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シリーズCラウンドを開始した東南アジアのO2Oプラットフォーム「Fave」、店舗向けの〝スーパーアプリ〟に名乗りを上げる

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Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから


今やすべてのテックビジネスは〝スーパーアプリ〟になろうとしているようだ。モバイル決済でも配車サービスでもフードデリバリでも、1つの製品に一点集中していた日々は過ぎ去り、その代わりに企業はすべてが揃ったサービスを自分たちのユーザベースに提供しようとしている。

シンガポールを拠点とする Fave もそういった企業である。KFit というジムのサブスクリプションサービスとして始まった同社は、2017年に Groupon シンガポール、マレーシア、インドネシアを買収した際に生まれ変わった。それ以来、後ろを振り返ることはしていない。

Image credit: Fave

割引やクーポンの提供で知られる Fave は、「オンラインリワードプラットフォーム」や「デジタル商業プラットフォーム」と表現することができる。しかし設立者の Joel Neoh 氏は単純に同社を「店舗の顧客に奉仕するプラットフォーム」であると考えることを好んでいる。

2年前、割引クーポンの提供はビジネスの大黒柱であった。今日では、Fave は決済、ロイヤルティの構築、そして金融サービスを含む様々な商業サービスを提供しており、基本的にデジタル領域に関心を向けるオフラインビジネスにとってのワンストップショップとなっている。

Fave の店舗ネットワークはレストラン、カフェ、スパ、サロン、そしてジムで構成され、このネットワークを通じて同社は、美容健康から飲食物のクーポンに至るまであらゆるものについて、1日に数百件の割引を提供している。それに加え、同社のモバイル決済方法である FavePay によって、ユーザは買い物の支払いをスマートフォンで行い、同時にキャッシュバックを受け取ることができる。

しかし Fave のさらに大きな目標は、店舗の拡大や成長を手助けするテックインフラを築き上げることである。その目的ために、同社のビジネス向け製品一式である Favebiz は、あらゆるスタートアップのサービスを支えるものとしての役割を果たしている。

同社は今後数年間に向けてさらに多くのものを準備している。Tech in Asia は Neoh 氏およびチーフファイナンシャルオフィサーの Jason Tan 氏から同社の計画についてじっくり話を聞いた。

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「店舗ファースト」「製品ファースト」な企業

Fave 創業者の Joel Neoh 氏
Image credit: Fave

Fave には現在、シンガポール、マレーシア、インドネシアで2万5,000店を超える店舗が登録しており、Neoh 氏は2020年までにこの数が4倍に増加すると見ている。

店舗は無料のスターターキットを通じて Fave のネットワークに加入することができる。Neoh 氏によれば、これはプラットフォームをできるだけ低価格で使いやすいものにするための慎重な取り組みであり、店舗が現金からその他の決済手段へと変更するのを妨げる主な要因は、コストと分かりにくさであると認めてのことであるという。

一旦加入すれば、店舗は FavePay を通じて Fave の顧客からのモバイル決済を受け取ることができるようになり、また取引やセールスパフォーマンス、トレンドについて、リアルタイムなデータによるインサイトにアクセスできるようになる。ベンダーはキャッシュバックのスキームを通じて、ロイヤルティのプラットフォームを構築することもできる。Fave のウェブサイトによれば、同社のネットワークには現在400万人の顧客がいる。しかしこの数字がアクティブユーザ数を指すのか登録ユーザ数を指すのか、明確にすることは避けた。

O2O(オンライン・ツー・オフライン)プレイヤーである同社は、Fave を通じてマーケティングに1米ドル支出するごとに、投資に対するリターンは平均して8米ドルであるとしている。

Neoh 氏はテクノロジーを中小企業がより効率的に成長しスケールするための手段だと見ている。

テクノロジーなしでビジネスを運営するのは大変でした。テクノジーへのアクセス手段を持たない中小企業はたくさんあります。家族経営のビジネスでも、小さなレストランでも、スパでも。

かつて Groupon のアジア太平洋地域の運営を率いていた同氏はこう回想する。また、同氏は店舗毎にニーズが異なるということも認めている。

成長したいところもあれば、ロイヤルティを求めるところもあれば、コストをカットしたいところもあります。

そのため、同社は常に製品の提案や提供を査定している。5月上旬、Fave はレストランが営業を効率化できるように、食品注文と配達のアプリ CutQ と Food Time を買収した。同社のセルフオーダーサービスはスタッフの労働を20%減らし、サービススタッフの必要人員を削減している。

クーポンからロイヤルティモデルへの転換は、Fave が常に行っている顧客との対話から生まれた。

クーポンは新規顧客の獲得には良い手段ですが、顧客を長く留めておくということに関しては、必ずしも良いとは限りません。(Neoh 氏)

強力な店舗ネットワークのおかげで、消費者側における顧客獲得は「きわめて有機的」だと Neoh 氏は明かす。

弊社は店舗から多くの顧客を得ています。なぜなら店舗の顧客は弊社の顧客でもあるのです。

Fave の新規顧客のうち80%は加入店舗からのものであるという有意な効果がある。

金融への進出

Fave のチーム
Image credit: Fave

店舗がアクセスしやすくするため、Fave はコストゼロモデルで運営している。つまり、加入に際して先払いの手数料がないということだ。店舗は販売がなされたときにのみ支払う。加えて、店舗はキャッシュバックの額についても独自に決めることができ、Fave は使われずに残ったキャッシュバックの一部を受け取る。

同社はまた、レンディングのような付加価値サービスを店舗に提供する方向へとますます動いている。

中小企業は伝統的な金融機関から融資を受けることができないという問題に、常に直面している。そういった金融機関は一般的に、中小企業が満たすことができない厳格な要件を持っている。元来、中小企業は実績がないビジネスモデルのためリスクが高く、市場で利用できるデータの欠如は適切な評価をさらに難しいものにしている。

インドネシアのモバイルウォレット Ovo の CFO であった Tan 氏は、Fave がこの情報の欠如を橋渡しできるチャンスを見出している。同社と店舗の緊密な関係は、店舗と金融機関を結びつけることにおいて同社に競争力を与える。その見返りに、Fave はリードジェネレーションの料金を受け取る。

同社は現在、このアプローチをテストするパイロット段階にある。

販売量や顧客評価、取引期間といったデータの組み合わせを通じて、Fave はプラットフォーム上の店舗のクレジットスコア算出を手助けし、そして店舗が銀行から見積もりをもらえるように支援する。

弊社が持つ代替となるデータセットで、貸主にも安心を提供しています。(Tan 氏)

Fave はローンの債務不履行のリスク軽減において、別の重要な役割も果たしている。同社は店舗とほぼ毎日支払を行っているため、支払の回収を補助するユニークなポジションにあるのだ。同社は売り上げが確定する前に、ローン払い戻しの控除を行うことができる。

アジアにおいて中小企業へのレンディングは、サービスが不足している巨大な市場である。同社のマレーシアにおけるネットワークでは、8割から9割の店舗が融資能力を持っていないと Neoh 氏は指摘する。しかしこれに気づいた企業は Fave が最初ではなく、同社は幾分込み合ったスペースに参入しようとしている。

金融サービスへの進出の一環として、テック企業 Grab は日本の金融会社クレディセゾンと提携し、東南アジアで消費者や小規模ビジネスにローンを提供している。Lazada も最近、同社の e コマースプラットフォーム上で店舗に対する短期融資を提供すべく、マレーシアのピアツーピアレンディングプラットフォーム Funding Societies とのタイアップを発表した。

現時点で Fave は同社のバランスシートから貸し出すつもりはなく、次の2四半期に様々な金融業者と提携する門戸を開いている。

弊社はこのプラットフォームを提供するというコアビジネスに注力したいと考えています。弊社はレンダーではないので、弊社の最大の価値とは橋渡し役をすることだと考えています。(Tan 氏)

将来のプラン

キャッシュバックモデルとモバイル決済の提供は、Fave 独特のものでは決してない。東南アジアは決済市場のパイを奪い合うモバイル決済のプレイヤーでひしめき合っている。例えば GrabPay、Go-Pay、ApplePay などだ。

だからこそ戦略的なパートナーシップが重要なのだ。昨年、Fave は Grab と提携を結び、これによって Grab の店舗が Fave に加入し、GrabPay が支払方法の1つとして統合されることとなった。つまり、Fave の店舗は Grab ユーザの追加的な流入を受けるだろうということである。

多くの Fave ユーザは自身の Grab ウォレットを Fave に接続しました。取引がなされた際は、その1米ドルは Grab が処理し、弊社がお手伝いする店舗が処理し…そしてこれはより効率的なやり方でもあるのです。(Neoh 氏)

Tan 氏は Fave が対処することができる、市場における非効率性を見ている。それは、決済業者が自身のネットワークに店舗を加えるために割いている時間と労力だ。

4人も5人も店舗と話をしています。店舗を獲得するのは大変な仕事です。(Neoh 氏)

Neoh 氏は Grab と結んだパートナーシップを他の決済業者とも結ぶというビジョンを描いている。つまり、店舗は多様な支払い方法にアクセスするために、Fave にのみアプローチすればよくなるということだ。

Fave のユニットエコノミクスはプラスだが、同社はまだ利益を上げていない。来年フィリピン、タイ、ベトナムに進出しようとしており、店舗ネットワークのインフラを構築するために、リサーチと開発に投資を続けている。

同社はシリーズ B ラウンド以降、急速に成長している。ビジネスは9月以来、一定のバーンレートで2.5倍に拡大している。Sequoia Capital、Venturra Capital、SIG Asia Investment がリードした B ラウンドで2,000万米ドルを調達した。

Neoh 氏と Tan 氏は同社がシリーズ C のプロセスを開始したと明らかにしたが、潜在的な投資家や調達額については固く口を閉ざし、前回のラウンドを「大きく上回る」額を調達するつもりであると述べるにとどめた。

同社はすでに投資家から、特に新たな市場への参入のために関心を持たれている。Neoh 氏はこれを3つのカテゴリーに分類している。成長のためにテクノロジーに目を向けているオフライン店舗ネットワークのオーナー、コスト削減のために次世代の商業テックを探している決済企業、そして Grab と Fave のパートナーシップと同様の、すでに持っている店舗ネットワークに加えることができるコンシューマーウォレットである。

彼らは弊社がシンガポールやマレーシアでやり遂げたことを目にし、それを他の市場でどう加速させることができるのかを見たがっています。(Neoh 氏)

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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マレーシア発の小包配達業者マーケットプレイス「EasyParcel」運営、シリーズBで1,060万米ドルを調達——AirAsiaと協業、貨物積載の空き活用

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マレーシア発の小包配達業者マーケットプレイス「EasyParcel」は、シリーズ B ラウンドで Gobi Ventures と AirAsia の近日改称した物流部門 Teleport から4,350万マレーシアリンギット(1,060万米ドル相当)を調達したと発表した。 Digital News Asia の報道によれば、Gobi が本ラウンドをリードし、Teleport が出資に参加した。この…

EasyParcel、AirAsia、Gobi Partners の皆さん
Image credit: EasyParcel

マレーシア発の小包配達業者マーケットプレイス「EasyParcel」は、シリーズ B ラウンドで Gobi Ventures と AirAsia の近日改称した物流部門 Teleport から4,350万マレーシアリンギット(1,060万米ドル相当)を調達したと発表した。

Digital News Asia の報道によれば、Gobi が本ラウンドをリードし、Teleport が出資に参加した。このシリーズ B ラウンドには、既存投資家の Axiata Digital Innovation Fund とエンジェル投資家複数も参加している。

同社のシリーズ B ラウンドは、クロージングまでに約1年を要したと報道されている。EasyParcel の Clarence Leong 氏は、次のようにコメントしている。

すべての関係者にとって可能な範囲で最も良いディールにすること、そして、最適なパートナーを得ることが重要だった。

EasyParcel は、調達した資金を使ってマレーシア、シンガポール、インドネシア、タイの既存市場で事業を拡大する計画で、顧客獲得と、チーム拡大に向けて新しいデータチームリーダーを投入し人員体制を強化する。

現在は、エグゼキューションのスピードに注力している。今後12ヶ月間で、売上を倍増させたい。(Leong 氏)

Leong 氏は事業拡大について、EasyParcel が現在 E コマース顧客に加え、従来からある事業形態、特に零細な中小企業の需要に着目していると語った。

EasyParcel は、小包配送の需要と供給をつなぐマーケットプレイスで、デジタルに疎い配達業者のオペレーションを拡充しようとしている。AirAsia Teleport(旧 RedCargo Logistics)とは以前から協業していた。この計画は、EasyParcel が Teleport の航空機の貨物積載の空きを埋めるのを支援するものだ。

【via e27】 @E27co

【原文】

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東南アジアのモバイル決済・特典プラットフォーム「Fave」、レストラン向けサービスを提供するCutQとFoodTimeを買収

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モバイル決済と特典プラットフォームの「Fave」は、レストランのテーブル注文および料理持ち帰り注文ソリューションを提供する2社を買収したと発表した。買収したスタートアップはシンガポールの CutQ とマレーシアの FoodTime で、買収金額は開示されていない。 この買収により、2社のリーダーシップチームとプロダクトは Fave の東南アジアのプラットフォームに完全に統合される見込み。この買収は…

Fave
Image credit: Fave

モバイル決済と特典プラットフォームの「Fave」は、レストランのテーブル注文および料理持ち帰り注文ソリューションを提供する2社を買収したと発表した。買収したスタートアップはシンガポールの CutQ とマレーシアの FoodTime で、買収金額は開示されていない。

この買収により、2社のリーダーシップチームとプロダクトは Fave の東南アジアのプラットフォームに完全に統合される見込み。この買収は Echelon Asia Summit 2019 で発表された。

Fave は、この買収がシンガポールとマレーシアで市場シェアを増やす上での足がかりになると述べている。また、東南アジアの事業者や顧客に対し、ローヤルティ・フードおよび飲料システムプロバイダとしてのポジション確立にも役立つことを期待している。

Fave Group の創業者である Joel Neoh 氏は次のように語った。

レストランの営業コストが上がるにつれ、ビジネスオーナーはスタッフの雇用と生産性の向上において困難に直面している。我々は彼らのハードルを下げられる、テーブル注文および料理持ち帰り注文ソリューションを提供したいと考えていた。

Neoh 氏は、2社の開発したテクノロジーが、Fave の事業者やユーザに対して、次なる付加価値サービスとして提供されることを強調した。

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Kevin Tan 氏と Laura Chong-Tan 氏という2人の起業家が2013年に設立した CutQ は、ユーザが店で並ばずに料理をピックアップできる、シンガポールの持ち帰り注文アプリだ。FoodTime は、2017年に Ahmad Daleen 氏が設立した、モバイルのフード注文およびデリバリアプリである。

Fave のテーブル注文ソリューションを契約している事業者には、シンガポールの Gelare、Paulaner Brauhaus、Saboten、Tingkat Peranakan など、また、マレーシアの Naughty Nuri’s LOCO TTDI、Murni などがある。

Fave は現在の四半期に、アプリダウンロード数400万件超、注文数600万件に達したことを伝えている。シンガポール人とマレーシア人のユーザには、これまでに総計600万米ドル超のキャッシュバックがもたらされた。

Fave は2018年、Sequoia Capital、Venturra Capital、SIG Asia Investment といった投資家のリードにより、シリーズ B ラウンドで2,000万米ドルを調達した。同社のフォーカスは、継続的な提携関係・新サービスの展開・事業者獲得に向けたより広範で深い努力により、市場シェアを拡大することにある。

【via e27】 @E27co

【原文】

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アジア各国で通信事業を展開するマレーシアのAxiata、事業売却や三井物産からの調達を経てデジタルコア事業に集中へ

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アジア各国で通信事業を展開するマレーシアのコングロマリット Axiata にとって、先週は忙しい週となった。 Axiata は今月初め、同社傘下の Digital Ventures が提供するサービスを売却したと発表したが、デジタル部門である Axiata Digital Services は三井物産(東証:8031)から戦略的マイノリティー出資を受けたことを発表した。この出資において、Axiat…

アジア各国で通信事業を展開するマレーシアのコングロマリット Axiata にとって、先週は忙しい週となった。

Axiata は今月初め、同社傘下の Digital Ventures が提供するサービスを売却したと発表したが、デジタル部門である Axiata Digital Services は三井物産(東証:8031)から戦略的マイノリティー出資を受けたことを発表した。この出資において、Axiata Digital Services はそのコアデジタル事業を受け、バリュエーションを5億米ドルと評価された。

先週はじめ、Axiata は傘下の Digital Ventures が提供するサービスを バリュエーション1億4,000万米ドルで Pegasus 7 Ventures に売却した。今回の三井物産からの出資は、Axiata Digital Services のコア部分に対するものだ。また、Axiata は先週、カンボジアのスタートアップ2社(SALA と GoGames)にも出資している。Axiata は現在、Boost を通じてデジタル決済に、API を開発する adaApigarte といった企業を通じてデジタル広告に注力しつつある。

三井物産は今回の出資を通じて Axiata Digital の戦略的株主となり、また、今後コア事業分野においてビジネスパートナーとなる見込み。Axiata Digital は調達した資金を、コア事業の成長を次のフェーズに進めるために使う計画だ。

三井物産の執行役員で ICT 事業本部長である森安正博氏は、次のように述べている。

Axiata との戦略的提携の拡大により、カンボジアの最大モバイル通信会社 Smart Axiata に引き続き、Axiata Digital への今回の出資を大変うれしく思う。Axiata Digital と三井物産の密接な協業関係を拡大することで、さまざまな業界で、我々のパートナーや顧客が新しい価値を創造したり、デジタルトランスフォメーションを加速させたりするのを支援できると確信している。

Axiata Digital は、Axiata の顧客のデジタルライフスタイル支援を目的として2013年末に設立、その後、提供するサービスのブランドは30にまで成長した。2017年から、同社は戦略的デジタル事業のオペレータになることに特化し始めた。

Axiata Digital CEO の Mohd Khairil Abdullah 氏は、次のように語っている。

ピラミッドの底辺にいる顧客には明確な金融イノベーションへの特化、ブランド各社にはデータとクリエイティブコンテンツの融合、我々のプラットフォームに参加するパートナーには成長とマネタイズ手段を提供する一方で、我々はデジタル事業をさらに加速させたいと考えている。

【via e27】 @e27co

【原文】

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物議を醸す東南アジアの援交アプリ「Sugarbook」、エンジェル投資家から数十万米ドルを調達

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Sugarbook
Image credit: Sugarbook

テックへのおそらくもっとも分かりやすい投資ではないだろうか。シュガーダディ(若い女性に金品を与える中高年男性)が若い女性と出会うためのアプリを作ったスタートアップが2日、ある富豪から現金を手に入れたと発表した。

物議を醸しているアプリ Sugarbook の CEO 兼設立者 Darren Chan 氏は金額も提供者の名も明かしていないが、これは保守的なマレーシアやシンガポールで抵抗を受けながらもヒットしているサービスに対する信任投票であると同氏は考えている。

「チャット、交渉、出会い」を売り文句とするこのデートアプリは、交際の取引的な性質を耳障りの良い言葉で取り繕うようなことはしていない。ウェブサイトの「sugar baby perks(シュガーベイビーの特権)」というセクションには「豪勢なお小遣い、豪華なプレゼント、海外バケーション、そして世界中でショッピングの豪遊を楽しもう」と書かれている。

Chan 氏は Tech in Asia にこう語る。

私が最初に始めたときは、私が何をしているのかを誰も、同じ屋根の下に住んでいたパートナーですらも、知りませんでした。彼女は私が何か成し遂げようとしているということは分かっていました。私は2ヶ月の間、少なくとも30人の開発者と日々継続して面接を行いました。ネットの口コミで広まったオンラインメディアのビデオインタビューによって私の家族や友人が Sugarbook に気づいたのは、そのほんの1年後のことでした。

ですがありがたいことに、私は自分の努力を信じてくれる協力的な家族に恵まれています。

この32歳の設立者はそう付け加えた。

蜜の味

Chan 氏は2017年1月にウェブサイトを開設し、アプリはその8ヶ月後にリリースした。

アプリはほぼすぐさま議論の的となった。シンガポールの社会・家族開発省大臣 Desmond Lee 氏は、このアプリが金銭を介した性的サービスを斡旋している証拠があるかどうか警察が「目を光らせている」と警告した

政府はこのアプリが人間関係を「商品化してその価値を減じさせる」ものであるとして「総じて反対している」と大臣は付け加えた。

しかし Sugarbook は「ただのソーシャルネットワーキングプラットフォーム」であると Chan 氏は強く主張している。

当局が接触してくる必要も、接触し続けてくる必要もないと思います。

Darren Chan 氏
Photo credit: Sugarbook

同氏は批判に対しても敏感であり、Sugarbook が議論の的になっているのは「メディアが援助交際をどう見ているのかが主な理由」だと述べる。しかしこの先同社が「こういった誤解を上手く切り抜けて対処するための、非常に良好なポジション」についていると同氏は考えている。

東南アジアの人々が実際の理解を深めるにつれて、援助交際という考えを受け入れるようになると彼は感じている。

このアプリにはいくつかのセーフティ機能があり、物事の規律を守り女性ユーザの安全を保証しようとしている。

Sugarbook には「24時間体制で12人の仲裁者」がいて、ユーザが売春や搾取に関わった形跡を探していると Chan 氏は説明する。またユーザが「申込に際して、たとえばパスポートや ID カードのような身分証明書の書類を自撮り写真や証明写真と共に提出するよう求める」「認証済みプロフィール」の印もある。

同社が促進していることは合法的ではあるが、援助交際とは必ずしもアプリが示しているようなブランド物のハンドバッグや iPhone や海外旅行ばかりではない。その一部はアルバイトとしてセックスワークに従事する、立場の弱い女性で占められているのが現実だ。さらに、他のソーシャルメディアアプリにおける援助交際では未成年が罠にかかっているという証拠もある。

義務ではない

Chan 氏は「多くの人間関係は取引的なもの」であることに人々が気付くべきだと感じている。長い間ずっとそうだったとしている。

Chan 氏はこう論じる。

合意に基づく性的なニーズや感情的なサポート、もしくは経済的なサポートのような、互いに得るものがあるという理由で人は誰かと付き合う傾向にあります。とは言っても、シュガーベイビーにセックスをする義務はありません。彼女たちは娼婦ではないのです。実際のところ、彼女たちは人生において求めるものを理解し、目的意識を持って行動する個人なのです。

私やあなたと同様に、シュガーベイビーにも誰と関係を築きたいかという選択の自由があります。シュガーベイビーであることはプロフェッショナルやビジネス的な取引ではありません。ライフスタイルの選択なのです。

現在 Sugarbook には30万人のメンバーがいるそうだが、アクティブユーザや現在の有料会員の数は明確にされなかった。ユーザは60か国に広がり、マレーシア、アメリカ、シンガポール、そしてフィリピンが上位4か国を占めているという。

同社はオプションである月額課金や、「シュガーベイビー用」と「シュガーダディ用」のパッケージから利益を上げている。3ヶ月間の VIP プログラムは42.95米ドルだ。2018年の収益は15倍の成長を遂げたとしているが、明確な額は明らかにされていない。

Chan 氏は Dating Scout というレビューサイトを挙げて次のように述べた

女子大学生は大学の e メールで登録するか入学を証明するものを提示すれば、無料でプレミアムアカウントが与えられます。これによって学生がシュガーダディと出会うことが容易になります。

2つ目のスタートアップ

マレーシア生まれの Chan 氏はオーストラリア・メルボルンの RMIT 大学を卒業した。その後は同氏の最初のスタートアップである Gigfairy を立ち上げるまでの短期間、父親の下で製造業の仕事をしていた。

音楽のライブパフォーマーを予約できる Gigfairy は、2016年初頭に AirAsia のエンターテインメント部門に買収された。

最初のベンチャーの後、Chan 氏はデートアプリ制作を考え始め、すぐに Tinder や Match.com のようなものとは違うものにしなければならないと考えるようになった。

同氏はこう回想する。

そこで、オンラインのデートアプリを使用する人の40%は関係を考慮する前にまず経済面を見るということを示す研究を見つけ、目指すべきニッチはそこだと思い、金銭に基づいた互いにメリットのある人間関係のためのプラットフォームとコミュニティを作ろうと考えました。

6桁相当の新たな資金調達ラウンドは「香港で最大級のベンチャーキャピタル企業で投資銀行業務に携わっていた経歴をもつ」エンジェル投資家によるものだと Chan 氏は明らかにした。

同社はその資金を製品開発、スケール、インフラに関連した取り組みならびに2020年までに新たに3つか4つの国に拡大するための財源とする。今年の課題は香港やバンコクでさらに多くのシュガーベイビーやシュガーダディを引き入れることである。

【via Tech in Asia】 @techinasia

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マレーシアのヘルスケアSaaS「HealthMetrics」運営、RHL Venturesから追加資金を調達

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HealthMetrics のチームメンバー
Image credit: HealthMetrics

マレーシアを拠点とするヘルスケア管理プラットフォーム「HealthMetrics」が、既存投資家の RHL Ventures から追加で資金を確保したと発表した。

クアラルンプールに本社を置くRHL Ventures は、2018年4月に実施された同スタートアップの100万米ドルのシードラウンドに参加している。他に、日本に拠点を置く Spiral Ventures と、マレーシア政府の支援を受けている投資機関 Cradle Fund も参加している。

今回新たに調達した資金は、ペナン、ジョホール、ムラカなど半島マレーシアの戦略的都市における事業拡大計画の財源に充てられる。共同設立者兼 CEO の Alvin Yuan 氏は次のように述べた。

東南アジアで当社の事業範囲を拡大するという計画はありますが、マレーシア国内には他にもまだまだ成長の余地があると見ています。

HealthMetrics は、入院患者治療の専門医向けモジュールを導入し、現在サービス範囲の拡大にも取り組んでいる。2015年に事業を開始して以来、一般開業医や、歯科、眼科、外来患者治療向けなど、ヘルスケア関連のモジュールをいくつか展開している。

<関連記事>

HealthMetrics の医師用画面のダッシュボード
Image credit: HealthMetrics

Yuan 氏によると、企業側が従業員に対する医療給付をどのように扱ってきたかは、これまで常に見過ごされてきたという。結果的に、雇用保険料を支払い過ぎた企業もある。

従業員は、従業員給付制度を管理する上での透明性の欠如、不便さ、あるいは過度な複雑性といった理由で、給付金制度を十分に活用できていない可能性があります。

HealthMetrics のプラットフォームを利用することで、企業は管理業務を減らし、電子医療カルテの認証を行い、ヘルスケア情報をリアルタイムで提供し、インテリジェント・アナリティクスやレポートを生成することができる。一方従業員は、同社独自のモバイルアプリで医療給付の残額を確認したり、ヘルスケア提供者のサービスをキャッシュレスで受けたりすることができる。

HealthMetrics によると、同社のプラットフォームを企業360社、ヘルスケアパートナー2,000社が利用しており、ユーザ数は10万人を超えるという。また Yuan 氏によると、2018年末までに前年の4倍増にあたる320万米ドル(1,300万マレーシア・リンギット)近くの利益をあげているという。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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転職支援プラットフォームのgrooves、インスパイアPNBから1億円を資金調達——マレーシア現法設立から10ヶ月、アジアでの事業拡大を強化

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転職支援プラットフォームを運営する grooves(グルーヴス)は24日、インスパイア PNB パートナーズ(以下、インスパイアPNB と略す)から1億円を調達したと発表した。インスパイア PNB は、日本の投資会社インスパイアと、マレーシアの政府投資機関 Permodalan Nasional Berhad(PNB)の子会社によるジョイントベンチャー。イスラム法(シャリア)に則った PE ファン…

左から:Grooves CEO 池見幸浩氏、PNB 戦略投資担当副代表 Datin Paduka Kartini 氏
Image credit: Grooves

転職支援プラットフォームを運営する grooves(グルーヴス)は24日、インスパイア PNB パートナーズ(以下、インスパイアPNB と略す)から1億円を調達したと発表した。インスパイア PNB は、日本の投資会社インスパイアと、マレーシアの政府投資機関 Permodalan Nasional Berhad(PNB)の子会社によるジョイントベンチャー。イスラム法(シャリア)に則った PE ファンド「PNB-INSPiRE Ethical Fund 1(2014年4月組成、運用規模は約60億円)」を運用しており、これまでにプライベートクラウドの Keepdata、深層学習ソリューション開発の ABEJA などに出資している。

grooves のこれまでの調達総額は10億円以上に上る。なお、grooves は2017年3月に実施した2億円の調達ラウンドで、インスパイア PNB の親会社にあたるインスパイアからの出資を受けている。grooves は昨年3月、マレーシアに現地法人 Grooves Asia Sdn.Bhd. を設立し、代表取締役の池見幸浩氏が自らマレーシアに移住し営業活動を開始している。今回出資を受けたのは、日本法人である grooves だが、現地法人である Grooves Asia を通じて PNB グループとの連携によりマレーシア国内における事業拡大を迅速に展開していくとしている。

Grooves Asia が拠点を置く、クアラルンプール市内のコワーキングスペース「WORQ」で。
Image credit: Grooves

grooves では Grooves Asia の設立以降、マレーシアや東南アジア以外の地域も含め海外事業に注力しており、昨年9月には東京労働局から人材紹介取扱地域の追加承認を取得し、韓国と台湾の高度人材の紹介取扱を開始した。取扱エリアは今後、順次拡大するとしている。

イスラム圏においては、シャーリア(イスラム法)において利子の取得が禁止されているため、欧米の金融市場で一般的なヘッジファンドのようなしくみは、そのままでは受け入れられない。一方で、マレーシアは、これらを教義解釈をクリアしたイスラム金融のハブとなっており、今回のようなシャリアに則ったファンドからの資金を受け入れることで、スタートアップはイスラム圏へのサービス展開をスムーズに行えるメリットがある。レストランにおけるハラール認証に近い見方ができるため、シャリアに則ったファンドを俗称で「ハラールファンド」と呼ぶこともある。

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Experian、マレーシアで金融比較サイトを運営するJirnexuの1,000万米ドルの資金調達をリード

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マレーシアのフィンテックスタートアップ Jirnexu は、シリーズ B ラウンドに追加で1,000万米ドルを調達したと発表した。この投資は世界的な消費者クレジット調査会社の Experian と、既存の投資家であり日本を拠点とする SBI グループがリードした。 今年5月、同社は SBI がリードし SIG Asia Investments(海納亜洲創投)が参加したシリーズ B で1,100万米…

(左から)Jirnexu の共同設立者で RinggitPlus.com CEO の Liew Ooi Hann 氏、Jirnexu 共同設立者兼 CEO の Yuen Tuck Siew 氏、Experian アジア太平洋 CEO の Ben Elliott 氏、Experian 東南アジア・新興市場マネージングディレクター の Dev Dhiman 氏

マレーシアのフィンテックスタートアップ Jirnexu は、シリーズ B ラウンドに追加で1,000万米ドルを調達したと発表した。この投資は世界的な消費者クレジット調査会社の Experian と、既存の投資家であり日本を拠点とする SBI グループがリードした。

今年5月、同社は SBI がリードし SIG Asia Investments(海納亜洲創投)が参加したシリーズ B で1,100万米ドルの資金を調達していた。

この Jirnexu への投資は、アジアにおいてサービスが行き届いていない膨大な数の顧客に金融包摂を届けようという戦略の一環であると Experian は述べた。

Experian のアジア太平洋 CEO である Ben Elliott 氏はこう述べた。

アジアではまだ10億人以上の人々がきちんとした金融サービスにアクセスできていません。つまり、正式雇用されておらず、銀行口座がなく、オンラインでもオフラインでも取引を行う能力がないのです。金融へのアクセスを推進するという同じ価値や目標を共有する、志を同じくするパートナーと協力することで、弊社はこの地域のより多くの顧客に、よりニーズに合った商品をお届けする機会を得ました。

Experian のビジョンは、同地域の他のフィンテック企業へも投資を行っていることで体現されている。昨年、同社はインドを拠点とするクレジットのマーケットプレイス BankBazaar への3,000万米ドルのラウンドをリードし、今年はインドネシアの金融マーケットプレイス C88の2,800万米ドルのシリーズ C ラウンドをリードした。

Jirnexu の共同設立者兼 CEO である Yuen Tuck Siew 氏は、この新たに調達した資金を使い、金融商品比較サイト RinggitPlus をアップグレードすると述べた。

顧客のクレジットスコアに応じて、適切な商品や銀行もしくは貸主とのより良いマッチングを行います。そしてまた、既存のクレジットスコアや銀行がカバーできておらずサービスを受けていない顧客の、クレジットへのアクセスを向上させます。

RinggitPlus は独自のクレジットスコアリングシステムに基づいて行う、金融資格マッチングサービスをローンチする予定である。

Jirnexu は5月の資金調達ラウンドで顧客のデジタル認証や eKYC(顧客の本人確認)を開発すると述べており、商品の機能を拡張するという意思をすでに公言している。

今興味深いことは、Jirnexu のインシュアテック業界への進出である。マレーシア国立銀行から許可を受け、同社は次のように述べた。

マレーシアの人々が自動車保険、旅行保険、定期保険、医療保険のプランを調べ、比較し、選ぶことができるマーケットプレイスを RinggitPlus は提供する予定です。

Jirnexu はまた、現在は銀行商品にのみ対応しているチャットボットを強化し、顧客が同社のサービスを通じて保険証券を管理することができるようにする予定。

Experian を金融的および戦略的なパートナーに迎えたことで、Jirnexu は需要の創出や分析、そしてデジタルオンボーディング技術といったマーケットプレイスのソリューションを活用できるようになる。

この投資とパートナーシップの両方が、需要の創出、分析を通じたより良い資格マッチング、そしてよりシームレスな顧客体験をお届けする能力といったパフォーマンスの向上を、Jirnexu の既存の金融マーケットプレイスにもたらしてくれます。これによってさらに、銀行や保険会社、サービスプロバイダはモバイルファーストで考えることができるようになり、顧客や貸主とのやり取りも強化されます。(Elliott 氏)

2012年に設立された Jirnexu は今では2倍の大きさとなり、従業員は2018年1月の100名から年末には200名近くへと成長を続けている。

同社のクライアント契約も2018年には前年比で70%成長するものと見られる。その相手は Citibank、HSBC、Standard Chartered、UOB、Zurich、Allianz といった世界的もしくは広域な金融機関、ならびに RHB、CIMB、Public Bank、Etiqa といった地元の金融機関である。

【via e27】 @E27co

【原文】

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Golden Gate Ventures、マレーシアのスタートアップに1,800万米ドルを投資へ

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東南アジアに拠点を置くベンチャーキャピタル Golden Gate Ventures は、マレーシアのスタートアップに1,800万米ドル(7,500万リンギット)を投資することを発表した。マレーシアのスタートアップに対する同社の投資は今回で3回目となり、国内にオフィスも開設するという。 同社のマネージングパートナーである Vinnie Lauria 氏によると、今回の取り組みによって「マレーシアで…

Golden Gate Ventures のメンバー
Image credit: Golden Gate Ventures

東南アジアに拠点を置くベンチャーキャピタル Golden Gate Ventures は、マレーシアのスタートアップに1,800万米ドル(7,500万リンギット)を投資することを発表した。マレーシアのスタートアップに対する同社の投資は今回で3回目となり、国内にオフィスも開設するという。

同社のマネージングパートナーである Vinnie Lauria 氏によると、今回の取り組みによって「マレーシアでの地盤作りが強化される」という。

Golden Gate Ventures は過去に、GoQuo、ServisHero、Codapay、Funding Societies など、マレーシア育ちのスタートアップ数社に投資を行っている。

同社は、シンガポールでピアツーピア(P2P)マーケットプレイスを運営する Carousell など、マレーシアに国外から進出してきた企業にも投資している。さらに、同社の投資先企業である Homage に関しては、オンデマンドの介護サービスをマレーシア国内で提供するためのサポートを行っている。

Lauria 氏は以下のように話した。

マレーシアでの投資額はすでにかなりの額になっており、東南アジア地域でビジネスを拡大するための拠点にもなっています。また、マレーシアは ASEAN を代表する国であると私たちは考えています。様々な文化が混ざり合い、他では見ることのできない多様性があり、まさに ASEAN 全体の縮図のようです。

Golden Gate Ventures のもう1人のパートナーである Justin Hall 氏によると、マレーシアの多様性あふれる経済と人口構成によって、同国の市場向けに開発された製品やサービスには最初から高い拡張可能性が備わっているとのことである。

スタートアップにしてみれば、マレーシアで成功すれば、東南アジアのどこでも成功することができるということです。(Hall 氏)

Lauria 氏は、マハティール・ビン・モハマド首相が率いるマレーシア新政権によって同国の市場に楽観主義が広がっていると考えている。マハティール首相は1981年から2003年にも首相を務めており、マレーシアを東南アジア地域の経済の中心に変革させたことで広く知られている。

マレーシアの新政権は今年の選挙で歴史的な勝利を収め、支持率も高くなっています。国民の間には楽観的な考えが広がり、そのムードがビジネスの世界にまで及んできていると感じています。

また、マレーシアの急速に発展するエコシステムについても次のように指摘した。

マレーシアでコワーキングスペースビジネスが見られるようになったのはつい1年前のことです。しかし、この分野は猛烈なスピードで成長しています。これまでの経過を見る限り、マレーシアの多くの起業家がすでに規模拡大に向けた具体的なプランを持っています。それこそが、私たちがマレーシアにオフィスを開いてビジネスを強化しようとしている理由なのです。

Golden Gate Ventures は今回、マレーシアのスタートアップ何社に投資するかを公開していない。しかし、Lauria 氏によると、同社の包括的な投資哲学でもある、消費者目線でビジネスを行う企業に注目しているという。

シリーズ A ステージにあり、シードファンディングを完了していることが今回投資を受けるスタートアップの条件となっている。

モバイルソリューションやオンラインソリューションを使ってユーザにアプローチしているスタートアップが特に有力です。例えば、インシュアテック、エドテック、メドテック、e コマース、B2B SaaS を行っているスタートアップがこれにあてはまります。しかし、最終的に一番大事なのは顧客であり、私たちも消費者のインターネット上の動向に気を配っています。(Lauria 氏)

Golden Gate Ventures は中小企業向けソリューションを開発しているマレーシアのスタートアップにも注目している。

中小企業は消費者でもあります。マレーシア国内の中小企業はデジタル化に向けた初期段階にあります。中小企業からのビジネスニーズは高まりを見せており、こうしたニーズに応えようとするスタートアップの成長を支援する機会にも事欠きません。

Golden Gate Ventures は同社の3回目となる1億米ドル規模の投資を9月にクローズしたが、定員を超える申し込みがあった。この投資の支援企業には Temasek、Hanwha、Naver、EE Capital、孫泰蔵氏の Mistletoe、三井不動産、IDO Investments、CTBC Group、Korea Venture Investment Corporation(KVIC)、Ion Pacific などが名を連ねている。

同社はすでに新しいファンドを使って数社のスタートアップを支援している。その中には、バングラデシュでライドシェアとオンラインチケット販売を手掛ける Shohoz も含まれている。

また、ブロックチェーンテクノロジーと仮想通貨関連のスタートアップへの特別ファンドもスタートさせた。

2011年に設立された Golden Gate Ventures はこれまで7ヶ国で40以上の企業に投資を行っている。新たに設立されたマレーシアオフィスに加え、シンガポールとインドネシアにもオフィスを開設している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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スポーツ勝敗予測SNS「SportsHero」、地元オンライン決済大手e-payと提携しマレーシアでローンチ

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スポーツ勝敗予測ソーシャルネットワーク「SportsHero」が、オンライン決済サービス e-pay とパートナーシップを組み、マレーシア市場向けにローカライズされたサッカー専用アプリをマレーシアでローンチすることを発表した。 e-pay は、SportsHero のアプリと連携し、スポーツ勝敗予測に参加したい自社ユーザによるチケット購入を促進したい考え。この連携により SportsHero はマ…

スポーツ勝敗予測ソーシャルネットワーク「SportsHero」が、オンライン決済サービス e-pay とパートナーシップを組み、マレーシア市場向けにローカライズされたサッカー専用アプリをマレーシアでローンチすることを発表した。

e-pay は、SportsHero のアプリと連携し、スポーツ勝敗予測に参加したい自社ユーザによるチケット購入を促進したい考え。この連携により SportsHero はマレーシア国内の数百万人の消費者へのリーチが可能となる。プレスリリースによると、マレーシア人口全体の65%がサッカーに関心があるという。

マレーシア市場向けに完全にローカライズされた SuperHeroア プリのローンチは、同プラットフォームのインドネシア市場参入、およびスペインのトップサッカーリーグ「ラ・リーガ」とのインドネシアにおける大規模パートナシップの発表に次ぐ形となった。マレーシアは紙幣経済の面においてインドネシアとの共通点が多く、国民の大部分がクレジットカードを所有していない。

SportsHero の CEO である Tom Lapping 氏は次のように語った。

これだけ大規模なサッカーファンのコミュニティが存在するマレーシアへの参入は、以前から確実に視野に入れていました。この多様な市場に参入する際、適切なパートナーを見つけることが鍵となりました。e-pay はアジア太平洋地域では大きな存在感を放っており、毎日数百万ものユーザが利用するこの e-pay ブランドを通して、弊社のユーザベースも急成長する見込みです。

マレーシア市場への参入はSportsHeroにとってだけでなく、世界中のスポーツファンとつながりを持ち、自分たちの愛するスポーツの試合結果を予測するスキルをお互いに披露し合うことを願うサッカーファンにとっても、非常に意味のあることです。

オーストラリア企業 Nevada Iron らから240万米ドルの出資を受け、2016年3月にローンチした Sports Hero は、ユーザが主要スポーツの結果をバーチャルかつリアルタイムで予測したり、互いに競い合ったりすることで SportsHero(スポーツのヒーロー)になることを目指す、ゲーム感覚のソーシャルスポーツ予測プラットフォームだ。スポーツファンは SportsHero のネットワーク上で様々な方法で他のファンと交流し、ゲームをより楽しく、競争的にすることができる。ランキング上位のスポーツファンはリーダーボードに名を連ねることができ、ブランドパートナーから提供される日間、週間、月間の賞品を当てることが可能となる。

マレーシア市場向けにカスタマイズされた SportsHero はマレー語での表示となっており、国内外の主要サッカー試合にフォーカスを置く。マレーシアのユーザに特化した賞品も用意する予定だ。同アプリは同国内でのみダウンロード可能となる。

【via e27】 @E27co

【原文】

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