THE BRIDGE

タグ シンガポール

シンガポールにおける「フィンテック+AI」市場カオスマップ

SHARE:

Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。 東南アジアにおいてシンガポールはフィンテックハブとなっている。また、近年ビックデータを駆使して金融業界で大きな変革が起きている。 Vertex Ventures はシンガポールの「フ…

Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから


東南アジアにおいてシンガポールはフィンテックハブとなっている。また、近年ビックデータを駆使して金融業界で大きな変革が起きている。

Vertex Ventures はシンガポールの「フィンテック + AI」領域が東南アジア地域のスタートアップ業界の成長エンジンとして働き、シンガポールのスタートアップをさらに成長させると信じている。

Singapore-wants-to-be-the-fintech-hub-of-Asia.jpg
Photo credit: Lenny K Photography

フィンテック + AIの定義

フィンテック + AI スタートアップの境界を定義することは容易ではない。分布図として見た場合、両端にはスタートアップの2つのタイプがある。一方にはAI特化型スタートアップがあり、金融機関(FI)がAI企業へと変わることを手助けすべく、技術やサービスを提供することに注力している。反対の非AI特化型スタートアップはAIの力とビジネスモデルのイノベーションを組み合わせ、伝統的なFIと正面から競合している。

私たちはAIはどのようにFIの手助けができるのか、どのようにFIと競合しているスタートアップの力になれるのかを理解するために分布図全体を見てきた。一般的にスタートアップはいくつかのカテゴリに分類することができる。

  1. 「アルファ(群のリーダー)」の地位を達成しようと注力する者(市場平均以上の利益を求める企業)
  2. レンディングサービス企業(アルファ達成と似ているが、レンディング分野におけるもの)
  3. 「ベータ(群の2番手)」の地位を達成しようとする者(少なくとも市場の平均的な利益を獲得し、パーソナライゼーションを手助けする一般的な企業)
  4. リスク管理を行う企業(規制やコンプライアンス関連のスタートアップ)
  5. 上記企業を手助けすることができる一般的なテックスタートアップ
  6. 顧客管理やマーケティング支援を行う分野(これら企業の定義は抽象的であるため最後にまとめた)

シンガポールにおけるフィンテック + AI の概観

Vertex-Ventures-map
Photo credit: Vertex Ventures

これまでの私たちのリサーチに基づくと、AI特化型企業からそうでない企業まで、およそ40社のフィンテック+AIスタートアップが存在する。分かりやすくするために、これらの企業は以下の分野にカテゴリ分けすることができる。

  • パーソナルファイナンス:特にロボアドバイザーのカテゴリは、最も成長性のある分野として最初に挙げられる。これは東南アジア地域のフィンテックハブであり世界でトップクラスの金融センターでもあるというシンガポールのポジションに関連している。これは発展したシンガポール市場にとってチャンスであるが、多くの新興市場では人々が資産管理という概念を理解するのには時間がかかるため、サービス受け入れは未だ初期段階にとどまっている。適切な市場啓蒙の方法を見出し、新興市場の大衆を巻き込めれば、非常に大きなチャンスが訪れるだろう。
  • 規制、コンプライアンス、詐欺検知:これは2番目に活発なカテゴリとして挙げられる。規制へのコンプライアンス、特にマネーロンダリングに関するものは、シンガポールにおいて常にトップの懸念事項であるためだ。AIを活用して正確性を向上させると同時にコンプライアンスのコストを下げるということは、当然ながら優先順位が高くなる。今後は金融機関によって異なるニーズに合わせたカスタマイズに対処することが主要課題となる。
  • 予測分析:一般的なカテゴリとして、この分野が3番目に挙げられる。シンガポールは強力なテック人材の宝庫であり、金融機関やその他の産業分野の役に立つ潜在的に大きなチャンスがあるということを反映している。
  • クレジットスコアリング・貸付:中小企業への貸付けは2016年からシンガポールで大きな注目を集めているが、消費者金融は未だ急成長を見せていない。この分野は他のASEAN諸国では狂騒的な様相を呈しており、特にインドネシアでは2018年のレンディングのプレイヤー数が数百社を超えている。しかしシンガポールでは銀行業や貸付業のシステムが確立されていることや、強力な規制があることを考えれば、これが小さなカテゴリに留まっていることも不思議ではない。多くの人はシンガポールで消費者金融を規制しているのが財務省ではなく法務省であることにも気づいていないだろう。この分野の規制が緩和されたのはつい最近のことであり、これからの成長が期待される。
  • アセットマネジメント:直接的なリターンを生み出すという点で、おそらく多くの人にとって最も興味深い分野だと思われるが、(ウォールストリートの企業が数十億ドルを投資していることからも見て取れるように)最も理解が難しい分野でもある。現地のデータへアクセスするという点でこの地域のスタートアップには分があるため、民間の資産分野は興味深い領域だと私は考えている。

以上はシンガポールにおけるフィンテック + AI の概観に当たるものである。市場を完璧に表したものではなく、欠けているスタートアップについての提言やコメントは歓迎したい。

東南アジア地域のフィンテック+AIのリーダーとしてのシンガポール

シンガポールにはフィンテック + AI の発展において有利なものとなる点が多数ある。金融分野の重要性、ディープフィンテック人材の数、そして AI クオリティ向上とクラスタを作り上げようとする重大な取り組みである。

さらに、シンガポールの監督官庁であるシンガポール金融管理局(MAS)は、業界の発展を進めるという点で非常にオープンな意識を持ち、積極的なアプローチをとっている。同局はイノベーションを進んで受け入れ、金融機関が様々なテクノロジーのパイロット版を試すことができるようファンドを立ち上げ、リスクを取るという意識を奨励している。

MASはリスクが高すぎると見なした場合にのみ介入する。同局は特定の重要な AI 研究を進める取り組みも行っており、金融業界が自身のインフラを開放するよう奨励しているが、この点はまだ重要課題として残っている。

Vertex Ventures はこの分野におけるスタートアップの質と多様性に非常に感銘を受けている。オープンバンキングの発展と来るべき新たなデジタルバンクのライセンス発行が合わさり、シンガポールはフィンテック + AI のイノベーションの世界的なリーダーの一角となる途上にあると考えている。

本稿は当初Mediumで発表された記事を編集したものである。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

----------[AD]----------

TechNode主催Asia Hardware Battle 2019、シンガポール予選の結果を発表——整形外科患者の術後経過モニタリングデバイス「Kinexcs」が本戦へ

SHARE:

Bugis Junction Towers の UCommune(優客工場) にある TechNode(動点科技)シンガポール支社で開催された、Asia Hardware Battle(AHB)シンガポール予選のピッチは大きな成功を収めた。 数ラウンド続いた激しいコンペティションの後、ハードウェアのスタートアップ一社が勝者となり、10月30日に上海で行われる AHB 決勝においてシンガポール代表と…

Kinexcs 共同創業者兼 CEO の Abhishek Agrawal 氏(右から7番目)、同社プロダクトエンジニアの Aaron Ramzeen 氏(右から5番目)が、AHB のシンガポール予選優勝を表彰された。
Image credit: TechNode(動点科技)

Bugis Junction Towers の UCommune(優客工場) にある TechNode(動点科技)シンガポール支社で開催された、Asia Hardware Battle(AHB)シンガポール予選のピッチは大きな成功を収めた。

数ラウンド続いた激しいコンペティションの後、ハードウェアのスタートアップ一社が勝者となり、10月30日に上海で行われる AHB 決勝においてシンガポール代表となる。このハードウェアスタートアップは、以下に挙げる複数の有名な審査員による一連の厳しい評価と、一段階ずつのスクリーニングを通して、その非凡さを証明して見せた。

<関連記事>

これまでの Asia Hardware Battle に関する関連記事

審査員

  • Alvin Ng Jin Ming 氏(Sunbo Angel Partner マネージャー)
  • Annie Luu 氏(Investible アジア地域責任者)
  • Harold Au 氏(Wavemaker 投資マネージャー)
  • Ong Jie Lun 氏(Plug and Play アジア太平洋地区ベンチャー部門責任者)

優勝企業:Kinexcs

Kinexcs はウェアラブルな医療デバイスであり、整形外科的なモニタリングや患者の回復、そして一連の治療の管理のための分析プラットフォームである。彼らの製品は整形外科手術を受けた患者の経過をモニタリングし、質の高いケアを届けるために、臨床医によって使用される。先進的なセンサー技術と直感的なソフトウェアのプラットフォームが組み合わさったこのデバイスによって、臨床医は患者に対して(手術前、手術中、手術後の)全体的な一連の治療を追跡、指導、モニタリングすることができる。

このプラットフォームは患者と臨床医が交流しやすくし、総合的ですぐに使用可能な回復情報を提供する。患者のコンプライアンスを向上させることで回復を早め、臨床医の生産性を高め、医療従事者のコストを削減する。さらに、患者は自宅にいながらエビデンスに基づいた、楽しく効果的な回復を体験することができる。

登壇スタートアップ:

  1. 42Lab は受賞歴もあるバイオテック教育のスタートアップであり、教室におけるバイオテック学習の民主化を目指している。Entrepreneur First やシンガポールの SGInnovate、香港の Cyberport(数碼港)から支援を受けている。42Lab は手頃な価格でポータブルなミニラボとしてのバイオテック装置や、教室で使えるユーザフレンドリーな指導補助アプリを提供している。同社は知識がない人が台所の科学から分子生物学、合成生物学(DNAのシークエンシングや編集)やソフトロボットまで、幅広いバイオテックに触れられるよう力を与えている。
  2. ウエアラブル技術の企業である Lucent Wearables は、複合現実と眼鏡、そしてマシーンラーニングによる画像認識、音声検索、ナビゲーションといったものに注力するディープテックを組み合わせている。
  3. HaloLife はカスタマーズ・アズ・ア・サービスの企業であり、通信事業、金融業、デジタルパートナーのために顧客を獲得して保持し、そしてユーザに少額の収入をもたらす世界で唯一の無料でプレミアムなスマートフォンという魅力的な価値の提案を行っている。HaloLife は通信事業、金融業、デジタルなエコシステムとパートナーシップを結び、12ヶ月間で利益を上げることを保証する「Halo」を設計・提供している。リーダーシップをとるチームは、アジア太平洋、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカで、ソフトウェア、ハードウェア、通信事業、金融サービス、デジタルマーケティングにおける60年の経験を兼ね備えている。
  4. Nasket はサービス提供用のスマートディスプレイであり、家庭向けのサービスを受賞歴もあるハードウェアに接続し、新たな小売チャネルを作り出す。Nasket は日用品、食品、修理、メイド、決済、スマートホーム制御、ビデオ電話、遠隔医療、救急車、警察、サロン、マッサージ、郵便、チケット、イベント、ニュース、旅行、エンターテインメントのエコシステムである。国際企業である同社のミッションは、Nasket のスクリーンにあらゆるサービスを統合した世界的なサービス管理アグリゲータとなり、独自の Nasket エコシステムを作り上げて生活の質を高め、すべての人のためにテックを簡単なものにすることである。
  5. 食品、製薬、石油化学製品といった産業において、化学的分離は必須だ。これらのプロセスは大規模に行われるというだけではなく、膨大な量のエネルギー集約的な蒸留と蒸発分離が必要とされる。これらのプロセスの大部分は目に見えないが、最大で地球全体のエネルギー消費の15%に上り、世界最大の目立たない環境汚染源となっている。SEPPURE は持続可能なナノ濾過というソリューションを作り出し、化学混合物を最小限の使用エネルギーで分子レベルで分解し、地球上で最もエネルギー集約的で環境汚染源となっているプロセスへの依存を抑制している。
  6. REVIVO Biosystems は美容と製薬の研究所が化学薬品や材料、配合処方の安全性や効能を、より信頼度が高く効率的なやり方で、動物を使わずにテストすることができるよう手助けをする、斬新なプラットフォームや方法を開発している。「チップ上に載った内臓器官」とも言うべき彼らの製品は、培養のための組織片や 3D あ細胞を自動化試験と連携するための斬新な微小流体デバイスが根幹になっている。同社は動物を使わない高度な臨床関連のすべての研究を可能にし、生体材料の消費を10~100倍削減し、専門的な人手を10倍削減している。同社の顧客は研究組織、研究所、材料提供業者、製薬会社や美容メーカーである。

次のイベント

参加企業、審査員、そしてパートナー主催者に大きな感謝を表したい。ACEInvestibleLaunchpadNUS EnterprisePlug and PlaySMU(シンガポールマネージメント大学)、 Sunbo Angel PartnersTRIVE、UCommuneWavemaker Partners の多大なる支援がなければ、このような成果を得ることはできなかった。Kinexcs は上海で行われる AHB 決勝に向けて勝負の準備を進めている。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------

シンガポールとインドネシアでオンライン不動産情報サイトを展開する99.co、不動産大手REA Group傘下のiProperty.com.sgとRumah123を買収

SHARE:

シンガポールでトップを誇る不動産ポータル 99.co は、REA Group の消費者ブランド iProperty.com.sg(シンガポール)と Rumah123.com (インドネシア)の業務を引き継ぐ契約を結んだことを発表した。 今回の買収によって、99.co はインドネシアの不動産市場でトップの座に躍り出る。 東南アジアのデジタルエコノミーが隆盛する中、REA Group は99.co に…

Image credit: 99.co

シンガポールでトップを誇る不動産ポータル 99.co は、REA Group の消費者ブランド iProperty.com.sg(シンガポール)と Rumah123.com (インドネシア)の業務を引き継ぐ契約を結んだことを発表した。

今回の買収によって、99.co はインドネシアの不動産市場でトップの座に躍り出る。

東南アジアのデジタルエコノミーが隆盛する中、REA Group は99.co に投資し、自社のシンガポールとインドネシアの資産を99.co の傘下に置くことで東南アジアへの動きを強化している。

99.co は REA のシンガポールおよびインドネシア事業を今回の契約に従い、そのまま引き継ぐことになる。

今回の共同事業は99.co のシニアマネージメントチームが指揮を執り、同社の共同設立者兼 CEO の Darius Cheung 氏もこれに参加する。99.co は引き続き99.co、iProperty.com.sg、Rumah123.com の消費者向けポータルを運営する。

この他に、REA Group は800万米ドルの資金を投資して成長と開発を加速させる。

Cheung 氏は次のように語った。

今回の共同事業によって当社はインドネシアでトップの座に躍り出るだけでなく、シンガポールでもトップを目指すことができるようになります。当社の革新的な DNA とREA の比類ない経験とリソースは、これまで東南アジアで見ることのできなかった最強の組み合わせです。

REA Group アジア地域の CSO(最高戦略責任者)兼 CEO である Henry Ruiz 氏は次のようにコメントしている。

過去2年にわたり、Darius 氏と彼のチームが市場にもたらしたイノベーションとスピードに驚かされてきました。私たちの優秀な人材、最善の選択肢を組み合わせたテクノロジー、デジタルの専門知識、そして顧客との関係という強力な組み合わせによって、シンガポールとインドネシアで競争に勝ち抜くことができます。

99.co 共同創業者 兼 CEO の Darius Cheung 氏
Photo credit: 99.co

Darius Cheung 氏が2014年に設立した 99.co は東南アジアで急速に成長している不動産ポータルで、過去2年間でトラフィック数は32倍になっている。

同社は MindWorks Venture と Allianz X がリードした2019年8月のシリーズ B ラウンドで1,520万米ドルを調達している

iProperty.com.sg と Rumah123.com はシンガポールとインドネシアでそれぞれ最もよく知られている不動産ポータルだ。

iProperty は2015年、世界最大級の不動産テクノロジーグループ REA Group に5億3,100万米ドルで買収された。

REA Group は不動産に特化した多国籍デジタル広告企業だ。同社はオーストラリアでトップを誇る居住用不動産ウェブサイト(realestate.com.au)、商用不動産ウェブサイト(realcommercial.com.au)、共用不動産ウェブサイト(Flatmates.com.au)を運営している。さらに短期向け商用・コワーキング不動産サイト Spacely も運営している。

REA Group はアジア地域で iproperty.com.my、squarefoot.com.hk、iproperty.com.sg、中国の myfun.com(買房)、そしてタイの不動産レビューサイト thinkofliving.com を保有している。また、オーストラリアの住宅ローン仲介フランチャイズグループ Smartline Home Loans と、データ資産サービスプロバイダーの Hometrack Australia も保有している。

さらに、アメリカの Move, Inc. とインドの PropTiger という2社の不動産ウェブサイトの株式も大量に保有している。

【via e27】 @E27co

【原文】

----------[AD]----------

シンガポールのデジタル証券発行・取引プラットフォーム「iSTOX」、シリーズAラウンドでタイの投資銀行大手KKPなどから資金調達

SHARE:

デジタル化された証券の発行および取引を手掛ける資本市場向けプラットフォーム iSTOX が、タイの著名な投資銀行である Kiatnakin Phatra Financial Group(KKP)がリード投資家を務めたシリーズ A ラウンドをクローズした。同ラウンドは KKP の資本市場部門 Phatra Capital Plc.によって実施された。調達額は非公表となっている。 iSTOX は IC…

デジタル化された証券の発行および取引を手掛ける資本市場向けプラットフォーム iSTOX が、タイの著名な投資銀行である Kiatnakin Phatra Financial Group(KKP)がリード投資家を務めたシリーズ A ラウンドをクローズした。同ラウンドは KKP の資本市場部門 Phatra Capital Plc.によって実施された。調達額は非公表となっている。

iSTOX は ICHX Tech が設立・運営を行い、シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行に相当)の FinTech Regulatory Sandbox 内で活動している。2019年の第4四半期までにデジタル証券の発行を開始し、すぐ取引を開始する予定である。フレキシブルで低価格、そして包括的な特性を生かし、これまで利用できなかった従来にない投資オプションを提供していく。また、独自のブロックチェーンとスマートコントラクト技術を駆使し、仲介者を無くすことでコストを削減し、透明性を高め、ユーザの選択肢を増やす。

KKP はタイの大手投資銀行であり、強力なコーポレートファイナンスフランチャイズと機関および富裕層の投資家を擁する。KKP の CEO であり、新たに任命された ICHX の取締役である Aphinant Klewpatinond 氏は、以下のように語った。

証券のデジタル化は、バリューチェーンの再仲介化、そして従来の資本市場ではまだ利用できないソリューションを提供する上で非常に重要なことです。この提携により、資金調達と投資両方の観点からカスタマイズされた多くのサービスをクライアントに提供できるようになります。

iSTOX の共同設立者であり、最高戦略責任者(CSO)である Darius Liu 氏は、以下のように述べている。

iSTOX と KKP は、資産のデジタル化がもたらすメリットについての理解を深めてもらうため、マーケット教育や支援活動計画においても今後協力していきます。

デジタル証券エコシステムをさらに強化し、エコシステムサポートを提供するために、iSTOX は世界的に著名である法律事務所 Allen&Overy、大手監査会社 PwC と Deloitte、一流コーポレートファイナンスアドバイザーである SAC Capital、RHT Capital の計5社と新たにパートナーシップを結んだ。 また、シンガポール取引所(SGX)や Heliconia Capital Management からも支援を受けている。

【via e27】 @E27co

【原文】

----------[AD]----------

シンガポールのディープテックスタートアップSEPPURE、SOSVらから255万米ドルをシード調達——熱を使わない化合物分離技術を開発

SHARE:

シンガポールに拠点を置く分離技術専門スタートアップ SEPPURE が、255万米ドル(354万シンガポールドル)のシードラウンドをクローズしたことを発表した。アメリカ拠点のハードウェア向け投資会社 SOSV が同ラウンドをリードし、Entrepreneur First(EF)、500 Startups、SGInnovate、Koh Boon Hwee 氏(南洋理工大学=NTU 理事会、Crede…

Seppure 共同創業者の Mohammad Farahani 氏と Amir Taheri 氏
Photo credit: Seppure

シンガポールに拠点を置く分離技術専門スタートアップ SEPPURE が、255万米ドル(354万シンガポールドル)のシードラウンドをクローズしたことを発表した。アメリカ拠点のハードウェア向け投資会社 SOSV が同ラウンドをリードし、Entrepreneur First(EF)、500 Startups、SGInnovate、Koh Boon Hwee 氏(南洋理工大学=NTU 理事会、Credence Partners、Yeo Hiap Seng、および Far East Orchard 会長)、Rekanext、Belmond Capital、その他複数の著名投資家らが参加した。

同社は、この資金を化学薬品耐性ナノフィルターの生産を増やすために使用すると述べた。また、さまざまな産業の見込み顧客とともに産業規模のパイロット(試験)を実行する予定だという。

SEPPURE は最小限のエネルギーしか使わずに化学混合物を分子レベルで分離する、持続可能な「ナノフィルトレーション(ろ過)ソリューション」を手掛けている。蒸発や蒸留など現在の分離技術のほとんどは、熱を利用して化学的分離を行っている。

これらの熱プロセスは、全世界の最大15%ものエネルギーを利用する。SEPPURE が手掛ける技術は熱の必要性を排除し、地球上で最高レベルのエネルギー消費であり、公害をもたらすプロセスへの依存を抑制するというものである。

同社は、シンガポール国立大学(NUS)で行われた4年前の Mohammad Farahani 博士による博士課程プログラムから着想を得て、2018年に設立された。シンガポール国立研究財団(NRF)からの助成金で、Farahani 博士と Neal Tai-Shung Chung 教授(現在は SEPPURE の臨時テクニカルアドバイザーであり、NUS のプロボストのチェアプロフェッサー)の2人は、持続的に化学物質を分離できる中核技術を開発した。

Photo credit: Seppure

この技術は食品、製薬、石油化学、石油ガスなどさまざまな市場で活用することが可能である。

シードラウンドをリードした SOSV のゼネラルパートナーであり、深圳のアクセラレータプログラム「HAX」のマネージングディレクター Duncan Turner 氏は次のように述べている。

SOSV が東南アジアにおいてソフトウェアベースの投資、アーリーステージの産業・医療分野向けディープテクノロジーへの投資に焦点を当てている中、SEPPURE は見過ごされがちな分野で革新的なポートフォリオとなりました。ハードウェア対応の材料科学を通じて、同社は省エネに多大な影響をもたらすことを断言します。

Entrepreneur First の共同設立者兼 CPO である Alice Bentinck 氏も、この出資についてコメントを残した。

Farahani 氏と Amir 氏は才能溢れる人物であるだけでなく、この分野において技術的かつ学問的な経験を併せ持っているため、SEPPURE のようなナノフィルトレーション会社を設立する資格のあるチームは、世界において他にないと考えています。

SEPPURE は以前、清華大学で X-LAB が開催した President’s Innovation Challenge Award 2019(校長杯創新挑戦賽で受賞した経験を持つ。

【via e27】 @E27co

【原文】

----------[AD]----------

シンガポール政府系VCのVertex Venture Holdings、東南アジアのテクノロジー企業向けに2億9,000万米ドルのVCファンドをローンチ

SHARE:

Grab の主要出資会社であるシンガポール拠点の Vertex Venture Holdings が、成長率の高いテック企業に投資するために、2億9,000万米ドル規模のベンチャーキャピタル(VC)ファンドの組成を発表したと Reuters が報じた。また、同国の国有投資会社 Temasek Holdings、台湾のチップ設計会社 Elan Microelectronics(義隆電子)、その他東南…

Image credit: Vertex Growth Fund

Grab の主要出資会社であるシンガポール拠点の Vertex Venture Holdings が、成長率の高いテック企業に投資するために、2億9,000万米ドル規模のベンチャーキャピタル(VC)ファンドの組成を発表したと Reuters が報じた。また、同国の国有投資会社 Temasek Holdings、台湾のチップ設計会社 Elan Microelectronics(義隆電子)、その他東南アジアおよび台湾に拠点を置く機関、ファミリーオフィス、ファンドからのコミットメントを確保した。

Vertex Venture Holdings で長年 CEO を務める Chua Kee Lock 氏は、次のように語った。

提携ファンドはアーリーラウンドに属する企業1社につき300万~400万米ドルを出資していますが、Vertex Growth Fund は主に3、4段階目の投資ラウンドに進出した企業に対し、1,000万~1,500万米ドルを出資していきたいです。

Vertex Growth Fund は当初の目標額である2億5,000万米ドルを超える資金調達に成功した。配車サービスアプリから e ウォレットまで、東南アジアのありとあらゆるテクノロジー企業の成長から利益を得ることを目指す。Grab の初期投資会社である同ファンドは、中国、東南アジア、インド、米国、イスラエルに広がる Vertex のグローバルファンドネットワークのメンバーとして最も新しく、6番目に当たる。

Vertex はファンドネットワーク全体で約30億米ドルもの運用資産を持ち、これまで200社以上の企業に出資した実績を持つ。産業に特化した地域への投資に焦点を当て、それぞれ独立して運営されている。

Chua 氏は、イスラエルのサイバーセキュリティや東南アジアや中国の消費者関連技術などの分野にも、グローバル視点で今後注目していくと述べた。

<関連記事>

【via e27】 @E27co

【原文】

----------[AD]----------

本物保証で急成長、アジアのスニーカー売買マーケットプレイス「Novelship」が205万米ドルをシード調達——Rocket Internet共同創業者のVCがリード

SHARE:

シンガポールの限定版スニーカーやストリートファッションのオンラインマーケットプレイス Novelship は、Global Founders Capital(GFC)がリードするラウンドで205万米ドルを調達した。 このラウンドで、同社がこれまで多くのエンジェル投資家や組織から調達してきた資金の総額は230万米ドルに達した。GFC とのパートナーシップは同社にとって初の、機関投資家との協力となる。…

Image credit: Novelship

シンガポールの限定版スニーカーやストリートファッションのオンラインマーケットプレイス Novelship は、Global Founders Capital(GFC)がリードするラウンドで205万米ドルを調達した。

このラウンドで、同社がこれまで多くのエンジェル投資家や組織から調達してきた資金の総額は230万米ドルに達した。GFC とのパートナーシップは同社にとって初の、機関投資家との協力となる。

Novelship はオンラインのマーケットプレイスであり、Nike、Air Jordan、Yeezy、Supreme などを含む人気ブランドの限定版スニーカーやストリートファッションを専門にしている。オンラインプラットフォーム上で売買されるすべての製品が本物であると専門的に確認しており、マーケットプレイス内の正当性を保証している。

Novelship では2018年10月のローンチ以来1,500点以上の限定版スニーカーや高級ストリートファッション製品が、主にアジア太平洋地域のユーザによって取引されているという。

Novelship 共同創業者の3人
Image credit: Novelship

同社はマレーシアや香港、インドネシアなど、シンガポール以外の市場への急速な拡大を目指している。

Novelship の CEO 兼共同設立者 Richard Xia 氏はこう述べている。

過去6か月間、弊社は地域内で限定版スニーカーやストリートファッション製品への需要が着実に増加していることを目にしてきました。GFC からの資金を加え、弊社はアジア太平洋地域全体のリーダーとなるべく、キーとなる高成長市場への拡大をさらに加速させていきます。

GFC はベルリンを拠点とする Rocket Internet の共同設立者である Oliver Samwer 氏が設立した、国際的な「シードからライフサイクルまで」のベンチャーキャピタル企業である。これまで Slack、Facebook、Traveloka、Lazada など数多くの著名なスタートアップに投資している。

<関連記事>

【via e27】 @E27co

【原文】

----------[AD]----------

今年開催の「InnovFest unBound」ピッチバトルから、100チームの頂点に立ったトップ5の顔ぶれを紹介

SHARE:

本稿は、InnovFest unBound Singapore 2019 の取材の一部だ。 6月29日、シンガポールで開催された InnovFest unBound で、イベントの終盤に行われたユニリーバ協賛による Unilever Start-up Battle Final で、ファイナリスト5社がピッチした。アジアをはじめとする世界各国100チームからのエントリがあり、事前予選を通じてファイナ…

本稿は、InnovFest unBound Singapore 2019 の取材の一部だ。

6月29日、シンガポールで開催された InnovFest unBound で、イベントの終盤に行われたユニリーバ協賛による Unilever Start-up Battle Final で、ファイナリスト5社がピッチした。アジアをはじめとする世界各国100チームからのエントリがあり、事前予選を通じてファイナリストが絞り込まれた5チームが彼らだ。

ユニリーバは昨年、マーケティングテクノロジー分野のスタートアップ支援を目的として、Unilever Foundry を設立しており、2015年の Cannes Lions では、スタートアップのトップ50を選ぶコンペティション「Unilever Foundry 50」を新設し注目を浴びた。InnovFest unBound では毎年、ピッチバトルのスポンサーを続けている。

ピッチバトルのセッションの審査員を務めたのは次の方々。

  • Annie Luu 氏(General Manager, Investible)
  • Michael Lints 氏(Partner, Golden Gate Ventures)
  • Deepak Subramanian 氏(Home Care Category, Vice-President, APAC, Unilever)
  • Karen Gilchrist 氏(Reporter, CNBC)

<関連記事>

【優勝】Kora(インドネシア)

Kora は、インドネシアのスタートアップで、個人のネットワークにより小売流通を支援するスタートアップだ。現在、Poskora と呼ばれる販売を担当する個人がインドネシア国内に2,800人いて、500種類以上の消費者向け製品を取り扱っている。近所に住む Poskorra が、オンラインを通じて発注された商品を代金引換で持ってきてくれるイメージだ。

Kora は、E コマースでもなければ、店舗販売でもない、その間の需要をついたサービスモデルで、インドネシアで人気を集めているようだ。2022年には、インドネシアのスマートフォンユーザは32%に達するとみられているが、それでもスマートフォンを通じたモバイルコマースのシェアは2%程度にしかならない。

インドネシアでは、インターネットやモバイルを使った E コマースは、依然としてマネタイズが定着しづらい課題があり、一方で、交通などの理由からオフラインの小売サービスが極めて便利だというわけでもない。この点をうまく突いた形だ。2023年には600万世帯にサービスを提供し、インドネシア最大の仮想的な小売チェーンを築き上げたいとしている。

【優勝】Rytle(ドイツ)

 

Rytle は、荷物の都市間およびラストマイルまでの配送を IoT 荷台を使ってスムーズかつスマートに届けようというスタートアップ。ハブ・アンド・スポーク型の物流ネットワークにおいては、都市間つまりハブ間は大型のトラックなどで運送し、そこから最終目的地まではバイクや小型の交通手段で届けることになる。

非効率なのは、このトラックなどから小型交通手段への載せ替えの手間だ。Rytle ではトラックから独自に開発した三輪自転車にスワップできる IoT 対応の荷台を開発。届け先も荷台毎にオンラインで管理されているため、簡単に載せ替えができる。荷物の積み下ろしが省略できるため、対応する人の負荷が減り10倍以上効率化されるとしている。

 

ラストマイル配送が簡略化されることで、この部分のクラウドワーキングも可能になり、ギグワーカーなどの労力できるのも特徴。荷台は IoT で管理されているため、届けられる荷物が行方不明になるなどのリスクも最小化される。

そのほか、入賞はしなかったもののファイナリストとしてピッチ登壇したスタートアップは次の通り。

Fairbanc(バングラデッシュ、但し会社登記としてはアメリカ)

Fairbanc は、新興国市場の中小企業向けに作られたマイクロファイナンス(小口金融)プラットフォームだ。新興国市場に適応するためフィーチャーフォンでも対応でき、銀行化されていない人々(unbanked)を対象とするため、担保やクレジットヒストリーも必要としない。

AI プラットフォームにより、大規模サプライヤーとの取引内容や、ケータイ電話を通じてやり取りされた入出金状況から信用状況を査定、Fairbanc が提携するサプライヤーから商品を〝つけ買い〟することが可能になる。小売業主にとっては資金不足からの仕入抑制が不要となり、サプライヤーにとっては販路開拓や在庫の回転改善に繋がる。

Perx(シンガポール)

Perx は、AI を活用した顧客エンゲージメントおよびロイヤリティプラットフォームを提供する企業だ。SaaS ロイヤリティマネジメントシステムと、オフラインおよびオンラインのエンゲージメントに対するオムニチャネルのマーケティング技術とを組み合わせた統合型ソリューションによって企業をサポートする。

顧客データや好みを収集し、最終的には顧客毎にパーソナライズされた消費者体験を提供したいという。消費者体験については、ゲーミフィケーションを取り入れることで、企業に対し新たな売上の還元を目指す。シリーズ A や B ラウンドを通じて、これまでに Golden Gate Ventures や LINE Ventures、Facebook 共同創業者の Eduardo Saverin 氏らから1,100万米ドルを調達済。(関連記事

Fabulyst(インド)

オンラインで商品を購入するユーザの6割は、E コマースサイトに備えられた検索エンジンを使って、欲しい商品にたどり着けないことだという。このような不満は、特にファッションアイテムの分野で顕著だ。インド工科大学ハイデラバード校出身の創業者らが設立した Fabulyst は、画像解析と独自アルゴリズムにより、商品に対して、人がつけるタグ付けよりもより詳細なタグ付けを行う。

検索にうまくヒットするタグ付けを1ヶ月おきに見直し、適切なタグ付けを行うことで消費者が欲しい商品にたどり着きやすくする。E コマース事業者数十社以上に導入。各社の E コマースプラットフォームとは、API 連携や XML によるデータ出力が可能だ。

----------[AD]----------

リバネスとFocusTech Ventures、小橋工業やユーグレナと農業食品特化VC「Germi8」をシンガポールに設立——今後3年で1億円超を投資

SHARE:

Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。 日本のリバネスとシンガポールの FocusTech Ventures は、農業機器製造の小橋工業および微細藻類製品の開発・生産企業ユーグレナと提携し、農業食品への投資に特化した民間投…

Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから


日本のリバネスとシンガポールの FocusTech Ventures は、農業機器製造の小橋工業および微細藻類製品の開発・生産企業ユーグレナと提携し、農業食品への投資に特化した民間投資会社 Germi8 をシンガポールで設立することを発表した

Germi8 は農業食品業界でイノベーションを活性化することで、食品供給の持続可能性や気候変動、環境問題といった世界規模の問題を解決することを目的としている。

Image credit: Germi8

リバネスの設立者兼 CEO 丸幸弘氏によると、Germi8 の調達目標額は現時点では決まっていない。しかし、今後3年間で約20のプロジェクトにおよそ1億円を投資していくという。Germi8 はリバネス、FocusTech Ventures、小橋工業、ユーグレナの4社で運営し、すべての資金もこの4社から供給される。

Germi8 の投資対象の一部には、代替タンパク質、動物飼料・水産飼料、廃棄物削減、精密農業、健康と栄養を考えた機能性食品、食物生産・安全性・トレーサビリティを向上させるテクノロジーなどが含まれる。

丸氏は Tech in Asia に次のように語った。

Germi8 を設立した目的を簡単に言うと、シード前とシード期のギャップを埋めるためです。

Germi8 の投資額はプロジェクトあたり10万米ドルを予定しており、追加投資ビークルもそれぞれの案件に合わせて実施されるという。

また、東南アジアを視野に入れるべく、9,000万米ドル規模のリアルテックファンドをシンガポールに進出させる計画を進めていると丸氏は言う。リバネスとユーグレナが設立したリアルテックファンドは日本で43社のディープテックスタートアップに投資しており、その中には農業食品業界も含まれている。

当面の間、Germi8 はリアルテックと緊密に連携して戦略的資本と強力な日本のネットワークを ASEAN 市場に拡大していきます。(丸氏)

東南アジアにおける農業食品

Germi8 の創立メンバー(左から):丸幸弘氏(リバネス創業者兼 CEO)、 小橋正次郎氏(小橋工業 代表取締役社長)、鈴木健吾氏(ユーグレナ共同創業者)
Photo credit: Germi8

シンガポールがブームの中心になると見ている農業特化型企業は他にもある。そのうちの1社がグローバルにアグリテック企業を支援・投資する The Yield Lab だ。同社は昨年後半、アーリーステージの農業食品テック系スタートアップに10万米ドルを投資すべく、シンガポールで Yield Lab Asia Pacific を立ち上げた。

今年初めには、フードテック特化型ベンチャーキャピタル企業 Big Idea Ventures もシンガポールで立ち上げられている。Temasek Holdings、アメリカの食品大手 Tyson Foods、Enterprise Singapore の支援を受ける Big Idea Ventures は1億米ドルを調達して、植物を中心とした食品、代替タンパク質、その他のフードテクノロジーに特化したスタートアップに投資することを計画していた。

シンガポール政府は以前、都市農業と水産養殖テクノロジーのトップに立つべく、2021年までに18ヘクタールの農業食品イノベーションパークを開設する計画があると発表していた。また、農業食品業界の推進とスタートアップのサポート体制強化に向けて、2018年には複数の政府系機関によって、「FoodInnovate」というイニシアチブが立ち上げられている。

東南アジア地域の他の国に目を向けてみると、多くの起業家が農業食品に惹きつけられていることがわかる。

リバネスは、東南アジアにおけるディープテックのイノベーションネットワークとなるべく、2010年にシンガポール支社を設立した。同社の代表的なプログラム「Tech Planter」には今月の時点で合計568チームが参加している。リバネスによると、そのうちの25%以上を農業食品テック系企業が占めており、この数字は2014年のプログラム開始以来、年々増加しているという。

同じく2014年に、FocusTech Ventures も Tech Planter の支援を開始している。同社とリバネスは互いのネットワークを通じて、日本と東南アジアのエコシステムのディープテックスタートアップが交流できるよう2018年2月から提携してきたが、今回の件でその協力関係がより強固なものになる。

リバネスと小橋工業も昨年、東南アジアの様々な農業問題とビジネスチャンスに取り組むべく戦略的な業務提携を結んでいる。

一方ユーグレナは、新たな研究シーズの探索を目的としてリバネスグループとマレーシア工科大学が1月に共同で設立した研究所 Nest-Bio Venture Lab に参画している。

今後に目を向けると、Germi8 は各社の強みを活用して農業食品系スタートアップに資本やコネクション、専門知識を提供していくことになる。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

----------[AD]----------

シンガポールのブロックチェーン特化アクセラレータTRIBE、エンゲージメントプラットフォームの「OpenNodes」を今年末にローンチへ

SHARE:

シンガポールに本拠を置くブロックチェーン専門アクセラレータ TRIBE Accelerator は、同国の情報通信メディア開発庁(IMDA)が支援するウェブベースのエンゲージメントプラットフォーム「OpenNodes」をローンチすると発表した。 TRIBE Accelerator は、「政府機関、企業、ブロックチェーン企業を1つのオンラインプラットフォームに統合し、ブロックチェーンコミュニティ内に…

7月〜8月にかけて開催された TRIBE Accelerator のグローバルデモツアーの様子。
シンガポール、上海、ソウル、サンフランシスコで開催された。
Image credit: TRIBE Accelerator

シンガポールに本拠を置くブロックチェーン専門アクセラレータ TRIBE Accelerator は、同国の情報通信メディア開発庁(IMDA)が支援するウェブベースのエンゲージメントプラットフォーム「OpenNodes」をローンチすると発表した。

TRIBE Accelerator は、「政府機関、企業、ブロックチェーン企業を1つのオンラインプラットフォームに統合し、ブロックチェーンコミュニティ内においてイノベーションとコラボレーションを促進させるため、OpenNodes を構築した」と述べた。

同プラットフォームを利用することで、幅広いレベルの専門知識を持つ企業や個人がエコシステムに参加することが可能となる。

メイン機能として、シンガポールのブロックチェーンエコシステムに存在するさまざまなステークホルダーのディレクトリリスティングある。スタートアップはこのディレクトリで業界向けのワーキンググループを形成でき、モビリティやヘルスケアなどさまざまな分野でブロックチェーンの活用方法についてディスカッションすることができるようになる。

それに加え、ベルリン、香港、ニューヨーク、サンフランシスコ、ソウル、上海、ツークなどのグローバルなブロックチェーンコミュニティとつながることも可能だ。

また、OpenNodes は異業種のリーダーが率いる魅力的なディスカッションが行われるだけでなく、企業がブロックチェーン技術の見識を深めるのに役立つ教育コンテンツもプラットフォーム上で提供される予定だ。

その他、優秀な人材を採用担当者と結びつける求人情報も設けられる。

OpenNodes が公式にローンチされるのは、今年末になる見込み。

ブロックチェーンの有望な世界

ブロックチェーンは企業の開拓および業務プロセスの透明性や安全性を高める数多くのチャンスを提供する技術である。しかし、連携不足や主流化を妨げるブロックチェーン業界の透明性の低さもあって、依然課題を残したままだ。

IMDA でテクノロジーインフラグループのアシスタントチーフエグゼクティブを務める Philip Heah 氏は、次のように強調した。

現在の市場にはユースケースに特化したブロックチェーンソリューションがまだ多く存在する。

エコシステムに参加すれば、関係者に大きな価値をもたらしてくれるのがこのソリューションなのです。このプラットフォームはブロックチェーンエコシステムの主要なステークホルダーをより密接に結び付け、大規模導入に向けた取り組みをさらに強化します。

IMDA の他に、OpenNodes は20社を超える組織から支援を受けている。詳細は以下の通り。

OpenNodes を支援する各社・機関など
Image credit: TRIBE Accelerator
  • 政府機関………IMDA、Enterprise Singapore、Government Technology Agency(GovTech)、シンガポール金融庁(MAS)、シンガポール国立研究財団(NRF)、SGInnovate
  • グローバル企業………AXA、BMW Group Asia、EY、Fung Group Explorium、Nielsen、PwC、Temasek
  • テクノロジーおよびブロックチェーン企業………ConsenSys、Digix、Ethereum Foundation、IBM、Intel、R3、VeChain、Zilliqa

TRIBE Accelerator は今年の3月27日に公式ローンチした。同アクセラレータはアーリーステージに特化したシンガポール VC の TRIVE Ventures の一部である。

TRIBE Ventures は政府機関である Enterprise Singapore から支援を受けており、BMW、Intel、Nielsen、PwC Singapore’s Venture Hub などと企業提携を結んでいる。

【via e27】 @E27co

【原文】

----------[AD]----------