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シニアアシストで移動サービスが変わる「高齢者版Uber」のOnwardがシード資金獲得

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ピックアップ:Onward raises $1.5 million to offer round-trip rides to older adults needing assistance ニュースサマリー:高齢者版Uberの「Onward」は23日、シードラウンドにて150万ドルの資金調達を実施したと発表した。調達元はRoyal Street Ventures、Matchstick Ventur…

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ピックアップOnward raises $1.5 million to offer round-trip rides to older adults needing assistance

ニュースサマリー:高齢者版Uberの「Onward」は23日、シードラウンドにて150万ドルの資金調達を実施したと発表した。調達元はRoyal Street Ventures、Matchstick Ventures、JPK Capitalの3社。

同社は高齢者や介助が必要な人向けに、Uberのようなオンデマンド型にて配車サービスを提供するスタートアップ。ただ、Uberのように片道のみ配車を扱うのでなく、往復つまりドアツードアで送迎をしてくれるのが特徴だ。また、目的地までたどり着くことのみがゴールでなく、状況に応じて物の運び出しなどアシスタントとしても対応してくれる。料金は1時間ごとに設定されており、最低35ドルからスタートとなる。

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The Demographics of Uber’s US Users

話題のポイント:こちらはGlobal Web Indexが公開した、米国におけるUber利用者を性別や年齢、所得や地域で分析したものです。これによれば、米国における年齢別で最も利用者が多いのは16歳から24歳のユーザーが37%とやはり若い世代が中心で、逆に55歳から64歳のユーザーは全体の6%と最も低い割合となっています。

Onwardが狙うのはこの最も低い利用率のユーザーか、このデータで計測していない64歳以上のユーザー、ということになります。Onwardではいわゆる「第三者」がドライバーになるのではなく、シニアサービスの経験があったりスキルがある人物がドライバーとして参加し関係性を築いていくという点がポイントです。

Uberは当然ですが移動がサービスの中心です。一方、Onwardが提供するのはこれまで介護施設などが担ってきたシニア世代に必要な「移動に関するサポート全般」に見受けられます。介護施設を利用すればそれらは付帯しますが、これだけを分解してオンデマンドに提供するモデル、といったところでしょうか。現在は一企業が提供していますが、地方自治体や政府などの社会が提供側に回ってもよいサービスかもしれません。