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フィリピンのローン比較ポータル・仲介スタートアップのLoanSolutionsが、KK Fundらからシード資金を調達

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フィリピンのスタートアップ LoanSolutions は、シンガポール拠点の KK Fund をリードインベスターとして、フィリピン内外の投資家グループからシード資金を調達していたことが明らかになった。調達金額等については明らかになっていない。このラウンドでは、Kickstart Ventures やオンライン不動産ポータル ZipMatch の共同創業者で CEO の John Dang 氏ら…

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フィリピンのスタートアップ LoanSolutions は、シンガポール拠点の KK Fund をリードインベスターとして、フィリピン内外の投資家グループからシード資金を調達していたことが明らかになった。調達金額等については明らかになっていない。このラウンドでは、Kickstart Ventures やオンライン不動産ポータル ZipMatch の共同創業者で CEO の John Dang 氏らが出資している。

2014年に JP Bisson 氏が設立した LoanSolutions は、個人や中小企業を主とする借り手と金融機関をマッチさせるウェブサイトだ。このサービスでは、アルゴリズムを活用したり、ローンアドバイザーというハンズオンのコンシェルジュサービスを提供したりすることで、借り手が有利なローンを探せることを保証している。

KK Fund の設立者でジェネラル・マネージング・パートナーの斉藤晃一氏は、LoanSolutions に投資を決定した最大の理由として、このチームが持つ専門知識の強さを挙げている。

3年以上にわたって、デジタルマーケティング・エージェンシー(Clicklabs)で50人の社員を率いてきた JP Bisson 氏のスキルを高く評価しています。

John Dang 氏は、フィリピンの住宅購入者の需要に応えるという観点から、LoanSolutions が自分が経営する ZipMatch のパートナーになり得ると考えた。

家を購入するプロセスで、最も難しいステップはローンの契約を取り付けることです。LoanSolutions はまさしく、我々のビジョンに適う会社だと思いました。

LoanSolutions は、Kickstart Ventures の投資先でもある Lenddo にも参画する。Lenddo は、ソーシャルメディアでの行動を元に、アルゴリズムによって人々の金融信用力を決定判断する技術を提供している。

金融のディスラプト

LoanSolutions は、フィリピンの従来からあるサービスをディスラプトしようとする Fintech スタートアップの一つであり、フィリピン経済において、フィナンシャル・インクルージョン(訳注:貧困層に正規の金融取引ができるように改善する解決策を提供すること)に取り組んでいる。

Kickstart Ventures のプレジデント Minette Navarrete 氏は、次のように語っている。

フィナンシャル・インクルージョンは、新興市場が発展する上で重要な目標と言えます。収入が上がれば、金融サービスへのアクセスは改善されるべきですが、今のところ、そうはなっていません。

LoanSolutions は、借り手にも借り手にも、信頼性のあるデータドリブンの環境を統合することで、本人確認に基づいたマッチング、適正なローン商品を紹介し、金融市場の発展を支援します。

Bisson 氏は Tech in Asia に対し、LoanSolutions が、従来からあるローン・ブローカーとオンラインローン比較ポータルの融合であり、それこそが素晴らしいことなのだと語る。

我々は、オンラインとパーソナルの両方を併せ持つ唯一の会社です。従来のローン・エージェンシーと違って、我々はオンラインで見込み客を獲得します。ローン比較ポータルと違って、銀行に対しては、記入を終えた書類や申込書の提供します。

LoanSolutions のサイト上で、借り手は、個人ローン、事業ローン、自動車ローン、住宅ローンのうち、どれを探しているかをクリックし、最良の銀行や貸金会社とマッチするため、いくつかの質問に応える。すると、LoanSolutions は、金を借りる理由が適正かどうかを判断、借り手に必要な書類の提出を求める。それ以外の申込手順についても、LoanSolutions が手配してくれる。借り手がローンを承認されなければ、パートナーの中から他の貸金会社を紹介してくれる。

最低貸出金額が 5,000 フィリピンペソ(110米ドル)と低いことが考えれば、このスタートアップは消費者にとって良い手段になり得るだろう。銀行にとっては、LoanSolutions は客層を広げるだけでなく、クライアントから集めたデータに基づいて、市場トレンドに対する知見を深めることができる。

LoanSolutions はどうやって利益を得るのだろうか。Bisson 氏は、取り次いだローンから2〜6%の手数料得るのだと話した。また、パートナーへの市場データ販売からも収益を得ているのだそうだ。

我々は、貸金業をディスラプトしようとしています。市場には、金を貸したい人や会社がたくさんいる。借り手に選択肢、貸し手にデータを与えることで、このビジネスに関わるすべての人や会社に真の価値を提供できるのです。

LoanSolutions の COO Maricor Nunal 氏は、次のように付け加えた。

現在のローンの申込は手続が面倒で、借り手は好条件のローンのことを知らない。ローンを申込する人との間に信頼を築くことで、貸金業を新しいものにしようとしているんです。そして、借り手に対しては、我々の多くいるパートナー企業のいずれかからローンの承認を得られるまで、お世話を続けます。

LoanSolutions は、フィリピン最大の銀行や金融会社と協業しており、ローンの申込数で圧倒的な伸びを見せている。今回の資金調達は、その需要に応えるべく迅速にスケールためのものだ。

Bisson 氏によれば、LoanSolutions はこれまでに2,000人以上の借り手にサービスを提供しており、仲介する取引の平均借出額10万ペソ(2,220米ドル)。借出額、借り手の数は共に成長を続けている。ローンチ以降、LoanSolutions は10万ドル以上を売り上げている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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斉藤晃一氏率いるKK Fundが、マレーシアのデジタル・コンシェルジュ・サービス「Be Malas」に出資

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既報の通り、ベンチャーキャピタリストの斉藤晃一氏は今年2月、東南アジア・香港・台湾のオンライン・マーケット・プレイスや Fintech 分野のスタートアップに投資するファンドとして「KK Fund」を設立した。KK Fund の最大の LP はインキュベイトファンドであり、インキュベイトファンドの代表パートナーの本間真彦氏がアドバイザーに就任している。 マレーシアの Digital News As…

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既報の通り、ベンチャーキャピタリストの斉藤晃一氏は今年2月、東南アジア・香港・台湾のオンライン・マーケット・プレイスや Fintech 分野のスタートアップに投資するファンドとして「KK Fund」を設立した。KK Fund の最大の LP はインキュベイトファンドであり、インキュベイトファンドの代表パートナーの本間真彦氏がアドバイザーに就任している。

マレーシアの Digital News Asia の報道によれば、今週、KK Fund はマレーシアを拠点とする対話型コマースサービス「Be Malas」に出資した。KK Fund がリード・インベスターを務め、他の投資家とともに出資した金額の総額は50万ドル。共同出資した投資家の名前は明らかにされていない。

Be Malas は SMS を使った対話型コマースサービスで、ユーザとのメッセージのやりとりを通じて注文を受け、Be Malas が人を派遣し、ランチのピックアップから税金の支払まで、違法でない範囲において、あらゆる手間を代行してくれる。ユーザには、商品やサービスの実費代金に加え、配送料、Be Malas の手数料などが合算して請求される。

斉藤氏は今回に出資について、Digital News Asia に次のように語っている。

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KK Fund 斉藤晃一氏(写真は、e27 提供)

東南アジアや東アジアで、コマース・プラットフォームとして機能するモバイル・メッセージ・サービスを探していました。マレーシアのモバイルに特化した文化は、このサービスがブレイクする上でまさに最適と言えます。この種のビジネスは参入障壁が低いので、チームがどれだけ早く動き、ビジネスを拡大し、実行できるかにかかっています。

Be Malas の3人の創業者は Groupon Asia 出身であり、地域拡大にあたってのスピードやノウハウに集中する Groupon の DNA を持っています。クアラルンプールで彼らに初めて会ったとき、その強みを見出しました。

斉藤氏は Be Malas の3人の創業者 Adlin Yusman、Suthenesh Sugumaran、Puvanendren M. Maniam への初対面から、わずか2日間で出資を決断することとなった。Be Malas が最初に獲得したユーザからの注文——「歯列矯正のワックスを買ってきてほしい」というもの——からわずか1ヶ月、マレーシアのスタートアップがシードラウンドで50万ドルを調達した事例としては、最もスピードの速い投資となる。

KK Fund はこれまでに、マレーシアのホーム・リノベーション・マーケットプレイス Kaodim にローンチから3ヶ月目で 500 Startups や East Ventures と共に53万ドル(現在のレートで換算)を出資、また、同じくマレーシアで非開示の物流系スタートアップにも出資しており、今回の Be Malas への出資は3社目となる。

この分野の動向を見てみると、対話型コマースの代表事例として頻出するアメリカの Magic は、今年3月に Sequoia Capital から1,200万ドルを調達している。また、少し毛色は異なるが、地元商店や施設への予約を代行しているコンシェルジュ・メッセージ・サービスとしては、インドの Lookup が今年1月、エンジェル投資家の佐藤輝英氏や DeNA から11.6万ドルの出資を受けている。

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元IMJ-IPの斉藤晃一氏が、東南アジア・香港・台湾のスタートアップ向けファンド「KK Fund」を設立へ

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以前、IMJ Investment Partners(IMJ-IP)でディレクターを務めていた斉藤晃一氏が、自ら新しいベンチャーファンドを設立予定と発表した。KK Fund という社名でシンガポールに拠点を置き、東南アジア、香港、台湾のシードステージのインターネット/モバイルスタートアップに投資する予定だ。 斎藤氏は、オンライン・マーケットプレイスや Fintech など、スケーラブルなビジネスモ…

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KK Fund を設立する斉藤晃一氏

以前、IMJ Investment Partners(IMJ-IP)でディレクターを務めていた斉藤晃一氏が、自ら新しいベンチャーファンドを設立予定と発表した。KK Fund という社名でシンガポールに拠点を置き、東南アジア、香港、台湾のシードステージのインターネット/モバイルスタートアップに投資する予定だ。

斎藤氏は、オンライン・マーケットプレイスや Fintech など、スケーラブルなビジネスモデルに最も深く関与したいと述べている。このファンドの規模については明らかにされていないが、KK Fund の最大の LP はインキュベイトファンドだ。インキュベイトファンドは、Tencent(騰訊)、ヤフー、産業革新機構などから資金を募り、1.5億ドル以上の資金を運用する日本の大型VCである。

斉藤氏は KK Fund ただ一人の要員として投資活動に臨む一方、インキュベイトファンドの共同創業者で代表パートナーの本間真彦氏がアドバイザーに就任する予定だ。

斉藤氏は IMJ-IP で iMoney、Bukalapak、Zipmatch などへの投資を担当してきた。これまでに、ヘッジファンドで有名な George Soros と仕事をした経験を持つ。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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