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3月の音声通話につづいて、Slackが最大15名が同時参加できるビデオ通話に対応

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<ピックアップ> You can now make video calls over Slack 今年3月に音声電話に対応したSlackが、最大15名までが参加できるビデオ通話をその有料版に追加した。 無料版でも2名までのビデオ通話ができる。 ビデオ通話を使うには、音声通話と同様に電話のアイコンをクリックするだけ。その後、動画をつけるためにカメラボタンを押下する。また、ビデオ通話の参加者は絵文字を…

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<ピックアップ> You can now make video calls over Slack

今年3月に音声電話に対応したSlackが、最大15名までが参加できるビデオ通話をその有料版に追加した。 無料版でも2名までのビデオ通話ができる。

ビデオ通話を使うには、音声通話と同様に電話のアイコンをクリックするだけ。その後、動画をつけるためにカメラボタンを押下する。また、ビデオ通話の参加者は絵文字を使ったコミュニケーションもできる。絵文字は、動画の上を流れる形だ。

ビデオ通話はこれから数日間のあいだにリリースされる予定。最新のWindowsとMacアプリ、またChromeでも使うことができる。モバイルアプリのユーザーはビデオ通話に参加して発言はできるが、動画は再生されない。

via. The Verge

 

2017年頭目指してSlackがGoogle Driveと連携強化、個別に共有設定せずともチャネル上のメンバーに自動でファイル共有

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<ピックアップ> Slack is becoming more deeply intertwined with Google Drive チャットアプリの域を超えて、職場の生産性向上ハブとしてのソフトウェアを開発するSlack。生産性向上のために、ユーザが日々活用する外部ツールとの連携に積極的に動いている。 2017年初めのリリースを予定するのが、SlackとGoogle Driveとの連携強化だ…

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<ピックアップ> Slack is becoming more deeply intertwined with Google Drive

チャットアプリの域を超えて、職場の生産性向上ハブとしてのソフトウェアを開発するSlack。生産性向上のために、ユーザが日々活用する外部ツールとの連携に積極的に動いている。

2017年初めのリリースを予定するのが、SlackとGoogle Driveとの連携強化だ。これにより、複数アプリをまたいで作業することなくタスクを完遂できるようになるという。

具体的には、SlackのチャネルでGoogle Driveのファイルを共有した場合、チャネル上のメンバーに自動的にファイルの閲覧・編集権限が与えられるようになる。Google側で事前に権限を設定する手間をSlackが肩代わりしてくれる。

また、共有されたファイルのより詳細なプレビューをSlack上で確認できるようになる。さらには、Google Drive Slackと呼ばれる専用botが、ドキュメントへの編集や変更があった旨をSlackに(従来のGmailではなく)通知してくれる。さらに、botのメッセージスレッドにあるボタンを使って変更を承認・却下などもできる。

Microsoftがビジネスチャットとしての競合製品「Teams」をリリースすることを受けて、11月頭にSlackはニューヨーク・タイムズに丸々1ページを使った広告を打った。Slackが、Microsoft オフィス製品の無料の代替えであるGoogle Driveとの連携を強化することは、当然の成り行きだと言える。

via. The Verge

右肩上がりで成長中のSlack、DAUは400万を突破し有料ユーザーは125万に

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チームコミュニケーションアプリのSlackは本日、デイリーアクティブユーザー(DAU)が400万以上に達したこと、今年の5月の300万強から成長していることを発表した。(編集部注:原文掲載10月20日) さらに、Slackの有料ユーザーは125万であるという。5月時点での有料ユーザー数は93万だった。 本日、Slackは600万のアプリを導入したことも発表した(600万目のアプリはタスク管理アプリ…

Above: Slack pillows on display during a company event. Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat
上: Slackのクッション。会社イベントにて。
Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat
チームコミュニケーションアプリのSlackは本日、デイリーアクティブユーザー(DAU)が400万以上に達したこと、今年の5月の300万強から成長していることを発表した。(編集部注:原文掲載10月20日)

さらに、Slackの有料ユーザーは125万であるという。5月時点での有料ユーザー数は93万だった。

本日、Slackは600万のアプリを導入したことも発表した(600万目のアプリはタスク管理アプリのTrelloだ)。無料プランでは、各チームは10個までの無料アプリまたは統合サービスを利用することができる。

Slack DAU Image Credit: Slack
Slack DAU
Image Credit: Slack
2014年2月にローンチして以来、Slackの成長度合いはまさに「ホッケースティック型成長」を示している。Googleを含め、多くのサードパーティーのソフトウェア販売者が自分たちのツールをSlack対応にし、Salesforceが所有するQuipなどのクラウドサービスはSlackのような機能を取り入れ始めている。

「Slackプラットフォームにおける継続的な勢いは、ビジネスソフトウェアにおいて私たちの役割が拡大していることを示す重要なサインです」Slackはブログ投稿でこのように語った。

サンフランシスコに拠点を持つSlackは現在、650名の社員をもつ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

個人やチャネルに対してワンタップで通話を開始できる音声通話「Slack Call」が正式リリース

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<Pick Up> Slack introduces voice calling: it’s like a telephone, only for the internet 今年の3月頭に試験運用を開始すると言われていたSlackの音声通話機能。それが、昨日正式にリリースされたようです。 特定の相手とプライベートのコールをすることもできるし、チャネルに対してコールをかけるこ…

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<Pick Up> Slack introduces voice calling: it’s like a telephone, only for the internet

今年の3月頭に試験運用を開始すると言われていたSlackの音声通話機能。それが、昨日正式にリリースされたようです。

特定の相手とプライベートのコールをすることもできるし、チャネルに対してコールをかけることも。後者の場合は、そのチャネルを開くと誰にもコールのステータスが表示されてワンクリックで参加することができます。

Slackでテキストでやり取りしていたけれど、もどかしくなって電話で話すことになることも少なくないはず。画面上部に表示される電話アイコンをクリックするだけで音声通話ができるため、アプリを行ったり来たりする手間が省かれます。

Slack Callは、Web、デスクトップ、モバイルのどこからでも活用することができるとのことです。

電話アイコンをクリックするだけ
電話アイコンをクリックするだけ

 

Slackのデイリーアクティブユーザーが300万人突破、有料課金は93万件に

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Slackはそのチームコミュニケーションアプリのデイリーアクティブユーザーが300万人(ウィークデイ)以上と、継続的成長傾向にあることを発表した。これはちょうど6カ月前から100万人上乗せしている数値となっている。更に同社は93万件の有料ユーザーを抱えていると付け加えている。これは2月から31%の増加であり、前回報告時には67万5000件だった。 このニュースに併せて、Slackは以前、Sales…

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Slackはそのチームコミュニケーションアプリのデイリーアクティブユーザーが300万人(ウィークデイ)以上と、継続的成長傾向にあることを発表した。これはちょうど6カ月前から100万人上乗せしている数値となっている。更に同社は93万件の有料ユーザーを抱えていると付け加えている。これは2月から31%の増加であり、前回報告時には67万5000件だった。

このニュースに併せて、Slackは以前、Salesforceでアジア・パシフィックでセールスのシニア・バイスプレジデントを務めていたRobert Frati氏を同社のセールス・バイスプレジデントとして迎え入れたことも発表している。このことは同社がフォーチュン100社の内、77社が同サービスを利用していると謳っていることもあって、注目べき点でもある。

企業との取り組みに実力のある人材を加えることは、スタートアップたちやその他のコラボレーション環境に加えて、より多くのビジネス現場での地位を向上をもたらすことにも繋がるだろう。さらにFrati氏はアジアパシフィック地域でのスペシャリストでもあるので、おそらく、彼は世界でのこのエリアにおける企業とのより多くのパートナーシップを獲得することができるのではないだろうか?

Slackは実際、ここ1年で半年毎に100万人以上のデイリーアクティブユーザーを上野せ続けるという、急激な成長を遂げてきた。今日300万人という数字に到達する前、昨年の6月に100万人のデイリーアクティブユーザーをカウントし、その後の12月にはそれを倍増させているのだ。

また同社は200万人以上のユーザーがSlackのコミュニケーションアプリに「simultaneously」状態で繋がり続けていることも同時に伝えている。これはいかなる与えられた瞬間であってもそのユーザーのほとんどがこのプラットフォームに向き合っている状態のことを指している。

公式には利用者が増え続けている理由は明かされてきていないが、Slackが作った新たな統合および開発環境はひとつの可能性になりうる。ここでは「ボット」に焦点が当てられたサードパーティアプリを容易に統合することが可能になっている。あるいは同社が発表したこの楽しげなコマーシャルも要因かもしれない。

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【原文】

 

Slack がメッセージのスレッド表示を導入予定、過去のやりとりの可視化に取り組む

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<ピックアップ>Mossberg: Slack beats email, but still needs to get better 急成長中のチームコミュニケーションアプリ Slack。とはいえ「あったらいいのに!」という機能もまだまだ多い。ユーザーのさまざまな要望に応えるべく、Slackもいくつかの新機能の導入を検討中のようだ。 The VergeやRe/codeで執筆するベテランテックジャー…

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<ピックアップ>Mossberg: Slack beats email, but still needs to get better

急成長中のチームコミュニケーションアプリ Slack。とはいえ「あったらいいのに!」という機能もまだまだ多い。ユーザーのさまざまな要望に応えるべく、Slackもいくつかの新機能の導入を検討中のようだ。

The VergeやRe/codeで執筆するベテランテックジャーナリストのWalt Mossberg氏が最近SlackのCEO、Steward Butterfield氏にインタビューしたところ、今後の新機能の計画が一部明らかになった。

The Verge や Re/code を運営する Vox MediaもSlackを愛用中であり、Mossberg氏自身もSlackを日々活用している。Slackは「スピーディーで透明性があり、ブレストにも最適」という一方で、改善できる部分も多いと指摘する。

Mossberg氏と仲間の同僚が望む機能としてもっとも多く挙がったのが、メッセージのスレッド形式表示。さまざまなトピックが飛び交う中で、あるトピックの会話の履歴が埋没していき、過去のやり取りは見えにくくなってしまう。スレッド形式で表示されれば、特定のトピックに関する会話が追いやすいのに、と指摘する。

これに対して、Butterfield氏は「これまで数か月ほど、会社内でスレッド形式を使ってきました。スピーディーで自由な議論を損なわずに、無秩序な状態をなくすためのソリューションを見つけるべく、さまざまなベータ版を試してきました」という。そして、できれば次の四半期にはスレッド形式の導入をしたいとのこと。

オープンさと秩序のバランスをいかにとるか

堅苦しくなりがちな社内コミュニケーションに、楽しさや速さ、オープンさをもたらしたのがSlackの魅力であるが、一方でユーザーが増えて、Slack内のコミュニケーションが増えるほどにカオスになるというジレンマも抱える。

実際、Slackによれば初期は利用者の7割がパブリックチャネルを利用していたそうだが、今では7割がプライベートチャネルかダイレクトメッセージを使っているとのことで、「新たな問題を生んでしまいました。ユーザーが過剰な情報を受け取っていると感じています」とButterfield氏もその課題を認めている。

スレッド形式のほかに期待されているのは検索機能の改良。数ヶ月前の会話が見つけられないという声が上がる中で、Slackはより詳細な検索ができる機能と人工知能機能に取り組むための拠点を最近オープンしており、Googleのような検索候補機能も提供できるようにしたいとコメントしている。

期待される機能や改善点も多いSlackだが、嬉しい悲鳴というところかもしれない。

2014年2月にパブリックローンチをしたときのユーザーは1万7000だったが、今月デイリーアクティブユーザーは270万に到達。今月はじめには2億ドルという大型調達も発表している。今後の大きな進化が期待できそうだ。

関係記事:
Slackが公式に38億ドル(約4300億円)評価で2億ドルを調達したことを認める
バターフィールド氏が語る「Slack成功の秘訣」とは
2周年のSlack、230万人が毎日利用し、課金ユーザーは67万5000件、アプリディレクトリは280件に
Slack が「検索・学習・知能グループ」をニューヨークに新設、元 Foursquare エグゼクティブを登用

via The Verge

Slackの音声コールがAndroidとiOSに対応、いつも使ってるチャットからコールができて大変便利

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<ピックアップ> Slack beta update brings mobile calling to iOS and Android users Slackのチーム向け音声コールができるようになったということで試してみました。この機能はデスクトップには先月あたりから提供されていたものでしたが、この度、モバイル版(AndroidとiOS、私はiOSでテストして使えることを確認)でも利用…

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<ピックアップ> Slack beta update brings mobile calling to iOS and Android users

Slackのチーム向け音声コールができるようになったということで試してみました。この機能はデスクトップには先月あたりから提供されていたものでしたが、この度、モバイル版(AndroidとiOS、私はiOSでテストして使えることを確認)でも利用可能になったそうです。

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まず、チームの設定が必要で画面の通り(スクリーンショットはiPadのもの)チーム設定からCallsを許可するだけです。あとは、個人ユーザーアカウントの名前の横にある「▼」からCallを選んで呼び出すと音声会話ができるようになります。

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実際にコールしてみた感じだと特に問題はありませんでした。非常にクリア。

ビデオがない分、SkypeやHangout等に比較して見劣りしますが、何よりいつも使ってるSlackでそのままコールできる恩恵は計り知れず、もうこれでいちいちSlackで「Skype立ち上げてもらってもいい?」と聞く必要がありません。便利。

via The Next Web

 

Slackが公式に38億ドル(約4300億円)評価で2億ドルを調達したことを認める

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Slackは本日(編集部注:原文掲載日時は4月1日)、投資後評価額(ポストマネー・バリュエーション)38億ドル(約4300億円)で2億ドルの資金調達を実施したと発表した。同社広報はこれで5億4000万ドルを調達したことになるとVentureBeatにメールで回答している。 Thrive Capitalが同ラウンドをリードし、Comcast Ventures、Accel Partners、GGV, …

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サンフランシスコのSlack本社にて:Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat

Slackは本日(編集部注:原文掲載日時は4月1日)、投資後評価額(ポストマネー・バリュエーション)38億ドル(約4300億円)で2億ドルの資金調達を実施したと発表した。同社広報はこれで5億4000万ドルを調達したことになるとVentureBeatにメールで回答している。

Thrive Capitalが同ラウンドをリードし、Comcast Ventures、Accel Partners、GGV, Index Ventures、Social Capital、Spark Growth他がこのラウンドに参加している。

ここ数週間に渡ってこのSlackの新たな資金調達については幾つかの報道がなされていた。しかし、これで公式に発表されたことになる。

Slackの最後の資金調達は約1年前になる。ーー28億ドル評価のラウンドで1億6000万ドルを調達した。

サンフランシスコ拠点のSlackは現在、270万人のデイリー・アクティブ・ユーザー(先月の230万人から増加)、80万人の有料ユーザー、そして430人の従業員を抱えている。顧客にはCenturyLinkやCBS、ダウ・ジョーンズ、the Federal Aviation Administration、ハーバード大学、Samsung、そして米国務省などがある。

今年1月にSlackはサーチ・ラーニング&インテリジェンスグループを設置した。2014年に設立されたスタートアップである一方、ウィンドウ下のテキストボックスにコマンドを打ち込むことで利用方法できる、多くのチャットボット形式の統合環境のためにプラットフォームの強化を続けている。Slack上で動くボットを開発するためのオープンソースフレームワーク「BotKit」をSlackはサポートしている。

今週はじめ、MicrosoftがBot Frameworkでボット市場に突如やってくることになった。これはボット構築用のソフトウェア開発キット(SDK)で、Skypeサービスで使えるボットのためのものとなる。

Slackの競合はMicrosoftのYammerやVMwareのSocialcast、AtlassianのHipChatなどがある。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

Slack、僕は君と別れようと思う【寄稿】

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Samuel Hulickさんによる寄稿記事です。オレゴン州ポートランドに住むUXデザイナー。新しいプロダクトにユーザーを迎え入れ定着して利用してもらうプロセス「User Onboarding」への関心が高く、専用のWebサイトを運営しています。Twitter アカウントは、@SamuelHulick。本記事は、Mediumへの投稿記事を許可を得て翻訳したものです。元の英語記事もどうぞ。 「過去、…

Samuel-HulickSamuel Hulickさんによる寄稿記事です。オレゴン州ポートランドに住むUXデザイナー。新しいプロダクトにユーザーを迎え入れ定着して利用してもらうプロセス「User Onboarding」への関心が高く、専用のWebサイトを運営しています。Twitter アカウントは、@SamuelHulick。本記事は、Mediumへの投稿記事を許可を得て翻訳したものです。元の英語記事もどうぞ。


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「過去、革命が暴政の重荷を軽減したことはない。それはただ重荷をまた別の肩の上に移したに過ぎない。」 — George Bernard Shaw

やあ、Slackこれは決して簡単ではないけれど、僕たちにとってベストな選択だと思う。

君も僕も承知の通り、最初のうちはすごく上手くいっていた。僕の溢れかえったメール受信箱と、君のそのEメールを置き換えるという(すごくセクシーな)野望と。

ただ、結局、僕たちの相性が良いのかどうかわからなくなってしまった。もはや、君との関係が、そもそもそこにあった根本的な課題を解決していたのかどうかすらわからない。

誰もが知っている。僕とEメールは解決を必要とする課題を抱えた、これじた関係であったことを。未知の世界への陽気な探索として始まったEメールは、あっという間に誰もの期待を超える速さでスケールしていった。そして気がつけば、Eメールと僕は婚約の約束を交わしているだけでなく、ミニバンまで購入し、田舎にあるこじんまりした家に引っ越していた。

関係を急ぎすぎただろうか?きっとそうだろう。もし、ここまでおおごとになると最初からわかっていたなら、きっと僕とEメールはやり方を変えただろう。とはいえ、約束は約束だ。それに、僕たちは自分たちでつくったルーチンに落ち着いくことができていた。

とそんな時、まるで映画「マディソン郡の橋」のクリント・イーストウッドのように、君は僕の人生に突如現れた。そのクオリティー!その色使い!まるでバラの花びらのように君は期待と約束に満ち、セックスアピールも兼ね備えていた。そして、僕のニーズに対して超敏感に反応してくれた。

じきに、君と僕は毎日メッセージをやりとりするようになった。あっという間に、君を使わずにいた頃を想像することが難しくなっていった。

そしてそうなった時だった。僕たちの関係がほころび始めたのは。

なぜなら、君は間違いなく、これまでに僕がベットを共にした中でも最も充実したソフトウェアの一つではあるものの、僕にとってオンリーワンかどうかがわからないから。そして、日に日に、君は僕にそれを求めるようになってきているように感じられる。

Slack、君は僕に多くの時間を求めすぎている

ハネムーン気分で盛り上がっている時は見過ごしていたかもしれないが、君がEメールをほろぼすと豪語していた時、僕は君がてっきりEメールの課題を解決しようとしているのだと思った。Eメールというプラットフォームそのものではなく。

僕が日々受け取る豪雨のようなメッセージ、アラート、通知から解放してくれる何かを提供してくれるんだと思っていた。「僕+Slack= より少量の妨げによって高まる生産性」という方程式を思い描いていた。でも、実際の所は、その真逆であることに気がついてしまった。

完全に真逆だ。

君が僕の人生にいることで、僕はかつてないほど大量のメッセージを受け取ることになった。そして、君とこんなに濃く繋がることができて嬉しいと同時に、それは僕の生産性に大打撃を与えている。

あらゆる関係において、境界線を設けることが僕自身の責任であることはわかっている。すべてのソフトウェア製品は、人間の傾向に関する独自のバイアスに基づいて作られている。そして、君のそれが、「時々のぞく」ではなく「常にON」に傾くものであることは議論の余地がないだろう。

「常にON」の傾向は、際限なく継続されるフィードバックループになっている:みんながそこでつるめばつるむほど、もっと多くの会話がされる。もっと会話が増えれば、人はより参加することを求められる。泡を立てて、流して、それを繰り返すことになる。

この点は、そもそもメッセージをする価値があるかどうかの境界線をぐんと下げてしまう。Eメールにも、遠隔地に住む家族からその“FWD: FWD: CC: FWD 必読!”などと冗談めいたメールが来るといった欠点があったものの、 今に比べれば、どれだけ平穏な時代だったことか。君が僕の生活にもたらした、猫のgifやら、ボットのフィードやら、絵文字の山に比べれば。

君の毎週のサマリー(君が僕らの関係についてリマインドしてくれる例の)ですら、メッセージの量は大量だ。そもそも、僕と君の関係はシンプルな、その反対を意味するものだと思っていた。

オフィスの冷水機が設置されている場所でつるむのが楽しいからといって、そこで仕事をしたいわけではない。

むしろ、その逆だ。

もっと言えば、仕事をきちんと終えるこという観点では特に。

君は僕の集中力を何千という小さなかけらに砕いてしまう

Eメールは(君の勇敢な努力の甲斐むなしく、これは今も変わらない)、他人によってコントロールされた、To-Do リストの扱いやすい消化ホースのようなものだと言える。その利点の一つは、すべてが一箇所にまとまっているということだ。

でも、君といったら、複数のタスクに追いつくために、僕は複数のチームにおける、複数のチャネルにまたぐ、複数の会話を追わなければいけない。それを達成するには、映画「ターミネーター」に登場するコンピューター Skynet のような存在が必要で、僕はまったくもってついていけない。

君との関係で、消化ホースは、いくつもの頭を持ったメデューサのような怪物へと化してしまった。

ありとあらゆるものがあちこちに散財し、それを追うために伴う精神的な重荷はどこまでもリアルだ。Linda Stoneは、これを永続的で表面的な「恒常的関心分散症候群」と呼んでいる。これによって、すべての会話スレッドがデフォルトでゆるいものになる。

現実世界でこれが起きても、大したことはない。そこで繰り広げられる会話には、ニュアンスや実体、そしてコンテキスト(文脈)がある。でも君の場合、すべてが同じ重量で扱われるため、すべてのチャットのすべてのタブを維持する必要に迫られ、議題のそもそもの重要性が問われなくなってしまう。

ゆるいスレッドと言えば、

君は実のところ、会話することを難しくしてしまっている

僕たちが出会う前、僕は他者とのデジタルコミュニケーションを主に2つの方法で行っていた。

  1. リアルタイム
    僕が使うデジタルプラットフォームは本質的にはリアルタイム(電話、Skype、IRC、Google Hangtoutsなど)だった。参加する場合は、多かれ少なかれ全員が注意を傾け、会話にリアルタイムに参加する。
  2. 非同時性
    本質的に非同時な(Eメール、留守番電話、iMessage、TwitterのDMなど)のプラットフォームも存在した。瞬時の反応が期待されず、各自が自分のタイムフレームの中で適切なフィードバックを返すことが求められた。

そして、君が現れた。そして、その完全にリアルタイムでもない、でも完全に非同時でもないコミュニケーションのるつぼでもって、人々の世界を揺るがした。君は、リアルタイムと非同時のちょうど中間にある存在だ:

「非同時っぽい」とでも言おうか。

最初聞いた時は、素晴らしいアイディアだと思った。両方の世界の良いとこ取りじゃないか!と。僕は好きな時に誰かにメッセージをして、相手もおしゃべりをしたい気分なら、その場で会話が始まって、異なるプラットフォームを行き来する必要もない。

でも、君のことを深く知るにつれて、君の「非同時っぽい」側面は、僕の最初の印象ほど素晴らしいものではないことを知らされた。それは、全員が半分焼けたケーキのような、中途半端な会話をすることに繋がっている。スロードリップされる会話から、また同じような別の会話へと流れ、正式に「退出」することは永遠にない。なんたって、非同時なのだから!

その結果、すでに別の会話へと移ってしまったかもしれない人の反応を無駄に待つことになる。君は、相手が同じチャネル上に止まっているかどうかを教えてくれないため、状況は悪化するばかり。せめて、ステータスのドットをぼやかすなどして、相手がまだそこにいるかを教えてくれてもいいだろうに。

彼らは5秒以内に返事をするのか?それとも5時間かかるのか?誰にも知る由はない。まるで地獄のようなComcastのサポートチャット担当者に捕まるようなものだ。相手の様子から、彼らがいくつもの会話を同時にこなしていることが感じ取れる。ただ違うのは、君との場合、僕はそれを1日中続けなければいけず、相手は全員僕が知っている人たちだという点だ。

また、まるで会話のスイス・アーミー・ナイフのような君を退出し、リアルタイムに会話をすることが困難になる。それはみんながけだるく思う「会議を設定する」感覚に似すぎているからーーSlack上でゆるくやっていけるのだから、なぜSlackを去る必要がある?

その話題で言うなら…

君は僕の仕事時間をひとつの長編会議にしてしまう

君と僕は、会議が最悪なものだという点では合意できていると思う。そして、表面的には、君はその回数を圧倒的に減らしているように見える。ちょっと振り返っただけでも、君のおかげで長くて飽き飽きするような会議を免れたことが幾度もあったはずだ。これについては、君にお礼を言いたい。

でも、何を代償にそれを手に入れているのだろう?と問わずにいられない。非同時な環境で行うビジネスは、結局のところ、毎分毎秒を会話の機会に変えてしまい、本質上、仕事をしている1日中を会議っぽくしているのではないか。

毎週、毎日続くオールデイ会議は、君が僕を救ってくれた会議の数よりも圧倒的に多い。

また、非同時のビジネスには地味な副作用がある。それは、意思決定のプロセスにまつわるものだ。Eメールを使って仕事が完了した時、反応するまでに1時間〜2時間のバッファがあることが想定されている。でも、君の場合、人はいつでも他者を召集し、意思決定をすることができる。

これは会社の方針の決定を加速化させる意味では素晴らしいことだが、同時に、全員に今を維持、または今以上にSlackのプレゼンスを上げるプレッシャーをかけることになる。どの会話で、いつ何が意思決定されるのかわからないため、人はできるだけ多くの会話に参加することが求められる。

もっとひどいことに、時間を持て余している人間ほど、Slackにアクティブに参加できる。それによって、一番コミットもエンゲージもしないメンバーが、Slack上のディスカッションベースの大半を象徴することになる。一方、真面目に自分の本来の仕事に集中しているメンバーは、その場にいなかったがために有罪を宣告されてしまう。

君は日に日に、関心や注意力のブラックホールと化している。あらゆる会話やアクティビティーをすべてその強力な重力で吸い込んでしまう。

ブラックホールと言えば・・・

最後に、君は所有力が強い傾向がある

単刀直入に言おう。Slack、映画「Brokeback Mountain」のJake Gyllenhaalのように、僕は君を卒業する方法を知りたいと思う。

君との関係がちょっと重くなり始めたと感じた頃、僕は数日間の休みをとることにした。Eメールを使っていた頃なら、まったく問題なかった。休み中の自動返信メールを設定しておけば、あとは休暇に出かけるだけで済んだ。

でも君との場合、この関係を緩やかにする唯一の方法は、数時間の「Do Not Disturb」モードしかないようだ。ソーシャルデジタル時代のテルマ&ルイーズのように、僕らが手に手をとって崖を飛び降りないことを約束するセーフティネットは存在しないようだ。

僕は、だいたい10個のSlackチームに所属している。僕がオンラインであろうとなかろうと、直接またはオープンなチャネルで僕にメッセージが届く。そのため、会話を滞らせないように、常時そこを見ているべきだという暗黙の期待値が生まれる。それは、僕が君からサインアウトしていたとしても変わらない。

大切に思う人たちのことを、宙ぶらりんの状態にしておきたいとは思わない。でも、Slackのネイティブ機能に、「しばらく退席する」「他の手段で連絡してほしい」といったことが伝えられる手段は用意されていない。

これは、君の所有欲の高さを表していると思う。それが意図的であるかどうかは別にして。君を連れていくことなく、どうやって休みに出ればいい?もし、僕が病院に入院するようなことがあったら、君は僕をどう助けてくれる?

良かれ悪しかれ、一瞬にして、君は新米から超新星の座へと上り詰めた。まだ2年しか経っていないにも関わらず、世間は君がなかった頃のことが想像つかないかのように振舞っている。

君は、僕のソーシャルな生地の中に完全に編み込まれてしまった。君が僕の友達、同僚、そして僕自身にどんな影響を及ぼしているのか心配になってきた。

もし、君が本当に僕のことを応援してくれているなら、君は君がいないの外の人生を僕に楽しませてくれるだろう。それを実現することを後押しさえしてくれるはずだ。君との関係が必要だと感じた時に、僕が戻ってくることを信じて。昔から言われているように、愛しているからこそ手離すことが必要だと思う。

悪いけれど、僕には自分のスペースが必要だ

君は、僕がコミットメントを恐れていると言うかもしれない。でも、僕はただ、僕の時間や関心をどんどん拘束する関係には興味がないんだ。そして、人とのやりとりの全てを君を通して行わなければいけないのも納得がいかない。

ここ数日の間、僕は君を使うことを完全に止めた。正直なところ、ソーシャルな側面で君から離れることの難しさを実感すると共に、生産性という意味ではすごく効果を実感している。

これは、決して簡単なことではない。だって、僕は君のことがすごく好きだから。デザイナーとして、僕は君を中身と外見ともにすごく魅力的に感じる。君のユーザーの迎え入れ方はピカイチだと思う。君のコピーライティングはさらに優れている。

デザインの品質は問題じゃない:君は自分がサポートするためにある人間の傾向を踏まえた上で、非常に良くデザインされている。単純に、今の僕は、その傾向とやらをこれ以上求めていないんだ。君を使うために必要なソーシャルな習慣が、君の技術的な進歩にまったく追いついていないように思う。

もし、僕たちがよりを戻すとするなら、上記の問題にデザインのアプローチから対応してもらいたい。DNDモードもいいが、デザインが人の関心や時間を無駄にしない方法はいくつもあるはずだと思う。インタフェースの範囲でも、それを越えてでも。

その他にも、例えば、Slack上にいない人についてはステータス表示をぼかすとか、休暇に入った人には自動返信がされるような機能が欲しい。加えて、僕が君にどれだけの時間を使っているかを可視化し、それがどれだけ効率的だったのかも知りたい。「成すべきことをやりやすくし、不要なことをやりづらくする」というユーザーエクスペリエンスの格言を追求してほしい。

君の倫理によって、そして君のユーザーエクスペリエンスへのコミットメント、さらにはその才能あふれる組織によって、君たちほど、僕たちの世界のコミュニケーションをより良く、より分別のあるものにできる存在は他にいないのだから。

その間、いつでも僕にメールやTwitterで連絡してほしい。

(翻訳:三橋ゆか里)

バターフィールド氏が語る「Slack成功の秘訣」とは

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<ピックアップ> The CEO of $2.8 billion Slack says it has one big advantage over Facebook or LinkedIn デイリーアクティブユーザーが230万人突破、サービス開始2年で急成長中のコミュニケーションツールと言えばご存知Slackですが、その成功の秘訣について創業者兼CEOのステュワート・バターフィールド氏…

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<ピックアップ> The CEO of $2.8 billion Slack says it has one big advantage over Facebook or LinkedIn

デイリーアクティブユーザーが230万人突破、サービス開始2年で急成長中のコミュニケーションツールと言えばご存知Slackですが、その成功の秘訣について創業者兼CEOのステュワート・バターフィールド氏が言及しているという記事がありました。彼がWall Street Journalのインタビューに対して答えたもので、こちらに引用させていただきます。

「You know when you tap the Slack icon, it’s all the people you work with and it’s only the people you work with,” (中略)”And that’s a big advantage. People forget that’s why they like it, to a certain extent.」(Slackのアイコンを叩くと、いつも一緒に働いてるみんながいるだろ?そこには自分と一緒に働いてる人たちだけしかいないんだ。それこそが一番のアドバンテージなのさ。みんなどうしてこいつが好きなのかその理由を忘れてるっぽいけどね)

会社やプロジェクトを単位とする新しいサイズ感のコミュニティ空間ってことですかね。

先日もある起業家さんとお話をした際、インターネットが大きくなりすぎて逆に窮屈な印象がある、という主旨のことを話していました。少し変わった発言をしたからといって一斉に叩き出すアレです。彼はfacebookもTwitterもある今だからこそ、もう少し人間の関係性を感じられる狭い範囲のインターネットを作るべき時に来たんじゃないかと。

Slackは確かにビジネスで使うツールですが、その昔に会社で使ったいわゆる「イントラネット」的な堅苦しさはありません。適度に外部に解放されていて、例えば私たちはTrelloと連携してタスク管理したりしてるんですが、そこには外部のサポートメンバーが入っていて、Trello経由でSlackにその状況が通知されたりします。

なんていうのですかね、味気ない会社の掲示板というよりは、有機的なコミュニティっていうイメージでしょうか。文字にするのが難しいですけど。

人間が許容できるコミュニティの範囲ってあると思うんです。Slackはシンプルなんだけど、その範囲をうまくコントロールできるというか、それぞれのプロジェクトやチームにあった形で作ることができる。バターフィールド氏がよくいう「ノイズ」が少ないことで、コミュニケーションすべき人との時間や情報が上手にフィルタされるんですよね。

一方でじゃあSlackだけで事足りるかというとやはり無理で、外部とのやりとりについてはFacebookのメッセンジャーやメールも使うし、やはりそこは使い分けが必要だったりします。

確かにチャットやビジネスコラボレーション系のツールは沢山ありますが、この「コミュニケーションの範囲」という視点でもう一度探してみると案外エアポケットのようなスペースを発見できるかもしれません。

via Business Insider