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キャッシュレス先進国スウェーデンの「マネーフォワード」Tinkが560万ユーロ調達、日本でのPFMはまだ伸びる?

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ピックアップ:Tink, the European open banking platform, scores €56M in new funding ニュースサマリー:スウェーデン発のフィンテックスタートアップ「Tink」は6日、約560万ユーロを調達したと発表した。調達元は米国を中心に活動するInsight Vntures Partners、既存投資家のSustone、SEB、Nordea V…

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ピックアップTink, the European open banking platform, scores €56M in new funding

ニュースサマリー:スウェーデン発のフィンテックスタートアップ「Tink」は6日、約560万ユーロを調達したと発表した。調達元は米国を中心に活動するInsight Vntures Partners、既存投資家のSustone、SEB、Nordea Ventures、ABN AMRO Digital Impact Fundもこの投資ラウンドに参加している。

Tinkは2013年創業の、いわゆるPFM(Personal Financial Management:個人資産マネージメント)アプリを開発する企業。今回調達した資金でイギリス、オーストリア、ドイツ、ベルギー、スペインの計5つのマーケットに参入を計画している。

話題のポイント:オープンバンキングの動きにより、日本でもPFMが一般的になってきました。Tinkと限りなく似たサービスと言えばマネーフォワードやマネーツリーなどの事業者でしょう。キャッシュレスの過程で困ってしまう「カード等だと自分がいくら使っているのか分からない」に応えてくれるサービスというわけです。

さて、Tinkが本社を置くスウェーデンはフィンテック先進国、キャッシュレス化が他国と比べても進んでいる国家です。以下はスウェーデン国立銀行(The Riksbank)が2018年5月に公表した資料「Payment Patterns in Sweden 2018」における、同国での2014〜2018年の支払い手段の変遷です。

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Source: Payment Patterns in Sweden

キャッシュでの支払いは下降気味にあり、デビットカードまたスウェーデン独自の電子決済システムSwishの割合が増えています。一方、以下は経済産業省が公表している2015年時点でのキャッシュレス比率の状況です。先進各国における日本の出遅れ感がよくわかるグラフになっています。

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平成30年 経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」

日本でもPayPayやLinePayによってキャッシュレス化へ向かおうという動きは始まってますし、2020年開催予定の東京オリンピックへ向けて、外国人が決済しやすいための環境づくりをすることを発表しています

キャッシュレス化がまだまだこれからという状況は、逆に言えばPFMサービスの伸び率が高いマーケットであると考えることもできます。2020年へ向けて日本の支払い方法がどのように変わっていくのか、個人的にも注目しています。

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米国のテック大手が2018年に買収した、欧州スタートアップ13社

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過去数年間と同様、2018年にもテクノロジー業界で多数の大規模買収劇があった。テクノロジーを強化する手段を探すアメリカ企業にとっては、ヨーロッパが格好の調達先となっている。 ここからは、今年欧米間で行われた買収劇のいくつかを紹介しよう。 Spektral(デンマーク) 10月、Apple はデンマークのスタートアップ Spektral を買収したことを発表した。Spektral はコンピュータビジ…

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Image credit: Pixabay

過去数年間と同様、2018年にもテクノロジー業界で多数の大規模買収劇があった。テクノロジーを強化する手段を探すアメリカ企業にとっては、ヨーロッパが格好の調達先となっている。

ここからは、今年欧米間で行われた買収劇のいくつかを紹介しよう。

Spektral(デンマーク)

10月、Apple はデンマークのスタートアップ Spektral を買収したことを発表した。Spektral はコンピュータビジョンと機械学習テクノロジーを使って、リアルタイムで動画から人物の部分を切り抜くことができる。iPhone のカメラに組み込まれたら便利な機能である。しかし Apple 傘下で Spektral のテクノロジーがどのような変化を遂げるかはまだ未知数だ。

契約条件は公式には明らかにされていないが、地元紙 Børsen によると契約額は約3,000万米ドルになるという。

Shazam(イギリス)

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Shazam

この買収劇が実際に発表されたのは昨年のことである。Apple は4億米ドルの入札によって、ロンドンに拠点を置く音声認識プラットフォーム企業 Shazam を買収した。欧州委員会(EC)による独占禁止法の調査が行われた影響もあり、買収完了までには10か月を要した。EC は9月になって買収を進めることを認め、その数週間後には Apple が契約完了を正式に発表した。

Apple は Shazam をスタンドアロンのアプリとして維持し続けることを表明していたが、将来的には Apple 製品に Shazam のテクノロジーが緊密に連携されていく公算が高い。

Dialog Semiconductor(ドイツ)

これについては完全な買収ではないが、いずれにせよ注目に値するものである。Apple は6億米ドルの契約を結んで Dialog の電力管理チップ事業を部分的に買収した。これには Dialog のテクノロジーのライセンス、一部のヨーロッパオフィスの所有権、そして300人のエンジニアのオンボーディングが含まれる。

Apple が iPhone の電力管理チップを Dialog Semiconductor のものから他社のものにするという報道が出て1年以上経過してから、今回の契約のニュースが発表された。この噂により Dialog の株価は約40%も急落していた。

Platoon(イギリス)

今月、Apple がロンドンに拠点を置く Platoon を買収したというニュースが伝えられた。Platoon はミュージシャン向けのクリエイティブサービスを提供している。

Apple は Platoon に関する明確な計画を決めていないが、Platoon はレコード契約の締結やツアーのサポート、独自コンテンツの作成、関連市場へのマーケティングといったアーティストの育成を得意としている。言うまでもなく、Platoon と Apple Music の相性は抜群だ。

Bloomsbury AI(イギリス)

7月、Facebook はロンドンに拠点を置くスタートアップ Bloomsbury AI の買収計画を発表した。契約条件は発表されていないが、一部の報道によると契約額は最大で3,000万米ドルに達するという。

Bloomsbury AI の自然言語処理(NLP)とマシンリーディングテクノロジーでは、非構造化テキストと文書の構文を解析して質問に答えることができる。今回の契約は企業買収によって人材を獲得するだけにとどまらない。 Bloomsbury AI はコア製品の開発を中止して GitHub でオープンソースとして開発を行う道を選んでいる。

GraphicsFuzz(イギリス)

8月、Google はロンドンに拠点を置く GraphicsFuzz を買収したことを発表した。GraphicsFuzz はモバイル画像ベンチマークツールに特化したスタートアップである。

契約条件は発表されていないが、当時発表された Google の声明によると、契約の結果、GraphicsFuzz の3人から成るチームは Android のグラフィックチームに参加してドライバーテストテクノロジーを「Android のエコシステム」に統合するサポートを行う。

Ninja Theory(イギリス)

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Senua は青いタトゥーを除けば平凡なキャラクターだ
Image Credit: Ninja Theory

6月、Microsoft は5つのゲームスタジオを買収したことを発表したそのうちの1つがイギリスに拠点を置き『Hellblade』を開発した Ninja Theory である。

過去を振り返ってみても、Microsoft は限られた数の社内スタジオしか運営してきておらず、Xbox 限定のゲームの制作ができなかった。5つのスタジオを傘下に置くことで、この状況が打開される方向に向かう。

Playground Games(イギリス)

6月に行われた Microsoft によるもう1つの買収劇が、『Forza Horizon』を開発した Playground Games に関するものである。同社は買収を経て、Microsoft 傘下で『Forza Horizon 4』を PC と Xbox で限定リリースする役割を担った。

Blue Vision Labs(イギリス)

Blue Vision Labs

2019年に IPO を計画しているライドヘイリング企業 Lyft は10月、ロンドンに拠点を置く拡張現実(AR)スタートアップ Blue Vision Labs の買収計画を発表した

この買収により、Lyft は初めてイギリス内にオフィスを持つことになる。しかし、Lyft のコアサービスであるライドヘイリングをイギリス市場でローンチする動きに出るかは発表されていない。Blue Vision Labs は Lyft の自動運転向けレベル5(完全自動運転)部門の一部となり、買収によって Lyft の自動運転車への取り組みが強化される。

PlayCanvas(イギリス)

Snapchat を運営する Snap が、ロンドンに拠点を置く PlayCanvas を買収したというニュースが3月に飛び込んできた。PlayCanvas はウェブ向けのゲーミングエンジンを開発している。しかし、取引自体は昨年に行われていたようだ。

確認は取れていないものの、報道によると Snap は一部のゲーム機能を Snapchat アプリに実装する方法だけでなく、新たな3D 機能やバーチャルリアリティ(VR)機能を同社の看板アプリに実装する方法を探っているようだ。

iZettle(スウェーデン)

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iZettle

ヨーロッパの Square と呼ばれる iZettle は、突然目の前に現れた PayPal に22億米ドルで買収されるまで上場に向けた準備を行っていた。この買収は PayPal にとってこれまでで最高額となるものだ。

iZettle は複数のヨーロッパ市場に進出しているため、PayPal は今回の買収によって実店舗での支払いサービスで存在感を強化することになる。

買収自体は完了しているものの、イギリスの競争・市場庁である CMA は契約の調査を続けている。今後何らかの形で契約が取り消しになる可能性もあるため、今後の動向にも注目だ。

Interoute(イギリス)

2月、アメリカの通信会社でインターネットプロバイダーでもある GTT Communications は、ヨーロッパのファイバーネットワーク事業者である Interoute を23億米ドルで買収したことを発表した。

ロンドンに拠点を置く Interoute はすでにヨーロッパ最大級のファイバーネットワークを運営しており、その規模は7万キロ以上、29か国に及ぶ。つまり、今回の買収によって GTT は世界規模のネットワークを容易に拡大できるようになる。

DogBuddy(イギリス)

最も魅力的な業界というわけではないかもしれないが、世界のペット市場産業規模は数十億米ドルにも及ぶ。アメリカに拠点を置くドッグシッティングプラットフォーム企業 Rover は、今年1億5,500万米ドルを調達して国外への展開に打って出た。その一環としてヨーロッパの競合 DogBuddy を買収した

世界のペットフード消費額は700億米ドルを超えているが、その3分の2をアメリカとヨーロッパが占めており、大半は犬用ペットフードへの支出となっている

犬向けのビジネスは儲かるのである。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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Volvo初の商用自動運転トラック、鉱山で使用開始

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Volvo は、商用自動運転トラックに関する初めての取り組みを明らかにした。スウェーデンの自動車メーカーである同社は、ノルウェーの鉱業企業 Brønnøy Kalk と石灰岩の輸送で提携し、自動運転トラックが鉱山から近くの港まで5キロの道路やトンネルを走行することになった。 Volvo は近年、自動運転トラックの商用プロジェクトに向けたパイロット実験を多数実施している。ブラジルでは自動運転トラック…

Volvo は、商用自動運転トラックに関する初めての取り組みを明らかにした。スウェーデンの自動車メーカーである同社は、ノルウェーの鉱業企業 Brønnøy Kalk と石灰岩の輸送で提携し、自動運転トラックが鉱山から近くの港まで5キロの道路やトンネルを走行することになった。

Volvo は近年、自動運転トラックの商用プロジェクトに向けたパイロット実験を多数実施している。ブラジルでは自動運転トラックの走行実験を行い、サトウキビ農家の収穫増に協力しているほか、自動運転によるごみ収集トラックの実験も行なっている。早くも2016年にはスウェーデンにある地下鉱山で自動運転トラックの走行実験を行った。危険な条件下で効率性と安全性を共に高める手段として技術を実証する取り組みの一環として実施されたものだ。

商用化に向けて

しかしながら、今回初となる商業契約を結んだことは、Volvo の自動運転トラックのみならず、自動運転車をさらに広める動きとして意義深いものである。実際、自動運転車が一夜にして公道を走行することはない。この車は徐々に社会に馴染んでいく。さらなる発展に向けた基盤として、事前に定められた経路を使用するニッチなケースを繰り返していくのだ。

Volvo Trucks 自動運転ソリューション部門ディレクター Sasko Cuklev 氏は次のように話す。

自動運転のソリューションを導入できる段階に至ったのは嬉しいことです。事前に定められた経路上の狭い範囲を走行させることによって、最適なソリューションを引き出す方法が学べるだけでなく、特定の顧客ニーズに対応できるようになります。要は、新たなソリューションの開発に向けて協業し、生産性を高めつつ柔軟性と効率性を改善していく取り組みなのです。

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Volvo の自動運転トラックは5km のトンネルを通行する予定だ
Image Credit: Volvo Trucks
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近くの港にある粉砕機へ積み荷の石灰石を投入する Volvo の自動運転トラック

Volvo が鉱山にトラックを販売していない点も特筆に値する。販売しているものは輸送サービスである。 Volvo はトラックを保有し、Brønnøy Kalk は運搬される石灰岩をトンあたり価格で支払う。こうしたビジネスモデルを採用することで、Volvo は他社にも参加を呼びかけるのがはるかに容易になる。初期投資が最低限で済むからだ。

Brønnøy Kalk の鉱山管理ディレクターの Raymond Langfjord 氏は言う。

当社にとって、これは重要なステップです。この業界の競争は激しく、当社では長期的視点で効率性と生産性を高める手段を探っています。同時に、技術とデジタルのソリューションを最大限活用するという明確なビジョンを持っています。厳しい世界市場において、自動化を採用することで競争力が高められるでしょう。

Brønnøy Kalk の鉱山では6台の Volvo トラックを使用することになる。当初の試験では安全確保のため運転手がいたが、来年末までの完全操業時にはすべて自動化される予定。

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Volvo の自動運転トラック:ドライバーはどこに?

トラックが続々と

スウェーデンの Einride など、自動運転トラックの商用化に向けた初期段階に入る企業が増加している。この会社は最近、物流大手の DB Schenker と提携し、倉庫と現場を行き来する輸送に Einride の全電動トラック「T-pod」を使用することになった。この動きは最終的に、道路貨物輸送への利用拡大に向けた基盤になるとみられている。

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Einride:T-pod

様々なトラック関連技術では、多くの企業が相当の資金を調達している。 その多くは自動運転の活用に関するものだが、Volvo は最近「Vera」という電動自動運転トラックの新たなコンセプトを公開した

Volvo Trucks 社長の Claes Nilsson 氏はこのように話した。

世界の輸送ニーズは急速に変化しています。この業界で先頭を行く企業には、最新かつ進化したソリューションが求められています。当社の目標は、こうした需要に対応するため製品・サービスの開発をリードすることです。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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スウェーデンのVoi Technology、シリーズAラウンドで5,000万米ドルを調達——ヨーロッパで電動スクーターサービスを拡大へ

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成長中のスクーターシェアリング市場に最近参入した企業 Voi Technology は、シリーズ A ラウンドで5,000万米ドルを調達した。このラウンドは Balderton Capital がリードし、Vostok New Ventures、LocalGlobe、Raine Ventures のほか、Amazon の世界消費者担当 CEO の Jeff Wilke 氏、Tinder 共同設立者…

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Voi:電動スクーター

成長中のスクーターシェアリング市場に最近参入した企業 Voi Technology は、シリーズ A ラウンドで5,000万米ドルを調達した。このラウンドは Balderton Capital がリードし、Vostok New Ventures、LocalGlobe、Raine Ventures のほか、Amazon の世界消費者担当 CEO の Jeff Wilke 氏、Tinder 共同設立者の Justin Mateen 氏、King 共同設立者の Sebastian Knutsson 氏、Zillow の CEO である Spencer Rascoff 氏らエンジェル投資家も参加している。

今年8月のローンチ以降、Voi は地元ストックホルムと首都マドリッドを含むスペインの3都市で12万ユーザを獲得したという。同社は、今回の5,000万米ドルと数ヶ月前のシードラウンドで調達した300万米ドルを使用し、フランス、ドイツ、イタリア、ノルウェー、ポルトガル、ベネルクス地域を含むヨーロッパ中の複数の新規市場に拡大する計画だという。

禁止令

同社は幅広くサービスを展開するために「都市や地域社会との連携」を見据えているという。単に大量のスクーターをヨーロッパ中の街路に投入し、当局や市民の怒りを買うようなリスクは負わない。

Voi の CEO である Fredrik Hjelm 氏はこのように言及する。

スカンジナビアとヨーロッパの企業として、対話と透明性に基づいたアプローチをとっています。弊社では、都市の街路やインフラを使用する場合、関連する市からの完全な協力や支援なくしてビジネスは不可能だと強く考えています。

同社が挙げる1つの例としては、スウェーデンの国営駐車場会社 Stockholm Parkering との近い将来の試験的提携だ。この提携により、Voi の e スクーターは同社の駐車施設の内外に駐車することができるようになる。また、Voi が VentureBeat に語ったところによると、近々マドリッド市とデータ共有を開始するという。

Hjelm 氏は、現在 e スクーターサービスを禁じる法令のある都市での新規ローンチは延期したと付け加えた。

競合他社でローンチした会社もありましたが、24時間後には追い出されていました。

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Voi の e スクーター
Image Credit: Elliot Nyhlin

いくつかの都市では、確かに e スクーターのスタートアップに対し禁止令を出したり大幅な制限をかけたりしているが、VC のキャッシュは勢いを増す e スクーター業界にどんどん流れている。

サンタモニカを拠点とする Bird はここ1年半で4億1,500万米ドルを調達し、サンマテオを拠点とする Lime も似たような期間で4億6,700万米ドルを手に入れている。他にも、サンフランシスコの Spin は、先週(11月第3週)Ford が1億米ドルで取得したと報じられたが、その前に800万米ドルを調達しており、Uber は e スクーターへ進出する前にニューヨークの電動バイクスタートアップ Jump を買収している

e スクーターの熱狂は、もちろんヨーロッパにもすでに飛び火している。ベルリンを拠点とする Tier は最近2,800万米ドルを確保し、資金の豊富なアメリカのプレイヤーはヨーロッパの主要市場にすでに進出し始めている。最近、Lime などの企業がスカンジナビアに自社の e スクーターを導入した

仕組み

Voi のプラットフォームは、既存の e スクータースタートアップに似たモデルを採用している。ユーザは、AndroidiOS に Voi のモバイルアプリをダウンロードし、最も近くにある利用可能なスクーターを探して、スクーターの QR コードをスキャンして乗車を有効にする。

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Voi のモバイルアプリ

費用面では、顧客は乗車1回につき、スクーターを解錠するのに1ユーロ、さらに利用時間1分につき0.15ユーロを支払う。

Voi のモデルは他社と似ている一方、協力的なアプローチを望んでいる。つまり、地域社会の機嫌を損ねないよう最大限の努力をし、地域社会にとって有利となるよう計らうということだ。

Balderton のゼネラルパートナー、Lars Fjeldsoe-Nielsen 氏はこう付け加える。

Voi の設立チームは非常に優れており、競合他社に比べより素早くより効果的に遂行でき、より良い数字が得られることをすでに証明しています。しかし、さらに印象的だったのは、Fredrik 氏と Douglas 氏の協力的アプローチです。彼らはヨーロッパ、国、地域レベルで自治体と連携しています。これは、成功に向けて絶対に必要不可欠なことだと考えていますし、Voi はこれを達成するためにヨーロッパで最も優れた人材を採用しています。

 

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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スウェーデン発ポッドキャストプラットフォーム「Acast」が1,950万ドルを調達、米国市場拡大を目指す

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オーディオ・ポッドキャストのプラットフォーム「Acast」が1,950万ドルを調達した。Swedbank Robur のファンドである Ny Teknik や Microcap など、スウェーデンの投資家が出資をしている。 2014年にストックホルムで創業したポッドキャストプラットフォーム Acast は、クリエイター、リスナー、広告主をコンシューマ向けモバイルアプリとマーケター向けの最先端の広告…

Acastの iOS アプリ
Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat

オーディオ・ポッドキャストのプラットフォーム「Acastが1,950万ドルを調達した。Swedbank Robur のファンドである Ny Teknik や Microcap など、スウェーデンの投資家が出資をしている。

2014年にストックホルムで創業したポッドキャストプラットフォーム Acast は、クリエイター、リスナー、広告主をコンシューマ向けモバイルアプリとマーケター向けの最先端の広告ツールを通じて、つなぐことを目指している。

今回の調達以前に Acast は1,300万ドルを調達しており、今回の調達した資金を元に米国での成長を加速させ、同時に国外の他の市場に拡大していく計画だ。Acast のポッドキャストは、もちろん世界のどこででも聴くことができるが、今後 Acast はより一層、自国スウェーデンだけでなく担当の営業・コンテンツチームを置いて英国、米国、オーストラリアのリスナー、クリエイター、広告主をターゲットにしていく。

Acast は VentureBeat に対してリスナー数の詳細を明かしていないが、一つの漠然とした指標は提供してくれた。同社いわく、月間5,600万のリスナーがいるとのこと。最低でも1分は聴いているユーザーを指している。また、プラットフォーム上のクリエイター数は2,000名とのこと。

スウェーデンはオーディオに特化した数々のテックスタートアップを生み出していることで知られている。SoundCloud は2007年にスウェーデンで誕生したが、2名のファウンダーは早々にドイツへと本拠地を移している。SoundCloud は、Spotify のようなオンデマンドサブスクリプション・ストリーミング配信と競争していが、現在はコアのユーザーであるクリエイターへのサポートに失敗していると多くの批判をうけている。現在もスウェーデンに本拠地を置いている Spotify は、どんどん力を増し、近い将来に上場する準備を進めている。

最近の NiemanLab によるレポートによれば、米国人の24パーセントにあたる6,700万名が毎月ポッドキャストを聴いており、前年よりもその数は3パーセント上昇しているという。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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スマホ内蔵の単眼カメラだけで、ユーザの手の動きをVRの中に挿入できる「ManoMotion」がSDKを公開

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バーチャルリアリティ(仮想現実=VR)は、まるで別世界にいるような気分にさせてくれる。しかし、手を使ってみると、すぐにその錯覚は壊れる。ManoMotion は画像処理技術(computer vision)を使って、手やジェスチャーをアニメーションのシーンにリアルタイムで挿入できる、低コストな方法を開発した。 同社は今日(原文掲載日:6月1日)、開発者とユーザー向けに、VR、AR(拡張現実)、MR…

バーチャルリアリティ(仮想現実=VR)は、まるで別世界にいるような気分にさせてくれる。しかし、手を使ってみると、すぐにその錯覚は壊れる。ManoMotion は画像処理技術(computer vision)を使って、手やジェスチャーをアニメーションのシーンにリアルタイムで挿入できる、低コストな方法を開発した。

同社は今日(原文掲載日:6月1日)、開発者とユーザー向けに、VR、AR(拡張現実)、MR(複合現実)のアニメーションアプリにジェスチャーを組み込めるよう、ソフトウェア開発キット(SDK)を発表した。

スウェーデンのストックホルムを拠点とする ManoMotion の CEO Daniel Carlman 氏が、私にテクノロジーのデモを見せてくれた。彼のスマートフォンの単眼二次元カメラは彼の手の動きを検出し、ゲームエンジンの Unity で構築されたアニメーションにその動きを挿入することができた。このような効果は、多視点カメラ、深度カメラ、モーションキャプチャスタジオなどの他の技術でも実現できるが、これらの技術は高価であり、一方、ManoMotion は低予算で VR 上に「手の存在」を実現する。

Carlman 氏はインタビューの中で、次のように語った。

VR 空間の中に手を伸ばし、そこにあるオブジェクトを操作してほしい。これはより優れたユーザーインターフェースの足掛かりだ。VR には最終的に、音声・視線追跡・ジェスチャーのインターフェースが必要になると考えている。

深度を追跡したり、動的なジェスチャー(スワイプ、クリック、タップ、握る、放すなど)なども扱ったりすることができ、CPU・メモリ・バッテリーなどは省エネルギー設計だ。ジェスチャーを起こしてから、それが VR に反映されるまでのレイテンシーは10ミリ秒以下で、iPhone 6S の処理電力の30%程度しか必要としない。

競合と比べて見ると、Leap Motion の技術は 3D センサーを使っている。Oculus Rift や HTC Vive のような VR ヘッドセットでは、手にコントローラを握る必要があるので、指の動きを完全に捕捉することはできない。

何かを握っていたり、押していたりすれば、それを検知することができる。深度については、センチメートルレベルの精度がある。我々は、他の代替手段で必要になるコストの一部だけで、これを実現することができると考えている。(Carlman 氏)

これまで、ManoMotion は1対1で顧客と協業してきた。(今回リリースされた)新しい SDK により、はるかに多くの開発者が技術を使いこなせるようになるだろう。ManoMotion は SDK をフリーミアムモデルで提供しており、異なる顧客のニーズに合わせ複数の階層を用意している。

ManoMotion を使えば、VR / AR / MR 空間の中で自分の手を見たり、オブジェクトを移動したりすることができ、右手か左手でオブジェクトを操作することができる。また、指を広げている、ピンチしている、特定のオブジェクトを指しているかどうかを認識する。スワイプやクリックなどの動的なジェスチャも検出できる。つまり、指を使ってボタンを押したり、VR アプリでレバーを引いたりすることができる。ManoMotion は iOS と Android の両方をサポートしており、Unity 用のプラグインが付属している。

現在14人の従業員を擁する ManoMotion は、2015年の設立。本社はストックホルムにあり、カリフォルニア州パロアルトにオフィスを構える。こののチームは、最小の技術的要件のもと、正確な方法で手のジェスチャーを測定するという目標から事業を始めた。同社は、カリフォルニア州サンタクララで開催中の Augmented World Expo で SDK をリリースした。Carlman 氏は、最初のアプリがまもなく登場するだろうと話した。

ManoMotion はこれまでに200万ドルを調達している。共同創業者には Carlman 氏のほか、CTO の Shahrouz Yousefi 氏や、同社のアドバイザーで KTH Royal Institute of Technology(スウェーデン王立工科大学)の 教授 Haibo Li 氏らが名を連ねる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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スウェーデン発、遠隔操作もできる自動運転の電気トラック「T-pod」

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スウェーデンのある企業が本日(4月7日)、運転手のいらない電気トラックを市場に投入するという野心的な新プロジェクトを立ち上げた。有害排出物の削減を見込んでいる。 Einride は、単なるトラックではなく、未来的なスタイルを備えた T-pod という車両からなる「新しい輸送システム」を売り込んでいる。同社は T-pod がトラック産業全体を変え、「人類の持続可能性を向上させる」としている。 Ein…

スウェーデンのある企業が本日(4月7日)、運転手のいらない電気トラックを市場に投入するという野心的な新プロジェクトを立ち上げた。有害排出物の削減を見込んでいる。

Einride は、単なるトラックではなく、未来的なスタイルを備えた T-pod という車両からなる「新しい輸送システム」を売り込んでいる。同社は T-pod がトラック産業全体を変え、「人類の持続可能性を向上させる」としている。

Einride は大胆にも2020年までにスウェーデンで200台の T-pod を稼働させることを目標とし、すでに「パートナーとクライアント」との間で計画の60%にあたる契約を締結したと述べている。同社はスウェーデンのヨーテボリとヘルシンボリ間で最初のルートを発足させ、初期システムでは毎年200万枚以上のパレットを運ぶ予定。

各ポッドは長さが23フィート(7メートル)で、15枚の「標準」パレットを積載でき、最大積載量は20トン。ポッドは1回の充電で124マイル(約200km)走行可能。Einride は現在互換性のある充電ステーションを開発中だ。

動作原理

実は T-pod はハイブリッドな無人運転アプローチを採用している。高速道路では完全な自動運転だが、都市の主要道路に入った時点で遠隔操作に切り替わり、専用の「ドライバー」によって別の場所から制御される。基本的には、高速道路の走行中は1人のドライバーが複数のポッドを担当し、必要な場合にのみ遠隔操作で自動運転に介入する。一方でトラックが都市の道路を走行中の場合は、ポッドごとに1人のドライバーが担当する。

遠隔操作とはいえ T-pod を操作する人間が必要なため、車内で実際に運転するのと比べてどれだけ効率が良いかはまだはっきりとしない。しかし Einride は、期待できるメリットを次のように述べている。

Einride システムは環境に優しいだけでなく、交通の安全性の向上や新しい雇用の創出、顧客にコスト効率の高い輸送手段を提供します。T-pod は最も効率の良い選択肢です。トラック充電中にドライバーがその場にいる必要や、家族や友人から遠く離れて過ごす必要がなくなり、また、顧客の物流網全体がより柔軟になります。

同社はまた、VentureBeat に以下の CG イメージを明かしてくれた。このモックアップは T-pod 完成時の外観を表したものだ。

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(上)T-pod

注目すべきは、ポッド内部に人間が座るための物理的なスペースがない点である。完全に自動運転と遠隔操作を前提に設計されている。そして、Einride のコンセプトデザインによると、窓が一つもない。(自動運転車には必要ない?)

Einride の CEO である Robert Falck 氏は次のように述べている。

当社のビジョンは、良い影響をもたらすグローバルなサプライチェーンインフラを実現し、あらゆる人々の生活を向上させることです。単にカーボンニュートラルを達成するだけでは私たちの役割を果たしたとは言えません。むしろプラスになるような目標を設定し、設計プロセスを進めています。輸送業で働く人々の生活を改善しているか、交通事故を減らしているかなど、当社のシステムのすべての要素は、地球に何らかの良い影響をもたらすことを目標としています。

最近ではかなりの数の(電気自動車ではない)自動運転車のスタートアップが登場している。今年初め、Embark は高速道路用の自動運転システムをローンチし、自動運転トラックの頭脳となることが期待されている。同システムは Einride と同様、高速道路のみでの自動運転を目指している。Embark のトラックが都市部に入ると、システムに代わって、トラックに乗車している運転手が運転を行う。また、Uber 傘下の Otto は、10年以内に米国の高速道路で自動運転トラックが実用化するものと見ている。ただし Uber と Otto は特許侵害により Alphabet の怒りを買っている最中だ。

Einride は自己資本の企業で、一部の民間投資を受けているものの、投資家名や金額を明らかにしていない。

Einride の COO である Filip Lilja 氏はこう加えた。

Einride は既存の輸送チェーンを根本から変えています。

長距離トラックを所有する大企業は効率を上げるためにトラックの大型化を続け、結果としてさらに排出量を増やしています。当社はコスト効率に優れるだけでなく、輸送業界の環境負荷を劇的に低減する安全なソリューションを構築することで、こういった現状を変えていきたいと思っています。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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北欧発のファッションeコマース「NA-KD」が1400万ユーロを調達、自社ブランドとポップアップストアの活用で成長中

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<ピックアップ>Swedish fashion ecommerce startup NA-KD secures €14 million from Northzone and eEquity 北欧発のファッションeコマース・スタートアップのNA-KDが伸びている。同社が新たに1400万ユーロを調達したことが発表された。今回の調達ラウンドはVCのNorthzoneとスウェーデンのファンドeEquity…

Image: Screenshot
Image: Screenshot

<ピックアップ>Swedish fashion ecommerce startup NA-KD secures €14 million from Northzone and eEquity

北欧発のファッションeコマース・スタートアップのNA-KDが伸びている。同社が新たに1400万ユーロを調達したことが発表された。今回の調達ラウンドはVCのNorthzoneとスウェーデンのファンドeEquityが主導した。

北欧を中心に成長してきたNA-KDは、今回調達した資金を元に北欧外へマーケットの拡大を進める予定であるとのこと。

Jarno Vanhatapio 氏がスウェーデンで2015年に創業したばかりのNA-KDは、従業員数90名の規模になるまで成長している。

投資家からの注目を集めているNA-KDの魅力は「オンラインの販売とポップアップストア」をうまくミックスしている点と「自社ブランド製品からの収益が多い」点にあると、今回のラウンドに出資したNorthzoneのパートナー、Jessica Nilsson氏がコメントしている。

筆者もサイトを覗いてみたが、たしかに北欧のセンスがあふれるデザインの洋服やアクセサリーが手頃な価格帯で提供されている。たとえば、このアクセサリーは自社ブランドだが割引後の価格で約5ドルだ。

手頃な価格の自社ブランドの製品が魅力なのかもしれない
手頃な価格の自社ブランドの製品が魅力なのかもしれない

価格帯から見るところターゲットは主に若い女性で、同じくスウェーデン発のファッションブランドH&Mと顧客層は似ているかと思う。

筆者が拠点とするベルリンの大手ファッションeコマースのZalandoもまた、ここ数年自社ブランドのアイテムを積極的に開発・販売しており、売り上げに貢献している。店舗をもたない自社ブランドはコストを抑えられるため、低価格で提供できる点が魅力だ。

NA-KDは、そうした自社ブランドの開発とともに期間限定のポップアップストアもうまく活用している点がおもしろい。今回得た資金をもとに、今後どのような戦略で成長していくか注目したい。

via tech.eu

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音楽ストリーミングサービスのSpotify、〝同郷出身&同業〟のSoundCloudを買収か?【報道】

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報道によると、Spotify は、SoundCloud と買収の可能性について事前協議を持っているとされる。はっきりとした理由は不明だが、一つの可能性として今年初めのβローンチから人気を集める Apple Music よりも一歩前を走り続けるための努力とも考えられる。 Financial Times が最初に報道したところでは、この協議は、今日最もよく使われている2つのサービス—— Sporify…

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Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat

報道によると、Spotify は、SoundCloud と買収の可能性について事前協議を持っているとされる。はっきりとした理由は不明だが、一つの可能性として今年初めのβローンチから人気を集める Apple Music よりも一歩前を走り続けるための努力とも考えられる。

Financial Times が最初に報道したところでは、この協議は、今日最もよく使われている2つのサービス—— Sporify と SoundCloud ——を統合するというものだ。今月、Spotify は有料ユーザが4,000万人に達したことを発表しており(無料ユーザも含めると1億人)、これは Apple Music のユーザ数1,700万人にまさっている。しかし、Apple Music はローンチから約1年しかたっておらず、Spotify のローンチよりもかない短い期間でこの数字を達成していることになる。

SoundCloud が加われば、Spotify は、ソーシャル機能など不足している機能を獲得できるだろう。加えて、ポッドキャスト、ビデオなど他のメディア形態のコンテンツも包含できることになる。来年にも IPO を計画しているとの噂を考えれば、Spotify により多くの機能が増えることで、より多くの軍資金を持つ他の音楽サービスに対抗できる可能性を、投資家に示せることは言うまでもない。

<関連記事>

VentureBeat が開催しているカンファレンス「MobileBeat」で、Spotify でボットや人工知能開発を統括する Brendan O’Driscoll 氏は、ユーザの気分や好みにマッチした音楽を紹介する「音楽コンシェルジュ機能」の構築を目指していることを語った。希望的観測ながらも、SoundCloud が持っているかもしれないインリジェント機能を取り込むことで、Spotify は音楽サービスからそれ以上のものに生まれ変われるかもしれない。

Spotify はこれまでに15.6億ドルをベンチャー資金として調達しており、これには、3月に行った10億ドルのデットファイナンスも含まれる。SoundCloud はこれまでに1.93億ドル以上を調達している。

VentureBeat では現在、Spotify と SoundCloud の両社にコメントを求めている。

日本時間 29日午前8時12分更新:Spotify と SoundCloud の両社はコメントを拒否した。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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