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食のD2CスタートアップSEAM、低アルコールカクテルブランド「koyoi」をローンチ

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食の D2C スタートアップ SEAM は17日、低アルコール(度数3%、一部は4〜5%)のカクテルブランド「koyoi(コヨイ)」をローンチした。同社にとっては昨年4月にローンチしたピクルス D2C ブランド「和もん」に続くものだ。保存料・着色料・人工甘味料を使わず、素材本来の美味しさを引き出す自然違法で仕上げているという。販売開始時点では、味や風味の異なる10種類の商品を用意し、毎月順次新商品…

「koyoi」
Image credit: Seam

食の D2C スタートアップ SEAM は17日、低アルコール(度数3%、一部は4〜5%)のカクテルブランド「koyoi(コヨイ)」をローンチした。同社にとっては昨年4月にローンチしたピクルス D2C ブランド「和もん」に続くものだ。保存料・着色料・人工甘味料を使わず、素材本来の美味しさを引き出す自然違法で仕上げているという。販売開始時点では、味や風味の異なる10種類の商品を用意し、毎月順次新商品を追加発売していき、商品が入れ替わる形で常時20種類程度の商品を提供する予定。

コロナ禍で飲食店での酒提供が難しくなったことをきっかけに、〝家飲み〟の習慣・文化は以前に増して定着した。一方で、滞在時間の長い家で飲んでいても深酒にならない、普段は飲めない珍しい酒を飲みたいという需要が生まれ、ビールや酒造メーカー各社からも低アルコール飲料の新商品が続々と発売されている。バーなどで飲むカクテルは、個人が自分で用意するには素材を揃えるのに費用が高くついたり、そもそもカクテルを作ること自体が難しかったりする。koyoi はそんな需要を取り込もうというものだ。

カクテルを楽しむ際には、単に酒に酔いたいとか、気分を変えたいという以外に、日常から解放されたい、異空間を体験したいといった期待を伴うことも多いだろう。koyoi は〝家飲み〟でもバー飲みを擬似体験できるよう工夫がなされていて、商品毎にテーマやシーンが設定され、添付しているポストカードにその演出について説明がされている。D2C ブランドではあるが、顧客とのタッチポイントを増やすため、今後、自社運営の実店舗展開やハイエンドのカフェやスーパーなどのへの商品卸も検討する。

SEAM は、石根友理恵氏がサイバーエージェントやワンオブゼムを経て、2017年に設立。創業時にエンジェルラウンドで2,000万円を調達、また昨年11月にシードラウンドで資金調達(調達額非開示)したことが明らかになっている。調達先はいずれも非開示だが、主に D2C ブランド運営のスタートアップに特化したエンジェル投資家などが支援していると推定される。石根氏は BRIDGE の取材に対し、「起業家として、より大きく戦っていくため、より大きな市場への参入を決めた」と説明している。

<参考文献>

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だしと素材にこだわったピクルスD2Cの「和もん」、5月のサービスローンチに先立ちMakuakeでクラウドファンディングを開始

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Startup Dating として産声を上げた頃から数えて、まもなく10年前を迎えようとする BRIDGE で記事執筆に関わった人の中には、自らもスタートアップを起業するケースが少なくない。モリジュンヤ氏は編集デザインファーム inquire を、江口晋太朗氏はデザインファーム TOKYObeta を、そして鈴木碩子氏は ism を設立し、女性特化のコワーキングスペースを運営。福家隆氏も、AR …

SEAM CEO の石根友理恵氏

Startup Dating として産声を上げた頃から数えて、まもなく10年前を迎えようとする BRIDGE で記事執筆に関わった人の中には、自らもスタートアップを起業するケースが少なくない。モリジュンヤ氏は編集デザインファーム inquire を、江口晋太朗氏はデザインファーム TOKYObeta を、そして鈴木碩子氏ism を設立し、女性特化のコワーキングスペースを運営。福家隆氏も、AR に特化したコミュニケーションデザイン企業 .HUMANS(ドット・ヒューマンズ)を設立したのは記憶に新しい。

本稿の主人公である石根友理恵氏もまた、4年程前に BRIDGE で記事を執筆していた過去を持つが、今回は彼女を起業家として取り上げる。サイバーエージェントやワンオブゼムを経て、2017年に SEAM を設立。2,000万円を資金調達し、知育動画事業を立ち上げた経緯は TechCrunch Japan のインタビュー記事に詳しい。その後、ピボットを経て、従来からある浅漬けや糠漬けに代表される漬物とは異なる、だしの利いた酢漬け「和ピクルス」という新たな領域を開拓する決断を下した。

Image credit: Seam

生野菜でもない、スナック菓子でもない、また、漬物とも趣を異とする和ピクルスを口にするシーンは未知な段階だ。石根氏によると、ユーザテストでは、男性の多くが和ピクルスを酒のつまみとして食べたのに対し、女性は調味液も含め料理のアレンジに使うケースが多く見られたという。

同社では市場に需要がある判断し、5月の正式サービス開始を決め、それに先立ち、今日から Makuake でクラウドファンディングを開始した。全12種類ある和ピクルスの中から、予算と好みに応じてメニューを選べる。

健康に気を使う人は増えているが、何から始めればいいかわからないという人も多い。そんな人にまず選んでもらえることを目指している。私自身、和ピクルスを食べ始めて、お通じがよくなり、肌の調子も良くなり、化粧水を使わなくなった。

(新型コロナで外出自粛が続く中)楽しみを家の中で見出さなくてはいけない状況で、皆さんの日常に充実感を届けたい。料理のアレンジレシピも提供している。(石根氏)

Image credit: Seam

和ピクルスの原材料には、農家直産のこだわり野菜、創業120年の西尾商店の天然だし、創業110年の中村商店の天然酢を使用。メニュー開発には管理栄養士のほか、赤羽の老舗寿司屋「すし処 みや古 分店」亭主の野口佳之氏が味を監修するなど本格的。商品開発は継続的に行い、12種類あるバリエーションは毎月増えていく見込みだ。

食べきりサイズであることから、オフィスで小腹が空いた時の需要もありそうだが、新型コロナウイルス対策でテレワークが増えていることから、同社では当面、家庭での需要開拓に注力し、将来は、置き菓子やオフィスコンビニサービスの提供事業者との提携も模索するとしている。

<参考文献>

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