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3Dプリンターもロボットもパーツ化して販売する中国発の注目スタートアップ「MakeBlock」

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Maker Works Technologyは、ハードウェアスタートアップ向けアクセラレーターのHAXのプログラムにも選ばれた、アルミのブロックや電子部品を組み合わせてものづくりを楽しむことのできるパーツ「Makeblock」を製造・販売している中国・深圳発のハードウェアスタートアップ企業だ。 今回、筆者はチームラボの高須氏が企画したニコ技深圳ツアーに参加させてもらい、Makeblockを製造、販…

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Maker Works Technologyは、ハードウェアスタートアップ向けアクセラレーターのHAXのプログラムにも選ばれた、アルミのブロックや電子部品を組み合わせてものづくりを楽しむことのできるパーツ「Makeblock」を製造・販売している中国・深圳発のハードウェアスタートアップ企業だ。
今回、筆者はチームラボの高須氏が企画したニコ技深圳ツアーに参加させてもらい、Makeblockを製造、販売するMaker Works Technology INCを訪問してきた。

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Makeblockは、深圳でJasen Wang氏(写真)が創業して3年で80人の従業員を抱え、レゴのように「何でも作れるパーツ」を製造、さらにロボットや3Dプリンターが作れるキットも販売している。

深圳のスタートアップの中でも、昨今規模を伸ばしている注目企業のうちのひとつで、直接サイトから購入できるほか、日本ではスイッチサイエンスを通じて代理販売を開始している。

2WDのロボットキットや3Dプリンターキットなど、アルミフレームや基板が同梱された様々なキットを提供し、ユーザは自分で組み立てることができる。

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例えば2WDのロボットカーキットには、赤外線リモコンとArduino Uno互換基板が同梱されていて、オープンソースのScratch 2.0を用いて、子供でも電子工作とプログラミングが簡単にできる。5歳の子供でも早ければ1時間で組み立てができるのだそうだ。

このようにMakerblockも教育市場をターゲットにしているようだ。レゴと同様、展開しているパーツを組み合わせることで、ロボットだけではなく、レーザーカッターや3Dプリンターまで安価に自作できるため世界から注目を集めている。

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Makeblock本社には、ルービックキューブを自動で揃えるロボットも展示されていた。また、Maker Faire Shenzhenの期間中、「Make Open」というハッカソンイベントが開催され、学生を中心とした参加者がMakeblockを使ったアイデアを実現していた。

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優勝チームはイタリアチームによるホワイトボードに絵を描くプロッタ。パーツ精度の高さや汎用性の高さを利用した機能的にも十分実用的なプロトタイプだった。


Makeblockのようなハードウェアスタートアップ向けアクセラレーター「HAX」のことはこれまでに本誌でも紹介している。ハードウェアスタートアップに関心のある人は、こちらもチェックしてもらいたい。

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4種類の異なるお絵かきロボットを組み立てられるキット「mDrawBot」

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「mDrawBot」は、用意されたパーツを使って、用途の異なる4タイプのロボットを組み立てることができるロボットキットだ。開発は、中国の深圳を拠点とするMakeBlock社で、先日紹介した「mBot」も手がけている企業だ。 この「mDrawBot」は、ボディとなるパーツ、モーター、電源、配線ケーブル、ナットやネジなどがセットになっているキットだ。 これらを使って組み立てられるのは、机の上の紙など平…

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mDrawBot」は、用意されたパーツを使って、用途の異なる4タイプのロボットを組み立てることができるロボットキットだ。開発は、中国の深圳を拠点とするMakeBlock社で、先日紹介した「mBot」も手がけている企業だ。

この「mDrawBot」は、ボディとなるパーツ、モーター、電源、配線ケーブル、ナットやネジなどがセットになっているキットだ。

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これらを使って組み立てられるのは、机の上の紙など平面に描けるアームロボット「mScala」、壁面に描ける「mSpider」、卵やピンポン球などの球面に描ける「mEggBot」、走行時に地面に絵を描ける「mCar」の4タイプのロボットだ。

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机の上の紙など平面に描けるアームロボット「mScala」

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垂直な壁面に描ける「mSpider」

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球面に描ける「mEggBot」

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走行した軌跡に絵を描ける「mCar」

いずれも説明書に従って組み立てていけば1時間もかからずに完成させることが可能だという。

組み上がったロボットは、無料でダウンロード可能な「mDraw」という専用のソフトウェアで制御する。描きたい絵のデータを「mDraw」に読み込ませると、すぐにロボットに絵を描かせはじめることができる。

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「mDrawBot」には、同社のMakeblock OrionというArduino UNO互換の基板が採用されており、自前のArduino UNOをを組み込むことも可能だ。標準キットにはMakeblock Orionが付属しているが、付属しないキットも準備されるようだ。

この「mDrawBot」のプロジェクトは、現在、Kickstarterで資金調達を行っており、すでに15万ドル以上の資金調達に成功している。「mDrawBot」の市販予定価格は229.99ドルで、Kickstarterのプロジェクトでは179ドル以上の支援からmDrawBotの標準キットを手に入れることができる。基板のOrionが付属しないキットについては、149ドルの支援で手に入れることができる。いずれも発送は2015年5月開始予定だ。

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