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システム開発やスタートアップスタジオ運営のSun*(サンアスタリスク)、東証マザーズ上場へ

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システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク)は26日、東京証券取引所への新規上場申請を実施し承認されたことを発表した。市場区分はマザーズで証券コードは4053。205万株を公募し、215万株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは63万株。主幹事は大和証券が務め、上場予定日は2020年7月31日。公募分を含めた総株数は420万株。想定公募価格の630円から算出した…

左から:取締役 梅田琢也氏、取締役 平井誠人氏、代表取締役 CEO 小林泰平氏、取締役 服部裕輔氏
Image credit: Sun*

システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク)は26日、東京証券取引所への新規上場申請を実施し承認されたことを発表した。市場区分はマザーズで証券コードは4053。205万株を公募し、215万株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは63万株。主幹事は大和証券が務め、上場予定日は2020年7月31日。公募分を含めた総株数は420万株。想定公募価格の630円から算出した評価額は約230億円(上場時発行済株式数×想定公募価格)。

価格の仮条件は2020年7月13日に決定し、ブックビルディング期間は7月14日から7月20日を通して実施される。最終的な公開価格決定日は7月21日。同社公開の有価証券届出書によれば、2019年12月決算の売上高は45億2,950万円で経常利益は4億8,619万円。2020年第1四半期連結累計期間の売上は14億734万円、経常利益は3億319万円だった。

主要株主は、平井誠人氏(取締役、34.37%)を筆頭に、服部裕輔氏(取締役、19.91%)、藤本一成氏(執行役員、13.05%)、糸井俊博氏(税理士・信託型 SO の受託者、8.23%)、小林泰平氏(代表取締役、7.70%)のほか、これまでに調達を発表した農林中金(5.55%)、ソニーネットワークコミュニケーションズ(0.55%)、Sony Innovation Fund by IGV(Innovation Growth Ventures、1.64%)、加賀電子(東証:8154、0.55%)、リバネスキャピタル(0.16%)、15th Rock Ventures(0.16%)などが名を連ねる。

Sun* の創業は2012年(創業時の名前はフランジア)。ベトナムをはじめとする東南アジア各国でのオフショア開発事業に加え、スタートアップスタジオ事業にも着手しており、一部、スタートアップへの投資も行っている(Flareテナンタなど)。最近では、リバネスと包括提携し、東南アジアで「テックプランター」輩出スタートアップを事業開発支援することも発表していた。

昨年には、エンジニア育成事業を展開するグルーヴ・ギアを子会社化している。

Sun*(サンアスタリスク)、リバネスと包括提携——東南アジアで「テックプランター」輩出スタートアップを事業開発支援

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システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク)は1日、サイエンスコミュニケーションや投資を行うリバネスと包括事業提携を締結したことを明らかにした。Sun* は、昨年末から実施していた20億円に及ぶ事業会社各社からの資金調達の中で、リバネスの投資部門リバネスキャピタルから出資を受けたことを明らかにしている。 リバネスは、日本や東南アジア各国でリアルテック系シードアクセラ…

テックプランターのベトナムデモデイ(2019年6月開催)
Image credit: Leave A Nest

システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク)は1日、サイエンスコミュニケーションや投資を行うリバネスと包括事業提携を締結したことを明らかにした。Sun* は、昨年末から実施していた20億円に及ぶ事業会社各社からの資金調達の中で、リバネスの投資部門リバネスキャピタルから出資を受けたことを明らかにしている

リバネスは、日本や東南アジア各国でリアルテック系シードアクセラレーションプログラム「テックプランター(Tech Planter)」を展開しており、同じく東南アジアに事業拠点を持つ Sun* が協業することを明らかにしていた。Sun* 代表取締役 CEO の小林泰平氏によれば、テックプランター輩出スタートアップには研究開発や技術特化チームが多いため、Sun* は事業開発面で特に協力するとしている。

リバネスは2010年にシンガポールを、2013年にリバネスマレーシアに子会社をを設立。現在、東南アジア6カ国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム)で、テックプランターを展開している。これまでに参加した東南アジア各国のスタートアップは800社以上。Sun* は、このピッチイベントの事業審査などにも加わっている。

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システム開発やスタートアップスタジオ運営のSun*(サンアスタリスク)、初の外部調達ラウンドを約20億円でクローズ——ソニーらが参加

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システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク、旧称:フランジア)は、昨年開始した資金調達ラウンドをクローズしたことを明らかにした。同社は昨年12月、農林中央金庫から約10億円を調達したことを明らかにしており、事業会社などから追加資金を集め、最終的に約20億円を調達する意向を示していたが、それが予定通り完了した形だ。 今回、新たに当該ラウンドへの参加を表明した投資家は、…

左から:取締役 梅田琢也氏、取締役 平井誠人氏、代表取締役 CEO 小林泰平氏、取締役 服部裕輔氏
Image credit: Sun*

システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク、旧称:フランジア)は、昨年開始した資金調達ラウンドをクローズしたことを明らかにした。同社は昨年12月、農林中央金庫から約10億円を調達したことを明らかにしており、事業会社などから追加資金を集め、最終的に約20億円を調達する意向を示していたが、それが予定通り完了した形だ。

今回、新たに当該ラウンドへの参加を表明した投資家は、ソニーネットワークコミュニケーションズ、Sony Innovation Fund by IGV(Innovation Growth Ventures)、加賀電子(東証:8154)、リバネスキャピタル、15th Rock Ventures。なお、当該調達金額にはみずほ銀行、三井住友銀行、商工中金、きらぼし銀行、千葉銀行、武蔵野銀行からのデットファイナンスが含まれる。

  • ソニーネットワークコミュニケーションズと Sony Innovation Fund からの調達を受けて、Sun* はソニーグループが持つ要素技術を活用した将来有望となる新規事業やサービス開発で協業する。
  • 加賀電子とは、同社が持つエッジコンピューティングや IoT のコア技術を学び、ハードウェア企業である加賀電子とソフトウェアに強い Sun* でシナジーを模索する。
  • リバネスキャピタルとは、親会社のリバネスが持つリアルテックやバイオテックの知見と Sun* の持つソフトウェア開発力とのシナジー、また、リバネスが展開するリアルテック系シードアクセラレーションプログラム「Tech Planter」は東南アジアでも展開していることから、同じく東南アジアにシステム開発・エンジニア養成拠点を持つ Sun* が Tech Planter で発掘された技術の社会実装フェーズで、ソフトウェア面から協力する。
  • 「Human augmentation(人間拡張)」領域に特化するファンド 15th Rock Ventures は、「Spirete(スピリート)」というスタートアップスタジオを運営しており、スタートアップスタジオを運営する Sun* と事業連携で協力する。

Sun* では以前から、ハノイ工科大学、ベトナム国家大学ハノイ校、ダナン工科大学などと組んで学生の人材養成を行っている。人材が欲しい IT 企業にスポンサードしてもらう形で、学生は特別な授業料を必要とせず、即戦力になる最新の IT スキルを Sun* が提供する5年間にわたる講座を通じて習得することができるというものだ。最近では、インドネシアのガジャ・マダ大学、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)など東南アジア全域へと活動範囲を広げ、近い将来、南米でも同様のイニシアティブを展開するという。

Image credit: Sun*

同社ではスタートアップスタジオの事業を通じて、大企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。DX は、既存ビジネスのプロセスのデジタル化にフォーカスする「デジタイゼーション」と、企業そのものを長期的なデジタル化に対応させる「デジタライゼーション」に大別されるが、Sun*では特に後者のデジタライゼーションに注力し、スタートアップと大企業の垣根を超えた、新しいサービスや価値創造を行うとしている。

Sun* 創業者で CEO の小林泰平氏は、BRIDGE の取材に対し次のように語った。

課題解決よりも価値創造のビジネスに傾倒する。大企業と一緒になり、彼らに価値創造を提供できる会社は、世の中にそう多くはない。方法としては、エンタープライズ(大企業)がリーンスタートアップをやっていくようなイメージだ。

アジャイル的に開発を回す、というようなベンダーは他にもたくさんいるが、サービス開発を一貫してワンストップで提供できるところはあまりない。エンタープライズはそれができる会社を探している。

(クリックして拡大)
Image credit: Sun*

Sun* では今回調達した資金を原資として、スタートアップスタジオ事業を通じ、年内に数億円を15〜20社に出資する計画だ。

システム開発やスタートアップスタジオ運営のSun*(サンアスタリスク)、初となる外部資金調達で農林中金から約10億円を調達

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システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク、旧称:フランジア)は4日、直近のラウンドで農林中央金庫(以下、農林中金)から約10億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明だが、これまでブートストラップモードで運営されてきた Sun* にとっては初の外部資金調達となる。このラウンドはまだクローズしておらず、事業会社などから追加資金を集め、来年初頭と見られるラウンド…

左から:取締役 平井誠人氏、取締役 梅田琢也氏、
代表取締役 CEO 小林泰平氏、取締役 服部裕輔氏
Image credit: Sun Asterisk

システム開発やスタートアップスタジオを運営する Sun*(サンアスタリスク、旧称:フランジア)は4日、直近のラウンドで農林中央金庫(以下、農林中金)から約10億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明だが、これまでブートストラップモードで運営されてきた Sun* にとっては初の外部資金調達となる。このラウンドはまだクローズしておらず、事業会社などから追加資金を集め、来年初頭と見られるラウンドクローズの段階で調達総額は約20億円となる見込み。

Sun* の創業は2012年。若い頃にホームレスを経験、エンジニアを経て創業した個性豊かな小林泰平氏が CEO を務めることでも知られる。多くの企業がデジタルトランスフォーメーションを図ろうとするとき、そこには開発のみならず運営をする人材と技術が必要になるが、これらをまとめて提供することで、企業が元来の本業に集中し続けられる環境を提供することを社是に掲げている。

一般的に、システムインテグレータ(SI)にシステム開発を依頼する際にはワンショットで費用を支払うことが多いが、Sun* ではサブスクリプションに近い形での開発受託の仕組みをとっている。発注する企業側は予算を固定費に組み入れやすくなり、請け負う側の SI(Sun*)はある程度の追加開発や仕様変更、柔軟な運用支援などを提供しやすくなるメリットがある。システム開発の SaaS モデルという捉え方もできるだろう。

企業にとって、キャッシュの調達のバリエーションは増えてきたが、人と技術の調達は依然として難しい。人口オーナスの状態を迎える日本にとって、国内だけで解決を図るのも難しい。(中略)

ベトナムなど GAFA などがまだ入り込んでいない市場で、日本で働きたいと思ってくれている人材がいる状況は、まさにラストワンチャンス。このチャンスを逃したら次は無い。会社を大きくするには、このタイミングで外部調達するのが最善だと思った。(小林氏)

Sun* では以前から、ハノイ工科大学、ベトナム国家大学ハノイ校、ダナン工科大学などと組んで学生の人材養成を行っている。人材が欲しい IT 企業にスポンサードしてもらう形で、学生は特別な授業料を必要とせず、即戦力になる最新の IT スキルを Sun* が提供する5年間にわたる講座を通じて習得することができるというものだ。目下、ホーチミンシティの大学にも展開する準備中で、フィリピン、マレーシア、南米などの他大学からも Sun* と組みたいというオファーが届いているそうだ。

農林中金はこれまでに農業・林業などに関連するスタートアップに出資する事例はあったが、今回 Sun* が農林中金から調達したのは、国内最大規模の資金を運用しているファンドという位置づけのようだ。事実、農林中金は65兆円規模の資金を運用しており、「長期的に IPO に向けた道のりを支援してくれそうな相手を選んだ(小林氏)」とのことだった。今後、発表されるであろうシナジーが期待できそうな事業会社からの調達も、同じコンテキストでアプローチしていると推測できる。

先頃資金調達を発表したテナンタが、Sun* の運営するスタートアップスタジオから輩出されたことは記憶に新しい。Sun* ではスタートアップスタジオ事業を通じて、大企業が必ずしも得意としない、ユーザを観察し共感してもらえるポイントをモニタし、仮説から製品づくりにつなげるプロセスで知見を得て、さまざまな大企業に製品開発の支援サービスとして提供することも目指している。