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ワークサイド、新入社員のオンボーディングを支援する「Onn」を正式ローンチ

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東京を拠点とするワークサイドは15日、企業において新入社員のオンボーディングを支援するクラウドサービス「Onn(オン)」を正式ローンチした。Onn では、新卒・中途採用に関わらず入社者に関する情報を一元管理し、人事や現場など複数の部門の連携を促進するアクティビティ機能などを提供する。 ワークサイドは、リクルートで社会人インターンシップ参加サービス「サンカク」の立ち上げ、音声メディア「Voicy」の…

「Onn」
Image credit: Workside

東京を拠点とするワークサイドは15日、企業において新入社員のオンボーディングを支援するクラウドサービス「Onn(オン)」を正式ローンチした。Onn では、新卒・中途採用に関わらず入社者に関する情報を一元管理し、人事や現場など複数の部門の連携を促進するアクティビティ機能などを提供する。

ワークサイドは、リクルートで社会人インターンシップ参加サービス「サンカク」の立ち上げ、音声メディア「Voicy」の運営に携わった秋山貫太氏(現代表取締役)らが2018年に創業。労働市場の流動化が増すにつれオンボーディングの重要度も高まる一方、オンボーディングの体型的なプログラムや新入社員の状態をタイムリーに把握できる仕組みの不足を感じ、Onn の開発に着手した。

オンボーディングにおいては、入社日の前と後で、採用担当・人事・情報システム・研修担当・現場など、さまざまな部署が関係する。Onn では、入社時の新入社員に関する情報リソースを異部署横断で簡単に共有できるようにし、かつ、オンボーディングに特化したアンケートを新入社員に行い、その結果を Slack で共有することで、チームに溶け込みやすくする支援を行う。

今年5月にβローンチした Onn は、ヤプリ(東証:4168)、プログリット、ストックマーク、mikan といった上場会社やスタートアップで利用されている。入社者向けのアンケートなどがテンプレートで体系化されているため、マネジメント層がプレイングマネージャーで実務に忙しい新興系の会社であっても、システマティックに新入社員のケアが実現できるのが最大の特徴だ。

ワークサイドのチームメンバー(一部)。左から3番目が、代表取締役の秋山貫太氏。
Image credit: Workside

部署が増えてきた会社の方が Onn が提供できるメリットは大きい。今のところ、ボリュームゾーンは20〜30人以上の企業が多い。マネジメント層のマネジメント能力にばらつきが生じることがあっても、Onn を使うことでそれも抑えられる。(秋山氏)

料金は現時点で明らかになっていないが、新入社員の数に関わらず広く使ってもらうことを目指すため、会社単位の定額の料金体系を目指すようだ。今後は、HR 系スタートアップ各社の採用管理システム(ATS、Applicant Tracking System)との連携を視野に入れ、機能の自動化や追加などに取り組むとしている。

ワークサイドは昨年7月、マネーフォワードベンチャーパートナーズが運営するシード向けファンド「HIRAC FUND(ヒラクファンド)」から資金調達したことが明らかになっている。

アメリカでは近年、オンボーディング SaaS が数多く生まれている。Y Combinator の昨年の夏バッチ(YC S20)からはオンボーディング・オフボーディング・ペアレンタルリーブ(子供が産まれた後の一時帰休)からの職場復帰を支援する Gather が輩出、また、2019年には WorkRamp が800万米ドルEmployment Hero が1,500万米ドルを調達した。