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バルセロナで開催予定だったMWC、新型コロナウイルスの影響で今年は中止に——主催者のGSMAが声明を発表

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出展者や参加者の流出が主催者である GSMA にとって無視できないほど重大であることが最終的に明らかになっていたが、GSMA は今日、拡大するコロナウイルス流行に関連する懸念により、ワイヤレス業界の見本市「MWC 2020」の開催を中止した。このイベントは来週スペインで始まる予定だった。 以前 Mobile World Congress として知られていた MWC は、携帯電話業界のメンバーが集ま…

2019年の MWC 会場入口
Image credit: Masaru Ikeda

出展者や参加者の流出が主催者である GSMA にとって無視できないほど重大であることが最終的に明らかになっていたが、GSMA は今日、拡大するコロナウイルス流行に関連する懸念により、ワイヤレス業界の見本市「MWC 2020」の開催を中止した。このイベントは来週スペインで始まる予定だった。

以前 Mobile World Congress として知られていた MWC は、携帯電話業界のメンバーが集まるトップの場所になり、バルセロナで2月に開催されるの旗艦イベントに約10万人の参加者を集めるようになった。ロサンゼルスと上海でのサテライトイベントでは、各地域のプレーヤーを含む小規模な企業グループが年末に会議を開き、基調講演を行うことができた。

GSMA は声明の中で、次のように述べている。

「バルセロナとホスト国であるスペインは現在安全で健康な環境にある」にもかかわらず、コロナウイルスの発生、渡航の懸念、その他の状況に関する世界的な懸念により、MWC 2020 を開催することは不可能であると述べている。

GSMA は、今年のバルセロナ版を延期またはスケジュール変更することを示唆しておらず、2021年以降にイベントを開催するために市と協力すると述べている。

「不可能」という言葉は、法的な理由から選択された可能性がある。特定の状況下では、一方の当事者が履行できなくなると、法的契約が一方的に終了する可能性があるからだ。世界的な大流行の最中にカンファレンスに10万人を集めることは厳密には不可能ではなかったかもしれないが、「実行不可能」であった可能性がある。参加者が恐れ、渡航制限が多数の参加者に影響を与えていること考えると、かなり非現実的かほぼ不可能だからだ。

出展者は、コロナウイルスの検疫、感染、死亡者数の増加に伴い、MWC への参加計画を縮小し始め、健康への懸念と広範な渡航問題の両方につながった。 ZTE(中興)や Samsung などの企業は、主に旅行制限を理由として MWC への人員派遣を削減すると語っていたが、Ericsson は参加者の健康と安全に関する不確実性から、参加を見送る先駆けとなった。AmazonIntel を含む他の多くの企業がそれに続き、Nokia やヨーロッパのいくつかの主要なワイヤレスキャリアが本日リストに加わった。

GSMA はこれまで、出展者の参加見送りによる混乱の可能性の影響と参加者に対するより厳しいスクリーニング要件を認めつつも、複数の機会に MWC を継続するとの立場をとっていた。GSMA は、中国の特定の省の人々の参加を禁止し、ウイルス感染の可能性を排除するため一連の消毒手順も発表していた。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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日本のスタートアップなど20社、MWC併設イベント「4YFN」に参加——ピッチショーケースイベントも満員御礼

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2月25日〜27日、スペイン・バルセロナで約2万人が訪れるスタートアップイベント「4YFN」が開催された。このイベントは約10万人が訪れる MWC(旧称:Mobile World Congress)のサイドイベントとして、イスラエルの起業家・投資家 Yossi Vardi の声掛けにより2013年から開催されている。昨年はアクアビットスパイラルズ代表取締役の萩原智啓氏の働きかけにより、有志スタート…

4YFN 会場内
Image credit: Masaru Ikeda

2月25日〜27日、スペイン・バルセロナで約2万人が訪れるスタートアップイベント「4YFN」が開催された。このイベントは約10万人が訪れる MWC(旧称:Mobile World Congress)のサイドイベントとして、イスラエルの起業家・投資家 Yossi Vardi の声掛けにより2013年から開催されている。昨年はアクアビットスパイラルズ代表取締役の萩原智啓氏の働きかけにより、有志スタートアップ7社が〝自腹を切る〟形で「Japan パビリオン」が開設されたが、昨年の実績を元に JETRO(日本貿易振興機構)の支援が得られ、今回は20社ものスタートアップや中小企業が参加することとなった。

現地メディアの取材を受ける FUKUSHIMA Wheel の山寺純氏
Image credit: Masaru Ikeda

参加したのは、高感度ウエアラブルカメラの Infinitegra、電子部品メッキ加工の三ツ矢、ケンコーコムの後藤玄利氏や Snapee の神尾隆晶氏らが率いる多言語同時翻訳の Kotozna、なくしもの防止や認知症患者予知の George and Shaun、屋内ドローンソリューション提供の Spiral関連記事)、IoT サンプル向け筐体開発のテクノラボ、AR 会議室のピスケス関連記事)、スマホ向け画像解析 SDK 開発 の pop inc、衛星データ分析の Sigma-SAR、オーディオ用高音質半導体を開発する Trigence、生体電極センサー開発のアイ・メデックス、写真整理サービス開発のパブセン、自転車の車輪 LED 広告 FUKUSHIMA Wheel関連記事)、「スマートプレート」開発のアクアビットスパイラルズ関連記事)、音声による感情解析 AI を開発する Empath関連記事)、モバイルアプリ開発クラウド「AppExe(アペックス)」提供の Mobilous関連記事)、マルチホップ技術でケーブル敷設無しの広域無線 LAN を実現する PicoCELA関連記事)、IoT ベンチャービルダーの Vanguard Industries、マシンラーニングニューラルネットワーク開発の SOINN、ロボット遠隔制御による家事手伝いサービスを提供する Mira Robotics

立ち見まで出た満員御礼の「Japan Innovation Showcase」。写真は、PicoCELA のピッチ。
Image credit: Masaru Ikeda

このうち、Empath、FUKUSHIMA Wheel、George and Shaun、Kotozna、PicoCELA、pop inc、アクアビットスパイラルズ、テクノラボ、Trigence の9社については、4YFN 会場内開催された「Japan Innovation Showcase」に登壇。200名程度が入れるカンファレンスルーム内は満席で立ち見が出る盛況ぶりだった。展示ブースが多く見るものを選ぶのに一苦労する MWC と異なり、4YFN はスタートアップが集積しているため、出資先のスタートアップを探す投資家やスタートアップと協業したい大企業を探す参加者にとっては効率的だ。韓国や台湾からも、それぞれ複数の政府系スタートアップ支援組織の支援を得、MWC / 4YFN 横断でそれぞれ100社以上のスタートアップが出展しており、現地ヨーロッパのスタートアップのブースに勝る存在感を放っていたのは印象的だった。

日本スタートアップのブース周辺。参加者がひっきりなしに訪れていた。
Image credit: Masaru Ikeda

4YFN に日本スタートアップを集める旗振り役となった萩原氏は、自身が 4YFN に参加するきっかけとなったのは、2017年に Alibaba(阿里巴巴)に買収されたイスラエルのスタートアップ Visualead との出会いだったと明かしてくれた。

Visualead のチームは、自活できるだけの国内市場がある日本とは対照的に、ローンチ当初から国外に活路を求め、最適な市場へと世界展開を進めるのは、イスラエルのスタートアップにとって宿命であると同時にごく普通のことだと教えてくれた。

日本のスタートアップにとっても、グローバル・エクスパンション(日本市場を立ち上げてから世界展開を目指す)ではなく、むしろ、グローバル・ファースト(日本市場での立ち上げを待たず、最初から世界市場に展開すること)が必要なのでは…(萩原氏)

今回の日本スタートアップの 4YFN 参加の動きには、日本各地のスタートアップやスタートアップ支援組織が同調、参加の意向も高まりつつあるようだ。来年以降、より多くのスタートアップが 4YFN に参加することが期待される。

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これからのスマホは「タッチレス」?ーーLGが新機種のティザー広告を公開、MWC 2019で発表へ

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ピックアップ:LG teases ‘goodbye touch’ for MWC smartphone reveal ニュースサマリー:LGが新たに発売するスマートフォンの新機能として「タッチレス」を思わせる予告動画を22日に発表した。動画では「Goodbye Touch」とだけ触れられていて詳細は不明だが、2月24日スペイン・バルセロナで開催予定のMWC 2019(Mob…

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ピックアップ:LG teases ‘goodbye touch’ for MWC smartphone reveal

ニュースサマリー:LGが新たに発売するスマートフォンの新機能として「タッチレス」を思わせる予告動画を22日に発表した。動画では「Goodbye Touch」とだけ触れられていて詳細は不明だが、2月24日スペイン・バルセロナで開催予定のMWC 2019(Mobile World Congress)にて明かされる予定だ。

LGにとってタッチレススマホを発売となれば、同機種におけるフラッグシップモデルとなる可能性がある。Appleがパイオニアとして発表し、各企業が追随した「ノッチ(画面上部の切り欠き)」のような変化を起こせるだろうか。

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日本のスタートアップ7社、今日から始まるMWC併設イベント「4YFN」にJapanパビリオンを共同出展

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日本のスタートアップ7社は、26日からスペイン・バルセロナで開催されるモバイル分野のカンファレンス「Mobile World Conference(MWC)」で併催されるスタートアップイベント「4YFN」に共同出展することを明らかにした。共同パビリオンの名前は「Japan Rising Startup」で、バルセロナ市内の会場 Montjuïc 内に28日までの3日間出展される(MWC の開催は3…

4YFN会場となる Montjuïc 前に集まった日本のスタートアップの皆さん
Image credit: Aquabit Spirals

日本のスタートアップ7社は、26日からスペイン・バルセロナで開催されるモバイル分野のカンファレンス「Mobile World Conference(MWC)」で併催されるスタートアップイベント「4YFN」に共同出展することを明らかにした。共同パビリオンの名前は「Japan Rising Startup」で、バルセロナ市内の会場 Montjuïc 内に28日までの3日間出展される(MWC の開催は3月1日まで)。

共同出展に参加するのは、アクアビットスパイラルズ(関連記事)、アメグミ(関連記事)、キャピー(関連記事)、ネイン(関連記事)、フラー(関連記事)、FutuRocket(関連記事)、MAMORIO(関連記事)の7社。昨年 4YFN Awards IoT 領域でトップ8ファイナリストに選出されたアクアビットスパイラルズが呼びかけ、カタルーニャ州政府貿易投資事務所(ACCIÓ Tokyo-Catalonia Trade & Investment)の後援を受けて実現した。

4YFN とは「4 Years From Now」の頭文字をとったもの、すなわち、「これから将来4年後に世の中を騒がせそうなスタートアップを一緒に見つけましょう」という意味がこめられている。今年で5回目を迎える 4YFN を組織しているのは、イスラエル出身のスタートアップ投資家として有名な Yossi Vardi 氏(関連記事)で、彼は DLD(関連記事)や ロンドン・シンガポールの InnovFest Unbound(関連記事)といった他のスタートアップイベントの開催にも関わっている。

<関連記事>

4YFN会場内に設置された日本パビリオン前に集まった日本のスタートアップの皆さん
Image credit: Aquabit Spirals

TechCrunch Disrupt SF や SXSW Interactive など主要なスタートアップイベントに、日本の経済産業省や貿易振興機構(JETRO)などが主導する形で日本のスタートアップが共同出展しているケースは存在するが、今回のように、スタートアップ自らが主体となり日本を象徴する共同パビリオンを出展することは珍しい。

共同パビリオンの開設にあたって旗振り役となったアクアビットスパイラルズ代表取締役の萩原智啓氏は、声明の中で次のようにコメントしている。

初年度である今年は残念ながら日本の公的機関や民間企業などからの支援を得ることは叶いませんでしたが、この活動が少しでも注目され、日本のスタートアップシーンに活力を与えることができたなら、きっと来年以降は、日本のすべてのスタートアップ企業がグローバル市場をもっと身近に感じられるような魅力的な支援を用意できるものと信じています。

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Nokiaが5Gネットワーク対応を宣言、3億5,000万ドルのIoTファンドを設立、そしてセキュリティ企業Nakinaを買収

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昨今のNokiaは、かつてとは大きく変わった。かつてのモバイル王者がMobile World Congress(MWC)で発表したのは、魅力的なニューモデルのスマートフォンではなく、5Gネットワーク、IoT(モノのインターネット)、およびセキュリティの3つのニュースだった(編集部注:原文掲載2月21日)。 NokiaはMWCの盛り上がりに向けて「何か大きな発表」があることをちらつかせていて、またそ…

 via Flickr by “A Health Blog“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
via Flickr by “Jon Russell“. Licensed under CC BY-SA 2.0.

昨今のNokiaは、かつてとは大きく変わった。かつてのモバイル王者がMobile World Congress(MWC)で発表したのは、魅力的なニューモデルのスマートフォンではなく、5Gネットワーク、IoT(モノのインターネット)、およびセキュリティの3つのニュースだった(編集部注:原文掲載2月21日)。

NokiaはMWCの盛り上がりに向けて「何か大きな発表」があることをちらつかせていて、またそれはモバイルネットワークに関わるものであり、消費者向けのおしゃれな新型ハードウェアではないことも示唆していた。今日明らかになった「何か」とは、新規IoTプロジェクト開拓のための、Nokia Growth Venturesの助力による3億5000万米ドルの投資ファンド設立、既存のFlexiベースステーションの代替となる5Gネットワーク対応の携帯電話基地局製品、そしてカナダのネットワークセキュリティ企業Nakina Systemsの買収であった。

MWCで行われたNokiaの発表内容は、同社が最近フランスの通信およびネットワーク機器企業Alcatel-Lucentを166億米ドルで買収したことからの流れであるとも言える。実際Nokiaは以前、この買収により、5GネットワークやIoTといった将来のテクノロジーの開発を加速させられるだろうと語っていた。

「Alcatel-Lucentとの統合はスムーズかつ効果的に進捗しており、組織上の不安要素や衝突といった、従来の買収でよくあった問題は回避できています。」Nokia社長兼CEOのRajeev Suri氏はこう続ける。「NokiaとAlcatel-Lucentが一緒になれば、当社は1410億ユーロにも膨れ上がるであろう市場を攻略できるようになり、以前とはまったく異なるポジションに上がることが可能になります。当社およびAlcatel-Lucentの顧客に提供できる価値は、競合が比肩し得ないものとなります。」

4Gネットワークは現在でも多くの市場に普及している途中であり、5Gについて語ることは時期尚早とも思える。また、5Gは昨年のMWCのトピックでもあった。しかしNokiaは、すべてが5G機能に包含されていくと語る。

「当社は今年、5Gへの投資を大幅に増強し、我々のイノベーションの力を全力で発揮していく予定です。」Suri氏は続けて、「当社はすでに、5G現実化において最前線に立っており、膨大なネットワーク容量と接続性を確保しようとしています。これは当社の大局的なビジョンからくるものです。IoTのユースケース(使い方の実例)は5Gを必要としているのです。5Gの機能が人命を救い、環境を改善し、人々の生活をより良くすることに役立つとわかっているのであれば、私たちは5Gへの移行を早めなければなりません。ゆっくり移行している場合ではないのです。」

5Gネットワークが商業利用可能になるまでにはまだ4年ほどかかるとみられているが、5G対応のベースステーションを今発売することにより、ネットワークオペレータ(携帯電話事業者)は5Gテストを先行して行うことができる。

Nakina Systemsの買収は今春までに完了するとみられているが、これによりNokiaの5GおよびIoT戦略が補強されることになる。5GとIoTの時代では、セキュリティこそが最重要になるためだ。

今回のNokiaの発表は、MWCにおいては、より近い将来に関するその他ニュースに比べれば少し地味に見られるだろう。バルセロナで毎年行われるこのイベントはまさに始まろうとしており、LGAlcatelHP、そして王者Samsungの新型スマートフォンがすでに明らかにされている。Nokiaからの新型スマートフォンの発表はそれほど想定されていないが、このフィンランド企業はそのブランドと移動体通信の設計力を将来への投資に向けようとしている。そして、MWCは、他社からの「何か」がなければ、テクノロジー業界でのNokiaの新しいポジションを再認識する場となるであろう。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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