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揺るぎない真実は「理念のもと」で行動することーーPRの在り方について、変わったもの・変わらないもの/湘南ベルマーレ・遠藤 さちえさん

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本稿はPR・コミュニケーション領域の最新動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれた湘南ベルマーレ 広報、遠藤 さちえ(えんどう さちえ)さんは、6月4日に六本木アカデミーヒルズにて開催されるイベントにもスピーカーとして登壇予定 前回からの続きです。本稿では、広報担当者を支援するPRの学びの場「PR TIMESカレッジ」に登壇され…

本稿はPR・コミュニケーション領域の最新動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれた湘南ベルマーレ 広報、遠藤 さちえ(えんどう さちえ)さんは、6月4日に六本木アカデミーヒルズにて開催されるイベントにもスピーカーとして登壇予定

前回からの続きです。本稿では、広報担当者を支援するPRの学びの場「PR TIMESカレッジ」に登壇されるゲストスピーカーの方々に、これからのPRの在り方に関して「変わったもの」と「変わらないもの」、そしてその理由などをお聞きいたします。今回は湘南ベルマーレ 広報(Media Relation Unit)の遠藤 さちえさんです。(太字の質問は全て筆者。回答は遠藤さん)

このリレーインタビューでは、PR動向の変化についてお聞きしています。遠藤さんは、スポーツクラブの広報として、この数年でどのような変化を感じていますか?

遠藤:一番感じているのは、情報を取り巻く環境の変化です。新しいメディアが増え、生活者が情報をキャッチする方法も多様化しました。私たち湘南ベルマーレとしても、ファンを大切にしながら、湘南エリアから離れたところに住む方たちに向けても情報発信していきたいと考えていますので、この変化を捉え、行動していくことはとても重要です。

また近年は、「個人」の発信が世の中の潮流を生み出すきっかけとなることも珍しくありません。発信者側、受信者側共に、この変化はとても大きなものだと思います。

情報流通構造の変化は、各方面に影響を及ぼしていますね。パブリックリレーションズの領域に対して与える変化については、どのようにお考えでしょうか。

遠藤:PR活動においては、広報担当者が重視すべき考え方や必要なスキルにも大きな影響を及ぼしていると感じます。これからは、既存メディアの存在を大切にしながら、オウンドメディアをいかに充実させていくかが大切ではないでしょうか。

オウンドメディアは運用が重要なので、スピード感も求められます。

遠藤:そうですね。5年単位どころか、1年、更には数か月単位で変化するメディア環境の変化に、しっかりと対応していくフットワークの軽さは必要不可欠だと思います。最も大切にすべきは、お客様が求めるものに沿う発信をしていくことです。変化をしなやかに受け止めて進化し続けること、そして実際に進化をかたちにしていくための実行力は、ますます求められていくと思います。

一方で、変わらないものはどのように考えていますか?

遠藤:先述の通り、周辺環境としては常に変化を求められる時代です。ですが、その中でも「理念のもとで行動する」ということは、揺るぎない真実だと思います。

ロッカー映像が話題になっていましたが、湘南ベルマーレの皆さんが言う「理念」という言葉はとても重みがあります。

遠藤:わたしたちのクラブの理念は「夢づくり、人づくり」です。湘南ベルマーレは、世代と地域をつなぐ総合型スポーツクラブとして、チャレンジする人の成長を支え、夢と感動を提供したい。この「芯」を忘れなければ、迷いが生じても原点に立ち戻ることができます。

日々の広報現場でも、メディアを通じて届くベルマーレの情報の在り方はとても意識しています。人が夢や希望を抱くことができたり、成長したい思っていただくことを、常に目指しています。

メディアの方たちに理念を伝えるという点でも、その姿勢は欠かせないものなんですね。

遠藤:常日頃から大事にしているのは、メディアの方たちに対して「親切であること」、そして「情熱を持って伝えること」の2つです。これはどんな時代であっても、変わらずに広報担当が持つべき必要な視点だと思います。

遠藤さん、ありがとうございました!

情報開示:THE BRIDGEは2018年4月からPR TIMESによって運営されております

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青臭いけど、パブリック・リレーションズの根幹は「情熱」ーーPRの在り方について、変わったもの・変わらないもの/ハフポスト日本版・南 麻理江さん

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本稿はPR・コミュニケーション領域の最新動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれたハフポスト日本版、南 麻理江(みなみ まりえ)さんは、6月4日に六本木アカデミーヒルズにて開催されるイベントにもスピーカーとして登壇予定 前回からの続きです。本稿では、広報担当者を支援するPRの学びの場「PR TIMESカレッジ」に登壇されるゲスト…

本稿はPR・コミュニケーション領域の最新動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれたハフポスト日本版、南 麻理江(みなみ まりえ)さんは、6月4日に六本木アカデミーヒルズにて開催されるイベントにもスピーカーとして登壇予定

前回からの続きです。本稿では、広報担当者を支援するPRの学びの場「PR TIMESカレッジ」に登壇されるゲストスピーカーの方々に、これからのPRの在り方に関して「変わったもの」と「変わらないもの」、そしてその理由などをお聞きいたします。今回はザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社 編集者・ピープルディレクターの南 麻理江さんです(太字の質問は全て筆者。回答は南さん)。

このリレーインタビューでは、PR動向の変化についてお聞きしています。南さんは、メディアとして企業広報の皆さんからプレスリリースを受け取られる立場ですよね。

南:そうですね、わたしも含め、肌感覚で申し上げると、メディアの記者や編集者は日常的に数百件規模のプレスリリースを受け取っていると思います。ただ恥を忍んで明かしてしまうと…、私の会社のメール受信箱には、未読メールが17万7000件もあります(笑)

なかなか衝撃的な数字ですね(笑)

南:はい、どうしてもメールは追いきれませんね。それはおそらく、プレスリリースが不特定多数に向けられる「1:N」の発信だからではないかと思います。もちろんやむを得ないところもあると思うんですが、今の時代、何かを本気でPRしたいと思ったら「1:N」のコミュニケーションだけでは限界もあるように思います。

どのように変わってきたと感じていますか?

南:PRにおいて「1:1」のピンポイントなつながりが重視されるようになってきたというのは、確かなこととして実感しています。私もメールではなく、FacebookメッセンジャーやLINEで個別にご連絡いただくことが増えました。「南さん、元気ですか?」とか、「南さんの顔が瞬時に浮かぶプロジェクトが爆誕しました!」とか…。やっぱり自分に対して連絡を頂けるとすごく嬉しいし、その瞬間に生まれるコミットメントが圧倒的に違いますよね。

相手と意味のある関係性を築くことはお互いにとって不可欠。「1:N」と「1:1」、両輪のアプローチが大事になってきたように感じます。

コミュニケーションのスピード感という意味でも、コミュニケーションの在り方と共にツールが変化してきた実感はありますね。変わらないものは、どう考えますか?

南:ちょっと青臭いんですけど、どのような時代になろうとも、パブリック・リレーションズの根幹にあるものは「たった一人の情熱」ではないかなと思います。

日々忙しく働いていると、自分自身情熱の火が消えそうになることもあるんです。それくらい情熱を持つことって大変。ですが、編集者として何かに惹きこまれるのは、相手から強い想いを感じたときです。

なるほど。具体的なエピソードはありますか?

南:新潟にある靴下メーカー「山忠」の社長さんにインタビューをさせていただいたことがあるのですが、それは「山忠」のウェブマーケティングを支援している編集プロダクションの女性担当者からの熱いアプローチがきっかけでした。

彼女は、いかにして自分が「山忠」の靴下にいかに惚れ込んでいったか、社長がどれだけユニークな人物か、一方で山忠がウェブマーケティングに課題意識を持っているのはどのような理由からかを熱く語った上で、私にも意見を求めてきたんです。「南さんはどう思う?どうしたらもっといろんな人に知ってもらえるかな?」と。

すぐに実物を送りたい!と足のサイズも聞かれました(笑)

その前のめりな情熱が、取材に繋がっていったんですね。

南:報道媒体として受け取れないため商品の受け取りは辞退しましたが、実際、彼女は毎日「山忠」の靴下を履いていたそうです。ひとたび会話がスタートすると、それは半ば取材の始まり。こちらにもしっかり意見を求める「聞き上手」な彼女の熱量に影響を受けて、私もどんどん「山忠」の成功の秘密を知りたくなっていきました。

そこから取材が実現したのですが、実際に山忠代表の中林さんにインタビューしてみると、「山忠」の面白さのひとつに「コールセンター軍団」の存在があると分かり、ハフポストの読者からも多くの反響をいただきました。やはり情熱を感じるアプローチには理由があるのだと、改めて感じた経験でした。

「1対1」のコミュニケーションが重視されてきたという先ほどのお話にも通じますね。

南:たった一人の「情熱」が人を動かし、世界を変える、というのは本質的なことだと思います。本気で伝えたいのか? なぜ伝えたいのか? ゴールはぶれていないか? メディアも、PRパーソンも、広報も、どんなポジションであれ、常に自分に問い返す姿勢が大事だと思います。

南さん、ありがとうございました!バトンを次に回します。

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これからはブランドのスペックよりも「意味」が語られるーーPRの在り方について、変わったもの・変わらないもの/ヤッホーブルーイング原謙太郎さん

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本稿はPR・コミュニケーション領域の最新動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれたヤッホーブルーイング、原 謙太郎(はら けんたろう)さんは、6月4日に六本木アカデミーヒルズにて開催されるイベントにも登壇予定 PR TIMESでは四半期に一度のペースで、広報担当者を支援するPRの学びの場「PR TIMESカレッジ」を開催しており…

本稿はPR・コミュニケーション領域の最新動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれたヤッホーブルーイング、原 謙太郎(はら けんたろう)さんは、6月4日に六本木アカデミーヒルズにて開催されるイベントにも登壇予定

PR TIMESでは四半期に一度のペースで、広報担当者を支援するPRの学びの場「PR TIMESカレッジ」を開催しております。第5回目となる今回は、「熱狂的なファンを生み出すパブリックリレーションズ」をテーマに3名のスピーカーが登壇。その後、参加者自身が学びを深め、今後の広報・PR活動を充実させていくためのワークショップも予定されています。

今回のリレーインタビューでは「これからのパブリック・リレーションズ」というテーマで、ゲストスピーカーの皆さんが注目するPR動向について伺いました。パブリック・リレーションズの概念は日夜広がりを見せ、姿勢や心構え、その上で設計される活動、そしてチーム・体制づくりに至るまで、様々な側面でアップデートが求められているように感じます。

本稿は、PRの在り方に関して「変わったもの」と「変わらないもの」、その理由などをお聞きいたします。初回はヤッホーブルーイングでよなよなエール広め隊(広報) ユニットディレクターの原 謙太郎さんです(太字の質問は全て筆者。回答は原さん)。

今回のリレーインタビューでは、PR TIMESカレッジのゲストスピーカーの皆さんに、PR動向の変化についてお聞きしています。ヤッホーブルーイングさんは広報チームのことを「よなよなエール広め隊」と読んでいるんですね。

原:そうですね。この名前には、ヤッホーブルーイングのミッション「ビールに味を!人生に幸せを」を広報チームとして実現する、という想いが込められています。「よなよなエール」を日本のクラフトビールを代表する存在として広めていきたい。それをそのままチーム名にしています(笑)。

そんな原さんが、PRの在り方について「変わった」と感じるのは、どういったものでしょうか?

原:ブランドが持つスペックや提供する価値(メリット)以上に、ブランドが持つ「意味」がより重視されてきていると感じます。企業ブランドで言えば、存在意義・理念・カルチャー・スタッフで、製品ブランドで言えば、信念・コンセプト・体験などです。

その変化は、ビール業界において、どのような場面で感じるのでしょうか?

原:自社ブランド、当社で言えば『よなよなエール』や『水曜日のネコ』が語られるパブリシティの文脈ですね。5年程前であれば、露出切り口の多くは「クラフトビールブーム」や「個性的な味やデザインのクラフトビール」でした。

もちろん、これらの切り口は今も残っています。ですが、それ以上にヤッホーのミッション「クラフトビールで日本のビール文化を変える」や、組織が大事にしている価値観「フラット/チームビルディング」など、カルチャーにフォーカスされる文脈が増えてきました。「ファンマーケティング」や「ビールを楽しむ文化」といったキーワードの割合も目立ちますね。

 

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ヤッホーブルーイングウェブサイトより

<参考>カルチャー文脈のパブリシティ

ブランドが育まれている土壌や環境、つまり「人」に焦点を向けつつある潮流と言えるかもしれません。

原:社長の井手をはじめ、スタッフが登壇する際の講演テーマも同じ傾向です。これに伴い、広報活動におけるKPIについても、従来の「件数」ベースから、「露出量」と「飲用意向度」の掛け合わせによる効果測定を導入しています。

一方、「変わらないもの」についてはどのようにお考えですか?

原:製品ブランドPRにおける効果という点では、マスメディアや影響力のある方の発信は、依然強力だと感じます。これはクラフトビールというプロダクトとの相性もあるかもしれません。

それは何故でしょう?

原:興味を喚起するからでしょうか。重要なのは、誰から発信された情報であるかです。消費財かつ嗜好品というカテゴリでは、この点が製品の飲用意向度に大きな影響を与えます。

例えば、テレビで著名人がよなよなエールを飲んで「美味い!」と言ってくれる。アニメの中で登場人物が「よなよなエール」を美味しそうに飲む。単純ですけど、これらに勝るPRはありません。こんなにうまい露出は滅多にないんですけどね…(笑)。ネイティブアドやペイドパブは、生活者に見抜かれるので私たちは実施しませんね。

メディア総接触時間の比率は、インターネットメディアの割合(パソコン、タブレット端末、携帯電話/スマートフォンの合計)が年々拡大していますが、メディア単体では依然テレビがトップ。自社ブランドに対する反響を冷静に分析しながら、動向の変化を感じ取ることが重要と言えます。

ということで、トップバッターの原さん、ありがとうございました!バトンを次に回します。

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スポーツの感動体験は次の時代へーー平成ラストイヤーを振り返る「社会変化、その時」/日本フェンシング協会会長 太田雄貴さん(リレーインタビュー)

本稿は最新PR動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。2月12日にヒルトン大阪にて開催されたイベントには、日本フェンシング協会会長で、自身もフェンシング世界大会において日本人初の金メダルを獲得したさんが登壇しました 本稿では「平成で「認知」が大きく変わったきっかけ」について、3回に渡ってお届けしてきました。今回、最終走者となる太田さんには、前回に引き続き、世の…

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本稿は最新PR動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。2月12日にヒルトン大阪にて開催されたイベントには、日本フェンシング協会会長で、自身もフェンシング世界大会において日本人初の金メダルを獲得したさんが登壇しました

本稿では「平成で「認知」が大きく変わったきっかけ」について、3回に渡ってお届けしてきました。今回、最終走者となる太田さんには、前回に引き続き、世の中が大きく変わった出来事とその理由をお伺いいたします。(太字の質問は全て筆者。回答は太田さん)

平成は、ITの発展によってあらゆる業界で革命が起き、例に漏れずスポーツ業界も大きく変化しました。この流れは、どこから始まっているのでしょう?

太田:元をたどると、昭和の時代に大きな転換点がありました。

具体的には?

太田:1984年に開催されたロサンゼルス五輪です。当時のサラマンチIOC会長を筆頭に、オリンピックは商業化に成功、いわゆる黒字化を達成しました。その後、商業主義化の波は世界中に、そしてあらゆる競技に広がっていきます。

オリンピックで現在のような経済効果が見込まれるようになったのは、ロス五輪がきっかけになっているんですね。日本への影響はどうだったのでしょう?

太田:最大の変化は世間の空気感が、「体育からスポーツへ」アップデートされたことです。従来日本では、身体教育の「体育」という概念が主流でした。それが、良い意味でよりカジュアルな「スポーツ」の浸透に繋がっていったと感じます。

日本選手たちのオリンピックでの活躍と、彼らのプロフェッショナリズムを伝えるメディアの発展もこの流れを後押ししたと思います。

メディアというと、テレビやスマートフォンで観戦できるスポーツはこの数十年で多様化しました

太田:昔は「スポーツといえば野球」でしたよね。今はテレビ離れの潮流もあり、スマートフォンの画角に合わせた戦い方次第で、マイナースポーツにもスポットライトが当たる時代になりました。そこには敷居を下げたカジュアルさが必要で、それをスポーツ団体自身が容認できるかどうかは分かれ目になると思いますね。

トッププレイヤーたちの内面にフォーカスしたスポーツコンテンツも増えましたね。ぐっと身近に感じます

太田:スポーツは、仮にルールが分からなくても感動させる力があります。僕はアメフトとか好きなんですが、フォーメーションとか細かいルールまで知らなくても、見ていて本当にすごいなと思いますよ。スポーツは崇高であろうとし過ぎず、それくらいのコミュニケーションでもいいんじゃないかな。

今後のIT×スポーツの可能性は、どういったところにあるのでしょう?

太田:メインストリーム化するには課題があると思いつつも、AR(拡張現実)は可能性があると思います。テクノロジーが進化していく中でAR自体が生活に馴染めば、あとはスポーツ界がいかに活用できるかでしょう。

僕たち日本フェンシング協会も、ベンチャー精神をもってどんどん新たなチャレンジをしています。「MORE ENJOY FENCING」などビジュアライズドにこだわるのもその一つですね。

これからの時代は、スポーツ界にとって追い風になるはずなので、従来のやり方に捉われず、どんどんアップデートしていけば、より非日常的な感動体験を提供していけると思います。

太田さん、ありがとうございました!

 

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人間にはテーマパークが必要!ーー平成ラストイヤーを振り返る「社会変化、その時」/ユー・エス・ジェイ 柳沢洋子さん(リレーインタビュー)

本稿は最新PR動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれたユー・エス・ジェイ 柳沢洋子さんは2月12日にヒルトン大阪にて開催されるイベントにも登壇予定。登壇者の方々に直接会いたい方はぜひこちらの情報もチェックしてみてください 前回に引き続き、「平成で認知が大きく変わったきっかけ」をテーマに、世の中が大きく変わった出来事について、そ…

本稿は最新PR動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれたユー・エス・ジェイ 柳沢洋子さんは2月12日にヒルトン大阪にて開催されるイベントにも登壇予定。登壇者の方々に直接会いたい方はぜひこちらの情報もチェックしてみてください

前回に引き続き、「平成で認知が大きく変わったきっかけ」をテーマに、世の中が大きく変わった出来事について、その理由などをお聞きいたします。第二回は合同会社ユー・エス・ジェイのBrand PR Director・柳沢洋子さんにお伺いしました。(太字の質問は全て筆者。回答は柳沢さん)

多くのことが揺れ動いた平成の30年間において、「テーマパークの楽しみ方」も大きく変わりました。柳沢さんは、世の中が大きく変わった出来事と聞いて、何を思い起こしますか?

柳沢:テーマパーク内に芝生のエリアってあるじゃないですか。

確かにUSJって緑の印象があります

柳沢:実はあのスペース、景観の一部としての存在だったのですが、2016年頃からゲストのみなさん自身で活用されるようになったんです。

寝転がったり?あそこってそもそもそういうスペースだと思っていました

柳沢:現代人にとって休暇ってどうしてもまだ取りづらかったりして、「スケジュール詰め詰め」みたいな雰囲気があったと思うんですけど、例えば「芝生にゴロ寝してセルフィー」ってデジタルネイティブ特有の行動様式は、これまでとは違った変化を表しているような気がしています。

確かに10年前くらい前まで、テーマパークは早起きして並んで開場と共にダッシュ。効率よくアトラクションパスを入手して、夜のショーまで駆け抜ける!みたいな楽しみ方が主流だった気がします(笑)デジタルネイティブということですが、SNSの存在はどのように捉えられていますか?

柳沢:テーマパークも「写真映えするか」という軸の認知が大切になりました。『すべてはSNS投稿の質を重要視する』という世代が成長し、親と一緒じゃなくて自分たちの意思でテーマパークに訪れてくれるようになったからでしょうね。

彼、彼女たちはレジャーを楽しむプロセスも締めくくりも、ソーシャル重視なんですよね

例えばミニオン・パークのようなカラフルでキュートなデザインのエリアは、ライドやショー以外に「撮って楽しいか」という価値に応えていて、2017年のオープン以来、現在も連日活況なんですよ。

2017年というと、「インスタ映え」が新語・流行語大賞に選定された年でもあり、まさにデジタルネイティブの行動欲求が市民権を得た時期でもありました。インスタ映えスポットだけでなく、おすすめポーズまで定義されています

柳沢:セルフィーの被写体が、個人から集団へと変化し「みんなで」「一緒に」楽しんでいる様子に変化したことも大きいです。そこには互いの関係性に一種の公平性がみられるようになっていると思います。

公平性?

柳沢:パークに「おそろいのコーデ」で来場するゲストが増えてるんです。

なるほど…しかし、ソーシャルで繋がり続けることに疲れる「ソーシャル疲れ」という兆候も無視できないですよね。

柳沢:そうですね。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、単なるテーマパークではなく、皆さんのストレスの発散プラットフォームでもありたいと考えています。

ソーシャル疲れのストレス発散プラットフォーム、新しいですね(笑。

柳沢:ソーシャル疲れの方々だけでなく、すべての方に当てはまると考えています。人間にはテーマパークが必要なんです!!

15周年のテーマでも提唱しましたが「やり過ぎて、生き返る」のように、なんとなく平凡な日々に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの体験が飛び切り突き抜けた感情を呼び起こして心がスッキリし、そしてその体験がみなさまの新しい「自分」に出会うきっかけになっていればと思います。絶叫したり、驚いたり、人生で最大の感動を味わっていただけるような世界最高クオリティのエンターテインメントをこれからも追求していきたいですね。

ということで柳沢さん、セカンドランナーありがとうございました。バトンを次に回します。

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就職ランキングは平成でどう変わった?ーー平成ラストイヤーを振り返る社会変化「3つの視点」東洋経済オンライン・武政編集長(リレーインタビュー)

本稿は最新PR動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれた東洋経済オンライン編集長、武政秀明さんは2月12日にヒルトン大阪にて開催されるイベントにも登壇予定 平成ラストイヤーということで振り返りの話題が多くなっていますね。読者のみなさんにとって平成とはどのような時代だったでしょうか? 戦後復興、高度経済成長、バブルというジェットコ…

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本稿は最新PR動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」編集部による寄稿。リレーインタビューに参加してくれた東洋経済オンライン編集長、武政秀明さんは2月12日にヒルトン大阪にて開催されるイベントにも登壇予定

平成ラストイヤーということで振り返りの話題が多くなっていますね。読者のみなさんにとって平成とはどのような時代だったでしょうか?

戦後復興、高度経済成長、バブルというジェットコースターのような昭和を引き継いだ平成。平和で豊かな暮らしが当たり前になる一方、私たちが関係しなければならない「社会」や「課題」も多種多様になりました。

「ひとつの流行語で社会全体が関係を作れる」ーー平成も始まりの頃はそんな雰囲気があったかもしれません。しかし今や、テクノロジーやコミュニティの成熟が進んだことで、社会はより細かく細分化され、人々が持っている課題や問題意識は個人単位で可視化されつつあります。

これから始まる新しい時代にふさわしい関係づくりには、何が必要となるのでしょうか?

ということで、PR TIMESカレッジでは「企業の成長を支えるパブリックリレーションズ」をテーマに第四回目となるイベントを開催するのですが、今回、特別に登壇者のみなさまにそのヒントをもらうべく、リレーインタビューを企画いたしました。

テーマは「平成で「認知」が大きく変わったきっかけ」として、世の中がガラリと変わった出来事について、その理由などもお聞きいたします。登壇者の方々に直接会いたい方はぜひこちらの情報もチェックしてみてください。では、初回は東洋経済オンラインで新たに編集長に就任された武政秀明さんからです。(太字の質問は全て筆者。回答は武政さん)

これからのパブリックリレーションズ、細分化が進む社会との関係づくりを考える際、やはりここは温故知新ということで振り返りをみなさんにお聞きしています。武政さんが記憶にある、世の中をひっくりかえしたような出来事ってどのようなものが思い出されますか?

武政:パッと思いついたのは自動車やサラリーマン像の変化、そして仕事柄ですがやはりメディアの変化は頭に浮かびましたね。

自動運転のクルマってドラえもんとかの世界でしたが、今、本当に車道走ってますもんね。私、地方が長かったんですが、お金を儲けた人は決まって高級車を何台も買ってました(笑。

武政:自動車に対する価値観が変わったんでしょうね。収入が上がっても昔のようにエンジンや車体の大きな車を求めるユーザーは減る一方、燃費や維持費のかからない軽自動車やハイブリッド車を買う人が増えました。

多くの人が所有できるようになったことで「クルマ」に対するブランド価値や役割が変化したんでしょうね。首都圏について言えば、公共交通機関も発達して移動の問題が解消されたことも大きいです。

武政:やはり「技術革新」がきっかけですよね。軽自動車は各種機能がみすぼらしくなくなったし、エコカーは燃費の良さや新しいメカニズムを武器にユーザーを掴みました。

働き方も随分変わりました。

武政:エリートサラリーマンの代名詞だった銀行員の凋落というのは実は重要な視点じゃないでしょうか。ほんの10年ほど前までは銀行に就職できれば「勝ち組中の勝ち組」でしたが、今やメガバンクですら人員削減を進める時代になってるんです。ここのきっかけは「カネ余り」にあると思っています。異次元金融緩和と異様な低金利の環境で店舗数も多すぎる。銀行というビジネスが儲からなくなったんですよね。

なるほど、そう考えると本当に10年ぐらいの出来事ですよね。東洋経済さんも特集している人気就職ランキング、今年は航空や旅行系が上位ですが、2010年のものをチェックしたら明治製菓がトップでした。もちろんランキングがガラリと総入れ替えみたいなことはないにしても、盲目的な神話みたいなものはないんだと徐々に浸透してきてる感ありますね。

<参考>
先輩たちが選んだ「就職人気ランキング」100(就職四季報プラスワン・東洋経済オンライン/2018年11月27日掲載)

武政:他山の石ではないですが、同様に既存メディアの凋落もポイントに挙げておきます。今やネットメディアの影響力が大手新聞や大手雑誌と肩を並べ、時にしのぐことも出てきました。きっかけは言うまでもなくネットの普及です。テレビや新聞、出版などといったアナログだった既存メディアの壁がデジタル技術によって崩れ、宅配(新聞)や取次・書店(出版)流通の優位性も薄れてきています。

社会がマス一辺倒だった頃から考えると、本当に細かいバーティカル(業界・分野)にリーチすることが容易になりました。ソーシャルメディアの発達もたった数年で実用をはるかに超えるレベルに成長しています。これからの関係づくりを考える上で、こういった大きなプレーヤーからの分岐、選択肢の多様化というのはやはり重要視したい視点になりますね。

ということでトップバッターありがとうございました。バトンを次に回します。

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メルカリ、CanCamら語る「ブランド・広報戦略」7月10日開催、PR TIMESカレッジ【参加者募集】

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プレスリリース配信サービスを運営する「PR TIMES(東証マザーズ:3922)」はPRやコミュニケーション領域の最新動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ vol.2」を7月10日に開催する。18時30分開始で会場は渋谷。PR TIMES利用企業は2名まで無料、それ以外の企業は参加費1万円が必要。 3部構成になっており、小学館が運営する「CanCam.jp」編集長の高田浩樹氏…

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プレスリリース配信サービスを運営する「PR TIMES(東証マザーズ:3922)」はPRやコミュニケーション領域の最新動向が学べるコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ vol.2」を7月10日に開催する。18時30分開始で会場は渋谷。PR TIMES利用企業は2名まで無料、それ以外の企業は参加費1万円が必要。

3部構成になっており、小学館が運営する「CanCam.jp」編集長の高田浩樹氏、企業ブランディングを手がけるインターブランドジャパンの中村正道氏、メルカリPRグループの矢嶋聡氏の3名が登壇する。「ブランドが変えること、変えないこと」をテーマに媒体戦略やブランド視点でのコミュニケーション、広報戦略が語られる予定。応募締め切りは6月21日で応募多数の場合は抽選となる。イベントの詳細や申し込みについてはこちらのリリースで確認することができる。

via PR TIMES

※情報開示:THE BRIDGEは2018年4月からPR TIMESのメディアとして運営されています。

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