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ソウル・カンナムに、中国、韓国、シリコンバレーをつなぐインキュベータ「TriBeluga(毕隆嘉)」がローンチ

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ソウルに来ている。「TriBeluga(毕隆嘉)」という新しいインキュベータが韓国に誕生するとのことで、その公式ローンチイベントに招かれたのだ。一般的にインキュベータが生まれるときは、スタートアップ・コミュニティに造詣の深い人物が中心になることが多いので、スタートアップのメディアをやっている立場からは、国や地域を問わず、情報を集めることが比較的容易である。しかし、TriBeluga に関しては違っ…

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TriBeluga(毕隆嘉)創設者の Lili Luo(羅力力)氏

ソウルに来ている。「TriBeluga(毕隆嘉)」という新しいインキュベータが韓国に誕生するとのことで、その公式ローンチイベントに招かれたのだ。一般的にインキュベータが生まれるときは、スタートアップ・コミュニティに造詣の深い人物が中心になることが多いので、スタートアップのメディアをやっている立場からは、国や地域を問わず、情報を集めることが比較的容易である。しかし、TriBeluga に関しては違った。ネットで調べてみても TriBeluga に 関する情報は皆目見つからなかったのだが、周辺人物への取材を繰り返し試みたところ、やがて、この新しいインキュベータの姿が見えてきた。

TriBeluga は、Tri(3つ)と Beluga(シロイルカ)という名前が暗示しているように、中国・韓国・シリコンバレーの3つのスタートアップ・コミュニティをつなぐことを意図している。TriBeluga の創設者は、中国で国内外の有名企業のカンファレンスを運営するマネージメント会社「LCT(成都齊眾企業策劃顧問)」の共同創業者 Lili Luo(羅力力)氏だ。ちなみに、 LCT という社名は、Lili Luo 氏を含む3名の創業者の頭文字をとったものだ(AKB48 の運営会社 AKS の名前の由来と同じ理屈である)。Lili Luo 氏自身はビジネスで成功しているが、彼女の母親もまた、中国・成都を中心に不動産で財をなした実業家であり、Lili Luo 氏がハイソサイエティのレイヤーに属する人物であることには間違いないだろう。

TriBeluga のアドバイザーには、THE BRIDGE のメディアパートナーである韓国のテックニュース・メディア beSUCCESS のCEOジョン・ヒョヌク(정현욱)氏や、カップル向けチャットアプリ Between の開発元 VCNC の CEO パク・ジェウク(박재욱)氏らが名を連ねている。

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TriBeluga アドバイザー陣。
右から2人目は、beSUCCESS のCEOでもあるジョン・ヒョヌク(정현욱)氏。

TriBeluga が目指すのは、韓国スタートアップの中国進出支援

もし、インターネットやモバイルのユーザ人口が多い場所を、テックにおけるグローバリゼーションの中心地と定義するのであれば、それはもはやアメリカやシリコンバレーではなく中国である。Lili Luo 氏は TriBeluga のローンチイベントで次のように述べた。

アメリカを除けば、世界で最もスタートアップが多い国は中国だ。そして、人口あたりのスタートアップが世界で最も多い国はどこか? それはイスラエルを抜いて韓国だ。この2つの国をつなぐことは意義深い。

ただ依然として、中国の実業家が、韓国スタートアップを中国市場へと連れてゆくモデルについては疑問も多い。中国市場は韓国スタートアップが世界展開を図る上でターゲットに置く市場の一つであるが、なぜ、行き先は、シリコンバレーでもなければ、日本市場でもないのだろうか。

同じイベントに参加していたジャーナリストに意見を求めたところ、彼はこう語ってくれた。

おそらく、現時点で彼らが期待している主たる目的は宣伝効果だろう。カンファレンスの運営会社を経営しているだけあって、彼らにとって、メディアに露出するのはお手のものだ。おそらく、TriBeluga の活動を通じて、彼らが本当に欲しているのは、アメリカとのコネクションだと思う。ビジネスをやる上で、アメリカとのコネクションは重要。非常に長い時間がかかる戦略だろうが…。

TriBeluga ローンチイベントの会場には、韓国のみならず、中国国内各所から50社以上のメディアが招待されていた。主要なネットメディアや CCTV(中国中央電視台)などからの記者も多く目立っていたので、中国国内でも一定の評価を持って広く報道されたようだ

ソウルのスタートアップ・ハブ近くに完成した、インキュベーション・オフィス

チャムウォンにある、TriBeluga のインキュベーション・オフィス(外観)。
チャムウォン(잠원/蚕院)にある、TriBeluga のインキュベーション・オフィス(外観)。

韓国スタートアップのオフィスの多くは、ソウル・カンナム(강남/江南)の目抜き通り「テヘラン路」周辺に位置するが、そこから車で10分ほど離れたチャムウォン(잠원/蚕院)というエリアに、TriBeluga がインキュベーション・オフィスを構えた。通常、インキュベータと言えば、不用意にコストをかけるよりは、スタートアップに対する投資や支援を優先するので、いろんな仕掛けを駆使し、割安で cozy な建物を利用することが多い。しかし、それとは対照的に、TriBeluga のインキュベーション・オフィスは自社ビル6F建て、有名デザイナーを起用して、中国や韓国ではあまり目にしないスタイリッシュな空間を作り上げている。

このインキュベーション・オフィスの運営を司る、TriBeluga のストラテジー・アドバイザー Andrew Lee(李祖立)氏がこのインキュベータとの将来戦略について答えてくれた。彼は、メリルリンチや Salesforce などでの勤務経験を持つ人物だ。

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屋上のテラスで、インタビューに応えてくれた
ストラテジー・アドバイザー Andrew Lee(李祖立)氏

韓国にも多くのインキュベータがあるが、彼らとの差別化要素は大きく2つ。一つは韓国スタートアップを中国に連れて行くこと。例えば、中国でインターネット・ビジネスを展開するには ICP ライセンスが必要になるが、資金や物理的な支援に留まらず、そのような支援もしていく。もう一つは、このすばらしい環境だ。

我々は民間会社だ。スタートアップから一定のエクイティを確保して、資金を提供するのは通常のインキュベータのビジネスと何ら変わらない。TriBeluga から巣立つスタートアップに投資会社を紹介したり、共同出資したりすることにもオープンだが、基本的には同じような戦略が持てる会社と協業することになるだろう。例えば、我々があるスタートアップに長期的な戦略を見出しているのに、短期的な結果を求める投資家に加わってもらうのは難しいだろう。

TriBeluga は、まず、韓国から環境/ヘルスケア/教育の3つの分野で、優秀なスタートアップを選出し、中国市場へ連れて行きたいとしている。ただ、具体的に最初のバッチがいつ始まるのか、期間はどれくらいなのか、について Lee 氏に聞いてみたが、現時点では具体的には決まっていないということだった。インキュベーションの中身が決まらないまま、〝箱〟のお披露目が先行してしまうあたりに、いかにも中国的な印象を持つが、スタートアップがほぼコストを払わずに、自由に仕事ができる場所が増えるのはいいことだ。この施設には、シャワールームのほか、カプセルホテルのような就寝スペースも用意されているので、条件が許すなら、日本のスタートアップもソウル訪問時などに利用してみるといいだろう。

Google のインキュベーション・オフィスである Google Campus が、本拠地であるロンドン(関連記事)、テルアビブに引き続き、今月、ソウルでも前出のテヘラン路沿いにオープンする。日本がスタートアップ・バブルと揶揄される2014年、お隣の韓国はインキュベータ・バブルなのかもしれない。

シックなデザインの1F受付。お祝いの花が多数飾られていた。
シックなデザインの1F受付。お祝いの花が多数飾られていた。
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インキュベーション・オフィスの内部。
このようなスペースが、6フロアにわたって準備されている。
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フロア入口に設けられた、就寝スペースと休憩スペース。
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千里の道も一歩から? 確かに…。

韓国のカーシェアリング・スタートアップSocarが、シリーズAラウンドでBain Capital等から約18億円を調達

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Bain Capital は今日(原文掲載日:10月14日)、韓国のカーシェアリング企業 Socar(쏘카)へのシリーズAラウンドの出資で、リードインベスターを務めたと発表した。資金調達額は、総額180億ウォン(日本円で約18億円)に上る。 関係者は、この業界の驚異的な成長と共有経済の市場価値が、今回の投資の引き金になったと指摘している。特にカーシェアリングは、Socar が牽引する形で韓国で最近…

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Bain Capital は今日(原文掲載日:10月14日)、韓国のカーシェアリング企業 Socar(쏘카)へのシリーズAラウンドの出資で、リードインベスターを務めたと発表した。資金調達額は、総額180億ウォン(日本円で約18億円)に上る。

関係者は、この業界の驚異的な成長と共有経済の市場価値が、今回の投資の引き金になったと指摘している。特にカーシェアリングは、Socar が牽引する形で韓国で最近急速に伸びている。これは韓国の例外的な人口密度の高さ(ソウル首都圏に2,600万人が居住)と整備された公共交通機関によるところが大きいだろう。ソウルで、Uber が法的問題に苦しんでいることも、Socar のチームには追い風に作用している。

Socar は2012年にローンチし、利便性を評価する韓国文化の要求に見合った力を持ち合わせたため、急速に成長してきた。ヒュンダイ・ソナタ100台から始まり、同社は2年で自動車保有台数を1,000台以上までに増やした。同社によれば、データベースには5万人以上のユーザが登録されているという。

ZipCar と同様に、Socar では、ユーザがサインアップすると、韓国国内主要都市(典型的には、自宅に近い場所)で車が借りられるカードキーを受け取ることができる。メンバーはモバイルアプリで簡単に車を予約でき、レンタルの時間を10分単位で指定できることから、広く受け入れられている。

Socar は、シンプルながらもカスタマイズされた、セルフドライビング・サービスだ。Costco に行くとき、私は Socar で車を1時間借りるようにしている。自宅の近くで車を借り、用が済んだら乗り捨てできる。自宅に持ち帰る買い物が多いときは、公共交通機関よりも安くて便利だ。(あるユーザ談)

Socar は現在、韓国最大のカーシェアリング・サービスだが、8月にはこの事業分野で初めて〝B企業(韓国で社会にメリットをもたらす企業としての認定)〟として認定された。ビジネスを通じ、同社は環境問題など社会をよりよくしようとしており、これが〝B企業〟の要件を満たしたわけだ。

今のところ、Socar は、大企業と関係を持たず、今後、例外的に成長する可能性があると考えられる市場において、マーケットリーダーになり得ると投資家が信じてやまない唯一の企業だ。韓国では今この瞬間も誰かがユーザ登録をしていて、毎月5万回以上の乗車利用がある。このような驚く数字にもかかわらず、現在利用可能な市場はまだ限られている。Socar の年間売上額は3,000万ドル(約30億円)だ(2014年現在)。

さらに、Socar は事業機会を最大限に活かして、スピーディーにサービスを届けられると考えている。創業以降、同社は毎年10倍以上のスピードで成長し続けているからだ。

今回の資金調達のニュースを受けて、CEO のキム・ジマン(김지만)氏は次のようにコメントしている。

我々は車の保有台数を5,000台にまで増やそうとしており、これでユーザは韓国のどこでも、10〜15分で借りる車にたどりつけるようになる。今回の投資により、5,000台の達成が3年以内に可能になる。ピア・トゥ・ピアのオンデマンドのカーシェアリング・サービス(ユーザ間の車の貸し借り)を追加し、モバイルに乗り合いサービスも加えたい。今夏の投資は、このような我々の野望を実現しやすくするものだ。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

韓国のビットコイン・スタートアップDevignLabが、K Cube Venturesから約2,000万円を調達

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シード・スタートアップ専門投資会社 K Cube Ventures(케이큐브벤처스) は、韓国のビットコイン・スタートアップ DevignLab(디바인랩)に2億ウォン(約2,000万円)を投資したと本日明らかにした。 DevignLab は、暗号通貨ビットコインのマーケットプレイス「Coinone(코인원)」を運営している。Coinone はカスタマイズ可能なUIにより、アマチュアからプロまで、…

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シード・スタートアップ専門投資会社 K Cube Ventures(케이큐브벤처스) は、韓国のビットコイン・スタートアップ DevignLab(디바인랩)に2億ウォン(約2,000万円)を投資したと本日明らかにした。

DevignLab は、暗号通貨ビットコインのマーケットプレイス「Coinone(코인원)」を運営している。Coinone はカスタマイズ可能なUIにより、アマチュアからプロまで、容易にビットコイン取引ができる手数料0%の取引サービスだ。

Coinone が他の既存サービスと差別化しているのは、ビットコインに専門特化したシステムを実装した点だ。ビットコインの価格はリアルタイムで変化するため、交換レートを正確に伝達できるUIの必要性が高まって来た。Coinone は、韓国初のウェブベースのHTS(ヘッジ取引システム)を実装し、他のプログラムをインストールすることなく、リアルタイムで更新んされる相場取引情報を提供し、迅速かつ便利な注文ができるよう設計された。

取引にあたっても、ActiveX のインストールは不要で、Windows、Android、iOS などすべてのOSやブラウザに対応、モバイル機器の解像度に関係なく、同じサービスを提供できる待ちプラットフォーム対応も Coinone の強みである。

DevignLab は今後、サービスの安定化と高度化に注力する一方、今年下半期には、ビットコイン口座にログインする際、ワンクリックでリアルタイム取引できるサービス「Coinpay」をローンチし、独自アプリをリリースする計画だ。従来に比べ、優れたセキュリティを提供し、契約に関連するコスト削減のための電子契約ソリューション「Smart Contract」など、さまざまなプロジェクトを試みる予定だ。

DevignLab は、世界最大規模の国際ハッキングコンテスト Defcon で3位に入賞したことがある、チャ・ミョンフン(차명훈)氏を代表とし、チームは各種ITコンテスト受賞歴のあるポハン工科大学コンピュータ工学科出身のエンジニアで構成されている。セキュリティの専門家を迎え、業界最高レベルのセキュリティシステムを実装、徹底した顧客資産の保護に焦点を当てている。

DevignLab 代表のチャ・ミョンフン氏は、次のように抱負を明らかにした。

DevignLab 独自の技術を強みとして、社会の金融に関するコストを削減し、決済システムの革新に資するビットコイン・サービスを広めたい

今回の出資を決めた K Cube Ventures 代表のイム・ジフン(임지훈)氏は、次のようにコメントしている。

ビットコインは小額決済など、既存の決済システムでは解決できなかった部分を正し、金融に関するコストを大幅に下げることができるという点で、成長の可能性が高い分野だ。今回の投資をもとに、IT環境に対する高い理解度と迅速かつ効率的な実行力を備えたDevignLab が、ビットコイン取引市場を革新していくことを期待する。

DevignLab 代表のチャ・ミョンフン氏は、ソウルのKINTEX(킨텍스)で開​​催される世界最大規模のビットコイン会議「Inside Bitcoins(인사이드비트코인스)」に基調演説者として招かれ、ビットコイン取引市場のセキュリティについて説明する予定である。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

韓国のアルツハイマー抑制ウエアラブル・スタートアップYbrainが、シリーズAラウンドで350万ドルを調達

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【編注】本稿は beSUCCESS の英語版である beTECH.Asia と Business Korea からの翻訳です。THE BRIDGE では通常、パートナーシップに基いて beSUCCESS 韓国語版からの記事を転載していますが、本稿は原文が英語で韓国語訳が存在しないため、原著者の承諾により英語版からの翻訳を掲載するものです。 韓国のヘルスケア・ウエアラブル・スタートアップ Ybrai…

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【編注本稿は beSUCCESS の英語版である beTECH.AsiaBusiness Korea からの翻訳です。THE BRIDGE では通常、パートナーシップに基いて beSUCCESS 韓国語版からの記事を転載していますが、本稿は原文が英語で韓国語訳が存在しないため、原著者の承諾により英語版からの翻訳を掲載するものです。


ybrain_logo韓国のヘルスケア・ウエアラブル・スタートアップ Ybrain は今日(原文掲載日:8月27日)、シリーズAラウンドで350万ドルを調達したと発表した。このラウンドは Stonebridge Capital がリードした。今回の調達を受けて、同社のこれまでの調達総額は、420万ドルに上る。

Ybrain は、カリフォルニア工科大学出身の神経学者とサムスンのエンジニアによって2013年に設立され、アルツハイマー病患者向けのヘルスケア・ウエアラブル・デバイスを提供している。

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Ybrain は、脳波を使ったウエアラブル・デバイスを開発するスタートアップで、健常者/患者の両方にモバイルヘルス・ウエアラブル・ソリューションを提供している。アルツハイマーや軽度認知障害患者向けのデバイスを開発しており、現在、韓国のサムスン医療センターと共同で臨床試験を実施している。このデバイスから得られた脳波をもとに、同社はより適切な治療やサービスを開発すべく、モバイル・ビッグデータ基盤も構築中だ。

現在、Ybrain は単にパイオニア精神を見せているだけでなく、神経障害に対応して臨床試験を実施しているアジアのヘルスケア・ウエアラブル・スタートアップとしては唯一の存在である。

Ybrain が設立から1年半に満たない段階で、シリーズAラウンドで300万ドルもの調達に成功した今回のニュースは、韓国のスタートアップ・エコシステムがモバイルを主としたものから、次のフェーズへ移行しようとしていることを物語っている。

向こう十年は実用的なアルツハイマー対策が開発されないだろうと、多くの専門家が予想するなかで、Ybrain のウエアラブル・デバイスは、アルツハイマーの初期段階にある患者や、現在治療を受けている患者にとってメリットをもたらすだろう。

このラウンドをリードした、Stonebridge Capital の Fortune Sohn 氏は、次のようにコメントしている。

アルツハイマーに対する実用的な治療は、2025年までは生まれないだろうというのが、おおかたの専門家の見方だった。Ybbain の世界初のアルツハイマー患者向けデバイスは、素晴らしいソリューションになるだろう。

今回の資金調達を受けて、Ybrain はチームを増員しプロダクト開発に集中する計画だ。Ybrain の CEO ユン・キョンシク(윤경식)氏は、次のようにコメントしている。

Ybrain は、アルツハイマーを治療するヘルスケア・ウエアラブル・デバイスを開発する会社だ。このデバイスは、病気の進行を遅らせる方法に頼っている患者にとって、画期的で新しいソリューションになるだろう。患者や患者の家族にこのソリューションを届けるため、我々はパートナーと密接に協業していくつもりだ。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

韓国のビットコイン・スタートアップ「Korbit」が、Softbank Ventures、Pantera Capital、Tim Draperなどから約3億円を資金調達

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韓国を代表するビットコイン・スタートアップの「Korbit(코빗)」は今日、韓国内外のVCから30億ウォン規模(約3億円)に及ぶ資金を調達したと発表した。今回のラウンドは、SoftBank Ventures Korea がリードし、Pantera Capital、Barry Silbert 率いる Bitcoin Opportunities Fund、Tim Draper、BAM Ventures…

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韓国を代表するビットコイン・スタートアップの「Korbit(코빗)」は今日、韓国内外のVCから30億ウォン規模(約3億円)に及ぶ資金を調達したと発表した。今回のラウンドは、SoftBank Ventures Korea がリードし、Pantera CapitalBarry Silbert 率いる Bitcoin Opportunities FundTim DraperBAM Ventures、元 Google で XG Ventures のマネージング・パートナー Pietro Dova 氏、Strong Ventures などが参加した。

昨年の beGLOBAL 2013 に参加した Korbit は、今年初めシリコンバレーで最も影響力のある投資家 Tim Draper などから資金を調達し話題を集めた。Korbit は今回の調達を通じて、韓国の大型VCやアメリカのファンドなど、多様な投資家陣営を獲得した。Korbit の代表を務めるユ・ヨンソク(유영석)氏は、「ビットコイン関連のベンチャーへの投資をリードしてきた世界の投資家たちが、Korbit を選びサポートし続けてくれる意味は大きい」と述べている。

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Tim Draper や Strong Ventures など、既存の投資家から追加で投資を受けられた理由について、ユ氏は2つの理由を上げている。

まず、韓国はビットコインの分野において潜在的な市場であるということ。韓国でビットコインを購入するには3分もかからないが、アメリカやヨーロッパでは、検索を経た後、1日以上待たなければならないこともある。

そして第二に、国境を超えて、世界に進出する Korbit のチームの能力が認められているからだ。現在 Korbit には2.5万人のユーザが居て、毎日20万ドルが取引されている。これまで Korbit は韓国市場にフォーカスしてきたが、今後、世界展開に拍車をかける予定だ。

今回のラウンドをリードした、SoftBank Ventures Korea のイ・ガンジュン(이강준)氏は、投資に至った背景を次のように述べている。

ビットコインは、金融取引において、これまで間接金融が提供してきた価値である、信用担保と証拠金提供に伴うコストとセキュリティの問題を技術革新で解決した。既存の通貨やクレジットカードと比較したとき、コストと使いやすさの面で大きな強みがある。ビットコインを使った支払、海外送金などにおいて、意味のある市場を作っていくものであり、さらに、スマート契約、M2M取引など、さまざまな分野で活用されることを期待する。

Pantera Capital CEO の Dan Morehead 氏が次のように、投資の理由を説明した。

インターネットの技術が、通信と商取引を変えたように、ビットコインが決済の分野を変えると信じている。韓国はサイワールドなど、仮想アイテムの市場でアーリーアダプターの様相を見せて来たし、国家的にも創造経済に重点を置くなど、ビットコインが普遍的に成長するのに良い市場環境を備えている。Korbit は、韓国にビットコインをもたらした先駆者として、世界レベルの技術競争力と信頼性を備えた最適な投資先と判断した。

昨年、世界初のビットコイン/ウォン為替市場を設立し、韓国のビットコイン市場形成の先駆けを担ってきたユ代表によれば、新しくリリースした、Korbit の決済サービスページにユーザからの反応が予想よりも集まっているとのことだ。今回の出資を受けて、より便利か安全なサービスを開発し、韓国で急速に成長している技術、金融分野での大きなチャンスが見つけられるよう、さまざまなサービスを披露していきたいと抱負を語った。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

韓国のスマホ充電場所情報共有SNS「Plugger」がローンチ、東南アジア・日米にもサービスを拡大へ

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世界初、韓国のスマートフォン・バッテリ共有サービス・スタートアップ「マイクン(마이쿤)」が、充電場所の情報共有SNSアプリ「Plugger(플러거)」 をローンチしたと発表した。 今回ローンチした Plugger は、スマートフォンやノートPCはもちろん、あらゆるポータブル家電から電気自動車まで、バッテリの充電可能場所を共有する位置情報SNSアプリだ。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界の…

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世界初、韓国のスマートフォン・バッテリ共有サービス・スタートアップ「マイクン(마이쿤)」が、充電場所の情報共有SNSアプリ「Plugger(플러거)」 をローンチしたと発表した。

今回ローンチした Plugger は、スマートフォンやノートPCはもちろん、あらゆるポータブル家電から電気自動車まで、バッテリの充電可能場所を共有する位置情報SNSアプリだ。

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現在、Plugger はソウルを中心に、釜山(プサン)と大邱(テグ)のコーヒーショップ、レストラン、携帯電話販売店をはじめ、地下鉄や公園など、公共の場所にいたるまで3万カ所以上が登録されている。また、ユーザが自ら充電場所を登録したり、その場所に対する評価やコメントを残したりすることもできる。

このほか、スマートフォンのバッテリ切れが近づくと、プッシュ通知により最も近隣の充電場所の通知を受け取ったり、SNS 上でつながっているユーザのスマートフォンのバッテリ残量を確認し、メッセージを送信したりする機能も提供されている。

マイクンの代表を務めるチェ・ヒョクジェ(최혁재)氏は、次のようにコメントしている。

この1年間で、マンタン(만땅)の有料ユーザは10万人を突破した。マンタンでは、iPhone に対応していなかったため、この問題を補完すべく Plugger を開発した。今後、韓国の内外の市場で、意味のある成果が出せるよう、最善を尽くしたい。

Plugger は今年第3四半期に東南アジアへ進出するのを皮切りに、日本や北米など世界市場に進出する計画だ。現在、AppStoreGoogle Play から無料でダウンロードできる。(訳注:日本の AppStore からは、現時点で iOS 版のダウンロードは不可)

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

ビッグデータを活用した韓国のグルメ検索サイトDining Codeが、K Cube Venturesから約2,000万円を調達

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韓国のアーリーステージ専門VCの K Cube Ventures(케이큐브벤처스)は、Dining Code(다이닝코드)に2億ウォン(約2,000万円)に出資したことを明らかにした。Dining Code は今回の調達に加え、韓国政府によるグローバル市場型創業事業化R&D事業(TIPS)にも選ばれ出資を受けている。 Dining Code は、グルメ検索をビッグデータの視点からアプローチ…

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韓国のアーリーステージ専門VCの K Cube Ventures(케이큐브벤처스)は、Dining Code(다이닝코드)に2億ウォン(約2,000万円)に出資したことを明らかにした。Dining Code は今回の調達に加え、韓国政府によるグローバル市場型創業事業化R&D事業(TIPS)にも選ばれ出資を受けている。

Dining Code は、グルメ検索をビッグデータの視点からアプローチしたサービスだ。ビッグデータ技術を使用して、ブログの情報を総合的に分析し、信頼性の高いグルメランキング、食べ物、地域、雰囲気など、さまざまな条件を含むレビュー情報を提供する。単純にデータベースを表示したり、独自の評価軸でランキングを提供していた既存のグルメサービスと差別化している。

数年間にわたって蓄積した、ビッグデータ分析とテキストマイニング技術をベースにした Dining Code のサービスは、無数の非定型ブログ・ビッグデータを分析し、広告やスパム要素を排除し、記載されたレストランの情報を再度ランキングと結びつけ、要約した情報を表示する。どのブログの情報が有用かも一覧表示で確認できるようになっているため、個々のブログにアクセスして内容を一つずつ確認することなく、最も多くの推薦を集めたグルメ情報を迅速かつ正確に提供できるのが特徴だ。

Dining Code の代表を務めるシン・ヒョソプ(신효섭)氏は、ソウル大学コンピュータ工学科の博士課程出身で、これまで20年間にわたり情報検索とデータベース分野の研究に関わり、関連分野の論文や特許を多く保有している。近年、グルメ情報のビッグデータに特化した研究を行い、Dining Code の基礎となる技術を確立した。

2013年12月のローンチ以降、持続的に成長しており、ウェブ版での好評価を受けて、今年下半期にはモバイルアプリをリリースする計画だ。現在、Dining Code が保有するビッグデータやテキストマイニング技術は、データ分析や自動分類など、これらの技術が活用可能なすべてのカテゴリーに拡張が可能なレベルに達しており、今後、多方面でのビジネス展開が可能と考えられる。

Dining Code のシン氏は、次のようにコメントしている。

市場をリードする代表的なブランドが存在しない韓国のグルメ検索サイト市場で、これまで数年にわたり開発してきたビッグデータやテキストマイニング技術を使ったサービスを通じて、Dining Code をユーザに本当の価値を提供できる代表的なグルメ検索サービスに成長させたい。

今回出資した、K Cube Ventures のパートナーを務めるチョン・シナ(정신아)氏は、次のようにコメントしている。

グルメに対する考察、ユーザ行動、広告やスパム要素をすべて把握している Dining Code は、韓国のブログやグルメに特化したサービスだ。今回の出資を通じて、技術の側面からグルメ検索サイトの市場を革新するサービスへ成長することを期待したい。

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カンナム駅周辺で、合コンにふさわしいレストランを調べた例。1位のオヒュルというステーキ・レストランは、523のブログで言及されていることがわかる。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

大手リワード広告ネットワークTapjoyが、韓国発のアプリ開発者向けグロースハックツール「5Rocks」を買収

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アメリカの、モバイルアドテク/マネタイゼーション・プラットフォームを提供する Tapjoy は、韓国の 5Rocks(파이브락스)を買収すると本日発表した。5Rocks は、モバイルゲームのライフタイムバリュー(LTV)を最大化するための、分析/マーケティング・プラットフォーム「5Rocks」の開発元で、世界最高水準の技術力を認められている。なお、買収金額は公開されていない。 <関連記事> 韓国発…

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5Rocks CEO イ・チャンス(이창수)氏

アメリカの、モバイルアドテク/マネタイゼーション・プラットフォームを提供する Tapjoy は、韓国の 5Rocks(파이브락스)を買収すると本日発表した。5Rocks は、モバイルゲームのライフタイムバリュー(LTV)を最大化するための、分析/マーケティング・プラットフォーム「5Rocks」の開発元で、世界最高水準の技術力を認められている。なお、買収金額は公開されていない。

<関連記事>

今回の買収により、5Rocks は、完璧なアドテクとアプリテックのソリューション企業に生まれ変わることになる。世界のアプリ開発会社の収益と LTV を最大化する統合サービスを提供すべく、確固たる地位を確立する計画だ。

5Rocks は既に韓国と日本の代表的なモバイルゲーム・デベロッパで、分析と運用ソリューションとして採用されている。ゲーム業界では、専門的なデータ分析、ユーザの将来行動を予測するテクノロジー、優れたユーザ管理プラットフォームとして知られている。アプリ・デベロッパは、5Rocks を利用して、モバイルゲームやアプリのユーザを行動別にリアルタイム分析し、事業戦略を策定、リアルタイムでユーザ向けのイベント、広告、アプリ運用が実現できる。

Tapjoy の広告収益化プラットフォーム「nGen」との統合

両社は Tapjoy の広告収益化プラットフォーム「nGen」と「5Rocks」を統合する計画だ。この統合により、アプリ・デベロッパに顧客の獲得、アプリ内購入への誘導、広告収益の増大を喪込めるソリューションが提供できるようになると、両社は期待している。

Tapjoy の CEO Steve Wadsworth 氏は、次のようにコメントした。

5Rocks の買収は、アプリテックのリーダーである Tapjoy が、モバイル分析と統合を図る兆しになるだろう。Tapjoy と 5Rocksは、すべての面で相互補完的関係にあり、広告の効率を向上させ、モバイルアプリの顧客獲得と収益化の将来を再定義する、技術とサービスを提供できるようになるだろう。

Tapjoy の完全成功報酬ベースの広告モデルは、フリーミアム・アプリのデベロッパによく利用されている。世界中の月間4.5億人以上のアクティブ・ユーザが Tapjoy のモバイル広告を体験している。5Rocks の買収を受けて、Tapjoy の nGen ユーザは、広告の収益と分析、mCRM ツールをシームレスに利用できるようになる見込みだ。

アプリの利用や購買活動が活発なユーザだけでなく、離脱の可能性が高いユーザのみを対象に、広告やマーケティングを実施し、ユーザの価値を最大に引き上げることができるようになる。 その一例として、最近のアイテム購買の有無、先月の接続利用の有無などを分析し、特定の利用形態を示すユーザ・グループや、広告やマーケティングを実行済のユーザ・グループのみを抜き出し、次の広告やマーケティングを行う、といったことも簡単に行える。

5Rocks は、ユーザ・セグメンテーションとコホート分析が強みだ。ユーザの購買有無、地域、スマートフォンの種類はもちろん、アプリの利用形態、購買パターン、流入チャネルなど、さまざまな基準で整理したり、組み合わせて分析したりできる。マーケティング・キャンペーンの効率を分析できる A/B テストや、ユーザ急減/売上急増などの兆候を自動通知する機能なども強力だ。

5Rocks の代表を務めるイ・チャンス(이창수)氏は、今回の買収の背景を次のように説明した。

5Rocks の海外取引先や成果が増えるにつれ、グローバルなネットワークと強力な営業力を持つパートナーの必要性を痛感するようになりました。Tapjoy は、5Rocks にとって最適なパートナーになると判断しました。

韓国で始まったテック・スタートアップが、シリコンバレーの革新的な企業と一緒になれるのは意味が大きい。Tapjoy と共に、今後も世界のモバイルゲームやアプリのデベロッパのため、サービス開発に一層邁進したい。

Tapjoy に買収された後も、5Rocks の法人格とサービスはそのまま維持される。イ氏は Tapjoy のデータ分析分野統括副社長に就任し、現在の 5Rocks のチームを牽引することになる予定だ。

Tapjoy の Steve Wadsworth は、次のように付け加えた。

5Rocks は、業界の専門知識、モバイル分析の高い技術力と経験を持つ、優秀な開発者が結集した世界最高レベルのチームだ。Tapjoy のユーザは、遅かれ早かれ、Tapjoy のソリューションを使うだけで、最高の技術力と能力を知見できるようになるだろう。

5Rocks のソリューションは、Tapjoy の nGen と2014年第4四半期に完全統合される予定だ。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

韓国の小売店舗向け顧客ポイントサービス「Spoqa」が190万ドルを資金調達、日本市場への進出に着手

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訳注:THE BRIDGE において「Spoqa(스포카)」の初出時、ソーシャル・レコメンデーションのプラットフォームとして紹介した。Spoqa の CEO で共同創業者のチェ・ジェソン(최재승、英語名:Richard Choi)氏の説明によれば、その後、同社はピボットし、小売店の店舗向け顧客ポイントプラットフォームに生まれ変わった。 以前のラウンドでは、ポハン製鉄系の Posco Venture…

訳注:THE BRIDGE において「Spoqa(스포카)」の初出時、ソーシャル・レコメンデーションのプラットフォームとして紹介した。Spoqa の CEO で共同創業者のチェ・ジェソン(최재승、英語名:Richard Choi)氏の説明によれば、その後、同社はピボットし、小売店の店舗向け顧客ポイントプラットフォームに生まれ変わった。

以前のラウンドでは、ポハン製鉄系の Posco Ventures と、韓国のテレビ通販最大手 GS Home Shopping から200万ドルを調達している。今回のラウンドはシリーズBで、調達先は公表されていない。


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Spoqa はソウルに拠点を置くスタートアップで、韓国の地域店舗に対して、タブレットを使った顧客ローヤルティ・プラットフォームを提供している。2012年4月のローンチ以降、1,500店舗が Spoqa にサインアップし、Spoqa は提携店舗に対して250万人の顧客を誘導してきた。

今日(原文掲載日:8月5日)、Spoqa は資金調達の2回目のラウンドをクローズし、今回のラウンドで190万ドル、これまでに総計390万ドルを調達した。今回のラウンドでの資金調達を通じて、Spoqa は韓国でのサービス強化に加え、日本に市場展開を図る。

日本の潜在パートナーと話を始めています。彼らは、我々のテストパイロットを見ていて、日本の市場に十分な適性があると確信しています。

Spoqa の CEO ソン・ソヌン(손성훈、英語名:Grant Sohn)氏はそう語った。彼は以前、Rocket Internet で国際ビジネスを拡大させた経験を持ち、それが Spoqa をアジアの主要市場にリーチさせるのに役立つだろう。Spoqa は調達した資金を使い、マーケティーング・プラットフォームをアップグレードさせ、より洗練された方法で店舗に顧客を誘導したいと考えている。

Spoqa の最大の売りの一つは、サインアップと利用方法が簡潔であることだ。店頭で決済の際、ポイントカードやスマートフォンを提示しなくても、店頭カウンタのDodo(도도)タブレットに電話番号を入力するだけで、電話番号がIDとして扱われる。店舗は自ら顧客ポイントのしくみを設計することができる。最もよく採用されているのが「10個の購入で、1個無料で差し上げます」というものだ。

Spoqa は、これまで財布を分厚くしたり、さまざまなアプリのダウンロードを余儀なくしたりしてきた、個人向けポイントカードの世界に光明を見出した。Dodo のポイントがユニークなのは、顧客がサインアップしたり、アプリのダウンロードしたりするのが不要な点だ。

Spoqa のチームにとっては、これまで順風満帆ではなかった。2011年の設立後、一年かけて作ったサービスは完全に市場で失敗に終わった。しかし、当初のサービスがユーザに過剰なエンゲージメントを求めるものだったとわかり、二つ目のサービスは使い易さを追求したものにした。その結果、迅速かつ継続的にユーザが獲得でき、よりよいエンゲージメントにつながったのだ。

ソン氏によれば、同社はこれまで失敗を通して多くを学び、すべてのアップグレードには懐疑的とも思える考え方を適用している。

基本的に 100% の成功を確信しない限り、Dodo のしくみに変更を加えないことにした。実装をする前に、すべてを徹底的にテストする方針にした。(ソン氏)

サービスを利用する上でのハードルが下がったことで、Dodo ポイント(Android 版iOS 版)はサービス開始から2年間で爆発的な成長を遂げた。19ヶ月間で100万人に達し、ユーザ獲得はさらに加速、次の半年でユーザは200万人を突破した。

Dodo の提携店舗は、コーヒーショップ、スナックショップ、アクセサリー、コンタクトレンズ、洋服などの小売店、ホテル、バー、ラウンジ、インターネット・カフェ、スクリーン・ゴルフショップ、カラオケ店などだ。化粧品店やアクセサリーショップ、ヘアサロンやネイルサロンでは、特にユーザ獲得のスピードが速い。

店舗は、Dodo ポイントの直感的なインターフェースから、競合に目をくれず、Dodo ポイントを選んでいる。共同創業者で CEO のチェ氏は、次のように語っている。

パパママ・ショップでも使えるような、極めてシンプルな CRM ソリューションが作りたかったんだ。ポイントをもらえることと引き換えに、顧客は自主的に電話番号を入力してくれる。店舗は Dodo が自動的に整理した顧客名簿にアクセスでき、セールの情報を VIP 顧客に送ったり、一度失った顧客を取り戻したりできる。

Dodo ポイントは、店舗が届けたい顧客に対して、SMS を使ったテキスト・クーポン・サービスを提供する。Dodo が持つターゲティング・アルゴリズムにより、従来のクーポンよりも8〜10倍高いポイント交換率を誇っている。Spoqa の共同創業者で CSO のソン氏は、次のように説明する。

Spoqa のクーポンを二度三度と使ってくれる店舗の割合を見てみると80%以上だ。つまり、Dodo のクーポンを使って、彼らは目に見える形で売上の上昇が体感できているわけだ。

紙のポイントカードや磁気を使ったプラスティックカードを運用するコストに代えて、Spoqa は Dodo ポイントを利用店舗に月額のライセンス料を請求する。

Doco は最も費用効果があり、店舗が顧客を管理しやすい方法だ。顧客に自ら戻ってきたいように行動させ、必要なときには連絡できる電話番号を集めることができる。」(ソン氏)

我々のミッションは、店舗と顧客をスマートにつなぐことだ。数千年ではないにせよ、数百年にわたって、店舗が顧客に向き合うインターフェースは、キャッシャーという同一のものだった。Dodo タブレットで、Spoqa は顧客が店舗で対話するしくみを変えて行くんだ。(チェ氏)

Spoqa のチームは、パパママショップの顧客ロイヤルティを解決しようとしているだけではない。顧客にとっても、Dodo ポイントを使えば、買い物履歴やポイントの収集が容易であることから、Spoqa は顧客とタブレットを通じて対話を始めている。同社は、商品の購入時に、顧客と店舗が対話するタブレットをネットワーク化したインターフェースを構築中だ。

O2O(オンライン・トゥ・オフライン)の実現に向けて、モバイルやオンラインのしくみに走る企業を横目に、Spoqa はオフラインのショップに、タブレットのネットワークを作ろうとしている。Spoqa がタブレットのネットワークを O2O のハブに変貌させられるかどうかは、これから数年間の同社の販売展開の成長と実現にかかっていると言えるだろう。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

韓国のデートコースおすすめアプリ「SeoulDate POP」が、Coolidge Investmentから約4,000万円を調達

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韓国のスタートアップ専門VC Coolidge Corner Investment(쿨리지코너)は、地図を使ったデートコースアプリ「SeoulDate POP(서울데이트팝)」を提供するスタートアップ 10Fingers(텐핑거스)に4億ウォン(約4,000万円)を出資したことを明らかにした。 SeoulDate POP は、20〜30代のカップルに地域別デートコースをお勧めするモバイルアプリだ。…

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韓国のスタートアップ専門VC Coolidge Corner Investment(쿨리지코너)は、地図を使ったデートコースアプリ「SeoulDate POP(서울데이트팝)」を提供するスタートアップ 10Fingers(텐핑거스)に4億ウォン(約4,000万円)を出資したことを明らかにした。

SeoulDate POP は、20〜30代のカップルに地域別デートコースをお勧めするモバイルアプリだ。これまでのブログやグルメサイトは、スポットを紹介するサービスがほとんどだったが、SeoulDate POP はカップルにデートコースという動線を提供する。恋愛10年目のキム・ソンモ(김성모)取締役は、「ガールフレンドのために毎回新しいデートコースを心配する必要がありましたが、SeoulDate POP を使えば、そういった面倒を軽減できます。」と強調した。

SeoulDate POP では、地域デートコース、テーマ別デートコース、実際に訪問したカップルによる体験レビューを確認でき、すべてのデートコースは、モバイルで仮想体験できるようになっている。2014年7月現在、32万ダウンロード数を記録しており、Google Play からダウンロード可能だ。

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10Fingers の共同創業者らは、2年以上かけてソウルの隅から隅までを回り、500を超えるデートコースを収集している。昨年、韓国中小企業庁が主催した創業支援事業を通じて、2014年4月に創業したスタートアップ企業である。代表を務めるシン・トンヘ(신동해)氏は、弘益(ホンヨク)大学の産業デザイン学科に通う女性青年創業者である。学校では優れた美的感覚の持ち主として評価されており、韓国で人気のフードデリバリー・アプリ「配達の民族(배달의민족)」で知られるスタートアップ Woowa Brothers(우아한형제들)のCEO キム・ボンジン(김봉진)氏のように、感性デザインを核にしたビジネスを育てたいと考えている。

共同創業者である、ウ・チャンレ(우찬래)氏とキム・ソンモ氏は、共にLG電子MC事業本部への入社をきっかけに始まった縁で、毎週末に会って開発したアプリが十件を超えるほど優れた開発力を持っている。2013年には、「公共データ活用創業コンテスト」で優秀賞を授与され、高い技術力を認められた。

Coolidge Corner で投資を担当した、オ・ジンソク(오진석)氏は、「彼らが創業支援事業に参加している間、チームの情熱とチームワークの良さを確認することができた。SeoulDate POP は若いカップルにはもちろん、結婚している人達にも必須のアプリになるだろう。」と投資に至った背景を明らかにした。

10Fingers は、Coolidge Corner が運営するインキュベーション施設 CCVC Value-up Center に入居し、今後1年間にわたってアクセラレーション・プログラムを受けることになる。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom