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ソフトバンク、Boston DynamicsとSchaftの買収合意を発表

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ロイターによると、ソフトバンクはロボティクススタートアップの Boston Dynamics と Schaft を Alphabet から買収する合意に至ったことを明らかにした。買収金額や条件については明らかにされていない。 Boston Dynamics と Schaft については、Alphabet が他社への売却を模索していたとされ、日本のトヨタ自動車なども買収の交渉に入っているとの報道が流…

Boston Dynamics のロボット「Spot」
Image credit: Boston Dynamics

ロイターによると、ソフトバンクはロボティクススタートアップの Boston Dynamics と Schaft を Alphabet から買収する合意に至ったことを明らかにした。買収金額や条件については明らかにされていない。

Boston Dynamics と Schaft については、Alphabet が他社への売却を模索していたとされ、日本のトヨタ自動車なども買収の交渉に入っているとの報道が流れていた。

両社を Alphabet(当時、Google)による買収に導いた Andy Rubin 氏は、同社を退社後ハードウェアインキュベータ「Playground Global」を立ち上げ、最近では同インキュベータから生まれた AI ホームアシスタント「Lighthouse」が1,700万ドルを調達している

ソフトバンクは2012年、Pepper を開発する Aldebaran Robotics を事実上買収。Aldebaran Robotics は昨年、Softbank Robotics と社名を変更した。

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アンディ・ルービン氏が語る人工知能のもたらすパラダイムシフト、元SCHAFT中西氏は二足歩行ボットを披露 #NEST2016

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本稿は、4月7日〜8日、東京で開催されている新経済サミット2016の取材の一部である。 8日午後、東京で開催されている新経済サミット2016の午後のキーノート・セッションに Andy Rubin 氏が登壇した。Rubin 氏は Android を開発し Google に売却。Google の技術担当副社長を務めた後、現在はハードウェア・スタートアップの事業支援を行う Playground Glob…

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本稿は、4月7日〜8日、東京で開催されている新経済サミット2016の取材の一部である。

8日午後、東京で開催されている新経済サミット2016の午後のキーノート・セッションに Andy Rubin 氏が登壇した。Rubin 氏は Android を開発し Google に売却。Google の技術担当副社長を務めた後、現在はハードウェア・スタートアップの事業支援を行う Playground Global を創業した。

Rubin 氏によれば、Playground Global は、ちょうどシリコンバレーにある VC と IDEO のようなデザインスタジオの間のような会社で、インダストリアルデザイン、メカニカルデザイン、エレクトリカルエンジニアリングなどのエンジニアを50名ほど社内に抱えている。設立してまだ11ヶ月だが、ハードウェア・スタートアップへの投資を目的として昨年3億ドルを資金調達している。

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これまでの歴史をさかのぼると、およそ10〜15年おきに新しいコンピューティング・プラットフォームが隆盛していることがわかる。これからモバイルの次に来るプラットフォームは人工知能だというのが彼の見方だ。人工知能がもたらすパラダイム変化によって、人間はマシンと対話する方法が変わっていく。人工知能はクラウド上に置かれ、センサーで収集した情報によって、その人工知能を学習させていくというのだ。

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そのセンサーの集合体とも言えるのがロボットだが、Rubin 氏はキーノート・セッションの中で、 Google に在籍したときに買収した SCHAFT (当時)中西雄飛氏をステージに招き、開発中の二足歩行ロボットを披露した。中西氏は現在は、Google の持株会社 Alphabet 傘下の新技術開発会社 X(旧称 Google X)でロボット開発を続けており、Google を退社した Rubin 氏とは直接的なビジネスのつながりは無くなっているが、Rubin 氏の打診により、特別に当該のロボットを披露することが許されたようだ。

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このロボットにはまだ名前はついておらず、人の身長よりは低い高さに設計されており、屋内外の足元が平らではない場所であっても安定して歩行することができる。階段のような狭いところも安定して昇り降りすることができるので、足の先に吸引する装置をつけ、階段を自動的に掃除する応用例が紹介された。このロボットの用途については、特に決まっていないようだ。

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Rubin 氏は、コンピュータのエンジニアには、プログラムを書くだけでなく、ニューラルネットワークを訓練する力が求められるようになり、数年のうちには、マシンとの対話方法が変わることで、コンピュータ・エンジニアリングは、誰もがロボット(または人工知能に)新しいことを学習させる〝先生〟という形に取って代わられるだろうと語った。

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日本のロボティクス・スタートアップSCHAFTが、DARPAの災害救助ロボットコンテスト予選で優勝

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 最近 Google が買収した SCHAFT は、東京大学から輩出された日本のロボティクス企業だ。同社は先週末、マイアミで DARPA(アメリカ国防総省国防高等研究計画局)が開催した Robotics Challenge Trials で優勝した。このコンテストは、福島第一原発の事故を受けて、災害救助ロボットの開発を…

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左から:COO 鈴木稔人氏、CEO 中西雄飛氏、ロボットの SCHAFT(DARPA のビデオから)

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

最近 Google が買収した SCHAFT は、東京大学から輩出された日本のロボティクス企業だ。同社は先週末、マイアミで DARPA(アメリカ国防総省国防高等研究計画局)が開催した Robotics Challenge Trials で優勝した。このコンテストは、福島第一原発の事故を受けて、災害救助ロボットの開発を世界のエンジニアに促すことを意図したものだ。

コンテストでは、ハシゴの上り下り、障害物やガレキの撤去、車の運転など、8つの異なるタスクで、ロボットの運動能力がテストされる。2014年に開催される本戦に向け、200万ドルの賞金獲得を目指して、16のチームが予選に参加した。SCHAFTは今回の予選で、IHMCカーネギーメロン大学マサチューセッツ工科大学などの競合を抜いて、見事に優勝した。

同社は、ヒューマノイド科学者の中西雄飛(ゆうと)氏と浦田順一氏によって2012年に設立された。Google の買収に先立ち、東京のスタートアップ・インキュベータ TomyK [1] と、日本の代表的な造船会社の投資部門である常石パートナーズから支援を受けている。


  1. TomyK はハードウェア・スタートアップ育成に特化したインキュベータで、日本のフィーチャーフォン・ウェブブラウザ「iモード」の発明者 鎌田富久氏により設立された。
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