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創業5周年を迎えたIoT家具スタートアップKAMARQ、元LIFULL CSOの小沼佳久氏をCOOに招聘——まちづくり参画などで海外事業を加速

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高品質でインターネットにつながる家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を展開する KAMARQ HOLDINGS(以下、KAMARQ と略す)は先月、創業から5周年を迎えた。創業からこれまでに約17億円を調達(うち、4億円程度のデットを含む)、昨年立ち上げた家具のサブスクリプションサービスを運営する subsclife は今年4月に1億円の資金調達に成功している。 事業開始から一つの節目を迎えた…

シンガポールの KAMARQ HOLDINGS 本社ベランダで語り合う、
CEO 和田直希氏(右)と COO 小沼佳久氏(左)。
Image credit: Masaru Ikeda

高品質でインターネットにつながる家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を展開する KAMARQ HOLDINGS(以下、KAMARQ と略す)は先月、創業から5周年を迎えた。創業からこれまでに約17億円を調達(うち、4億円程度のデットを含む)、昨年立ち上げた家具のサブスクリプションサービスを運営する subsclife は今年4月に1億円の資金調達に成功している

事業開始から一つの節目を迎えたこのタイミングで、KAMARQ に新メンバーが正式に加わったことが明らかになった。元 LIFULL CSO で、LIFULL(東証:2120)グループ全体の M&A・投資・子会社・統括を担い、CVC の LIFULL Ventures の立ち上げを手がけた小沼佳久氏だ。KAMARQ は2017年11月に LIFULL から約4億円を調達しており、小沼氏はまさにこの際の KAMARQ にとっての LIFULL 側のカウンターパートということになる。

小沼氏は昨年から出向ベースで KAMARQ の執行役員を担っていたが、KAMARQ CEO の和田直希氏とジャカルタ郊外の家具工場へ向かう車中、和田氏が呟いた「家具から、まちづくりをしたい」という夢に魅せられ意気投合。小沼氏は LIFULL を離れ、家族全員で KAMARQ のあるシンガポールに移り住み、満を持して事業にコミットすることとなった。

一気通貫でプロダクトを作れるチーム作り

KAMARQ の IoT ドア「Memory Door」
Image credit: Kamarq Holdings

5年というタイムスパンは、有望なスタートアップがユニコーンに成長するには十分な時間かもしれない。ただ、ものづくり系スタートアップでこれをやるのは、なかなかな難しさを伴う。生産体制の確立には、サプライチェーンの確保や製造ラインへの資本投下など、短期間でのスケールアップを阻む障害と対峙しなければならないからだ。この問題を回避するために〝スタートアップあるある〟なのは、既存メーカーをネットワークしての製造委託やファブレス化なのだが、KAMARQ は敢えて、製品を自前で開発・供給できる一貫体制を目指した。

KAMARQ は2017年、鹿児島に本拠を置く M2M/IoT ソリューションプロバイダのコムツァイトを買収、カマルク特定技術研究所として IoT 技術を供給するチームを内製化した。2018年にはケイアイスター不動産(東証:3465)から約5億円を調達、この資金を元に Kamarq Manufacturing Indonesia を設立し製造工場を拡充。材料の調達からエンドユーザ管理までを行える家具の D2C 形態を完成させた。自社で実現できることが増えるにつれ、組織は大きくなっていく。そんな成長過程にある中で、小沼氏が経営チームに加わったことには大きな意味があると和田氏は語る。

経営からメッセージが一人からのワンメッセージだと、組織が大きくなってきたときに、全員をまかなえなくなってくる。(社長である)自分が事業の絵を大きく書いて、(自分だけでそれを切り回すよりも)それが実行できる経営メンバーの体制を作って、ガーッと成長させた方がいいのではないか、と。(中略)

18の頃から連続起業家としてやってきて、その方がうまく事業がうまくいっている、というのが印象。それから、海外展開などで担当者に任せて現地に行ってもらうよりも、社長が自ら現地にやってきている会社の方が成功しているように思う。日本という市場は大切だけど、インドネシアも拠点だし、デザインの最先端であるニューヨークも取り入れて、世界規模で事業をやっていく。

家具づくりから、まちづくりへ

KAMARQ の Memory Door が導入される、ジャカルタの分譲マンションプロジェクト「SOUTHGATE」全景
Image credit: Sinarmas Land

KAMARQ が手がけるのは IoT 家具や高品質家具だが、実際にはその向こうにある、より大きな市場を掴みに行こうとしているようだ。同社が開発した温度・湿度など各種センサーを搭載した IoT ドア「Memory Door」は、インドネシアの大手財閥 Sinarmas らが開発する分譲マンションプロジェクト「SOUTHGATE」に採用されることが決定している。今夏には、KAMARQ の一連の IoT 家具を一元管理できるモバイルアプリがローンチする予定で、家具だけでなくスマートホームの機能の一端を担うことになる。

まちづくりをするのに、なぜ家具づくりからアプローチしているのか? その疑問に和田氏は次のように答えてくれた。

家を買うときに、どんな家を買うのにどこで買えばいいのか、というのは、なかなかわかりにくいもの。長年にわたって家を探しているわけでもない限り、特に時間的猶予のない時はそうだ。

でも、家具なら、いい家具を面白い形で、ユニークなものを出して行ったら、その場で買ってもらえる。そうやって、この市場を取れるんじゃないだろうか。

家を定義するのは、その家が位置する周辺環境や建物外観が半分とすれば、その家の中の環境、すなわち自分を取り巻く家具や室内環境が残りの半分を占めることになる。一般的には、住宅メーカーや不動産屋で決定できるのは主に外側の部分のみ。残りの家の内側の部分に、まちづくり、ひいては人々のライフスタイルに密接に関わる、大きな市場の可能性があるというわけだ。

KAMARQ では今後、東南アジアなどで複数のまちづくりに参加する模様。街の中のインフラに KAMARQ が提供する製品がフルパッケージで入っていくことで、さらにもう一歩進んだ市場展開を狙いたい、と和田氏は抱負を語ってくれた。

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家具スタートアップのKAMARQ(カマルク)、月額500円から家具が利用できるサブスクリプション型販売サービスをβローンチ

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高品質でインターネットにつながる家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を運営する KAMARQ HOLDINGS は20日、新たなサービスラインとして月額500円から家具を利用できるサブスクリプションサービスをβローンチした。 申込金やデポジット金は不要で、初回配送料は無料。規定の最低利⽤期間を超えて利用すれば、新品や⾊違いの商品に交換できる。家具の種類、カラーバリエーションが豊富であるのも特徴…

Image credit: KAMARQ HOLDINGS

高品質でインターネットにつながる家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を運営する KAMARQ HOLDINGS は20日、新たなサービスラインとして月額500円から家具を利用できるサブスクリプションサービスをβローンチした。

申込金やデポジット金は不要で、初回配送料は無料。規定の最低利⽤期間を超えて利用すれば、新品や⾊違いの商品に交換できる。家具の種類、カラーバリエーションが豊富であるのも特徴だ。今回の家具は、世界的な有名デザイナーがプロデュースしているが、デザイナーの名前については5月に発表予定としている。

KAMARQ HOLDINGS は2015年8月の創業。2016年3月には、複数投資家から総額約3.5億円を調達し、IoT家具「SOUND TABLE」をリリースしている。2017年11月には、不動産情報大手のLIFULLから約4億円を調達した。

製造工程のデジタル化なども手伝って、価格も高くなく多品種が提供される家具ブランドは、近年スタートアップを中心に注目を集めつつある。先ごろ、家具のオンライン受注生産サービス「Yourniture(ユアニチャー)」は3,000万円の資金調達を成功させた。インドネシアなどでも、急拡大する中間所得層を対象とした、カスタムメイドの家具Eコマースサイト「Fabelio」が資金調達に成功している。

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高品質&IoT家具のKAMARQ(カマルク)、不動産情報大手のLIFULLから約4億円を調達

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高品質でインターネットにつながる家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を運営する KAMARQ HOLDINGS は21日、不動産情報大手 LIFULL(東証:2120)から資金調達したことを明らかにした。LIFULL の発表によれば、調達金額は4億円。KAMARQ にとっては、昨年3月に実施した3.5億円の調達に続くものだ。調達ラウンドなどについては確認中。 LIFULL は「LIFULL H…

高品質でインターネットにつながる家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を運営する KAMARQ HOLDINGS は21日、不動産情報大手 LIFULL(東証:2120)から資金調達したことを明らかにした。LIFULL の発表によれば、調達金額は4億円。KAMARQ にとっては、昨年3月に実施した3.5億円の調達に続くものだ。調達ラウンドなどについては確認中。

LIFULL は「LIFULL HOME’S」等の不動産情報サービスのほか、楽天とのジョイントベンチャーによるバケーションレンタル事業なども展開しており、IoT 家具事業との親和性が高いと判断したとしている。

KAMARQ は昨年6月、第一弾となる商品「SOUND TABLE」を発表し、同商品のプリオーダーをクラウドファンディングサイト「MAKUAKE」上で開始し、目標額2倍以上の約220万円を調達。この際、THE BRIDGE 英語版に掲載した記事やアメリカの VentureBeat に転載された記事が一助となり、今年4月、投資家で連続起業家の Jason Calacanis 氏が主宰するスタートアップ・カンファレンス LAUNCH Festival に参加、Smart Home 部門の世界から選ばれた7チームのファイナリストの1チームに選ばれピッチ登壇した。今年4月に実施した Kickstarter でのクラウドファンディングでは、3万シンガポールドル(約250万円)を調達してプロジェクトを成功させている。

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高品質&IoT家具のKAMARQ(カマルク)が3.5億円を調達、第1弾商品「SOUND TABLE」の注文を受付開始

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高品質でインターネットにつながる家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を運営する KAMARQ HOLDINGS は、シリアルアントレプレナーの町野健氏や建築家でデザイナーの鄭秀和氏らによって設立されたスタートアップだ。同社は31日、環境エネルギー投資、クレディセゾン(東証:8253)の CVC であるセゾン・ベンチャーズ、iSGS インベストメントワークス、エンジェル投資家などから総額約3.5…

soundtable_featuredimage高品質でインターネットにつながる家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を運営する KAMARQ HOLDINGS は、シリアルアントレプレナーの町野健氏や建築家でデザイナーの鄭秀和氏らによって設立されたスタートアップだ。同社は31日、環境エネルギー投資クレディセゾン(東証:8253)の CVC であるセゾン・ベンチャーズ、iSGS インベストメントワークス、エンジェル投資家などから総額約3.5億円を調達したと発表した。今回の調達で得られる資金は、現在開発中のプロダクトやシステム開発、人材拡充に利用するとしている。

また今回の調達にあわせ、同社は第一弾となる商品「SOUND TABLE」を発表し、同商品のプリオーダーをクラウドファンディングサイト「MAKUAKE」上で開始した。予約注文購入者は、一般発売よりも早く商品を入手できるのに加え、最大で一般価格の20%割引で購入できるとしている。SOUND TABLE は、スマートフォンから自分の好きな音楽を指定した時間に流したり、専用のアプリを通じて、屋外の天気に応じた環境を奏でなりすることができる木製テーブルだ。2種類のダイニングテーブル、ローテブル、ベッドサイドテーブルのバリエーションがあり、それぞれ3色の中から選ぶことができる。

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ダイニングテーブル
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ローテーブル
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ベッドサイドテーブル
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テーブル天板電源部

昨年の THE BRIDGE とのインタビューの中で、KAMARQ の創業者で代表を務める町野健氏は、家具デザインの公募とボーティング・プラットフォームや、ドアにインターネットとつながるさまざまなセンサーを組み込んだ〝スマートドア〟の開発にも意欲を示しており、今回の SOUND TABLE を皮切りに、今後さまざまな IoT 家具商品が発表されるだろう。

ターゲットとする市場は異なるものの、インドネシアでは急拡大する中間所得層を対象とした、カスタムメイドの家具Eコマースサイト「Fabelio」が資金調達に成功するなど、高品質の家具ニーズは急速に増している。IKEA やニトリなどを家具におけるファストファッション系のSPA(speciality store retailer of private label apparel)と定義するなら、KAMARQ や Fabelio はサードウェーブ的な SPA と位置付けられるかもしれない。ラグジュアリーでもなくチープでもなく、オリジナリティと快適性が最大の強みだ。先ごろ、シアトルから上陸した靴の新デザイン発掘プラットフォーム「ROOY」のように、家具の分野においても、同じような既存の対面販売の流通チャネルとの協業も期待できるだろう。

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Antenna発案者の町野健氏や建築家の鄭秀和氏ら秀逸メンバーが集結、ネットとつながる高品質家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」を立ち上げへ

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有名な顔ぶれが3人ならんだ。ニュース・キュレーションの走りとも言える Antenna(アンテナ)を発案した町野健氏、目黒通りのリノベーション・プロジェクト「CLASKA」やデザイン家電ブランドの amadana で知られる建築家でデザイナーの鄭秀和氏、サイバーエージェント・ベンチャーズの取締役を務める近藤裕文氏だ。異色の取り合わせとも言える3人が手がけるのは何だろう? その答えは家具だ。この3人に…

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有名な顔ぶれが3人ならんだ。ニュース・キュレーションの走りとも言える Antenna(アンテナ)を発案した町野健氏、目黒通りのリノベーション・プロジェクト「CLASKA」やデザイン家電ブランドの amadana で知られる建築家でデザイナーの鄭秀和氏、サイバーエージェント・ベンチャーズの取締役を務める近藤裕文氏だ。異色の取り合わせとも言える3人が手がけるのは何だろう?

その答えは家具だ。この3人に加え、インドネシアに工場を持ち、建具製造で圧倒的なシェアを持つ PT. Matsuzawa Perita Funiture Indonesia(以下、PT. Matsuzawa と略す)の和田直希氏が加わる形で、新たな家具ブランド「KAMARQ(カマルク)」が立ち上がろうとしている。KAMARQ とはインドネシア語で「私の部屋」を意味する。端的にインターネットで家具を売ろうというのではなく、まさに部屋を作るがことく、新しい価値提案をしていくのが狙いなのだという。

今、なぜ家具なのか?

KAMARQ のビジネス運営面で中核を担う町野氏は、家具に注目した理由を次のように語ってくれた。

自分も40になり、次に何をしようかと考えたときに、世界に通用するブランドづくりをしたいと思った。

しかし、それは IT 単体だと難しいかもしれない。GoPro などの例のように、ものづくり × IT であれば、可能性は一気に広がるのではないだろうか。

インドネシアに7年以上にわたって住み、家具製造を従事してきた和田さんに出会って、家具にフォーカスしようと考えた。家具+αでビジネスモデルを作っていこうと。

3D プリンターやデザインのクラウドソーシングにより、洋服やアクセサリーの世界では自由度はかなり高まった。しかし、家具の世界には、それほどまでの自由度はまだない。デザインのいい家具は高価で、いいデザインの家具が見つけても色が選べないこともしばしば。サイズの自由度も限られるため、欲しい家具が部屋に入らないため、住む場所を変えるなんて話もまんざら冗談でもない。

第一段階として KAMARQ が考えるのは、インターネットを通じた家具デザインの公募とボーティング・プラットフォームだ。語弊を恐れずに言えば、デザイン本位で選ぶ家具の〝クラウドファンディング・サイト〟。一定数以上の投票が得られた家具については、KAMARQ のサイト上で販売を受け付け、デザインの考案者と商品の売上をレベニューシェアする。当初は購入者が色やサイズを選べる機能を付与し、最終的には完全オーダーメイドも受け付けられるしくみに仕上げる。ファストインテリアを扱うチェーン量販店と同じくらいの価格で販売することが目標だ。

第二段階としては、家具とITとの融合。薄い振動素子からなるスピーカーをテーブルに埋め込むなどして、それ自体が音を奏でるような家具商品を開発する。音源との接続や音量調整は KAMARQ の独自スマートフォンアプリを経由して行え、家具とは Bluetooth で接続。テーブル以外にも、ベットやチェストなど応用範囲は無限大と言える。KAMARQ はこの〝IoT家具〟を通じてアプリが普及することを目論んでおり、そこから先に新たなビジネスプランを構想しているようだったが、詳細は聞くことができなかった。

さらに第三段階としては、ドアにインターネットとつながるさまざまなセンサーを組み込んだ〝スマートドア〟の開発。前出の和田氏が経営する PT. Matsuzawa は、インドネシアのドア建具業界ではトップシェアを誇っており、日本のみならず、東南アジアでのスマートドア販売にも大きな可能性を見出すことができる。

家具づくりから、空間づくりへ。

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世界的にも、日本のクリエイティビティはいいよね、という理解がある。私自身、フィクスチャー、壁面家具、インフラ家電などをやってきたのだが、(一つ一つのプロダクトのみならず)有形なものや無形なもの、すべてが合わさることで、ユーザエクスペリエンスを提案できると思う。

KAMARQ で提供する家具はサイズが選べるので、ジャカルタでも東京でも、新たなまちづくりの観点での住まいのリノベーション需要にも適している。テクノロジーを追求するのではなく、優れたエクスベリエンスを提供していきたい。(鄭氏)

KAMARQ では集客やブランディングを兼ねた、オウンドメディアとEコマースのストアフロントが融合したようなサイトを開発中だ。ここには Antenna で名を馳せた、キュレーション・メディアのプロフェッショナルとしての町野氏のノウハウが生かされることになる。インドネシアの自前の工場で製造、大きなマーケティングコストをかけず、自社サイトで直販の形をとるため、かなり高品質の家具商品が低価格で仕上がることになる。

スマート家具化する部分は、実は、このコスト圧縮の部分で吸収できてしまうんじゃないかと思っている。(町野氏)

テクノロジー・ギークは別として、一般消費者にスマート家具の需要がどの程度あるかは疑問だが、デザインのよい高品質の家具が低価格で購入できるなら、たまたま注文した家具がスマート化されていても消費者にとっては不都合はない。

当初は色やサイズのみが選べるイージーオーダーですが、最終的には最小ロットの制約も無い、完全オーダーメイドで家具を受注できるようにする。家具の BTO (build-to-order) ですね。受注から発送までのステイタスも、Dell のパソコンの発注と同じでウェブで確認できるようにする。商品が届くまでに少し時間はかかるが、消費者もいろんな要素を完全に選べるのであれば、1ヶ月なら待ってくれるように思う。(町野氏)

数々の人気のある建築物やプロダクトを世に輩出してきた鄭氏の参画も、KAMARQ にどのような結果をもたらすかが非常に楽しみだ。

家具も元来、ブランド間の非対称性が高い分野。自分が気に入って、誰かにプレゼントしたり、自慢したりしたくなるような価格帯を目指したい。

(KAMARQ の家具を導入する)物件毎、空間毎にテイストを変えられるという点においても、パターンは無限大に作り出すことができる。日本のデザイナーの世界進出を支援するという点でも、ブランドを開発することには大きな意義があると思う。(鄭氏)

KAMARQ が正式にローンチするのは今年10月の予定だ。果たして、IKEA やニトリに代表されるファスト・インテリア業界をディスラプトするようなプレイヤーになり得るだろうか? KAMARQ のビジネスプランの全貌は、明日開催される RISING EXPO 2015 in Japan でのピッチで明らかになるだろう。

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