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イタリアから新進気鋭スタートアップが参加する「Italian Innovation Day」、11月5日と6日にオンライン開催

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今年で5回目となる「Italian Innovation Day」。筆者は2017年の第2回、一昨年の第3回、そして昨年の第4回に引き続き、このイベントの MC とチーム選抜プロセスの一部を担当させていただく。イタリア大使館の主催、イタリア貿易促進機構(ICE)、イタリア投資誘致・事業開発公社(INVITALIA)、日本貿易振興機構(JETRO)の協力を得て、11月5日と6日の17時からオンライン…

昨年の Italian Innovation Day の様子
Image credit: 日欧技術移転ヘルプデスク(EU-Japan Technology Transfer Helpdesk)

今年で5回目となる「Italian Innovation Day」。筆者は2017年の第2回、一昨年の第3回、そして昨年の第4回に引き続き、このイベントの MC とチーム選抜プロセスの一部を担当させていただく。イタリア大使館の主催、イタリア貿易促進機構(ICE)、イタリア投資誘致・事業開発公社(INVITALIA)、日本貿易振興機構(JETRO)の協力を得て、11月5日と6日の17時からオンラインで開催される。

このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュースメディア「Startup Business」の運営者で著名ジャーナリストの Emil Abirascid 氏が協力しており、イベント当日には、筆者と氏で、イタリアと日本のスタートアップシーンの違いについて、対談をさせていただく予定だ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、イタリアの起業家の日本への渡航に制限があることから、今回は全てのコンテンツがイベントプラットフォーム「Eventtia」を使ってリアルタイム配信される。日本語話者向けの同時通訳の入ったコンテンツは、Eventtia を経由して Zoom で視聴できる。

前回までとのイベントと異なるのは、今回はスタートアップ16社がライフサイエンス、インダストリー4.0、循環型経済、インパクトテックの4つのカテゴリに分けられ、それぞれのカテゴリに精通したイタリアの投資家が、そのカテゴリの冒頭に概況を解説してくれる点。日本人にとっては、よりイタリアのスタートアップシーンに対する理解が進む機会となることを期待したい。

【11月5日】ライフサイエンス

このカテゴリの解説:Panakes Partners のジェネラルパートナー Diana Saraceni 氏
(Panakes Partners は、ヨーロッパやイスラエルで、医療系のアーリーステージスタートアップ出資に特化。)

  • D-Heart …… 2015年に設立されたバイオメディカルスタートアップ。創業者の一人 Niccolò Maurizi 氏は16歳の時に心筋梗塞を経験。患者が求める操作性と医師が求める心電図の信頼性を兼ね備えた、スマートフォンを使った心電図機能デバイス「D-Heart」を開発した。
  • Existo …… 人間の日常における能力をエンハンスするライトウェアラブル技術を開発するスタートアップ。大学の研究プロジェクトから始まった Sixto は、障害のある手の機能を補ったり、日常生活における手の能力をエンハンスしたりできるウエアラブル掌握テクノロジー。
  • Hypex …… Hypex は、さまざまな技術者で構成されるクリエイティブ集団。モバイルデバイスのセンサーで受信したジェスチャーやセンサーデータを処理・変換し、インタラクティブなビデオコンテンツの制作が可能なソフトウェアを開発した。
  • ICanDo …… 毎日吸うタバコの本数を減らし、最終的には禁煙に至ることを支援するメカトロニクスデバイス「LifeBox」を開発。このデバイスとスマートフォンを連携することで、禁煙を達成するためにリアルおよびバーチャルでの禁煙支援コーチングを提供する。

【11月5日】インダストリー4.0(メカトロニクス、オプトメカトロニクス、ディープテック)

このカテゴリの解説:Pariter Partners 創業者 Jari Ognibeni 氏
(Pariter Partners は、アーリーステージのディープテックや先端ソリューションを提供するスタートアップ出資に特化。)

  • Desamanera ……大型作品を制作できる 3D プリンターを製造、特にセラミック 3D プリンタに特化している。合成素材ではなく天然素材を使った「パウダーベッド」技術により、優れた柔軟性と品質を備えた、大理石でできた大型作品やオブジェクトを作ることが可能。
  • Dynamic Optics …… 顕微鏡、視覚科学、天文学、高出力レーザー、防衛などで使用されるマルチアクチュエーター適応レンズ、変形ミラー、波面センサーを製造。デフォーカス調整、レンズ収差補正、ライトシェーピングなど、最新鋭の光学系デバイスに必要な技術を提供する。
  • Phononic Vibes …… 防音や防振に特化した技術を開発。線路に沿って振動を減衰させ、低周波域の振動を最大45%低減するソリューションを開発。MetaMaterial 技術により、使用する材料や用途に柔軟性を持たせることができる。

【11月6日】循環型経済(アグリテック、グリーンアーキテクチャー、循環型ファッション)

このカテゴリの解説:ミラノ工科大学正教授 Mario Calderini 氏
(社会イノベーションが専門。イタリア大学研究・イノベーション担当大臣のアドバイザーで、2017年にイタリアが G7 サミットの議長国を務めた際には政府アドバイザーを務めた。)

  • Agricolus …… 農家や農業従事者を支援するスマート農業スタートアップ。地理的土壌マップ、植生指標付き衛星画像、表現学・灌漑・病害虫・病気予測モデル、肥料の処方箋マップなどにより、農家は投入資材(水や肥料など)の使用量を減らして収量の質を向上させられる。
  • Hexagro …… 分散型都市農業ネットワークを構想するスタートアップ。都市農業者のコミュニティを通じ、アーバンファーミングと健康的な食品へのアクセスを可能にする。モジュール式の都市農業システムを開発しており、資源供給とIoTサービスでパフォーマンスを保証する。
  • Ricehouse …… Ricehouse は、米の有機残渣を使用し、100%天然素材の建材をパートナーと共同で開発。これらの材料を使用することで、建物での冷暖房の必要を減らすことができる。有機廃棄物を価値源泉に変えることで循環型経済の形成を目指す。
  • Rifò …… 毛織物の産地として知られる、イタリア・プラート市に本拠地を置くスタートアップ。リサイクルされた繊維を使用し、洋服やアクセサリーの新興ブランドを開発。ハギレや古着をオリジナル製品と同じ品質の新しい衣服に変えることができる技術を有する。

【11月6日】インパクトテック(マーテック、スマートシティ、燃費向上、インシュアテック、インパクト金融)

このカテゴリの解説:Oltre Venture 投資マネージャー Gaetano Giuffrè 氏
(Oltre Venture は、ソーシャルエンタープライズへの投資に特化、イタリア初のベンチャーフィランソロピー基金を設立。)

  • Blimp …… デジタルアナリティクスをリアルで実現するスタートアップ。屋内外で人やクルマの流れをリアルタイム収集できるヘッドカウンターデバイスを開発した。サンプリングされた画像から60メートルの範囲で人数と構成(性別、年齢、感情状態)を抽出する。
  • Envision …… スマートシティ、IoT、グリーンエコノミーに特化したスタートアップ。電柱、ベンチ、バスシェルター、ゴミ箱などについて、スマートデザインで革新的なモデルをベースにソリューションを提供。また、都市のデータ収集、照明インフラの改善などを支援する。
  • Insoore …… 数千人からなる専門家コミュニティによるビデオ精査や損害見積により、保険会社や車両管理会社の保険金請求管理プロセスを最適化。保険金請求処理、保険の引受前および引き受け検査、車両管理、不動産管理の最適化を支援する。
  • i-TES …… 熱を保存する媒体として従来使われていた水を PCM(相変化材料)に変えることで、蓄熱システムを革新しようとするスタートアップ。地域暖房などに適用が可能。熱電池をモジュール方式で設置することができ、設計と最終用途の両方で高い柔軟性を保証する。
  • Open Impact …… インパクトマネジメントのデジタル化を目指すスタートアップ。オープンインパクトのデータベースを駆使し、意思決定者がより多くの情報に基づいた選択を支援。ソーシャルエンタープライズの経済的持続可能性を強化、資金と社会的インパクトの出会いを促進する。

アダルトエンタメ大手のPornhub、新型コロナウイルス対策のため全土で移動制限・店舗閉鎖に追い込まれたイタリアで有料コンテンツを無料提供

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 <ピックアップ> Coronavirus, sito per adulti gratis in tutta Italia durante la quarantena 新型コロナウイルスの感染者が増加の一途をたどり、全土で移動制限と薬局・食料品店を除く全ての店舗の閉鎖が命じられる状況となっているイタリアで、Pornhub が同国ユーザ向けに有料サブスクリプションサービスを一時的に無料化すると発表し…

Image credit: Pornhub

 <ピックアップ> Coronavirus, sito per adulti gratis in tutta Italia durante la quarantena

新型コロナウイルスの感染者が増加の一途をたどり、全土で移動制限と薬局・食料品店を除く全ての店舗の閉鎖が命じられる状況となっているイタリアで、Pornhub が同国ユーザ向けに有料サブスクリプションサービスを一時的に無料化すると発表した。同社によれば、イタリア国民が少しでも家から出ないで済む状況を作り出すのに一助となることを期待しているという。

この対応を受けて、イタリアにいる Pornhub ユーザは3月中、クレジットカード情報を入力することなく、無料で有料サブスクリプションを購読することができる。また、同社の子会社で映像制作者が自らコンテンツを販売できる Modelhub のイタリアの売上の1%を地元病院に寄付することも明らかにした。

Image credit: Pornhub

イタリアでは現在、自宅隔離の規定を破って外を出歩いた場合、最大で3ヶ月の拘留か2,500ユーロの罰金が罰せられる。また、自分が感染していると知りながら故意に検疫を破って接触した人物が新型コロナウイルスが理由で死亡した場合、殺人罪が適用される可能性があるという。

イタリア政府は技術イノベーション・デジタル化省(Ministero per l’Innovazione tecnologica e la digitalizzazione)を中心として、市民が外出せず家にいながらも安定した日常生活を送れる環境づくりの支援策として、テック大手やスタートアップに市民支援サービスを促す運動「デジタル連帯(Solidarietà Digitale)」を展開している。Pornhub の動きも、この一連のイニシアティブに呼応してのものだ。

イタリア国営放送 RAI が提供するビデオオンデマンドサービスは、登録無しで全ユーザをアクセス可能にしたほか、Mediaset Group が提供する infinitytv.it も2ヶ月間サービスを無料で提供すると発表した。Amazon Prime Video などでも同様の措置がとられる。

via Notizie.it

イタリアから新進気鋭のスタートアップが来日する「Italian Innovation Day」、来週9日にピッチ登壇する14チームの顔ぶれをご紹介

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今年で4回目となる「Italian Innovation Day」。筆者は昨年と一昨年に引き続き、このイベントの MC とチーム選抜プロセスの一部を担当させていただく。イタリア大使館の主催、JETRO(日本貿易振興機構)の協力を得て、10月9日(水)の14:00から、東京・赤坂アークヒルズの JETRO 展示場で開催される。 このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュースメディア「Start…

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

今年で4回目となる「Italian Innovation Day」。筆者は昨年一昨年に引き続き、このイベントの MC とチーム選抜プロセスの一部を担当させていただく。イタリア大使館の主催、JETRO(日本貿易振興機構)の協力を得て、10月9日(水)の14:00から、東京・赤坂アークヒルズの JETRO 展示場で開催される。

このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュースメディア「Startup Business」の運営者で著名ジャーナリストの Emil Abirascid 氏が協力しており、イベント当日には、筆者と氏で、イタリアと日本のスタートアップシーンの違いについて、対談をさせていただく予定だ。

このイベントに参加するのは、いずれもイタリアやヨーロッパで高く評価されているスタートアップばかりで、イタリアから日本の市場ニーズに親和性が高いと考えられるスタートアップ、日本企業との協業を希望するスタートアップ、日本の投資家から資金調達したいスタートアップなど14社を厳選した。イベントのプレビューとして、本稿では登壇予定14チームの顔ぶれを紹介をしたい。

(各社のピッチ資料や紹介ビデオは、ここから見ることができる)

Bettery

次世代型、高出力バッテリーへの飛躍に貢献する、環境に優しく長持ちの高速充電式液体電池を提供します。

Hi-Interiors

スマート家具の先駆者として、「家具のインターネット」を加速し、人生の1/3を過ごすベッドの革新を目指しています。

Is CLEAN AIR

空気汚染低減の技術「APA」など空気清浄ソリューションを世界規模で提供するスケールアップです。

IUV

継続可能な自然素材由来のパッケージングを研究、開発、生産、販売する若いスタートアップです。

Loan Xchain

ブロックチェーンで作動する、ローンの多国間マーケットプレイスを提供します。流動性、透明性、スピード、使い勝手を高めることで市場ニーズに答えます。

Metaliquid

人工知能やディープラーニングにより動画及び音声コンテンツを解析し、タイムコードの入った記述メタデータを配信する、B2Bコンテンツ分析ソリューションです。

Mr. Doc

人間的な想像力を模倣し、現実的で高精度の診断を行える、 半教師あり学習をする人工知能です。

Net City Led

現代的で空気力学的なデザインを持ち、Wi-Fi、センサー、5G マイクロセル、アンテナなどが備えられる、高い適応性のあるハイテックな街灯です。

Nextome

人工知能を通じて人間と資産の屋内測位、誘導、追跡を容易にする、設置しやすく、すぐに使える、低コストなソリューションです。

OaCP

既存の技術よりも97%素早く、50%低コストで全種類の癌診断を行える化学試薬を開発しています。

Omnidermal Biomedics

皮膚潰瘍の画像を撮影並びに処理できる人工知能アルゴリズムを備えた医療機器を提供します。

PLUMESTARS

既存の薬剤を再利用し、新しい希少疾病用医薬品の開発及びデリバリーに特化したノウハウを提供します。

POLEECY

人工知能、ブロックチェーン、新たな顧客体験を通じて、スマートフォンのユーザーにマイクロ保険証券を売却するエコシステムです。

TBoxChain

特定の地理的位置に連携した暗号チケットを作成・配信できる、観光、ゲーム、スマート・シティに最適な、ブロックチェーンを使ったデジタルシステムです。

このイベントでは、ゲームチェンジャースタジオ EDGEof の小田嶋 Alex. 太輔氏、Invitalia(イタリア投資誘致・事業開発公社)の Bruno Ferlito 氏らを交え、日本企業にとってイタリアのスタートアップと協業することのメリットなどについてのパネルディスカッションを行う。JETRO 会場でのネットワーキング後は、会場を渋谷の EDGEof に移しパーティーも開催される予定

翌日の10日には Venture Café Tokyo のフラッグシッププログラム「Thursday Gathering」で、Emil Abirascid 氏とBruno Ferlito 氏に加え、「日本市場を知る外国人の眼」を代表して、THE BRIDGE にも頻繁に寄稿いただいている Truffle Capital のパートナー Mark Bivens 氏とポッドキャスト番組「Disrupting Japan」を主催する Tim Romero 氏を招き、イタリアを含む海外のスタートアップが日本で成功する秘訣を議論する。

イタリアから新進気鋭のスタートアップが来日する「Italian Innovation Day」、30日にピッチ登壇予定10チームの顔ぶれをご紹介

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今年で3回目となる「Italian Innovation Day」。筆者は昨年に引き続き、このイベントの MC とチーム選抜プロセスの一部を担当させていただく。イタリア大使館と NTT データの主催に加え、今年は JETRO(日本貿易振興機構)の協力を得て、5月30日(水)の13:30から、東京・赤坂アークヒルズの JETRO 展示場で開催される。 このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュ…

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

今年で3回目となる「Italian Innovation Day」。筆者は昨年に引き続き、このイベントの MC とチーム選抜プロセスの一部を担当させていただく。イタリア大使館と NTT データの主催に加え、今年は JETRO(日本貿易振興機構)の協力を得て、5月30日(水)の13:30から、東京・赤坂アークヒルズの JETRO 展示場で開催される。

このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュースメディア「Startup Business」の運営者で著名ジャーナリストの Emil Abirascid 氏が協力しており、イベント当日には、筆者と氏で、イタリアと日本のスタートアップシーンの違いについて、対談をさせていただく予定だ。

このイベントに参加するのは、いずれもイタリアやヨーロッパで高く評価されているスタートアップばかりで、イタリアから日本の市場ニーズに親和性が高いと考えられるスタートアップ、日本企業との協業を希望するスタートアップ、日本の投資家から資金調達したいスタートアップなど10社を厳選した。イベントのプレビューとして、本稿では登壇予定10チームの顔ぶれを紹介をしたい。

3BEE

「蜂がいなければ、食べ物もない」。この事実を受け、3BEE は Hive-Tech という革新的な養蜂用監視装置を開発。蜂や家畜の病気を予測・予防することで、データに基づいた無薬環境への移行が可能になる。

3dSign

3dSign が開発したモバイルアプリとウェブ・プラットホーム「Home3D」は間取図の作成、変更と探検、カタログから家具やインテリアソリューションの選択が可能。AR/VR ツールを使って、大人、子供、ペットなどの目線から空間とインタクティブな対話ができる。

Archon

Archon は、ドローン技術を人工知能やロボット工学と融合、ソーラーパネル、ダム、高圧電線網などアクセス困難な場所でタスクを行うドローンを開発。

Chili

Chili は世界初かつ唯一のエンターテインメント・マーケットプレイス。映画とテレビドラマ、映画のチケットと関連商品、映画評論家によるレビューなど、映画愛好者向けの様々なサービスをまとめたワンストップソリューションで提供する。ペイ・パー・ビュー方式で、月間料金が不要。

D-EYE

D-EYE は、人体状態確認をデジタル・アイで実現するソリューション。スマホを網膜スクリーニング検査装置に変え、医療検査の世界で革命を起こそうとしている。

Echolight

Echolight は、背骨や腰の骨粗しょう症の初期症状をX線に頼らず特定する先端非侵襲性デバイスを開発。骨粗しょう症の診断をより正確かつ安価にした。製品は世界30か国で販売中。

HeartWatch

HeartWatch は、高齢者や治療中の患者の生活をより安全にした。一般的なカメラを利用して、リアルタイムで心筋系、呼吸系、運動系の異常を察知する技術を紹介する。

La Comanda

La Comanda は、さまざまな IoT デバイスを開発している。クリックするだけでピザが購入できるデバイス「Click’n’Pizza」や、薬を飲むべきタイミングを教えてくれるデバイス「Trillio」を開発している。

Niwaen

Niwaen は、インタラクションとマルチメディアに特化した、デジタルエンターテイメント向けソリューションを開発。NIWAEN のソフトウェアを使うことで、ユーザはハイパーコミックと呼ばれる次世代コミックの作成、出版、閲覧などが可能になる。

Sofia

空間の共有、移動や協業の増加によって生産性は改善されるが、企業にとってはセキュリティの確保が大きな問題となる。Sofia は、クラウドベースのアクセス制御システムを開発し、人々にとって、場所や時間にとらわれないスマートな働き方を支援する一方、企業には十分なセキュリティを確保できる手段を提供する。

このイベントでは、経済産業省経済産業政策局新規産業室の石井芳明氏、Massive R&D の中島勝義氏、LINE プラットホーム・エバンジェリストの砂金信一郎氏らが、日本企業にとってイタリアのスタートアップを誘致するメリット、イタリアのスタートアップにとって日本市場に進出するメリットなどについて基調講演の予定。

また、イベント後半には、飲み物を楽しみながら各社のデモが楽しめるネットワーキングの時間も用意されている。ピッチには日本語による同時通訳も提供される予定だ。サインアップはこちらから。

<参考文献>

バイクシェアリングのMobike(摩拜単車)、ヨーロッパ2カ国目となるイタリアへの進出を発表——フィレンツェとミラノで利用可能に

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先月イギリスにローンチして日も経たない今週火曜日(7月25日)、中国の自転車シェアリング大手 Mobike(摩拜単車)はヨーロッパで2番目となる拠点、イタリアに進出すると発表した。これは、同社最大のライバル ofo(小黄車)とのグローバル市場をめぐる競争である。 Mobikeによると、まずはフィレンツェでニーズの高いエリア数ヶ所に Mobike 数百台を用意し、トライアル期間は30分あたり0.3ユ…

先月イギリスにローンチして日も経たない今週火曜日(7月25日)、中国の自転車シェアリング大手 Mobike(摩拜単車)はヨーロッパで2番目となる拠点、イタリアに進出すると発表した。これは、同社最大のライバル ofo(小黄車)とのグローバル市場をめぐる競争である。

Mobikeによると、まずはフィレンツェでニーズの高いエリア数ヶ所に Mobike 数百台を用意し、トライアル期間は30分あたり0.3ユーロというプロモーション価格でキャンペーンを行うという。正式サービスは8月に開始予定で、フィレンツェとミラノの全域で利用可能となり、それぞれの都市に自転車4,000台ずつ投入する計画だ。

設立者の Hu Weiwei(胡瑋煒)氏は次のように述べている。

イタリア市場に参入できること、特に、数多くのイノベーターや芸術家を生んだフィレンツェとミラノで Mobike のオペレーションを立ち上げる機会を得たことを嬉しく思います。(中略)弊社はパートナーと手を携えて、フィレンツェとミラノの人々や観光客が両市をさらに楽しめるようお約束します。

Mobike は中国国内市場で ofo と陣取り合戦を繰り広げているが、この自転車レンタル大手2社は、今年初め頃から少しずつ競争の舞台を海外に広げてきている。両社ともシンガポールや英国などのカギとなる市場を狙っており、大型の資金調達ラウンドで大規模な競争への準備を進めることに余念が無い。

2015年1月に設立され、Mobike は中国からシンガポール、イギリスと日本へと拡大している。いまや世界150都市で600万台の自転車、1億人を超える登録ユーザ、一日あたりの乗車利用は2,500万回にものぼる。

CEO の Davis Wang(王曉峰)氏によると、Mobike は2017年末までに世界200都市でサービス展開する計画だという。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

 

イタリアから新進気鋭のスタートアップが来日する「Italian Innovation Day」、22日にピッチ登壇予定12チームの顔ぶれをご紹介

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昨年、日伊国交樹立150周年を記念して開かれた第1回にに引き続き、2回目となる「Italian Innovation Day」。イタリア大使館と NTT データの主催により、5月22日(月)13:30から、東京・赤坂アークヒルズのドコモ・イノベーションビレッジで開催される。 このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュースメディア「Startup Business」の運営者で著名ジャーナリスト…

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

昨年、日伊国交樹立150周年を記念して開かれた第1回にに引き続き、2回目となる「Italian Innovation Day」。イタリア大使館と NTT データの主催により、5月22日(月)13:30から、東京・赤坂アークヒルズのドコモ・イノベーションビレッジで開催される。

このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュースメディア「Startup Business」の運営者で著名ジャーナリストの Emil Abirascid 氏が協力しており、イベント当日にも基調講演をする予定だが、氏からの要望で THE BRIDGE も協力することになった。

このイベントに参加するのは、いずれもイタリアやヨーロッパで高く評価されているスタートアップばかりで、イタリアから日本の市場ニーズに親和性が高いと考えられるスタートアップ、日本企業との協業を希望するスタートアップ、日本の投資家から資金調達したいスタートアップなど12社を厳選した。イベントのプレビューとして、本稿では登壇予定12チームの顔ぶれを紹介をしたい。

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

Atooma

Atooma は、コネクティッドデバイス向けの自動操縦のための人工知能を開発。ホワイトラベル(OEM 用)SDK「Resonance AI」を提供し、IoE モバイルアプリやデバイスの開発を効率化する。

Horus Technology

Horus Technology は、視覚障害者向けのウエアラブルアシスタントを開発。スポーツ用ヘッドホンのように耳に装着し、文字の読み取り、顔や物体の認識、障害物検知などが可能。

Amyko

緊急時や必要時に、世界中のどこでも自分の医療記録を入手可能なサービスを開発。Amyko は、ユーザと直接かつ継続的に連絡がとれる環境を提供することで、保険リスクへの影響を最適化するインシュアテック・スタートアップだ。

Hyperfair

Hyperfair は、エンタープライズ向けのソーシャル VR を提供する SaaS スタートアップ。企業にフルカスタマイズできる VR 環境を提供する。企業は VR 空間のアバターを通じて顧客やパートナーと会話ができ、VR を使った効率のよいマーケティングや販売活動や、イベントのマネタイズが実現できる。

Cynny

Cynny は、写真・音声・テキスト・音楽などを記録し、それをブラウザで閲覧できるリアルタイムムービーに変換するアプリ「Cynny SpA」と、発生する熱を極限まで抑えた低消費電力のマイクロサーバ「Cynny Space」を開発している。

Senso Immersive

Senso Immersive は、ブランドが新規顧客を魅了できるような、没入感のある体験やインタラクティブな映像音楽コンテンツを清作するための環境を提供。360度映像音声コンテンツが制作できる「Vedo」、映像マーチャンダイズや店舗内プロモーションを変革するソリューション「Teca」「Scringno」などを提供する。

VEASYT

VEASYT は、国連が2006年に定めた障害者権利条約に基づいて、人々があらゆるコンテンツや情報にアクセスできるようにするデジタルサービスを提供。サービスには、25カ国語対応で遠隔ビデオ手話通訳が利用できる「VEASYT Live!」、音声・文字・手話で文化や観光コンテンツが楽しめる「VEASYT Tour」、聴覚障害者が手話で印刷物やマルチメディアコンテンツにアクセスできるようにする「VEASYT Translate」がある。

SailSquare

SailSquare は、ボートを所有する人と、海での体験を楽しみたい人をつなぐマッチメイキングプラットフォーム。ボート所有者の登録には SailSquare による事前審査が必要で、その後、ボートを利用したい人は、ボート所有者からの体験の提案をしたり、休暇プランの予約をしたりすることができる。

Pedius

Pedius は、聴覚障害者が通常の電話ができるようにするための通信システム。

Facility Live

Facility Live は、情報を扱う組織や管理部門向けのセマンテック検索技術。このテクノロジーでは、人がモノを考えたり、情報を扱ったりするのと同じやり方で、情報を正確に探し出すことができる。複雑な検索目標に対しても、シンプルでダイナミックでカスタマイズされたユーザ体験を単一画面で実現できる。

Wenda

Wenda が提供する Wenda Unique は、アプリ・ウェブ・デバイスからなるタッチポイント・ソリューションだ。デバイスをワインボトルに貼り付けることで、ワインの保存状況の確認、偽造防止のほか、クラウドサービスへのアクセスが可能になる。アプリは、温度・紫外線・ボトルの傾きなどを読みることができ、ワインボトル一本一本の IoT 化を実現する。

MyFoody

MyFoody は、フードチェーン業界でフードロスを減らそうとするスタートアップだ。スーパーマーケットに対し、賞味期限切れ・見た目が不完全・余剰在庫などの食品を値引価格で販売するためのマーケティングツールやデバイスを提供する。

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

イベント後半には、飲み物を楽しみながら各社のデモが楽しめるネットワーキングの時間も用意されている。ピッチには日本語による同時通訳も提供される予定だ。

イタリアは、税金や規制などの問題から必ずしも世界的に見てスタートアップをやりやすい市場ではないが、それでも、近年では、ユニークなインキュベーションやアクセラレーションの動きが出ていて、独創的なスタートアップが生まれている。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてほしい。サインアップはこちらから。

<参考文献>

イタリアのインキュベータH-Farm、1億500万米ドル規模のスタートアップキャンパス建設を発表

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まもなくイタリアでスタートアップの夢が大きく広がるかもしれない。同国の最も野心的なインキュベータプログラムの一つがこの度、新しい契約の合意に至った。 ヴェネツィア郊外の農家に拠点を置くインキュベータ H-Farm は、「H-Campus」を設立してコンセプトを拡大する目的で1億500万米ドルを調達したと発表した。プレスリリースによると、2018年に H-Campus が完成した暁には、3,000人…

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イタリアで計画中のH-Campus

まもなくイタリアでスタートアップの夢が大きく広がるかもしれない。同国の最も野心的なインキュベータプログラムの一つがこの度、新しい契約の合意に至った。

ヴェネツィア郊外の農家に拠点を置くインキュベータ H-Farm は、「H-Campus」を設立してコンセプトを拡大する目的で1億500万米ドルを調達したと発表した。プレスリリースによると、2018年に H-Campus が完成した暁には、3,000人の学生、教員、起業家を擁することになる。

H-Farm の中核となるインキュベータプログラムは2005年に設立され、以来、7つの建物で86のスタートアップを育んできた。現在 H-Farm は1万4,000平方メートルの建物スペースと12ヘクタールの公園を有する。将来はさらに31ヘクタールの土地と2万6,000平方メートルの新しい建物が追加される予定だ。

今回調達した資金により、H-Farm はより多様な人々の需要に応えられるよう設計された、これまでよりも大規模な教育関連設備を追加する予定だという。資金は Finint Investments SGR が運営する不動産ファンドが出資し、一部は Cattolica AssicurazioniCDP Investimenti SGR が管理する FIA2ファンド、そして H-Farm の設立者が所有する Ca ‘Tron Real Estate によって支払いが保証される予定である。

H-Farm は声明で次のように述べている。

今回の投資は私たちがイノベーションに向けて真に取り組んでいく姿勢を示すものです。その取り組みとして設立される新たな国際的拠点は、学生、専門家、起業家、マネージャーがデジタル社会への変革を成し遂げるための道しるべとなるのです。彼らは今日起こりうる様々な変化を理解、予測し、知見にあふれた主人公となるでしょう。

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キャンパスは土地の10%に相当し、残りは公園として残される。キャンパスには、教室、大会議室、レストラン、会議室、寮、スポーツ施設などが設けられる予定だ。

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H-Campus は建築設計事務所 ZAA(Zanon Architetti Associati)によって目下設計中である。図書館の設計は Richard Rogers 氏によって進められている。

H-Campus はこの種の施設としては最新で最大規模のプロジェクトと言えるだろう。パリでは、世界最大級のスタートアップキャンパスと自認する Station F がわずか数週間以内にオープンする予定だ。ヘルシンキ市は、古い病院の複合施設を Maria 0-1というスタートアップキャンパスに変える計画に着手したばかりである

これら2つの都市部でのプロジェクトとは対照的に、H-Campus はより農村的な雰囲気を醸し出している。ヴェネツィア地方を訪れる別の理由を探しているとすれば、良い機会となりそうだ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

エンティティ・リンキングのStudio Ousiaが、世界コンペティションNEEL Challengeで優勝

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Studio Ousia は、神奈川・藤沢を拠点として、エンティティ・リンキングをベースとしたソリューションを開発するスタートアップで、モバイル開発者向けのキーワードリンク機能追加SDK「Linkify」、昨年には、ブロガー向けのアフィリエイト・ソリューション「LinkPlaza」をローンチしている。 同社は先週、イタリア・フィレンツェで開催された WWW2015 内のエンティティ・リンキングに関…

studio-ousia-at-neel-challenge
優勝の表彰を受ける、Studio Ousia 代表取締役CTO 山田育矢氏。
(フィレンツェで開催された NEEL Challenge にて。 写真提供:Studio Ousia)

Studio Ousia は、神奈川・藤沢を拠点として、エンティティ・リンキングをベースとしたソリューションを開発するスタートアップで、モバイル開発者向けのキーワードリンク機能追加SDK「Linkify」、昨年には、ブロガー向けのアフィリエイト・ソリューション「LinkPlaza」をローンチしている。

同社は先週、イタリア・フィレンツェで開催された WWW2015 内のエンティティ・リンキングに関するコンペティション「Named Entity rEcognition and Linking (NEEL) Challenge」で二位以下に大差をつけて優勝したと発表した。

neel-challenge-score-listエンティティ・リンキングとは、テキスト中のキーワード(固有表現)を Wikipedia などのナレッジベースに結びつけて処理するための自然言語処理の技術で、今回のコンペティションでは参加各チームのシステムで解析精度をスコアリングし、その結果、Studio Ousia のシステムが一位を獲得した。二位以下のシステムのスコアが40ポイント台であるのに対し、Studio Ousia のシステムは80ポイント台のスコアを確保、エンティティ・リンキングにおいて世界的にも精度の高さが証明されたことになる。

Studio Ousia では、今回のコンペティションに用いられた技術をもとにして、今夏にも「Semantic Kernel」という名前で商用サービスを展開する予定だ。

Studio Ousia は慶応大学SFCのインキュベーション・プログラムから生まれたスタートアップで、2012年にスマートフォン・ブラウザ向けのキーワードの自動リンク付けプラグイン「Phroni」をローンチ。同年にニッセイキャピタルから7,000万円を、昨年8月には東京のシステム開発会社エヌアイデイ(東証:2349)から1億円を調達している。

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写真提供:Studio Ousia

ミラノ国際博覧会で実施されるフードテック系スタートアップを育てる起業支援プログラム「Feeding the Accelerator」に注目

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イタリアのミラノでは、2015年5月1日から10月31日までの6ヶ月間、「Feeding the Planet, Energy for Life(地球に食料を、生命にエネルギーを)」をテーマに、148の国・地域・国際機関が参加する「EXPO Milano 2015(2015年ミラノ国際博覧会)」が開催され、世界から2000万人を超える来場が見込まれています。 中でも、食にまつわるスタートアップコミ…

2015年5月1日から6ヶ月間、ミラノで開催される「EXPO Milano 2015」
2015年5月1日から6ヶ月間、ミラノで開催される「EXPO Milano 2015」

イタリアのミラノでは、2015年5月1日から10月31日までの6ヶ月間、「Feeding the Planet, Energy for Life(地球に食料を、生命にエネルギーを)」をテーマに、148の国・地域・国際機関が参加する「EXPO Milano 2015(2015年ミラノ国際博覧会)」が開催され、世界から2000万人を超える来場が見込まれています。

中でも、食にまつわるスタートアップコミュニティを盛り上げる試みとして注目されているのが、アメリカ館(USA Pavilion 2015)の起業支援プログラム「Feeding the Accelerator(フィーディング・ザ・アクセラレーター)」です。

USA Pavilion 2015の事務総長(Commissioner General)を務めるDoug Hickey氏
USA Pavilion 2015の事務総長(Commissioner General)を務めるDoug Hickey氏

Feeding the Acceleratorは、公募を通じて、食とテクノロジーのイノベーションに取り組むスタートアップ企業を8〜12社選出。

このプログラムは、オンラインとリアルの場を組み合わせた構成が特徴で、2015年7月から2ヶ月間、オンラインによるメンタリングやレクチャーを実施した後、2015年9月には、参加企業の主要メンバーをミラノに招き、世界中からEXPO 2015に訪れる投資家や学識経験者、デザイナー、シェフ、アーティストらとのコラボレーションやネットワーキングを行う流れとなっています。

Feeding the Acceleratorの公募がスタートした2015年3月28日には、第一次審査を兼ねて、ミラノの国際カンファレンス「Seeds & Chips」で、ピッチ・コンペティションを実施。

米国、イタリア、イスラエルなど8カ国からスタートアップ企業17社が、2分間のプレゼンテーションで競い合いました。健康的な食生活をサポートするスマートフォンアプリ「Um.ai」と食料廃棄量をデータで可視化する「MintScraps」が優秀プロジェクトとして表彰されています。

MintScrapsの最高経営責任者Tony Vu氏(中)、USA Pavilion 2015事務総長Doug Hickey氏(左)、Seeds & Chipsの創業者Marco Gualtieri氏(右)
MintScrapsの最高経営責任者Tony Vu氏(中)、USA Pavilion 2015事務総長Doug Hickey氏(左)、Seeds & Chipsの創業者Marco Gualtieri氏(右)

Feeding the Acceleratorは、1990年代のインターネット黎明期から世界の起業文化を牽引してきた米国らしい取り組み。シリコンバレーを中心に、世界のスタートアップ拠点としての役割を果たしてきた経験と実績を活用し、 EXPO2015がテーマとして掲げる“Feeding the Planet(地球に食料を供給する)”を将来にわたってどのように実現していくのか、今後の動向に注目したいと思います。

音楽ストリーミングサービス「Spotify」がイタリア、ポルトガル、ポーランドでローンチ。次はいよいよアジアか?

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【原文】 Spotifyが先日、イタリア、ポルトガル、ポーランドでローンチした。今後数か月のうちに、遂にアジアでもローンチされるのだろうか? 上記の3か国でSpotifyがローンチされ、2008年以降に同サービスがローンチされた国の数は合計で20か国になった。世界180か国以上でサービスを展開するDeezerのようなサービスと比較するとその数は多くないが、Spotifyが各国でローンチされるときに…

【原文】

Spotify-Logo

Spotifyが先日、イタリア、ポルトガル、ポーランドでローンチした。今後数か月のうちに、遂にアジアでもローンチされるのだろうか?

上記の3か国でSpotifyがローンチされ、2008年以降に同サービスがローンチされた国の数は合計で20か国になった。世界180か国以上でサービスを展開するDeezerのようなサービスと比較するとその数は多くないが、Spotifyが各国でローンチされるときにはメディアの大きな注目が集まる。

同社の指揮を執る人物はアジアの業界では有名人だ。Spotifyが1年半前に起用したSriram Krishnan氏は、アジア地域の新たな市場で同サービスをローンチする任務を任されている。Spotifyは最近、シンガポールと香港で人材を募集していることも発表した。

シンガポールと香港で募集しているポジションは広告販売関連で、同社が広告経由で将来のユーザからマネタイズを始める準備をしていることがうかがえる。Spotifyがアジアに上陸するまであまり長く時間がかからなければいいのだが。

音楽業界の人もアジア地域にSpotifyがローンチされることを切望している。Spotifyは世界のレコード会社にとっては2番目に大きな収入源となっていると言われており、CEOのDaniel Ek氏は最近、同社が今年だけで5億米ドルものお金をライセンス所有者に支払うという計画に関するコメントをしている

Deezerはサービスを新規市場で素早くローンチしていき、最近ではフリーミアムの広告付きサービスを提供するという戦略の変更を行っているが、Spotifyはアジア市場、特に東南アジア市場をよりしっかりと掴んで対応していくことができるのだろうか?

【via e27】 @E27sg