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Daum Kakaoが韓国のカーナビ・スタートアップ「KIMGISA」を約70億円で買収

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Daum Kakao は今日(原文掲載日:5月19日)、スマートフォンによるカーナビアプリ「KIMGISA(김기사)」を提供する LOC&ALL(록앤올) の全株式を626億ウォン(約70億円)で買収し、両者の取締役会の最終的な承認プロセスを経て、子会社に編入すると発表した。 Daum Kakao は今回の買収について、「O2O ビジネスを展開していく上で、カーナビなどの交通関連サービスは…

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Daum Kakao は今日(原文掲載日:5月19日)、スマートフォンによるカーナビアプリ「KIMGISA(김기사)」を提供する LOC&ALL(록앤올) の全株式を626億ウォン(約70億円)で買収し、両者の取締役会の最終的な承認プロセスを経て、子会社に編入すると発表した。

Daum Kakao は今回の買収について、「O2O ビジネスを展開していく上で、カーナビなどの交通関連サービスは非常に重要な一つ」であり、「LOC&ALL が持つ膨大な交通情報やリアルタイムのビッグデータ分析システムと、Daum Kakao のサービスとのシナジー、将来の成長可能性を考慮して戦略的に投資した」と明らかにした。

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LOC&ALL が提供する「KIMGISA」は、韓国で1,000万人が愛用する韓国を代表するスマートフォン・ナビゲーションサービスである。 独自のシステムにより、リアルタイムで更新される膨大な交通情報をもとに、過去と現在の交通の流れを分析し、1分単位で正確な道案内を提供、ユーザに目的地までの最適経路を提示する。車が集中する祝日や休暇の季節にも、迅速な道案内が可能なわけだ。

また、楽しく面白いサービスを志向する同社の企業理念に基づき、何かと退屈しがちな運転中に風変わりな楽しみを与えるコンテンツも備えている。 江原道(カンウォンド)、慶尚道(キョンサンド)、全羅道(チョンラド)、済州島(チェジュド)の4つのバージョンからなる方言道案内サービスは、長距離・長時間の運転でも楽しく移動できるようにしてくれる。「ちびっこバスのタヨ(꼬마버스타요)」「ロボカーポリー(로보카폴리)」などアニメのキャラクター使った音声サービスも提供し、同乗した子どもにも配慮することで、ファミリーユーザも楽しく移動できるようにした。

最近では、日本と中国などのアジア市場を中心に海外進出も積極的に推進している。 日本ではすでに試験サービスを開始し、近いうちに本格的にサービスをオープンする計画だ。

Daum Kakao は、最近リリースされた代表的なO2Oサービス「Kakao Taxi」に「KIMGISA」を連動させて道案内機能を提供している。

正式サービスローンチ後も、ナビ機能の追加を希望するタクシー運転手や乗客の多様な意見を積極的に取り入れ、該当機能を運転手のアプリに素早く適用した。乗客からの呼び出しを受信した後、運転手が別のナビアプリを実行し、乗客の位置や目的地を入力する手間を無くした。これにより、Kakao Taxi を利用するタクシー運転手から大きな反響を得ている。

LOC&ALL は、Daum Kakao の子会社に編入後も、現在の経営体制で独立運営される。Daum Kakao は、同社のインフラや経営ノウハウを LOC&ALL に提供するなど、さまざまな支援を繰り広げる一方で、Kakao Taxi との協業関係を強化し、シナジーを最大化する計画だ。

LOC&ALL の代表を務める、パク・ジョンファン(박종환)氏は、次のようにコメントしている。

サービス開始以来、利用者の満足度向上のためだけに、昼夜を問わず走ってきた。これまでの努力と、今後の将来の成長の可能性をが認められ、Daum Kakao のような優れたパートナーと一緒になれることに大きな誇りを感じている。今後の継続的な研究開発や設備投資、ユーザの不便を改善し、ブランドの認知度向上を通じて、名実共に国民的なナビサービスに成長させていきたい。

2010年5月に設立された LOC&ALL は、位置情報ベースのサービスとナビゲーション分野の専門家38人で構成されている。優れた技術力をもとに、会社設立から8ヶ月で「KIMGISA」をリリース、最近では月間1億件以上のルート検索が行われるなど、活発に利用されており、安定した成長を維持している。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

韓国のカーナビサービス「KIMGISA」が日本市場進出のため昭文社と提携

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韓国のカーナビサービス「KIMGISA(김기사)」を提供する LOC&ALL(록앤올)は12日、日本最大の道路地図出版社である昭文社と業務提携基本合意書を締結し、日本のカーナビ市場への進出を本格化すると発表した。 今回 LOC&ALL と業務提携基本合意書を締結した昭文社は、50年以上の歴史を持つ日本最大のロードマップおよび旅行ガイドブックの出版社である。日本では MAPPLE と…

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韓国のカーナビサービス「KIMGISA(김기사)」を提供する LOC&ALL(록앤올)は12日、日本最大の道路地図出版社である昭文社と業務提携基本合意書を締結し、日本のカーナビ市場への進出を本格化すると発表した。

今回 LOC&ALL と業務提携基本合意書を締結した昭文社は、50年以上の歴史を持つ日本最大のロードマップおよび旅行ガイドブックの出版社である。日本では MAPPLE とブランドでよく知られており、情報の信頼性が高く専門性に優れ、一般一般消費者だけでなく、企業や公共機関から高い評価を受けている。 また、最近では、出版事業だけでなく、観光情報ウェブサービス、カーナビ、スマートフォンアプリ、電子書籍などの最新のIT分野にも幅広い事業を展開している。

LOC&ALL は昨年12月から日本国内の複数の地図会社と、カーナビサービスに必要な地図データを確保するための交渉をしてきたが、その中で自動車道路案内データの品質が最も優れており、歩行データまで保有している昭文社の地図を利用することを決めた。 今回の合意には、日本の地図データの利用だけでなく、今後 LOC&ALL が日本でカーナビサービスを推進するための、さまざまなローカルビジネスを昭文社と相互協力する内容などが含まれている。

LOC&ALL は、昭文社の地図データを利用して「日本版KIMGISA」サービスの開発に拍車をかけ、来年初めにサービスをローンチする予定であり、今後は中国をはじめ、東南アジア市場へも進出する計画だ。

LOC&ALL の代表を務めるパク・ジョンファン(박종환)氏は、次のようにコメントして自信を見せた。

今回の昭文社との協定締結は、LOC&ALL が日本のナビゲーション市場に進出するために大きな助けとなるだろう。韓国での成功をもとに、日本のナビゲーション市場では、Googleマップと戦えるくらい、優秀で差別化された道案内サービスを開発し、日本でも国民のナビサービスに育てたい。

昭文社の代表取締役を務める黒田茂夫氏は、次のように抱負を明らかにした。

LOC&ALL との業務提携を通じて、韓国最高のナビゲーションサービスの日本市場への進出において、日本の地図コンテンツを提供にとどまらず、KIMGISA の強力な集客力と昭文社が長年蓄積してきたコンテンツ力をベースに、両社のシナジー効果の創出と、両国の消費者の相互交流と観光市場の発展に貢献したい。

KIMGISA は、ハニカムのユーザーインターフェイス(UI)が特徴で、韓国国内では2014年5月時点での累積加入者数が約700万人、月の道案内件数が7,000万件を超える人気アプリとなっている。 Android、iPhone、iPadなどで使用可能であり、データ接続がされていれば、契約電話会社に関係なく、無料で利用できる。

【原文】

【via BeSuccess】@beSUCCESSdotcom

韓国版AirBnBサービス「kozaza」がカーナビアプリの「KIMGISA」と提携、スマート端末から民泊検索が容易に

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韓国のカーナビアプリ「国民ナビ KIMGISA(김기사)」を提供する LOC&ALL(록앤올)は、韓国の伝統的な韓屋(ハノク)での滞在を体験できる AirBnB サービス「韓屋ステイ」を提供する kozaza と戦略提携を締結し、サービスを開始したと発表した。 今回の提携を通じて、KIMGISA のユーザはメニューから、ソウルの北村韓屋村(ボクチョン・ハノクチョン)から、全州韓屋村(チョン…

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韓国のカーナビアプリ「国民ナビ KIMGISA(김기사)」を提供する LOC&ALL(록앤올)は、韓国の伝統的な韓屋(ハノク)での滞在を体験できる AirBnB サービス「韓屋ステイ」を提供する kozaza と戦略提携を締結し、サービスを開始したと発表した。

今回の提携を通じて、KIMGISA のユーザはメニューから、ソウルの北村韓屋村(ボクチョン・ハノクチョン)から、全州韓屋村(チョンジュ・ハノクチョン)まで、全国すべての韓屋ステイを簡単に利用できるようになった。KIMGISA には、韓屋ステイ以外にも、B&B、キャンプ場、グルメ、病院など、周辺情報を活用したサービスが提携各社から提供されている。

kozaza は空室の共有に特化しており、宿泊施設の不足を解決するとともに、韓国の伝統的なライフスタイルと文化を体験できる韓屋ステイを、世界的に韓流観光の目玉として発展させたいと考えている。現在、韓国全土に500カ所の韓屋ステイと2,500室ある客室を使ってサービスを提供しており、韓屋体験業協会(会長:ユン・ワンシク=윤완식)氏と共に 2014年初めまでに、韓国全土の韓屋ステイデータベースを完成させ、サービス範囲を拡大させる計画だ。

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左から:LOC&ALL 代表のパク・ジョンファン氏と、kozaza 代表のチョ・サング氏

kozaza 代表のチョ・サング(조산구)氏は、次のように語った。

KIMGISA を通じて、モバイル環境で韓屋ステイの検索とアクセスが便利になれば、韓屋ステイの利用が活発になる大きなきっかけになる。今後、両社の強力を通じて、B&B、ゲストハウス、短期滞在へと事業範囲の拡大を期待したい。

一方、LOC&ALL 代表のパク・ジョンファン(박종환)氏は、次のように語った。

韓屋ステイは単なる宿泊サービスのレベルを超え、韓国の伝統を子供たちと一緒に体験することができる癒しの場になるだろう。KIMGISA が、このような上質のサービスを広く知らしめられるプラットフォームになったことをうれしく思う。

最近、新コンセプト・グルメの行きつけの店情報を立ち上げるなど、新サービスを発表している KIMGISA は、ハニカム(蜂の巣)状のユーザインターフェースが特徴的で、11月現在の累積ユーザ数は600万人、月の道案内件数が6,500万件を超える人気アプリとなった。Android、iPhone、iPad で利用でき、ネットが接続されていれば、携帯キャリアに関係なく、無料で利用することができる。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】

サイバーエージェント・ベンチャーズらが、韓国のカーナビ・サービス「KIMGISA(김기사)」に約2.7億円を出資

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韓国のスタートアップが海外に進出するには、自分で、あるいは、beSUCCESS のようなパートナーを見つける必要があるだろう。アーティストの PSY のように半ば強制的に海外進出を余儀なくされる場合もある。その他にも、海外の投資家から資金調達し、進出を試みることもできるだろう。 海外の投資家は、外国人の視点から韓国のスタートアップを見極めているので、海外で成功する可能性が認められたスタートアップが…

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韓国のスタートアップが海外に進出するには、自分で、あるいは、beSUCCESS のようなパートナーを見つける必要があるだろう。アーティストの PSY のように半ば強制的に海外進出を余儀なくされる場合もある。その他にも、海外の投資家から資金調達し、進出を試みることもできるだろう。

海外の投資家は、外国人の視点から韓国のスタートアップを見極めているので、海外で成功する可能性が認められたスタートアップが、実際に海外進出を試みる場合、その可能性がさらに大きなものになることが多い。投資家は自らのネットワークを使って、ポートフォリオのスタートアップがよりスムーズにビジネス展開できるように支援するので、メリットも明らかだ。

そのような理由から、韓国の多くのスタートアップは海外投資家からの資金調達に尽力してきた。先日、グローバルブレインが 5rocks に出資したニュースに続き、今日、韓国に進出しているもう一つの日本のVC サイバーエージェント・ベンチャーズ(以下、CAVと略す)が「国民ナビKIMGISA(국민내비 김기사)」(iOS / Android)で知られる LOC&ALL への出資を発表するなど、成果が現れ始めた。

海外の投資家は、どのような視点で韓国のスタートアップを見ているのか。beSUCCESS はCAVのソウル事務所代表・海老原秀幸氏にインタビューし、彼らが韓国に注目する理由、LOC&ALL に投資した背景を伺った。

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海老原秀幸氏

アジアのメガベンチャー誕生を目指すCAV

CAVは、インターネットに特化したVC投資ならず、インキュベーションを通じて、アジアを代表するメガベンチャーを作るべく投資を行っている。韓国、中国、ベトナム、台湾、インドネシア、タイ、アメリカの7カ国で活動しており、韓国では KakaoTalk の投資(シリーズAラウンド)をきっかけに、本格的に韓国に進出した。(2012年10月オフィス設立、2013年1月から投資活動開始)

似ているようでいて、日本よりも韓国が先行している分野

韓国と日本は文化が似ているので、同じようなサービスが多数存在する。それらを比べてみると、韓国の方が優れていることが多いが、特にモバイルの分野では、日本より韓国の方が少し進んでいる。韓国のモバイルサービスには、KakaoTalk、LINE のような、シリコンバレーのサービスに匹敵するようなものもあるので、CAVは韓国に注目していた。

LOC&ALL の価値は何か、CAVが出資した理由は?

LOC&ALL の代表的なサービス「KIMGISA」は、KIMGISA2.0 としてプラットフォームへの拡張を図っている。ナビサービス、ロケーション・サービス、ソーシャル・ネットワーク、ビッグデータの収集・分析機能を加え、「国民ナビ KINGISA」から「KIMGISA プラットフォーム」への移行を目指している。これを可能にするのは、以下のような理由からだ。

  • ・500万人以上のユーザ規模
  • ・ユーザ間の SNS(共有フォルダ)を通じた情報交換
  • ・その他の新サービス展開の可能性

カーナビで得られる情報は、期待以上に価値が高い。カーナビのユーザは、ほとんど自分で目的地を検索する。そして、目的値に一定時間滞在する。通常のウェブやモバイルポータルでは、検索するだけで終わる可能性が高いが、KIMGISA のユーザは、ナビでたどりついた目的地で何かを購入する可能性が高い。KIMGISA ユーザ利用の分析結果、1位はパジュ(ソウル郊外)のプレミアムアウトレット、2位はヨジュ(同じくソウル郊外)のプレミアムアウトレットだった。したがって、LBS(位置情報サービス)を通じて、KIMGISA を地域の広告チャネルとして活用することができる。

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実際に、KIMGISA はレストラン予約サービス「ポイン(포잉)」(関連記事)、病院検索サービス「GooDoc(굿닥)」(関連記事)などと連携しており、最近では、ビッグデータの Saltlux(솔트록스)Naver(네이버)など、さまざまなパートナーと新ビジネスを準備している。このようなLBSを通じた可能性を考慮して、CAVは KIMGISA への出資を決定した。

O2O(Online to Offline)の可能性

日本では、従来のモバイル以前の頃から、オンラインでレストランや美容室を探すサービスなど、PC によるO2Oサービスが多数存在し、それらをそのままモバイルに移行したサービスが多いという。いかし、韓国では、モバイルの他の分野と異なり、O2O分野が弱く、この分野に強いスタートアップを見つけるのは難しい。海老原氏は、その理由として、大規模なポータルサイトがあることや、ソーシャルコマースの隆盛を挙げた。

しかし、KIMGISA では、カーナビのLBSを通じて車中のユーザに周辺情報を提供し、別のオフライン・サービス(店舗など)の顧客に誘導することができる。CAV は KIMGISA が新しく高度なO2Oサービスを作り出せると期待している。

投資を受けて、KIMGISA はどうなるか?

今回の資金調達には、CAV の他、Neoplux(네오플럭스)、Partners Venture Capital(파트너스벤처케피탈)が参加しており、調達した総額は30億ウォン(約2.7億円)に上る。KIMGISA はこの資金を使って開発人員を増員し、マーケティングを強化するという。また、KIMGISA は日本市場への進出を新たな目標に掲げており、日本以外の海外への進出も検討しているという。

海老原秀幸氏は韓国語を最大限に活用し、韓国のスタートアップ・エコシステムで積極的に活動している。最近では、カンファレンスを活動するなど(関連記事=韓国語)、デモデイやイベントを通じて韓国のスタートアップに面会している。CAV とは、KIMGISA は Go Ventures [1] を通じて知り合った。今後CAVは、韓国で年に4〜5つのスタートアップに投資しようとしており、韓国企業に特化した200億ウォン(約18.3億円)規模のファンドを作る計画も持っている。(既に同社は、アジア各国でこれらのファンドを運営している。)

今回の KIMGISA への CAV からの資金調達を受けて、韓国のスタートアップが海外の投資家から資金調達に成功し、海外進出に成功するニュースにつながることに期待したい。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】


  1. SKブロードバンドが運営していたIPテレビ「ハナテレビ(하나TV)」の元会長コ・ヨンハ(고영하)氏が立ち上げたVC。