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SpaceX、民間企業初の有人宇宙船打ち上げに成功

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ピックアップ:NASA LIVE Coverage 30th May : SpaceX Crew Dragon Launch ニュースサマリー:日本時間5月31日午前4時23分(米国時間5月30日午後3時23分)、NASAの宇宙飛行士2名を乗せたSpaceX社の「Crew Dragon」が国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた。 Liftoff! pic.twitter.com/DRBfdUM…

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打ち上げLIVEストリームのスクリーンショット、Image Credit : SpaceX Official Youtube

ピックアップ:NASA LIVE Coverage 30th May : SpaceX Crew Dragon Launch

ニュースサマリー:日本時間5月31日午前4時23分(米国時間5月30日午後3時23分)、NASAの宇宙飛行士2名を乗せたSpaceX社の「Crew Dragon」が国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた。

米国内の有人宇宙飛行は前回の2011年から約9年ぶりとなり、民間企業による有人宇宙飛行は人類の歴史上初の快挙である。同ロケットに搭乗したのは、NASAのボブ・ベンケン宇宙飛行士、ダグ・ハーリー宇宙飛行士の2名。

Screenshot 2020-05-30 at 10.35.32 PM
Image Credit : SpaceX

Crew DragonはSpaceXの再利用可能ロケット「Falcon9」に搭載され離陸。その後Falcon9は無事着陸にも成功した。なお、Crew Dragonは日本時間5月31日の午後深夜頃に国際宇宙ステーションとドッキングする見込みだ。

話題のポイント:一昨日の5月27日には天候不良により延期が発表されていたCrew Dragonでしたが、無事発射に成功しました。同プロジェクトは間違いなく、人類の宇宙開発にその名が刻まれたことでしょう。

2002年にイーロン・マスク氏によって創業されたSpaceX社も、今年で設立18年目を迎えています。創業当初は3回連続でロケットの打ち上げに失敗し、資金が底を突きかけた過酷な時期もありました。しかし2008年のFalcon1の打ち上げ成功以降、NASAという強力な顧客を獲得し、凄まじい勢いで様々な革新的ロケットの開発を達成してきました。

最近では、宇宙に1万以上の小型衛星を浮遊させ、地球全体にブロードバンド 通信を提供する宇宙インターネット構想「Starlink」なども始動しています。今後のSpaceX社の躍進には、益々目が離せません。

<参考記事>

 

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海洋ゴミ回収の「PaWiKAN」とデング熱マッピングの「Aedes」、NASAの国際アプリハッカソンでフィリピン代表に選抜——宇宙データを活用

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アメリカ航空宇宙局(NASA)が10月18日から20日にかけてマニラで開催したコンペティション「International Space Apps Challenge」の現地予選で、フィリピンのスタートアップ2社が勝利を獲得した。 同イベントは、科学技術省のフィリピン産業・エネルギー・萌芽技術評議会(DOST-PCIEERD、Philippine Council for Industry, Ener…

アメリカ航空宇宙局(NASA)が10月18日から20日にかけてマニラで開催したコンペティション「International Space Apps Challenge」の現地予選で、フィリピンのスタートアップ2社が勝利を獲得した。

同イベントは、科学技術省のフィリピン産業・エネルギー・萌芽技術評議会(DOST-PCIEERD、Philippine Council for Industry, Energy and Emerging Technology Research and Development of the Department of Science and Technology)、Animo Labs Technology Business Incubator、PLDT InnoLab、American Corner Manila、そしてアメリカ政府と共同で開催された。

フィリピン貿易産業省の Design Center of the Philippines による Design Week Philippines の一環として行われたイベントだ。

Ocean’s 4 のチーム
Image credit: Design Center of the Philippines

1社目のスタートアップ Ocean’s 4は、PaWiKAN と呼ばれる海洋ゴミを回収する自律システムを開発した。PaWiKAN は宇宙データを利用して付近のゴミベルトを見つける。同スタートアップは、デ・ラ・サール大学(De La Salle University)の電子工学および通信工学の学生らによって設立された。

PaWiKAN は、NASA の Ocean Surface Current Analysis Real-time (OSCAR)データを利用し、GPS で海洋ゴミベルトが存在しそうな場所を特定する。ゴミを捕らえて陸地に持ち帰ることが可能なボートを、同システムは動的に再構成する。

装備された LoRa 技術と Arduino に基づくエクステンデッド・レンジ対応のラジオシステムでセンサーと通信し、システムの制御は配置ステーションで行われる。

Analytics Association of the Philippines の Industry Development Committee の議長を務める Monchito B. Ibrahim 氏は次のように語った。

世界中の海域は、実はプラスチックであふれています。これは、世界中の海で浮遊したり海中に沈んだりしているプラスチックの除去を可能にする、未来的なソリューションです。時宜にかなった適切なソリューションなのです。

Aedes のチーム
Image credit: Design Center of the Philippines

イベントで選ばれたもう1社のスタートアップ Aedes Project は、Dominic Vincent D. Ligot 氏、Mark Toledo 氏、Frances Claire Tayco 氏、Jansen Dumaliang Lopez 氏を構成メンバーとする。Aedes Project チームは、気象データやデジタルデータを活用するデング熱症例のフォーキャストモデルを開発した。衛星データを使って潜在的なホットスポットを特定する。

Copernicus: Sentinel-2 衛星と Landsat 8 衛星、気象に関しては DOST-PAGASA、そして検索エンジンのトレンドの情報を関連付け、潜在的なデング熱ホットスポットをウェブインターフェイスに表示させる。

また FAPAR(Fraction of Absorbed Photosynthetically Active Radiation=吸収された光合成活性放射の割合)や NDVI(Normalized Difference Vegetation Index=正規化差分植生指数)といった指標を利用し、植生地域を特定する。一方 NDWI(Normalized Difference Water Index=正規化差分水指数)を使って水のある場所を特定し、蚊の繁殖場所になりうる停滞水が存在しそうな場所を示す。

DOST-PCIEERD のエグゼクティブディレクター代理を務めるエンジニア Raul C. Sabularse 氏はこう語った。

コミュニティ、特にフィリピンと同じようにマラリアやデング熱に悩まされる国々の役に立つでしょう。私は、Aedes Project はグローバルにインパクトを与えることができると思います。これは、デング熱が発生しうる場所を知ることができる新しい科学です。役立つアプリです。

両チャンピオンは、世界各国のチームと共に NASA の評価を受ける。NASA は12月頭にグローバルファイナリストとしてプロジェクトを上位30位まで選び、トップ6位が2020年1月に発表される。

勝者は2020年に、フロリダ州にある NASA のケネディ宇宙センターに招かれる予定。

昨年は iNON チームが、インターネット接続のない環境下でも科学的データを漁業従事者に伝えるため、NASA のシチズンサイエンスプラットフォームを活用したアプリケーションを開発した。

チームは同プロジェクトで、フィリピン人として初めてグローバル大会で勝利を収めた。彼らのプロジェクト ISDApp は、現在 Animo Labs がインキュベーション中だ。

【via e27】 @E27co

【原文】

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量子コンピュータD-Waveは従来のチップより「1億倍高速」、Googleが発表

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Googleは、米カリフォルニア州マウンテンビューにあるアメリカ宇宙局のエイムズ研究センターでNASAと共に稼働させている量子コンピュータ D-Wave 2Xの技術性能について、以前よりも確信を得ているようだ。 D-Waveは、量子ビットまたはキュービットを用いて動作する量子コンピューティングにもっとも近い技術だ。量子ビットは従来のビットとは違い、0か1かまたはその両方を重ねた状態をとることができ…

Above: The D-Wave 2X quantum computer at NASA Ames Research Lab in Mountain View, California, on December 8. Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat
上:カリフォルニア、マウンテンビューにあるNASAエイムズ研究所のD-Wave 2X量子コンピュータ(12月8日)
Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat

Googleは、米カリフォルニア州マウンテンビューにあるアメリカ宇宙局のエイムズ研究センターでNASAと共に稼働させている量子コンピュータ D-Wave 2Xの技術性能について、以前よりも確信を得ているようだ。

D-Waveは、量子ビットまたはキュービットを用いて動作する量子コンピューティングにもっとも近い技術だ。量子ビットは従来のビットとは違い、0か1かまたはその両方を重ねた状態をとることができる。このキュービットによって、マシンは大量の情報処理を同時に行うことができるようになるため、特定の処理においては量子コンピュータは理想的な性能を提供することができる。

2つの試験の結果、Googleの量子人工知能研究所は本日、D-Waveのマシンは従来のコンピュータチップによる量子情報処理「シミュレーテッドアニーリング」よりもかなり速く処理することができることを確認したと発表した(編集部注:原文掲載12月8日)。

Googleの技術ディレクター Hartmut Neven氏は、ブログ投稿の中でその試験の結果について次のように説明している。

1000個に近い変数の組み合わせ最適化問題を解いたところ、量子アニーリングは従来の方法を使ったシミュレーテッドアニーリングよりもはるかに機能が上回っていた。1つのコア上で動作するシミュレーテッドアニーリングに比べて1億倍以上の速度を記録した。また、この量子マシンを「量子モンテカルロ法」というまた別のアルゴリズムとも比較した。これは、量子システムの動作を真似て設計されているが、従来のプロセッサー上で動作するものだ。この二つの測定方法における規模基準は同等であるが、またしても最高で1億倍の差が生じた。

Googleは今回の結果について、論文も公開している。

少なくとも、ベンチャーキャピタルから支援を得ているD-Waveにとって、この結果はポジティブなものだ。同社は量子コンピュータをロッキード・マーティンやロスアラモス国立研究所に販売した。NASAエイムズでの本日のイベントでは、レポーターがD-Waveマシンを目にすることができたが、CEOのVern Brownell氏は今回の発見について非常に喜んでいるようだった。1億という数字が大きな印象を与えるものであることは間違いない。IT購買担当者を驚嘆させ、なぜこのテクノロジーがIntelのような従来のチップメーカーをディスラプトできるかもしれないのか語る上で、示すことができる類のものだ。

Googleは引き続き、NASAと共に量子コンピューティングへの取り組みを継続する。同時に、Googleは量子コンピューティングハードウェア研究所ももっている。その取り組みは、まだ初期段階だ。

「量子コンピュータを開発することは、本当に、本当に大変だと言えます。なので、まずはそれが稼働することに力を注ぎ、コストや規模などで悩まないようにしています」Googleのハードウェアプログラムを率いる人物であり、カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校の物理学教授であるJohn Martinis氏はこのように述べた。

このテクノロジーの商用利用はすぐには起こらないかもしれない。だが、最終的には、Googleの多くのサービスで使われている画像認識のようなもののスピードアップにつながる可能性はある。また、このツールが散乱したデータのクリーニングのような従来のものに役立つ可能性もある。Google以外のことについて言えば、量子によるスピードアップは、航空の計画、スケジューリング、管理などの発展に利用できる可能性もある、と大学宇宙研究協会の応用コンピュータ科学の研究機関のディレクターを務め、NASAエイムズでD-Waveマシンへの取り組みもしているDavid Bell氏は話した。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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NASAに選ばれた、イーロン・マスク氏のSpaceXが手がける「宇宙タクシー」とは

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<ピックアップ>Elon Musk Just Got $2.6 Billion To Build His Amazing ‘Space Taxi’ — Here’s How It Works via Tech 少年時代にアニメや映画で夢想していた世界というのはこうやって現実のものになっていくのでしょうか。NASA(米航空宇宙局)が次世代の宇宙飛行士輸…

Dragon V2 On Stage (1)
Image by SpaceX

<ピックアップ>Elon Musk Just Got $2.6 Billion To Build His Amazing ‘Space Taxi’ — Here’s How It Works via Tech

少年時代にアニメや映画で夢想していた世界というのはこうやって現実のものになっていくのでしょうか。NASA(米航空宇宙局)が次世代の宇宙飛行士輸送船の開発について9月16日に発表した新たな契約で、ボーイングとSpaceXがその役割を担うことが明らかになりました。金額総額は68億ドルで、ボーイングが42億ドル、SpaceXが26億ドルの割り振りです。

そしてもちろんSpaceXと言えば、先日、テスラモーターズの発表会で来日したイーロン・マスク氏が創業したもうひとつの会社としてご存知の方も多いことでしょう。Paypalでお金のインフラを作った後に電気自動車、ソーラーシティという太陽光発電の会社、そして宇宙船と、ひとり果敢に人類起業家の限界に挑戦し続けてくれております。

dragon_v2_in_orbit
Image by SpaceX

さておき、今回契約に成功した宇宙飛行士の輸送船「Dragon V2」ですが、こちらの記事にどうやって動くのか、分かりやすいアニメーションと説明が掲載されていました。カプセル型の宇宙船ですが、地球に戻ってくる時にはしっかりと逆噴射で降り立つんですね。私は宇宙船は詳しくないので、よくテレビで見たパラシュートで海に落下、という類のものかと思ったのですが完全に未来です。

Dragon V2 Interior
Dragon V2 コクピット/Image by SpaceX

またこれとは全く関係ないですが、NASAが宇宙空間での3Dプリンター実験を開始したというお話もあり、これもまた夢想している世界が一歩近づいてくる予感がします。生産環境としては制約の多い宇宙空間でオンデマンドの供給体制が構築できれば大きな革命になる、というのはよく理解できます。ちなみにこの話題「宇宙兄弟」を全巻読んでる方ならかなり胸熱な話題のはずです。

自動運転車は5、6年で実現するといった超人イーロン・マスク氏ですが、夢想していることを実現している点で起業家として学ぶべきことの多い方だなと改めて思います。

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IFTTTが次に繋げるのは宇宙、NASAなどの情報チャンネルを開設

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<ピックアップ>IFTTT can now send you a notification every time an astronaut enters space 「APIを身近にする」というありそうでなかったアプローチでなんでもサービスをくっつけて新しい価値観を生み出しまくってるIFTTTですが、ついにその活動範囲を宇宙に広げました。NASAです。 新たに開設されたチャンネルは「S…

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<ピックアップ>IFTTT can now send you a notification every time an astronaut enters space

「APIを身近にする」というありそうでなかったアプローチでなんでもサービスをくっつけて新しい価値観を生み出しまくってるIFTTTですが、ついにその活動範囲を宇宙に広げました。NASAです。

新たに開設されたチャンネルは「Space」。NASAを含むいくつかのソースから情報を得て、例えば「宇宙飛行士が宇宙空間にいったらiPhoneにお知らせを配信」とか「Facebookのタイムラインに毎日の宇宙空間写真をお届け」など、ズブズブの宇宙フリークならずとも胸が熱くなる連携が盛りだくさんです。

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もちろん、既存レシピではなく自分で組み合わせることも可能。ちなみに、私は宇宙空間に飛行士が飛び立った瞬間にYoを飛ばす、という組み合わせを実現しようとしたのですが、どうもそれはできない様子でした。残念。

さておき、このIFTTTやZapierといったアプローチは、これからオンラインサービスが「モノ」という現実世界に飛び出る際に大変重要な位置づけを果たすことになります。いわゆるビジュアルプログラミングの一種で、幼児がロボットの動きを制御する、Play-iのアプローチは既に始まっており、国内でもソニーの優秀な社内ベンチャー集団が近い動きを開始、「現実世界のIFTTT」と呼ばれたのは大変注目すべき事例です。

<参考記事> ヤフーとソニーが合同でハッカソンを開催、現実世界のIFTTT「MESH」が興味深い

サービスからInternet of Thingsを考える、という思考方法はその是非はさておき、ハードウェアビジネスが単なる物売りからサービス課金や広告といった範囲に拡大できる、という視点で捉えるのも面白く、その重要なコネクタとしてのIFTTTや、通知ソリューションとなりうる「YO」などの一言メッセージング文化は注目されるべきですね。

<参考記事> IoTは「サービスのモノ化」と考えたほうがわかりやすい

さて、この分野、国内で最初にポジション取るのはどのスタートアップになるのでしょうか。期待して待ちたいと思います。

via The Next Web

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NASAによって3Dプリンターが初めて宇宙へ

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NASAの宇宙飛行士たちが来月、3Dプリンターを地球圏外に運び出そうと計画している。宇宙ステーションへの40と41回目の遠征に向かう乗組員たちは、ステーションに3Dプリンターを持ち込む役割が付与された。 ステーションに運ばれた3Dプリンターは、この夏に乗組員によって利用される予定となっている。乗組員メンバーの一人であり、5月にステーションに向かうReid Wiseman氏は、3Dプリンターを運んで…


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NASAの宇宙飛行士たちが来月、3Dプリンターを地球圏外に運び出そうと計画している。宇宙ステーションへの40と41回目の遠征に向かう乗組員たちは、ステーションに3Dプリンターを持ち込む役割が付与された。

ステーションに運ばれた3Dプリンターは、この夏に乗組員によって利用される予定となっている。乗組員メンバーの一人であり、5月にステーションに向かうReid Wiseman氏は、3Dプリンターを運んでいくことに興奮しているという。



NASAは最近では宇宙食をプリントする3Dプリンターを開発し、12万5千ドルの資金を受け取っている。将来、宇宙での生活において3Dプリンターは重要な役割を担っているのかもしれない。

via Space.com

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リアルタイムコラボレーションが可能なビデオ会議ソフトウェア「VSee」、米国議会やNASAなども採用

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 ビデオ会議、共同作業、情報の安全かつ確実な伝達、シンプルな使い勝手。その答えは「Vsee」だ ビデオコラボレーションツールといわれて頭に浮かぶのは? 主な消費者(例えば私やあなた)にとって、Skype(ある意味ではGoogleハングアウト)はお馴染みのツールだ。企業なら、PolycomやWebExなどのビデオ会議システムが有名だ。 これらのビデオ会議ツールは…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

ビデオ会議、共同作業、情報の安全かつ確実な伝達、シンプルな使い勝手。その答えは「Vsee」だ

ビデオコラボレーションツールといわれて頭に浮かぶのは?

主な消費者(例えば私やあなた)にとって、Skype(ある意味ではGoogleハングアウト)はお馴染みのツールだ。企業なら、PolycomWebExなどのビデオ会議システムが有名だ。

これらのビデオ会議ツールは、リアルタイムの映像と音声コミュニケーションで距離を取っ払うことを目的としている。では、ビデオコラボレーションソフトウェアのVSeeは、その他の同種のツールとは何が違うのだろう?VSeeは質の高いビデオと音声環境を提供し、シンプルな共同作業と、安全な情報伝達を特徴とする。

同プロダクトおよびその企業についてさらに詳しく知るために、VSeeのCEOであるMilton Chen氏にVSeeを通じてインタビューをした。

VSeeとその他のビデオコラボレーションツールの主な違いはシンプルな使い勝手

最も大きな違いは、ビデオ会議をしている時に行う共同作業のシンプルさにある。VSeeでは、クリックするだけで、スクリーンやどんなアプリケーションも共有できる。使い方が簡単なもう1つの機能は、「ドラッグ&ドロップファイル送信」だ。名前を聞くと大それた感じはしないが、インタビュー中にMilton氏の実演を見てこのプロダクトを大いに気に入った。

Milton氏は、1つのファイルをビデオウィンドウ(そう、そのビデオウィンドウ自体がフォルダーになっている)にドラッグ&ドロップするだけだと説明する。私がそのファイルを受け取るには、ファイルをビデオウィンドウから自分のデスクトップにドラッグするだけ。この他にも、クリック1つでスクリーンを共有する簡単な方法も見せてくれた。これらは、効率の良いビデオコラボレーションを可能とする魅力的な機能だと思う。

Milton氏は次のように述べている。

「VSeeでビデオ通話ができるのは当然。大切なのは話ができて、レポートや画像をワンクリックもしくはドラッグ&ドロップで簡単に共有できることです。VSeeは会話中のビデオの重要性を理解しています。私たちが他のサービスと異なる点は、ファイルなどの共有を通じて質の高いビデオ通話環境を提供していることです」。

Vseeの今年の大きな取組みはモバイルサービスを始めることだ。予備知識として、3G/4G ネットワークでのビデオストリーミングについて効率よくリサーチしてみてほしい。

エンドツーエンドの暗号を使って情報伝達の安全性を確保

アメリカの議会は、最近議会のファイアウォールの支援ツールとしてVSeeを承認した。Google、Skypeなどその他のビデオコラボレーションツールや、さらには大企業のCisco、PolycomやWebExすら議会での利用は承認されていない。アメリカ議会の他にも、NASAなど数多くの著名な政府関連クライアントを持つことからも、VSeeの情報伝達テクノロジーの安全性の高さが分かる。

その安全性の背景には、エンドツーエンドの暗号化を用いたテクノロジーがある。つまりVSee上での双方向ビデオ会話は暗号化されているため、通話をしている人しかアクセスできない。その他の人、それはVSeeでさえもアクセスすることができないのだ。このように安全性が高ければ、部外者に盗聴されているかもしれないと心配をする必要がなく会話ができ、より安心だ。

大手ユーザーとVSeeの主な用途

アメリカ議会、アメリカ海軍特殊部隊のシールズ、NASA、そして大手企業のIBMやPrimericaなどはVSeeが抱える大手クライアントだが、これらの組織がVSeeを利用する理由は主に次の2つにある。

1. 内部のチームワーク:チームのメンバーが異なるオフィスにいる場合、彼らとともに効率よく仕事をしたい。VSeeはそのようなチームにソーシャル性や親しみのある仕事環境を提供し、この問題の解決を目指す。

2.B2Bコミュニケーション/顧客との対話:VSeeの中でも大手のクライアントであるIBMは、顧客が簡単にIBMのソリューションスペシャリストの販売員と対話をし問題解決するためのコミュニケーションツールとして同サービスを利用している。

Milton氏は、VSeeが提供するソリューションの鍵はシンプルな使い勝手にあることを強調した。伝統的に、ビデオコラボレーションは手順が多すぎて非常に複雑だと思われている。ウェブページでワンクリックするだけで、質の高いビデオ、スクリーンの共有、ファイルの送受信などを可能にし、ビデオ対話をシンプルで簡単なものにしたVsee。彼らは従来のビデオコラボレーションに対する概念を打ち破っている。

VSeeのソフトウェアのみのソリューション vs 従来のハードウェアビデオ会議ツール

もし今回私たちが実施したようなインタビューを数年前に試みていたら、ビデオの質に対する問題が大きかっただろうとMilton氏は述べた。決して安くはない精密なハードウェアを購入しないと実現しなかった。さらにハードウェアツールの不便な点は、それを決まった所に配置されなければならないことだ。例えば、特定の「ビデオ会議室」などだが、会議を開くときには参加者全員が実際にその場所に足を運ばなければならない。

今では、すべてのビデオ会議はソフトウェアソリューションを用いることで解決できる。VSeeが実現したビデオの質はかなり優れていると言わざるを得ない。これらすべての面倒を考えると、ハードウェア1つにつき2万米ドルも払う必要があるだろうか?会議の予定を入れ、ビデオコラボレーション会議に参加する前にその場所に行かなければならないのだ。

「ハードウェア、ソフトウェアから得られる質のレベルは逆転しました。これから5年、10年先に、巨大ハードウェア企業が廃れているだろうと私達が考えるのはそれが理由です。彼らの存在理由がなくなってしまうのですから」。

ビデオコラボレーションの未来

「VSeeチームは、ビデオコラボレーションの未来を非常に楽しみにしています」と話すMilton氏。彼は、現在私たちが使用している日常的なビデオ体験に関連付けることで、ビデオコラボレーションの未来を上手く描き出してくれた。

「ここカリフォルニアは現在もう深夜になるかというところですが、あなたがシンガポールにいるため私は家で仕事をしています。VSeeを使うことで、ユーザは世界の反対側にいる別のユーザと内容の濃い対話ができます。何かを見せたり、ファイルを共有したりすることも簡単です。VSeeは人々を繋げ、あいだにある距離をなくし、さらに自分の仕事を完了させるためのソーシャルネットワークテクノロジーなのです。そしてそれは相手がどこにいようと実現できるものです」。

Milton氏はまた、将来的にビデオを用いたアクティビティがさらに増えていくと付け加えた。現在これらの通信サービスは主に大手企業によって利用されており、その多くはテック関連のカンファレンスコールだ。カンファレンス開始前に、相手にパワーポイントのプレゼン内容を送信しなければならないとする。従来のビデオ通信方法では、カンファレンス前の準備や最中の作業が発生する。だがVseeなら、コール中に全ての作業を組み入れ、同時に行っていくことが可能なのだ。

Milton氏は、およそ5年から10年の間に、皆が常にオンラインでビデオコラボレーションを行うようになっていると予測する。それは人々にとって当たり前の行為となる。数十億米ドル規模のTelepresence、Polycom、Tandbergなど従来のハードウェアベースのビデオカンファレンス企業は、深刻な状態に陥っているはずだ。Vseeのようなソフトウェアテクノロジーを用いて実現するビデオの質を考えれば、複雑性を持ち合わせる面倒なハードウェアに2万米ドルもの資金を投入する必要などなくなるからだ。

「VSeeのようなテクノロジーが登場することで、TandbergやPolycomなどの数十億米ドル規模の企業はなくなっていくでしょう」。

遠隔チームワークが効率的になりえることを証明するVSeeチーム

企業としてのVSeeは世界に2つのオフィスを抱えており、一社はシリコンバレー、そしてもう一社はシンガポールにある。従業員の半数はインドやスペインなど世界に点在しており、米国では異なる州に分散している。チームメンバーの物理的な距離は離れているが、企業の効率性は高く維持されている。

チームは、遠隔チームワークが効率かつ有効であることを証明しており、同社の商品がその効率的な作業フローとコラボレーションを可能にしている。VSeeの設立時、その背景にあった主なモチベーションは、世界中に点在するチーム間で効率的な共同作業を実現する良質のツールを作り出すことだった。

Milton氏が指摘した傾向の一つに、企業が抱える「優秀なエンジニアの雇用」の難しさがある。人材確保の競争を繰り広げるテック企業は少なくない。一方、VSeeがそのような問題に直面することはない。効率の良い遠隔チームワークツールのおかげで、彼らは世界中からベストと言える人材を雇用することができ、彼らの場所に捉われることはないのだ。

Apple、Facebook、Googleなどの大手企業は古典的で、リモートの世界で人材を雇用することを恐れる。彼らは、リモート操作にて作業する人材を雇用した途端に生産性が危うくなると考えているのだ。チームメンバー間の信頼性と社会的なつながりもまた危ういものとなる。効率的なチームムワークのためのツールを持ち合わせていないため、メインオフィスから離れた場所にいる人材の雇用を避けるのだ。

Milton氏は、距離があるにも関わらず作業を上手く進めることで、同社と同社の文化に習う企業が他社をしのぐメリットを獲得し得ると考える。彼は5年から10年の間に多くの企業がVSeeのようなワークスタイルへと切り替えていると確信している。

シンガポールの午後3時(カリフォルニアの午後11時)に行われたインタビュー。VSeeを使用していた間、時間や距離を感じたことは一度もなかった。音声と動画の質は最高だったと言わずにいられない。

VSeeフリーダウンロードは、WindowsとMac共に対応している。iOSとAndroid版は間もなくリリース予定だ。

【via e27】 @E27sg

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NASAのデータを使ったアプリ開発ハッカソン、4月21日に開催

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 宇宙へ行くことは一般市民には手の届かない夢だが、あなたにもできることがある。それはNASAのデータを使ったアプリ開発だ。 4月21日〜22日インドネシアのジャカルタで、公開されている数千ものデータセットを使ったアプリを開発するため開発者を呼んでInternational Space Apps Challengeが開催される。 このハッカソンの目的は「地球上の…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

宇宙へ行くことは一般市民には手の届かない夢だが、あなたにもできることがある。それはNASAのデータを使ったアプリ開発だ。

4月21日〜22日インドネシアのジャカルタで、公開されている数千ものデータセットを使ったアプリを開発するため開発者を呼んでInternational Space Apps Challengeが開催される。

このハッカソンの目的は「地球上の重要な問題に対する革新的な解決策の開発を加速させること」だ。

このイベントは、全7大陸と宇宙空間で開催される。これはプラットフォームに依存しない。つまり最終的な完成物はモバイルやデスクトップ、Webアプリとして動作するということだ。

共同主催者には、インドネシアの技術系ブログDailySocial、ジャカルタの米国大使館もNASA とともに名を連ねている。今年提示される課題は次のとおりである。

Open Data Challenge — ケプラー

この課題は a) ケプラーのデータにもっとアクセスしやすくする。または b) ケプラーのデータを使って素晴らしいアプリを作ることでNASAに協力することだ。対象となるものは、データを可視化するアプリや新しい方法でデータを提示するインタフェース、データを理解しやすくするための表示方法などである。

市民科学のためのコンパクトなハードウェア

ここの課題は、NASAの市民科学ミッションのいずれかで使うことができるプラグインハードウェアを開発すること、例えば分光計や光度計などの機器類を作ることだ。ソリューションには色々な外部センサーを一般的なスマートフォンとインターフェイスでつなげるようにするオープンソースフレームワークも含まれるだろう。センサーは、空気の状態や長期的な放射線の環境測定、電磁干渉、その他いろいろな状態を計測できるものであっても良いだろう。

地球の大きさを測るアプリ

地球の大きさを測ることができる共同観測セットを容易にするアプリを開発する。2500年前のギリシャの天才的天文学者エラトステネスは地球が丸いことを知っていただけではなく、その大きさを正確に測ることまでできた!このアプリを使えば、あなたやあなたの友達にも同じことができる!

NASA惑星データシステムインターフェイス

市民科学者や教育者、学生がNASAの惑星データシステムのデータセットにアクセスできるツールを開発する。こちらからアクセス可能だ。

NASAの地球観測ウェブサイトにアクセスできるHTML5アプリ

NASA地球観測(NEO)ウェブサイトの地球科学データを使って多数の市民科学者が利用可能なスタンドアローンのHTML5タブレットアプリを開発する。このウェブサイトは、現在幅広いミッションと機器データへのアクセス及び情報を統計的に分析する能力を提供している。これは地球科学に特化されているが、将来は惑星システムデータセットも含めて拡大する予定だ。

オープンデータのAPI向けに向けた予備デザイン

APIを通したNASAのデータセットとアプリケーション開発者に必要なインターフェイスのデザインのきっかけと行動が何かを良く考えて設計しよう。地球表面の地理的な空間の画像認識のための宇宙空間における放射線リーダーなど、公的に入手可能なデータセットをNASAは何千も持っている。APIはdata.nasa.gov にあり、これらのデータセットのメタデータを読み取ることができるが、データ自体にアクセスするための標準的な方法はない。

意味情報を持つデータ記述ファイルの作成

この課題は、意味情報としての XML/RDF 形式データを作成し、NASAのデータセットの内容を記述することだ。NASAは宇宙空間の放射線の測定値から地表の地理空間イメージに至るまで、数千ものデータセットを公開している。現在は、それらのデータセットの内容を意味情報と共に記述でき、理解しやすくコンピュータ上で容易に扱えるような標準的な形式になっていない。

もしあなたが興味があるから、こちらから申し込みすることができる。また、事前にNASAのAPIのリソースを調べることができる。あなたがハッカソンでつくったアプリが、実際に宇宙飛行士によって宇宙で使われるかもしれない!

【via SGEntrepreneurs】 @sgentrepreneurs

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