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美容プラットフォーム「LIPS」が11億円調達、MAUは1000万人に

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美容プラットフォーム「LIPS(リップス)」を運営するAppBrewは4月15日、SIG Japan、三菱UFJキャピタル、マイナビ、みずほキャピタルを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は11億円で、累計調達額は27億6000万円となる。出資比率や株式評価額などの詳細は非公開。調達した資金は開発体制の強化、マーケティング、新規事業への投資に使われる。また、同社はこれに合わせて…

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美容プラットフォーム「LIPS(リップス)」を運営するAppBrewは4月15日、SIG Japan、三菱UFJキャピタル、マイナビ、みずほキャピタルを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は11億円で、累計調達額は27億6000万円となる。出資比率や株式評価額などの詳細は非公開。調達した資金は開発体制の強化、マーケティング、新規事業への投資に使われる。また、同社はこれに合わせてCI(コーポレート・アイデンティティ)の刷新も伝えている。

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刷新したコーポレートロゴ

LIPSは2017年1月に公開された美容特化型のメディアサービス。メイクやスキンケアなどの商品レビュー、ユーザーコミュニケーションなどの場を提供し、10代から20代の女性を中心にアクセスを集めている。ダウンロード数は3月時点で500万件、月間の利用者数(MAU)は1000万人となっている。

via PR TIMES

コスメ口コミアプリ「LIPS」運営のAppBrew、総額10億円をグリーなどから資金調達ーー150万ダウンロードも突破

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コスメアプリ「LIPS」を運営するAppBrewは10月18日、総額10億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先となったのはグリーおよび個人投資家。株式比率や払込日などの詳細は公開されていない。 AppBrewは、代表取締役の深澤雄太氏と取締役の松井友里氏が東京大学在学中にスタートしたチーム。2017年10月に総額8000万円、2018年2月に総額5.5億円の資金調達を実施している。 …

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コスメアプリ「LIPS」を運営するAppBrewは10月18日、総額10億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先となったのはグリーおよび個人投資家。株式比率や払込日などの詳細は公開されていない。

AppBrewは、代表取締役の深澤雄太氏と取締役の松井友里氏が東京大学在学中にスタートしたチーム。2017年10月に総額8000万円2018年2月に総額5.5億円の資金調達を実施している。

コスメアプリ「LIPS」は、松井氏の「コスメの情報が検索しにくい」と感じたことをきっかけに開発がスタート。10代、20代の女性ユーザーを中心にコスメの口コミが集まるコミュニティプラットフォームになっている。

コンテンツは、コスメの使用感を伝えるユーザー投稿や人気商品情報といったリアルなユーザー目線の情報が特徴だ。リリースによれば、国内化粧品メーカーを中心とした40ブランド以上の出稿実績もあるという。2018年6月には、デザインの大幅リニューアルも実施した

アプリは150万ダウンロードを超えており、口コミ数は50万件。2018年6月に100万ダウンロードおよび口コミ数40万件突破を本誌でも報じており、約4カ月の間で約50万ダウンロードと10万件の口コミを獲得した計算になる。

今回の調達資金は、ユーザー拡大を目的とした「LIPS」の開発体制強化および組織強化のための採用、マーケティングに充当する。

10月20日更新:同社代表取締役の深澤雄太氏よりコメントが届いたので追記する。(太字は筆者からの質問)

ーー今回10億円の資金調達の経緯を教えてください。
深澤:前回2月に5.5億の調達をして、ユーザー基盤と組織の拡大に努めてきました。今回はそれをもう一段スピードアップするための調達です。

ーー採用強化に資金を充当するということですが、想定規模や強化部門を教えてください。
深澤:まだ18人と小さなチームなので、全方位積極採用中です。規模に上限は設けず、力のある方であればどんどん仲間として受け入れたいです。特に役員や事業責任者として経営視点で意思決定してきた経験がある方や自ら事業・数字を把握しつつ、ユーザーに向き合ってサービスの改善ができるエンジニアの方、協業戦略の立案、実行経験があるビジネス開発・セールスの方を想定しています。

ーー現状のユーザーの反響や主な利用シーンを教えてください
深澤:DL以外の数字は未公表ですが、化粧品業界の方々から「最近はLIPSがコスメ選びによく使われているよう」と実感の言葉をいただくなど、ありがたいことに全国に渡ってご利用いただいております。特に自分のコスメやメイク法を共有して楽しんだり、コスメ探しに迷った際に店頭などでも、クチコミを検索していただくことが多いです。

コスメ口コミアプリ「LIPS」が100万ダウンロードを突破、クチコミ投稿件数は40万件に

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コスメ口コミアプリ「LIPS」を提供するAppbrewは6月11日、同アプリのダウンロード数が100万DLを突破したことを発表した。 2017年1月ローンチされたLIPSは、”可愛くなりたい女性”向け口コミを中心としたコミュニティサービス。人気のコスメの使い方やおすすめポイントを投稿し、シェアすることが出来る。コスメ購入前に使い方をチェックしたり、おしゃれなユーザーをフォローするといった使い方がで…

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コスメ口コミアプリ「LIPS」を提供するAppbrewは6月11日、同アプリのダウンロード数が100万DLを突破したことを発表した。

2017年1月ローンチされたLIPSは、”可愛くなりたい女性”向け口コミを中心としたコミュニティサービス。人気のコスメの使い方やおすすめポイントを投稿し、シェアすることが出来る。コスメ購入前に使い方をチェックしたり、おしゃれなユーザーをフォローするといった使い方ができる。クチコミ投稿件数は40万件で、10代〜20代がメインユーザー層になっている。

同社は2017年5月に総額8000万円、さらに2018年2月には総額5.5億円の資金調達を実施した。2018年6月にはユーザー層の拡大やコミュニケーションサービスとしての確立を目的として大幅なデザインリニューアルをしている

Source:PRTIMES

コスメの口コミアプリ「LIPS」のAppbrewが総額5.5億円の資金調達を実施、LIPSブランド構築と新プロダクトへの挑戦

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コスメの口コミアプリ「LIPS」を運営するAppbrewは2月28日、総額5.5億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先はGunosy、グリー、ANRIおよび個人投資家ら。株式比率や払込日は非公開だ。 2017年1月に提供開始されたLIPSは、コスメごとの口コミを探すことができるコミュニティアプリ。コスメの写真つき口コミをユーザーが投稿したり、気になるコスメの情報を集めることができる。…

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コスメの口コミアプリ「LIPS」を運営するAppbrewは2月28日、総額5.5億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先はGunosy、グリー、ANRIおよび個人投資家ら。株式比率や払込日は非公開だ。

2017年1月に提供開始されたLIPSは、コスメごとの口コミを探すことができるコミュニティアプリ。コスメの写真つき口コミをユーザーが投稿したり、気になるコスメの情報を集めることができる。2017年2月には55万ダウンロードを超えた。

2017年1月には公式アカウントのLIPSガールズの募集を開始し、募集人数50人に対して2500人の応募があった。LIPSでは人気のアカウントだと2万人のフォロワーがいる人もいるという。

「LIPSガールズはただフォロワー数が多い、というわけではなくコアなファンがいる人なのか、ということを大切にしました。あとは雰囲気やユーザーとしっかりコミュニケーションをとっているかにも着目しました」(松井氏)

現在は中学生・高校生のティーン世代を中心にユーザーが集まっているが、今後はユーザー層の拡大にもチャレンジしていく。松井氏は「中高生が良いと思うコスメ、30代が良いと思うコスメは違う」と話し、今後はフィードのパーソナライズやユーザー別のコスメランキングといった機能追加も検討している。

2018年1月からは、企業向けに広告枠とLIPSユーザーに対してサンプリングを実施するサービスも提供開始している。現在10社を超える企業との実績があり、今後もパートナーを獲得することでマネタイズを計る。ユーザーへの課金についても現在は実施しない方向で、あくまでもBtoBでマネタイズを実施していく方向性だ。

モノのCtoC向けサービスを提供していく

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写真左より同社取締役の松井友里氏、代表取締役の深澤雄太氏

2017年2月に前回の資金調達を実施していた同社。今回の資金調達について同社代表取締役の深澤雄太氏は「LIPSを女の子なら誰もが知るサービスにし、新しいプロダクトへの挑戦のため」と話す。調達した資金はサービス開発のための人材採用やマーケティング費用に充当していく。

「インターネットに詳しい人やインフルエンサーのファンはLIPSを知ってくれるようになりましたが、女の子全員が知るアプリにする必要があります。そのためのマーケティング強化を実施するのが今回のラウンドです」(松井氏)

利用率や1ユーザーあたりの獲得単価といった部分に関してもマーケティング部分の社内体制を強化し、より詳細に戦略立てていく。また今回、引受先となったGunosyとも今後の取り組みについて検討段階。LIPSのブランド構築とアクティブユーザーの拡大を目指す。

現在チームはインターン含め15名。エンジニアは5人体制になり、深澤氏が新しいプロダクトを開発していくフェーズにもなった。すぐに新しいサービスに注力するという形ではないが、「プロトタイプを作りながら、より大きなシェアを獲得するサービスにも挑戦していきたい」ということだ。具体的な内容についても今は検討中だが、CtoCでモノに関連するサービス展開をイメージしている。プロダクト強化や新規開発のためにも今後CTOの採用なども実施していく予定。

 

東大女子が世界8カ国を巡って開眼した「アプリ開発」の道ーー隠れたキーマンを調べるお・口コミコスメアプリLIPS松井さん

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編集部注: 「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。 ティーン向けのコスメ口コミアプリ「LIPS」を運営する東大発スタートアップAppBrew。その共同創業者で「LIPS」の発案者でもある取締役の松井友里氏。アメリカで…

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AppBrew取締役の松井友里氏

編集部注: 「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。

ティーン向けのコスメ口コミアプリ「LIPS」を運営する東大発スタートアップAppBrew。その共同創業者で「LIPS」の発案者でもある取締役の松井友里氏。アメリカで育ち、帰国して東大に入学。世界を巡ってスタートアップを取材するなど勢力的に活動し、AppBrewを共同創業。これまでの生い立ちや想いなどを伺ってきました。

大柴;本日はよろしくお願いします!ところで海外での生活が長かったとお聞きしましたが。

松井:アメリカのニューヨークにいたんです。7歳から18歳までいました。

大柴:アメリカでは日本人学校に通っていたのですか?

松井:いや、現地校です。

大柴:そうなんですね。じゃあ英語はもうバリバリ。

松井:妹ととは英語で会話していました。家族とは日本語です。

大柴:なるほど。アメリカでの生活はどのようなものでしたか?

松井:友達がそんなにいなかったんですよね(笑)。いわゆる「オタク」でした。アニメを見たり、ネットをしたり。pixivやニコニコ動画、あと「こえ部」ってサービスがあって。これらのサービスはかなり利用していました。

大柴:日本のネット好きと変わらない生活(笑)。

松井:そうですね。匿名でのやり取りが良かったのかもしれません。ネットにはそういう空間があって、心地良かったです。

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松井さんが発案した口コミコスメアプリLIPS

大柴:そんな生活を経て、日本に帰国し、大学に入るわけですが。なぜ東大を選ばれたのですか?

松井:当初は美術系に興味があって、美大を受けようかなって思っていました。ただいろいろと考えていくうちに「センス無いかも」って思ってきてしまって。自信が持てなかったし、食べていくのが大変そうだな…って思ってしまって。それで一般の大学にしようと思い、東大に入りました。

大柴:「東大に入りました」って簡単に言うけど、なかなか入れないっすよ(笑)。大学に入学してからのことをお聞きしたいです。

松井:はい。大学入ってすぐに勉強に飽きてしまったんですよ(笑)。それで夏にASHOKAでインターンをすることにしたんです。友達に誘われたのがきっかけなんですが。新しいことに挑戦したかったので、やってみることにしました。

大柴:ASHOKAというのは?

松井:ASHOKAは「世界最大のソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)のネットワーク」で、世界各地に拠点を持っている団体です。そこで「社会起業」っていうものがあるんだなって知り、興味を持ちました。

大柴:松井さんはその時に「解決したい社会課題」ってあったのですか?

松井:端的に言うとメンタルヘルス関連です。根本的に人間が病んでしまうことを解決するのは医学ではないのではないかという仮説を持っていて、それを実証解決する取り組みをしていきたいと考えていました。

大柴:現代においてメンタルヘルスの問題って数多く出てきてますし、ストレスチェックの義務化など企業においてもその取り組みが進み始めていますね。でも既存のものは僕自身も不満足というか、課題しかないなぁと感じています。

松井:そうですね。そこには課題があるなぁと悶々としてたんですが、そんな時にあるIT企業が主催する学生向けイベントに参加したんです。仲さん(ウォンテッドリー代表取締役CEOの仲暁子氏)が講演するというイベントで、友達が熱烈に仲さんのファンだったんです(笑)。でも彼女、そのイベントに参加できなくなってしまい、「私の代わりに仲さんにコレを渡して!」って手紙を預かったんです(笑)。

大柴:なんかすごい(笑)。

松井:私はその友達の代理でそのイベントに参加して、仲さんの話を聞いたんです。そうしたら、仲さん、めちゃくちゃカッコイイ!って私も感じてしまったんです(笑)。

大柴:仲さんって、なんかすごいオーラありますよね。カッコイイなって僕も初対面の時に思いました。で、手紙は?

松井:渡しました(笑)。友達から預かった手紙を渡した時に、仲さんから「君、意識高いの?うちでインターンやらない?」って誘って頂き、後日実際にメッセを頂きました。正直めちゃくちゃ嬉しかった(笑)。

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大柴:おー。それでインターンはされたんですか?

松井:はい。ウォンテッドリーでインターンすることになりました。

大柴:初めてのスタートアップ、どうでしたか?

松井:実際に入ってみて、今までやってきた事とはスケールの仕方やスピード感が全然違いました。圧倒されました。エンジニアの近くの部署だったんですが、エンジニアがまたすごくて。自分でもコードを書いてみたい!って思うようになりました。

大柴:ウォンテッドリーではどのくらい働かれたのですか?

松井:約1年くらいです。その後は妹と二人で「世界8ヵ国を巡って、各地のスタートアップを取材し、ブログを書く」という事をやりました。クラウドファンディングで資金を募って、80万円ほどの資金を調達しました。その資金で3ヶ月間、東南アジア、アメリカを巡りました。

大柴:すごい!実際に何社くらい取材されたのですか?

松井:70社ほどです。とても良い経験ができました。

大柴:なるほどー。そもそも何でその企画をやろうとしたんですか?

松井:ウォンテッドリーで社内ブログを書いていて、比較的好評だったというのもあるのですが、私はウォンテッドリーでスタートアップの素晴らしさを感じましたし、そういうスタートアップは世界中にたくさんあるので、それらの企業を得意な英語を活かして取材し、日本語で発信できたら、スタートアップを知らない日本の大学生などにも熱気を伝えることができるんじゃないかと考え、実行してみることにしました。

大柴:なるほど。面白いですね。8ヵ国を巡ったということですが、印象に残る国、都市はありますか?

松井:ジャカルタは「ここには住めそうだなぁ」と思いました。あとはイスラエル。イスラエルは良かったです。環境も気候も良かったです。

大柴:イスラエルはIT先進国として有名ですよね。ただ日本人にとっては少し危険な地域という印象もありますが。

松井:そうですね。実際にイスラエル人の起業家と話した時に「イスラエルでは起業家マインドを持つのは一般的なことで、それはなぜかというと、いつ死ぬかわからないからやりたいことをやろう、という気持ちからきている」と語っていて、とても印象深かったです。

大柴:なるほど…確かにそうですね。

松井:また、インドやインドネシアを訪問して「これはやっぱりスマホの時代だ」と感じ、自分でアプリを作れるようになりたいなと思ったんです。それで帰国後は知人が運営してたアプリの制作をお手伝いすることになり、そこでRailsエンジニアとして育ててもらいました。その頃に深澤(AppBrew代表取締役の 深澤雄太氏)から「抱えてる案件が忙しくて手が回らないので手伝って」と言われたんです。

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写真左:AppBrew代表取締役の 深澤雄太氏

大柴:深澤さんとは元々面識はあったのですか?

松井:そうですね。授業で会ったりはしていました。

大柴:最初の印象って?

松井:哲学の授業だったんですが、私の友達が彼と話をしていて。「きっと哲学オタクなんだろうな」って思ってたら理系で、プログラミングをやっていると聞いて、面白いなと。哲学も詳しかったんですが。

大柴:(笑)

松井:深澤はフリーランスとしてシステム開発を受託していて、そこで私も手伝うことになりました。

大柴:まだ会社では無かったんですね。

松井:はい。受託が一旦一段落した時に「自分達のサービスをやりたいよね」ってなって。気づいたら登記してて、気づいたら私も取締役になっていました(笑)。

大柴:その辺は深澤さんが全部?

松井:そうですね。基本は全部いつの間にかにやっていました。

大柴:AppBrewを立ち上げてからのお話を伺いたいんですが、現在のメイン事業である『LIPS』をリリースするまでにいくつかのプロダクトを世に出したそうですが?

松井:はい。何個も作ってリリースしました。すぐに閉じたものもあります。いろいろ試行錯誤をしている中で作ったのが『LIPS』です。元々私がTwitterやInstagramなどでコスメの情報を収集し、参考にしていました。既存のサービスや検索などではわからない「リアルな声」を反映したコスメサービスがあったら良いなぁと思っていて。それで作ろうってなったんですが、最初は社内でもあまり評価高くなくて(笑)。

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大柴:そうなんですね(笑)。

松井:でもニーズがある事はわかっていたので、そのまま開発を進め、今年1月にリリースしました。現在は40万ダウンロードくらいされています。本格的なプロモーションはこれからですね。

大柴:なるほどなるほど。プロダクトに関しては松井さん、開発に関しては深澤さんっていう役割分担だとは思うのですが、松井さんから見て深澤さんってどういう人ですか?

松井:技術力はもちろんの事、自分には持っていないたくさんのものを持っている人だなって思っています。技術力は知識が広く、深いんです。それだけじゃなく、営業もファイナンスもマーケティング戦略もできるのでオールラウンダーです。私は目の前の事で頭がいっぱいになるタイプで、目の前に現れた問題を都度解決していく感じ。その時に必要なことをその時に覚える。深澤はもう少し広い視点で今やることに落とし込む。そういうタイプです。

大柴:なるほど。良い役割分担ですね。これから会社も大きくなっていくと思いますが、どういう人達と一緒に会社を作っていきたいとお考えですか?

松井:数値に落とし込んで、数値で改善していく。自分のこだわりや先入観ではなく、数値で物事を語れる人達と一緒にやっていきたいと思っています。規模が大きくなればなるほどそういう考えが必要かなって思っています。

大柴:なるほど、確かにそうですね。松井さんの野望というか、今後の展望というか。どういうことをやっていきたいですか?

松井:そうですね、まずは『LIPS』をもっともっと成長させたいというのが当面の目標です。たくさんの人に使ってもらえるサービスにしていきたいです。生活の一部になるような、そんなサービスを作っていければと思っています。そのもっと先は…一個人にとって深い悩みを解決できるようなことができたら良いなと思っています。

大柴:良いですね!引き続き頑張ってください!今日はありがとうございました!

最年長でも23歳、東大発スタートアップのAppBrewが総額8000万円の資金調達、運営するコスメアプリ「LIPS」は30万DLを突破

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「東大発」「平均年齢」という文字をタイピングする度、スタートアップ界に新たな世代がやってきたことを感じるこの頃。ライブコマースのPinQulしかり、ミレニアル世代の目線からつくられたサービスが続々と登場しはじめた。 今回、約9カ月で30万ダウンロードの突破を発表した「LIPS」を運営するAppBrewも東大発、最年長のメンバーが23歳という若手のチームだ。 コスメの口コミアプリ「LIPS」を運営す…

「東大発」「平均年齢」という文字をタイピングする度、スタートアップ界に新たな世代がやってきたことを感じるこの頃。ライブコマースのPinQulしかり、ミレニアル世代の目線からつくられたサービスが続々と登場しはじめた。

今回、約9カ月で30万ダウンロードの突破を発表した「LIPS」を運営するAppBrewも東大発、最年長のメンバーが23歳という若手のチームだ。

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コスメの口コミアプリ「LIPS」を運営するAppBrewは10月30日、総額8000万円の資金調達を2017年5月に実施していたことを発表した。引受先はANRI、Skyland Venturesと個人投資家でフリークアウト代表取締役の佐藤裕介氏、PKSHA Technology代表取締役の上野山勝也氏、中川綾太郎氏、青柳直樹氏、関口聡介氏。株式比率や払込日などは非公開だ。

2017年1月にリリースされたLIPSは「オシャレなあの子の使っているコスメが分かる!」をコンセプトにしたティーン向けのコスメの口コミアプリ。InstagramやTwitterに投稿する気軽な感覚で使用コスメの口コミを投稿することができる。

メインターゲットは10代から20代前半のミレニアル世代の女子たちだ。お目当のコスメを購入する前に口コミを参考にしたり、おしゃれなユーザーをフォローして新しい口コミを探したり、といった使い方で約15万件を超える口コミが投稿されている。

サービスが成長段階にも関わらず、同アプリの口コミを見ていると非常に丁寧で画像もこの投稿のために撮影したと思われるものが多々みられた。「はじめは社内で何件か投稿したりもしていたのですが、ユーザーさんがその投稿を見て自然とわかりやすい投稿をしてくれるようになったんです」と同社取締役の松井友里氏は教えてくれた。

授業で出会って弟子入り、サービスは実体験から

写真左より同社代表取締役の深澤雄太氏、取締役の松井友里氏

代表の深澤雄太氏と取締役の松井友里氏は大学の授業で出会った。20歳のときからフリーランスとして受託開発を請け負っていた深澤氏に松井氏がプログラミングなどを学ぶために弟子入りした形からチームはスタートしている。現在は役員2人とエンジニアの東大生のインターンが2人、マーケティングとコンテンツ制作のメンバーが3〜4人の運営体制だ。

はじめは受託開発から事業をスタートし、自社サービスも開発するようになった。LIPSは松井氏がTwitterやInstagramを見ていたときに「カテゴリ別に見れないので見たいコスメが探しにくい」「SNS上では盛り上がっているのにコスメの情報が検索しやすいサイトがない」と感じたところから生まれている。

「ユーザーは中高生や大学生が多く、良い意味でノリが軽い投稿が多いです。もともとミクチャ(MixChannel)やTwitterに慣れている世代なのでYoutubeなどを見てコメントをつける感覚で利用されています」(松井氏)

インフルエンサーなどの起用もはじめており、サービス内で10000フォロワーがつくユーザーもいるため今後はユーザーを公式化してインフルエンサーを生み出せていくことなども検討している。機能面では写真検索の開発をすすめており、現在同機能は1000商品でテストした結果88%の精度で実現している。

調達資金はコンテンツやマーケティングの強化およびサービス開発やマーケティング人材の獲得に充当し、メンバー体制を強化していく意向だ。

「コスメの情報が多いのは恋愛もファッションも含めたキュレーションメディアですが、あくまでもコスメ特化で長くアプリを愛用し、滞在して楽しんでくれるようなコミュニティ作りを意識しました」と代表の深澤氏は語っていた。