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国際ジャーナリスト連盟(IFJ)が中国における報道の自由の侵害を追跡するインタラクティブなサイトをローンチ

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中国当局が報道の自由をいつ・どこで侵害したかを見える化できたらと思ったことはあるだろうか? 国際ジャーナリスト連盟(IFJ)がその希望が実現するサイトを作った。 そのサイト(こちらからアクセスできる)は、報道の自由が侵害された報告事例を中国の地図上で示している。右側にあるドロップダウンメニューを使えば、2008~2012年の間で年代を選択できる。地図上では赤色の点をクリックすれば報道の自由が侵害さ…

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中国当局が報道の自由をいつ・どこで侵害したかを見える化できたらと思ったことはあるだろうか? 国際ジャーナリスト連盟(IFJ)がその希望が実現するサイトを作った

そのサイト(こちらからアクセスできる)は、報道の自由が侵害された報告事例を中国の地図上で示している。右側にあるドロップダウンメニューを使えば、2008~2012年の間で年代を選択できる。地図上では赤色の点をクリックすれば報道の自由が侵害された事例が表示され、何が起こったかについて詳細な情報を読むことができ、どこで起こったかを地図上で見ることが可能だ。

残念ながら、同サイトで閲覧できるのはこれだけ。リストに挙がっているどの事例にも関連メディアの報道にアクセスするためのリンクがない。だから、さらに詳細を見たい人はGoogleで検索しなければならないし、場所の配置にはいくつかの間違いもある。例えば、雲南省の首都である昆明だが、なぜかわからないが、中国西側の国境近くのチベットと新疆の間に表示されている。

このプロジェクトは明らかに全米民主主義基金(NED)によって支援されたようだ。同基金は民間の非営利団体で、中国政権を支持する人達からの批判の矢面に立たされている。なぜなら、NEDはアメリカ議会によって支援されていて、服役囚のLiu Xiaobo(劉暁波)などの反体制者を援助しているからだ。

そういう理由から、中国政府は同サイトをアメリカによる組織的中傷だと言って取り合わないだろう。だが、読者の人は同サイトで紹介されている具体的な事例の有効性を調べたいと思えば、Googleを使って簡単に調べることができる。それにしても、同サイトで紹介されている事例のいずれにもIFJが情報源のリンクを示していないのは不思議だ。

たとえ、このサイトに思っていたことすべてが掲載されていなくても、ジャーナリスト団体やNGOがこのようなインタラクティブなグラフィックを扱う事例を見るのはいいことだ。今後もこのような見える化されたデータをもっと見れたらいいと思う。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】