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ジェネシア・ベンチャーズが80億円ファンドをクローズ、シード注力で産業のデジタル化を推進

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ニュースサマリ:独立系ベンチャーキャピタルのジェネシア・ベンチャーズは26日、 2018年12月に公表していた 2号ファンドの最終募集が完了したことを伝えている。集まった資金は総額80億円で、前回公表時から新たに参加、公表となったLP投資家は藍澤證券、オリエンタルランド・イノベーションズ、日本ユニシス(LP参加は同社が運営するCVCF2投資事業有限責任組合)、キヤノンマーケティングジャパン、グリー…

ニュースサマリ:独立系ベンチャーキャピタルのジェネシア・ベンチャーズは26日、 2018年12月に公表していた 2号ファンドの最終募集が完了したことを伝えている。集まった資金は総額80億円で、前回公表時から新たに参加、公表となったLP投資家は藍澤證券、オリエンタルランド・イノベーションズ、日本ユニシス(LP参加は同社が運営するCVCF2投資事業有限責任組合)、キヤノンマーケティングジャパン、グリー、大日本印刷、日本政策投資銀行、博報堂DYベンチャーズ(LP参加は同社が運営するHAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合)、みずほ証券プリンシパルインベストメントとなっている。

1号ファンドは2017年12月に総額40億円を集めており、リード投資家として日本・東南アジア地域(主にASEAN主要国)のシード・アーリーステージのスタートアップ47社(内、海外12社)に投資実行しており、2号ファンドはこれまでに国内29社、海外11社への投資を完了している。1号に引き続き投資ポリシーとして変わらずシード、アーリーステージのテクノロジースタートアップに対し、リード投資家として参加する。

投資領域としてはデジタル化で産業構造を変化させるデジタル・トランスフォーメーションを狙う領域や、個人のエンパワメント、OMOやC2Cなど経済のサプライチェーン構造に関わる領域、そしてメディア・エンターテインメントとなっている。

同社の説明によれば、プレシリーズAあたりまでのラウンドに参加し、1社あたり追加を含めた最大で5億円までの投資枠を設定している。また、今回、LP投資家として非公開ながら個人投資家もファンドに出資参加しており、こういった有力なエンジェル投資家との連携でシード期からのバトンタッチをスムーズにする考えだそうだ。

話題のポイント:ジェネシアが 2号ファンドの募集完了を伝えています。 2号ファンド自体は一昨年の秋に公表されているもので、予定通りの着地になったようです。ジェネシアと言えば、産業構造自体のデジタル化による変革、いわゆる「DX」を志向する起業家支援が特徴的で、建設業人材の助太刀や多くの企業で採用されている人事評価のHR Brain、小売流通のサプライチェーン改善CO-NECT、オフィスや働き方を改革するACALLなどが主な出資先としてあります。どれも業務効率改善から一歩先に進んだ各領域のビジネスモデルに関わるサービスを展開しており、今後、こういった産業領域で新たな事業を求める企業との協業や買収などの加速が期待されています。

いわゆるオープンイノベーション文脈なのですが、ここについてジェネシアではLPとなった事業会社と支援先をマッチングさせるような機会提供も定期的に実施しているというお話でした。ちなみにジェネシアの代表を務める田島聡一さんはJVCAのオープンイノベーション委員会で大企業連携の部門も担当しており、自身の運営するファンドだけでなくもう少し広い視点で、国内のオープンイノベーションを推進する役割も担っています。

ジェネシアが支援するLogislyは独特なB2B SaaSモデルを展開している/画像:同社ウェブサイト

もう一つ、領域の話で言うとASEANでのシード投資にも力を入れています。主にこの部分を担うのがもう一人のジェネラル・パートナー鈴木隆宏氏で、東南アジア・ローカルで発生しているある状況について教えてくれました。

「東南アジアだと(1)人件費が安い(2)決済の未発達などの理由からSaaSの月額サブスクリプションでのMRR/ARRのビジネスではないモデルが出てきつつあります。例えば物流の支援先Logislyの事例では、「業務効率化」支援的な側面であるトラックマネジメントシステムといった「SaaS機能」は無償で顧客へ提供し、彼らの業務フローに深く入り込んでいき、その先にある物流ニーズに合わせてトラックをマッチングするところでトランザクション手数料を取る「取引効率化」の2軸で事業を作り込んでいくスタートアップが増えてきています。また業務効率化支援的な側面を持ったSaaS機能を無償提供(もしくはかなり安価で提供)することで、顧客の面を取りやすいと言うこともあります」(鈴木氏)。

東南アジアでは国内で隆盛しているSaaSモデルだと単価が安くなりすぎてビジネスにならず、どうしてもワンショットのモデルに偏るそうです。結果、フリーミアム的なアプローチが増加しているそうです。このように、日本国内とはまた違った事情で新たなモデルが生まれるケースには興味が湧きました。

胆力を試されるシードVC

MOSH創業メンバー・画像提供:MOSH

ジェネシアのもう一つの顔、それがシードVCです。数あるファンドの中でもスタートアップのシードを担う面々はEast  VenturesやANRI、STRIVE、インキュベイトファンドなどがあり、ジェネシアもそこにラインナップされています。シード期の起業家は判断が非常に難しく、例えば海外ではこういった課題を解決するため、2010年代にはY  Combinatorのような仕組み化が進みました。いわゆる数の論理です。

一方国内では、どうしても市場の特性から起業家の数が限られる傾向にあり、結果、一人ひとりの職人的な見極めと、どこまで支援し続けるかという判断力が常に試されることになります。

個人をエンパワメントするMOSHもそういったケースの1社です。先ごろ、BASEをリードとする3億円の増資に成功しましたが、そこに至るまではジェネシアを中心に数回に渡って支援を続けたそうです。

創業者の籔和弥さんは元々Rettyに在籍していたこともあり、前職で出資者として面識もあった田島さんたちが創業を支援することになります。しかしサービスECというのは差別化が難しく、2017年7月の創業からしばらくは我慢の日々が続きます。田島さんにとって見極めのポイントは「こだわり」だったそうです。MOSHという個人が活躍する社会を支えるプラットフォームの世界観を作り込み、そこにこだわっていつかはこの価値に気がついてくれる日がやってくると信じていたそうです。

もちろん盲目的にではなく、ロジックとしても社会のデジタル化が進むこと、産業構造の変革をフォーマットとして分析してそこのシフトが発生すると予想しており、結果、機能としてMOSHは決済ができることを優先させていたことも今回の波を逃さなかった要因とお話されていました。

なかなかこの辺りの価値観を伝えるのが大変だったようですが、こういった各社で評価が分かれる点もシードVCの興味深い点です。

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フィットネスから音楽、鍼灸まで個人の創意工夫による“サービス”のオンライン化

本稿はスタートアップ自身がストーリーを投稿する「POST」記事です 現在、新型コロナの影響でおうち時間が増加し、サービス系の事業者にも変化が求められています。私たちMOSHは、理美容・リラク・フィットネスなど、オフラインでのサービス提供を軸にした業種の方々中心にご利用頂いております。そのため、今回の新型コロナの問題が発生し、3月上旬より多くの利用者がオフラインでのサービス提供の自粛や営業制限を行い…

本稿はスタートアップ自身がストーリーを投稿する「POST」記事です

現在、新型コロナの影響でおうち時間が増加し、サービス系の事業者にも変化が求められています。私たちMOSHは、理美容・リラク・フィットネスなど、オフラインでのサービス提供を軸にした業種の方々中心にご利用頂いております。そのため、今回の新型コロナの問題が発生し、3月上旬より多くの利用者がオフラインでのサービス提供の自粛や営業制限を行い、弊社のプロダクトであるmosh.jpを介した予約総額も減少しましたが、

4月頭頃より事業者の方々のオンラインでのサービス提供が急激に増加しており、大きなトレンドとなりつつあることから、本稿では「オンラインサービスの展開事例」と「オンラインサービスの始め方」をご紹介できればと思います。

サービス関連事業者の現状

では、実際事業者の実態はどうなのか?ということを把握するため、まずはMOSHの利用者の方々を中心に、現状の営業活動についてのアンケートを実施しました。135名の方にご回答いただき、下記のような結果となりました。

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77%が直近大きな収入の減少がある、17%が多少の収入の減少があると回答し、改めて影響を受けている方々が非常に多いことがわかります。

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その対策として、既にオンラインでの営業活動に切り替えを行った方、検討している方は65.2%となり、サービスのオンライン提供へのニーズの高さが感じられます。

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一方、多くの事業者の方々はオンラインサービスの提供には慣れておらず、苦戦していると感じている方々がまだまだ多い状況です。

現状を変えるべく早速大きな変化が

MOSHでは創業当初より、オフラインでのサービス提供をスムーズにするだけではなく、オンラインでのサービス提供もサポートできるようにプロダクトを磨いてきました。そして、この機会に様々な事業者がオンラインでのサービス提供を、MOSH上でスタートしており、3月上旬から自粛により減少していた弊社の予約総額も、事業者の方々の素早い対応によりすぐに回復しました。

予約総数、事業者数、流通総額などは、直近2月の最高数値を大きく上回っており、オンラインサービス展開のニーズ、必要性を強く感じています。

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MOSHの予約件数

今回の急激な変化によって、多くの事業者の方々がまだまだ影響を受けており、この中で我々ができることをしっかり見極め、サポートしていきたいと思っています。サポートの一つの形として、上記アンケートでも課題の大きかった「オンラインでのサービス提供についての事例」や、「オンラインサービスの始め方」をご紹介します。

さまざまなジャンルで広がるオンライン事例

プロフェッショナルな事業者の方々が、様々なジャンルでオンラインでのサービス提供を開始しました。もちろん、オフラインでのサービス提供がないと完結しないものもありますが、基本的には知識や技術で生計を立てている方々です。つまり、オフラインでも、オンラインでも消費者の「課題」や「悩み」を解決することができる方々だと私は思っています。

弊社でも、この機会にオンラインサービスをまとめた特集をスタートしたので、ぜひご覧ください。下記では、いくつかユニークなサービスをご紹介できればと思います。

オンラインサービス特集

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  • 人気パーソナルカラーサロンによるオンラインサービス
  • ダイエットは運動1割、食事9割著者のオンラインレッスン
  • 情熱大陸に出演、クラシックギタリストのオンラインギターレッスン

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  • お灸をおうちで学べる?人気鍼灸師による鍼灸相談
  • Instagram発の日常で使える英会話教室
  • 髪を切らない美容室、オンラインヘア相談室

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  • スピリチュアルレッスン月額サロン
  • プロアイリストによるパーソナルアイライン講座
  • 旅するセラピストによる肩こりストレッチ

このように、オンラインでのサービス提供がどんどん広まっています。これは新型コロナの影響が出る前から、サービス領域で起きていた動きであり、今回のコロナの件でこの流れがさらに加速された形となります。

これまで、オフラインでのサービス収益が収入の全てを占めていたが、適切なオンライン化を行ったことで、収入の3〜5割がオンラインに移行しているという方々も多くいらっしゃいます。今後、無事に新型コロナが収束した後であっても、オフラインでのサービス提供と合わせて、様々な形でオンラインでのサービスが普及することは間違いありません。

そのため、今回はスムーズにオンラインでのサービス提供を開始するにはどうしたらいいか?という基礎的な部分を弊社のプロダクトの活用も交えながらご紹介していきます。

オンラインサービスのはじめかた

下記では、MOSHを活用したオンラインでのサービスの始め方を簡単にご紹介します。

1. 自分が展開したいサービスの形態を決める

  • 1対1のパーソナルサービス
  • 1対複数のグループレッスン
  • 大規模のライブレッスン

2. 上記の形態にあった予約と決済をMOSHにて提供

  • 1対1のパーソナルサービスの場合は、「プライベートタイプ」で作成

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  • 1対複数のグループレッスンの場合は、クラス・レッスンタイプを利用

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  • LIVE配信もアーカイブ動画にして販売しよう

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3. 自身のSNSなどで集客。ポイントは感想レポート

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他にも月額サービスやデジタルコンテンツ販売もサポートしています。ぜひ、ご自身の技術や知識をオンラインで展開していきましょう。ご興味ある方は、弊社の公式LINE@もしくはメールよりお気軽にご相談ください。

オンラインとオンラインが本当の意味で混じり合った世界

私、個人としても様々なオンラインサービスを利用していますが、この新しい体験にとても感動しています。朝7時55分に起きて、そのままの格好で8時から自宅でゆっくりヨガや、ストレッチのトレーニングを受けたり、始業前にコーチングのセッションを受けたりすることができます。

一方で、オフラインでなければ、完結しないサービスももちろんあります。ただ現在は、まだ新型コロナの収束の見通しも立っていない状況で、外に出ることはなかなかできません。しかし、この問題が収束した先では、オンラインだろうが、オフラインだろうが、こだわりを持った情熱ある方々のサービスがこれまで以上に人々の生活や習慣に馴染んでいく社会になるだろうと信じています。

私たちMOSHは、本当の意味で、オンラインとオフラインがなめらかになった社会で必要とされるプロダクトを作っていきます。

本稿は、スマホでオフィシャルサイトが作れるサービス「mosh.jp」を運営する代表取締役、籔和弥氏(twitter: @kazuya_jam)によるもの。サービス事業者の収益化支援のため、予約、決済、顧客管理、月額サブスク、回数券などの機能を提供しているので、ぜひ興味がある方は、こちらからコンタクトされたい

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パッション経済の夜明け、4000名の“創意工夫”が生み出す「新時代の個人ビジネス」

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今、個人のビジネスが大きく変わろうとしています。 a16z(アンドリーセン・ホロヴィッツ)のパートナー、Li Jinさんが、「The Passion Economy and the Future of Work(訳:パッションエコノミーと仕事の未来)」という題目でブログを掲載していました。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRIDGE 主催のイベントに関する…

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Photo by theformfitness on Pexels.com

今、個人のビジネスが大きく変わろうとしています。

a16z(アンドリーセン・ホロヴィッツ)のパートナー、Li Jinさんが、「The Passion Economy and the Future of Work(訳:パッションエコノミーと仕事の未来)」という題目でブログを掲載していました。

そちらの内容がとても共感できたため、本稿ではこれにあわせて今、個人のビジネスで巻き起こっている「あるトレンド」についてご紹介したいと思います。

パッションエコノミーとは

前述のブログの内容を要約すると、Uberなどに代表されるマーケットプレースで、隙間時間にお金を稼げるようになる人が増えました。これらに象徴された経済圏をGig Economy(ギグ・エコノミー)と表現します。アメリカでは、このギグ・エコノミー経済圏に参加して個人としてお金を稼いでいる人が、労働人口の1/3を越えているそうです。

一方で、それらのプラットフォームは一貫性と効率を優先したことにより、サービス提供者のコモディティ化が進行することになります。

これに対するアンチテーゼ的な流れが「パッション・エコノミー」です。

SNSの普及により、個人がより容易に発信できるようになったことで、個性が強みとなり、自分の個性や情熱に興味を持ってくれるオーディエンスを独自に構築できるようになったことが要因です。

このような背景の中、新しいプラットフォームで必要とされることは、これまでのようなオーディエンスを集めることにフォーカスするのではなく、オーディエンスの熱量をしっかり収益に変えるための簡単な手段を提供することです。上記のブログでは、そのようなプラットフォームの共通点を挙げています。

  • ① 専門家でなくても個人でサービスを開始できる
  • ② 個性はバグではなくセールスポイントになる
  • ③ オンラインサービスの提供をカバーしている
  • ④ ビジネス成長・運営のための包括的なツールである

このような特徴を持ったサービス事例として、有料ニュースレターサービスのsubstackや、サイト作成アプリのonuniverse、Podcast配信サービスのAnchorなどを紹介されています。

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美容やトレーナーなど無形サービスを提供する個人が増加(MOSHサービスサイトより)

私たちはMOSHという、モノではなく個人の「無形サービス」を販売するECプラットフォームを提供しているのですが、実際、このような社会変化によって、国内でも個人や小さな事業者に多くのチャンスが生まれてきていると実感しています。事例として、2児の母でパーソナルスタイリストをされている方も、月商16万〜200万と大きく売上を向上させる事例が出てきています。

他にも、4000名近くの「パッション」を持った事業主たちが、SNSのみを集客経路として、様々なジャンルでしっかり収益をあげる事例が出てきています。国内でもこれらのトレンド変化を感じるようになったのですが、その兆しとして次の2点を挙げたいと思います。

マッチングの構造変化

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スマホとSNSの普及により、個人による発信は日々増加しています。twitter, instagram, youtube, tiktokなど発信媒体がどんどん増え、表現方法もより多様になっています。

従来の検索エンジンではキーワードが明確、かつ、定量的な情報とのマッチングに最適でした。一方、自分の知らないキーワードはそもそも検索しようがないので出会えません。SNSで増え続ける個人の情報は「新たな興味関心の気付き」を与えてくれるという点で新しい検索流入の扉を開いたと言えます。

これらの変化により、サービス事業者の集客は、Googleなどの検索エンジン中心のものから、SNSによる集客も大きな割合を占めるようになってきています。

言うまでもなくGoogleの検索エンジン経由のトラフィックは膨大なので、SNSに完全にリプレイスされるという意図ではありません。流入経路が分散化していくため、事業者は各流入経路をうまく活用しながら、ビジネスを拡大していくことが重要です。

SNSを中心とした興味・関心を軸としたマッチングにおいては、興味・関心の領域はより先鋭化・多様化していきます。「#ハッシュタグ」の存在によって、自分にとって、本当に興味のある情報にたどり着きやすく、また写真、動画、音声などのメディアの充実により直感的に判断しやすくなりました。

需給ニーズはより先鋭化し、多様化する未来

興味関心に近い定性的な情報にたやすくアクセスできるようになれば、予想されるのがサービス領域でのマッチングの多様化です。弊社の事例でも予約が多い方々は特徴が明確である傾向が強いです。

ニッチ化したサービス提供者とのマッチングは、旧来のプラットフォーム検索よりも、興味・嗜好を中心につながるSNSの方がUXとして優れています。今後、このトレンドは留まることはないことを考えると、ニッチ化した個人はどんどん増えていくと考えています。

身近なサービスや商品が、情熱やこだわりを持った人たちによって、提供されるような社会になっていき、オフライン・オンラインを越えてオーディエンスとのつながりをつくり、収益化を支援するサービスはより一層求められていくと考えています。

例えば、私たちのプラットフォームで パーソナルトレーニングをされているVEikoさんは、「美尻トレーナー」として美尻に特化したトレーニングを提供しています。同じく整体師のHidaoさんは「美脚整体師」という点で、これまでの画一的なサービスと異なり、自分の得意なこと、情熱を持っている領域に特化し、発信・サービス提供を行っています。

いかがだったでしょうか。

先日もギグワーカーの象徴とも言うべきフードデリバリーサービスで、依頼料金のトラブルが一部報道されていました。画一的な労働は情報化社会においてどんどん効率化される運命にあるということが凝縮されたような話題です。

創意工夫は人間だけが持ちうるオリジナリティです。これを武器に個人をエンパワメントするパッション経済は、少子高齢化や労働力の不足など、多くの課題を抱える日本社会にとって必要な考え方になると確信しています。

<参考情報>

本稿は、スマホでオフィシャルサイトが作れるサービス「mosh.jp」を運営する代表取締役、籔和弥氏(twitter: @kazuya_jam)。サービス事業者の収益化支援のため、予約、決済、顧客管理、月額サブスク、回数券などの機能を提供しているので、ぜひ興味がある方は、こちらからコンタクトされたい。

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個人をサービス化する「MOSH」がサブスクに対応、マイクロ起業家は4000名以上に

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ニュースサマリ:個人のオフィシャルサービスサイトを制作できる「MOSH(モッシュ)」は12月9日、月額で定額課金できる機能の追加を公表した。MOSHを利用している事業主は、ユーザーに対して利用料金の月額課金サービスを提供することができる。 MOSHはスマートフォンで完結する個人向けのオフィシャルサイト作成サービス。主にスタイリストや占い、写真家、トレーナー、料理研究家など、個人でスキルを持った人を…

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MOSHサービスサイト

ニュースサマリ:個人のオフィシャルサービスサイトを制作できる「MOSH(モッシュ)」は12月9日、月額で定額課金できる機能の追加を公表した。MOSHを利用している事業主は、ユーザーに対して利用料金の月額課金サービスを提供することができる。

MOSHはスマートフォンで完結する個人向けのオフィシャルサイト作成サービス。主にスタイリストや占い、写真家、トレーナー、料理研究家など、個人でスキルを持った人を対象にポートフォリオやブログなどの情報発信ツールを提供する。

特にサービスECに特化しているのが特徴で、サービス予約や決済、利用顧客の管理などの機能を利用することができる。ページ作成やサーバー代金などの利用料金は不要で、サービスを決済した際に手数料として売上の8%が必要になる。

現在、4000人以上の個人を中心とした事業者が利用しており、美容メニューなどを提供するサービス業やクラスを提供するインストラクター・講師などが参加している。今回の月額課金機能により、使い放題サービスや月額課金のファンコミュニティなどの運営がやりやすくなるとしている。

話題のポイント:昨日掲載したコラム、パッションエコノミーに関するプラットフォーマーがまさにMOSHさん。2017年7月創業のスタートアップです。

<関連記事>

BASEやSTORES.jpのようなコマース、ココナラやストリートアカデミーのようなスキルシェアと異なるのは商品やサービスではなく「個人」がより強く出ている点です。同じ商品、サービスであっても「その個人」に紐づくオプションが重要であり、これがギグワークとの大きな違いであるとも言えます。

パッション経済がよいと思うのは創意工夫の考え方です。前述のコラムにもこんな一節がありました。

筆者は会ったことがありませんが、たとえば東京のUberEats配達員の中には自前のキットを使って他の配達員より丁寧かつ保温状態の良いお弁当を届けてくれる優秀な人がいると聞きました。こうした優秀な配達スキルを活かして各々に収益を最大化できるのが特徴です。

昨日、とあるステージにモデレーターとして参加し、BASE共同創業の家入一真さん、鶴岡裕太さんにお話をお伺いする時間があったんですが、やはり今後の社会課題を考える上で重要になってくるのがこの「個人」を中心とした経済圏のあり方だなと。

特にこれから2030年に向けて現実のものとなってくる、労働力の減少による働き方の変化、少子高齢化などの社会福祉問題は社会全体でどうこうというより、極めて個々で柔軟な対応を迫られることが増えてくると予想されます。全部社会や会社でなんとかしてくれ、ではなく、個人が課題に向き合う力をつけなければ、人生の選択肢が狭くなってしまうわけです。

別に何を売ってもいいのです。りんごを箱で販売しても、家庭教師をしても、パーソナルトレーナーとしてクラスを持ってもなんでも構いません。そこに「自分なりのオプション」を持つこと、その答えのないアイデアを顧客と一緒に答えあわせすること、この経験こそこれからの個人経済に必要な体験なのではないでしょうか。

昭和世代であれば「脱サラして飲食店」みたいな選択肢を記憶している人も多いと思います。しかし、今は違って、社会に出る前の学習の一環としてこのような「マイクロ起業家」の学習や実習はすべきなのではないでしょうか。MOSHさんから興味深い創意工夫の事例が出てきたら一度まとめてまたご紹介しようと思います。

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個人向けサイト作成サービス「MOSH」が総額2000万円の資金調達を実施、Instagramファーストなサイト作りに特化

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個人向けサイト作成サービスのMOSHは2月15日、総額2000万円の資金調達を実施したことを発表した。引受先はジェネシアベンチャーズおよびRetty。株式比率や払込日は非公開だ。またサービスの正式版の提供開始をあわせて発表している。 2017年10月にβ版をリリースしたMOSHはヨガのインストラクターや料理教室の先生など、「一芸を持った個人」向けのサイト作成サービス。デザインのカスタマイズは(ユー…

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MOSHのチームメンバー、左から2番目が同社代表取締役の籔和弥氏

個人向けサイト作成サービスのMOSHは2月15日、総額2000万円の資金調達を実施したことを発表した。引受先はジェネシアベンチャーズおよびRetty。株式比率や払込日は非公開だ。またサービスの正式版の提供開始をあわせて発表している。

2017年10月にβ版をリリースしたMOSHはヨガのインストラクターや料理教室の先生など、「一芸を持った個人」向けのサイト作成サービス。デザインのカスタマイズは(ユーザーが難しさを感じないよう)あえて出来ない仕組みになっており、場所や値段、写真などの情報を追加するとページを作ることができる。

β版では100人ほどのユーザーが利用した。プラットフォームはInstagramからの動線を意識した作りが特徴だ。Instagramの写真から教室開催の告知などを実施し、プロフィールからMOSHページで情報を閲覧したり、教室参加の予約をすることができる。

β版時のInstagramを使ったユーザーの誘導について同社取締役の籔和弥氏に聞いてみたところ、下記のように答えてくれた。

「Instagramメインで考えているので、女性のフリーランスをしているユーザーが多いです。フォロワーの数が300人ほどでもコアなファンがいる人は定期的にお客さんを呼ぶことができています。ストーリーで告知を共有した後プロフィールに動線をつけるなどの工夫で、サイトのPVも高くでるケースも見られました」(籔氏)。

実際に籔氏が世界を一周した際にTwitterやFacebookなどの文字メインでなく、写真や動画などのビジュアルだけでノンバーバルな自分が伝えられるInstagramを活用していたのがきっかけの同サービス。「言葉で伝えるよりも、動画や写真をメインにした方が相性が良い人たちもいる」と話す同氏。

今後は個人ページに対してのレビュー機能で、講師やインストラクターの評価の見える化に取り組む。また各個人が開く教室のマーケットプレイス化も視野に入れており、レッスン版BASEのような展開も見えるのではないか。現時点で作成に料金はかからないが、月額制やマーケットプレイスからの成果報酬型などを考えている。講師の登録数に関しては2018年に1000人の講師の登録を目指す。

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