氏(DeNA)
  • 吉田浩一郎氏(クラウドワークス)
  • 木下慶彦氏(Skyland Ventures)
  • 本田謙氏(フリークアウト・ホールディングス)
  • 千葉功太郎氏(投資家、Drone Fund)

なお、スポンサーの Cinchy/新記 からは、ハイエンドヘッドセット「Shure」が登壇者全員に進呈された。

【1位】ReCactus by 楽傑科創(台湾)

Image credit: Masaru Ikeda

<副賞>

  • Amazon Loft Tokyo 招待ツアー、航空券2名分付(Amazon Web Services 提供)
  • Freee 50万円分(Freee 提供)
  • エビスビール360缶(AGS コンサルティング提供)
  • ヴィラージュ伊豆高原1組5名1泊分(住友不動産提供)
  • 5,000米ドル分の GCS クレジット(GrandTech Cloud Services/昕奇雲端 提供)

ReCactus は、公開されている動画に対して、リアクション動画を撮影・編集・投稿できるソーシャルアプリだ。リアクション動画を普通に作成しようとすると、公開されている元動画をダウンロードし、それを再生しながら自らのリアクションを撮影・編集し、それをもう一度 YouTube などにアップロードし直すという手間が生じる。しかも、元動画の著作権の理由から、アップロードしたリアクション動画は削除されてしまうこともあるだろう。

ReCactus では、予め著作権の課題をクリアした動画が集められ、ユーザはそれをアプリ上で再生しながらリアクション動画を撮影できる。撮影終了後は、元動画とミキシング編集され、それが自動的に YouTube などのソーシャルメディア上にアップロードされるしくみだ。2017年10月にローンチ後、月ごとのユーザ成長率は30%に達しており、北米と南米がそれぞれ3割程度ずつ、残りをロシアや東南アジアからのアクセスが占める。リアクション動画を使ったネイティブ広告や有料コンテンツでマネタイズが考えられる。iOS と Android で利用可能だ。

【2位タイ】TWO(台湾)

Image credit: Masaru Ikeda

TWO は IoT ハードデバイスで、ゴミ箱の中に貼り付けるだけで、ゴミ箱の中をリアルタイムに状況把握できる。WiFi 接続により、1年間にわたってバッテリーで稼働し続けることができる。ここからデータが集積・分析することで廃棄処理サイクルを改善し、ゴミ回収から埋立処理までに必要な、一連のゴミ管理コストを下げることが可能となる。

Image credit: Masaru Ikeda

8月からは、台北のゴミ処理を担当する環境保護局と PoC を開始する予定。2050年には地球人口の約8割が都市部に住むと言われ、例えば、カナダのトロントでは年間のゴミ処理コストが25億米ドルに上るなど事態が深刻化する中、各国や各都市の地方政府が頭を悩ます問題の解決の一助となることが期待されている。

【2位タイ】Xpression by EmbodyMe(日本)

Image credit: Masaru Ikeda

Xpression(エクスプレッション)」は、ビデオの顔の表情を、カメラに映った自分の顔の表情にリアルタイムで置き換えるアプリだ。iPhone で撮影したビデオはもとより、YouTube などで公開されているものなど表情が映っているあらゆるビデオを利用可能。有名人へのなりすまし演出のほか、着替えていない寝巻き姿のまま、あたかもスーツ姿で話しているかのようなオンライン動画も作成できる。

SnapChat で収入の多くを AR 広告が占める中、EmbodyMe では Xpression のビジネスモデルとして、バーチャルユーチューバーや AR 広告で利用してもらうことを視野に入れているようだ。また、Xpression の機能を SDK として提供することで、サードパーティーの AR アプリデベロッパが自社アプリやサービスに取り入れてもらうことも検討している。

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【4位】SkyRec/思凱睿克(台湾)

Image credit: Masaru Ikeda

2015年に AppWorks(之初創投)第11期から輩出された SkyRec は当初、店舗内設置されたカメラの映像を使った導線分析、売れ筋商品の分析、陳列方法の改善、人気のない商品の排除選定など、オフライン小売のマーケティングやビジネスインテリジェンスに特化していたが、今回のピッチでは、同じ技術を元にしながらも無人店舗という新たな分野への適用を提案してきた。

Image credit: Masaru Ikeda

顔認識ができる技術を使って、無人でのセルフ会計システム、会員カードが無くてもリピート客の来店が把握できる機能などを紹介。世界にあるコンビニ、G ストア(ガソリンスタンド併設のコンビニ)、スーパーマーケットなどで、人手による労働時間やコストの約3割を削減できるとした。2016年 SLUSH ASIA のピッチコンペティションで優勝後、同社はビジネスを急速に伸ばしており、現在 SkyRec を導入する店舗数は200軒、ブランドは199社に上るとした。

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【5位】ORII by Origami Labs(香港)

Image credit: Masaru Ikeda

ORII は、スマートフォンやスマートウォッチなどのスクリーンを見ることなく、コミュニケーションを取ることができるよう設計されたウエアラブルデバイスだ。何かをしている最中に視線をスクリーンに奪われるのは煩わしいし、移動中の歩きスマホなどでは身の危険を伴う。ORII は音声を伝えることができるスマートリングで、指輪のように指に装着して用い、その指を耳元の骨に当てることで骨伝導で音声を聞き取ることができる。

AirPods などを常時耳に装着しているのが煩わしい人にとってはオススメだ。BlueTooth ごしに Siri や Google Assistant と連携して、音声で指示を伝えることも可能。Kickstarter や Indiegogo でクラウドファンディングキャンペーンを展開し好成績を残した。3月に実施された Techsauce Summit の東京予選で優勝しており、今月末にバンコクで開かれる Techsauce Summit にもピッチ出場する予定。

5位までには入賞しなかったものの、ファイナリストとして登壇したチームは次の通り。

  • 企業向け占いサービス by Animalogy(日本)

Animalogyは、社内で強いチームをつくるための、人材スキルの分析プラットフォームだ。Animalogy は、四柱推命を使って人間関係を推測し、適材適所の人材配置を促す、企業向けの占いサービスを提案。

  • frm.ai by UNH3O(台湾)

frm.ai は、ブランド・小売事業者・アーティストなどのためのファン関係管理ツール。ファンとのインタラクション、エンゲージメントを追跡し、ユーザの好みや関心を分析し、その後の活動に活かすことができるどのファンに対して、どのようなメッセージを、どのようなタイミングで発信すればいいかを教えてくれる。2018年3月、ボット分析スタートアップの Botimize を買収。

  • SOICO クラウド by SOICO(日本)

SOICO は、既存のストックオプションのスキームの問題点を解決できる「タイムカプセル・ストックオプション」の考え方を提唱。会社の時価総額が上がってからストックオプションを発行すると行使価格が高くなり過ぎる、会社への将来貢献度が測れないストックオプション発行時に将来の引き渡し株数を決定する必要がある、といった問題を解決する。一連の手続をクラウド上で完結し、契約書の管理・保管・権利行使・受付などができる「SOICO クラウド」を開発した。

  • BONX for BUSINESS by BONX(日本)

インターネットを通じて、仲間同士が離れてても手ぶらで話ができるウエアラブルトランシーバー「BONX」は、スノボーどやサイクリングといったスポーツファンを中心に、これまでに約2万台が販売された。この BONX を法人需要に拡大したのが 「BONX for BUSINESS」で、管理拠点と倉庫など離れた場所で互いにコミュニケーションが必要とするユーザをターゲットに据えた。ハードウェア販売とソフトウェア利用料の組み合わせによる料金体系を想定。

  • TLUNCH by Mellow(日本)

TLUNCH は、ビルの空きスペースとフードトラックをマッチングするプラットフォームだ。東京・横浜を中心に約70カ所のビルオーナーと契約しており、これまでに約350軒のフードトラックが当該プラットフォームを利用。個人経営であることが多いフードトラックのオーナーにとっては、営業スペースを見つけるためにビルオーナーと個別に交渉するのは煩わしく、TLUNCH がその一切の手間を代行する。フードトラックからは売上の15%を TLUNCH が手数料として受け取り、うち5%がビルオーナーに場所代として支払われる。

  • LEBER by AGREE(日本)

LEBER は、質問をすると最短3分程度で医師から回答が得られるドクターシェアリングアプリだ。症状を入力することで医師から適切な対処法に関するメッセージが得られ、症状や必要に応じて、その時間に営業している近くの医療機関やドラッグストアを表示する。一般個人ユーザ向けには問い合わせ1回あたり100円で提供、また、社員・職員・彼らの家族が利用できる法人ユーザ向けサービスを、つくば市役所やつくば市内の企業に導入している。

  • WeMo by WeMo/威摩(台湾)

WeMo は、台湾で展開しているスクーターのレンタルシェアリングプラットフォームだ。大気汚染の抑制、駐輪スペースを少なくできるなどのメリットがある。スクーターには GPS や IoT デバイスが備えられており、ユーザの移動データを取得することも可能。公共交通が走っていない深夜の帰宅時や、飲み会に行く際の往路のみの利用など、乗り捨てができるメリットを生かした一方方向のみの利用に便利。毎週新規ユーザを1,000人獲得しており、1日・1台あたりの利用回数は平均4.3回。2018年末までに、世界の3,000都市でサービスを提供予定。

  • スマホ保険 by justInCase(日本)

justInCase が目指すのは、シェアリングエコノミーの概念を保険に応用した「P2P 保険」という分野だ。一般的に、P2P 保険では友達同士や同じリスクに対する保険に興味のある集団(プール)で保険料の拠出を行い、このプールから保険金が支払われる仕組みを採用している。第一弾としては、スマートフォンの破損をカバーする「スマホ保険」、第二弾として山登りや釣りイベントなどでのケガをカバーする「ケガ保険」などの提供を計画している。

  • PiSquare/湃思 by PiStage(台湾)

CG やアニメの制作にはレンダリングの必要が生じ、レンタリングには待ち時間が必要となる。PiSquare は、ゲームエンジンなどに実装されているリアルタイムレンダリングの技術を CG やアニメ制作のソフトウェアに適用、従来では1フレームあたり100分かかっていたレンダリングを、1フレームあたり0.05分(3秒)にまで短縮することに成功した。主に、アニメーションスタジオや VR/AR コンテンツメーカーへの納入を想定している。

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「Paktor」や「17 Live(17直播)」の親会社M17 Entertainment、NY証取に上場——IVSでオープニングベルをパブリックビューイング

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本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。 中華圏随一を誇るライブ配信アプリ「17 Live(17直播)」や、デイティングアプリ「Paktor」の親会社として知られる M17 Entertainment は7日、ニューヨーク証券取引所に上場を果たした。上場を祝してのオープニングベルは、米国東部標準時…

Image credit: Masaru Ikeda

本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。

中華圏随一を誇るライブ配信アプリ「17 Live(17直播)」や、デイティングアプリ「Paktor」の親会社として知られる M17 Entertainment は7日、ニューヨーク証券取引所に上場を果たした。上場を祝してのオープニングベルは、米国東部標準時夏時間の9時30分に実施されたため、その模様が台北で開催中の Infinity Ventures Summit(IVS)のパーティー会場にも生中継され、IVS の参加者らも祝福した。

Image credit: Masaru Ikeda

IVS の主催者である Infinity Venture Partners(IVP)は、2017年8月に M17 Entertainment が4,000万ドルを調達したシリーズ A ラウンドでリードインベスターを務めた

報道によれば、M17 Entertainment は今回の上場で1億1,500万米ドル(約126.5億円)を調達するとされる。米国証券取引委員会(SEC)の公開資料(FORM F-1)によれば、株式転換後ベースの IVP の普通株式保有率は18.6%で、IVP の共同創業者でマネージングパートナーの田中章雄氏が M17 Entertainment の取締役を務めている。

Image credit: Masaru Ikeda

これまでのM17 Entertainment 関連の記事

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SOSVが台北で運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」がIVSでピッチイベントを開催、新進気鋭の11社が登壇

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本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。 ベンチャーキャピタル SOSV が台北を拠点に運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」は7日、台北市内で開催されているスタートアップカンファレンス Infinity Ventures Summit の会場で、アクセラレーションプログラムに参加中のスター…

本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。

ベンチャーキャピタル SOSV が台北を拠点に運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」は7日、台北市内で開催されているスタートアップカンファレンス Infinity Ventures Summit の会場で、アクセラレーションプログラムに参加中のスタートアップ11社を披露するデモデイを開いた。

11社の顔ぶれを見てみよう。

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Bitholla(韓国)

仮想通貨市場は資産ベースで1,600億米ドル、取引ベースで40億米ドルを超える市場に育った。投資家は複数のプラットフォームを管理し、最良の取引レートと最速の取引パフォーマンスを追う必要がある。Bitholla を使えば、一つのインターフェイスで複数のプラットフォームを管理でき、従来の半分の費用での仮想通貨運用が可能になる。

BigGo(台湾)

BigGo は、価格比較とオンラインショッピングのためのサーチエンジン。分野別に価格の透明性を追求し、東南アジアのユーザが安心して、オンラインまたはオフラインで商品を購入できるようにする。世界的に見て、ユーザへのキャッシュバックもできるサーチエンジンとしては唯一の存在。

Bubbleye(台湾)

Bubbleye は、人工知能を使ったモバイル広告出稿の最適化および全自動化プラットフォーム。主要なモバイルアプリやゲームアプリのデベロッパに採用されている。広告費用をリアルタイムで自動調整し、最終的には目標のパフォーマンスを達することを目指す。100万米ドルを調達中。

Portier(アメリカ)

Portier は、ホテルが宿泊客に無料通話・無料インターネットができるスマートフォンを貸し出し、相互にコミュニケーションを取りやすくするためのサービス。ホテルは、外出中の宿泊客に対してもリーチし続けられ、カスタマイズされた、あるいは、タイムリーなプロモーションを展開することで、追加収入が得られる。ホテルには1部屋あたり1ヶ月あたり15米ドルでライセンス、通信キャリアなどと提携してホテルに提供。

Judolaunch(アメリカ)

過半数のオンライン購買客が商品を海外から買っているのと対照的に、オンライン店舗が海外の顧客に商品を販売することは珍しい。商品をローカライズし、さまざまなオンライン広告を使いこなさなければならないからだ。Judolaunch は、店舗が海外市場に販売展開する際、商品一覧、販売者アカウントなどを Amazon のマーケットプレイスで国別(市場別)に作成し、各国別に掲載した商品内容を一元管理できるようにする。140万米ドルを調達中。

Mobio(カナダ)

中国の都市労働者や学生人口の40%は日々、不安やストレスに悩んでいるという。Mobio は、バイオフィードバック(自覚・制御が難しい現象を、センサー等により検出し人間が感覚できる音や光などに変換し対象者に自覚させる)、脳健康、UX デザインを駆使して、労働者、学生、患者などに精神的安寧をもたらすアプリを開発している。カメラを使った心拍数検出や、心拍数の変動に基づいたストレス認知などを可能にする。シードラウンドで150万米ドルを獲得。

Oomph(インドネシア)

Oomph は、インドネシア市場向けにローカライズされたアプリ、ゲーム、ニュースを求めれるスマートフォンユーザ向けに、レコメンドとリワードプログラムを提供する。日本の Spiral Ventures、ジーニー、ユナイテッドから出資を受けている。

Whycall(韓国)

Whycall は、電話番号データベースの共有により、スパム電話やスパムテキストを防御するサービス。スパムと思われる相手から電話がかかってきたときには、発信者通知番号機能による認識により、スパムであるかどうかをユーザに伝え、判断を仰ぐ。自分が投入したスパム発信元の電話番号は、Whycall を通じて共有される。

LiqEase(中国)

世界的に見ても、中小企業の67%以上が人材流動性の必要を感じている。世界で最も多くの中小企業を抱える中国だけでも34%以上の中小企業が大きな人材流動性を望んでいる。LiqEase はブロックチェーンを使い、クレジットギャップ(民間信用ではは賄えない社会的には必要な信用)を埋める金融手段を提供。投資家は金利が史上最安とされる市場環境の中で、高収益が得られる層にアクセスできるようになる。

Dream(イギリス)

Dream は、ブロックチェーン人材プラットフォームを開発。雇用者側がプロジェクトに合った最適なフリーランス人材を、一人一人選んでチームを作る作業の流れではスケールしづらいが、Dream は過去のプロジェクトを人工知能が分析することで、最適なスキルを持った人材をピックアップしチームを作り上げるのを支援する。トークンエコノミーにより、人工知能モデルを開発する上で、新しい決済手段を取り入れたり、ゲーミフィケーションも取り入れたりしている。

Goama(ミャンマー)

Goama は、400件以上のプレミアムなモバイルゲームを低価格のサブスクリプションで提供するサービス。現在200万米ドルを調達中で、うち4分の1ほどの調達は投資家からコミットを受けている。

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AppWorks(之初創投)が第16期デモデイを台北市内で開催、28チームが登壇——次期からは、AIやブロックチェーンに特化

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本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。 ※ 初稿発出時プレビューで33チーム登壇予定としていたが、実際の登壇内容にあわせ28チームに修正。写真を差し替えました。 東南アジア最大級のスタートアップアクセラレータ AppWorks(之初創投)は、6日から台北市内で開催される Infinity Ven…

第16期のデモデイの登壇者
Image credit: AppWorks(之初創投)

本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。

※ 初稿発出時プレビューで33チーム登壇予定としていたが、実際の登壇内容にあわせ28チームに修正。写真を差し替えました。

東南アジア最大級のスタートアップアクセラレータ AppWorks(之初創投)は、6日から台北市内で開催される Infinity Ventures Summit の初日を飾る形で、第16期のデモデイを開催する予定だ。

AppWorks の過去のデモデイの様子はこちらから

6日のデモデイには28社が登壇。彼らの顔ぶれを見てみよう。

  • Novelship(シンガポール)……限定ファッションのためのオンラインマーケットプレイス
  • dipp(アメリカ)……各種デジタルプラットフォームを横断して、AI によりソーシャルメディアコンテンツの作成を自動化できるプラットフォーム
dipp のチーム
Image credit: AppWorks(之初創投)
  • Charge Smith/宅電顧問(台湾)……電気自動車向け充電ソリューションを提供
  • Saver in the Box/救星盒子(台湾)……iPhone のスクリーン修理
  • Easychat(香港)……オンライン販売に特化したメッセンジャーサービス。ライブチャットプラグイン機能を提供
  • Hey Baker/烘培找材料(台湾)……焼き菓子作りのための材料に特化したコマースサイト
  • MoBagel(台湾)……IoT 家電の利用状況などのデータを収集し、ダッシュボードを使ってビジネスインテリジェンスを提供する。家電メーカーなどが、自社製品の利用のされ方、カスタマービヘイビアなどを理解するのを助ける。
  • Triplisher.com(台湾)……旅を計画し、一緒に旅ができる仲間を募ることができるトラベルシェアリングプラットフォーム
  • 42Race(シンガポール)……東南アジア向け、フィットネスに特化したソーシャルプラットフォーム(オンラインマラソン)
  • TWDD/台灣代駕(台湾)……モバイルアプリを使った、P2P 運転代行サービス
  • My Room Abroad(台湾)……台北に来る海外留学生向けの賃貸物件サービス。英語での契約に対応。
My Room Abroad のチーム
Image credit: AppWorks(之初創投)
  • MOOIMOM(インドネシア)……妊娠中・授乳中のママ向けの消耗品オンラインショップ
  • Bank of Culture/文化銀行(台湾)……台湾の伝統的な技能、ライフスタイルなどを記録・保存できるデータベース
  • OrderLOOKS/点様(香港)……手書きの漫画をアニメ化できるプラットフォーム。気に入ったアニメ GIF を選び、写真をアップロードすれば、それがエモーティコン化される。
  • 小農飯盒/Good for U(台湾)……大学生向けに身体のことを考えた弁当デリバリーサービス。
  • Velodash(台湾)……自転車競技やツーリングにおいて、自分や仲間の時間記録を管理できるアプリ
  • Branch8(香港)……eBay、TMall(天猫)、Shopify など、複数のマーケットプレイスへの出品販売を一元管理できるプラットフォーム
  • AHOY(台湾)……クラウドテクノロジーを使った新型電話サービス
  • Cardable(シンガポール)……クレジットカードの会員向けプロモーション・キャンペーン情報集約サイト
  • Cubo(台湾)……AIを搭載した、子供の安全を見守り成長を記録できるスマートカメラ
  • Keybot(アメリカ)……賃貸物件向けの施錠を自動化するスマートロック・ソリューションを開発。内見、バケーションレンタル、メンテナンスアクセス、荷物配送業者の入室管理などに利用できる。
  • Rosetta.ai(台湾)……あらゆるインターネットビジネスに、API 経由でレコメンドエンジンが接続可能なサービスを開発
  • The Eater/吃貨台大(台湾)……大学生のグルメ情報ソーシャルネットワーク
  • YOSGO(台湾)……広告マーケティングをより効果的にできる販売ツールやマーケティングツール、台湾国内と海外の禁輸サービスを接続できるサービスを提供。
Blocktempo(動区動趣)のチーム
Image credit: AppWorks(之初創投)
  • Chatgether/一起聊(台湾)……知らない人と簡単につながることができるソーシャルサービスを運営
  • Partido/交杯酒(台湾)……クイズを出し合うなどして親交を深めることができる新しい出会い系アプリ。
  • Poweather/天氣幫(台湾)……既存の正確で無い天気情報の弱点を補うべく、ユーザ同士が今いる場所の情報をシェアすることで天気がわかるアプリを開発
  • 酮好(台湾) ……台湾最大のケトン体ダイエット(ケトジェニックダイエット)のソーシャルネットワーク
  • Blocktempo/動区動趣(台湾)……ブロックチェーン特化関連情報と報道ソーシャルメディア
創業者 Jamie Lin(林之晨)氏
Image credit: AppWorks(之初創投)

AppWorks は、次回第17期から人工知能(AI)とブロックチェーンに特化することを表明しており、AppWorks 創業者で代表の Jamie Lin(林之晨)氏に求めに応じ、ライブ配信アプリ「17 Live(17直播)」の創業者で Machi アニキ(麻吉大哥)の名でファンから親しまれる Jeffrey Huang(黄立成)氏と、ソフトウェアプログラマーで AI Labs を創設した Du Yi Jin(杜奕瑾)氏がメンターに就任した。

Jeffrey Huang 氏は先ごろ、ソーシャルネットワーク向けの仮想通貨「Mithril Token(秘銀)」を扱う、ブロックチェーンスタートアップを設立している。

第17期の申込は、6月18日まで受け付けている。

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Image credit: AppWorks(之初創投)
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