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Monoxer:学校や塾経由で記憶定着アプリを展開【BRIDGE Tokyoノミネート企業紹介】

本稿はBRIDGE Tokyoの企画をご紹介いたします。年明け1月19日から開催するオンラインイベントにて「NEXTスタートアップが実現するデジタル民主化」をテーマに、トップランナーの起業家をお招きしたセッションを配信いたします。現在、数量限定の無料視聴チケットを配布していますので、お早めにチェックしてみてください。 1月19日から開催を予定している「BRIDGE Tokyo 2022」に先立ち、…

本稿はBRIDGE Tokyoの企画をご紹介いたします。年明け1月19日から開催するオンラインイベントにて「NEXTスタートアップが実現するデジタル民主化」をテーマに、トップランナーの起業家をお招きしたセッションを配信いたします。現在、数量限定の無料視聴チケットを配布していますので、お早めにチェックしてみてください。

1月19日から開催を予定している「BRIDGE Tokyo 2022」に先立ち、BRIDGE では次世代のスタートアップを讃えるリスト「INTRO Showcase」のノミネート企業106社を発表させていただきました。

これら106社は、BRIDGE Tokyo 2022 に協力いただいているベンチャーキャピタル(VC)、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)から、次世代の企業成長を支援する「若手キャピタリスト」に選考委員としてご参加いただき、彼らの視点で候補をリストアップいただいたものです。

掲載する106社は選出された候補からノミネートを受諾いただいた各社となります。なお、ノミネートの基準は2015年以降の創業で、概ね5年以内に上場を視野に入れられる可能性のある急成長企業としています。

BRIDGE では BRIDGE Tokyo 2022 の最終日である1月28日に発表される最終選考に向けて、106社の顔ぶれを紹介していきます(順不同)。最終選考で注目を集めた企業については、インタビュー記事の掲載も予定しています。

Monoxer

Image credit: Monoxer

<事業内容>

モノグサは、「Monoxer(モノグサ)」の開発・提供をしております。Monoxer はあらゆる知識を確実かつ最小限の負荷で身につけることができる記憶定着のための学習プラットフォームです。学校や塾などの教育機関を中心に、全国3,400以上の教室で導入されています。

ユーザーは英単語、漢字、歴史、数式など、記憶したい知識をインポートすると、Monoxerrが記憶定着のために最適な問題を生成。また、リアルタイムで一人ひとりの学習内容を解析し、知識の定着度合いを可視化。その情報をもとに、出題する問題の難易度・頻度を自動で最適化します。

生徒は作成された問題をスマホやタブレットのアプリで学習していきますが、一人ひとりの習熟度・忘却度に応じて、リアルタイムで問題の出題頻度や難易度が調整されるため、一人ひとりのレベルにあった学習が実現できます。

近年では、中国語教室などの語学教室、美容・医療系専門学校、従業員のスキルアップに力を入れる一般法人、外国人労働者の就労を支援する人材企業など、活用の幅が拡がっています。

<推薦者>  村岡和彦さん(WiL)

<推薦者コメント>

Education Tech のモノグサは、記憶定着のための学習プラットフォーム。ユーザーは英単語、漢字、歴史、数式など、記憶したい知識をインポートすると、Monoxerが記憶定着のために、ユーザーの学習「癖」に合わせた最適な問題を生成し、一人ひとりのレベルにあった学習が実現可能。

学校や塾などの教育機関を中心に、全国3,400以上の教室で導入されており、彼らが使う学習教材に合わせて、記憶定着アプリ「モノグサ」を導入頂けるため、幅広い顧客層から支持されています。

竹内 CEO は元リクルートで全社表彰された営業マンで、スタディサプリの高校向け営業組織の立ち上げを経験した人物。ネットワークと業界知見を梃にチーム組成し、日本の教育業界をプラットフォームプレイでアップデートする存在となることが期待されます。

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記憶定着支援「Monoxer(モノグサ)」、18.1億円をシリーズB調達——生涯にわたり支援するプラットフォーム目指す

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AI を活用し記憶を定着させる e ラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」を開発・提供するモノグサは20日、シリーズ B ラウンドで18.1億円を調達したと発表した。このラウンドはグローバル・ブレインがリードし、Z Venture Capital、Salesforce Ventures、WiL、UB Ventures が参加した。同社にとっては、昨年10月に実施したシリーズ A ラウンド…

Image credit: Monoxer

AI を活用し記憶を定着させる e ラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」を開発・提供するモノグサは20日、シリーズ B ラウンドで18.1億円を調達したと発表した。このラウンドはグローバル・ブレインがリードし、Z Venture Capital、Salesforce Ventures、WiL、UB Ventures が参加した。同社にとっては、昨年10月に実施したシリーズ A ラウンドに続くもので、今回参加した WiL と UB Ventures はシリーズ A ラウンドにも参加していた。累積調達額は明らかになっているものだけで約23.5億円。

モノグサは、塾や予備校を通じた B2B2C モデルで2018年5月からモバイルアプリ Monoxer を提供。Monoxer は、AI を活用したアダプティブラーニングにより、知識習得や記憶定着を可能とするプラットフォームだ。覚えるべきこと(回答例)をデータインポートすると、その答を導き出すための問題を Monoxer が自動生成してくれる。暗記ペンを使った重点項目の反復演習をデジタル化したようなイメージだ。現在、塾や学校を中心とした教育機関で3,400以上の教室に導入されている。

近年では、塾や私立学校にとどまらず、中国語教室などの語学教室、美容・医療系専門学校、従業員のスキルアップに力を入れる一般法人、外国人労働者の就労を支援する人材企業など、国内外で活用の幅が拡大している。つまり、学業の場だけでなく、社会人教育の場でも記憶定着が必要な現場に浸透しつつあるわけだ。モノグサでは今後、塾や学校を経た学生に対するユーザ拡大とあわせ、専門知識や資格取得が必要なビジネス現場、外国人労働者の就労を支援する人材企業などへの導入についてもサービスの拡大を図る。

Image credit: Monoxer

モノグサは売上高やユーザ数の動向を明らかにしていないが、公開している数値の遷移を見ると、その成長の進展は明らかだ。Monoxer を使って何回学習されたかを表す累計学習回数は、1年半前の1億回から8億回に増加。導入社数は直近の約1年間で1.7倍に増えた。Monoxer は記憶定着のための仕組みであるため、そこで使われる問題集(Book と呼んでいる)はモノグサではなく、塾・予備校・企業などが用意するわけだが、その数も26万冊以上と約1年前の2.6倍以上に増えた。

BRIDGE では、今回のラウンドにもフォローオンで参加した WiL のパートナー久保田雅也氏を交え、モノグサの取締役 CFO 細川慧介氏にインタビューをさせていただいているので、そちらもあわせてご覧いただきたい。インタビューの中で細川氏は、肉体的な活動の動作記憶にも応用ができるのではないかと、野望的なプランを共有してくれた。学業に専念する K-12 (幼稚園から始まり高等学校を卒業するまでの13年間の教育期間)だけではなく、一生使えるプラットフォームになることで、LTV(ライフタイムバリュー)の大幅な拡大が期待できる。

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3400教室採用の「記憶革命」、激動する学習市場の今/モノグサ細川氏・WiL久保田氏 #BRIDGE_Tokyo_Meetup

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本稿はベンチャーキャピタルが紹介する旬のトレンドやスタートアップを集めたセッション「BRIDGE Tokyo Meetup INTRO」で語られた話題をお届けします。11月実施のTokyo Meetup全セッションはこちらから。登壇希望のスタートアップはこちらからパートナーへご参加ください。 今回のINTROはWiLパートナーの久保田雅也さんと、特別ゲストとして学習プラットフォーム「Monoxer…

本稿はベンチャーキャピタルが紹介する旬のトレンドやスタートアップを集めたセッション「BRIDGE Tokyo Meetup INTRO」で語られた話題をお届けします。11月実施のTokyo Meetup全セッションはこちらから。登壇希望のスタートアップはこちらからパートナーへご参加ください。

今回のINTROはWiLパートナーの久保田雅也さんと、特別ゲストとして学習プラットフォーム「Monoxer」を提供するモノグサ、細川慧介取締役CFOにもご参加いただきます。

Monoxerは学習塾などの教育事業者向けに提供される学習プラットフォームで、事業者は問題作成から配信、生徒さんの学習状況や記憶度の確認までを一貫してサポートすることが可能になります。また習熟度に応じて個人に最適化した問題を自動的に作成して出してくれるので、記憶定着が確かになる特徴があるそうです。

生徒の状況を可視化してコーチングにも役立つということで評判が広まり、現在、3400教室が導入を進める注目株となっています。公開収録当日は、WiL久保田さんに投資サイドからみたモノグサの魅力を語っていただくと同時に、現在、オンライン化が進む教育学習市場の状況を細川さんにお伺いしました。(本文の書き起こしは収録インタビュー動画の一部、文中敬称略)

最初にMonoxerについて教えていただけますか?

細川:私たちは記憶を日常にということをミッションに掲げています。誰でも、どんな知識、どんな情報でも、ストレスがかからず、自然に身に付けられる。そういった世界を作りたいなと思ってやっている会社になります。アプリケーションとして「Monoxer」というプロダクト、SaaS プロダクトとしての「Monoxer」を提供させていただいています。

いろんな機能があるんですけれども、ざっくり3つぐらいに絞ってお話ししたいと思います。

一つめに、「ラーナイゼーション」という言葉をたまに使ったりするんですが、情報とか知識そのもの単体だと学習しづらかったり覚えにくかったりすることが結構あるんですが、Monoxer であれば、情報・知識を入れていただくとそれを学習できる形、もっと言うと、問題を解くという形式にしてくれるということが非常に大きな特徴だと思います。

もう一つは、併せて今いろんな出版社さんや教材会社さんと提携していて、その方々が紙で出版されているものを Monoxer で学習・記憶できる形に少しカスタマイズしていただいたものを、モノグサのマーケットプレイスに出品いただいて、それを先生だったり生徒さんが購入して使うことができるというところ。

さらには、基本的にそういった形で先生方が作ったり配信する課題というものを、生徒さんがスマートフォンやタブレットのアプリケーションで学習していくんですが、その方の学習履歴を分析して、その人が今何をどれぐらい記憶しているのか、身に付けられているのか、および苦手なところとか得意なところは何なのか、ということを可視化してくれるという形になっています。

教育現場では、どのような使われ方をしているのですか?

細川:左側は、どっちかというと生徒さんが見るような、自分が今何をどれぐらい覚えているのかが見られる画面になっています。右側は先生方が見る画面になっていて、誰が何をどれぐらい覚えているのか?っていうことだったり、それ以外にも、先生が課題の配信と一緒に学習計画というものも付けられるんですけれども、その計画の進捗状況はどうなのかとか。

また、個人がいつ何をどれぐらい学習してるのかみたいなことがデータで見られる形になっています。こういったデータやファクトを先生方に見ていただいて、「じゃあ、より難しい課題を出してみよう」とか、「この子はなかなか時間を取れてないから、次に教室に来た時に励ましてあげよう」といった形でコーチングのためのツールとしても使っていただいています。

加えてモノグサの特徴的なところなんですけれども、生徒さんが問題を解くという行為を通じて記憶していただくんですが、人それぞれに得意不得意であるとか、知識量みたいなものに差がありますので、その人にとってちょうど良いレベルの問題というものを常に出し続けてあげるということを機械が采配しているというのが大きな特徴かだと思います。

たとえば、英単語を学習する時に、できる方であれば右側のような自由入力的なものにどんどんなっていきますし、なかなか難しいなとか、初めて英語を学ぶみたいな方でいくと、左側のように答えを写すみたいなところを機械が判断をして出してあげる。この一連の、問題の難易度の調整や学習量の調整をモノグサがしてあげることによって、どんな方でも心が折れずに、その人にとってちょうど良いレベルの問題というものを解き続けて、記憶定着まで行き着くことができるというところにが特徴になっています。

小中学校の学習プラットホームとしての使われ方が強調されていますが、語学や企業研修などにも用途は広がっているようですね。逆に、Monoxer でやりにくい領域の学習はありますか?

細川:大きく今現在二つかなと思います。一つは、学校的な領域では、難関大学の二次試験とかで出るような、論文があって論述的に回答するみたいなものに関しては、その基礎知識を付けるという意味ではモノグサは非常に有効なんですけれども、そのトレーニングが結果に直結するかというと、なかなか UX としてはフィットしないかなっていうところは正直あります。

それから、ちょっと僕らはまだ分かってないんですが、いわゆる肉体的な活動。オペレーションの業務的なものとか、体で覚えるもの。たとえばカンナがけのやり方とかですね。今のモノグサだとたぶんフィットしないかなと思っています。ただ、こちらも動作記憶なので、かなり先になるでしょうが、今後そういったものも解析をして、遠隔でもトレーニングできるとか、身に付けられるみたいなものはやっていきたいなと思っています。ちょっと野望的な感じですけどね。

ーーモノグサは「いわゆる教材は絶対作らない」と「やらないこと」を決め、プラットフォーマーとして各教室が持ってる教材をそのまま個人最適化できるような、もしくは生徒の進捗が可視化できるような、そういう仕組みを開発してきました。この仕組みは一見自由なように見えますが、教育現場では  Monoxer 用に教材を準備することは負担にはならないのでしょうか。

先生が教材を作るなど、Monoxer を使うにはオンボーディングに時間がかかりそうな気がしますが、ここの部分はどのように乗り越えられてるんですか?

細川:大きくコンセプト的な話を少しさせていただくと、まず、クリエイターエコノミーと教育の親和性はすごく高いと思うんですよね。自分で対面してる生徒に対して、その子にとってベストな教育をさせてあげたい。そのために自分のオリジナリティを発揮していきたいという方が、教育領域には他のジャンルより多いと思います。だから先生の創造性や熱意を信じる、ないしは、それらをうまく活用させてもらったり引き出したりすることは大きいと思います。

教育現場ではみなさん、実は小テスト的なもの、定期的に何か確認をするみたいなことは結構やられてたりするんです。それは Word なり Excel なりで結構まとまってたりするので、基本的にはそれを少し Monoxer 用に整えていただいて、インポートしていただくみたいなプロセスになるので、そこまで難しくありません。

ただ、より作り込まれているものだと難しかったりするので、そうした場合は出版社さんとか教材会社さんのものを使ってやられてる方も結構多く、マーケットプレイス(にある教材)をそのまま使ってくださいと。出版社さんとの提携の中で、紙の教材を買っていれば、Monoxer 上での学習に関してはコンテンツ代は出版社が取りませんみたいなケースも結構あるので、教材を作るところのオンボーディングは、今のところそんなにしんどくないかなと思っています。

教育現場の DX には、Monoxer はどのような効果をもたらしていますか?

久保田:モノグサが面白いのは、いわゆる LMS(Learning Management System、学習管理システム)的な要素もかなりある点です。教育の現場はものすごくペインが大きくて、アナログまみれで、紙・電話・鉛筆の世界なんですよね。小テストを1回やろうと思った時に、紙に問題を刷って、教室に生徒たちみんな集めて、今からやるぞって言って、これを配って、「ハイ、よーいスタート」って言って、60分計って、ハイ終わったって言って集めて、これを持って帰って丸付けして、でこれを配って、最後はその成果を封書で親御さんに送り届けるっていう、こういうことをやっているわけです。

全部紙と対面のインターフェースでやってるんです。これが Monoxer だと小テストをその上で作れてその上でできるわけですね。で、丸付けはもう自動的に終わってます、と。保護者もその成績を一覧できれいに見れる。封書が送られてくることもありません。先生のそういった負荷、紙まみれ・鉛筆まみれの負荷をデジタルで軽くしてあげたいっていう要素があります。導入すると恐らく導入負担はあるでしょうけど、逆に運用負担は紙に比べると相当軽くなるっていうメリットがあるんですよね。

記事編集:池田将、インタビュー:平野武士、動画編集:佐々木峻

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記憶定着支援SaaS「Monoxer(モノグサ)」、シリーズAで4.4億円を調達——教材会社のDX推進、大企業の人材開発支援も

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AI を活用し記憶を定着させる e ラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」を開発・提供するモノグサは5日、シリーズ A ラウンドで WiL と UB Ventures から4.4億円を調達したことを明らかにした。モノグサは2018年12月にシードラウンドを実施しており、UB Ventures はこの際に続くフォローオンでの出資となる。 リクルートや Google 出身のビジネスデベロッパ…

Image credit: Monoxer

AI を活用し記憶を定着させる e ラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」を開発・提供するモノグサは5日、シリーズ A ラウンドで WiL と UB Ventures から4.4億円を調達したことを明らかにした。モノグサは2018年12月にシードラウンドを実施しており、UB Ventures はこの際に続くフォローオンでの出資となる。

リクルートや Google 出身のビジネスデベロッパやエンジニアらにより設立されたモノグサは、塾や予備校を通じた B2B2C モデルで2018年5月からモバイルアプリ Monoxer を提供。Monoxer は、AI を活用したアダプティブラーニングにより、知識習得や記憶定着を可能とするプラットフォームだ。覚えるべきこと(回答例)をデータインポートすると、その答を導き出すための問題を Monoxer が自動生成してくれる。暗記ペンを使った重点項目の反復演習をデジタル化したようなイメージだ。

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コロナ禍で Monoxer の導入先が増えたことは7月の拙稿でお伝えした通りだが、代表取締役 CEO 竹内孝太朗氏や CFO 細川慧介氏によれば、感染拡大が落ち着き始めた頃から塾や予備校はリアルの授業に戻っており、教育関係者も生徒もリアルの授業の重要性を再認識しているという。そんな中で、文脈を踏まえて深く理解すべきところは、紙(テキスト)を使った人(講師)による指導、記憶定着が必要な部分は Monoxer を使って自習、という効率的な使い分けがなされるようになったそうだ。

例えば、英文法は生身の人間が教えた方がいいけど、英単語を覚えるのは、同じやり方で覚えるのが効率的とは言えない。(竹内氏)

この流れから、Monoxer では教材出版社との協業も加速している。塾や予備校で教材を提供する出版社大手5社のうち4社とは協業関係にあり、一部コンテンツの Monoxer との連携を始めている。出版社にとってコンテンツは重要アセットであるため外部提供にはこれまで消極的だったが、最近では DX 化が必至との判断から理解を得られやすくなっているそうだ。Monoxer では、小・中学生向けには塾や予備校で教材を提供する出版社、高校生向けには市販教材の出版社と協業を進める。

今回新たに投資家に加わった WiL は、LP に日本の大企業を多く持つ。大企業の中には、業務上必要となる高圧ガスや危険物取扱などの資格取得の効率化や、Apple の Genius Bar に象徴されるような深い知識を元にした提案型の接客営業のニーズがあり、このような人材開発の過程で記憶定着を効率化するために、Monoxer を活用してもらえる可能性があるという。

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AIで記憶定着を支援するeラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」、サービス開始から約2年で導入先2,500教室を突破

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AI を活用し記憶を定着させる e ラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」を開発・提供するモノグサは13日、サービス開始から2年2ヶ月を経て、導入先が2,500教室を突破したことを明らかにした。また、学習回数は合計で1億回を超えたとしている。これまでの業績成長について、同社はインフォグラフィックを公開した。 リクルートや Google 出身のビジネスデベロッパやエンジニアらにより設立され…

Image credit: Monoxer

AI を活用し記憶を定着させる e ラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」を開発・提供するモノグサは13日、サービス開始から2年2ヶ月を経て、導入先が2,500教室を突破したことを明らかにした。また、学習回数は合計で1億回を超えたとしている。これまでの業績成長について、同社はインフォグラフィックを公開した。

リクルートや Google 出身のビジネスデベロッパやエンジニアらにより設立されたモノグサは、塾や予備校を通じた B2B2C モデルで2018年5月からモバイルアプリ「Monoxer」を提供。Monoxer は、AI を活用したアダプティブラーニングにより、知識習得や記憶定着を可能とするプラットフォームだ。覚えるべきこと(回答例)をデータインポートすると、その答を導き出すための問題を Monoxer が自動生成してくれる。暗記ペンを使った重点項目の反復演習をデジタル化したようなイメージだ。

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モノグサの代表取締役 CEO 竹内孝太朗氏や CFO 細川慧介氏によれば、新規の顧客開拓は投資家らからの紹介に加え、学習管理 SNS 「Studyplus for School」の導入先でモノグサが併用導入されるケースなどが功を奏しているという。「Studyplus」を運営するスタディプラスとは、EdTech DX をテーマとした勉強会を塾や予備校の担当者向けに定期開催しており、これもまた有力な顧客流入経路となっている。また、新型コロナウイルスで休校や休講を余儀なくされた塾や予備校が増えたことも、Monoxer の導入先を増やす上で追い風となった。

5月以降、塾や予備校も新常態になった。Zoom などを使った映像での学習機会の提供は増える一方で、運営者側ではそれで生徒に定着したかどうかを把握しにくい。彼らは理解と定着は別のものとして捉えていて、定着を図る部分で Monoxer を活用してもらっている。(竹内氏)

また、塾や予備校にとっては、自社のユニーク性を追求する上で、他社と同じ学習素材を使うことは避けたい。Monoxer では定着すべき学習内容はインポートする形をとるため、同じ Monoxer を使いながらも、学習内容はそれぞれの塾や予備校独自のものとなる。こうしてアプリがホワイトラベル的に機能する点も B2B2C で受け入れられやすい理由の一つで、異なる塾や予備校の担当者同士で Monoxer を紹介してくれることも営業開拓の一助となっているようだ。

モノグサは2018年12月、シードラウンドで約1億円を調達している。

(クリックして拡大)
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AI活用で記憶定着を効率化するeラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」運営、UB VenturesやiSGS IWなどから約1億円をシード調達

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AI を活用し記憶を定着させる e ラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」を開発・提供するモノグサは17日、UB Ventures、iSGS インベストメントワークス、ツネイシキャピタルパートナーズから総額1億円を資金調達したと発表した。シードラウンドとみられる。リードインベスターを務める UB Ventures は、今年6月に設立されたユーザベースの VC 部門。ツネイシキャピタルパー…

コーポレート・事業開発 小口健太氏、代表取締役 CEO 竹内孝太朗氏、CFO 細川慧介氏、代表取締役 CTO 畔柳圭佑氏、エンジニアリング 加藤宏紀氏
Image credit: Monoxer

AI を活用し記憶を定着させる e ラーニングシステム「Monoxer(モノグサ)」を開発・提供するモノグサは17日、UB Ventures、iSGS インベストメントワークス、ツネイシキャピタルパートナーズから総額1億円を資金調達したと発表した。シードラウンドとみられる。リードインベスターを務める UB Ventures は、今年6月に設立されたユーザベースの VC 部門。ツネイシキャピタルパートナーズの関与は戦略的出資であり、同社の親会社である常石グループとは、外国人労働者向けの日本語教育などの協業を検討するとしている。

<参考文献>

モノグサは2016年8月、リクルートや Google 出身のビジネスデベロッパやエンジニアらにより設立。これまで半ばステルスのような形でサービス開発に邁進してきたようだ。今年5月からモバイルアプリ「Monoxer」の有償提供を開始している。Monoxer は、AI を活用したアダプティブラーニングにより、知識習得や記憶定着を可能とするプラットフォームだ。覚えるべきこと(回答例)をデータインポートすると、その答を導き出すための問題を Monoxer が自動生成してくれる。

Image credit: Monoxer

誰しもテスト勉強の前になると、赤色や緑色の暗記用のチェックペンとプラスチックシートを使って、通学電車やバスの中で最終チェックに余念が無かった記憶はあるだろう。Monoxer はまさにこの行為をデジタル化してくれるもので、正しく回答されたかどうかによって、ユーザ毎に難易度の異なる出題がなされ、繰り返しチェックすべき項目が最適化されるので、効率の良い学習が可能になる。

留学予備校大手のアゴス・ジャパンでは TOEFL テスト対策教材に Monoxer を取り入れており、TOEFL スコアが30%以上改善されるケースが出ているそうだ。また対象となるユーザは日本人だけでなく、在日外国人などが漢字を書けるようになりたいという需要にも応える。回答がわからない場合は、「写経モード」という正答が薄く表示される機能が活用でき、ニッチな学習ニーズにも対応可能。

テストというのは記憶が定着しているかどうかを評価するためのチェック機会であって、そもそもは手段であり目的ではない。Monoxer であれば、当該ユーザの記憶の定着度を定性的・定量的にリアルタイムで把握することができるので、究極的にはテストを不要にすることもできるのかもしれない。

Monoxer のビジネスモデルは現在、1アカウントあたり年間3,000円という B2B2C のモデルである。将来は学生よりも社会人の需要が高まることを想定しており、各種検定協会と提携してのクレデンシャルの発行ビジネスなども視野に入れているようだ。来年以降は海外への進出も計画中。同社では今回調達した資金を使って、エンジニアやカスタマーサクセス担当の獲得を強化する。

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