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登録ユーザ6,000万人を誇る脳トレアプリ・スタートアップ「Lumosity」が日本に上陸

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世界に6,000万人のユーザ、モバイルアプリのダウンロード数では3,000万件を誇る、サンフランシスコ発の脳トレアプリ開発スタートアップ「Lumosity」は今日、日本法人の設立と同社のアプリシリーズ20本以上の日本語版のローンチを発表した。モバイルアプリについては、Android 版は Google Play からダウンロード可能、iOS 版は Apple の承認待ちだが、今週中には iTune…

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Lumosity CEO Kunar Sarkar 氏(中央)、CSO (Chief Scientific Officer) Michael Scanlon 氏(右)、日本法人代表 田澤悠氏(左)

世界に6,000万人のユーザ、モバイルアプリのダウンロード数では3,000万件を誇る、サンフランシスコ発の脳トレアプリ開発スタートアップ「Lumosity」は今日、日本法人の設立と同社のアプリシリーズ20本以上の日本語版のローンチを発表した。モバイルアプリについては、Android 版は Google Play からダウンロード可能、iOS 版は Apple の承認待ちだが、今週中には iTunes AppleStore から入手できるようになるだろう、とのことだ(12月18日アップデイト: iPhone 版iPad 版が公開された)。

Lumosity は共にプリンストン大学を卒業した、CEO Kunar Sarkar 氏と CSO (Chief Scientific Officer) Michael Scanlon 氏が2005年に立ち上げたスタートアップだ。これまでに通算3回のラウンドを通じて、6,750 万ドルに上る資金を調達している。日本法人は Lumosity にとって初めての海外法人。日本法人の代表には、以前ボストンコンサルティンググループでコンサルタントを務め、いくつかのスタートアップの起業経験を持つ田澤悠氏が就任した。

Lumosity が提供するアプリは、俗に「脳トレゲーム」という分野にカテゴライズされるものだが、特筆すべきは、神経心理学と脳科学の研究に基づいて開発されていることだ。Harvard、Columbia、UC Berkley、Stanford、Pennsylvaniaなど、有名大学とコラボレーション体制を整え、その研究成果に基づいて数々のゲームを開発、ゲームの運営から得られたユーザ動向を再び大学側にフィードバックし、脳の認知能力の研究などに役立てている。

サービスは、いわゆるフリーミアム・モデルで提供され、無料ユーザは1日に3つのゲーム、有料ユーザは1日に5つのゲームがプレイ可能だ。有料版の料金は、1,500円/月か8,200円/年。

今回、日本への市場進出との判断に至った背景について、CEO の Sarkar 氏は次のように語った。

Lumosity の新規ユーザの約3割はアメリカ国外からのアクセスだ。(中略)また、日本のユーザは、サービスにサインアップした後、実際にゲームをプレイする確率が、英語圏のユーザに比べ50%高いことがわかっている。

ゲームアプリの日本語化、日本ユーザの獲得強化に加え、前述した大学とのコラボレーションのような事例を、Lumosity は日本企業との間で確立していきたい意向だ。今後、Lumosity では静岡や名古屋を中心にテレビCMを展開、現在日本にいるユーザ15万人を、2015年末までに、現在の6倍である90万人にまで増やしたいとしている。

言うまでもなく、脳トレ分野で新進気鋭の日本のスタートアップとして、読者の頭に浮かぶのは、公開半年で700万ダウンロードを超えた BrainWars の存在だろう。BrainWars は LINE とのパートナーシップなども活用して成長を加速させており、今回の黒船襲来にどう立ち向かうか要注目だ。

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