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三菱東京UFJ銀行がMUFG FinTechアクセラレータの第1期デモデイを開催——参加5チームはMUFG金融サービス各社と協業を開始

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三菱東京UFJ銀行は4日、都内で MUFG FinTech アクセラレータのデモデイを開催した。同行はこれまでに、スタートアップ・コミュニティとの関わりとして、FinTech Challenge や同プログラムのハッカソンを開催してきたが、アクセラレータプログラムを運用するのは初の試みとなる。 2016年末から2017年1月にかけて参加チームが募集され、選考を経て5チームがプログラムに参加。彼らは…

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三菱東京UFJ銀行は4日、都内で MUFG FinTech アクセラレータのデモデイを開催した。同行はこれまでに、スタートアップ・コミュニティとの関わりとして、FinTech Challenge や同プログラムのハッカソンを開催してきたが、アクセラレータプログラムを運用するのは初の試みとなる。

2016年末から2017年1月にかけて参加チームが募集され、選考を経て5チームがプログラムに参加。彼らは2016年4月からの4ヶ月間、FINOLAB が入居しているのと同じ東京銀行協会ビルに開設された MUFG FinTech アクセラレータのワーキングスペース「Garage」に腰を据え、担当メンターらの指導を受けながら、サービスの改善やブラッシュアップに努めてきた。

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デモデイでは、彼らの4ヶ月間の成果が、MUFG グループ各社担当者、ベンチャーキャピタル、メディアなどに初めて披露され、審査員により上位評価が得られたチームには、事業奨励金などの副賞が与えられた。

デモデイでの審査員を務めたのは、

  • TXアントレプレナーパートナーズ 最高顧問 村井勝(むらい・まさる)氏
  • 森・濱田松本法律事務所 パートナー 堀天子(ほり・たかね)氏
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ 常務執行役員 亀澤宏規(かめざわ・ひろのり)氏
  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 取締役専務執行役員 鷲見英二(すみ・えいじ)氏
  • 三菱UFJキャピタル 代表取締役社長 半田宗樹(はんだ・むねき)氏

…以上の方々。また、今回参加した全スタートアップ5社に、PR Times 賞(副賞:2016年8月〜2017年7月まで、プレスリリース配信サービス「PR Times」を一定回数無償で利用できる権利)が授与された。

【グランプリ】xenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)

  • 担当メンター:グロービス・キャピタル・パートナーズ 今野 穣氏
  • 副賞:事業奨励金 200万円

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日本における株式市場上場銘柄3,600社のうち、個人投資家が投資判断の参考にできる決算分析レポートが出されているのは、全銘柄の14%に相当する500社だけに過ぎない。つまり、個人投資家が投資対象とする中小型株の大部分の銘柄には決算分析レポートが発行されておらず、これらの銘柄については、投資家は決算短信、適時開示資料、決算説明会資料を収集し、自力で分析しなけれはならない。

xenodata が開発した ゼノ・フラッシュは、XBRL解析、PDF表解析、PDFグラフ解析により、各種決算関連資料に書かれた情報を表データに変換、独自アルゴリズムにより表データの中から重要な決算のポイントを特定し、さらに自然言語処理により、資料中の厖大な文章データから、特定あれた数値の背景を抽出する。資料の収集から情報解析まで、一銘柄あたり1分以内で完了する。

バリュープロポジションは、あらゆる企業について決算発表後に情報がすぐ届くこと、重要な部分のみが提示されること、インフォグラフィックにより情報が見やすいこと。2016年中に、カブドットコム証券でサービスをリリース予定だ。将来的には、リテール系証券会社を通じた個人投資家への情報提供(B2B2C)に加え、ニュースメディアへの情報配信、海外銘柄への対象拡大、アナリストがいるホールセール証券会社への B2B でのサービス展開の可能性も模索する。

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【準グランプリ】Alpaca DB(アルパカ)

  • 担当メンター:アーキタイプ 中嶋 淳氏
  • 副賞:事業奨励金 100万円

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これまでに、トレーディング・プラットフォーム「Capitalico」を開発してきた Alpaca だが、今回のアクセラレータへの参加中には、アメリカの上場株式7,000銘柄を常時監視、市場データの特化した人工知能技術で、さまざまなデータと株価変動の関係をリアルタイムで解析する「Alpaca Scan」を開発した。過去の値動きデータやニュースに基づき、どの銘柄をどの程度持ったら、将来的にどれくらい上がる可能性があるのか、売買する契機が何なのかをユーザが理解するのを支援する。

また、同社は、Capitalico や Alpaca Scan のバックエンド・インフラとして、金融の時系列データに特化した自社開発のデータベース「MarketStore」を開発。Oracle や Kx と比べ、遥かにコストパフォーマンスが高く、費用面でも運用に必要な RAM 容量の面でも100分の1程度のリソースで稼働させることに成功した。Capitalico においても、今年3月には30分程度かかっていたアルゴリズム解析が、現在では10秒程度にまで劇的に時間短縮され、同プラットフォーム上では、これまでに7,000個の〝モデル〟が生成されたとのこと。

今後は、MarketStore や Alpaca AI Engine をベースにして、三菱東京UFJ銀行と KDDI が共同出資する「じぶん銀行」向けには、ユーザが最適なタイミングで外貨積立ができる人工知能を活用したサービス、カブドットコム証券向けには、人工知能を使ったトレーディングツールを共同開発する予定だ。

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【AWS 賞】スマートアイデア

  • 担当メンター:Draper Nexus Venture Partners 倉林 陽氏
  • 副賞:Amazon Fire Tablet、Amazon 非売品グッズ

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スマートアイデアでは、これまでに2秒でつけられる家計簿アプリ「おカネレコ」を開発しているが、同アプリは2012年8月のローンチからの4年間で350万件のダウンロード数を獲得している。日本に住むスマートフォンユーザのうち、20〜30代の女性の10%は「おカネレコ」のユーザなのだという。スマートアイデアが持つ幅広い女性ユーザ層に対して、金融機関が活用できるサービスはどのようなものだろうか。

リテール金融においては、消費者のライフイベントに応じて資金需要が発生することから、金融機関はライフイベントに応じて想定顧客にアプローチすることを期待するが、情報が無かったり、アプローチする手段が無かったりするため難しい。一方、スマートアイデアが強みとする20〜30代の女性は、「お金がたまらない」とか「お金のことはよくわからず、誰にも相談できない」とかいった悩みを持っていることが、ヒアリングを通じてわかった。

スマートアイデアは、FinTech + Entertainment から Fintainment というコンセプトを提起し、「おカネNavi」と「チャットボットアプリ」の2つのアプリを開発した。「おカネNavi」は、20代女性の7割、30代女性の5割が夢中になっている恋愛シミュレーションゲームに、金融サービスにまつわるクイズを取り入れたものだ。ユーザはリワードを得るために設問を解いていくが、5問解くごとに動画を閲覧しないと次に進めないようになっている。チャットボットアプリでは、人工知能がユーザに質問し、ユーザはそれに答えていくことで最適な金融サービスの提案を受けることができる。

今後、スマートアイデアでは20代や30代の女性向けに、三菱UFJ信託銀行と共同でライフプランセミナーを開催するとのこと。「おカネレコ」のユーザを、「おカネNavi」や「チャットボットアプリ」に誘導するなどして、現在の「おカネレコ」のユーザ350万人(ダウンロード数ベース)を、サービス全体で1,000万人規模にまで成長させたいとした。

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Zerobillbank(ゼロビルバンク)

  • 担当メンター:Genuine Startups 伊藤 健吾氏

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サムライインキュベートの出資を受け、イスラエルで昨年起業した Zerobillbank は、ブロックチェーンベースのオリジナル仮想通貨を発行できるしくみ「ZEROBILL コア」と、位置・時間・センサーからの情報に基づいて発行されたコインを受け取れるアプリ「Z-WALLET」を開発中だ。

Zerobillbak のピッチでは、今回のデモデイが開催された丸の内にちなみ、丸の内にいる Z-WALLET を持つユーザに「丸の内コイン」を発行・付与するデモが披露された。ジオフェンスの概念で、ある拠点から一定距離内にいるユーザに対し、コインを発行する設定が可能。Z-WALLET はセンサー(ビーコン)にも対応するため、ある場所を訪れたユーザや、一定の歩数を歩いたユーザに対してのみコインを付与する、といった条件も設定できるそうだ。

協業を想定される事例としては、生命保険会社と組んで、加入者の歩数や運動量に応じた生保コインを発行したり、健康増進型保険の開発につなげたり、損害保険会社と組んで、車両の挙動やテレマティクスデータと連動した自動車保険コインなどの発行したりするなど。

今後、三菱東京UFJ銀行では行内のリワードのしくみのテスト運用、カブドットコム証券で外部向けサイトのポイントシステムへの導入が予定されており、三菱UFJニコスとは同社の提携先パートナー各社とのリワード開発に活用できないかを模索する。

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ナレッジコミュニケーション

  • 担当メンター:インクルージョン・ジャパン 吉沢 康弘氏

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ナレッジコミュニケーションは今年3月、人工知能やディープラーニングなどを簡単に利用できるクラウドサービス「ナレコムAI」をローンチ。「ナレコムAI」では、機械学習のアルゴリズム選定を従来の4分の1である2週間に短縮し、従来データサイエンティストが必要だったアルゴリズム選定で、アルゴリズムとパラメータの総当たりにより選定プロセスの自動化を実現している。今回のアクセラレータ参加を通じて、同社は「ナレコムAI」を銀行業務に活用できないかと考え、一般的には、データサイエンティストを要し、最低でも2ヶ月以上数千万円はかかるデータマイニングとモデル化のプロセスを、1日以内50万円以下の時間とコストで使えるサービスを作ることを目標に定めた。

ナレッジコミュニケーションでは、2万件の中小企業の決算書と、それら各社に対して、三菱東京UFJ銀行の融資担当者が優良融資先かどうかを判断した情報をもとに、この判断プロセスをモデル化。こうしてできた昨年のモデルに今年の中小企業の決算書を入れてみたところ、4,000社程度の融資判断の参考情報を、30分程度で作成することに成功したそうだ。これまで、融資担当者が、対象企業の自己資本比率などの数値に加え、経験や勘で判断してきたプロセスが、昨年まで実際に運用してきた条件に基づいて、判断プロセスの一部を半自動化できたのは大きい。

今後は、銀行における融資業務のストレステスト、特定サービスの契約者と同じ特徴を持つ新規サービスへの見込顧客の抽出、資金需要がありそうな貸出先候補のリスト抽出などに利用できるのではないか、としている。

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MUFG FinTech アクセラレータがどのような KPI で運用されているかは定かではないが、MUFG 傘下企業との協業プロジェクトの数が重要な評価基準の一つになっていることは容易に推測できる。一部の協業においては、プログラム卒業直後からレベニューシェアや売上が立つものも含まれているようだ。スタートアップにとっては、事業会社系のアクセラレータに参加する醍醐味の一つと言っても過言ではないだろう。

MUFG FinTech アクセラレータは三菱東京UFJ銀行にとっては初の試みであるため、今後の予定については当初未定だったが、デモデイの閉幕にあたり、アクセラレータを統括する柏木英一氏(三菱東京UFJ銀行 デジタルイノベーション推進部長)は、第1期の結果にかんがみ、今秋から年内にも第2期の募集を始めたいとの意向を示した。

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三菱東京UFJ銀行がフィンテック専門アクセラレータを立ち上げ、参加スタートアップのエントリ受付を開始

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三菱東京UFJ銀行は今月初め、スタートアップを対象にした支援プログラム「MUFG Fintechアクセラレータ」の設立を発表していたが、その第1期募集が本日から開始された。決済、融資、資産運用、マーケット取引など金融テクノロジーを用いたビジネスアイデアを募集、設立5年以内のスタートアップや今後起業を考えている個人が対象となる。本日からの募集に際し、三菱東京UFJ銀行では今夕説明会を開催する予定で、…

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三菱東京UFJ銀行は今月初め、スタートアップを対象にした支援プログラム「MUFG Fintechアクセラレータ」の設立を発表していたが、その第1期募集が本日から開始された。決済、融資、資産運用、マーケット取引など金融テクノロジーを用いたビジネスアイデアを募集、設立5年以内のスタートアップや今後起業を考えている個人が対象となる。本日からの募集に際し、三菱東京UFJ銀行では今夕説明会を開催する予定で、このフォームから参加エントリを受け付けている。

応募の締切は来年1月末日で、選考を経てプログラムへの参加が許された参加者に対し、3月上旬から4ヵ月間の支援プログラムを実施し、8月中旬に成果を発表するデモデイを開催する予定だ。

「MUFG Fintechアクセラレータ」の立ち上げに先立ち、三菱東京UFJ銀行では今年6月、フィンテックに特化した技術・ビジネスモデル・サービスに関するコンテスト「Fintech Challenge」を開催した

日本のメガバンク系を中心としたアクセラレータの動きとしては、三井住友フィナンシャルグループがビジネスコンテスト「未来2016」を立ち上げているほか、今年8月には三井住友銀行がシリコンバレーのアクセラレータ Plug and Play Tech Center との提携を発表している

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三菱東京UFJ銀行がFintech Challenge 2015のデモデイを開催、LucidrealとFreeeが大賞を獲得

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Fintech Challenge は、三菱東京UFJ銀行が今年から開催する、fintech に特化した技術・ビジネスモデル・サービスに関するコンテストだ。3月19日にキックオフ・イベントが開催され、それから約3ヶ月にわたって、次の2つのテーマに沿って、アイデアの募集が行われてきた。 テーマ1:新モバイルサービス・Webプロモーション方法 テーマ2:個人のお客さま向けの新しい決済サービス 19日、…

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Fintech Challenge は、三菱東京UFJ銀行が今年から開催する、fintech に特化した技術・ビジネスモデル・サービスに関するコンテストだ。3月19日にキックオフ・イベントが開催され、それから約3ヶ月にわたって、次の2つのテーマに沿って、アイデアの募集が行われてきた。

  • テーマ1:新モバイルサービス・Webプロモーション方法
  • テーマ2:個人のお客さま向けの新しい決済サービス

19日、都内で Fintech Challenge のデモデイが開催され、テーマ1では Lucidreal、テーマ2には Freee がそれぞれ大賞を獲得した。大賞には副賞として、三菱東京UFJ銀行からそれぞれ事業支援金250万円が贈られた。

Lucidreal は、子供に対するお金の教育を念頭に、子供がお金を使い始める年齢から、お金の価値を身につけることができるサービスを企画。また、Freee は郵送などで受け取った請求書や明細書をスマホで撮影するだけで、モバイルから手軽に支払が行えるサービスを考案した。

三菱東京UFJ銀行は今後、コンテストに応募されたアイデアのビジネスとしての実現性を検討し、スタートアップとの協業の可能性を模索する。

大賞受賞者以外のファイナリストの顔ぶれやアイデアは次の通りだ。なお、アイデアについては、将来、実際にサービスの元にする可能性があるとの観点から一般公開されておらず、抽象的な紹介になることをご了承いただきたい(アイデアの知的所有権は、三菱東京UFJ銀行と応募したスタートアップが共同で保有する)。

  • テーマ1 における優秀賞:One-on-One(副賞として、事業支援金50万円を授与)
  • テーマ2 における優秀賞:RKPJ(副賞として、事業支援金50万円を授与)
  • ネットワーキング賞(協賛:アクセンチュア、電通国際情報サービス、キャップジェミニ): MoneyTree、JThird、One-on-One
  • 事業支援賞(協賛:PRTimes、マイクロソフト):Finatext、Lucidreal
  • プレゼンテーション賞(協賛:日立製作所、キヤノンマーケティングジャパン):ZUU
  • Fintech Challenge 特別賞(協賛:ヒューレットパッカード、日本IBM、シスコシステムズ):マッシュルーム
  • 審査員特別賞:jThird

テーマ1:新モバイルサービス・Webプロモーション方法

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子供がお金の価値を身につけることができるサービスで、テーマ1の大賞を獲得したLucidreal。
  • 想いも貯まる 結婚から始まるライフイベントを支える新しいカタチelephant design
    結婚式を機に銀行が寄り添い、生涯の良きパートナーとなれるようなサービス。
  • 来たる資産移転時のニーズをネットで捉える 銀行が発信するオウンドメディアZUU
    銀行が店頭だけでは十分にフォローしきれない情報を、ネット経由で実現するオウンドメディア。(ZUU の関連記事
  • Cloud Safe: PasswordsMoneytree
    さまざまなウェブサービス毎に、たくさんのIDとパスワードを覚えるのは大変。この問題を解決する便利なアプリ。
  • 「ゴール銀行」変わる、貯金体験(One-on-One)
    思うように貯金ができない若い人が多い。ゴールを設定し、みんなで楽しみながら貯金ができる仕組み。
  • 「FUNDECT」お客さまの投資活性化アプリFinatext
    投資に興味はあるものの、実際に始めるきっかけが無いという人向けに、きっかけ作りをするアプリを提案。(Finatext の関連記事
  • 「どこでもタイムマシン」 Web3D による仮想体験コンテンツ(by jThird
    銀行の支店の待ち時間を顧客に楽しんでもらうため、3D&VR を活用したコンテンツを提供。

テーマ2:個人のお客さま向けの新しい決済サービス

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スマホを使った請求書の支払サービスで、テーマ2の大賞を獲得した Freee。
  • 街じゅうの支払いを便利にする「BTMU・ポンクウォレット」ponq
    個人間送金、加盟店支払、カスタマーロイヤリティプログラムを併せ持つモバイルウォレット。
  • 「トリモチ」 小額現金の貸し借りをスムーズに行えるサービス(RKPJ)
    個人同士、銀行と顧客など、言い出しづらいお金に関するコミュニケーションを、トリモチとうキャラクターを通じてインターネット経由で実現。

イベント後の会見で、記者の質問に応じた三菱東京UFJ銀行専務取締役の村林聡氏は、次のように語った。

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三菱東京UFJ銀行専務取締役 村林聡氏

保守的な組織と見られがちな銀行だが、その中でも最初にこのような活動をやったというのは、本行の強みだと思う。他の金融機関の追随もあるだろうから、そういう意味では競争。ITの世界はコモデティ化が速いので、我々もこういうイベントやシリコンバレーのオフィスを通じた情報収集を積極的にやっていきたい。(中略)

今回応募された中には無かったが、審査員からも指摘があったのは、fintech は日本の高齢化社会に貢献していくのが流れだと思うので、今後、回数を重ねていく中で、高齢化社会をテーマにしたアイデアの提案が増えてくることを期待したい。

また、Fintech Challenge のような機会に限らず、三菱東京UFJ銀行として、スタートアップからのアイデアや協業の可能性を受け付けられる状況を常態化できるようにしたいとし、投資としてではなく同行がやりたいことにあわせて、インキュベーションなどの活動も手がけてゆく可能性があると語った。

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