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ライブストリーミングを放送局向けにキュレーションするMake.TV、Voyger Capitalなど4社から850万米ドルを調達

放送会社がライブの動画ストリームを入手、キュレーション、配信できる Make.TV は本日(6月29日)、Voyager Capital のリードにより850万米ドルを調達したと発表した。このラウンドには他にも Microsoft Ventures、Vulcan Capital、Arnold Ventures も参加した。 Make.TV は、様々なライブストリームを放送会社のコントロールルームに…

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Image Credit: Make.TV

放送会社がライブの動画ストリームを入手、キュレーション、配信できる Make.TV は本日(6月29日)、Voyager Capital のリードにより850万米ドルを調達したと発表した。このラウンドには他にも Microsoft Ventures、Vulcan Capital、Arnold Ventures も参加した。

Make.TV は、様々なライブストリームを放送会社のコントロールルームに直接フィードするクラウドベースの動画ルーターを提供している。プロデューサーは、スマートフォン、プロ専用カメラのほか、Facebook や Twitch などのソーシャル動画フィードからコンテンツを入手、キュレートできる。ライブ配信や後日の放映用に保存しておくことも可能だ。

共同設立者兼 CEO の Andreas Jacobi 氏は VentureBeat の独占インタビューの中で次のように述べた。

現在、高品質のライブ放映は高価な専用システムや実設備を頼みとしていますので、提供してもらえる映像は限られています。当社は、パブリッシャーや放送会社がさらにダイナミックになる手助けをしています。こうした企業は、ニュースやスポーツをスマートフォンで、あるいは e スポーツをゲームプラットフォームで、というように今やほぼ誰もが高品質のライブ放送会社になれるという利点をうまく活用することができるのです。

Jacobi 氏によると、同社は約50社の顧客を抱えており、その中には e スポーツ放送会社の ESL、Viacom、FOX Sports Brasil、RTL2、ドイツの SWR、スイス公共放送 SRF などが含まれる。ESL は、複数のチャンネルで1日あたり600時間分のライブ番組を活用していると Jacobi 氏は話している。

Make.TV は、入手フィードとアウトプットの量に応じて月間利用料を課している。同社は今のところプロからのコンテンツ提供に特化しているが、一般オーディエンスや視聴者といった独立的な立場の提供者が事業の重要な部分を占めるようになるとみている。著作権の問題については、権利共有を決定するのは放送会社次第だと Jacobi 氏は説明している。

Voyager Capital の Erik Benson 氏は10年以上、デジタル動画業界を追いかけている。彼は独占インタビューの中で VentureBeat にこう述べた。

2000年代初頭の投資のテーマは、映像処理ではソフトウェアがハードウェアを代替するだろうというものでした。

シアトルを拠点とする Voyager Capital は、2008年に動画処理プラットフォームの Elemental Technologies に投資した(同社は最近、Amazon Web Services により買収されている)。

Make.TV は、今回獲得した資金を販売・マーケティング、人材採用、アメリカでの事業拡大の継続に活用する予定。 ドイツ・ケルンを拠点としていたが、最近、現在本社のあるシアトルに移転した。

2010年に設立された同社はこれまでに1,150万米ドルの資金を調達している。現在の従業員数は28名。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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