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Sun*(サンアスタリスク)、リバネスと包括提携——東南アジアで「テックプランター」輩出スタートアップを事業開発支援

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システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク)は1日、サイエンスコミュニケーションや投資を行うリバネスと包括事業提携を締結したことを明らかにした。Sun* は、昨年末から実施していた20億円に及ぶ事業会社各社からの資金調達の中で、リバネスの投資部門リバネスキャピタルから出資を受けたことを明らかにしている。 リバネスは、日本や東南アジア各国でリアルテック系シードアクセラ…

テックプランターのベトナムデモデイ(2019年6月開催)
Image credit: Leave A Nest

システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク)は1日、サイエンスコミュニケーションや投資を行うリバネスと包括事業提携を締結したことを明らかにした。Sun* は、昨年末から実施していた20億円に及ぶ事業会社各社からの資金調達の中で、リバネスの投資部門リバネスキャピタルから出資を受けたことを明らかにしている

リバネスは、日本や東南アジア各国でリアルテック系シードアクセラレーションプログラム「テックプランター(Tech Planter)」を展開しており、同じく東南アジアに事業拠点を持つ Sun* が協業することを明らかにしていた。Sun* 代表取締役 CEO の小林泰平氏によれば、テックプランター輩出スタートアップには研究開発や技術特化チームが多いため、Sun* は事業開発面で特に協力するとしている。

リバネスは2010年にシンガポールを、2013年にリバネスマレーシアに子会社をを設立。現在、東南アジア6カ国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム)で、テックプランターを展開している。これまでに参加した東南アジア各国のスタートアップは800社以上。Sun* は、このピッチイベントの事業審査などにも加わっている。

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リバネスとFocusTech Ventures、小橋工業やユーグレナと農業食品特化VC「Germi8」をシンガポールに設立——今後3年で1億円超を投資

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日本のリバネスとシンガポールの FocusTech Ventures は、農業機器製造の小橋工業および微細藻類製品の開発・生産企業ユーグレナと提携し、農業食品への投資に特化した民間投資会社 Germi8 をシンガポールで設立することを発表した

Germi8 は農業食品業界でイノベーションを活性化することで、食品供給の持続可能性や気候変動、環境問題といった世界規模の問題を解決することを目的としている。

Image credit: Germi8

リバネスの設立者兼 CEO 丸幸弘氏によると、Germi8 の調達目標額は現時点では決まっていない。しかし、今後3年間で約20のプロジェクトにおよそ1億円を投資していくという。Germi8 はリバネス、FocusTech Ventures、小橋工業、ユーグレナの4社で運営し、すべての資金もこの4社から供給される。

Germi8 の投資対象の一部には、代替タンパク質、動物飼料・水産飼料、廃棄物削減、精密農業、健康と栄養を考えた機能性食品、食物生産・安全性・トレーサビリティを向上させるテクノロジーなどが含まれる。

丸氏は Tech in Asia に次のように語った。

Germi8 を設立した目的を簡単に言うと、シード前とシード期のギャップを埋めるためです。

Germi8 の投資額はプロジェクトあたり10万米ドルを予定しており、追加投資ビークルもそれぞれの案件に合わせて実施されるという。

また、東南アジアを視野に入れるべく、9,000万米ドル規模のリアルテックファンドをシンガポールに進出させる計画を進めていると丸氏は言う。リバネスとユーグレナが設立したリアルテックファンドは日本で43社のディープテックスタートアップに投資しており、その中には農業食品業界も含まれている。

当面の間、Germi8 はリアルテックと緊密に連携して戦略的資本と強力な日本のネットワークを ASEAN 市場に拡大していきます。(丸氏)

東南アジアにおける農業食品

Germi8 の創立メンバー(左から):丸幸弘氏(リバネス創業者兼 CEO)、 小橋正次郎氏(小橋工業 代表取締役社長)、鈴木健吾氏(ユーグレナ共同創業者)
Photo credit: Germi8

シンガポールがブームの中心になると見ている農業特化型企業は他にもある。そのうちの1社がグローバルにアグリテック企業を支援・投資する The Yield Lab だ。同社は昨年後半、アーリーステージの農業食品テック系スタートアップに10万米ドルを投資すべく、シンガポールで Yield Lab Asia Pacific を立ち上げた。

今年初めには、フードテック特化型ベンチャーキャピタル企業 Big Idea Ventures もシンガポールで立ち上げられている。Temasek Holdings、アメリカの食品大手 Tyson Foods、Enterprise Singapore の支援を受ける Big Idea Ventures は1億米ドルを調達して、植物を中心とした食品、代替タンパク質、その他のフードテクノロジーに特化したスタートアップに投資することを計画していた。

シンガポール政府は以前、都市農業と水産養殖テクノロジーのトップに立つべく、2021年までに18ヘクタールの農業食品イノベーションパークを開設する計画があると発表していた。また、農業食品業界の推進とスタートアップのサポート体制強化に向けて、2018年には複数の政府系機関によって、「FoodInnovate」というイニシアチブが立ち上げられている。

東南アジア地域の他の国に目を向けてみると、多くの起業家が農業食品に惹きつけられていることがわかる。

リバネスは、東南アジアにおけるディープテックのイノベーションネットワークとなるべく、2010年にシンガポール支社を設立した。同社の代表的なプログラム「Tech Planter」には今月の時点で合計568チームが参加している。リバネスによると、そのうちの25%以上を農業食品テック系企業が占めており、この数字は2014年のプログラム開始以来、年々増加しているという。

同じく2014年に、FocusTech Ventures も Tech Planter の支援を開始している。同社とリバネスは互いのネットワークを通じて、日本と東南アジアのエコシステムのディープテックスタートアップが交流できるよう2018年2月から提携してきたが、今回の件でその協力関係がより強固なものになる。

リバネスと小橋工業も昨年、東南アジアの様々な農業問題とビジネスチャンスに取り組むべく戦略的な業務提携を結んでいる。

一方ユーグレナは、新たな研究シーズの探索を目的としてリバネスグループとマレーシア工科大学が1月に共同で設立した研究所 Nest-Bio Venture Lab に参画している。

今後に目を向けると、Germi8 は各社の強みを活用して農業食品系スタートアップに資本やコネクション、専門知識を提供していくことになる。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

リバネスがフィリピンにスタートアップハブの開設を検討中、注目するのはリアルテック分野

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Dealstreet Asia の報道によると、サイエンスコミュニケーションと投資を専門とする日本企業リバネス(Leave A Nest)が、「リアルテック」スタートアップと定義する企業を対象に、教育、アクセラレーション、投資に焦点を当てるスタートアップハブをフィリピンに開設することを検討しているという。 リバネスの代表取締役兼 CEO を務める丸幸弘氏は、「来年、マニラ都市圏にスタートアップハブ…

biotech
biotech via Flickr by MiraCosta Community College

Dealstreet Asia の報道によると、サイエンスコミュニケーションと投資を専門とする日本企業リバネス(Leave A Nest)が、「リアルテック」スタートアップと定義する企業を対象に、教育、アクセラレーション、投資に焦点を当てるスタートアップハブをフィリピンに開設することを検討しているという。

リバネスの代表取締役兼 CEO を務める丸幸弘氏は、「来年、マニラ都市圏にスタートアップハブを開設することに関心がある」としている。

ハブが設置されれば、シンガポール、マレーシア、アメリカ、イギリスの各支社同様、キャパシティビルディング(能力構築)セミナー、研究開発、事業開発支援、地域の再活性化といったサービスを提供していくという。

リバネスは自社のシードアクセラレーション(新規事業創出)プログラムであるテックプランター(Tech Planter)を介し、100億円(9,000万米ドル)規模のリアルテック資金を運用している。2014年以来、70社を超える日本国内のスタートアップを支援してきた。

当社は、IT ではなくバイオテックやアグリテック、ヘルスケアといったディープサイエンスにより重点を置いています。私たちはこのコンセプトをリアルテックと呼んでいます。(丸氏)

フィリピンにハブを設置し、「その国特有のニーズを理解」するため、地元の大学、トレーニングプログラム、企業と提携することを検討しているという。

私がこれまでに気づいたところでは、フィリピンで対処が必要な課題は公害、交通渋滞、ヘルスケアです。当社は若い大学生に大きなポテンシャルを感じていますが、彼らを主要企業と結び付けることで、フィリピン発のリアルテックを構築し創造することができると考えています。ジョイントベンチャーを形成し、若い才能に投資することができるのです。(丸氏)

リバネスはまた、テックプランターを通じて世界各地で数々のスタートアップコンペを主催している。

フィリピンで最近開催されたイベントでは UBE-Tech が優勝した。同社は現在、パープルヤム(フィリピン名:ube)を商業用途で利用するための技術を開発中である。

【via e27】 @e27co

【原文】

「SENSEI NOTE」のLOUPE、事業会社や実業家らから数千万円を調達

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教師と教員志望者のためのSNS「SENSEI NOTE」を運営する LOUPE は今日、LITALICO、リバネス、スイッチサイエンスの3社と実業家の石見陽氏らから9月末に資金調達を実施していたことを明らかにした。調達金額は明らかにされていないが、数千万円規模に上るものと考えられる。 LITALICO は発達障害のある子供の支援サービスを提供、リバネスは社員の全員が博士という研究家集団であり、スイ…

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教師と教員志望者のためのSNS「SENSEI NOTE」を運営する LOUPE は今日、LITALICOリバネススイッチサイエンスの3社と実業家の石見陽氏らから9月末に資金調達を実施していたことを明らかにした。調達金額は明らかにされていないが、数千万円規模に上るものと考えられる。

LITALICO は発達障害のある子供の支援サービスを提供、リバネスは社員の全員が博士という研究家集団であり、スイッチサイエンスは、専門学校や高専など向けにハードウェア・モジュールなどを開発・提供している。創業者で代表のの浅谷治希氏の話によれば、これらの出資者との関係は、すべて事業シナジーを考慮したものであるという。

LITALICO は発達障害の子供支援をする会社だ。自分の子供の発達障害について、親は気づかないか認めたがらないケースが多い。結果的に学校の先生が最初に気づく。SENSEI NOTE は学校の先生に使われているという点で、シナジーが考えられる。LITALICO は、パーソナルモビリティ開発のWHILLに出資している

リバネスは、ミドリムシのユーグレナとのプロダクトの共同開発などでも有名だ。我々はリバネスと理科の先生にアプローチできるプロダクトを開発している。来年にはリリースできる予定だ。

スイッチサイエンスとの関係は、SENSEI NOTE が将来的にハードウェア領域に乗り出すときのことを考えたもの。(浅谷氏)

現在 SENSEI NOTE のユーザ数は約8,000人、絶対数は大きくないが、教師や教員志望者に特化したコミュニティを作り上げている点で存在意義は大きい。月間アクティブユーザ数(MAU)は70%、投稿された質問には98%の確率で他のユーザから回答が寄せられ、一つの質問あたりの平均回答件数は7件と高い数値を示している。

SENSEI NOTE ビジネスモデルの確立にあわせ、運営元である LOUPE の業界内での認知度も高まり、教育系の企業などからのコンサルティングの依頼も増えてきた。あくまでプロダクト開発優先で事業を進めるとのことだが、彼らが掲げる一つのロールモデルは、デザインコンサルタンシーの IDEO であり、「LOUPE は教育サービス界の IDEO を目指したい」と浅谷氏は語る。

今回調達した資金を使い、LOUPE はエンジニアや広報の人員を採用し、開発体制や会員獲得のしくみを強化するとしている。