
米カリフォルニアのスタートアップMinna Lifeは、女性が骨盤底筋を鍛えるのをサポートするデバイス「kGoal」を開発した。今夏、Kickstarterのキャンペーンでも注目を集め、目標の9万ドルを大幅に上回る26万ドル超を調達することに成功した。
「骨盤底筋」というのは、女性の子宮や膀胱などの下腹部を支える筋肉。これを鍛えることで、尿もれ、便秘、冷えの改善や女性ホルモンの分泌促進の効果が期待できると言われており、メディアなどでもたびたびトレーニング方法が紹介されている。
今回紹介する「kGoal」は、この「骨盤底筋」を鍛えるために開発されたデバイスだ。
利用者は、同デバイスのセンサー部分を膣内に挿入した膣に圧力をかけたり弱めたりすると、搭載されたセンサーが圧力を測定、スマートフォンのアプリ(iOS/Android)にデータが表示されるという。
アプリはデータの表示・記録だけでなく、トレーニングのガイドやゲーム性をもたせたメニューが用意されたり、単調になりがちなトレーニングを続ける工夫がなされているそうだ。
Kickstarterでのキャンペーンは終了しているが、現在、同社のサイトにてkGoalは予約受付中だ。予価149ドルのところ、135ドルで予約することができる。製品の発送開始は2015年の1月になる見込みだという。
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