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VRカバーが付いたNrealのARグラス「Nreal Light」、8月21日に韓国で公開へ

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CESでのデビューから1年半。Nreal Light ARグラスがついに消費者の手元に届きそうだ。ただし韓国にいる幸運な人なら、だが。韓国のテック大手であるLGとSamsungが提携し、Light ARグラスは8月21日からハイエンドのスマートフォン2機種にバンドルされる。ハード面はこれまで以上に機能追加され、アプリの互換性も大幅にアップした。 Light ARグラスは重さ88グラムで、折りたたみ…

CESでのデビューから1年半。Nreal Light ARグラスがついに消費者の手元に届きそうだ。ただし韓国にいる幸運な人なら、だが。韓国のテック大手であるLGとSamsungが提携し、Light ARグラスは8月21日からハイエンドのスマートフォン2機種にバンドルされる。ハード面はこれまで以上に機能追加され、アプリの互換性も大幅にアップした。

Light ARグラスは重さ88グラムで、折りたたみ式のサングラスのような外見をしている。視野角52度、解像度1,920×1,080pxの立体視ディスプレイだ。内蔵カメラでユーザのハンドジェスチャー目の動きをトラッキングする。Qualcomm Snapdragon 845以降のプロセッサを持つスマートフォンからUSB-Cテザリングで動作する。このグラスは拡張現実向けにデザインされているが、付属のVRカバーを付ければ没入型VRアプリにも使用することができる。

Lightは、5GプランのSamsung Galaxy Note20またはLG Velvetと同時購入すると割引価格となる。このARグラスは通常69万9,000韓国ウォン(586米ドル)だが、バンドル購入での価格は34万9,000韓国ウォン(295米ドル)となる。予約は8月11日開始で、10日後に韓国の120カ所のLG UplusショップとSamsung系列のS Zoneショップで購入できる。

発売の時点では、LightはTikTok、Facebook、Instagram、Chrome、Kakao Talk、LG UplusのU+ARおよびU+VRアプリといった「数多くの主要アプリ」と互換性がある状態だ。「発売後に」Spatial(ホログラムを使った会議アプリ)やNreal Tower(ゲームアプリ)、TVアプリ、Nreal Studio(サードパーティによるベータ版アプリコレクション)などが追加される。

新しいインターフェイス「Nebula」
Image Credit: Nreal

この他にもLightキットには近視ユーザ向けの矯正レンズフレームや4つの磁気ノーズパッドアタッチメントなど複数のアクセサリが含まれている。Lightはスマートフォンのバッテリーで動作するため、電池寿命はデバイスごとに異なるが、Nrealによると2時間連続して動作するという。

新型コロナが大流行する前、NrealはLightのコンシューマーバージョンを「2020年初頭」にリリースする予定だと述べたが、半年ほどずれ込んだ。米国では、コンシューマー向けモデルはバンドル割引なしの499米ドル、Snapdragonやセンサーハードウェアを搭載した「オールインワン」エンタープライズモデルは1,200米ドル以上の価格で年内に販売される予定だ。また、同社は数カ月以内に韓国以外での消費者向け販売を開始したいとしている。

※本稿は提携するVentureBeat記事の抄訳です

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

中国発のARヘッドセット「Nreal」、2020年後半にエンタープライズ版をリリースへ

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Nrealは軽量ARヘッドセットの代名詞となっており、サングラスのような軽いフォームと拡張現実ディスプレイから「Light AR headset」の名前が付けられた。そして3月10日、同社は、企業向けにLightシリーズのオールインワン版を開発中であることを明らかにした。これにより、処理や制御にテザリングされたスマートフォンを必要としないワイヤレス プラットフォームを企業に提供することができる。 …

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Image credit: Nreal

Nrealは軽量ARヘッドセットの代名詞となっており、サングラスのような軽いフォームと拡張現実ディスプレイから「Light AR headset」の名前が付けられた。そして3月10日、同社は、企業向けにLightシリーズのオールインワン版を開発中であることを明らかにした。これにより、処理や制御にテザリングされたスマートフォンを必要としないワイヤレス プラットフォームを企業に提供することができる。

Nrealはこのデバイスを「All-in-One edition」または「Enterprise Edition」と呼んでいるが、名称はまだ確定していない。しかし、明らかになっているのは、この新しいMRヘッドセットは、Microsoft HoloLens 2Magic Leap 1と真っ向から対決することになり、コンシューマーデバイスと同じNRSDKソフトウェア開発キットを使用しながら、よりアグレッシブな価格と優れた全体的なパフォーマンスを実現しているということである。

Nreal によると、オールインワン版の Light はコンシューマモデルよりも重く、サングラスというよりはヘルメットのような外観になるとのこと。初期段階では、HoloLensまたはMagic Leap ヘッドセットの洗練されたバージョンのような形状が提示されており、より目立つフロントカメラを搭載しているよう。これらのカメラは、ヘッドセットがジェスチャーを正確に検出することを可能にし、コンピューティングはHoloLensと同様に背面で行われる。

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ティザー画像の明るさを調整してみると、Light のオールインワン版に2つの形式があることを示唆している。
Image credit: Nreal

オールインワンヘッドセットの価格は高くなるが、1,199米ドルのNreal Light Developer Kitよりは競争力があると同社は述べている。ただ、このヘッドセットには Android互換の内部ハードウェアが搭載されているため、HoloLensMagic Leap OSと比較して優位性があり、安全なクラウドコンピューティングプラットフォームへのアクセスも可能になるとのことだ。

当社の開発者ネットワークは、Nreal Lightのための革新的なアプリケーションを紹介してきました。(中略)

複数のインタラクションを提供する MR 体験を自由に獲得できるワイヤレスソリューションを提案しています。このオールインワンユニットは厳密なフォームファクタの要件に必ずしも拘束されない高性能、安全性、信頼性の高いプラットフォームを提供するデバイスとなります。(Nreal CEO の Chi Xu=徐驰

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Image credit: Nreal

コンシューマーと企業がヘッドセットをどのように連携して使用するかの一例として、Nreal は、自動車修理工場がLightを装着した顧客に必要な修理の様子を見せ、オールインワンを使用する整備士がリアルタイムでハンドジェスチャーを使用して既存の部品や交換部品を操作し、修理の様子を表示することを提案している。

Nrealは先週、Clay AIRと提携してLightに精密なハンドトラッキングを追加したことを発表したが、これはおそらくエンタープライズ モデルとのインタラクションにも使用されることになるだろう。具体的なプロセッサはまだ特定されていないが、Lightの仕様を考慮すると、Snapdragon 855と同等またはそれ以上のパワーを持つQualcommプロセッサ(おそらく865 またはXR2)が採用される可能性が高いと思われる。このオールインワンヘッドセットは、2020年後半の発売を予定している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

中国発、低価格ARグラス「Nreal」でハンドトラッキング機能が使えるように

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中国の AR(拡張現実)グラス開発企業 Nreal は、同社が開発する「Nreal Light」の一般発売が近づき、ソフトウェア機能を強化し続けている。そして3月6日、同社は、Clay AIR の光学式ハンドトラッキングソリューションをグラス端末に追加し、同プラットフォームのモバイルキャリアサポートとアプリを拡張すると発表した。 以前のNreal Lightのデモンストレーションでは、Androi…

Image Credit: Nreal

中国の AR(拡張現実)グラス開発企業 Nreal は、同社が開発する「Nreal Light」の一般発売が近づき、ソフトウェア機能を強化し続けている。そして3月6日、同社は、Clay AIR の光学式ハンドトラッキングソリューションをグラス端末に追加し、同プラットフォームのモバイルキャリアサポートとアプリを拡張すると発表した。

以前のNreal Lightのデモンストレーションでは、Android スマートフォンをコントローラーとして使用し、ユーザがデバイスを動かしたり画面に触れたりして、メガネで見られるARオブジェクトと対話できるようにしていた。しかし、今回のデモでは、ハンドトラッキングインターフェイスも利用できることを示唆しており、ユーザはグラスの前でジェスチャーをしてボタンに触れたり、仮想アイテムをつかんだりすることができる。

CEO の Chi Xu(徐馳)氏は次のように説明している。

MRとやり取りするための最良の方法は1つではないと思います。実際、一度に制御オプションを組み合わせることもできますが、私たちは開発者とユーザにいくつかの選択肢を提供したいと考えています。

Image Credit: Nreal

NrealのClay AIRの選択により、グラス端末はARオブジェクトのピンチング、ポインティング、ズーム、グラブ、スワイプをサポートし、Oculus Quest で最近見られた光学ハンドトラッキングに似た動的なリアルタイムのハンドスケルトンオーバーレイを、ユーザの実際の手の上に表示できるようになった。

利用携帯端末が Qualcomm Snapdragon 855または865プロセッサを使用していると仮定すると、スケルトンの代わりに完全な手、個々の指、または他のカスタムスキンを表示するオプションにより、ハンドレンダリングがスムーズになる。両社は、追跡機能とレンダリング機能がバッテリ寿命にわずかな影響しか与えないと主張している。

さらに、Nreal は今後、EE がイギリスの顧客にNreal Lightを提供し、ドイツテレコムがドイツなどヨーロッパ市場のユーザにNreal Lightとカスタム 5G アプリの両方を提供するなど、以前に発表されたヨーロッパのキャリアとの提携関係を拡大すると述べた。また、昨年12月開催のQualcommのSnapdragon Tech Summitで披露された協調型のマシン/ハードウェア遠隔修理アプリ「AR Field Advisor」に、Nreal Lightの新しい5Gゲームおよびエンターテイメントコンテンツが加わる。

複合現実(MR)と空間コンピューティングが私たちの生活をすぐに変えると強く信じています。(中略)ドイツテレコムはNrealと共同で、MRの可能性を最大限に引き出し、5Gが消費者と専門家の両方に提供できる無限の可能性を実証します。(ドイツテレコム SVP のOmar Tazi氏)

ドイツテレコムは、5Gコネクティビティ、エッジコンピューティング、コンサート、スポーツイベント、Nreal Light用ゲームなどのコンテンツを提供し、NrealがMRの可能性を最大限に引き出すことを支援する予定だ。

1月に発表された Nreal の ランチャーシステム「Nebula」は、Android上で実行される新しい Nreal Light固有のアプリと、ユーザがARグラスを通して見たい2D Androidアプリの3Dハブ として機能する。同社は先月、Spatialと協力して、共同作業とソーシャルアプリをLightにもたらすと述べた。また、Datameshを使用したMRワークスペースオプションの調査も行っている。

Nrealの499米ドルの Light コンシューマキットは、今年の第2四半期にリリースされる予定。開発者エディションはすでに1,199米ドルで入手可能である。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

499ドルMRグラスの衝撃ーーAR/MR時代が開くマップ市場とメディア広告の次「nreal light」が示唆する世界

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ピックアップ : Nreal’s AR sunglasses cost $499 and should ship in ‘limited quantities’ this year ニュースサマリー : 5月30日、カリフォルニア州で開催されたAR/VRイベント「AWE USA 2019」において、中国のMRグラス端末開発企業「nreal」がコンシュマー向け端末「nreal light」を発表。同…

ピックアップ : Nreal’s AR sunglasses cost $499 and should ship in ‘limited quantities’ this year

ニュースサマリー : 5月30日、カリフォルニア州で開催されたAR/VRイベント「AWE USA 2019」において、中国のMRグラス端末開発企業「nreal」がコンシュマー向け端末「nreal light」を発表。同端末は499ドルから2020年中に発売されるという。開発者向け端末は2019年中に1199ドルから発売される予定。

88グラムの軽さが売りとなっている。Microsoft Hololens同様のMRグラス端末で視野角は52度。USB Type-C及びAndroidスマホと連携して使用することができる。

具体的にどの程度機能するかは発売までわからないが、少なくともiPhoneより安い価格でMRグラスが開発される時代が到来する運びとなりそうだ。

話題のポイント : 本記事で触れる点はグラス端末普及後におけるマップ/ナビゲーション市場の変化です。

Appleは2020年に向けてグラス型端末を開発していると長い間噂されています。Googleはエンタープライズ向けにGoogle Glass第二世代のローンチを予定。MicrosoftはHololensのアップデートを着々と進めています。ハードウェアが市場ニーズに合う価格や手軽さに対応するのは時間の問題でしょう。

今回紹介したnreal lightに代表されるグラス型端末が低価格で普及した世界では、あらゆる人の視界上にバーチャル情報がAdd-onされる世界になるはずです。

現在のようにスマホを毎回取り出して情報をユーザーが取り出すUXが大きく変わるでしょう。そこで、UXが一変する時代においてマップ市場も一変することが予想されます。

記憶に新しいニュースではGoogle MapのARナビゲーション機能追加が挙げられます。アプリを通じて周りの景色を認識させれば、目的地への方向を矢印で表示してくれる便利な機能です。

他にもPockemo Goなどのエンタメサービスが位置情報を駆使したマップ市場で台頭していますが、この市場で再起をかけられる可能性があるのがメディアです。ビジネスモデル確立が非常に困難なメディア企業の新たな収益軸になるのが、グラス端末普及後のマップ市場です。

先述したGoogle MapはすでにGoogle上に落ちている汎用データを瞬時に視界上に表示させることが可能。しかしキュレート力はありません。メディアが狙えるのはこうした大手IT企業にはできないキュレートです

一例を挙げます。小さなお子さんを育てる親向けGoogle Map「Winnie」は、子供を連れ出すのに最適な遊び場や食事処だけをキュレートして情報を載せているマップサービス。2016年にサンフランシスコで創業し、累計調達額は650万ドルにも及びます。

Winnie最大の競合優勢性はGoogleが手の回らなかったキュレート情報の提供です。記載されている目的地情報はほぼ全てGoogleで検索できますが、親御さんユーザーからのオススメ度合いなどの一次情報を武器に圧倒的な支持を得ています。特定セグメントに特化し、コミュニティを確立することで急成長を遂げているのです。

メディアの強みはまさに先ほど指摘した、特定分野の情報においてGoogleを筆頭とする大手IT企業には負けない点にあります。各メディアが保有する独自情報をAR/MRグラスが2C向けに普及したマップ市場に最適化させることが肝要になるでしょう。

たとえばWinnieがグラス端末向けアプリを開発すれば、親御さんユーザーは街へ出掛けても今まで以上にどこへ行くか迷う必要がなくなるはずです。地元のレストラン情報だけを長年紹介し続けてきた雑誌メディアは、グラス端末向けアプリを開発することで提携レストランへより効率的な送客ができるかもしれません。

従来、メディアの収益軸は広告でした。この軸は変わらないにせよ、記事のインプレッション数や課金モデルなどとは違いグラス端末普及された世界では実際の送客効果が広告指標になる業態が登場するでしょう。広告出稿者が求めるターゲットユーザーを適切に誘導し、実際に来客してもらう「ナビゲーション広告」が一般化すると考えられます。

ナビゲーション広告は単なるオンライン広告とは違いエンゲージメント率が非常に高く、実際の送客につながるため1広告当たりの出稿料や単価は高くなるはずです。一方、メディア側も送客数がうまく行かないとブランド力がないと見なされてしまうため、よりシビアに評価されてしまうでしょう。この点、改めてキュレート力が求められると予想されます。

さて、図らずも「オールドメディア」と呼ばれつつある紙やTVメディアは、視覚情報が圧倒的に優位になる今後2-3年の生活体験の変化を予測し、業態変化への対応をすべきタイミングかもしれません。マップ市場が変われば広告市場だけでなく、関連するモビリティやエンタメ体験への進出も検討できるでしょう。今回のnreal lightの発表は世界中のあらゆる企業にそんなメッセージを発したと感じられました。